JP3648206B2 - カーナビゲーション装置とその地図データの表示制御方法,地図データ格納方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、通信によって地図情報を取得することができるようにした通信型ナビゲーションシステムのカーナビゲーション装置とその地図データの表示制御方法,地図データ格納方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、乗用車などの車両に対してカーナビゲーション装置が普及している。かかるカーナビゲーション装置は、車両の運転室に設置され、GPS(Grobal Positionig System)などを利用してこの車両の位置(自車位置)や走行方向を表わす情報(以下、GPS情報という)を取得し、表示画面上に地図と車両が走行する経路とを表示するとともに、この経路上に自車位置を示すカーマークを表示するものである。そして、車両の移動とともに、このカーマークが表示画面の中央部に表示されるように、表示される地図や経路がスクロールする。
【0003】
かかる地図情報の取得方法としては、従来、かかる地図情報が格納されたCD−ROMやDVDなどの記録媒体が市販されており、これを購入してカーナビゲーション装置に装着して取得する方法が一般的であるが、カーナビゲーション装置に携帯電話機が接続できるようにして、通信機能を持たせ、情報提供センタから所望とする地図情報や経路情報の提供を受けることができるようにしたシステムも提案されている。かかるシステムでは、ユーザが車両の移動経路の起点と目的点とを入力して指定すると、ナビゲーション装置はかかる入力情報をもとに情報提供センタをアクセスする。これにより、情報提供センタは、この起点から目的点までの必要な地図情報と経路情報とをカーナビゲーション装置にダウンロードする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、かかるカーナビゲーション装置での地図案内によって車両を誘導する場合、車両は決められた経路に沿ってのみ走行するとは限らない。場合によっては、この経路から大きくはずれて走行する場合もある。このような場合、これまで使用された地図範囲(後述するパーセル)から外れてしまうと、新たなパーセルが必要となるが、情報提供センタにかかる新たなパーセルのダウンロードを要求することは、次のようなことから問題である。
【0005】
即ち、新たなパーセルが必要となったときには、カーナビゲーション装置が自動的に情報提供センタにそのダウンロードを要求するようにさせることが考えられるが、この要求に対して情報提供センタからパーセルが提供されると、そのための料金が要求される。このため、情報提供センタにパーセルのダウンロードを要求する場合には、その利用者、この場合には、主に車両の運転者の了解が必要となる。しかし、運転者が了解するためには、この運転者がナビゲーション装置に対して所定の操作が必要であり、その操作も往々にして運転中になり易く、安全性の点から好ましいものではない。
【0006】
また、情報提供センタからパーセルをダウンロードしてもらうためには、料金が必要なことから、一度ダウンロードされたパーセルは、特に理由がない限り、記録媒体に格納しておき、再度使用できるようにした方が好ましい。しかし、このようにダウンロードされる毎に新たなパーセルが順次記録媒体に格納されていくと、例えば、メモリカードのような記録媒体に最小記録単位というものがあって、書込データがこの最小記憶単位よりも少なくても、この最小記憶単位毎に行なわれる。このため、データ量が最小記憶単位よりも少ないパーセルを、それがダウンロードされる毎に、記憶媒体に書き込むようにしたのでは、記憶媒体の利用効率が著しく低いものとなる。
【0007】
本発明の第1の目的は、かかる問題を解消し、記録媒体から必要なパーセルを常に取得することができ、しかも、この記録媒体の利用効率を高めることができるようにしたカーナビゲーション装置とその地図データの表示制御方法,地図データ格納方法を提供することにある。
【0008】
本発明の第2の目的は、記録媒体にダウンロードされて記憶されたパーセルの中に必要とするパーセルがない場合でも、ユーザに負担を掛けることなく、所望とする地図表示を可能としたカーナビゲーション装置とその地図データの表示制御方法,地図データ格納方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記第1の目的を達成するために、本発明は、通信手段を用いて外部に要求した地図情報がパーセル単位でダウンロードされ、ダウンロードされたパーセルをファイル構成して記録媒体に格納し、車両の位置に応じたパーセルを該記録媒体から読み出して表示画面で地図表示するようにしたカーナビゲーション装置であって、複数のパーセルを要求可能であって、この要求に対してダウンロードされた複数のパーセルをパーセル毎に分離し、記録媒体に既に格納されているパーセルも含めて新たなファイルを再構成し、再構成された該ファイルを記録媒体に格納するものである。
【0010】
また、要求によってダウンロードされる複数のパーセルは、車両の現在位置を含むパーセルとその周辺のパーセルである。
【0011】
さらに、周辺のパーセルのうちの既にダウンロードされて記憶媒体に格納されるパーセルは、要求するパーセルから除かれるものである。
【0012】
上記第2の目的を達成するために、本発明は、車両の進行につれて地図表示を必要とする次の所望とするパーセルを前記記録媒体で検索し、その検索の結果、該所望とするパーセルがないときには、該所望とするパーセルが地図表示を必要としないパーセルであるとき、該所望とするパーセルによる地図表示部分を海として表示するものである。
【0013】
また、本発明は、車両の進行につれて地図表示を必要とする次の所望とするパーセルを前記記録媒体で検索し、その検索の結果、該所望とするパーセルがないときには、所望とするパーセルをダウンロード要求することが容易な状態にあるとき、そのダウンロードを要求し、所望とするパーセルをダウンロード要求することが容易な状態にないとき、記録媒体に予め格納されている広域地図情報を読み出して地図表示するものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面を用いて説明する。
図1は通信型ナビゲーションシステムを概略的に示す構成図であって、1はカーナビゲーション装置、2は携帯電話機、3はGPS受信機、4は車速パルス発生部、5は基地局、6は公衆網、7は情報提供センタである。
【0015】
同図において、カーナビゲーション装置1は車両内に載置されており、GPS受信機3を備えて、GPSにより、この車両の位置(自車位置)やその走行方向を検知できるようにしている。また、カーナビゲーション装置1には、車両の車速パルス発生部4から車輪の回転速度に応じた車速パルスが供給される。GPSからは1秒毎に自車位置や走行方向のGPS情報が提供されるものであるが、かかる情報の提供周期の間の自車位置をこの車速パルスを用いることによって補間するようにしている。
【0016】
カーナビゲーション装置1では、このように自車位置が検出されると、この自車位置を含む地図が、この車両が目的地まで進む経路とともに、ディスプレイに表示され、この経路上に自車位置が表示される。そして、車両の移動につれて、自車位置が経路上にあるようにして、地図がスクロールされる。
【0017】
ところで、従来では、ディスプレイに地図を表示するための地図情報は、CDやDVDなどの記録媒体に記憶されており、上記のように自車位置が検出されると、この自車位置を含む地図が記録媒体が読み出され、この地図が経路とともにディスプレイに表示するようにしていたが、図示するように、カーナビゲーション装置1に携帯電話機2を接続可能とし、この携帯電話機1を回路網6の基地局5との間の通信手段に利用できるようにすることにより、この回路網6に接続された情報提供センタ7から必要な地図情報と経路情報とを取得できるようにしたシステムが提案されている。
【0018】
即ち、カーナビゲーション装置1が、地図情報を必要とするとき、上記のようにして取得した自車位置をもとに情報提供センタ7にアクセスすると、情報センタ7はこの自車位置に該当する地図情報を検索し、カーナビゲーション装置1にこれをダウンロードする。
【0019】
図2は図1に示したシステムに使用する本発明によるカーナビゲーション装置1の一実施形態を示すブロック図であって、10はCPU(中央処理ユニット)、11はRAM(ランダム・アクセス・メモリ)、12はフラッシュROM(リード・オンリ・メモリ)、13はディスプレイ、14は操作ボタン群(入力部)、15は車速パルスセンサIF(インタフェース)、16はGPSセンサIF、17はメモリカードIF、18はメモリカード、19は携帯電話IFである。
【0020】
同図において、フラッシュROM12には、地図描画PG(プログラム)や経路誘導PGなどの図示するようなプログラムが格納されており、CPU10がかかるプログラムを用いて各部の制御動作などの動作を行なう。GPSセンサIFはGPS受信機3(図1)に接続されており、そこで受信されたGPS情報(自車位置情報や走行方向情報)を取り込んでCPU10に送る。また、車速パルスセンサIF15は車速パルス発生部4(図1)に接続されており、そこからの車速パルスを取り込んでCPU10に送る。メモリカード18はカーナビゲーション装置1に着脱可能であって、これが装着されると、メモリカードIF17に接続される。このメモリカード18は市販されているものであって、これには予め全国の百万分の一あるいは十万分の一などの縮尺率の広域地図情報が格納されている。また、車両の運転室には、携帯電話機2(図1)の置き台が設けられており、これに携帯電話機2を載置すると、この携帯電話機2が携帯電話IF19と接続され、カーナビゲーション装置1がこの携帯電話機2を介して外部との通信が可能となる。
【0021】
ユーザが操作ボタン群14を操作して車両が移動する起点と目的点などを指定すると、CPU10が動作し、車両の移動とともに、携帯電話機2を介して情報提供センタ7(図1)に必要な地図情報や経路情報を要求するためのアクセスをする。ここで、ダウンロードを要求する地図情報は、例えば、一万分の1以下の縮尺率の詳細地図情報である。これにより、上記のようにして、この要求した地図情報や経路情報が携帯電話機2を介してダウンロードされるが、このダウンロードされた地図情報は、CPU10の制御のもとに、メモリカード17を介してメモリカード18に格納される。また、CPU10は、GPSセンサIF16からのGPS受信情報や車速パルスセンサIF15からの車速パルスをもとに、自車位置を検出し、この自車位置を含む地図の情報をメモリカード18から読み出してディスプレイ13に表示させるとともに、この地図上に自車位置を示すカーマークを表示させる。また、CPU10は、車両の移動とともに、その自車位置(カーマーク)がディスプレイ13の表示画面のほぼ中心にあるように、表示される地図をスクロールする表示制御を行なう。
【0022】
次に、この実施形態の動作を説明する。
【0023】
図3はこの実施形態の地図情報の取得動作の一具体例を示すフローチャートである。なお、以下では、情報提供センタ7が提供する地図の最小単位をパーセルという。ディスプレイの表示画面では、図4に示すように、このパーセルの一部のみが表示されることになり、表示画面に対して相対的にパーセルが移動することにより、表示画面上で地図がスクロールされることになる。
【0024】
同図において、上記のように、ユーザが起点と目的点とを指定すると、地図情報や経路情報の要求操作を操作ボタン群14で行なうと、CPU10が起動し、起点と目的点とをもとに情報提供センタ7に地図情報や経路情報のダウンロードを要求する(ステップ100,101)。また、車両の移動とともに、ディスプレイ13の表示画面で地図がスクロールされるが、車両が上記経路を外れるなどして次のパーセルの地図を必要とする場合もあるが、このような場合でも、自動的にダウンロードの要求を自動的にする許可を与えるようにすることができる。従って、かかる許可がなされている場合には(ステップ100)、ステップ102に進むが、許可がなされていない場合には(ステップ100)、ユーザへのダウンロードの確認のための画面を表示させ(ステップ101)、ユーザの指示があってからステップ102に進む。
【0025】
ステップ102では、メモリカード18(図2)にリクエストするデータを記憶するのに要する残り(空き)容量があるか否かを判定するものである。かかる空き容量がない場合には、ディスプレイ13(図2)での画面表示により、メモリカード18が一杯になっていることをユーザに通知し(ステップ103)、一定時間経過すると、この通知メッセージを消去して(ステップ104)、処理を終了する。この場合には、地図データがダウンロードされないことになるので、メモリカード18にもともと格納されている広域地図が利用される。また、メモリカード18に充分な空き容量がある場合には、サーバ(図1での情報提供センタ7)に地図情報のダウンロードをリクエストする(ステップ105)。
【0026】
このように、ステップ102により、地図データのダウンロードをリクエストする際には、このリクエストの前にメモリカード18の空き容量のチェックを行なう。これは、経路データをダウンロードして保持するための空きスペースを予め確保するためである。いま、地図を更新する場合を考えると、ダウンロードする地図データのパーセルがすでにメモリカード18にファイルとして保存されている場合でも、該当するパーセル上で新しい道路が作られるなどして路線情報が変更されている場合には、1パーセル当たりのデータサイズが変動するため、新たに地図データをダウンロードして保存するファイルのサイズが以前にダウンロードしたファイルのサイズ以下であるとは限らない。このため、新たな地図データをダウンロードする際にも、また、以前ダウンロードした地図データを更新する際にも、メモリカード18の空き容量をチェックし、路線データをダウンロードするための空きを確保しておくことが必要である。
【0027】
この実施形態では、経路誘導のための経路データをサーバに要求した場合、1回のリクエスト当たりに送信するデータの上限を約50Kバイトとしている。そこで、受信した経路データを格納するために、余裕をみて送信上限のの約2倍に当たる100kバイトの空き容量を確保する。このため、地図データのダウンロードのリクエストを行なう前に、メモリカード18に空き容量が100Kバイト以上あるか否かをチェックし、かかる空き容量がない場合には、メモリカード18が一杯になったとして、この旨をユーザに通知する画面を表示する。これが、図3でのステップ102,103の処理である。また、メモリカード18に100kバイト以上の空き容量がある場合には、サーバに地図データをリクエストする。これが、図3でのステップ102,105である。
【0028】
なお、経路データをダウンロードする際に、経路データが送信上限の50Kバイトを越えてしまった場合には、サーバからの送信不可通知により、「経路が長すぎます。」などといったダウンロード不可の通知画面をディスプレイ13に表示して、経路データダウンロードのリクエスト直前の状態に戻る。また、経路データをダウンロードする際には、以前にダウンロードした経路データを一旦消去した上で新しい経路データをダウンロードしてくるため、経路データのダウンロードのためには、経路データ1回分の格納領域が確保できればよい。
【0029】
これにより、メモリカード18の空き容量が少なくなった場合でも、経路データをダウンロードすることが保証され、メモリカード18の空きがなくなったために経路誘導ができなくなるというようなことを防止することができる。
【0030】
図3において、ステップ105では、CPU10が情報提供センタ7に地図情報や経路情報のダウンロードをリクエストする。これによって情報提供センタ7から地図情報や経路情報が提供されるのであるが、このとき提供される地図情報は、1パーセル分ではなく、図5に示すように(各区画が1つのパーセルを示している)、自車位置Pを含むパーセルとその縦,横,斜めの周囲の8個のパーセルとの9個のパーセルを1つのファイルとしてダウンロードする。このために、CPU10は、GPS情報や車速パルスから得られる自車位置の緯度や経度情報とともに、移動量を要求パラメータとして情報提供センタ7に送る。なお、この移動量とは、自車位置を含むパーセルに対するその周辺パーセルの位置関係を座標値で表わしたものであって、図5に示すように、自車位置を含むパーセルを(0,0)として、左隅のパーセルから左回り方向に周辺パーセルの移動量を夫々(−1,1)、(−1,0)、(−1,−1)、(0,−1)、(1,−1)、(1,0)、(1,1)、(0,1)としている。
【0031】
このように、自車位置を含むパーセルの周辺のパーセルをも取得できるようにすることにより、車両が指定された経路からある程度はずれて移動しても、表示地図を充分にスクロールできる。
【0032】
ここで、CPU10は、メモリカード18やRAM11をアクセスし、ダウンロードを要求する前に、既にダウンロードしたパーセルがこれらに格納されているかどうかを判定し、かかるパーセルがある場合には、これをダウンロードを要求するパーセルから除くようにする。図6はこの一具体例を示すものであって、パーセル(0,0)とその周辺パーセルのダウンロードを要求する場合、周辺パーセル(−1,1)、(0,1)が既にダウンロードされたメモリカードに格納されているものとすると、ダウンロードを要求するパーセルとしては、パーセル(−1,0)、(−1,−1)、(0,−1)、(1,−1)、(1,0)、(1,1)、(0,1)となる。このようにして、無駄なダウンロードをなくし、ダウンロードのための通信時間を短縮することができる。
【0033】
さらにまた、操作ボタン群14には、「地図更新」ボタンが設けられており、情報提供センタ7に地図情報などのダウンロードを要求するときに、この「地図更新」ボタンが操作されると、ダウンロードを要求する上記9個のパーセルの中に既にダウンロードされてメモリカード18内に格納されていても、これも含めてダウンロードの要求がなされるようにする。これにより、道路や橋などの新設や撤廃などで地図に変更があった場合には、これを知ったユーザが新たな地図内容のパーセルに更新することができる。
【0034】
図3に戻って、上記のように、CPU10が地図情報等のダウンロードを要求して(ステップ105)、必要な情報がダウンロードされると、このダウンロードされた情報は一旦RAM11に書き込まれ、CPU10によって次のような処理がなされる。
【0035】
即ち、RAM11に書き込まれた情報は読み出されてパーセル単位に分解され(ステップ106)、メモリカード18に既にファイル化されて記憶されているパーセルとで新たなファイルが再構成され(ステップ107)、地図表示のために読み出すときに正しく読み出されたことを確認できるようにするために、夫々のファイルにチェックサムコードが付加され(ステップ108)、さらに、パーセル毎にフォルダが決定されて(ステップ109)、メモリカード18に書き込まれる(ステップ110)。このとき、再構成されたファイルもRAM11に保存される。
【0036】
以上のステップ103〜107の動作を、図7により、説明する。
【0037】
いま、図7(a)に示すように、4個のパーセル1,2,3,4がダウンロードされたものとすると、これらを、図7(b)に示すように、パーセル単位に分解し、図7(c)に示すように、メモリカード18に既に記憶されている既存パーセルと組み合わせて新たなファイル1,2を形成し、夫々にチェックサムコードを付加する。
【0038】
ここで、メモリカード18に格納されるファイルは、地図内容が互いに関連し合うパーセルがまとまって構成されるものである。図8はこのように形成されたファイルを模式的に示す図である。
【0039】
同図において、ここでは、地図内容が隣り合う2つのファイル1,2を示している。ファイル1が東経E1〜E2,北緯N1〜N2の範囲のパーセルによって構成されているものとすると、ファイル2はその隣りの領域での東経E2〜E3,北緯N1〜N2の範囲のパーセルによって構成されている。また、同じファイル内においても、各パーセルの位置関係がその地図内容との関連で、同様に、設定されることになる。従って、新たにダウンロードされたパーセル1,2とパーセル3,4が東経E2の経度線を挟んで領域の地図情報を持つものであれば、パーセル1,2がファイル1の東経E2の経度線側に割り込んだ位置関係となるような配置関係となり、パーセル3,4もファイル2の東経E2の経度線側に割り込んだ位置関係となるような配置関係となる。
【0040】
なお、1つのファイルは、ここでは、16個のパーセルからなるものとしているため、ファイルに新たにダウンロードされたパーセルが割り込まれると、これによってはみ出すこのファイルのパーセルは、隣りのファイルに移ることになる。図3でのステップ107は、このように、ファイルを再構成するのである。
【0041】
また、図8では、2つのファイルの関係を示したが、要するに、緯度,経度で表わされる予め決められた基準点に対するパーセルの地図の位置関係に応じてパーセル間の配列関係が決まり、新たなパーセルがダウンロードされると、メモリカード18に記憶されている既存のパーセルに対して正しい位置に配列されるように、ファイルの再構成が行なわれるのである。
【0042】
このように、新たにパーセルがダウンロードされる毎にファイルを再構成することにより、メモリカード18の利用効率が向上する。これは、メモリカードの最小記憶単位は4kバイトであり、この最小記憶単位毎に記録が行なわれる。また、1パーセルのサイズは、せいぜい数百バイト程度である。従って、いま、百バイトのパーセルを9個ダウンロードされたとし、これを1ファイルとしてメモリカード18に書き込むと、これが4kバイトの最小記録単位に格納されることになり、ダウンロードされる毎にかかる方法を採ると、4kバイトの最小記録単位でほぼ1kバイトが使用されるだけである。特に、メモリカード18での格納ファイル数が増えてくると、既に使用できるパーセルもあってダウンロードされるパーセル数も少なくなり、ますます最小記録単位で使用される容量が少なくなり、利用効率が低下する。
【0043】
これに対し、この実施形態では、ダウンロードがある毎にファイルを再構成し、常に1ファイルの容量をメモリカード18の最小記憶単位の容量とほぼ同程度とするものであるから、メモリカード18の利用効率が大幅に向上することになる。 また、図3のステップ109では、各パーセルにファイル名が付与され、このファイル名に応じたフォルダが決定される。
【0044】
このファイル名について、一例として、スケールが100mの場合について説明すると、日本の全体地図を経度方向に2等分し、緯度方向に4等分した夫々をブロックセットといい、夫々のブロックセットにID(識別番号:ブロックセットID)が割り当てられる。また、ブロックセットを経度方向に32等分し、緯度方向に32等分した夫々のものをブロックといい、夫々のブロックにブロックIDが割り当てられる。さらに、ブロックを経度方向に32等分し、緯度方向に32等分した夫々のものがパーセルであり、夫々のパーセルにパーセルIDが割り当てられる。なお、スケールによって分割の仕方が異なる。
【0045】
このようにして、スケールが100mの場合、ブロックセットは2×4個あり、ブロックセット毎にブロックが32×32個あり、また、ブロック毎にパーセルが32×32個ある。このような多くのパーセルを区別するために、夫々のパーセルにスケールとブロックセット,ブロック,パーセルの各IDからなるファイル名が付与されることになる。そして、かかるブロックセット,ブロック,パーセルの各IDとしては、経度方向の番号と緯度方向の番号とからなっており、一例として、スケール100mで、ブロックセットID=(1,2)、ブロックID=(8,10)、パーセルID=(5,32)のパーセルについてみると(なお、カッコ内については、(経度方向の番号,緯度方向の番号)であり、10以上はアルファベットa,b,c,……で表わす)、
04 12 8a 5v map
となる。但し、「04」はスケール100mに対応するレベルを表わし、「12」はブロックセットIDを、「8a」はブロックIDを、「5v」はパーセルIDを夫々表わしている。
【0046】
フォルダは、パーセルIDの緯度,経度の番号毎に1を引いて4で割り、余りを切捨てて得られる値とする。上記のファイル名の場合、フォルダは(1,7)となる。これによると、緯度,経度夫々の方向に4個ずつの、従って、16個のパーセルに同じフォルダが割り当てられることになる。
【0047】
ところで、上記のように、1ファイルにはほぼ16個のパーセルが含まれることになるから、全てのパーセルをダウンロードした場合には、同じファイル内のパーセルには、同じフォルダが割り当てられることになる。しかし、実際には、全体からみると、ダウンロードされるパーセルは少ないものであって、しかも、ダウンロードするパーセルも特定の広い地域に片寄るものではなく、いろんな地域のパーセルがダウンロードされるものである。このようなことからすると、同じファイルの中に異なるフォルダのパーセルが含まれることになる。換言すると、ダウンロードされたパーセルはフォルダが分散されてファイル化されるものであり、このような形態でメモリカード18に格納されるものであるから(図3のステップ110)、パーセルのアクセス速度が向上することになる。
【0048】
図3に戻って、メモリカード18に書き込まれたファイルはこのメモリカード18から読み出され、これとRAM11に保存されている同じファイルとが比較され、これらが一致したときには、このファイルが正しくメモリカード18に書き込まれたものとして(ステップ111)、このファイルの書込動作を終了して次のファイルについての同様の処理を行なう(ステップ110)。メモリカード1に記録済みのファイルはRAM11から消去される。両者が一致しないときには(ステップ111)、ROM11に保存されている同じファイルの再書込みを行ない(ステップ112)、ダウンロードを終了する。
【0049】
次に、図9により、図2のディスプレイ13の表示画面に地図を表示する場合のCPU10の制御動作について説明する。
【0050】
同図において、表示制御動作が開始すると(ステップ200)、まず、自車位置に対する地図データ(パーセル)がメモリカード18に格納されているか否か判定し、この地図データがある場合には(ステップ201)、これをメモリカード18から読み出し(ステップ202)、そのチェックサムコードで正しく読み出されたか否か判定し、正しく読み出された場合には(ステップ203)、その地図データを用いてディスプレイ13の表示画面に地図を表示させるが(ステップ204)、正しく読み出されなかった場合には(ステップ203)、メモリカードが異常である旨のメッセージを表示画面に表示させる(ステップ205)。以上の動作は、車両の走行中も、地図データが必要となったときに行なわれる。
【0051】
表示制御動作が開始とともに、あるいは以上のような動作中に、新たな地図データが必要となったが、自車位置に対する地図データ(パーセル)がメモリカード18に格納されていない場合には(ステップ201)、この地図データがダウンロードの必要があるものであるか否かを判定する。ダウンロードが必要かどうかは、例えば、プログラムで設定することができ、その地図データが海だけのものであるような場合には、ダウンロードの必要がない。このように、新たに必要とされる地図データがダウンロードの必要がないものであるときには(ステップ206)、その地図データを使用する場合には、表示画面に海として表示する(ステップ207)。
【0052】
また、ダウンロードが必要な表示レベルの地図情報である場合には(ステップ206)、車両が走行中であるか否か判定し、走行中でなければ、あるいは操作ボタン群14での詳細地図表示の指示操作により(ステップ208)、この必要とする地図データ、即ち、パーセルのダウンロードを情報提供センタ7に要求する(ステップ209)。このダウンロードは図3に示した方法が採られる。また、車両が走行中であって、操作ボタン群14での詳細地図表示の指示操作がないときには(ステップ208)、メモリカード18に予め格納されている広域地図データを読み出し、これを表示画面に表示させる(ステップ210)。勿論、この場合も、CPU10は経路データやカーマークも作成し、これらを広域地図上に表示する。
【0053】
このようにして、メモリカード18に詳細地図情報が格納されていれば、これを用いて地図の表示を行なうが、これがなければ、ダウンロードが不要な場合には、海を表示して無駄に情報のダウンロードを回避できるし、また、走行中である場合には、元々メモリカード18に格納されている広域地図を用いることができるから、運転中のカーナビゲーションの操作をしなくとも、案内地図が途切れることがない。
【0054】
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はかかる実施形態のみに限定されるものではない。例えば、上記のファイル名やフォルダの割付け等については、説明の都合上、一例として示したものに過ぎない。
【0055】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ダウンロードされた複数のパーセルをパーセル毎に分離し、記録媒体に既に格納されているパーセルも含めて新たなファイルを再構成し、再構成された該ファイルを記録媒体に格納するものであるから、このファイルのデータ量を記録媒体の記録に適したものとすることができて、記録媒体の利用効率を大幅に高めることができる。
【0056】
また、要求によってダウンロードされる複数のパーセルは、車両の現在位置を含むパーセルとその周辺のパーセルとするものであるから、車両から指定される経路からはずれた走行を行なっても、記録媒体からこれに対するパーセルを取得することができ、パーセルの走行中のダウンロードが不要となる。
【0057】
さらに、周辺のパーセルのうちの既にダウンロードされて記憶媒体に格納されるパーセルは、要求するパーセルから除かれるものであるから、パーセルの無駄なダウンロードを排除できて、ダウンロードのための通信時間を短縮することができる。
【0058】
また、本発明によると、車両の進行につれて地図表示を必要とする次の所望とするパーセルを前記記録媒体で検索し、その検索の結果、該所望とするパーセルがないときには、該所望とするパーセルが地図表示を必要としないパーセルであるとき、該所望とするパーセルによる地図表示部分を海として表示するものであるから、海だけという地図情報のダウンロードをしなくてもよく、無駄なダウンロードを回避できるし、また、海が地図画面として表示されるので、ユーザとしても、これを認識できて違和感を引き起こすようなことはない。
【0059】
また、本発明によると、車両の進行につれて地図表示を必要とする次の所望とするパーセルを前記記録媒体で検索し、その検索の結果、該所望とするパーセルがないときには、所望とするパーセルをダウンロード要求することが容易な状態にあるとき、そのダウンロードを要求し、所望とするパーセルをダウンロード要求することが容易な状態にないとき、記録媒体に予め格納されている広域地図情報を読み出して地図表示するものであるから、運転の安全性の上からパーセルのダウンロード要求が好ましくないような場合でも、表示画面では、地図表示がなされるものであり、カーナビゲーション機能が損なわれることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 通信型カーナビゲーションシステムの概略構成を示す図である。
【図2】 図1に示すシステムに用いる本発明によるカーナビゲーション装置の一実施形態を示すブロック図である。
【図3】 図1に示す実施形態の地図データのダウンロードのための動作の一具体例を示すフローチャートである。
【図4】 表示画面とパーセルとの関係を示す図である。
【図5】 図2に示す実施形態でのダウンロードされるデータの一具体例を模式的に示す図である。
【図6】 図2に示す実施形態でのダウンロードされるデータの他の具体例を模式的に示す図である。
【図7】 図3のステップ106〜108の動作を説明するための図である。
【図8】 図3のステップ107で形成されたファイルの構成を模式的に示す図である。
【図9】 図2に示す実施形態での地図データ表示のための動作の一具体例を示す図である。
【符号の説明】
1 カーナビゲーション装置
2 携帯電話機
3 GPS受信機
4 車速パルス発生部
5 基地局
6 公衆網
7 情報提供センタ
10 CPU(中央処理ユニット)
11 RAM(ランダム・アクセス・メモリ)
12 フラッシュROM(リード・オンリ・メモリ)
13 ディスプレイ
14 操作ボタン群(入力部)
15 車速パルスセンサIF(インタフェース)
16 GPSセンサIF
17 メモリカードIF
18 メモリカード
19 携帯電話IF
Claims (3)
- 複数の地区に分割された地図データを保有する情報提供センタとの通信を確立する通信手段と、
前記情報提供センタから取得した地図データを記録媒体に格納する格納手段と、
車両の走行速度を検出する車速検出手段と、
前記車速検出手段からの信号に基づき、走行・停車の判定を行なう車両状態判定機能と、
前記記録媒体の空き容量が所定量以上あるかどうか判定する空き容量判定機能と、
表示すべき地区の地図データが前記記録媒体に格納されているかどうか検索する地図データ検索機能と
を備えるとともに、
前記地図データ検索機能で前記記録媒体を検索して表示すべき地区の地図データがないと判定されると、前記車両状態判定機能で前記車両の状態を判定し、前記車両が停車状態にあると判定されると、前記空き容量判定機能で前記記録媒体に所定量以上の空き容量があるか否かを判定され、所定量以上の空き容量があると判定されると、前記通信手段を用いて表示すべき地区とそれに隣接する地区での現在選択されている縮尺率の地図データを情報提供センタから取得し、前記空き容量判定機能で前記記録媒体に前記所定量以上の空き容量がないと判定されると、前記記録媒体から前記記録媒体に予め記録されている所定の縮尺率の、前記車両の現在位置を含む地域の広域地図データを検索して読み出す処理を行なう制御手段と
を有することを特徴とするカーナビゲーション装置。 - 複数の地区に分割された地図データを保有する情報提供センタとの通信手段を備え、ユーザにより設定された目的地情報を前記情報提供センタへ送り目的地まで誘導するのに必要な地図データを取得して記録媒体へ格納するカーナビゲーション装置における地図データの表示制御方法であって、
ユーザによる操作で現在選択されている縮尺率の、前記記録媒体に格納されていない新たな地区の地図データの表示が必要になったとき、
前記カーナビゲーション装置を搭載した車両の状態を確認し、
前記車両が停車状態にあることが確認されると、前記記録媒体の空き容量をチェックし、
前記記録媒体に所定量の空き容量がない場合には、前記記録媒体に予め格納されている所定の縮尺率の、前記車両の現在位置を含む地域の広域地図データを表示することを特徴とする地図データの表示制御方法。 - 請求項1に記載のカーナビゲーション装置での、複数の地区に分割された地図データを保有する情報提供センタから取得した該地区の地図データを記録媒体に格納する方法であって、
該記録媒体の最小記録単位に収まる地図データの数の地区を1つの領域とし、
新たな地図データを前記情報提供センタから取得したときには、該新たに取得した地図データが示す地区が属する領域の地図データが格納されたファイルを前記記録媒体から検索して読み出し、
該新たに取得した地図データを含めて1つのファイルを再構成し、前記記録媒体に格納することを特徴とする地図データ格納方法。
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