JP5831500B2 - 作業機 - Google Patents
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Description
そこで本発明の課題は、必要以上にエンジンの燃料噴射量を増やさず、燃費改善することである。
請求項1記載の発明は、エンジン(20)と、走行輪(11)と、エンジン(20)の燃料噴出量を調整するアクセルペダル(39)と、エンジン(20)からの動力を変速して走行輪(11)に伝動する変速装置とを備えた作業機において、フロート(55)を備える苗植付部(4)と、フロート(55)が接地したことを検知するフロートセンサ(169)と、苗植付クラッチと、路上走行時の走行速度と植付時の走行速度とに切替可能な変速レバー(17)を設け、変速レバー(17)により植付時の走行速度に切り替えたとき、エンジン回転数を大きい設定値に設定する動力優先のモードと、エンジン回転数を小さい設定値に設定する燃費優先のモードとに切替可能に設け、動力優先のモードから燃費優先のモードに変更した後、フロートセンサ(169)がフロート(55)が接地したことを検知するか又は苗植付クラッチが入りになると、燃費優先のモードから動力優先のモードに変更する制御構成を有する制御装置(163)を設けたことを特徴とする作業機である。
図1及び図2は本発明の苗移植機の典型例である粉粒体繰出し装置として施肥装置を装着した乗用型田植機の側面図と平面図である。この施肥装置付き乗用型田植機1は、走行車体2の後側に昇降リンク装置3を介して苗植付部4が昇降可能に装着され、走行車体2の後部上側に施肥装置5の本体部分が設けられている。
走行車体2は、駆動輪である左右一対の前輪10,10及び左右一対の後輪11,11を備えた四輪駆動車両であって、機体の前部にミッションケース12が配置され、そのミッションケース12の左右側方に前輪ファイナルケース13,13が設けられ、該左右前輪ファイナルケース13,13の操向方向を変更可能な各々の前輪支持部から外向きに突出する左右前輪車軸に左右前輪10,10が各々取り付けられている。また、ミッションケース12の背面部にメインフレーム15の前端部が固着されており、そのメインフレーム15の後端左右中央部に前後水平に設けた後輪ローリング軸を支点にして後輪ギヤケース18,18がローリング自在に支持され、その後輪ギヤケース18,18から外向きに突出する後輪車軸に後輪11,11が取り付けられている。
該一対のリンク部材76,77は梁部材66に一端部が固着支持された第1リンク部材76と該第1リンク76の他端部に一端が回動自在に連結した第2リンク部材77からなり、該第2リンク部材77の他端部と補強部材74に回動自在に支持された取付片74aとの間に前記スプリング78が接続している。
また、梁部材66にはクラッチレバーを兼ねるロータ収納用レバー84が固着しており、該レバー84を矢印T方向(図3)に回動すると梁部材66の回動に連動して支持アーム67が同じく矢印T方向に回動する。該支持アーム67の矢印T方向への回動で該ロータ支持フレーム68が上方に移動するので、第1ロータ27a,27bを収納位置、すなわち苗載台51の裏面側に収納状態となるように移動させることができる。
図7には主変速レバー16と副変速レバー17とアクセルペダル39の操作量に応じた電子燃料噴射装置(EFJ)49の作動を制御する制御装置163の構成を示す。なお図8にはその他の苗植付部4の昇降と苗植付装置52の駆動用のPTOクラッチソレノイド162を制御する制御装置163の構成を示す。
本実施例の作業機(苗移植機)において、制御装置163は旋回内側の後輪11の伝動軸(図示せず)の回転数の検出に基づいて、旋回時の苗植え付けなどの諸作動を自動的に行わせる旋回連動制御ができる。この制御モードを自動植付開始モードということがあるが、特に、旋回内側の後輪11が所定角度以上操舵されているときに、前記旋回連動制御ができる。
まず、左右の後輪11,11の伝動軸の回転数を伝動軸回転数センサ47で検出し、また設定値N1(旋回開始から機体90°旋回までの内側伝動軸(伝動軸)回転信号設定値)、N2(機体90°旋回から植付クラッチ「入り」までの伝動軸回転信号設定値)、Θ1((直進操作時のハンドル切り設定角度の)下限値)、Θ2((直進操作時のハンドル切り設定角度の)上限値)をそれぞれ設定ダイヤル208a,208b,206a,206bでセットする。
次いで、苗植付部4の下降で枕地が均平化される。また、機体を90度旋回させた後には、ハンドル34の旋回度合いを緩めながら前進させ、左後輪11の左右伝動軸の回転数n2がn2≧N2+n+n0になると、苗植付け具52aを作動させて苗の植え付けを開始する。
なお、前記「植付部「下げ」」の次のステップS2で始まるエコモードからパワーモードへ切り替えてエンジン回転数を上げるのではなく、この「植付「入り」」のステップの次の「*」印で示すタイミングで上記ステップS2で始まるエコモードからパワーモードへの切り替えを実行し、植付が開始されるときにエコモードからパワーモードへ切り替える構成としても良い。
例えば、車速0m/sで旋回内側の後輪11の伝動軸のサイドクラッチ(図示せず)の作動周期(オン/オフを含む)が0.5秒、車速0.5m/sで前記サイドクラッチ作動周期(オン/オフを含む)が1.0秒、車速1.0m/sで前記サイドクラッチ作動周期(オン/オフを含む)が1.5秒となるように一次関数的に車速に応じて旋回内側の後輪11の伝動軸のサイドクラッチ作動周期を変更する。
なお、前記旋回制御時には苗植付部4の「下げ」から苗植付部4の「入り」までの間に苗植付部4の油圧シリンダー46の油圧感度を鈍感(上昇側に切り替わらない)状態にすることでセンターフロート55などを前上がり状態にすることが望ましい。これはセンターフロートセンサー169の制御目標をセンターフロート55が前上がり状態になるように設定することで行え、センターフロート55を前上がり状態にすることで旋回跡を均平にすることができ、枕地処理が容易に精度よく行える。
本実施例の田植機には、前述のように旋回後の苗の植始め位置の設定を後輪11の回転数に基づいて自動的に行う制御モード(自動植付開始モード)の設定ができる構成を備えている。この制御モード設定は旋回開始タイミングをハンドル34の旋回角度(切れ角)センサ33で検知し、該旋回角度センサ33で検知した旋回開始時からの走行距離を車輪(旋回内側の後輪11の伝動軸)の回転数センサ47の検出値に基づき測定し、前記走行距離が所定値に達すると苗植付レバー14(図2)の操作をしなくても、自動的に苗の植え付けを開始する自動植付開始モードである。
また、自動植付開始モードが設定されていない時、例えば路上走行時には前記ポンピングクラッチ旋回をしないで、通常の旋回内側の車輪(後輪11)の伝動軸のサイドクラッチを切りながら旋回する通常の旋回モードとすることもできる。
Claims (5)
- エンジン(20)と、走行輪(11)と、エンジン(20)の燃料噴出量を調整するアクセルペダル(39)と、エンジン(20)からの動力を変速して走行輪(11)に伝動する変速装置とを備えた作業機において、
フロート(55)を備える苗植付部(4)と、フロート(55)が接地したことを検知するフロートセンサ(169)と、苗植付クラッチと、路上走行時の走行速度と植付時の走行速度とに切替可能な変速レバー(17)を設け、
変速レバー(17)により植付時の走行速度に切り替えたとき、エンジン回転数を大きい設定値に設定する動力優先のモードと、エンジン回転数を小さい設定値に設定する燃費優先のモードとに切替可能に設け、
動力優先のモードから燃費優先のモードに変更した後、フロートセンサ(169)がフロート(55)が接地したことを検知するか又は苗植付クラッチが入りになると、燃費優先のモードから動力優先のモードに変更する制御構成を有する制御装置(163)を設けたことを特徴とする作業機。 - エンジン(20)と、走行輪(11)と、エンジン(20)の燃料噴出量を調整するアクセルペダル(39)と、エンジン(20)からの動力を変速して走行輪(11)に伝動する変速装置とを備えた作業機において、
操舵用ハンドル(34)の旋回角度を検出するハンドル旋回角度センサ(33)を設けると共に、路上走行時の走行速度と植付時の走行速度とに切替可能な変速レバー(17)を設け、
変速レバー(17)により植付時の走行速度に切り替えたとき、エンジン回転数を大きい設定値に設定する動力優先のモードと、エンジン回転数を小さい設定値に設定する燃費優先のモードとに切替可能に設け、
ハンドル旋回角度センサ(33)で検知した旋回開始時に苗植付部(4)の上昇を開始させ、苗植付部(4)の上昇に連動して動力優先のモードから燃費優先のモードに変更する制御構成を有する制御装置(163)を設けたことを特徴とする作業機。 - 制御装置(163)は、アクセルペダル(39)の最大踏込み時のエンジン回転数の上限値を、変速装置の変速位置に応じて変更して設定する構成としたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の作業機。
- 制御装置(163)は、路上走行時の走行速度と植付時の走行速度とでエンジン回転数を変更する制御構成を有することを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載の作業機。
- 制御装置(163)は、変速装置の変速位置が所定時間内に変速全ストロークの2分の1以上減速側に移動した場合にはエンジン(20)への燃料供給を一部停止する制御構成を有することを特徴とする請求項1から請求項4の何れか1項に記載の作業機。
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