JP2003302225A - ナビゲーション装置及びそのためのプログラム - Google Patents

ナビゲーション装置及びそのためのプログラム

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JP2003302225A
JP2003302225A JP2002108192A JP2002108192A JP2003302225A JP 2003302225 A JP2003302225 A JP 2003302225A JP 2002108192 A JP2002108192 A JP 2002108192A JP 2002108192 A JP2002108192 A JP 2002108192A JP 2003302225 A JP2003302225 A JP 2003302225A
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data
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Seishi Yamanaka
清史 山中
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Pioneer Electronic Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信型ナビゲーション装置において、ナビゲ
ーション装置側に記憶する地図データを適切に更新す
る。 【解決手段】 ナビゲーション装置は、ユーザに対して
地図を表示する際に使用する地図データとともに、地図
データの使用履歴情報を記憶する。地図データの使用履
歴情報は、その地図データを過去にどの程度の頻度で使
用したかなどを示す情報である。ナビゲーション装置
は、その動作中に新たな地図データを記憶する必要が生
じると、記憶ユニットに空き領域があるか否かを検出す
る。記憶ユニットに空き領域がある場合には、新たな地
図データなどをその空き領域に記憶することができる。
一方、前記記憶ユニットに空き領域がない場合は、前記
使用履歴情報に基づいて、前記記憶ユニット内の地図デ
ータを消去して空き領域を作る。よって、そのようにし
て作った空き領域に新たな地図データを記憶することが
できる。これにより、ナビゲーション装置は、記憶容量
に制限のある記憶ユニットを効率的に使用して、必要な
地図データを記憶することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信型ナビゲーシ
ョン装置の技術分野に属し、特にナビゲーション装置の
利用中に行われる地図データの取得処理に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ナビゲーション装置においては、
地図データはCD−ROM(CompactDisc-Read Only Me
mory)又はDVD−ROM(DVD-Read Only Memory)な
どの地図データ記録媒体に記憶されているものが使用さ
れていた。即ち、ナビゲーション装置は、CD−ROM
やDVD−ROMなどの地図データ記録媒体のドライブ
ユニットを備え、車両の移動に応じて車両の現在位置付
近の地図データを地図データ記録媒体から読み出し、車
両の運転席付近に取り付けられた液晶モニタなどに表示
していた。
【0003】しかし、地図データの供給源をそのような
記録媒体とすると、地図データの更新が頻繁に行えない
という問題が生じる。地図データは、高速道路などの新
たな道路網の整備などに応じて更新される。また、ナビ
ゲーション装置において使用される地図データには、道
路データの他に、付近の施設や店舗(例えば、コンビニ
エンスストア、ガソリンスタンド)などの情報が含めら
れている。最近では、比較的頻繁に新しい店舗ができた
り、古い店舗が無くなったりする傾向があるので、常に
最新の情報を得ようとすれば、頻繁に地図データ記録媒
体を買い換える必要があり、これはユーザにとっては負
担となる。また、地図データ記録媒体は、例えば半年、
1年といったある周期毎に新版が発売されるので、たと
え毎回最新のものを購入したとしても現実の店舗の更新
などには追いつけないことが多い。
【0004】また、最近ではナビゲーション装置の高機
能化に伴って、地図データに含められる道路データ以外
の付随的データのデータが増加、複雑化する傾向もあ
り、例えば高度な経路検索や経路誘導を行うためにナビ
ゲーション装置に高速処理が可能なマイクロプロセッサ
を搭載する必要が出てくる。これは、装置規模やコスト
の増大を招く。
【0005】このような問題を解決するために、最近で
は通信型ナビゲーションシステムが提案されている。こ
の通信型ナビゲーションシステムでは、車両に搭載され
たナビゲーション装置と通信ネットワーク上の地図デー
タ提供センタとの間で双方向の無線通信を利用し、地図
データ提供センタから車両上のナビゲーション装置へ地
図データを送信する。ナビゲーション装置は、受信した
地図データを例えばハードディスクなどの記憶媒体上に
記憶し、その地図データを使用して地図表示や経路案内
などを行う。このような通信型ナビゲーション装置の例
は、特開平7−262495号公報、特開平10−96
644号公報などに記載されている。
【0006】このような通信型ナビゲーションシステム
によれば、地図データ提供センタ側の地図データベース
を更新すれば、ユーザは通信により常にその最新の地図
データを利用することが可能となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述のような通信型ナ
ビゲーション装置では、ユーザが過去に走行したことの
ない地域を走行すると、ナビゲーション装置が地図デー
タ提供センタにアクセスして、その地域の地図データを
ダウンロードし、記憶媒体に記憶する。よって、ユーザ
が新たな地域を走行するたびに、ナビゲーション装置内
の記憶媒体に記憶される地図データ量は増加してゆくこ
とになる。しかし、ナビゲーション装置側において地図
データを記憶するハードディスクなどの記憶媒体の記憶
容量には制限があるため、既に取得し、記憶した地図デ
ータにより記憶媒体の容量が一杯になってしまうと、そ
れ以上は新たな地図データを取得できなくなってしまう
という問題が生じる。
【0008】本発明は、以上のような点に鑑みてなされ
たものであり、通信型ナビゲーション装置において、ナ
ビゲーション装置側に記憶する地図データを適切に更新
する手法を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の1つの観点によ
れば、ナビゲーション装置は、地図データ及び前記地図
データの使用履歴情報を記憶する記憶ユニットと、新た
な地図データを記憶する必要が生じたときに、前記記憶
ユニットに空き領域があるか否かを検出する検出手段
と、前記記憶ユニットに空き領域がないことを前記検出
手段が検出したときに、前記使用履歴情報に基づいて、
前記記憶ユニット内の地図データを消去して空き領域を
作る消去手段と、を備える。
【0010】上記のナビゲーション装置は、ユーザに対
して地図を表示する際に使用する地図データとともに、
地図データの使用履歴情報を記憶する。地図データの使
用履歴情報は、その地図データを過去にどの程度の頻度
で使用したかなどを示す情報である。ナビゲーション装
置は、その動作中に新たな地図データを記憶する必要が
生じると、記憶ユニットに空き領域があるか否かを検出
する。記憶ユニットに空き領域がある場合には、新たな
地図データなどをその空き領域に記憶することができ
る。一方、前記記憶ユニットに空き領域がない場合は、
前記使用履歴情報に基づいて、前記記憶ユニット内の地
図データを消去して空き領域を作る。よって、そのよう
にして作った空き領域に新たな地図データを記憶するこ
とができる。これにより、ナビゲーション装置は、記憶
容量に制限のある記憶ユニットを効率的に使用して、必
要な地図データを記憶することができる。
【0011】上記のナビゲーション装置の一態様は、新
たな地図データを取得する必要が生じたときに、地図デ
ータ提供サーバと通信して地図データを取得する通信手
段と、取得した地図データを、前記消去手段が作った空
き領域に保存する保存手段と、をさらに備えることがで
きる。これにより、通信型ナビゲーション装置におい
て、必要に応じて地図データを取得し、地図を表示する
とともに、記憶ユニット内に記憶される地図データが更
新される。
【0012】1つの好適な態様では、前記使用履歴情報
は、所定単位の地図データ毎の使用頻度の情報を含み、
前記消去手段は、前記使用頻度が低い地図データから順
に削除してもよい。使用頻度が低い地図データは、その
ナビゲーション装置を使用するユーザにとってはあまり
重要度が高くないと考えられるので、そのような地図デ
ータを優先的に消去して記憶ユニットの容量を有効活用
することができる。
【0013】他の好適な態様では、前記使用履歴情報
は、所定単位の地図データ毎の最新使用日時の情報を含
み、前記消去手段は、前記最新使用日時が古い地図デー
タから順に削除してもよい。最新使用日時が古い地図デ
ータは、過去に使用したことはあるものの、最近は使用
してないものであるので、そのような地図データを優先
的に消去して記憶ユニットの容量を有効活用することが
できる。
【0014】さらに他の態様では、前記使用履歴情報
は、所定単位の地図データ毎の使用頻度の情報及び最新
使用日時の情報を含み、前記消去手段は、前記使用頻度
が所定頻度以下であること、及び、前記最新使用日時が
所定期間より古いことの一方又は両方の条件を具備する
地図データを削除することとしてもよい。
【0015】本発明のさらに他の一態様は、地図表示エ
リアに対応する地図データを使用して地図を表示する表
示手段と、前記表示手段が使用した地図データについ
て、前記使用履歴情報を更新する更新手段と、をさらに
備えることができる。これにより、地図の表示に地図デ
ータを使用するたびに、その地図データの使用履歴情報
が更新されるので、常に最新の使用履歴情報に基づい
て、適当な地図データから順に消去することができる。
【0016】本発明の他の観点では、記憶ユニットを備
えるナビゲーション装置により実行されるプログラム
は、前記ナビゲーション装置を、地図データ及び前記地
図データの使用履歴情報を前記記憶ユニットに記憶する
手段、新たな地図データを記憶する必要が生じたとき
に、前記記憶ユニットに空き領域があるか否かを検出す
る検出手段、前記記憶ユニットに空き領域がないことを
前記検出手段が検出したときに、前記使用履歴情報に基
づいて、前記記憶ユニット内の地図データを消去して空
き領域を作る消去手段、として機能させる。
【0017】このプログラムを、ナビゲーション装置に
おいて実行することにより、上述の記憶ユニット内に記
憶される地図データを適切に更新することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】通信型ナビゲーション装置におい
ては、基本的に地図データを通信により取得するが、装
置の導入時などにおいては、比較的多量のデータを用意
する必要があり、これを全て通信により行うとすれば、
ユーザの通信費用の負担が大きくなる。そこで、ある程
度の基本的な地図データは最初に装置側の地図データ記
憶媒体に予め記憶させておく(以下、この処理を「プリ
インストール」とも呼ぶ)。その後は、ユーザが既に地
図データがプリインストールされている地域内を走行す
る場合には、既に記憶媒体に記憶されている地図データ
を使用してナビゲーションを行う。一方、地図データが
プリンインストールされている地域外を走行する場合に
は、ナビゲーション装置は地図データ提供センタに接続
して必要な地図データを取得し、記憶媒体に記憶する。
こうして、新たな地域を走行する場合にもナビゲーショ
ンを行うことができる。本発明は、そのようにして新た
な地図データを取得及び記憶を行った結果、記憶媒体の
容量が一杯になった場合に、適切に地図データの更新を
行う手法を提供するものである。
【0019】以下、図面を参照して本発明の好適な実施
の形態について説明する。なお、以下の説明は、本発明
を車両用の通信型ナビゲーション装置(以下、単に「ナ
ビゲーション装置」という。)に適用した例を示す。
【0020】[1]ナビゲーション装置 図1に、本発明の実施形態にかかるナビゲーション装置
の利用状況を模式的に示す。図1において、ナビゲーシ
ョン装置7は車両5に搭載されている。ナビゲーション
装置7は、複数の衛星4からの電波を受信することによ
り、自車位置を測位する。また、ナビゲーション装置7
は通信機能を利用して地図データ提供センタ6に接続
し、地図データをダウンロードして内部の地図データ記
憶ユニットに記憶する。車両の進行に伴って、地図デー
タ提供センタ6から必要な地図データを取得することに
より、経路誘導や経路案内などの機能を実行することが
できる。
【0021】図2に、ナビゲーション装置7の構成を示
す。図2に示すように、ナビゲーション装置7は、自立
測位装置10、GPS受信器18、システムコントロー
ラ20、CD−ROMドライブ31、DVD−ROMド
ライブ32、データ記憶ユニット36、通信用インタフ
ェース37、通信装置38、表示ユニット40、音声出
力ユニット50及び入力装置60を備えて構成されてい
る。
【0022】自立測位装置10は、加速度センサ11、
角速度センサ12及び距離センサ13を含んで構成され
ている。加速度センサ11は、例えば圧電素子からな
り、車両の加速度を検出し、加速度データを出力する。
角速度センサ12は、例えば振動ジャイロからなり、車
両の方向変換時における車両の角速度を検出し、角速度
データ及び相対方位データを出力する。
【0023】距離センサ13は、車両の車輪の回転に伴
って発生されているパルス信号からなる車速パルスを計
測する。
【0024】GPS受信器18は、緯度及び経度情報等
から車両の絶対的な位置を検出するために用いられるべ
き複数のGPS衛星からの測位用のデータを含む下り回
線データを搬送する電波19を受信する部分である。
【0025】システムコントローラ20は、インタフェ
ース21、CPU(Central Processing Unit)22、
ROM(Read Only Memory)23及びRAM(Random A
ccessMemory)24を含んでおり、ナビゲーション装置
7全体の制御を行うように構成されている。
【0026】インタフェース21は、加速度センサ1
1、角速度センサ12及び距離センサ13並びにGPS
受信器18とのインタフェース動作を行う。そして、こ
れらから、車速パルスの他、加速度データ、相対方位デ
ータ、角速度データ、GPS測位データ、絶対方位デー
タ等をシステムコントローラ20に入力する。CPU2
2は、システムコントローラ20全体を制御する。RO
M23は、システムコントローラ20を制御する制御プ
ログラム等が格納された図示しない不揮発性メモリ等を
有する。RAM24は、入力装置60を介して使用者に
より予め設定された経路データ等の各種データを読み出
し可能に格納したり、CPU22に対してワーキングエ
リアを提供したりする。
【0027】システムコントローラ20、CD−ROM
ドライブ31、DVD−ROMドライブ32、データ記
憶ユニット36、通信用インタフェース37、表示ユニ
ット40、音声出力ユニット50及び入力装置60は、
バスライン30を介して相互に接続されている。
【0028】CD−ROMドライブ31及びDVD−R
OMドライブ32は、システムコントローラ20の制御
の下、CD33及びDVD34から夫々、音楽データ、
映像データなどのコンテンツデータ及び後述の各処理に
対応する制御プログラムを読み出し、出力する。なお、
CD−ROMドライブ31及びDVD−ROMドライブ
32は、いずれか一方だけ設けてもよいし、CD及びD
VDコンパチブルのドライブを設けてもよい。
【0029】また、本発明においては、地図データは、
原則としては後述するプリインストールによるもの及び
通信により地図データ提供センタ6から取得されたもの
を使用するが、CD−ROM33及びDVD−ROM3
4に記憶された地図データを読み出して使用することも
可能なように構成されている。特に、一般的な地図デー
タ以外の、特殊な企画もののディスク(例えば、ゴルフ
場マップ、スキー場マップ、観光地の周遊プランガイド
など)を使用する際には、CD−ROMドライブ31又
はDVD−ROMドライブ32を好適に利用することが
できる。
【0030】データ記憶ユニット36は、主として地図
データを記憶するユニットである。なお、地図データ
は、後述するプリインストール処理により取得されると
ともに、車両の走行中に必要に応じて地図データ提供セ
ンタ6から取得されてデータ記憶ユニット36に記憶さ
れる。なお、データ記憶ユニット36は、必要に応じ
て、CD−ROMドライブ31或いはDVD−ROMド
ライブ32から読み込まれた音声データや映像データ、
及び前述の企画もののディスクの地図データなどを格納
することもできる。
【0031】通信装置38は、例えば携帯電話からな
り、モデム等を構成する通信用インタフェース37を介
して、地図データ提供センタ6から地図データをダウン
ロード可能に構成されている。
【0032】表示ユニット40は、システムコントロー
ラ20の制御の下、各種表示データを表示する。表示ユ
ニット40は、バスライン30を介してCPU22から
送られる制御データに基づいて表示ユニット40全体の
制御を行うグラフィックコントローラ41と、VRAM
(Video RAM )等のメモリからなり即時表示可能な画像
情報を一時的に記憶するバッファメモリ42と、グラフ
ィックコントローラ41から出力される画像データに基
づいて、液晶、CRT(Cathode Ray Tube)等のディス
プレイ44を表示制御する表示制御部43と、ディスプ
レイ44とを備えて構成されている。ディスプレイ44
は、例えば対角5〜10インチ程度の液晶表示装置等か
らなり、車内のフロントパネル付近に装着される。
【0033】音声出力ユニット50は、システムコント
ローラ20の制御の下、CD−ROMドライブ31又は
DVD−ROM32、若しくはRAM24等からバスラ
イン30を介して送られる音声デジタルデータのD/A
(Digital to Analog)変換を行うD/Aコンバータ5
1と、D/Aコンバータ51から出力される音声アナロ
グ信号を増幅する増幅器(AMP)52と、増幅された
音声アナログ信号を音声に変換して車内に出力するスピ
ーカ53とを備えて構成されている。
【0034】入力装置60は、各種コマンドやデータを
入力するための、キー、スイッチ、ボタン、リモコン、
音声入力装置等から構成されている。入力装置60は、
車内に搭載された当該車載用電子システムの本体のフロ
ントパネルやディスプレイ44の周囲に配置される。
【0035】[2]プリインストールシステム 次に、地図データのプリインストールを行うシステムに
ついて説明する。本発明の通信型ナビゲーション装置7
では、地図データは原則として通信により地図データ提
供センタ6から取得されるが、ナビゲーション装置7の
導入時には、例えば自宅付近など、比較的頻繁に使用す
るであろう地域の地図データをプリインストールする。
これにより、ナビゲーション装置7の使用開始時に多量
の地図データを通信によりダウンロードする必要がなく
なる。
【0036】図3に、プリインストール処理を実行する
ためのシステムの構成を概略的に示す。図3に示すよう
に、販売店8と地図データ提供センタ6とが通信ネット
ワーク103を介して接続されている。販売店8は、ナ
ビゲーションシステムの販売店であり、例えばカーディ
ーラーやカー用品店などである。
【0037】地図データ提供センタ6は、地図サーバ1
01と、地図データベース(以下、「DB」と記す。)
104とを備える。地図DB104は地図データを記憶
している。地図サーバ101は、販売店8からのリクエ
ストに応じて、必要な地図データを地図DB104から
取得し、通信ネットワーク103を通じて販売店8へ送
信する。
【0038】販売店8には、通信ネットワーク103に
接続したプリインストール端末102が設置されてい
る。プリインストール端末102は、ユーザのナビゲー
ション装置7にプリインストールすべき地図データのリ
クエストを地図データ提供センタ6に送信し、対応する
地図データを受信して、内部のメモリなどに一時的に記
憶する。そして、その地図データをナビゲーション装置
7のデータ記憶ユニット36へ記憶させる。
【0039】プリインストール端末102からナビゲー
ション装置7のデータ記憶ユニット36へ地図データを
記憶させる方法はいくつかある。1つの方法は、プリイ
ンストール端末102が地図データをDVD−RAM、
半導体メモリ、カード型記憶媒体などの記憶メディアに
一時的に記憶し、それをナビゲーション装置7のドライ
ブ装置に挿入してデータ記憶ユニット36に記憶する方
法である。
【0040】また、データ記憶ユニット36が半導体メ
モリやハードディスクなどの着脱可能な媒体により構成
される場合には、プリインストール端末102からその
ような媒体に地図データを記憶した後、その媒体をユー
ザに提供することもできる。ユーザは、その媒体を自己
のナビゲーション装置7に装着するだけで、地図データ
のプリインストールが完了することになる。なお、この
方法によれば、プリインストール用地図データが記憶さ
れた記憶媒体をユーザに郵送などの手段により提供する
こととして、ユーザがプリインストールのために販売店
8に訪れる必要をなくすことも可能となる。そのほか
に、ナビゲーション装置7の通信機能を利用してプリイ
ンストール端末102と例えば赤外線などにより無線通
信し、又はデータ線を接続してデータ通信することによ
り、地図データをデータ記憶ユニット36に記憶させる
ことができる。
【0041】[3]地図データ 次に、地図データの構造について説明する。地図データ
は、所定の地理上の地域を所定の面積の複数の区画に区
切った単位で作成される。この単位を、「メッシュ」と
呼び、1つのメッシュに対応する地図データを「メッシ
ュデータ」と呼ぶ。よって、地図データはメッシュデー
タの集合である。
【0042】図4に、海沿いのある地域の地図を複数の
メッシュに区分した状態を概略的に示す。図4におい
て、線111は海岸線を示しており、その右側が水域
(海)、左側は陸である。図4の左上の地域は山となっ
ている。また、線110は道路を示している。
【0043】この地域は、地図データとしては格子状に
規定された複数のメッシュMに区画されている。図4に
おいては、各メッシュMの内部にその識別番号(M11
〜M55)が示されている。メッシュデータは、図4に
示すメッシュ毎に用意されている。図4中のx及びy座
標は、それぞれ経度及び緯度に対応する。
【0044】また、図4に示す地図は、ある特定の縮尺
のものであり、メッシュデータは複数の縮尺毎に作成さ
れる。日本地図は複数の縮尺のものが作成されている
が、各縮尺毎に地図を複数のメッシュに区画し、メッシ
ュデータが用意されている。
【0045】図5(a)に、地図データ(メッシュデー
タ)の内容を示す。メッシュデータは、大別して道路デ
ータと、背景データと、注記データとを含む。道路デー
タは、地図上の道路を示すベクトルデータである。背景
データは、地図として表示される領域中の、道路以外を
示すデータである。ナビゲーション装置7に表示される
地図では、道路の他にその付近の状態が図示される。例
えば、道路沿いに池があれば、池を示す画像が表示され
るし、都会の地図であれば、地理上の区画が表示され
る。これらが背景データとして含まれている。
【0046】また、注記データは、地図中に表示される
文字、記号、マークなどに対応するデータであり、文字
データ、施設の地図標識及びロゴマークを含む。ナビゲ
ーション装置により表示された地図中には、地名、住
所、交差点名、駅名などが文字により表示されるが、文
字データはこれらの文字のデータである。また、地図上
には、例えば学校、病院、郵便局などの施設が地図記号
として表示される場合があり、これらが施設の地図標識
を示すデータに含まれる。さらに、コンビニエンススト
ア、ガソリンスタンドなどの店舗を示すマークが表示さ
れるが、これらロゴマークも注記データに含まれる。
【0047】このように、メッシュデータは、基本的に
は道路データ、背景データ及び注記データを含んで構成
される。但し、メッシュが対応する地域によっては、各
データが存在しない場合がある。例えば、図4に示すメ
ッシュM55などは完全に海の領域であり、道路、施
設、店舗などは存在しない。よって、メッシュM55の
メッシュデータには、道路データ及び注記データは含ま
れず、背景データのみが含まれる。メッシュM55の場
合、地図表示としては海であることを示す青色で全領域
が表示されるので、そのための背景データのみが含まれ
ることになる。
【0048】このことから理解されるように、各メッシ
ュデータのデータ量はメッシュ毎に異なる。例えば、図
4のメッシュM43やM34などは、複数の道路が交わ
り、さらに海岸線が含まれているので、メッシュデータ
に含まれるデータ量は大きくなる。一方、完全に海の領
域であるメッシュM55や、完全に山の地域である(道
路が存在しない)メッシュM11などは、メッシュデー
タのデータ量は少ない。
【0049】このように、地図データは縮尺毎に複数の
メッシュデータとして作成されているので、プリインス
トールの際、及び、その後の走行中に必要に応じて地図
データを地図データ提供センタ6から取得する際も、地
図データの取得はメッシュデータ単位で行われることに
なる。つまり、地図データは、複数のメッシュデータの
形態でナビゲーション装置7のデータ記憶ユニット36
内に記憶される。
【0050】[4]使用履歴データ 次に、ナビゲーション装置7のデータ記憶ユニット36
内に記憶される使用履歴データについて説明する。使用
履歴データとは、図3に示すナビゲーション装置7のデ
ータ記憶ユニット36内に記憶された地図データの使用
履歴を示すデータである。プリインストールの場合も、
その後に必要に応じて取得する場合も、ナビゲーション
装置7はメッシュデータの形態で地図データを地図デー
タ提供センタ6から取得し、データ記憶ユニット36内
に記憶する。よって、データ記憶ユニット36内には複
数のメッシュデータが記憶されている。ここで、ナビゲ
ーション装置は、使用履歴データとしてメッシュデータ
毎に、各メッシュデータの使用履歴を記憶する。
【0051】図5(b)に使用履歴データの例を示す。
この例では、使用履歴データは、メッシュデータの識別
番号(以下、「メッシュID」とも呼ぶ。)毎に分類さ
れて記憶されており、「使用頻度(回数)」の情報と、
「最新使用日時」の情報を含む。「使用頻度」は、その
メッシュデータを過去に使用した頻度を例えば回数の形
で示している。よって、使用頻度が高いメッシュデータ
は、そのユーザの日常の走行エリアに含まれる可能性が
高く、重要なメッシュデータであるということができ
る。一方、「最新使用日時」は、そのメッシュデータを
最後に使用した日時を示している。よって、ユーザが比
較的頻繁に走行する地域のメッシュデータは、その最新
使用日時も比較的新しくなっている。
【0052】本発明では、プリインストールした地図デ
ータ及びその後の走行中に取得した地図データによりデ
ータ記憶ユニット36の記憶容量が一杯になった場合
に、このような使用履歴データに基づいて、重要度の低
いメッシュデータから順に削除して記憶エリアを空け
て、新たに必要となった地図データを記憶する。具体的
には、図5(b)に例示する使用履歴データの使用頻度
を参照し、使用頻度の低いメッシュから順にデータ記憶
ユニット36内のメッシュデータを削除し、必要な記憶
エリアを空けることができる。また、使用履歴データ中
の最新使用日時が古い方から順にメッシュデータを削除
することもできる。最新使用日時が古いメッシュデータ
は、長い期間にわたって使用していないメッシュデータ
であるので、重要度は低いと考えられるからである。ま
た、使用頻度と最新使用日時の両方の情報を組み合わせ
て、削除するメッシュデータを決定することも可能であ
る。例えば、使用頻度が少ない方から所定数に含まれる
という条件、及び、最新使用日時が所定期間より古いと
いう条件の両方又はいずれか一方を満たすメッシュデー
タを削除するなどの方法も採用できる。
【0053】なお、このようにして重要度の低いメッシ
ュデータを削除しても、ユーザが再度そのメッシュデー
タを必要とする地域を走行した場合は、再びそのデータ
が地図データ提供センタ6からダウンロードされてデー
タ記憶ユニット36内に記憶されることになる。
【0054】[5]プリインストール処理 次に、プリインストール処理について説明する。前述の
ように、プリインストール処理は、ナビゲーション装置
の導入時に行われ、ユーザが指定した所定の基準点に基
づいて所定のエリアの地図データをデータ記憶ユニット
36内に記憶する処理である。
【0055】図6はプリインストール処理のフローチャ
ートである。なお、以下の例は、図3に示すシステムに
おいて、ナビゲーション装置7を購入したユーザが販売
店8を訪れ、店員がユーザから必要な情報を得てプリイ
ンストール端末102を操作してプリインストール処理
を実行するものとする。
【0056】また、プリインストール端末102は、通
信ネットワークによる通信機能を有するパーソナルコン
ピュータなどの端末装置とすることができ、プリインス
トールプログラムを実行することによりプリインストー
ル端末として動作する。同様に、地図サーバ101も、
以下に説明するステップを実行するプリインストールプ
ログラムを実行することによりプリインストール処理を
行う。
【0057】まず、店員はプリインストール端末102
を操作して、ユーザが指定する基準点を入力する(ステ
ップS1)。ここで、「基準点」とは、プリインストー
ルする地図データの範囲を決定するための基準となる地
理的な場所をいう。基準点はユーザの希望する任意の場
所とすることができ、通常は、ユーザは車両を頻繁に使
用する自宅、勤務先などを基準点として設定することが
多いであろう。なお、基準点の入力方法としては、例え
ば店員がプリインストールプログラム中で、基準点とし
てユーザが指定した住所を入力することができる。
【0058】次に、プリインストール端末102は、基
準点に基づいて、地図データをプリインストールするエ
リア(以下、「プリインストールエリア」と呼ぶ。)を
決定する(ステップS2)。プリインストールエリアの
決定方法としては、例えば基準点から所定距離内のエリ
アをプリインストールエリアに決定する方法がある。ま
た、例えば自宅と勤務先などというように基準点を複数
入力し、それらを結ぶ所定範囲をプリインストールエリ
アに決定することもできる。なお、本発明においてはプ
リインストールエリアの決定方法は各種方法を利用する
ことができ、それにより本発明が限定されるものではな
い。
【0059】こうして、プリインストールエリアが決定
されると、プリインストール端末102は、通信ネット
ワーク103を利用し、決定されたプリインストールエ
リアに対応する地図データを地図データ提供センタ6内
の地図サーバ101に要求する(ステップS3)。地図
サーバ101は、要求された地図データを地図DB10
4から読み出し、通信ネットワーク103を通じてプリ
インストール端末102へ送信する。プリインストール
端末102は、地図サーバ101から地図データを受信
し、ナビゲーション装置7のデータ記憶ユニット36内
に保存する(ステップS4)。こうして、プリインスト
ール処理が終了し、ナビゲーション装置7のデータ記憶
ユニット36内にはユーザが指定した基準点に基づいて
決定されたプリインストールエリア内の地図データが保
存された状態となる。
【0060】[6]地図表示処理 次に、地図表示処理について図7を参照して説明する。
図7は、地図表示処理のフローチャートである。なお、
この地図表示処理は、上述のプリインストール処理が行
われた後、実際のユーザが車両を走行させた際に実行さ
れものであり、具体的には図1に示すシステムコントロ
ーラ20が予め用意された地図表示処理用プログラムを
実行することにより実現される。
【0061】ユーザが車両の走行を開始すると、ナビゲ
ーション装置7のシステムコントローラ20は、自立型
測位装置10やGPS受信器18などを使用して車両の
現在位置を算出し、現在位置を含む所定範囲の地図表示
エリアを決定する(ステップS11)。
【0062】次に、システムコントローラ20は、ステ
ップS11で決定された地図表示エリアに対応する全て
の地図データ(メッシュデータ)がナビゲーション装置
7内のデータ記憶ユニット36内に存在するか否かを判
定する(ステップS12)。地図表示エリアに対応する
全ての地図データがデータ記憶ユニット36内に揃って
いる場合(ステップS12;Yes)、処理は後述のステ
ップS17へ進む。一方、地図表示エリアに対応する全
ての地図データがデータ記憶ユニット36内に揃ってい
ない場合(ステップS12;No)、ナビゲーション装置
7は地図データ提供センタ6に接続して、不足している
地図データを取得する必要がある。
【0063】次に、システムコントローラ20は、デー
タ記憶ユニット36内に空きエリアがあるか否かを判定
する(ステップS13)。空きエリアがある場合、新た
に取得したデータはその空きエリアに記憶することがで
きるので、処理はステップS15へ進む。一方、空きエ
リアがない場合、システムコントローラ20は新たに取
得する地図データを保存するために、データ記憶ユニッ
ト36内に空きエリアを作らなければならない。よっ
て、システムコントローラ20は、図5(b)に例示し
たような使用履歴データを参照して、使用頻度が低い地
図データなど、重要度の低い地図データを削除する(ス
テップS14)。
【0064】そして、処理はステップS15に進み、シ
ステムコントローラ20は地図データ提供センタ6の地
図サーバ101にアクセスして、不足している地図デー
タを要求し、その地図データを地図サーバ101から取
得してデータ記憶ユニット36内に保存する(ステップ
S16)。
【0065】これにより、ステップS11で決定された
地図表示エリアの地図データが全て揃ったことになるの
で、システムコントローラ20は地図表示エリアの地図
をディスプレイ44に表示する(ステップS17)。さ
らに、システムコントローラ20は、ステップS17に
おいて地図表示に使用した各地図データ(メッシュデー
タ)について、図5(b)に例示したような使用履歴デ
ータを更新する(ステップS18)。以上の処理は、基
本的に車両の現在位置が変更するたびに実行される。
【0066】[7]変形例 上記の例では、データ記憶ユニット内の地図データを削
除して空きエリアを確保する際、使用履歴の観点からデ
ータ記憶ユニット内に記憶されている全ての地図データ
を同等に比較している。その代わりに、例えば、プリイ
ンストール処理によりデータ記憶ユニットに保存された
地図データと、その後の地図表示処理により取得され、
保存された地図データとを区別してもよい。例えば、プ
リインストール処理により記憶ユニットに保存された地
図データは、ユーザ自身が指定したエリアの地図データ
であり、自宅などの周辺の地図データである場合が多い
ので、地図表示処理において削除する対象から除外する
とか、使用頻度に基づいて削除するか否かを判断する際
に重み付けを行って、使用頻度が同程度であればプリイ
ンストール処理により保存された地図データは削除され
にくくするといった調整を行うことも可能である。ま
た、その逆に、プリインストール処理により得られた地
図データを優先的に削除するような調整を行うことも可
能である。例えば、地図データの更新方法について、ユ
ーザに選択させるくつかの方針を用意しておく。通常は
プリインストールした地図データが削除されにくい設定
になっているが、例えばユーザが転居したような場合に
は、ユーザが設定を変更することにより、プリインスト
ールした地図データが優先的に削除されるようにして、
早く転居後のエリアの地図データがデータ記憶ユニット
内に蓄積されるようにすることもできる。
【0067】以上の実施形態は、本発明を車両ナビゲー
ション装置に適用した場合であったが、本発明はこれに
は限られず、船舶、飛行機などの他の移動体についての
通信型ナビゲーション装置に適用することが可能であ
る。また、人間が持ち歩く携帯型のナビゲーション装置
に適用することも可能である。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
重要度の低い地図データから順に削除することにより、
ナビゲーション装置の限られた記憶容量の範囲内で地図
データを適切に更新することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかる通信型ナビゲーショ
ン装置の利用状況を模式的に示す図である。
【図2】図1に示す通信型ナビゲーション装置の構成を
示すブロック図である。
【図3】プリインストール処理を実行するためのシステ
ムの構成を概略的に示す。
【図4】ある地域を複数のメッシュに区分した状態を概
略的に示す。
【図5】地図データ(メッシュデータ)及び使用履歴デ
ータのデータ構造例を示す。
【図6】プリインストール処理のフローチャートであ
る。
【図7】地図表示処理のフローチャートである。
【符号の説明】
4 衛星 5 車両 6 地図データ提供センタ 7 通信型ナビゲーション装置 10 自立測位装置 18 GPS受信器 20 システムコントローラ 31 CD−ROMドライブ 32 DVD−ROMドライブ 36 データ記憶ユニット 37 通信用インタフェース 38 通信装置 40 表示ユニット 50 音声出力ユニット 60 入力装置 101 地図サーバ 102 プリインストール端末 103 通信ネットワーク 104 地図データベース
フロントページの続き Fターム(参考) 2C032 HB02 HB11 HB22 HB25 HC08 HC13 HD03 HD26 2F029 AA02 AB01 AB07 AB09 AB13 AC02 AC06 AC08 AC09 AC14 AC17 5H180 AA01 BB04 BB05 BB13 BB16 FF04 FF05 FF22 FF27 FF32

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地図データ及び前記地図データの使用履
    歴情報を記憶する記憶ユニットと、 新たな地図データを記憶する必要が生じたときに、前記
    記憶ユニットに空き領域があるか否かを検出する検出手
    段と、 前記記憶ユニットに空き領域がないことを前記検出手段
    が検出したときに、前記使用履歴情報に基づいて、前記
    記憶ユニット内の地図データを消去して空き領域を作る
    消去手段と、を備えることを特徴とするナビゲーション
    装置。
  2. 【請求項2】 新たな地図データを取得する必要が生じ
    たときに、地図データ提供サーバと通信して地図データ
    を取得する通信手段と、 取得した地図データを、前記消去手段が作った空き領域
    に保存する保存手段と、をさらに備えることを特徴とす
    るナビゲーション装置。
  3. 【請求項3】 前記使用履歴情報は、所定単位の地図デ
    ータ毎の使用頻度の情報を含み、前記消去手段は、前記
    使用頻度が低い地図データから順に削除することを特徴
    とする請求項1又は2に記載のナビゲーション装置。
  4. 【請求項4】 前記使用履歴情報は、所定単位の地図デ
    ータ毎の最新使用日時の情報を含み、前記消去手段は、
    前記最新使用日時が古い地図データから順に削除するこ
    とを特徴とする請求項1又は2に記載のナビゲーション
    装置。
  5. 【請求項5】 前記使用履歴情報は、所定単位の地図デ
    ータ毎の使用頻度の情報及び最新使用日時の情報を含
    み、 前記消去手段は、前記使用頻度が所定頻度以下であるこ
    と、及び、前記最新使用日時が所定期間より古いことの
    両方の条件を具備する地図データを削除することを特徴
    とする請求項1又は2に記載のナビゲーション装置。
  6. 【請求項6】 前記使用履歴情報は、所定単位の地図デ
    ータ毎の使用頻度の情報及び最新使用日時の情報を含
    み、 前記消去手段は、前記使用頻度が所定頻度以下であるこ
    と、及び、前記最新使用日時が所定期間より古いことの
    いずれか一方の条件を具備する地図データを削除するこ
    とを特徴とする請求項1又は2に記載のナビゲーション
    装置。
  7. 【請求項7】 地図表示エリアに対応する地図データを
    使用して地図を表示する表示手段と、 前記表示手段が使用した地図データについて、前記使用
    履歴情報を更新する更新手段と、をさらに備えることを
    特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載のナビ
    ゲーション装置。
  8. 【請求項8】 記憶ユニットを備えるナビゲーション装
    置により実行されるプログラムであって、前記ナビゲー
    ション装置を、 地図データ及び前記地図データの使用履歴情報を前記記
    憶ユニットに記憶する手段、 新たな地図データを記憶する必要が生じたときに、前記
    記憶ユニットに空き領域があるか否かを検出する検出手
    段、 前記記憶ユニットに空き領域がないことを前記検出手段
    が検出したときに、前記使用履歴情報に基づいて、前記
    記憶ユニット内の地図データを消去して空き領域を作る
    消去手段、として機能させることを特徴とするプログラ
    ム。
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