JP3649390B2 - 足掛け装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は足掛け装置、詳しくはパイプ又は柱等に所定の間隔を以て取り付けることでこのパイプ又は柱への昇り降りや、或いは梯子としての機能を有する足掛け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
工事現場等においてパイプ又は柱に昇ろうとする場合、足が滑ってしまい簡単に昇れるものではない。そこで、従来はパイプ又は柱に足掛け用のボルトを所定の間隔を以て取り付けることが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
然し乍ら、このようなものではパイプ又は柱に足掛け用のボルトを取り付けるためのボルト孔を設ける必要があり、そのために前記パイプ又は柱を他に利用することはできず不経済であるなどの問題点があった。
【0004】
本発明は上記問題点を解決し、特に簡単に昇り降りができるとともに、再利用が可能な経済的にも優れた足掛け装置を提案することをその課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するための手段として、本発明に係る足掛け装置は、それぞれ多角形状のパイプ又は柱に取り外し自在に設けられた挟持具と、この挟持具に取着された足掛具とによって形成されるとともに、前記足掛具は、チャンネル状に折曲された金属棒材の両先端を内側に向き合うように折曲げ、さらにこの折曲部の両先端を下方に略くの字状に折曲げることによって形成され、向き合う折曲部を挟持具の表面に設けた支持部に上下方向に回動自在に支持し、前記パイプ又は柱に取り付けられて前記足掛具のチャンネル状部分が水平状態になったときに前記くの字状の折曲げ部の先端が前記パイプ又は柱の側面に当接するように形成したことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、図面によって本発明の実施の形態の一例について説明する。
【0007】
図1において、符号1は本発明に係る足掛け装置を示し、この足掛け装置1は金属製の四角パイプ2に取り外し自在に設けられた金属製の挟持具3と、この挟持具3に取着された金属製の足掛具4とによって形成されている。
【0008】
挟持具3は略L字状を有する一対の挟持片3aを向かい合わせに配して形成されるとともに、一対の前記挟持片3aは一方の係合部がヒンジ5を介して連結され、他方の係合部は外側に45度の角度に折曲げされた折曲片6が形成されている。そして、前記折曲片6にはボルト及びナットから成る二組の固定具7が取着されている。
【0009】
挟持具3は一対の挟持片3aを向かい合わせにして四角パイプ2に囲撓させるとともに、折曲片6に設けたボルト及びナットから成る二組の固定具7を締め付けることで前記四角パイプ2に固定させることができる。なお、パイプ2は四角に限らず、他の多角形状であってもよく、この場合、挟持具3はパイプ2の形状に対応させることは勿論である。
【0010】
次に、図2及び図3に示すように、足掛具4は棒材をチャンネル状に折曲された折曲部4aと、この折曲部4aの両先端を内側に90度の角度に折曲げされた折曲部4bと、この折曲部4bの両先端を下方に略くの字状に折曲げされた折曲部4cとによって形成されている。そして、前記折曲部4bは支持部材8を介して挟持具3の一方の挟持片3aに取着支持されている。
【0011】
足掛具4の折曲部4cの下端は一方の挟持片3aの下部から突出され、且つ四角パイプ2の表面に当接されている。足掛具4は折曲部4aを四角パイプ2の表面に沿うように配しておき、使用時に折曲部4bを支点に回動させて前記折曲部4aを四角パイプの表面に対し直交するように位置させるのが好ましい。そして、前記足掛具4に足を乗せたときにかかる荷重は前記四角パイプ2の表面に当接されている折曲部4cによって支持されるように設けられている。
【0012】
なお、足掛具4は挟持具3を形成するの両方の挟持片3aに設けるようにしてもよい。
【0013】
足掛け装置1は上述のように構成されているので、その使用にあたっては、まず、四角パイプ2を挟むようにして足掛具4を形成する挟持具3の一対の挟持片3aを配置するとともに、一対の前記挟持片3aに形成された折曲片6に設けたボルト及びナットから成る二組の固定具7を締め付けることで前記四角パイプ2に挟持具3を固定する。次に、足掛具4を形成する折曲部4aを折曲部4bを支点に回動させて前記折曲部4aを四角パイプの表面に対し直交するように位置させればよい。
【0014】
上述のように足掛け装置1によれば、四角パイプ2への取り付け、取り外しが簡単に行うことができるので、昇り降りや梯子等を必要とする作業現場等においての作業の向上が計れる。また、前記四角パイプ2は足掛具4を取り外せば再利用が可能となり、経済的にも優れている。
【0015】
【発明の効果】
前記構成のように、本発明に係る足掛け装置によれば、パイプ又は柱に取り外し自在に設けられた挟持具と、この挟持具に取着された足掛具とによって形成されたものであるから、パイプ又は柱への取り付け、取り外しが簡単に行うことができ、これによって、昇り降りや梯子等を必要とする作業現場等においての作業の向上が計れるとともに、前記パイプ又は柱は足掛具を取り外すことにより再利用が可能で経済的にも優れている。
【0016】
また、足掛具は挟持具に対し上下方向に回動するように設けられ、且つ前記足掛具に足を乗せたときにかかる荷重により下方に回動時に足掛具の一端がパイプ又は柱の側面に押圧状態に当接するように形成されているのでストッパ−の役目を果たし、確実に支持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る足掛け装置の斜視図
【図2】前記足掛け装置の平面図
【図3】前記足掛け装置の正面図
【符号の説明】
1 足掛け装置
2 パイプ
3 挟持具
4 足掛具
Claims (1)
- それぞれ多角形状のパイプ又は柱に取り外し自在に設けられた挟持具と、この挟持具に取着された足掛具とによって形成されるとともに、前記足掛具は、チャンネル状に折曲された金属棒材の両先端を内側に向き合うように折曲げ、さらにこの折曲部の両先端を下方に略くの字状に折曲げることによって形成され、向き合う折曲部を挟持具の表面に設けた支持部に上下方向に回動自在に支持し、前記パイプ又は柱に取り付けられて前記足掛具のチャンネル状部分が水平状態になったときに前記くの字状の折曲げ部の先端が前記パイプ又は柱の側面に当接するように形成したことを特徴とする足掛け装置。
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JP2001041684A JP3649390B2 (ja) | 2001-02-19 | 2001-02-19 | 足掛け装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (2)
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JP2002242422A JP2002242422A (ja) | 2002-08-28 |
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JP2001041684A Expired - Fee Related JP3649390B2 (ja) | 2001-02-19 | 2001-02-19 | 足掛け装置 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2001
- 2001-02-19 JP JP2001041684A patent/JP3649390B2/ja not_active Expired - Fee Related
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