JP6841487B2 - 階段用手摺り取付装置 - Google Patents
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Description
このような仮設階段に手摺りを取り付ける従来技術として、特許文献1においては、階段用仮設手摺りの支柱下端部に、階段側の垂直側板の上端に嵌合するクランプを取付けた階段用仮設手摺りの取付け装置において、前記クランプの本体を、前記支柱下端部に対して着脱自在に取付けられた基部と、当該基部から横方向に連設された横向き延出部と、この横向き延出部から下向きに連設された脚部とから構成すると共に、当該本体の前記脚部に、前記本体基部との間ではなく前記支柱下端部との間で前記階段側の垂直側板を挟み付ける押しボルトを横向きに装着している取付け装置(請求項1)がある。
本発明は、手摺り支柱を階段側枠に確実に取り付けることができかつ左右反対勝手に適用できる階段用手摺り取付装置を提供することを目的とする。
第1に、階段側枠2Aの外側面に沿わされる手摺り支柱3Aと、
この手摺り支柱3Aの下端に連結されかつ階段側枠2Aを下側から挟む下クランプ部材5と、
この下クランプ部材5より上側で手摺り支柱3Aに連結されかつ階段側枠2Aを上側から挟み可能でありかつ挟んだときに階段側枠2Aの内面に当接可能な下方突出状の位置決め凸部6Cを有する上クランプ部材6と、
この上クランプ部材6に枢支されかつ下クランプ部材5と係合する連結ロッド7と、
この連結ロッド7に設けられて、階段側枠2Aを挟んだ上下クランプ部材5、6を、前記連結ロッド7を介して締結する締結具8とを備えた階段用手摺り取付装置であって、
前記下クランプ部材5は、階段側枠2Aを挟んだときに上下対称形状であり、かつ手摺り支柱3Aに対して左右に位置変更可能にするべく手摺り支柱3Aの下端に枢支軸9を介して下回り反転自在に枢支されており、
前記上クランプ部材6は、手摺り支柱3Aに対して位置決め凸部6Cを左右に位置変更可能にするべく手摺り支柱3Aに周囲廻り反転自在に嵌合された嵌合部6Aを有しており、
前記上クランプ部材6の嵌合部6Aは手摺り支柱3Aに対して回動可能にかつ上下移動可能に嵌合されており、この嵌合部6Aの下縁に凹部11を形成し、手摺り支柱3Aに上クランプ部材6を下方移動することにより凹部11が係合する位置設定突起12を設けており、前記上クランプ部材6の凹部11は手摺り支柱3Aに対して上クランプ部材6を左右に位置変更したときに位置設定突起12と係合可能であることを特徴とする。
第3に、前記連結ロッド7には下クランプ部材5の上方移動を規制する止め部材15を設けていることを特徴とする。
即ち、請求項1に係る発明は、連結ロッド7及び締結具8を介して上下クランプ部材5、6で手摺り支柱3Aを確実かつ強固に挟むことができ、しかも、上下対称形状の下クランプ部材5は手摺り支柱3Aの下端に枢支軸9を介して下回り反転自在に枢支され、下方突出状の位置決め凸部6Cを有する上クランプ部材6は手摺り支柱3Aに周囲廻り反転自在に嵌合された嵌合部6Aを有しているので、上下クランプ部材5、6を左勝手状態にも右勝手状態にもでき、手摺りが上下非対称形状であっても、1種類で左側手摺りの取り付けにも右側手摺りの取り付けにも適用できる。また、嵌合部6Aの下縁に凹部11を形成し、手摺り支柱3Aに下方移動することにより凹部11が係合する位置設定突起12を設けているので、上クランプ部材6の嵌合部6Aは手摺り支柱3Aに対して上方移動し、回動し、かつ下降すれば、凹部11と位置設定突起12とが係合して、回動した上クランプ部材6の方向を階段側枠2Aの外側面に対応するように設定することができる。
ておける。
図7において、建設作業現場で組立てられる仮設足場はパイプ材21、22を縦横に組付け、各階に足場板を設置し、下の階と上の階を繋ぐ仮設階段2が上下の横パイプ材22間に仮設され、この仮設階段2に手摺り取付装置1を介して手摺り3を取り付けている。
仮設階段2は、左右階段側枠2A間に上下複数段の踏み桟2Bを架設しており、左右各階段側枠2Aの外側面に手摺り3の支柱3Aを直角に宛がい、手摺り支柱3Aの下部に装着した手摺り取付装置1が階段側枠2Aを挟持することにより、階段側枠2Aに対して手摺り支柱3Aが固定される。
図1〜6において、前記手摺り取付装置1は、階段側枠2Aの外側面に沿わされる手摺り支柱3Aの下端に連結された下クランプ部材5と、この下クランプ部材5より上側で手摺り支柱3Aに連結された上クランプ部材6と、この上クランプ部材6に枢支されかつ下クランプ部材5と係合する連結ロッド7と、この連結ロッド7に設けられて上下クランプ部材5、6で手摺り支柱3Aを挟む締結具8とを備えている。
前記下クランプ部材5の切欠5aは、枢支軸9の中心から手摺り支柱3Aの下端までの寸法より深く形成されており、図3に示すように、下クランプ部材5は枢支軸9を中心に手摺り支柱3Aの下方を通って反対側まで、下回り反転自在になっている。
上クランプ部材6は、図5に示すように、鍵穴のような円形孔と矩形孔とを連通した孔を有する形状であり、円形孔を形成する嵌合部6Aと、この嵌合部6Aから2本の腕を突出した支持部6Bとを有している。
り支柱3Aに対して周囲廻り反転するために回動可能でありかつ上下移動自在になっている。
この嵌合部6Aは、下縁の180度変位した2箇所に半円状の凹部11が形成されている。手摺り支柱3Aには左右側面に2個のボタンが設けられていて、前記凹部11と係合する位置設定突起12が形成されている。手摺り支柱3Aに対して上クランプ部材6を上方移動させると、凹部11は位置設定突起12から上方へ退避し、上クランプ部材6の回動が許容される。
手摺り支柱3Aには嵌合部6Aより上方の左右側面に2個のボタンが設けられていて、嵌合部6Aの上方移動を制限する規制突起14が形成されている。この規制突起14は位置設定突起12を形成するものと同一のボタンで形成され、位置設定突起12の真上にあって、それらの上下間隔は嵌合部6Aの上下幅より広く、凹部11を位置設定突起12から上方へ退避できるまで、嵌合部6Aを上方移動できる寸法となっている。
連結ボルト25は上部に2側面が平行な平坦部7Aが形成され、中途部から下部にかけて雄ネジ部7Bが形成されており、雄ネジ部7Bに蝶ナット8Aが螺合され、これらによって締結具8が構成されている。
手摺り3の前後支柱3Aの下部に手摺り取付装置1を装着する。下クランプ部材5は手摺り支柱3Aの下端の枢支軸9から垂下状態にあり、上クランプ部材6は嵌合部6Aの凹部11が手摺り支柱3Aの下部の位置設定突起12に係合していることにより階段側枠2Aの左右方向に沿って位置している(図3の状態)。
上クランプ部材6の支持部6Bを階段側枠2Aの上面に載せ、位置決め凸部6Cを階段側枠2Aの内面に当接すると、手摺り支柱3Aは階段側枠2Aの外側面に沿うように当接し、その状態で下クランプ部材5を垂下状態から階段側枠2Aの下方に回動させて、階段側枠2Aの下面に宛がい、下クランプ部材5の二股係合部5Bの長溝5bに連結ロッド7を挿入する。
左階段側枠2Aの左側面用の手摺り取付装置1Lを右階段側枠2Aの右側面に取り付けるには、締結具8を緩めて連結ロッド7を下クランプ部材5から離脱させ、下クランプ部材5を手摺り支柱3Aの下端を通過させて、枢支軸9を中心に下回り反転させ、上クランプ部材6は嵌合部6Aを手摺り支柱3Aに周囲廻り反転させ、手摺り取付装置1Rの組み付け勝手にする。
例えば、位置設定突起12及び規制突起14は手摺り支柱3Aの左右側面の一方のみでもよい。
手摺り支柱3Aを上下2分割構造にして、下部支柱に上部支柱を嵌合又は挿入してボルト等の連結具で着脱自在に連結し、その下部支柱に下クランプ部材5及び上クランプ部材6を有する手摺り取付装置1を装着してもよい。
2 仮設階段
2A 階段側枠
2B 踏み桟
3 手摺り
3A 支柱
5 下クランプ部材
6 上クランプ部材
6A 嵌合部
6B 支持部
7 連結ロッド
8 締結具
11 凹部
12 位置設定突起
13 カラー
14 規制突起
15 止め部材
Claims (3)
- 階段側枠(2A)の外側面に沿わされる手摺り支柱(3A)と、
この手摺り支柱(3A)の下端に連結されかつ階段側枠(2A)を下側から挟む下クランプ部材(5)と、
この下クランプ部材(5)より上側で手摺り支柱(3A)に連結されかつ階段側枠(2A)を上側から挟み可能でありかつ挟んだときに階段側枠(2A)の内面に当接可能な下方突出状の位置決め凸部(6C)を有する上クランプ部材(6)と、
この上クランプ部材(6)に枢支されかつ下クランプ部材(5)と係合する連結ロッド(7)と、
この連結ロッド(7)に設けられて、階段側枠(2A)を挟んだ上下クランプ部材(5、6)を、前記連結ロッド(7)を介して締結する締結具(8)とを備えた階段用手摺り取付装置であって、
前記下クランプ部材(5)は、階段側枠(2A)を挟んだときに上下対称形状であり、かつ手摺り支柱(3A)に対して左右に位置変更可能にするべく手摺り支柱(3A)の下端に枢支軸(9)を介して下回り反転自在に枢支されており、
前記上クランプ部材(6)は、手摺り支柱(3A)に対して位置決め凸部(6C)を左右に位置変更可能にするべく手摺り支柱(3A)に周囲廻り反転自在に嵌合された嵌合部(6A)を有しており、
前記上クランプ部材(6)の嵌合部(6A)は手摺り支柱(3A)に対して回動可能にかつ上下移動可能に嵌合されており、この嵌合部(6A)の下縁に凹部(11)を形成し、手摺り支柱(3A)に上クランプ部材(6)を下方移動することにより凹部(11)が係合する位置設定突起(12)を設けており、前記上クランプ部材(6)の凹部(11)は手摺り支柱(3A)に対して上クランプ部材(6)を左右に位置変更したときに位置設定突起(12)と係合可能であることを特徴とする階段用手摺り取付装置。 - 前記上クランプ部材(6)は嵌合部(6A)と手摺り支柱(3A)との間にカラー(13)を有し、手摺り支柱(3A)に嵌合部(6A)の上方移動を制限する規制突起(14)を設けており、前記規制突起(14)と位置設定突起(12)との間隔は上クランプ部材(6)の嵌合部(6A)の上下幅より広いことを特徴とする請求項1に記載の階段用手摺り取付装置。
- 前記連結ロッド(7)には下クランプ部材(5)の上方移動を規制する止め部材(15)を設けていることを特徴とする請求項1又は2に記載の階段用手摺り取付装置。
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