JP3661344B2 - 乗用型農作業機のマ−カ作動装置 - Google Patents

乗用型農作業機のマ−カ作動装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、乗用型の湛水播種機や田植機のような農作業機における圃場面にマ−クする線引きマ−カの作動装置に関する。
【0002】
【従来技術】
従来、特開昭55−26809号公報、特開昭55−92605号公報及び特開昭56−26109号公報等で開示されたマ−カ作動装置は周知であり、これらの技術は、作業機の上下動リンク機構に連動して左右側のマ−カを線引き状態と非線引き状態とに自動で切り換えられる構成になっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来技術では、油圧装置による作業機の上下動でマ−カが昇降作動されるために、実質的な作業機の上下作動が必須要件であり、作業機の上下に無関係で自由にマ−カを適正な状態に切り換えることができなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この発明は、前述の課題を解消するために次の技術的な手段を講じた。
即ち、請求項1の発明は、乗用走行車体1の後部に播種機あるいは田植機17等の農作業機を昇降リンク機構15を介して上下動可能に装着し、前記農作業機の昇降操作及び農作業機の電動クラッチの入切操作するレバ−28を設けると共に、機体両側に作業中の圃場表面に線引きをして旋回後の操縦機体進路のマ−クとする線引マ−カ34L,34Rを装備する乗用型農作業機において、この線引マ−カを上方へ振り上げた非線引き状態と下降させてマ−クを付ける線引き状態とに切り換える左右各別の電動モ−タMOL,MORを設け、前記レバ−28を、レバ−ガイド(イ)に沿って操作して農作業機が「下げ」で農作業機が電動クラッチ「入」状態になる位置と、レバ−ガイド(イ)に沿って操作して農作業機が「上昇」で農作業機が電動クラッチ「切」状態になる位置と、前記レバ−ガイド(イ)の中間部に設けたガイドL(ロ)に沿って操作して手動で左線引マ−カを下降させて線引き状態に切り換える位置と、前記レバ−ガイド(イ)の中間部に設けたガイドR(ロ)に沿って操作して手動で右線引マ−カを下降させて線引き状態に切り換える位置とに十字状に操作して切り換えできる構成とし、前記レバ−28が前記各操作位置に操作されたことを検出するスイッチSW1,SW2L,SW2R,SW3を設け、前記レバ−28により農作業機の電動クラッチ操作されたことをスイッチSW1が検出するのに連動してコントロ−ラCPUから左右の電動モ−タMOL,MORに制御信号を出力することにより線引マ−カ34L,34Rを左右交互に自動的に線引き状態となるように切り換える自動切り換え手段と、前記レバ−28が左線引マ−カ又は右線引マ−カを下降させて線引き状態に切り換える位置に操作されたことをスイッチSW2L,SW2Rが検出してコントロ−ラCPUから左右の電動モ−タMOL,MORに制御信号を出力することにより手動で線引き状態となる線引マ−カ34L,34Rを切り換える手段と、前記レバ−28が農作業機が「上昇」で農作業機が電動クラッチ「切」状態になる位置に操作されたことをスイッチSW3が検出してコントロ−ラCPUから左右の電動モ−タMOL,MORに制御信号を出力することにより左右の線引マ−カ34L,34Rを上昇させる手段とを設けた乗用型農作業機のマ−カ作動装置とした
【0005】
【実施例】
この発明の一例を図面に基づき詳細に説明する。
1は走行車体で、左右一対の操舵用の駆動前輪2,2と左右一対の駆動後輪3,3とを有した機枠4の前後中間部にエンジン5を載置し、機枠上面にはフラットな床板6を張設している。また、機枠4の前側にはフロントミッションケ−ス7を設けその前側上部に操縦枠8を突出ならしめて、上面に操縦パネル9を設け、更に、この操縦枠8の上部に操縦ハンドル10を設け、また、前記エンジン5をカバ−11で覆い、その上に操縦座席12を設けた構成になっている。13は左右のリヤ−伝動ケ−スで、前記機枠4の後端側にロ−リング軸を介して揺動可能な左右に延びる枠の両端に固着され、このリヤ−伝動ケ−ス13、13の外側に突出した駆動軸に前記後輪3,3を取り付けている。
【0006】
14は支柱で、前記機枠4の後部側に基部を固着して立設ならしめた柱である。
15は昇降リンク機構で、上リンク杆と下リンク杆の基部側を前記支柱14に枢着し、両リンク杆の後端側を連結リンク杆で連繋ならしめ、この連結リンク杆にロ−リング軸16を取り付けている。
【0007】
17は農作業機の一例である田植機で、植付伝動ケ−ス18の左右中央部前側を前記ロ−リング軸16に回動自在に取付け、この植付伝動ケ−ス18の上側に苗載置台19を左右横移動自在に支持させ、この苗載置台19の後端側に苗受止枠20を配置して前記植付伝動ケ−ス18に固着している。そして、この苗受止枠20には苗分割口21を左右側に所定間隔で穿っている。また、前記植付伝動ケ−ス18の後方部分は左右側に一定間隔で分岐した伝動ケ−スとなし、この伝動ケ−スに苗植付ロ−タリ装置22を設け、この苗植付ロ−タリ装置22の苗移植具22aにより前記苗分割口21から苗載置台19の苗を一株分ずつ取り出して下部圃場面に植付けるよう構成している。尚、前記苗載置台19は、植付伝動ケ−ス18の内に設けた左右横移動機構により左右に折り返し移動するよう構成され、このために載置した苗を前記苗分割口21に順次繰り出す構成になっている。
【0008】
23は背面視が門字状をした苗載置台19を支持する枠体で、前記植付伝動ケ−ス18に下端側が固着されている。
【0009】
前記昇降リンク機構15は、基部側のシリンダ−本体が機枠4に取り付けられ、ピストン側が上リンク杆に取り付けられた油圧シリンダ−装置24で作動され、第3図で示した油圧回路で動かされる構造になっている。即ち、回路中の符号、25は油圧タンク、26は油圧ポンプ、27は切換バルブであり、このバルブ27を経て前記昇降リンク機構15を作動する油圧シリンダ−装置24が設けられている。この油圧シリンダ−装置24のシリンダ−本体24a内にポンプ26からバルブ27を経て作動オイルが送りこまれ、ピストン24bが突出すると昇降リンク機構15が振り上げられ、逆にバルブ27が切り換えられてシリンダ−24a内のオイルがタンク25側に戻されると昇降リンク機構15が下降するよう構成されている。この油圧バルブ27の切換えは、操縦座席12の近傍に設けた油圧バルブ切換、植付クラッチ操作を兼用する油圧植付レバ−28に連動させると共に、前記植付伝動ケ−ス18の下部側に設けた中央部整地フロ−ト29aの前側の上下動に起因して切り換えられるよう当該整地フロ−ト29aに連動ならしめ、常に手動優先で切換バルブ27が切り換えられる構成になっている。29bは側部整地フロ−トを示し、これらの各フロ−ト29は後部側を横軸で植付伝動ケ−ス18に枢結して前部側が上下動可能になっている。
【0010】
この作業機としての田植機17の昇降作動を説明すると、作業中においては、整地フロ−ト29が圃場表面に接当して前進し、水田の深さに応じて走行車体1が圃場表面に対して上下動するためにフロ−ト29で受ける接地圧が変動し、車体1が沈み過ぎると圧が高くなってフロ−ト29の前部が浮上する。この動きで油圧切換バルブ27が切り換えられて油圧シリンダ−装置24のピストン24bが突出し、田植機側を上動しフロ−ト29の接地圧が適正になると切換バルブ27が元の中立に復帰する。逆に、水田が浅く変化するとフロ−ト29が植付伝動ケ−ス18に対して下降することになり、この動きで油圧切換バルブ27がピストン24bが引っ込むように切り換えられ、田植機側を下降させてフロ−ト29の接地圧が適正になると中立に復帰する。このように、作業中では自動的に田植機17側が昇降制御される。一方、油圧植付レバ−28を、第4図の操作パネル30に穿ったガイド溝中で、前後方向に操作するレバ−ガイド(イ)の前端側a位置にレバ−28を操作したときは、田植機「下げ」でクラッチ「入り」になり、その終端に押しつけると左マ−カ作動出力電流が流れ、一旦押しつけをやめて次ぎに押しつけると右マ−カ作動出力電流が流れる出力側交互切換用マ−カスイッチSW1がレバ−ガイド前端側に設けられている。レバ−ガイド(イ)の前後中間部には、左右側に突出するガイド溝R(ロ)とL(ロ)があり、この前後中間部にレバ−28が位置するときは田植機「下げ」でクラッチ「切り」状態にあり、溝L(ロ)端にスイッチSW2L、溝R(ロ)端にスイッチSW2Rを設け、このスイッチSW2Lが「入り」になると左マ−カが下降し、スイッチSW2Rが「入り」になると右マ−カが下降するよう構成されるよう構成されている。レバ−ガイド(イ)の後端側にレバ−28を位置させると、その操作途中でスイッチSW3が「入り」になり、左右のマ−カが上昇され、後端位置では田植機17側を「上昇」させると共にクラッチは「切り」状態がそのまま保持される構成になっている。溝(ハ)は、レバ−28を位置させたとき切換バルブ27が中立位置になり、田植機17の上下動は起こらない。
【0011】
線引きマ−カの構成について説明すると、前記背面視が門字状をした枠体23の両支柱部分にブラケットを介して取り付けられた伝動ケ−ス31a,31bの駆動軸32a,32bが電動モ−タMOL,MORで駆動され、ギヤ−伝動される従動軸33a,33bに線引マ−カ34L,34Rが取付けられている。そして、電動モ−タMOL,MORを正転、逆転することにより圃場面に筋を附す線引き状態Aと、圃場面に筋を附さない非線引き状態Bとに切換え変更できるように構成されている。
【0012】
上記実施例の制御回路について、先ずマイコン制御から説明すると、コントロ−ラCPUへ送りこまれる信号は、前記各スイッチSW1,SW2L,SW2R,及びSW3からの信号と、手動プッシュ棒35で自動、手動の切換スイッチSW4からの信号、手動による左マ−カ下げ用スイッチSW5L、手動による右マ−カ下げ用スイッチSW5R、及び手動による両側マ−カ上げ用スイッチSW6とである。一方、出力側は、左右の線引マ−カ34L,34Rを昇降動させる電動モ−タMOL,MORに出力信号が送られる構成になっている。そして、前述の作用通り油圧植付レバ−28の操作によりマ−カ34L,34Rが駆動される。また、手動優先のスイッチSW4でマ−カの自動制御がカットされ、この状態でスイッチSW5の操作で左側マ−カ34L,右側マ−カ34Rを選択して下降させることができる。そして、この場合にスイッチSW6により両側マ−カ34L,34Rを共に上動させることができる。
【0013】
上記実施例の他に、電動モ−タによってマ−カを駆動する場合には、次ぎのような構成も考えられる。
即ち、コントロ−ラCPU中にモ−タ側への出力信号を可変にするソフトを組み込んで、マ−カ34L,34Rを上昇させる信号ではモ−タの回転を高速にしてマ−カ上昇速度を速くし、下降させる信号ではモ−タの回転を低速にしてマ−カ下降速度を遅くさせることもできる。また、マ−カを上昇させる場合だけモ−タを駆動し、下降させる場合には自重下降の手段も考えられる。
【0014】
また、走行車体1の走行チェンジレバ−36で走行速を路上走行の高速位置にセットして路上走行するときにはスイッチSW7からCPUへ信号が送られて左右側のマ−カ34L,34Rが振り上げられて、その上昇位置に維持されるよう構成されている。更に、バック速の位置にチエンジする場合にもスイッチSW8からの信号がCPUに送られて、同じく左右側のマ−カ34L,34Rが振り上げられて、その上昇位置に維持されるよう構成されている。
【0015】
更に、田植機では大型の多条植付装置用になると、機体幅が広くなり機体の一部を機体内側に向けて折り畳むことが要求される。例えば、苗載置台19の最外側部分を内側へ折り畳んで機体幅を小さくするような方法を採用することがある。このような場合に、機体幅を小さくする手段の操作に起因した検出センサ−としてスイッチSW9を設け、この検出信号をコントロ−ラCPUに送信させ、これによって線引マ−カ34L,34Rを上方へ作動して維持させるようにする。そして、この機体幅を小さくする格納時のような場合にはその機体幅を広げる操作以外の如何なる操作によってもマ−カ34L,34Rが下降せずにその状態を維持するように構成している。また、図示していないが、左右のマ−カの振り上げた状態を維持するロック手段を設けて、そのロックがかかる技術手段を設けることが考えられる。例えば、ソレノイドSOL1をマ−カが振り上げられた後に励磁してロックア−ム37L,37Rを作動しロックするような構成を採用する。
【0016】
上記実施例の制御回路はマイコンを利用したコントロ−ラCPUによる回路で説明をしたが、第8図のようなシ−ケンス回路で構成してもよく、この方が廉価に構成できる。即ち、マ−カ34L,34Rを正転、逆転させる電流切換手段としてソレノイドSOL2〜SOL5を利用し、この各ソレノイドの励磁によってマ−カ34L,34Rを電動モ−タMOL,MORで昇降作動するように構成している。このシ−ケンス回路中に示した左右側のマ−カを交互に昇降、下降させる左右の自動交互切換スイッチSW11は油圧植付レバ−28で旋回時に田植機を上げ操作する度に切り替わり、右旋回時に左マ−カ34Lが下降と同時に右マ−カ34Rが上昇したり、逆に、左旋回時に右マ−カ34Lが下降と同時に左マ−カ34Rが上昇したりするよう構成されている。その他の各スイッチは図面中に記入した作用を遂げるためのものである。
【0017】
尚、左右のマ−カ34L,34Rの振り上げ高さを複数段(実施例では2段)のθ1角度とθ2角度とに切換え可能にし、振り上げ角度設定器38で設定できるようにする。即ち、θ1側に設定すれば電動モ−タMOL,MORの回転が小角度しか回転せず、θ2に設定すれば大角度回転されるように構成されている。このようにすれば、圃場中で旋回時毎にマ−カが左右交互に振り上げられるときは圃場面から少しだけ上動して旋回されることになり作業能率を向上できる。また、路上走行時や格納時などではθ2側に設定して高く振り上げる構成にすれば機体幅もそれだけ小さくなって便利になる。当然、この場合には左右のマ−カを両方共振り上げるようにする。
【0018】
【発明の作用効果】
請求項1の発明によれば、レバ−28により、レバ−ガイド(イ)に沿って操作して農作業機が「下げ」で電動クラッチ「入」状態になる位置と、レバ−ガイド(イ)に沿って操作して農作業機が「上昇」で電動クラッチ「切」状態になる位置と、前記レバ−ガイド(イ)の中間部に設けたガイドL(ロ)に沿って操作して手動で左線引マ−カを下降させて線引き状態に切り換える位置と、前記レバ−ガイド(イ)の中間部に設けたガイドR(ロ)に沿って操作して手動で右線引マ−カを下降させて線引き状態に切り換える位置とに十字状に操作して切り換えできる。そして、自動切り換え手段により、農作業機の電動クラッチ操作に連動して線引マ−カ34L,34Rを左右交互に自動的に線引き状態となるように切り換える。また、前記レバ−28を左線引マ−カ又は右線引マ−カを下降させて線引き状態に切り換える位置に操作することにより、手動で線引き状態となる線引マ−カを切り換えできる。また、前記レバ−28を農作業機が「上昇」で農作業機が電動クラッチ「切」状態になる位置に操作することにより、左右の線引マ−カ34L,34Rを上昇させることができる。
【0019】
従って自動的に左右マ−カを交互に昇降作動するものでありながら、作業機の上昇、下降とは格別に手動により適正なマ−カ設定状態に操作でき、制約の少ないマ−カ昇降制御が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】側面図
【図2】平面図
【図3】油圧回路図
【図4】要部の平面図
【図5】要部の側断面面
【図6】要部の制御回路図
【図7】別例の要部制御回路図
【図8】別例の制御回路図
【図9】別例の要部制御回路図
【符号の説明】
1 走行車体
15 昇降リンク機構
17 農作業機(田植機)
27 油圧切換バルブ
28 油圧植付レバ−
34L 線引マ−カ
34R 線引マ−カ
35 手動プッシュ棒
MOL 電動モ−タ
MOR 電動モ−タ
CPU コントロ−ラ
(イ) レバ−ガイド
R(ロ),L(ロ) ガイド溝
SW1,SW2L,SW2R,SW3 スイッチ
SW4 自動、手動の切換スイッチ
SW5L 左マ−カ下げ用スイッチ
SW5R 右マ−カ下げ用スイッチ
SW6 両側マ−カ上げ用スイッチ

Claims (1)

  1. 乗用走行車体1の後部に播種機あるいは田植機17等の農作業機を昇降リンク機構15を介して上下動可能に装着し、前記農作業機の昇降操作及び農作業機の電動クラッチの入切操作するレバ−28を設けると共に、機体両側に作業中の圃場表面に線引きをして旋回後の操縦機体進路のマ−クとする線引マ−カ34L,34Rを装備する乗用型農作業機において、この線引マ−カを上方へ振り上げた非線引き状態と下降させてマ−クを付ける線引き状態とに切り換える左右各別の電動モ−タMOL,MORを設け、前記レバ−28を、レバ−ガイド(イ)に沿って操作して農作業機が「下げ」で農作業機が電動クラッチ「入」状態になる位置と、レバ−ガイド(イ)に沿って操作して農作業機が「上昇」で農作業機が電動クラッチ「切」状態になる位置と、前記レバ−ガイド(イ)の中間部に設けたガイドL(ロ)に沿って操作して手動で左線引マ−カを下降させて線引き状態に切り換える位置と、前記レバ−ガイド(イ)の中間部に設けたガイドR(ロ)に沿って操作して手動で右線引マ−カを下降させて線引き状態に切り換える位置とに十字状に操作して切り換えできる構成とし、前記レバ−28が前記各操作位置に操作されたことを検出するスイッチSW1,SW2L,SW2R,SW3を設け、前記レバ−28により農作業機の電動クラッチ操作されたことをスイッチSW1が検出するのに連動してコントロ−ラCPUから左右の電動モ−タMOL,MORに制御信号を出力することにより線引マ−カ34L,34Rを左右交互に自動的に線引き状態となるように切り換える自動切り換え手段と、前記レバ−28が左線引マ−カ又は右線引マ−カを下降させて線引き状態に切り換える位置に操作されたことをスイッチSW2L,SW2Rが検出してコントロ−ラCPUから左右の電動モ−タMOL,MORに制御信号を出力することにより手動で線引き状態となる線引マ−カ34L,34Rを切り換える手段と、前記レバ−28が農作業機が「上昇」で農作業機が電動クラッチ「切」状態になる位置に操作されたことをスイッチSW3が検出してコントロ−ラCPUから左右の電動モ−タMOL,MORに制御信号を出力することにより左右の線引マ−カ34L,34Rを上昇させる手段とを設けた乗用型農作業機のマ−カ作動装置
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