JP3203416B2 - サーマルプリントヘッド - Google Patents

サーマルプリントヘッド

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JP3203416B2
JP3203416B2 JP7767294A JP7767294A JP3203416B2 JP 3203416 B2 JP3203416 B2 JP 3203416B2 JP 7767294 A JP7767294 A JP 7767294A JP 7767294 A JP7767294 A JP 7767294A JP 3203416 B2 JP3203416 B2 JP 3203416B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、たとえばファクシミ
リの感熱印字部等の印字装置に用いられるサーマルプリ
ントヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】印字装置の小型化の要請や製造コストの
低減の要請等から、サーマルプリントヘッドのさらなる
小型、軽量化もまた求められている。実開平2−804
53号公報に示されているような伝統的なサーマルプリ
ントヘッドの構成に代え、基板上に搭載される複数個の
駆動ICの端子パッドに共通接続するべき配線を基板上
に形成することによって基板の一側縁に形成される外部
接続用端子部の数を少なくしたものが提案されている。
【0003】たとえば、本願の出願人の出願に係る特開
平5−84952号公報では、ヘッド基板上に設ける駆
動ICの配置領域を発熱ドット列の配置長さより短くし
て基板の両端部にスペース的な余裕を開け、この部に外
部接続用端子部を配置している。そうすると、基板の一
側縁に設けるべき端子部が基板長手方向両端部に配置さ
れているため、駆動ICと外部接続用端子を基板幅内に
有効に使用して配置することができ、全体として、基板
幅寸法をそれだけ短くすることができる。その結果、材
料基板からのヘッド基板の取り数が増大してコストダウ
ンに寄与するとともに、サーマルプリントヘッドそれ自
体の寸法の小型化を図ることもできる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記公報に
示されたサーマルプリントヘッドでは、端子部を設ける
べき領域を基板一側縁の一部に限定しているとはいえ、
上記端子部は基板長手方向両端部に配置されている。そ
の大きな理由は、発熱ドット列に沿って形成されるコモ
ン配線パターンに生じる電圧ドロップを低減するためで
ある。すなわち、上記コモン配線パターンの両端部を基
板一側縁の両端に形成されたコモン用端子部に導通させ
ることにより、発熱ドット駆動時に上記コモン配線パタ
ーンを流れる電流を左右に振り分け、電流が流れる距離
を短くして上記の電圧ドロップを低減しているのであ
る。
【0005】しかしながら、ヘッド基板の両端部に外部
接続用端子部が設けられている上記公報のサーマルプリ
ントヘッドでは、さらに次の問題がある。
【0006】印字装置を構成する場合、サーマルプリン
トヘッドと制御基板とを接続する必要がある。そして、
印字装置の小型化のため、サーマルプリントヘッドと制
御基板とを隣接して接続する場合がある。そうすると、
A4サイズ印字用の機種とB4サイズ印字用の機種を提
供する場合、回路構成としてほとんど同じであっても、
大きさの異なる2種類の制御基板を準備する必要があ
る。なぜなら、互いの長さの異なるA4サイズ用のサー
マルプリントヘッドとB4サイズ用のサーマルプリント
ヘッドの両端部に設けた端子部に対してコネクタピンを
介する等して制御基板を接続せねばならないからであ
る。そしてこのことは、印字装置製造上のコスト上昇要
因となる。
【0007】本願発明は、このような事情のもとで考え
出されたものであって、コモン配線パターンの電圧ドロ
ップの問題をそれほど招来することなく、数を削減した
外部接続用端子部のすべてを基板一側縁における長手方
向一端部に配置したサーマルプリントヘッドを提供する
ことをその課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本願発明では、次の各技術的手段を講じている。
【0009】本願の請求項1に記載した発明は、短冊状
基板の第1の側縁に沿ってガラスグレーズを介して多数
個の発熱ドットを列状配置するとともに、上記発熱ドッ
トに対して基板上の第2の側縁側に上記発熱ドットを所
定個数ずつ担当して駆動する駆動ICを搭載してなるサ
ーマルプリントヘッドにおいて、上記基板上の第1の側
縁と上記発熱ドット列との間の帯状領域に各発熱ドット
に共通的に導通するコモン配線パターンを配置するとと
もに、このコモン配線パターンの一端を基板の第2の側
縁における長手方向一端部に設けたコモン用端子部に引
き回す一方、制御信号用端子部、電源用端子部、グラン
ド用端子等の端子部を上記コモン用端子部に隣接させて
基板の第2の側縁における長手方向一端部に集中配置
し、かつ、 上記ガラスグレーズの厚みを好ましくは80
μm以上、さらに好ましくは100μm以上に設定した
ことを特徴としている。
【0010】好ましい実施例において、上記発熱ドット
の抵抗値を、7kΩ以上、さらに好ましくは8kΩ以上
に設定される(請求項2)。
【0011】
【0012】請求項3に記載した発明は、請求項1のサ
ーマルプリントヘッドにおいて、上記基板の第2の側縁
の一端部に設けた各端子部を、複数個の駆動ICの配置
領域とは基板長手方向にオーバラップしないように配置
したことに特徴づけられる。
【0013】請求項4に記載した発明は、請求項1ない
し3のいずれかのサーマルプリントヘッドにおいて、上
記端子部から延びる各配線パターンの一部または全部
を、各駆動ICの下を潜るようにして基板長手方向他端
部に向けて延出形成したことに特徴づけられる。
【0014】請求項5に記載した発明は、上記請求項1
ないし4のいずれかのサーマルプリントヘッドにおい
て、上記端子部には、第1ストローブ信号用端子部と第
2ストローブ信号用端子部とが含まれており、第1スト
ローブ信号用端子部から延びる第1ストローブ信号用配
線パターンは、基板長手方向一端部寄りの所定個数の駆
動ICのストローブ信号用パットと共通接続するべく形
成されており、第2ストローブ信号用端子部から延びる
第2ストローブ信号用配線パターンは、基板長手方向他
端部寄りの所定個数の駆動ICのストローブ信号用パッ
ドに共通接続するべく形成されていることを特徴とす
る。
【0015】そして、請求項6に記載した発明は、請求
項4または5のサーマルプリントヘッドにおいて、基板
上に搭載される各駆動ICは、第1および第2の長辺
と、第1および第2の短辺とを有する平面視長矩形状を
しており、上記第1の長辺に沿って所定個数の出力パッ
ドが配置されているとともに、上記各短辺のうち少なく
とも一方の近傍に、複数種の制御信号用パッドが形成さ
れており、これらの制御信号用パッドと上記制御信号用
配線パッド間がワイヤボンディングによって接続されて
いることを特徴としている。
【0016】
【発明の作用および効果】請求項1のサーマルプリント
ヘッドにおいては、基板の第2の側縁に形成されるべき
端子部、すなわち、コモン用端子部、制御信号用端子
部、電源用端子部、グランド用端子部等の端子部を、基
板長手方向一端部に集中配置している。したがって、こ
のサーマルプリントヘッドと接続するべき制御用基板
を、サーマルプリントヘッドと隣接して配置する必要が
ある場合においても、制御基板側には、上記プリントヘ
ッド側に集中配置された各端子部と対応する接続用端子
部を設ければよいことになる。したがって、A4サイズ
用のサーマルプリントヘッドと、B4サイズ用のサーマ
ルプリントヘッドを用いて、印字長さの異なる複数の機
種を提供する場合であっても、制御基板を共通のものと
してこれを問題なく上記A4サイズ用サーマルプリント
ヘッドとB4サイズ用のサーマルプリントヘッドとに接
続することができる。これにより、機種の異なる印字装
置を構成する場合の製造コストが著しく低減させられ
る。また、発熱ドットを形成するべき蓄熱用ガラスグレ
ーズ層の厚みを80μm以上に設定しているので、それ
だけガラスグレーズの蓄熱性が増大し、発熱ドットの抵
抗値を上げて必要電流量を小さくした場合に、発熱ドッ
トを、感熱紙に対する印字に必要な充分な温度に昇温さ
せることができる。
【0017】請求項2の発明のように、基板上に列状配
置される各発熱ドットの抵抗値を、7kΩ以上、好まし
くは8kΩ以上に設定すると、各発熱ドットの駆動時に
必要な電流量がそれだけ低減させられ、コモン配線パタ
ーンに生じる電圧ドロップを軽減して、印字品質の悪化
を抑制することができる。従来の一般的な厚膜型サーマ
ルプリントヘッドにおいては、この発熱ドットの抵抗値
は、たかだか5kΩ程度であったことを考慮すると、発
熱ドットの抵抗値を意図的に7kΩ以上、好ましくは8
kΩ以上に設定することによる本願発明の上記の効果
は、著しいものがあるというべきである。
【0018】このように各発熱ドット駆動時に必要な電
流量が低減され、それにともなってコモン配線パターン
に生じる電圧ドロップを抑制することができることか
ら、請求項1のサーマルプリントヘッドのように、コモ
ン配線パターンの一方の端部のみをコモン用端子部に引
き回すという構成をとったとしても、問題なく適正な印
字品質を確保することができるのである。
【0019】
【0020】請求項3の発明のように、基板の第2の側
縁の一端部に設けた各端子部の配置領域を、基板上に複
数搭載される駆動ICの配置領域とは基板長手方向にオ
ーバラップしないようにすると、駆動ICの基板幅方向
の配置領域を、基板の第2の側縁に近い部位まで有効に
利用して設定することができる。したがって、基板幅を
それだけ削減することができるのであり、材料基板から
のヘッド基板の取り数の増大にともなうコストダウンと
サーマルプリントヘッドの基板幅方向の小寸化、ないし
これにともなう小型化を同時に達成することができる。
【0021】請求項4の発明のように、上記基板の第2
の側縁に配置した各端子部から延びる信号用配線パター
ンの一部または全部を、各駆動ICの下を潜るようにし
て基板長手方向他端部に向けて延出形成すると、配線パ
ターンの形成領域を、駆動ICの搭載領域と別に設ける
必要がなくなり、基板上のスペースをさらに有効利用す
ることができ、とりわけ基板幅の小寸化に大きく寄与す
る。また、各制御用信号パターンが基板長手方向に延ば
されているため、仮にこのパターンを基板長手方向に直
線的に延びるように形成すると、各配線パターンの延長
長さがそれだけ短くなり、プリントヘッドの制御応答性
を上げることができるとともに、配線パターンに生じる
電圧ドロップをも抑制することができ、より品質のよい
高精度な印字制御を達成することができるようになる。
【0022】請求項5の発明は、発熱ドット列を基板長
手方向一端寄りの第1のグループと、基板長手方向他端
寄りの第2のグループとに分け、これらを時間的にタイ
ミングをずらせて駆動するように構成したものである。
すなわち、第1のグループ用の第1ストローブ信号と、
第2のグループ用の第2ストローブ信号というように、
ストローブ信号を2系統に分け、これによって、上記各
グループを時間的にずらせて駆動するようにしている。
このようにすると、同時に発熱駆動される発熱ドットの
数が少なくなるため、コモン配線パターンを流れる電流
がそれだけ少なくなり、したがって、コモン配線パター
ンにおける電圧ドロップの問題がさらに減じられ、より
高品位の印字を達成することができるようになる。
【0023】この場合、基板における長手方向中央部ま
では、第1ストローブ信号用配線パターンと、第2スト
ローブ信号用配線パターンとが平行して基板長手方向に
延びることになるが、請求項4の発明のように、この各
ストローブ信号用配線パターンを駆動ICの下を潜るよ
うに形成すると、基板上のスペースが有効に利用され、
基板幅を拡大することなく、上述した2系統のストロー
ブ信号用配線パターンを平行状に配設することができる
のである。
【0024】なお、上記請求項4あるいは請求項5の発
明のように、信号用配線パターンを駆動ICの下に潜ら
せるようにして形成する場合、駆動IC上の各パッド
は、請求項6に記載したようにするとよい。すなわち、
請求項6に記載した駆動ICのように、長矩形状の平面
視形状をもつ駆動ICの短辺近傍に制御信号用パッドを
設けておくと、この駆動ICの下を潜るようにして基板
上に形成される信号用配線パターンと上記パッドとの間
のワイヤボンディングを、都合よく行うことができるの
である。
【0025】以上のように、本願発明のサーマルプリン
トヘッドによれば、コモン用端子部、各制御信号用端子
部、あるいはこれに加えて電源用端子部およびグランド
用端子部が基板の一側縁の長手方向一端部に集中配置さ
れ、しかも、コモン配線パターンの電圧ドロップ等の問
題なく、適正な印字を行うことができるようになる。そ
して、制御基板をこのサーマルプリントヘッドに隣接し
て配置する必要がある場合についても、また、A4サイ
ズ用とB4サイズ用との2機種の印字装置を準備する必
要がある場合においても、共通の制御基板を用いること
ができ、印字装置の製造コストを著しく低減することが
できるようになる。さらに、発熱ドットの抵抗値を上げ
て必要電流量を小さくした場合に、発熱ドットを、感熱
紙に対する印字に必要な充分な温度に昇温させることが
できる。
【0026】
【実施例の説明】以下、本願発明の好ましい実施例を、
図面を参照しつつ具体的に説明する。
【0027】図1は、本願発明のサーマルプリントヘッ
ド1の一実施例の平面的構成を模式的に示している。第
1の側縁2aと、第2の側縁2bとを有する平面視長矩
形状の基板2上には、第1の側縁2aに沿って、所定個
数の発熱ドット列3aが形成されている。たとえば、A
4サイズ印字用のサーマルプリントヘッドを構成する場
合、この発熱ドット列3aのドット数は、1728ドッ
トとなる。また、この基板2上における第2の側縁2b
に沿うようにして、上記発熱ドット3aを所定個数ずつ
担当して駆動するための複数個の駆動IC41 〜418
互いの間隔をあけながら、基板長手方向に配列搭載され
ている。1728ドットの発熱ドット列を、図7に示す
ような96ビットの駆動IC4を用いて駆動するように
する場合、18個の駆動IC4が搭載されることにな
る。
【0028】上記基板2上における第1の側縁2aと、
上記発熱ドット列3aとに挟まれる帯状の領域には、コ
モン配線パターン5が、上記第1の側縁2aに沿うよう
にして、所定幅をもって直線状に形成される。このコモ
ン配線パターン5の一端部51は、基板上を横断して第
2の側縁2bに至るまで引き回され、この第2の側縁2
bに形成されたコモン用端子部COMに導通させられて
いる。なお、図1に示す実施例では、上記コモン配線パ
ターンの他端部52(図1の右端)もまた、基板上を横
断させられ、第2の側縁2bまで引き回されているが、
本願発明思想は、この配線パターンの他端部にコモン電
極を導通させるものではない。但し、電圧ドロップの問
題をさらに軽減する必要が生じた場合には、必要に応じ
て、このコモン配線パターン5の他端部52を、外部コ
モン回路に導通させてもよい。
【0029】基板2の第2の側縁2bに設けた上記コモ
ン用端子部COMに隣接して、制御信号用端子部DI、
CLK、STB1 、STB2 、電源用端子部VDD、ある
いはグランド用端子部PG等の端子部が、隣接状に配置
されている。そして、このような端子部の形成領域は、
駆動IC41 〜418の形成領域に対して、基板長手方向
にオーバラップさせられてはいない。これにより、駆動
IC4ないしは各制御用配線パターンを、上記端子部形
成領域を避けて、基板幅いっぱいのスペースを使って配
設することができるようになり、これにより、基板の特
に幅寸法を小寸化することができる。
【0030】図2および図3に詳示するように、上記コ
モン配線パターン5からは、基板幅方向に延びる櫛歯状
のコモン電極5aが、所定ピッチをもって形成されてい
る。また、この櫛歯状のコモン電極5aの間に入り込む
ようにして、個別電極6が形成されている。この個別電
極6は、駆動IC4の上辺(第1の長辺4a)と対向す
る位置に千鳥状に配置された各ワイヤボンディング用パ
ッド6aにそれぞれ導通させられている。そして、上記
櫛歯状コモン電極5aと、それらの間に入り込む個別電
極6とに重なるようにして、たとえば酸化ルテニウムペ
ーストを用いて発熱抵抗体3が印刷形成される。図2に
おいて、各櫛歯状コモン電極5aで区切られる発熱体領
域が、発熱ドット3aを形成し、個別電極6をオン駆動
すると、図2に斜線を付した領域が発熱させられる。
【0031】さらに、図3に詳示するように、絶縁基板
2の上面には、たとえば、鉛ガラスペーストを印刷・焼
成することによって形成された蓄熱ガラスグレーズ層7
が形成され、その上に、上記コモン配線パターン5ない
し櫛歯状コモン電極5aおよび各個別電極6の微細パタ
ーンが形成される。そして、さらにその上に、上記発熱
抵抗体3が印刷・焼成によって形成される。200dp
iの印字密度で印字を行うように形成する場合、この蓄
熱ガラスグレーズ層7の厚みは、従来の技術常識では、
せいぜい60μm程度であったが、本願発明においては
このグレーズ層7の厚みは、好ましくは80μm、さら
に好ましくは100μm以上に設定し、より蓄熱性を高
める構造としている。その理由については、さらに後述
する。
【0032】図4および図5に詳示するように、基板2
の第2の側縁2bにおける一端部には、コモン用端子部
COMに隣接して、データ・イン用端子部DI、クロッ
ク・パルス用端子部CLK、第1ストローブ信号用端子
部STB1 、第2ストローブ信号用端子部STB2 、ロ
ジック電源用端子部VDD、サーミスタ用の一対の端子部
TM1,TM2 、およびパワーグランド用端子部PGが配
置されている。
【0033】データ・イン用端子部DIから延びるデー
タ用配線パターン8は、第1番目の駆動IC41 のデー
タ・イン用パッドDI* の近傍まで引き回され、このデ
ータ・イン用パッドDI* との間をワイヤボンディング
によって結線される。この駆動IC41 のデータ・アウ
ト用パッドDO* の近傍には、分離状のデータ用配線パ
ターン8aの一端が引き回されており、これらは互いに
ワイヤボンディングによって結線される。このデータ用
配線パターンは、第2番目の駆動ICのデータ・イン用
パッドの近傍まで引き回され、これら間にはまた、ワイ
ヤボンディングによって結線される。同様にして、各駆
動IC41 〜417上のデータ・アウト用パッドDO
* は、基板上に形成された分離状のデータ用配線パター
ン8aを介して、後続して隣合う駆動ICのデータ・イ
ン用パッドDI* にカスケード接続される。
【0034】上記クロック・パルス用端子部CLKから
延びるクロック・パルス用配線パターン9は、駆動IC
4上のクロック・パルス用パッドCLK* の近傍まで延
び、そして基板幅方向に延びる太幅のワイヤボンディン
グ部9aを介した後、駆動IC4の下を潜って基板長手
方向に延びるように形成されている。そして、上記ワイ
ヤボンディング部9aと駆動IC上のクロック・パルス
用パッドCLK* との間は、ワイヤボンディングによっ
て結線される。各駆動IC41 〜418について、そのク
ロック・パルス用パッドCLK* 近傍においては、上述
のような基板幅方向に延びるワイヤボンディング部9a
が形成されるが、このクロック・パルス用配線パターン
9は、基板長手方向他端部まで一連に形成され全ての駆
動IC4 1 〜418上のクロック・パルス用パッドCLK
* が、このクロック・パルス用配線パターン9に対して
共通接続される。
【0035】上記第1ストローブ信号用端子部STB1
および第2ストローブ信号用端子部STB2 からそれぞ
れ延びる第1ストローブ信号用配線パターン10aおよ
び第2ストローブ信号用配線パターン10bは、駆動I
C4の下を潜るようにして、基板長手方向に、互いに平
行をなしながら直線状に形成されている。第1ストロー
ブ信号用配線パターン10aは、図6に表れているよう
に、本実施例のように18個の駆動IC41 〜418をも
って発熱ドットの駆動を行う場合、9番目の駆動IC4
9 のストローブ信号用パッドSTB* の近傍において終
わっている。1番目から9番目の駆動IC41 〜418
各ストローブ信号用パッドSTB* は、上記第1ストロ
ーブ信号用配線パターン10aに対し、ワイヤボンディ
ングによって共通接続される。
【0036】上記第2ストローブ信号用配線パターン1
0bは、図6に示されるように9番目の駆動IC49
下を潜ってさらに延び、サーミスタ11の配置領域を迂
回するようにしながらさらに10番目以降の駆動IC4
10〜417の下を潜るようにして、直線的に延ばされてお
り、図示は省略するが、18番目の駆動IC418におけ
るストローブ信号用パッドSTB* の近傍で終わること
になる。10番目以降の駆動IC410〜418上のストロ
ーブ信号用パッドSTB* は、この第2ストローブ信号
用配線パターン10bに対し、ワイヤボンディングによ
って共通接続される。
【0037】ロジック電源用端子部VDDから延びるロジ
ック電源用配線パターン12もまた、各駆動IC4の下
を潜るようにして、直線状に延ばされている。このロジ
ック電源用配線パターン12については、図6に表れて
いるように、基板長手方向中間部におけるサーミスタ1
1の配置領域を迂回するようにしながら、10番目以降
の駆動IC410〜418の下を潜るようにしてさらに延ば
され、18番目の駆動IC418のロジック電源用パッド
DD * の近傍において終わることになる。全ての駆動I
C41 〜418上のロジック電源用パッドVDD * は、この
ロジック電源用配線パターン12に対してワイヤボンデ
ィングによって共通接続される。
【0038】一対のサーミスタ用端子TM1,TM2 から
延びるサーミスタ用配線パターン13a,13bもま
た、駆動IC4の下を潜るようにして基板長手方向に直
線的に延ばされており、基板長手方向中央部におけるサ
ーミスタ搭載用パッド14aおよび配線パッド14bに
至っている。サーミスタ搭載用パッド14a上のサーミ
スタ素子11と、配線パッド14b間は、ワイヤボンデ
ィング等によって結線される。このサーミスタ11は、
基板長手方向略中央部における温度を検出するためのも
のであり、したがって、10番目以降の駆動IC410
18の配設領域には、かかるサーミスタ用配線パターン
を設ける必要はない。
【0039】さらに、パワーグランド用端子部PGから
は、所定幅のパワーグランド用配線パターン15が基板
長手方向ほぼ全長にわたって形成されている。各駆動I
C4 1 〜418の下辺にそれぞれ3つ設けられたパワーグ
ランド用パッドPG* は、このパワーグランド用配線パ
ターン15に対し、ワイヤボンディングによって共通接
続される。
【0040】前述したように、本実施例に用いられてい
る駆動IC4は、96ビットのものが用いられており、
したがって、この駆動IC4の上面には、図7に示すよ
うに、96個の出力パッド16が千鳥状に設けられてい
る。この出力パッド16は、前述した基板上の各個別電
極6の一端に形成されたワイヤボンディング用パッド6
aに対し、ワイヤボンディングによって結線される。
【0041】図7からわかるように、この駆動IC4に
おいては、特にその短辺近傍に、ストローブ信号用パッ
ドSTB* 、あるいはロジック電源用パッドVDD * 、ク
ロック・パルス用パッドCLK* 、あるいはデータ・イ
ンパッドDI* 、さらにはデータ・アウト用パッドDO
* 等の制御信号用パッドが形成されているため、これら
のパッドとこの駆動IC4の下を潜るように形成される
制御信号用配線パターン間のワイヤボンディングによる
結線が都合よく行えるようになっている。
【0042】ところで、この種のサーマルプリントヘッ
ドは、1ラインの印字データの印字を、10ms以下、
好ましくは、5ms以下の印字周期で実行するように制
御駆動される。そして、各発熱ドットに対する通電時間
は、印字周期の1/10ないし4/10程度から選択し
て設定される。印字周期を5msとする場合、通電時間
は、0.5ms〜2msに設定される。印字周期を10
msとする場合には、通電時間は、1〜4msに設定さ
れる。
【0043】従来、上記のような印字周期あるいは通電
時間の範囲で発熱ドットを駆動する場合、電源として
は、24ボルトのものが用いられ、かつ、各発熱ドット
の抵抗値としては、概ね5kΩ以下に設定されるのが通
常であった。
【0044】本願発明においては、上記の発熱ドットの
抵抗値を、従前よりもより高く設定する。すなわち、電
源、印字周期、通電時間を従前と同等とする場合、発熱
ドットの抵抗値を、従来よりも大きく、具体的には5k
Ωより大きく、好ましくは7kΩ以上、さらに好ましく
は8kΩ以上に設定する。このような発熱ドットの抵抗
値の設定は、各発熱ドットが充分な大きさの抵抗値とな
るように発熱抵抗体の材料を選択してこれを印刷形成に
より形成した後、いわゆるパルス・トリミングによって
各発熱ドットの抵抗値を所定の範囲となるように調整す
るという手法が採用され、本願発明においても、このよ
うな手法によって、上記発熱ドットの抵抗値を、7kΩ
以上、より好ましくは8kΩ以上に設定することができ
る。
【0045】次に、図2に示すように、かかる発熱ドッ
ト3aは、絶縁基板2上に形成された蓄熱ガラスグレー
ズ7上に形成されるが、上記の条件の場合、従前におい
ては、このガラスグレーズ層の厚みは、ほぼ60μm以
下に設定するのが通常であったが、上述したように、各
発熱ドットの抵抗値を従前より上げる場合、この蓄熱ガ
ラスグレーズ7の厚みを、従前よりより厚く設定する。
すなわち、このガラスグレーズ7の厚みは、80μm以
上、より好ましくは、100μmないし120μmに設
定される。
【0046】従前と同じ電源電圧を用い、各発熱ドット
の抵抗値を上げると、発熱ドットに与えられる電力は相
対的に低下する。このことによる発熱量の低下を防止し
て、発熱ドットを適正な温度に昇温させるために、ガラ
スグレーズの厚みを上げて、蓄熱性を上げるのである。
【0047】なお、基板上には、発熱ドット3a、各配
線パターンを保護するための保護層17(図3参照)
が、たとえばガラス層によって形成され、駆動IC4な
いしその各パッドと基板上の配線パターン間のワイヤボ
ンディング部は、たとえば硬質のエポキシ樹脂18等に
よって保護される点は、従前と同様である。
【0048】次に、図8のタイミングチャートを参照
し、上述の実施例のサーマルプリントヘッドの制御駆動
方法の一例について説明する。全ての駆動IC41 〜4
18に共通入力されるクロック・パルス信号CLKにした
がい、1728ドット分の1728ビットの印字データ
がシリアル入力される。前述したように、全ての駆動I
C41 〜418は、隣合うデータ・アウトパッドDO
* と、データ・インパッドDI* 間がカスケード接続さ
れているため、1番目の駆動IC41 のデータ・インパ
ッドDI* からデータ・イン用端子部DIデータ用配線
パターン8,8aを介して上記のシリアルデータが入力
されると、かかるデータは、順次後続の駆動IC42
18に転送され、各駆動IC41 〜418内に内蔵される
各96ビットのシフトレジスタ18個分の合計1728
ビットのシフトレジスタに上記の印字データが保持され
る。
【0049】次に第1ストローブ信号用端子部STB1
ないし第1ストローブ信号用配線パターン10aを介し
て、1番目ないし9番目の駆動IC41 〜49 のストロ
ーブ信号用パッドSTB* に、第1ストローブ信号ST
1 が所定時間入力される。図8に示すように、この第
1ストローブ信号STB1 が立ち上がりを続ける間、1
番目ないし9番目の駆動IC41 〜49 は、それらの内
部のシフトレジスタに保持される印字データにしたがっ
て、各対応する出力パッド16をオン駆動する。既に説
明したように、この出力パッドと導通する個別電極6が
オンとなっている間、当該個別電極を挟む一対の櫛歯状
コモン電極5a,5bで囲まれる発熱抵抗体の領域、す
なわち、発熱ドット3aが発熱駆動される。
【0050】上記第1ストローブ信号STB1 と重なら
ずにそれに対してややタイミングをずらして、第2スト
ローブ信号STB2 が、上記第1ストローブ信号端子部
STB1 ないし第2ストローブ用配線パターン10bを
介して、10番目ないし18番目の駆動IC410〜418
の各ストローブ信号用パッドに入力される。図8に示さ
れる第2ストローブ信号STB2 が立ち上がっている
間、10番目ないし18番目の駆動IC410〜418は、
これらの内部のシフトレジスタが保持する印字データに
したがって、対応する出力パッド16をオン駆動する。
【0051】こうして、1つの印字周期における発熱ド
ットの印字制御が行われ、引き続き、1ライン毎に、印
字データにしたがって、第1ストローブ信号STB
1 と、第2ストローブ信号STB2 とによって時間的に
ずらしながら、1728ドットの発熱ドットが、左側8
64ドットと、右側864ドットずつにわけて分割駆動
制御される。
【0052】このように発熱ドットを2つのグループに
わけてタイミングをずらせて発熱駆動するようにする
と、一方のグループの発熱ドットのすべてがオン駆動さ
せるような場合であっても、各発熱ドットを流れる電流
の総和を少なくすることができ、コモン配線パターンに
生じる電圧ドロップに起因する印字品質の低下の問題が
軽減される。なお、前述したように、各発熱ドットの抵
抗値を従前よりも高く設定しておくと、仮に全ての発熱
ドットを同時に駆動する場合であっても、コモン配線パ
ターンに生じる電圧ドロップを最小限に抑制することが
でき、コモン配線パターンの一端部のみを外部接続端子
に導通させるようにした本願発明の場合であっても、印
字品質の低下という問題を軽減することができるのであ
る。そして、各発熱ドットの抵抗値を高めることによっ
て生じる発熱ドットの出力低下は、蓄熱ガラスグレーズ
の厚みを上げてヘッドの蓄熱性を高めることにより、補
償することができ、充分に発熱ドットを昇温させること
が可能となるのである。
【0053】また、図に示す実施例においては、制御信
号用端子部を、基板の第2の側縁の一端部に集中配置す
るにあたり、これらの端子部から延びる配線パターン
を、基板上に搭載される駆動ICの下を潜るように配設
しているため、ストローブ信号を複数系統に分け、した
がって、このストローブ信号用配線パターンを複数本並
列状に配設せねばならない場合であっても、スペース的
に余裕をもって、これらの信号用配線パターンを設ける
ことができるのである。
【0054】以上のように、基板の第2の側縁における
長手方向一端部に外部接続用端子部が集中配置される結
果、本願発明のサーマルプリントヘッドによれば、制御
基板に隣接してこれにサーマルプリントヘッドを接続す
る必要がある場合、A4サイズ用のプリントヘッドと、
B4サイズ用のプリントヘッドに対して制御基板を共通
して用いることができるようになるのであり、このこと
が、印字装置の製造コストを低減することに大きく寄与
するのである。
【0055】なお、本願発明においては、単に複数の端
子部を基板の長手方向端部に設けるのではなく、あくま
でも基板の一側縁における長手方向端部にこれらの端子
部を集中配置するのである。このようにすることによ
り、このサーマルプリントヘッドに対して隣接して配置
される制御基板の長手方向寸法を節約することができる
という付随的効果も生じる。
【0056】なお、本願発明のサーマルプリントヘッド
に設けられる端子部と、制御基板との間の接続手法は、
コネクタピン等を用いた剛な接続方法に限定されず、た
とえば、フレキシブルケーブルを用いて接続する場合も
当然に本願発明の範囲に含まれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明のサーマルプリントヘッドの一実施例
の平面的な構成を示す略示平面図である。
【図2】発熱ドット形成部を詳細に示す拡大平面図であ
る。
【図3】図2のIII −III 線断面図である。
【図4】図1のサーマルプリントヘッドの左端部の平面
的構成をより詳細に示す拡大平面図である。
【図5】図4の記号Aで示す部分の拡大図である。
【図6】図1のサーマルプリントヘッドの長手方向中央
部の平面的な構成をより詳細に示す拡大平面図である。
【図7】図1のサーマルプリントヘッドに搭載される駆
動ICの拡大平面図である。
【図8】図1のサーマルプリントヘッドの制御例を説明
するためのタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 サーマルプリントヘッド 2 基板 2a (基板の)第1の側縁 2b (基板の)第2の側縁 3a 発熱ドット 41 〜418 駆動IC 5 コモン配線パターン 6 個別電極 8 データ用配線パターン 9 クロック・パルス用配線パターン 10a 第1ストローブ信号用配線パターン 10b 第2ストローブ信号用配線パターン 12 ロジック電源用配線パターン 15 パワーグランド用配線パターン COM コモン用端子部 DI データ・イン用端子部 CLK クロック・パルス用端子部 STB1 第1ストローブ信号用端子部 STB2 第2ストローブ信号用端子部 VDD ロジック電源用端子部 PG パワーグランド用端子部 DI* データ・イン用パッド DO* データ・アウト用パッド CLK* クロック・パルス用パッド STB* ストローブ信号用パッド VDD * ロジック電源用パッド PG* パワーグランド用パッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−230964(JP,A) 特開 平5−301366(JP,A) 実開 平4−71257(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/345 B41J 2/335

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 短冊状基板の第1の側縁に沿ってガラス
    グレーズを介して多数個の発熱ドットを列状配置すると
    ともに、上記発熱ドットに対して基板上の第2の側縁側
    に上記発熱ドットを所定個数ずつ担当して駆動する駆動
    ICを搭載してなるサーマルプリントヘッドにおいて、 上記基板上の第1の側縁と上記発熱ドット列との間の帯
    状領域に各発熱ドットに共通的に導通するコモン配線パ
    ターンを配置するとともに、このコモン配線パターンの
    一端を基板の第2の側縁における長手方向一端部に設け
    たコモン用端子部に引き回す一方、制御信号用端子部、
    電源用端子部、グランド用端子等の端子部を上記コモン
    用端子部に隣接させて基板の第2の側縁における長手方
    向一端部に集中配置し、かつ、 上記ガラスグレーズの厚みを80μm以上に設定した
    とを特徴とする、サーマルプリントヘッド。
  2. 【請求項2】 上記発熱ドットの抵抗値を、7kΩ以上
    に設定したことを特徴とする、請求項1のサーマルプリ
    ントヘッド。
  3. 【請求項3】 上記基板の第2の側縁の一端部に設けた
    各端子部は、複数個の駆動ICの配置領域とは基板長手
    方向にオーバラップしていない、請求項1のサーマルプ
    リントヘッド。
  4. 【請求項4】 上記端子部から延びる各配線パターンの
    一部または全部は、各駆動ICの下を潜るようにして基
    板長手方向他端部に向けて延ばされている、請求項1な
    いしのいずれかのサーマルプリントヘッド。
  5. 【請求項5】 上記端子部には、第1ストローブ信号用
    端子部と第2ストローブ信号用端子部とが含まれてお
    り、第1ストローブ信号用端子部から延びる第1ストロ
    ーブ信号用配線パターンは、基板長手方向一端部寄りの
    所定個数の駆動ICのストローブ信号用パッドに共通接
    続するべく形成されており、第2ストローブ信号用端子
    部から延びる第2ストローブ信号用配線パターンは、基
    板長手方向他端部寄りの所定個数の駆動ICのストロー
    ブ信号用パッドに共通接続するべく形成されていること
    を特徴とする、請求項1ないし4のいずれかのサーマル
    プリントヘッド。
  6. 【請求項6】 上記駆動ICは、第1および第2の長辺
    と、第1および第2の短辺とを有する平面視長矩形状を
    しており、上記第1の長辺に沿って所定個数の出力パッ
    ドが配置されているとともに、上記各短辺のうち少なく
    とも一方の近傍に、複数種の制御信号用パッドが形成さ
    れており、これらの制御信号用パッドと上記制御信号用
    配線パターン間がワイヤボンディングによって接続され
    ていることを特徴とする、請求項またはのサーマル
    プリントヘッド。
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