JP4683014B2 - 経路案内装置、道路地図データ作成装置及び道路地図データ作成方法 - Google Patents

経路案内装置、道路地図データ作成装置及び道路地図データ作成方法 Download PDF

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Description

本発明は、所定の道路地図データから、データ量がより小さい道路地図データを作成する道路地図データ作成装置、及び道路地図データ作成方法に関する。
従来、道路地図データに基づいて運転手等に経路案内等の運転支援を行うナビゲーション装置としては、道路地図データを記憶しておく記憶媒体に、ハードディスク(以下、HDDと記載する)や、DVD−ROMなどを用いるものが知られている。HDDとしては、記憶容量が数十〜数百GBのものがあり、DVD−ROMとしては、記憶容量が数GB〜数十GBのものがある。
このように、HDDやDVD−ROMは、記憶容量が大きいため、よりデータ量の大きい道路地図データを記憶しておくことができ、道路地図データを記憶する記憶媒体として現在の主流となっている。
一方、道路地図データを記憶する記憶媒体としてCD−ROM/RAM等を用いるカーナビゲーション装置も勿論ある。また、近年、道路地図データを記憶する記憶媒体として、例えば、カード或いはチップ形式のフラッシュメモリ(以下、メモリカードと記載する)を採用したカーナビゲーション装置も開発されている。メモリカードは、大容量化が急速に進んでいると共に、データの書き換えが簡単であるという使い勝手の良さなどから、そのメモリカードを採用したカーナビゲーション装置の普及が進んでいる。
ところで、メモリカードの大容量化が進んでいるといっても、その記憶容量は、HDDやDVD−ROMと比較すると小さく、数GB程度である。また、CD−ROM/RAMの記憶容量は数百MB程度である。
すると、HDDやDVD−ROMに記憶することを前提として作成された道路地図データは、そのままではメモリカードやCD−ROM/RAMに収まらないことが多い。そこで、従来は、HDDやDVD−ROM用の道路地図データ(以下、大道路地図データと記載する)を利用しつつ、メモリカードやCD−ROM/RAMに記憶可能な道路地図データを作成する場合、例えば、(1)大道路地図データのうちの削除可能なデータを削除したり、(2)その大道路地図データを、その大道路地図データの形式とは異なる形式であって、データ量をより抑えることができるような形式に変換したりしていた。尚、(1)の具体例としては、日本全国を網羅した道路地図データのうち、中部以外の道路地図データを削除する、つまり、全国版の道路地図データを中部版の道路地図データにするとか、音声案内のための音声データは削除するとかいったようなことが考えられる。
尚、上記(1)、(2)のような方法(常套手段と考えられる)を直接的に明示した特許文献は発見できなかったものの、例えば特許文献1には、HDDに記憶された道路地図データのうち、不要なデータを削除する思想が開示されている。
特開2001−165669号公報
しかしながら、例えば上記(1)のような方法を採用した場合、道路地図データの品質は低下してしまうこととなる。このため、道路地図データの利用者の満足度が低下してしまうと思われる。
また、上記(2)のような方法では、場合によってはデータ量を抑えることができる形式の定義付け(新たなフォーマット形式の開発)から着手しなければならなかったりする。また、既存の形式を利用するにしても、形式の変換は容易ではなく、多くの工数を要してしまう。例えば、変換後の道路地図データに異常や間違いがないかといったような検査や評価に多くの工数を要してしまう。
本発明は、こうした問題に鑑みなされたもので、所定の道路地図データから、データ量がより小さく、かつ利用者の満足度を維持できる道路地図データを簡単に作成できる道路地図データ作成装置及び道路地図データ作成方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するためになされた本願発明は、経路案内用の道路地図データ(以下、案内用道路地図データと称する)を用いて経路案内を行う経路案内装置において、読出手段と、復元情報記憶手段と、復元手段と、を備えたものである。尚、案内用道路地図データとしては、ハードディスク(HDD)やDVD−ROM等に記憶させることを前提とした道路地図データがある。
特に、経路案内装置において、読出手段は、データ領域を削除する削除処理によって案内用道路地図データの一部(未使用のデータ領域)が削除された道路地図データ(以下、削減道路地図データと称する)が記憶されたメモリからその削減道路地図データを読み出す。
復元情報記憶手段は、削除処理と相反する処理であって、削除処理によって削除されるデータ領域を特定して、生成する処理、を表す復元情報を予め記憶する。
復元手段は、読出手段によりメモリから削減道路地図データが読み出されると、復元情報記憶手段に記憶された復元情報が表す処理を実行し、その削減道路地図データにおいて削除処理によって削除されているデータ領域を生成して、削減道路地図データから案内用道路地図データを生成する。尚、メモリとしては、例えばCD−ROMやメモリカード等がある。
そして、案内用道路地図データは、複数のデータフレームから構成され、復元手段により、復元情報が表す処理に従い、削減道路地図データが有するデータフレームのデータ構成、案内用道路地図データが有すデータフレームのデータ構成に復元される。
これによれば、データ量が抑えられた削減道路地図データから、案内用道路地図データと同等の地図データを作成(復元)し、その復元した道路地図データに基づき経路案内を実行するようにすることができる。つまり、経路案内装置は、削除処理が施された道路地図データであっても、削除処理が施されていない道路地図データを用いた場合と同じ経路案内を行うことができる。このため、経路案内の品質は維持されるようになり、利用者の満足度が低下してしまわないようにすることができる。
また、本願発明の経路案内装置によれば、削減道路地図データとしては、元々の案内用道路地図データの一部が削除されることで生成される。これによれば、例えば案内用道路地図データを異なるフォーマットに変換したりしなくても良いため、新たなフォーマットを開発したりする必要がなくなり簡単である。
そして、前述のように、復元情報は、削除処理によるデータの削除の処理と相反する処理を表す。
これによれば、削除処理が施された道路地図データを、復元情報に基づき、削除処理が施される前の道路地図データに容易に復元できるようになる。そして、復元できた道路地図データの信頼性の向上に寄与し得る。
また、削除処理では、案内用道路地図データが有するデータフレームにおけるデータ領域のうち、データが格納されない未使用のデータ領域が特定され、削除されるようになっており、復元手段は、復元情報が表す処理を実行し、削減道路地図データが有するデータフレームのそれぞれについて、削除処理によって削除されたデータ領域を特定して、生成する。
これによれば、削除処理を施すことで確実に道路地図データのデータ量を削減でき、しかも、道路地図データの品質が劣化してしまうことがない。
また、本願発明では、データフレームを用いて経路案内のための処理を実行するアプリケーションを記憶するアプリケーション記憶手段を備え、復元手段により、削減道路地図データが有するデータフレーム、案内用道路地図データが有すべきデータフレームであってアプリケーションに対応したデータフレームに復元される。
このような構成によれば、アプリケーションに何ら変更を加えなくても良く、既存のアプリケーションをそのまま利用できるようになる。ところで、アプリケーションプログラムとしては、例えば経路計算を行うプログラムや、音声案内を行うプログラムなどがある。
次に、本願発明の道路地図データ作成装置は、経路案内装置に提供するための道路地図データを作成するものである。その道路地図データは、経路案内装置が経路案内に用いる案内用道路地図データ一部削除された道路地図データ(以下、削減道路地図データと称する)である。
そして、その道路地図データ作成装置は、CPUと、ROMと、第1の記憶制御装置と、第2の記憶制御装置と、記憶装置と、削除処理実行手段と、送信手段と、を備えている。
CPUは、所定のプログラムに従い動作して各種処理を実行する。
ROMは、削除処理のプログラムを記憶する。削除処理とは、データが未格納である未使用のデータ領域を特定して、削除する処理である。
第1の記憶制御装置は、CPUの指示に従い、作成された削減道路地図データを第1の記憶媒体に書き込む。
第2の記憶制御装置は、CPUの指示に従い、案内用道路地図データをその案内用道路地図データが記憶された第2の記憶媒体から読み出す。
記憶装置には、CPUの指示に従い、第2の記憶制御装置が読み出した案内用道路地図データが記憶される。
削除処理実行手段は、CPUの指示に従い、削除処理のプログラムを実行して、記憶装置に記憶された案内用道路地図データに対して削除処理を実行する。
送信手段は、削除処理実行手段によりデータ量が削減された道路地図データを第1の記憶制御装置に送信する。
そして、第1の記憶制御装置は、送信手段から送信された道路地図データを作成された削減道路地図データとして第1の記憶媒体に書き込む。
これによれば、本願発明の経路案内装置で利用し得る削減道路地図データを作成してその作成した削減道路地図データを経路案内装置に提供し得るようになる。
また、本願発明の道路地図データ作成装置は、削除処理では、案内用道路地図データが有するデータフレームにおけるデータ領域のうち、データが未格納である未使用のデータ領域が特定され、削除される。
これによれば、確実に道路地図データのデータ量を削減でき、しかも、道路地図データの品質が劣化してしまうことがない、という効果を得ることができる。
次に、本願発明の道路地図データ作成方法は、経路案内装置に提供する道路地図データを作成する方法である。その道路地図データは、経路案内装置が経路案内に用いる案内用道路地図データ一部削除した道路地図データ(以下、削減道路地図データと称する)である。
本願発明の道路地図データ作成方法は、具体的には、コンピュータとしての道路地図データ作成装置が、案内用道路地図データを、その案内用道路地図データが記憶された第1の記憶媒体から読み出すステップと、案内用道路地図データが読み出されると、その案内用道路地図データを記憶装置に記憶するステップと、記憶装置に記憶された案内用道路地図データについて、予め記憶されたプログラムに従い、その案内用道路地図データにおけるデータ領域のうち、データが未格納である未使用のデータ領域を特定して、削除する処理である削除処理を実行するステップと、削除処理によりデータ量が削減された道路地図データを削減道路地図データとして第2の記憶媒体に書き込むステップと、を実行することを特徴としている。これによれば、本願発明の経路案内装置で利用し得る削減道路地図データを作成してその作成した削減道路地図データを経路案内装置に提供し得るようになる。
また、本願発明の道路地図データ作成方法は、削除処理では、案内用道路地図データが有するデータフレームにおけるデータ領域のうち、データが未格納である未使用のデータ領域が特定され、削除されることを特徴としている。これによれば、確実に道路地図データのデータ量を削減でき、しかも、道路地図データの品質が劣化してしまうことがない、という効果を得ることができる。
以下に、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。
図1は、本実施形態の道路地図データ作成装置1を表す概略図である。この道路地図データ作成装置1は、車両の運転手等に経路案内等の運転支援を行うナビゲーション装置(図示は省略する)において用いられる道路地図データを作成する装置であり、特に、例えば製品として完成してDVD−ROM等に記憶されている既存の道路地図データから、その道路地図データのデータ量よりも記憶容量の小さい例えばメモリカード(ナビゲーション装置において道路地図データを記憶しておく記憶媒体として使用される)に記憶させるための道路地図データを作成するものである。
道路地図データ作成装置1は、パーソナルコンピュータ(以下、PCと記載する)10と、そのPC10と接続される表示装置20と、DVDドライブ30と、メモリカードリーダ・ライタ40とを備えている。
PC10は、所定のプログラムに従い動作して各種処理を実行するCPU11と、CPU11が行う各種プログラムを記憶するROM12と、CPU11による各種処理の実行結果等が一時的に記憶されるRAM13と、CPU10が行う各種プログラムや、その他各種データなどを記憶するハードディスク(HDD)14と、当該PC10と外部の機器(具体的に、表示装置20、DVDドライブ30、及びメモリカードリーダ・ライタ40)とを通信可能に接続するためのインタフェース(I/O)15とを備えている。
表示装置20は、HDD14に記憶された情報、DVDドライブ30を介して図示しないDVD−ROM/RAM等から読み込まれた情報、或いはメモリカードリーダ・ライタ40を介して図示しないメモリカードから読み込まれた情報等を表示するもものである。
DVDドライブ30は、DVD−ROM/RAM等から情報を読み込んだり、DVD−RAM等に情報を書き込んだりするためのものである。
メモリカードリーダ・ライタ40は、図示しないメモリカードの情報を読み書きするためのものである。
次に、図2(a)は、道路地図データ作成装置1のCPU11が実行する道路地図データ作成処理を表すフローチャートである。この処理は、例えば使用者の入力に基づき開始される。
この処理では、まず、S110で、DVDドライブ30を介して、DVD−ROM/RAM等から、そのDVD−ROM/RAMに記憶された道路地図データを読み込む。尚、そのDVD−ROM/RAMに記憶された道路地図データは、例えば製品として完成している道路地図データである。
次に、S120に進み、S110で読み込んだ道路地図データのデータ量を削減する処理(データ量削除処理)を実行する。ここでは、データ量を削減した後の道路地図データ(以下、データ量削減道路地図データと記載する)のデータ量が、その道路地図データを記憶させたい図示しないメモリカードの記憶容量より小さくなるように、データ量削除処理を実行する。
より具体的には、所定の削除ルールに基づき、道路地図データの一部を削除する。この削除ルールについては後述する。削除ルールは、道路地図データ作成装置1の例えばROM12に予め記憶される。尚、削除ルールの内容は、データ量削減道路地図データのデータ量が所望の値となるように、適宜変更されても良い。或いは、データ量削減道路地図データのデータ量が所望の値となるように、データ量削除処理において、削除ルールの例えば一部のみが適用されるようにしても良い。
次に、S130に進み、S120のデータ量削除処理により生成されたデータ量削減道路地図データを、メモリカードリーダ・ライタ40に転送する。これにより、メモリカードリーダ・ライタ40を介して、そのメモリカードリーダ・ライタ40にセットされている図示しないメモリカードに、データ量削減道路地図データを記憶させる。そしてその後、当該処理を終了する。尚、データ量削減道路地図データが記憶されたメモリカードは、図示しないナビゲーション装置において利用される。
次に、図2(b)は、削除ルールを表す。
ところで、道路地図データは、例えば、道路を表す情報を含む道路データフレーム、背景(道路及び文字を除いたもの)の情報を含む背景データフレーム、目的地までの経路を表す情報を含む経路データフレーム、所定の目的地を検索する際に用いられる検索データ(POI)、及び、建物名称、所定の地点の名称、道路・交差点の名称等の情報を含む名称データフレーム、などから構成される。
図2(b)では、その道路データフレーム、背景データフレーム、経路データフレーム、検索データ(POI)、名称データフレームのそれぞれについて、削除ルールの一例を記載している。
まず、道路データフレームについての削除ルールの一例について説明する。
ここで、図3(a)は、道路データフレームの構造の一例を示す図である。道路データフレームは、管理情報が格納される管理フィールドと、1つ又は複数のレコードを有するレコード部とから構成される。レコード部の各レコードには、道路の画像が表示装置20に表示されるようにするための情報が格納されている。例えば、レコード1の情報が全て読み込まれることで交差点が描画されるようになる、といった具合である。
管理フィールドの管理情報は、レコードの数を定義する情報である。例えば、管理フィールドの一番左の管理情報としての「3」は、レコードの数を3と定義するものである。そして、これにより、管理フィールドの直下に、3個のレコードが定義される(レコード1〜3)。そして、管理フィールドにおいて、管理情報としての「3」の右には、同じく管理情報として「5」が格納されており、これにより、レコード1〜3の領域の直下に、5個のレコード(レコード1’〜5’)が定義される。以下、同様であり、説明を省略する。
管理情報とレコードとの関係をまとめると、管理情報の3が、管理フィールド直下のレコード1〜3に対応し、管理情報の5が、レコード1〜3直下のレコード1’〜5’に対応し、管理情報の8が、レコード1〜5直下のレコード1"〜8"に対応する。
そして、各レコードにおいては、データが格納されていない領域(空領域)もある。図2(b)に戻り、同図〈1〉は、この空領域を削除することを表す。空領域を削除するとは、説明を加えるならば、その空いている領域自体、つまり情報を格納する箱を削除するということである。
また、各レコードにおいては、所定の固定値が格納されている領域がある。固定値が格納されるのは、例えば、データの構成上決まった値(固定値)が格納されていなければならない、というようなルールに基づくものであり、いわば必然的なものである。図2(b)の〈2〉は、この固定値を、その固定値を格納する領域(箱)ごと削除することを表す。図3(a)の例に当てはめると、固定値として「1」が格納された領域が削除される。
また、管理フィールドでは、管理情報が格納されていない領域もある。図2(b)の〈3〉は、この管理情報が格納されていない領域を削除することを表す。図3(a)では、管理フィールドの右側6つの領域については、管理情報が格納されていない。そこで、その管理情報が格納されていない領域については削除される。
道路データフレームについて、もう少し具体的に見てみる。
図3(b)において、紙面に向かって左側の図は、例えば表示装置20上に表示される道路(交差点)を表す画像である。そして、この交差点の画像の情報は、その交差点画像の右側に示すような、ノード及びリンクの情報で表される。尚、前述したレコードには、例えばノードデータやリンクデータなどが格納される。
ノードデータは、例えばノードの座標やノード種別(交差点、合流地点等の種別)を表す。
リンクデータは、例えば道路(リンク)両端の座標、種別、道路長、道路幅員等を表す。
例えば、図3(b)において、交差点を構成する道路Aは、ノード100,101と、そのノード100,101を接続するリンク200とで表される。そして、例えば道路Bについても、ノード(例えばノード102)とリンクとで表される。ここで、道路Bを表すノード及びリンクのうち、ノード102は、ノード100と同じである。具体的に、ノードの座標やノードの種別が同じである。ノード100とノード102とは、同じ地点を表すものだからである。このような場合、ノード102のデータは、ノード100のデータを参照すればよいことを示す指示情報(符号300を付した矢印であり、以下、矢印をポインタと記載する)が定義される。そして、ノード102のデータは、ポインタ300が参照元として指示するノード100のデータと同じデータとなる。
同じく、ノード103のデータは、ポインタ301により、ノード102と同じデータとなる。また、ノード104のデータは、ポインタ302により、ノード103と同じデータになる。さらに、ノード100についても、ポインタ303により、ノード104がデータの参照元として指示される。
この場合、少なくとも、ノード100、及びポインタ300,301,302のデータがあれば、ノード102,103,104のデータは省略できる。つまり、例えば、ノード100のデータと、ポインタ300のデータとで、ノード102のデータは必然的に決まる。ノード103,ノード104についても同様である。さらに、ノード100自体のデータがあれば、ポインタ303は省略できる。
この点、図2(b)の〈4〉は、ノード102,103,104のデータ(同一ノード座標データ)を削除することを表し、同図〈5〉は、ポインタ303(同一ノードの最終ポインタ)を削除することを表している。
また、道路地図データとしては、比較的小さい領域を網羅した道路地図データ(以下、小域データと記載する)と、より広域を網羅した道路地図データ(以下、広域データ)とがある。そして例えば、より広域の地図を表示する場合に、その広域を構成する小域データを複数読み込むと共にそれらを組み合わせて表示することも考えられるが、そのようにすると、小域データを複数読み込む分だけ、表示するまでに時間がかかってしまうため、最初から広域を網羅した広域データを用意しておく場合がある。この点、図2(b)の〈6〉は、広域データを削除することを表している。つまり、少なくとも小域データがあれば、小域データを複数組み合わせることで、表示するまでに時間はかかるものの広域も網羅できるため、広域データを削除する趣旨である。
具体的に、図3(c)に示すように、縮尺が例えば1万分の1(或いは2万分の1)といったような比較的縮尺の大きい地図データを残し、一方、縮尺が例えば4万分の1(或いは8万分の1)といったような比較的縮尺の小さい地図データを削除する。この場合に、ナビゲーション装置において例えば縮尺4万分の1の地図が表示されるようにしたい場合には、次のようにすればよい。
ナビゲーション装置において、
(1)その表示したい領域を網羅できる分の縮尺1万分の1の地図データを複数読み込む。
(2)読み込んだ複数の1万分の1の地図データを結合すると共に、表示装置20の所定の表示画面に収まるように縮小する。
これにより、4万分の1の地図と同等の地図が、表示装置20に表示され得るようになる。
次に、図2(b)において、〈7〉の内容について説明する。例えばレコードにおいては、オフセットデータ(「所定バイト数だけ先の領域に」ということを表すデータ)と、サイズデータ(「データ量が所定バイトである」ということを表すデータ)とが格納される場合がある。オフセットデータとサイズデータとのうち、オフセットデータは所定データの格納場所を表すものであるためその所定データを取得する場合に必要であるが、サイズデータについては、単にデータ量を表すだけであるため特に必要とは言えない。そこで、サイズデータについては削除する、というのが、〈7〉の内容である。
次に、背景データフレームについての削除ルールの一例について説明する。図2(b)において、〈8〉の「座標値1Byteから4Byteの可変長変換」に対応するものである。尚、背景とは、表示装置20に表示される画像(道路地図を表す画像)のうち、道路、文字、及びユーザインタフェース(操作ボタン等)を除いたものである。例えば、建物、河、山、といったような画像が背景に相当する。
図4(a)に、背景データフレームの構造の一例を示す。
背景データフレームは、所定の記憶領域(本例では例えば4Byte)を有している。そして、背景データフレームには、例えば背景の種別や背景の座標といったようなデータが格納される。
そして、これらの例えば背景の種別や背景の座標といったようなデータは、1〜2Byte程度で表すことができる場合がある。この点、本例で、背景データフレームが4Byteの記憶領域を有しているのは、記憶しておくデータとして4Byte程度のものもあるためである。
そうすると、1〜2Byteのデータを背景データフレームに格納する場合、その背景データフレームの残りの2〜3Byteの記憶領域は使用されない。そこで、図2(b)の〈8〉は、その残りの2〜3Byteの記憶領域(箱)を削除する趣旨である。これを実現するために、背景データフレームに格納するデータの先頭ビットに、その背景データフレームの2Byte目を使用するか否かを表す継続フラグが格納されるようになっている。
図4の1段目に示すように、先頭ビットの継続フラグが「0」であれば、背景データフレームの2Byte目は使用しないことを表す。言い換えると、背景データフレームの1Byte目だけを使用することを表す。この場合、残りの3Byteは削除する。
また、図4の2段目に示すように、先頭ビットの継続フラグが「1」であれば、背景データフレームの2Byte目も使用することを表し、2Byte目にもデータが格納される。さらに、2Byte目の先頭ビットにも、次の3Byte目を使用するか否かを表す継続フラグがセットされるようになっている。図4の2段目の例では、2Byte目の先頭ビットの継続フラグは「0」であり、3Byte目以降は使用しないことを表す。この場合、使用されない残りの3Byte目以降は削除される。
このように、背景データフレームに継続フラグを格納することで、その背景データフレームの記憶領域のうち、どれだけが使用されるかを判別できるようにして、使用されない残りの記憶領域は削除するようにしている。
次に、図2(b)の〈9〉についてであるが、これは、経路計算用のデータのうち、経路長が所定値以上となる遠距離の経路を計算できるデータを削除する趣旨である。また、同図〈10〉は、検索データのうち、「その他企業」というような重要度の低いカテゴリを削除する趣旨である。また、同図〈11〉は、文字データのうち、重複するものについては1つのみを残して他を削除するものであり、これは、1つの文字データを、他のデータ部やプログラムにおいて共有するようにする趣旨である。
次に、図5(a)は、CPU11が実行する道路地図データ復元処理を表すフローチャートである。
このデータ復元処理では、まず、S210で、メモリカードリーダ・ライタ40を介して、図示しないメモリカードから、S130でそのメモリカードに記憶させた道路地図データ(或いは、その道路地図データのうち、所定のデータフレーム)を読み出す。
次に、S220に進み、メモリカードから読み出した道路地図データ(或いは道路地図データを構成するデータフレーム)を、データ量を削減する前の道路地図データに復元する。つまり、S110でDVD−ROM等から読み出した道路地図データと同じものに復元する。
具体的に、ここでは、図5(b)に示すような復元ルールに基づき復元する。図5(b)の復元ルールは、図2(b)の削除ルールと一対のものであり、予めROM12等に記憶されている。例えば、復元ルールの内容と削除ルールの内容とは相反するものとなっている。例を挙げると、固定値「1」を削除する削除ルールに対し、復元ルールは固定値1を復元する、という内容になる。そして、図2(b)の削除ルールが適用されてデータ量が削減された道路地図データについては、図5(b)の復元ルールを適用してデータ量が削減される前の道路地図データに復元することができる。
次に、S230に移行し、復元できた道路地図データが、DVD−ROMに記憶された道路地図データと一致するか否かの整合性チェックを行う。尚、この際、改めてDVD−ROM等から道路地図データを読み込む。尚、S110でDVD−ROM等から読み込んだ道路地図データを一旦HDD14に記憶させておき、S230では、そのHDD14から、元の道路地図データ(つまり、DVD−ROM等に記憶されていた道路地図データと同じ道路地図データ)を読み込むようにしても良い。
また、S230で、整合性チェックの結果は、表示装置20に表示して周囲に報知する。
次に、図6は、本実施形態の道路地図データ作成装置1の作用を表す図面である。図6では、道路地図データのデータ構成を表していると共に、その道路地図データのデータ量の削減、及び道路地図データの復元を概念的に表している。
図6において、「パーセル」とは描画用のデータを表す。例えば、道路地図を適当な経度幅及び緯度幅で矩形上に分割して、その分割したそれぞれの領域をパーセルと言う。そして、1つのパーセルが表示装置20に表示されたり、又は複数のパーセルが結合して表示装置20に表示される。また、「経路」とは経路計算用のデータを表し、「音声」とは音声案内用のデータを表し、「検索」とは検索用データを表し、「HWY」とは高速道路(ハイウェイ)関連のデータを表し、「画像」は道路地図として表示する画像のデータを表し、「音声認識」はその名のとおり音声認識のためのデータを表す。
道路地図データ作成装置1は、既存道路地図データ(例えばDVD−ROM等に記憶された道路地図データ)のデータ量を削減する(S120)。尚、この際、削除ルールに基づきデータ量を削減する(図2(b))。データ量の削減は、道路地図データを格納したい記憶媒体(メモリカードやCD−ROM等)に、データ量削減後の道路地図データが収まるように行う。
ここで、道路地図データ作成装置1は、図2(b)の削除ルールを適用してデータ量を削減した道路地図データに、その削除ルールと一対の復元ルールを適用して、そのデータ量を削減した道路地図データを、データ量を削減する前の道路地図データに復元する(S220)。そして、その復元した道路地図データと、既存道路地図データとの整合性チェックを行う(S230)。これにより、データ量の削減、或いは復元が正しく行われたか否か、言い換えると品質が維持されているか否かを確認する。
尚、データ量を削減した道路地図データに対し、さらに、データ量を圧縮する操作を行っても良い。この圧縮は、データの冗長性を取り除くことであり、パーソナルコンピュータ上において例えば圧縮ソフトを用いて実行されるものである。圧縮した道路地図データの復元に際しては、圧縮後の道路地図データを解凍すると共に、その解凍後の道路地図データを復元するようにすれば良い。
次に、本実施形態の道路地図データ作成装置1で作成されたデータ量削減道路地図データが、ナビゲーション装置においてどのように利用されるかについて説明する。
図7は、データ量削減道路地図データを利用するナビゲーション装置において実行される処理を表すフローチャートである。尚、ナビゲーション装置は、メモリカードリーダを備えており、データ量削減道路地図データが記憶されたメモリカードからそのデータ量削減道路地図データを読み込んで利用するようになっていることを前提とする。
この処理では、ナビゲーション装置(具体的に、ナビゲーション装置のCPU)は、まず、S310で、メモリカードから、データ量削減道路地図データ(或いはデータ量削減道路地図データを構成するデータフレーム)を読み込む。
次に、S320に進み、データ量削減道路地図データ(或いはデータフレーム)を復元する。このS320の処理の内容は、S220の処理の内容と同じである。例えば、ナビゲーション装置においては、図5(b)に示す復元ルールが予め記憶されている。
そして、S330に進み、復元した道路地図データ、或いはその道路地図データを構成するデータフレームを、各タスクに配分する。そしてその後、当該処理を終了する。
ここで、図8(a)は、図7の処理を概念的に表したものである。また、図8(b)は、データ量が削減されていない通常(既存)の道路地図データを扱う従来のナビゲーション装置における処理を概念的に表したものである。
まず、図8(a)に示すように、ナビゲーション装置では、データ量削減道路地図データが読み込まれると共に復元され(S320)、その復元された道路地図データが、各タスク(例えば、地図の描画を行うための地図描画ラスク、経路案内を行うための経路案内タスク、所定の地点の検索を行うための地点検索タスク)に配分される。
またここで、図8(b)に示すように、従来のナビゲーション装置では、データ量が削減されていない既存の道路地図データが読み込まれると共に、その読み込まれた道路地図データが、各タスクに配分される。
両者を比べると、タスクにおいては、受け取るデータは同じである。つまり、データ量を削減した道路地図データを利用する場合と、データ量を削減していない道路地図データを利用する場合とで、タスクにおいてそのタスクが受け取るデータの内容になんら変わりはない。つまり、ナビゲーション装置において、タスクを実行するためのアプリケーションプログラムは、何ら変更を加えなくてもよい。よって、既存のアプリケーションプログラムをそのまま利用できるようになっている。これは、データ量が削減された道路地図データが、各タスクへ配分される前に復元されるためであり、言い換えると、道路地図データ作成装置1が、ナビゲーション装置において復元可能なように道路地図データのデータ量を削減しているためである。
以上説明したように、本実施形態の道路地図データ作成装置1によれば、例えばメモリカード等を利用するようなナビゲーション装置に提供するための道路地図データ(ナビゲーション装置が利用するメモリカードに記憶させるための道路地図データ)を、例えばDVD−ROM等に記憶された既存の道路地図データの一部を削除して簡単に作成することができる。しかも、予め定められた削除ルールに従ってその既存の道路地図データの一部を削除するため、ナビゲーション装置では、その削除ルールと一対に定められた復元ルールに従い簡単に、そのデータの一部が削除された道路地図データを復元することができる。
このため、ナビゲーション装置では、データの一部が削除された道路地図データであっても、データの一部が削除されていない道路地図データを用いた場合と同じ経路案内を行うことができる。このため、経路案内の品質は維持されるようになり、そのナビゲーション装置の利用者の満足度が低下してしまわないようにすることができる。
また、道路地図データ作成装置1は、削除ルールでデータの一部を削除した道路地図データを、その削除ルールと一対の復元ルール、つまり、ナビゲーション装置において記憶されている復元ルールと同じルールで復元する。そして、復元後の道路地図データと、データの一部を削除する前の元の道路地図データとを比較し、整合性をチェックする。このため、データの一部を削除した道路地図データが、ナビゲーション装置において問題なく復元されるとともに利用され得るか否かが分かるようになる。そしてこれにより、道路地図データの品質が検証されるようになっており、道路地図データの利用者(ナビゲーション装置の利用者)にとって安心である。
尚、本実施形態において、S110の処理が読出手段に相当し、S120の処理が削除処理及び削除処理実行手段に相当し、S220の処理が復元手段に相当している。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術範囲内において種々の形態をとることができる。
例えば、上記実施形態では、削除ルール或いは復元ルールが予め記憶されるように構成されているが、例えば、データ量を削減するデータ量削除処理に伴って、削除ルール及び復元ルールを表す情報が生成されるようにしても良い。そして例えば、復元ルールが、データ量が削減された道路地図データと共に例えばメモリカードに記憶され、ナビゲーション装置に提供されるようにしても良い。
また、上記実施形態では、道路地図データ作成装置1は、データ量を削減した道路地図データ(データ量削減道路地図データ)を、ナビゲーション装置が利用するメモリカードに記憶するようにしているが、そのデータ量削減道路地図データを、ナビゲーション装置に直接転送するようにしても良い。
道路地図データ作成装置1を表す概略図である。 道路地図データ作成装置1のCPU11が実行する道路地図データ作成処理を表すフローチャートである。 道路データフレームの構造の一例を示す図である。 背景データフレームの構造の一例を示す図である。 道路地図データ作成装置1のCPU11が実行する道路地図データ復元処理を表すフローチャートである。 道路地図データ作成装置1の作用を表す図である。 ナビゲーション装置において実行される処理を表すフローチャートである。 図7の処理を概念的に表す図である。
1…道路地図データ作成装置
10…PC
11…CPU
12…ROM
13…RAM
14…HDD
15…I/O
20…表示装置
30…DVDドライブ
40…メモリカードリーダ・ライタ

Claims (4)

  1. (a)経路案内用の道路地図データ(以下、案内用道路地図データと称する)を用いて経路案内を行う経路案内装置において、
    (b)前記案内用道路地図データは、管理情報が格納される管理フィールドと、1つ又は複数のレコードを有するレコード部から構成される複数のデータフレームを備え、前記管理フィールドには前記レコード部においてデータが格納されるレコードのレコード数が定義されており、
    (c)前記レコード数に基づいて、データが格納される各レコードにおいて、データが未格納である未使用のデータ領域を特定して、削除する削除処理によって、前記案内用道路地図データが有するデータフレームにおけるデータ領域のうちデータが未格納である未使用のデータ領域が削除された道路地図データ(以下、削減道路地図データと称する)が記憶されたメモリからその削減道路地図データを読み出す読出手段と、
    (d)前記削除処理と相反する処理であって、前記削除処理によって削除されたデータ領域を特定して、生成する処理、を表す復元情報を予め記憶する復元情報記憶手段と、
    (e)前記読出手段により前記メモリから前記削減道路地図データが読み出されると、前記復元情報記憶手段に記憶された前記復元情報が表す処理を実行し、その削減道路地図データにおいて前記削除処理によって削除されているデータ領域を生成して、前記削減道路地図データから前記案内用道路地図データを生成する復元手段と、を備え、
    (f)前記復元手段により、前記復元情報が表す処理に従い、前記削減道路地図データが有するデータフレームのデータ構成、前記案内用道路地図データが有すデータフレームのデータ構成に復元されることを特徴とする経路案内装置。
  2. 請求項1に記載の経路案内装置において、
    前記データフレームを用いて経路案内のための処理を実行するアプリケーションを記憶するアプリケーション記憶手段を備え、
    前記復元手段により、前記削減道路地図データが有するデータフレームが、前記案内用道路地図データが有すべきデータフレームであって前記アプリケーションに対応したデータフレームに復元されることを特徴とする経路案内装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の経路案内装置に提供する道路地図データを作成する道路地図データ作成装置であって、その道路地図データは、前記経路案内装置が経路案内に用いる道路地図データ(以下、案内用道路地図データと称する)の一部を削除した道路地図データ(以下、削減道路地図データと称する)であり、
    該道路地図データ作成装置は、
    所定のプログラムに従い動作して各種処理を実行するCPUと、
    前記案内用道路地図データにおけるデータ領域のうち、データが未格納である未使用のデータ領域を特定して、削除する処理である削除処理のプログラムを予め記憶するROMと、
    前記CPUの指示に従い、作成された削減道路地図データを第1の記憶媒体に書き込む第1の記憶制御装置と、
    前記CPUの指示に従い、前記案内用道路地図データをその案内用道路地図データが記憶された第2の記憶媒体から読み出す第2の記憶制御装置と、
    前記CPUの指示に従い、前記第2の記憶制御装置が読み出した案内用道路地図データが記憶される記憶装置と、
    前記CPUの指示に従い、前記削除処理のプログラムを実行して、前記記憶装置に記憶された前記案内用道路地図データに対して前記削除処理を実行する削除処理実行手段と、
    前記削除処理実行手段により削除処理が実行されてデータ領域が削減された道路地図データを前記第1の記憶制御装置に送信する送信手段と、を備え、
    前記第1の記憶制御装置は、前記送信手段から送信された道路地図データを作成された削減道路地図データとして前記第1の記憶媒体に書き込む
    ことを特徴とする道路地図データ作成装置。
  4. 請求項1又は請求項2に記載の経路案内装置に提供する道路地図データを作成する道路地図データ作成方法であって、その道路地図データは、前記経路案内装置が経路案内に用いる道路地図データ(以下、案内用道路地図データと称する)の一部を削除した道路地図データ(以下、削減道路地図データと称する)であり、
    コンピュータとしての道路地図データ作成装置が、
    前記案内用道路地図データを、その案内用道路地図データが記憶された第1の記憶媒体から読み出すステップと、
    前記案内用道路地図データが読み出されると、その案内用道路地図データを記憶装置に記憶するステップと、
    前記記憶装置に記憶された案内用道路地図データについて、予め記憶されるプログラムに従い、その案内用道路地図データにおけるデータ領域のうち、データが未格納である未使用のデータ領域を特定して、削除する処理である削除処理を実行するステップと、
    前記削除処理によりデータ量が削減された道路地図データを前記削減道路地図データとして第2の記憶媒体に書き込むステップと、
    を実行することを特徴とする道路地図データ作成方法。
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