JP5275349B2 - 情報処理装置、情報作成装置、情報処理方法、情報作成方法、情報処理プログラム、情報作成プログラム、および記録媒体 - Google Patents

情報処理装置、情報作成装置、情報処理方法、情報作成方法、情報処理プログラム、情報作成プログラム、および記録媒体 Download PDF

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Description

この発明は、情報処理装置、情報作成装置、情報処理方法、情報作成方法、情報処理プログラム、情報作成プログラム、および記録媒体に関する。
従来、ナビゲーション装置、PND(Personal Navigation Device)、携帯電話、PDA(Personal Digital Assistant)などの情報処理装置には、地図画面を表示する機能や地点検索をおこなう機能を有したものが知られている。
このような情報処理装置は、地点検索をおこなうための各地点の住所情報などのテキストデータを格納したPOI(Point Of Interests)データベースと、地図表示用の地域名称のテキストデータが含まれる地図データを格納した地図データベースとを備えている(たとえば、下記特許文献1参照。)。
ここで、図15および図16を用いて、従来のデータベースについて詳細に説明する。図15は、従来のPOIデータベースのデータ構成を示す説明図である。図16は、地図データベースのデータ構成を示す説明図である。図15において、POIデータベース1500には、各地点のPOIデータ1501が格納されている。POIデータ1501は、それぞれ、POI種別コード、POI緯度経度情報等のほか、符号1510に示す住所情報が格納されている。さらに、住所情報1510は、番地情報1511、道路名称1512、都市名称1513などの情報からなっている。
一方、図16に示す地図データベース1600には、地物などを示した描画用のデータ等の各種データのほか、道路リンクデータ1610が格納されている。道路リンクデータ1610は、経路計算用データなどの各種データのほか、道路名称1611、番地情報1612、都市名称1613などの情報からなっている。
特開2002−107153号公報
しかしながら、上述した特許文献1に記載の技術は、POIデータベース1500に格納されている道路名称1512や都市名称1513など住所情報のテキストデータと、地図データベース1600に格納されている道路名称1611や都市名称1613などの地域名称のテキストデータとで、それぞれ同一の名称のテキストデータを重複して格納しているため、データの容量が多く、情報処理装置のパフォーマンスの低下を招くといった問題が一例として挙げられる。
特に、同じ道路に面し、住所に道路名称が含まれる地点のように、番地以外が同一の住所の地点については、POIデータベース1500および地図データベース1600にそれぞれ同一の道路名称のテキストデータを格納しているため、データ量が膨大になっているという問題が一例としてあった。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明にかかる情報処理装置は、各地点の位置情報および住所情報を含む地点データベースと、地図表示用の地域名称のテキストデータが道路リンクデータと対応して記録されている地図データベースとを有し、前記地点データベースを用いた地点検索処理および前記地図データベースを用いた地図表示処理を実行する情報処理装置であって、前記地点データベースの住所情報は、所定の地域名称を除いた住所のテキストデータであり、前記地点検索処理によって検索された地点(以下、「検索地点」という)の住所のテキストデータを用いる処理を実行する際に、当該検索地点の位置情報および住所情報を前記地点データベースから取得する第1取得手段と、前記検索地点の位置情報に基づいて、当該検索地点からあらかじめ設定された所定距離内に存在する前記道路リンクデータを抽出する抽出手段と、前記抽出手段により抽出された前記道路リンクデータと対応して記録されている地域名称のテキストデータを前記地図データベースから取得する第2取得手段と、前記第1取得手段によって取得された当該検索地点の住所情報と前記第2取得手段によって取得された地域名称のテキストデータとを組み合わせて当該検索地点の住所のテキストデータを生成する制御手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項7の発明にかかる情報作成装置は、地図表示用の地域名称のテキストデータが道路リンクデータと対応して記録されている地図データを格納する地図データベースを備え、各地点の位置情報および住所情報を格納する地点データベースにデータを格納させる情報作成装置であって、各地点の位置情報および住所情報が入力される入力手段と、前記入力手段に入力された位置情報および住所情報とに基づき、前記各地点からあらかじめ設定された所定距離内に存在する前記道路リンクデータを抽出し、抽出された前記道路リンクデータと対応して記憶されている地域名称のテキストデータを前記地図データベースから取得し、前記各地点の住所情報に所定の地域名称が含まれる住所情報については、前記所定の地域名称を除いて住所情報を前記地点データベースに格納させる格納制御手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項13の発明にかかる情報処理方法は、各地点の位置情報および住所情報を含む地点データベースと、地図表示用の地域名称のテキストデータが道路リンクデータと対応して記録されている地図データベースとを有し、前記地点データベースを用いた地点検索処理および前記地図データベースを用いた地図表示処理を実行する情報処理装置における情報処理方法であって、前記地点データベースの住所情報は、所定の地域名称を除いた住所のテキストデータであり、前記地点検索処理によって検索された地点(以下、「検索地点」という)の住所のテキストデータを用いる処理を実行する際に、当該検索地点の位置情報および住所情報を前記地点データベースから取得する第1取得工程と、前記検索地点の位置情報に基づいて、当該検索地点からあらかじめ設定された所定距離内に存在する前記道路リンクデータを抽出する抽出工程と、前記抽出工程により抽出された前記道路リンクデータと対応して記録されている地域名称のテキストデータを前記地図データベースから取得する第2取得工程と、前記第1取得工程によって取得された前記検索地点の住所情報と前記第2取得工程によって取得された地域名称のテキストデータとを組み合わせて当該検索地点の住所のテキストデータを生成する生成工程と、を含むことを特徴とする。
また、請求項14の発明にかかる情報作成方法は、地図表示用の地域名称のテキストデータが道路リンクデータと対応して記録されている地図データを格納する地図データベースを備え、各地点の位置情報および住所情報を格納する地点データベースにデータを格納させる情報作成装置の情報作成方法であって、各地点の位置情報および住所情報が入力される入力工程と、前記入力工程にて入力された位置情報および住所情報とに基づき、前記各地点からあらかじめ設定された所定距離内に存在する前記道路リンクデータを抽出し、抽出された前記道路リンクデータと対応して記憶されている地域名称のテキストデータを前記地図データベースから取得し、前記各地点の住所情報に所定の地域名称が含まれる住所情報については、前記所定の地域名称を除いて住所情報を前記地点データベースに格納させる格納制御工程と、を含むことを特徴とする。
また、請求項15の発明にかかる情報処理プログラムは、請求項13に記載の情報処理方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、請求項16の発明にかかる情報作成プログラムは、請求項14に記載の情報作成方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、請求項17の発明にかかる記録媒体は、請求項15に記載のプログラムをコンピュータに読み取り可能に記録したことを特徴とする。
また、請求項18の発明にかかる記録媒体は、請求項16に記載のプログラムをコンピュータに読み取り可能に記録したことを特徴とする。
図1は、実施の形態1にかかる情報処理装置の機能的構成の一例を示すブロック図である。 図2は、実施の形態1にかかる情報処理装置の情報処理手順の一例を示すフローチャートである。 図3は、実施の形態2にかかる情報作成装置の機能的構成の一例を示すブロック図である。 図4は、実施の形態2にかかる情報作成装置の情報作成処理手順の一例を示すフローチャートである。 図5は、実施例1にかかるナビゲーション装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図6は、実施例1にかかるPOIデータベースのデータ構成を示した説明図である。 図7は、実施例1にかかる各地点の収録データの概要を示した説明図である。 図8は、実施例1にかかるナビゲーション装置がおこなう情報処理手順を示したフローチャートである。 図9は、実施例2にかかる情報作成サーバのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図10−1は、実施例2にかかる情報作成サーバがおこなう情報作成処理の一例を示すフローチャートである。 図10−2は、実施例2にかかる情報作成サーバがおこなう情報作成処理の一例を示すフローチャートである。 図11は、形式Aにて収録される場合のリンクと地点の関係を示した説明図である。 図12は、形式Bにて収録される場合のリンクと地点の関係を示した説明図である。 図13は、形式Bにて収録される場合のリンクと地点の関係を示した説明図である。 図14は、リンクが複数ある場合であっても形式Aにて収録される場合のリンクと地点の関係を示した説明図である。 図15は、従来のPOIデータベースのデータ構成を示す説明図である。 図16は、地図データベースのデータ構成を示す説明図である。
符号の説明
100 情報処理装置
110 地点データベース
120 地図データベース
130 入力部
140 検索部
150 表示制御部
160 出力部
170 制御部
171 第1取得部
172 第2取得部
173 生成部
300 情報作成装置
310 地点データベース
320 地図データベース
330 入力部
340 取得部
350 格納制御部
500 ナビゲーション装置
900 情報作成サーバ
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる情報処理装置、情報作成装置、情報処理方法、情報作成方法、情報処理プログラム、情報作成プログラム、および記録媒体の好適な実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態1)
(情報処理装置の機能的構成)
図1を用いて、この発明の実施の形態1にかかる情報処理装置の機能的構成について説明する。情報処理装置は、地点データベースを用いた地点検索処理と、地図データベースを用いた地図表示処理を実行することが可能である。なお、情報処理装置は、たとえば、ナビゲーション装置、PND、携帯電話、PDAなどの電子機器によって実現される。
図1は、実施の形態1にかかる情報処理装置の機能的構成の一例を示すブロック図である。図1において、情報処理装置100は、地点データベース(地点DB)110と、地図データベース(地図DB)120と、入力部130と、検索部140と、表示制御部150と、出力部160と、制御部170とを備えている。なお、検索部140と表示制御部150とは制御部170に含まれる。
地点DB110は、POIデータベースに相当し、各地点の位置情報および住所情報を含む情報を格納している。位置情報は、緯度経度情報やエリアの情報である。住所情報は、各地点の住所を示すテキストデータであり、所定の地域名称が含まれる住所については当該所定の地域名称を除いて格納されている。所定の地域名称は、地名や地物などの名称であり、具体的には、道路名称や都市名称である。
入力部130は、検索をおこなうためのキーワードの入力を受け付ける。検索部140は、入力部130に入力されたキーワードを用いて、地点DB110の中から該当する地点を検索する。検索部140による検索の手法は、主に周辺検索が挙げられるが、このほかにも、ジャンル検索や名称検索を含む。
なお、各手法について、具体的に補足しておく。周辺検索は、利用者が指定したある特定の地域周辺における地点の検索をおこなう手法である。ジャンル検索は、利用者が指定したジャンルを用いて、当該ジャンルに該当する下位階層のジャンルや地点を検索する手法である。名称検索は、利用者が指定した施設名称などを用いて、当該名称に該当する地点を検索する手法である。
地図DB120は、地図表示用の地域名称のテキストデータを含む地図データを格納している。地域名称のテキストデータは、具体的には、地図画面上に表示される市町村名、施設名、道路名などである。表示制御部150は、地図DB120からテキストデータを含む地図データを読み込み、表示部などの出力部160を制御して出力させる。
制御部170は、第1取得部171と、第2取得部172と、生成部173とを備える。第1取得部171は、地点検索処理によって検索された地点(以下、「検索地点」という)の住所のテキストデータを用いる処理を実行する際に、当該検索地点の位置情報および住所情報を地点DB110から取得する。なお、住所のテキストデータを用いる処理は、地点検索処理に伴う処理のほかにも、テキストデータを音声合成して出力する音声案内処理に伴う処理も含む。
第2取得部172は、検索地点の位置情報に基づいて当該検索地点の住所における地域名称のテキストデータを地図DB120から取得する。第2取得部172は、具体的には、地点DB110に格納されている検索地点の住所に、道路名称や都市名称など特定の名称が除かれている場合に、検索地点の位置情報として緯度経度を用いて、特定の名称のテキストデータを地図DB120から取得する。
生成部173は、第1取得部171によって地点DB110から取得された当該検索地点の住所情報と、第2取得部172によって地図DB120から取得された地域名称のテキストデータとを組み合わせて当該検索地点の住所のテキストデータを生成する。具体的には、生成部173は、道路名称や都市名称など特定の名称が除かれている地点の住所情報に、第2取得部172によって地図DB120から取得された地域名称を補填することにより、検索地点の住所のテキストデータを生成する。生成されたテキストデータは、表示制御部150の制御により、出力部160から出力される。
また、上述したように、地域名称としては、代表的には道路名称が挙げられる。この場合、第2取得部172は、検索地点近傍の道路の道路名称のテキストデータを当該検索地点の住所における道路名称のテキストデータとして地図DB120から取得する。そして、生成部173は、第1取得部171によって地点DB110から取得された当該検索地点の住所情報と、第2取得部172によって地図DB120から取得された道路名称のテキストデータとを組み合わせて当該検索地点の住所のテキストデータを生成する。
また、本実施の形態において、地点DB110は、近傍に複数の道路が存在する地点については当該地点の住所に含まれる道路名称を有する道路を特定するための特定情報を有してもよい。特定情報は、道路を特定でき、かつ、道路名称のテキストデータに比べてデータ量の少ない情報であり、具体的には、たとえば、道路名称の頭文字など最小文字列数のテキストデータが挙げられる。
このような特定情報を有する地点DB110を備えた構成において、検索地点近傍に複数の道路が存在する場合には、第2取得部172は、当該検索地点の特定情報で特定される道路の道路名称のテキストデータを当該検索地点の住所における道路名称のテキストデータとして地図データベースから取得する。生成部173は、地点DB110から取得された当該検索地点の住所情報と、第2取得部172によって地図DB120から取得された道路名称のテキストデータとを組み合わせて検索地点の住所のテキストデータを生成する。
また、本実施の形態において、地点DB110は、近傍の道路が複数の道路名称を有する地点については当該複数の道路名称の優先度を示す優先度情報を有してもよい。複数の道路名称を有するとは、具体的には、正式名称と別名称とを有することである。優先度情報は、このような複数の道路名称のうち、住所表示として用いられるいずれか一つを指定するための情報である。
検索地点近傍の道路が複数の道路名称を有する場合には、第2取得部172は、当該複数の道路名称の優先度情報で優先される道路の道路名称のテキストデータを当該検索地点の住所における道路名称のテキストデータとして地図DB120から取得する。この場合、生成部173は、地点DB110から取得された当該検索地点の住所情報と、第2取得部172によって地図DB120から取得された道路名称のテキストデータとを組み合わせて検索地点の住所のテキストデータを生成する。
また、上述したように、地域名称としては、代表的には都市名称が挙げられる。この場合、第2取得部172は、検索地点が属する都市の都市名称のテキストデータを当該検索地点の住所における都市名称のテキストデータとして地図DB120から取得する。そして、生成部173は、第1取得部171によって地点DB110から取得された当該検索地点の住所情報と、第2取得部172によって地図DB120から取得された都市名称のテキストデータとを組み合わせて当該検索地点の住所のテキストデータを生成する。
また、本実施の形態において、地点DB110は、地図DB120から住所に含まれる所定の地域名称を取得できない地点については、当該所定の地域名称を含めた住所のテキストデータを当該地点の住所情報として有するようにしてもよい。具体的には、地点DB110は、住所に道路名称や都市名称などの所定の地域名称が含まれない地点や、近傍に道路が存在しない地点などについては、従来のように所定の地域名称を含めた住所のテキストデータを格納しておく。
(情報処理装置の情報処理手順)
つぎに、図2を用いて、情報処理装置100の情報処理手順について説明する。図2は、実施の形態1にかかる情報処理装置100の情報処理手順の一例を示すフローチャートである。
図2のフローチャートにおいて、情報処理装置100は、検索部140によって検索処理が実行されたか否かを判断する(ステップS201)。検索処理が実行されるまで待機状態にあり(ステップS201:Noのループ)、検索処理が実行されると(ステップS201:Yes)、第1取得部171によって地点DB110から検索地点の位置情報および住所情報を取得する(ステップS202)。
このあと、第2取得部172によって検索地点の位置情報に基づいて、地図DB120から検索地点の住所における地域名称のテキストデータを取得する(ステップS203)。そして、生成部173が、第1取得部171によって地点DB110から取得された検索地点の住所情報と、第2取得部172によって地図DB120から取得された地域名称のテキストデータとを組み合わせて、検索地点の住所のテキストデータを生成する(ステップS204)。このあと、表示制御部150の制御により生成したテキストデータを検索結果として出力部160から出力し(ステップS205)、一連の処理を終了する。
以上説明したように、実施の形態1にかかる情報処理装置100によれば、地点DB110に所定の地域名称を除いた住所のテキストデータを格納しておき、地図DB120から所定の地域名称のテキストデータを流用することによって、住所のテキストデータを生成するようにしたので、地点DB110のデータ量を削減することができる。したがって、情報処理装置100の記録領域を有効利用できるとともに、情報処理装置100のパフォーマンスの低下を防止することができる。
また、上述した地域名称を道路名称とし、地点DB110に所定の道路名称を除いた住所のテキストデータを格納しておき、地図DB120から所定の道路名称のテキストデータを流用するようにすれば、同じ道路に面し、住所に道路名称が含まれる地点のように、番地以外が同一の住所の地点について、地点DB110から道路名称分のデータ量を削減することができる。
また、近傍に複数の道路が存在する地点について、地点DB110に特定情報を格納しておき、特定情報で特定される道路の道路名称のテキストデータを地図DB120から流用するようにすれば、テキストデータと特定情報との差分、地点DB110のデータ量を削減することができる。
また、近傍の道路が複数の道路名称を有する地点について、地点DB110に優先度情報を格納しておき、優先度情報で優先される道路の道路名称のテキストデータを地図DB120から流用するようにすれば、地点DB110のデータ量を削減できるとともに、複数の道路名称を有する地点についても、適正な住所表示をおこなうことができる。特に、北米では、複数の道路名称を有する地点が30%程度あるため、このような地域の住所情報を格納する地点DB110のデータ量の削減に効果的である。
また、上述した地域名称を都市名称とし、地点DB110に所定の都市名称を除いた住所のテキストデータを格納しておき、地図DB120から所定の都市名称のテキストデータを流用するようにすれば、同じ都市名の地点について、地点DB110から都市名称分のデータ量を削減することができる。
また、地図DB120から住所に含まれる所定の地域名称を取得できない地点については、当該所定の地域名称を含めた住所のテキストデータを当該地点の住所情報として地点DB110で格納しておくようにすれば、住所に所定の地域名称が含まれない地点や、近傍に道路が存在しない地点などについては、従来通りの収録形式によって適正な住所表示をおこなうことができる。
(実施の形態2)
(情報作成装置の機能的構成)
つぎに、図3を用いて、この発明の実施の形態2にかかる情報作成装置の機能的構成について説明する。実施の形態2に示す情報作成装置は、実施の形態1に示した情報処理装置100にて用いられる地点DB110を作成するものである。情報作成装置は、地図表示用の地域名称のテキストデータを含む地図データを格納する地図データベース(地図DB)を備え、各地点の位置情報および住所情報を格納する地点データベース(地点DB)にデータを格納させるものである。情報作成装置は、たとえば、サーバやPC(Personal Computer)などのコンピュータ装置によって実現される。
図3は、実施の形態2にかかる情報作成装置の機能的構成の一例を示すブロック図である。図3において、情報作成装置300は、地点DB310と、地図DB320と、入力部330と、取得部340と、格納制御部350と、抽出部360と、作成部370と、付与部380とを備えている。
取得部340は、地図DB320から地域名称のテキストデータを含む地図データを取得する。地域名称は、地名や地物名などであり、具体的には、道路名称や都市名称が挙げられる。入力部330には、各地点の位置情報および住所情報が入力される。入力部330への入力の手法は、操作者からの操作による入力や、旧来の地点DBからの読み込みによる入力などが挙げられる。
格納制御部350は、取得部340によって取得された地図データと、入力部330に入力された位置情報および住所情報とに基づいて、住所情報に所定の地域名称が含まれる場合、所定の地域名称を削除して地点DB310に住所情報を格納させる。格納制御部350は、具体的には、各地点の位置情報と地図データに含まれる地物等の位置情報とから各地点の近傍または各地点を含む地域を特定し、特定した地域の名称のテキストデータと住所情報とから、住所情報に地域の名称のテキストデータが含まれる地点であると判別した場合に、地域の名称を削除して地点DB310に住所情報を格納させる。
また、上述したように、地域名称は、代表的には、道路名称が挙げられる。この場合、抽出部360は、取得部340によって取得された地図データと、入力部330に入力された位置情報および住所情報とに基づいて、各地点の近傍の道路を抽出する。格納制御部350は、抽出部360によって抽出された道路の道路名称が住所情報に含まれる場合、道路名称を除いて地点DB310に住所情報を格納させる。
また、本実施の形態において、作成部370は、抽出部360によって地点の近傍に複数の道路が抽出された場合、入力部330に入力された住所情報に基づき、当該地点の住所に含まれる道路名称を特定するための特定情報を作成する。特定情報は、実施の形態1にて説明したものと同様に、たとえば、道路名称の頭文字など最小文字列数のテキストデータなどである。作成部370は、具体的には、地図データに含まれる道路の位置情報と各地点の位置情報とから地点の近傍に複数の道路があるか否か判別し、複数の道路があると判別した場合に、複数の道路のテキストデータと住所情報とを用いて、住所情報に道路名称が含まれる地点に対して特定情報を作成する。
この場合、格納制御部350は、道路名称を除いて作成部370によって作成された特定情報を地点DB310に格納させる。すなわち、格納制御部350は、地点DB310に、住所情報のうち道路名称を格納させず、当該道路名称に相当する特定情報を格納させる。
また、本実施の形態において、付与部380は、抽出部360によって抽出された地点の近傍の道路が複数の道路名称を有する場合、入力部330に入力された住所情報に基づき、当該地点の住所に含まれる道路名称の優先度を示す優先度情報を付与する。複数の道路名称は、具体的には、正式名称と別名称である。優先度情報は、実施の形態1で説明したものと同様に、複数の道路名称のうち、住所表示として用いられるいずれか一つを指定するための情報である。
この場合、格納制御部350は、付与部380によって優先度情報を付与させた上で、道路名称を除いて地点DB310に住所情報を格納させる。すなわち、格納制御部350は、地点DB310に、住所情報のうち道路名称を格納させず、当該道路名称を指定するための優先度情報を格納させる。
また、上述したように、地域名称は、代表的には、都市名称が挙げられる。この場合、抽出部360は、取得部340によって取得された地図データと、入力部330に入力された位置情報および住所情報とに基づいて、各地点の近傍の都市名称を抽出する。格納制御部350は、抽出部360によって抽出された都市名称が住所情報に含まれる場合、都市名称を除いて地点DB310に住所情報を格納させる。
また、本実施の形態において、格納制御部350は、各地点の住所情報に所定の地域名称が含まれない地点の住所情報については、地点DB310に、入力部330に入力された住所情報を格納させる。格納制御部350は、具体的には、住所情報に道路名称や都市名称などの所定の地域名称が含まれない地点や、近傍に道路が存在しない地点などについては、従来のように所定の地域名称を含めた住所のテキストデータを地点DB310に格納させる。
(情報作成装置の情報処理手順)
つぎに、図4を用いて、実施の形態2にかかる情報作成装置300の情報作成処理手順について説明する。図4は、実施の形態2にかかる情報作成装置300の情報作成処理手順の一例を示すフローチャートである。
図4のフローチャートにおいて、情報作成装置300は、取得部340により地図DB320から地域名称のテキストデータを含む地図データを取得する(ステップS401)。そして、入力部330により各地点の位置情報および住所情報を入力する(ステップS402)。このあと、取得された地図データと、入力された位置情報および住所情報とに基づき、住所情報に所定の地域名称が含まれるか否かを判断する(ステップS403)。
住所情報に所定の地域名称が含まれると判断した場合(ステップS403:Yes)、所定の地域名称を除いて住所情報を地点DB310に格納させ(ステップS404)、一連の処理を終了する。一方、住所情報に所定の地域名称が含まれないと判断した場合(ステップS403:No)、一連の処理を終了する。
以上説明したように、実施の形態2にかかる情報作成装置300によれば、各地点の住所情報に、地図DB320に格納されている所定の地域名称が含まれている場合、地点DB310には所定の地域名称を含ませないように住所情報を格納させるようにしたので、地点DB310のデータ量を削減することができる。
また、地域名称を道路名称とし、各地点の住所情報に、地図DB320に格納されている道路名称が含まれている場合、地点DB310には道路名称を除いて住所情報を格納させるようにすれば、地点DB310から道路名称分のデータ量を削減することができる。
また、地点の近傍に複数の道路が存在する場合、道路名称を特定するための特定情報を作成し、住所情報から道路名称を除いて特定情報を地点DB310に格納させるようにすれば、テキストデータと特定情報との差分、地点DB310のデータ量を削減することができる。
また、地点の近傍の道路が複数の道路名称を有する場合、道路名称の優先度を示す優先度情報を付与し、優先度情報を付与させた上で、道路名称を除いて地点DB310に住所情報を格納させるようにすれば、地点DB310のデータ量を削減できるとともに、複数の道路名称を有する地点についても、適正な住所表示をおこなうことができる。
また、地域名称を都市名称とし、各地点の住所情報に、地図DB320に格納されている都市名称が含まれている場合、地点DB310には都市名称を除いて住所情報を格納させるようにすれば、地点DB310から都市名称分のデータ量を削減することができる。
また、各地点の住所情報に所定の地域名称が含まれない地点については、地点DB310に、所定の地域名称を含めた住所情報を格納させるようにすれば、住所に所定の地域名称が含まれない地点や、近傍に道路が存在しない地点などについては、従来通りの収録形式によって適正な住所表示をおこなうことができる。
以下に、本発明の実施例1について説明する。実施例1では、本発明の情報処理装置をナビゲーション装置によって実現した場合の一例について説明する。また、後述する実施例2では、本発明の情報作成装置を情報作成サーバによって実現した場合の一例について説明する。
(ナビゲーション装置のハードウェア構成)
図5を用いて、実施例1にかかるナビゲーション装置のハードウェア構成について説明する。図5は、実施例1にかかるナビゲーション装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図5において、ナビゲーション装置500は、CPU501と、ROM502と、RAM503と、磁気ディスクドライブ504と、磁気ディスク505と、光ディスクドライブ506と、光ディスク507と、音声(インターフェース)I/F508と、スピーカ509と、入力デバイス510と、映像I/F511と、ディスプレイ512と、通信I/F513と、GPSユニット514と、各種センサ515とを備えている。また、各構成部501〜515はバス520によってそれぞれ接続されている。
CPU501は、ナビゲーション装置500の全体の制御を司る。ROM502は、ブートプログラム、地図表示プログラム、施設検索プログラム、情報処理プログラムなどの各種プログラムを記録している。また、RAM503は、CPU501のワークエリアとして使用されるとともに、共通名称辞書を記憶する。
地図表示プログラムは、後述する磁気ディスク505に記録されている、描画用データや名称データ(テキストデータ)などからなる道路地図データを利用して、たとえば、現在位置周辺の地図画面を表示させるプログラムである。施設検索プログラムは、磁気ディスク505に記録されているPOI住所情報などを用いて、利用者から入力されたキーワードに該当する地点を検索するプログラムである。
情報処理プログラムは、施設検索プログラムを実行することによって検索された地点(以下、「検索地点」という)の住所のテキストデータについて、当該検索地点の位置情報および住所情報を磁気ディスク505から取得し、当該検索地点の位置情報に基づいて当該検索地点の住所における道路(リンク)名称のテキストデータを磁気ディスク505から取得し、当該検索地点の住所情報と道路名称のテキストデータとを組み合わせて当該検索地点の住所のテキストデータを生成するプログラムである。
また、情報処理プログラムは、検索地点近傍に複数の道路が存在する場合には、道路を特定するための特定情報を用いて、磁気ディスク505から道路名称のテキストデータを取得し、検索地点の住所のテキストデータを生成させる。
さらに、情報処理プログラムは、検索地点近傍の道路が複数の道路名称を有する場合には、当該複数の道路名称の優先度を示す優先度情報(収録順番)を用いて、磁気ディスク505から道路名称のテキストデータを取得し、検索地点の住所のテキストデータを生成させる。
なお、実施の形態1に示した図1に記載の、制御部170は、CPU501によって実現される。すなわち、CPU501が地図表示プログラムを実行することにより表示制御部150の機能を実現し、CPU501が施設検索プログラムを実行することにより検索部140の機能を実現し、CPU501が情報処理プログラムを実行することにより、第1取得部171と、第2取得部172と、生成部173との機能を実現する。
磁気ディスクドライブ504は、CPU501の制御にしたがって磁気ディスク505に対するデータの読み取り/書き込みを制御する。磁気ディスク505は、磁気ディスクドライブ504の制御で書き込まれたデータを記録する。磁気ディスク505としては、たとえば、HD(ハードディスク)やFD(フレキシブルディスク)を用いることができる。
磁気ディスク505は、各地点の位置情報および住所情報を含む地点データを格納する地点データベース(POIデータベース)と、地図表示用の道路名称のテキストデータを含む道路地図データを格納する地図データベースとを有する。地点データの住所情報は、住所情報に所定の道路名称が含まれる地点については当該所定の道路名称が除かれて格納されている。また、磁気ディスク505は、住所情報に所定の道路名称が含まれない地点などについては、従来と同様の収録形式にて住所のテキストデータを格納している。
なお、携帯型ナビゲーション装置(PND)では、磁気ディスク505に記録しているデータをフラッシュメモリなどに記録する。実施の形態1に示した図1に記載の地点DB110と地図DB120とは、磁気ディスク505によって実現される。
光ディスクドライブ506は、CPU501の制御にしたがって光ディスク507に対するデータの読み取り/書き込みを制御する。光ディスク507は、光ディスクドライブ506の制御にしたがってデータの読み出される着脱自在な記録媒体である。光ディスク507は、書き込み可能な記録媒体を利用することもできる。また、この着脱可能な記録媒体として、光ディスク507のほか、MO、メモリカードなどであってもよい。
音声I/F508は、音声出力用のスピーカ509に接続される。スピーカ509は、音声を出力する。入力デバイス510は、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えたリモコン、キーボード、マウス、タッチパネルなどが挙げられる。入力デバイス510は、リモコン、キーボード、マウス、タッチパネルのうち、いずれか一つの形態によって実現されてもよいし、複数の形態によって実現してもよい。この入力デバイス510を介して、利用者から検索時におけるキーワードの入力を受け付ける。なお、実施の形態1に示した図1に記載の入力部130は、入力デバイス510によって実現される。
映像I/F511は、ディスプレイ512と接続される。映像I/F511は、具体的には、たとえば、ディスプレイ512全体の制御をおこなうグラフィックコントローラと、即時表示可能な画像情報を一時的に記録するVRAM(Video RAM)などのバッファメモリと、グラフィックコントローラから出力される画像データに基づいて、ディスプレイ512を表示制御する制御ICなどによって構成される。なお、実施の形態1に示した出力部160は、ディスプレイ512やスピーカ509によって実現される。
通信I/F513は、無線を介してネットワークに接続され、ナビゲーション装置500とCPU501とのインターフェースとして機能する。
GPSユニット514は、GPS衛星からの電波を受信し、車両の現在地点を示す情報を出力する。GPSユニット514の出力情報は、後述する各種センサ515の出力値とともに、CPU501による車両の現在地点の算出に際して利用される。現在地点を示す情報は、たとえば緯度・経度、高度などの、地図データ上の1点を特定する情報である。
各種センサ515は、車速センサ、加速度センサ、角速度センサなどの、車両の位置や挙動を判断することが可能な情報を出力する。各種センサ515の出力値は、CPU501による車両の現在地点の算出や、速度や方位の変化量の測定などに用いられる。
図1に示した情報処理装置100が備える、地点DB110と、地図DB120と、入力部130と、検索部140と、表示制御部150と、出力部160と、制御部170とは、図5に示したナビゲーション装置500におけるROM502、RAM503、磁気ディスク505、光ディスク507などに記録されたプログラムやデータを用いて、CPU501が所定のプログラムを実行し、ナビゲーション装置500における各部を制御することによってその機能を実現する。
すなわち、本実施例のナビゲーション装置500は、記録媒体としてのROM502などに記録されている情報処理プログラムをCPU501が実行することにより、図1に示した情報処理装置100が備える機能を、図2に示した情報処理手順で実行することができる。
(本実施例にかかる地点データの概要)
つぎに、図6および図7を用いて、本実施例にかかる地点データの概要について説明する。図6は、実施例1にかかるPOIデータベースのデータ構成を示した説明図である。図7は、実施例1にかかる各地点の収録データの概要を示した説明図である。
図6において、POIデータベース600には、各地点のPOIデータ601が格納されている。POIデータ601は、それぞれ、POI種別コード、POI緯度経度情報等のほか、符号610に示す住所情報が格納されている。さらに、住所情報610は、番地情報611、都市名称613などの情報からなり、従来、格納されていた道路名称612が除かれている。なお、詳細については、図7を用いて後述するが、全てのPOIデータ601について道路名称612を除くのではなく、所定の道路名称について道路名称612を除いている。また、本実施例において、地図データベースについては、図16に示した従来と同様のものを用いている。
なお、本実施例においては、POIデータベース600に格納させない地域名称を道路名称612としているが、道路名称612のほかにも都市名称613とすることも可能である。すなわち、POIデータベース600に都市名称613を格納させず、都市名称613に相当するテキストデータを地図データベースから流用することも可能である。
図7において、符号701は、POIデータの収録形式を示したものである。形式701のうちAは、近傍リンクの数702が1つであり、住所名称に当該リンクの名称が含まれる場合の収録形式を示している。なお、近傍リンクの名称704は、地図データベースに格納されている。また、近傍とは、たとえば、施設等の地点の周辺15メートル以内の範囲である。
形式Aのうち、符号703に示す地点1は、近傍に「中央通り」の名称を有するリンクが存在するとともに、実際の住所705に「中央通り」の名称が含まれる地点を示している。この場合、POIデータベースには、「中央通り」に相当するテキストデータ707が格納されておらず、「中央通り」を除くテキストデータが格納されている。なお、収録順番706については後述する。
また、形式Aのうち、符号703に示す地点2は、近傍に「北通り」の名称を有するリンクが存在する地点を示している。「北通り」は、別名「第1通り」である。なお、この正式名称および別名称は、地図データベースに格納されている。地点2の実際の住所705には、優先度情報としての収録順番706が「01」に設定されている。収録順番706は、道路データベース内における収録の順番を示したものであり、通常、たとえば、正式名称が1番に収録され、別名称が2番目に収録されている。
本実施例において、住所情報が、地図データベースの1番目に収録されている正式名称に一致する場合、収録順番が「00」に設定される。また住所情報が、地図データベースの2番目に収録されている別名称に一致する場合、収録順番が「01」に設定されている。したがって、地点2の実際の住所705は、別名称の「第1通り」が含まれているため、収録順番706が「01」に設定されている。
なお、正式名称や別名称が複数存在することもある。この場合、地図データベースには、これに対応した数の名称のテキストデータが格納される。また、POIデータベースには、複数の名称のテキストデータを指定するための収録順番706が設定される。本実施例において、この収録順番706は、道路データベースでの収録順よりも1少ない数が設定されており、すなわち、道路データベースでの収録の順番が1番目の場合「00」、2番目の場合「01」、3番目の場合「02」が設定されているが、これに限られるものではなく、たとえば、収録順番「00」を用いずに、1番目の収録順番から順に「01」〜「03」などとすることも可能である。
形式701のうちBは、近傍リンクの数702が複数であり、住所名称に当該リンクの名称が含まれる場合の収録形式を示している。なお、近傍リンクの名称704は、地図データベースに格納されている。形式Bのうち、地点3は、「中央通り」の名称を有するリンクと、「南通り」の名称を有するリンクとが近傍に存在するとともに、実際の住所705に「中央通り」の名称が含まれる地点を示している。この場合、POIデータベースには、前方照合により「中央通り」を一意に特定するための特定情報として、最小文字列数のテキストデータ707「中」を格納している。なお、地点3の実際の住所705に「南通り」の名称が含まれる場合、POIデータベースには、「南通り」を示すテキストデータ707として特定情報「南」を格納しておけばよい。
また、形式Bのうち、地点4は、「北通り」の名称を有するリンクと、「東通り」の名称を有するリンクとが近傍に存在する地点を示している。「北通り」は、別名「第1通り」である。「東通り」は別名「平和通り」である。なお、この正式名称および別名称は、地図データベースに格納されている。地点4の実際の住所には、「平和通り」の名称が含まれており、この場合、POIデータベースには、「平和通り」を示す最小文字列数のテキストデータ707として特定情報である「平」を格納している。
形式701のうちCは、近傍リンクが存在しない場合、近傍リンクが存在する場合であっても近傍リンクに名称が存在しない場合、または、実際の住所705に近傍リンクの名称が含まれない場合の収録形式を示している。形式Cのうち、地点5は、近傍リンクが存在しない場合を示している。この場合、POIデータベースには、上述したような所定の地域名称の削除をおこなうことなく、地域名称に対応する「栄町」のテキストデータを格納している。
形式Cのうち、地点6は、近傍リンクが存在するものの、近傍リンクに名称が存在しない場合、または、実際の住所705に近傍リンクの名称が含まれない場合を示している。この場合、POIデータベースには、上述したような所定の地域名称の削除をおこなうことなく、地域名称に対応する「昭和町」のテキストデータを格納している。
ここで、住所情報のデータ構成について補足しておく。住所情報は、ヘッダ部とデータ部とからなる。ヘッダ部は、1byteで表され、収録形式A〜Cを特定するための数字が上位3bitに記録されている。具体的には、形式Aの場合「0」、形式Bの場合「1」、形式Cの場合「2」となっている。形式Aの場合、ヘッダ部は、下位5bitを用いて、収録順番が設定されている。したがって、形式Aの場合、データ部を持たない。
また、形式Bの場合、ヘッダ部は、下位5bitを用いて、特定情報を用いた名称照合用のテキストの収録バイトが設定されている。形式Bのデータ部は、名称を前方照合するための特定情報を記録する。なお、形式Bのデータ部は最大31文字までのテキストデータを記録する。また、形式Cの場合、下位5bitを用いて、テキストの収録バイトが設定されている。形式Cのデータ部は、住所情報を全て記録する。なお、形式Cのデータ部は最大31文字までのテキストデータを記録する。
(ナビゲーション装置がおこなう情報処理手順の概要)
つぎに、図8を用いて、実施例1にかかるナビゲーション装置500がおこなう情報処理手順の概要について説明する。図8は、実施例1にかかるナビゲーション装置500がおこなう情報処理手順を示したフローチャートである。
図8において、ナビゲーション装置500のCPU501は、利用者からの入力等により地点の検索処理が実行されたか否かを判断する。検索処理が実行されるまで待機状態にあり(ステップS801:Noのループ)、検索処理が実行されると(ステップS801:Yes)、磁気ディスクドライブ504を制御して、磁気ディスク505のPOIデータベースから検索地点の位置情報および住所情報を取得する(ステップS802)。
そして、住所情報の収録形式が形式Cか否かを判断する(ステップS803)。住所情報の収録形式が形式Cではないと判断した場合(ステップS803:No)、すなわち、住所情報から所定の道路名称が除かれていると判断した場合、検索地点の位置情報に基づいて、検索地点近傍(たとえば、検索地点の周辺15メートル以内)のリンクを抽出する(ステップS804)。そして、抽出したリンクを用い、複数のリンクがあるか否かを判断する(ステップS805)。
複数のリンクがないと判断した場合(ステップS805:No)、すなわち、住所情報の収録形式が形式Aであると判断した場合、複数の道路名称を有するか否かを判断する(ステップS806)。複数の道路名称を有しないと判断した場合(ステップS806:No)、すなわち、図7に示した符号703に示す地点1に相当する地点であると判断した場合、磁気ディスクドライブ504を制御して、磁気ディスク505の地図データベースから道路名称のテキストデータを取得する(ステップS807)。
そして、地図データベースから取得した道路名称のテキストデータと、ステップS802においてPOIデータベースから取得した住所情報とを組み合わせて、住所のテキストデータを生成する(ステップS808)。そして、ディスプレイ512から検索地点の住所情報を表示し(ステップS809)、一連の処理を終了する。
ステップS806において、複数の道路名称を有すると判断した場合(ステップS806:Yes)、すなわち、図7に示した符号703に示す地点2に相当する地点であると判断した場合、地図データベースから、収録順番で優先される道路名称のテキストデータを取得し(ステップS810)、ステップS808における住所データの生成をおこなう。
また、ステップS805において、複数のリンクがあると判断した場合(ステップS805:Yes)、住所情報の収録形式が形式Bか否かを判断する(ステップS811)。収録形式が形式Bであると判断した場合(ステップS811:Yes)、すなわち、図7に示した符号703に示す地点3および地点4に相当する地点であると判断した場合、磁気ディスクドライブ504を制御して、磁気ディスク505の地図データベースから、特定情報を用いて道路名称のテキストデータを取得する(ステップS812)。そして、取得したテキストデータを用いて、ステップS808における住所データの生成をおこなう。
一方、ステップS811において、住所情報の収録形式が形式Bではないと判断した場合(ステップS811:No)、すなわち、住所情報の収録形式が形式Aである場合、ステップS807に移行する。
なお、この場合における形式Aの収録形式は、検索地点近傍に複数のリンクが存在し、各リンクで取得対象となる正式名称、もしくは別名称の収録順番が完全に一致するという条件の場合に、収録順番の指定のみで取得対象の正式名称、別名称を特定できる形式となっている。具体的には、たとえば、検索地点近傍の複数のリンクにおいて、それぞれ正式名称が同一であり、別名称が異なるものの、住所が正式名称に相当する場合などがこの形式に該当する。
また、ステップS803において、住所情報の収録形式が形式Cであると判断した場合(ステップS803:Yes)、磁気ディスクドライブ504を制御して、磁気ディスク505のPOIデータベースから住所情報を取得し(ステップS813)、ステップS809における住所情報の表示をおこなう。
以上説明したように、実施例1にかかるナビゲーション装置500によれば、POIデータベースに所定の地域名称を除いた住所のテキストデータを格納しておき、地図データベースから所定の地域名称のテキストデータを流用することによって、住所のテキストデータを生成するようにしたので、POIデータベースのデータ量を削減することができる。したがって、ナビゲーション装置500の記憶領域を有効利用できるとともに、ナビゲーション装置500のパフォーマンスの低下を防止することができる。
また、上述した地域名称を道路名称とし、POIデータベースに所定の道路名称を除いた住所のテキストデータを格納しておき、地図データベースから所定の道路名称のテキストデータを流用するようにしたので、同じ道路に面し、住所に道路名称が含まれる地点のように、番地以外が同一の住所の地点について、POIデータベースから道路名称分のデータ量を削減することができる。
また、近傍に複数の道路が存在する地点について、POIデータベースに特定情報を格納しておき、すなわち、住所情報を収録形式Bにて格納しておき、特定情報で特定される道路の道路名称のテキストデータを地図データベースから流用するようにしたので、テキストデータと特定情報との差分、POIデータベースのデータ量を削減することができる。
また、近傍の道路が複数の道路名称を有する地点について、住所情報のヘッダ部に収録番号(優先度情報)を記録しておき、収録形式番号で指定される道路の道路名称のテキストデータを地図データベースから流用するようにしたので、POIデータベースのデータ量を削減できるとともに、複数の道路名称を有する地点についても、適正な住所表示をおこなうことができる。
また、地図データベースから住所に含まれる所定の地域名称を取得できない地点については、当該所定の地域名称を含めた住所のテキストデータを当該地点の住所情報としてPOIデータベースで格納しておくようにしたので、住所に所定の地域名称が含まれない地点や、近傍に道路が存在しない地点などについては、従来通りの収録形式(形式C)によって適正な住所表示をおこなうことができる。
なお、本実施例においては、POIデータベースに格納させない地域名称を、道路名称としているが、道路名称のほかにも都市名称とすることも可能である。すなわち、POIデータベースに都市名称を格納させないようにすることも可能である。このように、POIデータベースに所定の都市名称を除いた住所のテキストデータを格納しておき、地図データベースから所定の都市名称のテキストデータを流用するようにすれば、同じ都市名の地点について、POIデータベースから都市名称分のデータ量を削減することができる。
以下に、本発明の実施例2について説明する。実施例2では、本発明の情報作成装置を情報作成サーバによって実現した場合の一例について説明する。実施例2では、実施例1において用いたPOIデータベースを作成する情報作成サーバについて説明する。なお、実施例2において、実施例1にて説明した内容については、適宜その説明を省略する。
(情報作成サーバのハードウェア構成)
図9を用いて、実施例2にかかる情報作成サーバのハードウェア構成について説明する。図9は、実施例2にかかる情報作成サーバのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図9において、情報作成サーバ900は、CPU901と、ROM902と、RAM903と、磁気ディスクドライブ904と、磁気ディスク905と、光ディスクドライブ906と、光ディスク907と、入力デバイス908と、映像I/F(インターフェース)909と、ディスプレイ910と、通信I/F911とを備えて構成される。また、各構成部901〜911はバス920によってそれぞれ接続されている。
CPU901は、情報作成サーバ900の全体の制御を司る。ROM902は、ブートプログラム、情報作成プログラム、などの各種プログラムを記録している。また、RAM903は、CPU901のワークエリアとして使用される。
情報作成プログラムは、磁気ディスク905の地図データベースから取得した地図データと、たとえば、入力デバイスから入力された施設などの地点の位置情報および住所情報とに基づき、住所情報に所定の道路(リンク)名称が含まれる住所情報については、所定の道路名称を除いて住所情報を磁気ディスク905のPOIデータベースに格納させるプログラムである。より詳細には、地図データベースから取得した地図データと、入力された位置情報および住所情報とに基づいて、各地点の近傍の道路を抽出し、抽出した道路の道路名称が住所情報に含まれる場合、当該道路名称を除いてPOIデータベースに住所情報を格納させる。
また、情報作成プログラムは、各地点の近傍に複数の道路を抽出した場合、入力された住所情報に基づき、道路名称を特定するための特定情報を作成し、住所情報から道路名称を除いた上で、作成した特定情報をPOIデータベースに格納させる。
さらに、情報作成プログラムは、抽出した地点の近傍の道路が複数の道路名称を有する場合、入力された住所情報に基づき、当該地点の住所に含まれる道路名称の優先度を示す優先度情報(収録順番)を付与し、当該収録順番を付与させた上で、道路名称を除いてPOIデータベースに住所情報を格納させる。また、情報作成プログラムは、各地点の住所情報に所定の道路名称が含まれない地点の住所情報については、POIデータベースに、入力された住所情報を格納させる。
なお、実施の形態2に示した図3に記載の、格納制御部350と、抽出部360と、作成部370と、付与部380とは、CPU901によって実現される。すなわち、CPU901が情報作成プログラムを実行することにより、格納制御部350と、抽出部360と、作成部370と、付与部380との機能を実現する。
磁気ディスクドライブ904は、CPU901の制御にしたがって磁気ディスク905に対するデータの読み取り/書き込みを制御する。磁気ディスク905は、磁気ディスクドライブ904の制御で書き込まれたデータを格納する。磁気ディスク905としては、たとえば、HD(ハードディスク)やFD(フレキシブルディスク)を用いることができる。磁気ディスクドライブ904は、磁気ディスク905に記録されている地図データベースからテキストデータを含む地図データを取得する。なお、実施の形態2に示した図3に記載の取得部340は磁気ディスクドライブ904によって実現される。
磁気ディスク905は、各地点の位置情報および住所情報を含む地点データを格納するPOIデータベースと、地図表示用の道路名称のテキストデータを含む道路地図データを格納する地図データベースとを有する。地点データの住所情報は、所定の道路名称を除いた住所のテキストデータである。また、磁気ディスク905は、住所に道路名称が含まれない地点については、従来と同様の格納形式にて地域名称を含めた全てのテキストデータを格納している。なお、実施の形態2に示した図3の地点DB310および地図DB320は、磁気ディスク905によって実現される。
光ディスクドライブ906は、CPU901の制御にしたがって光ディスク907に対するデータの読み取り/書き込みを制御する。光ディスク907は、光ディスクドライブ906の制御にしたがってデータの読み出される着脱自在な記録媒体である。光ディスク907は、書き込み可能な記録媒体を利用することもできる。また、この着脱自在な記録媒体として、光ディスク907のほか、MO、メモリカードなどであってもよい。
入力デバイス908は、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えたリモコン、キーボード、マウス、タッチパネルなどが挙げられる。入力デバイス908には、操作者からの操作により、施設などの地点の位置情報および住所情報が入力される。実施の形態2に示した入力部330は、入力デバイス908によって実現される。なお、各地点の位置情報および住所情報の入力は、操作者からの操作入力に限らず、旧来のPOIデータベースからの読み込みによる入力としてもよい。すなわち、実施の形態2に示した図3に記載の入力部330を、磁気ディスクドライブ904によって実現させてもよい。
映像I/F909は、ディスプレイ910と接続される。映像I/F909は、具体的には、たとえば、ディスプレイ910全体の制御をおこなうグラフィックコントローラと、即時表示可能な画像情報を一時的に記録するVRAM(Video RAM)などのバッファメモリとディスプレイ910を表示制御する制御ICなどによって構成される。
通信I/F911は、無線を介してネットワークなどの通信網に接続され、この通信網とCPU901とのインターフェースとしても機能する。なお、本実施例では、入力デバイス908からの入力により各地点の位置情報および住所情報を取得するようにしているが、通信I/F911を介して外部のサーバからの受信により各地点の位置情報および住所情報を取得してもよい。すなわち、実施の形態2に示した図3に記載の入力部330を、通信I/F911によって実現させてもよい。
図3に示した情報作成装置300が備える、地点DB310と、地図DB320と、入力部330と、取得部340と、格納制御部350と、抽出部360と、作成部370と、付与部380とは、図9に示した情報作成サーバ900におけるROM902、RAM903、磁気ディスク905、光ディスク907などに記録されたプログラムやデータを用いて、CPU901が所定のプログラムを実行し、情報作成サーバ900における各部を制御することによってその機能を実現する。
すなわち、本実施例の情報作成サーバ900は、記録媒体としてのROM902などに記録されている情報作成プログラムをCPU901が実行することにより、図3に示した情報作成装置300が備える機能を、図4に示した情報作成処理手順で実行することができる。
(情報作成サーバがおこなう情報作成処理の一例)
つぎに、図10−1および図10−2を用いて、実施例2にかかる情報作成サーバ900がおこなう情報作成処理の一例について説明する。図10−1および図10−2は、実施例2にかかる情報作成サーバ900がおこなう情報作成処理の一例を示すフローチャートである。
図10−1および図10−2のフローチャートにおいて、情報作成サーバ900のCPU901は、たとえば、操作者による入力デバイス908からの情報作成処理の開始の入力などにより、情報作成処理の開始を受け付けたか否かを判断する(ステップS1001)。情報作成処理の開始を受け付けるまで待機状態にあり(ステップS1001:Noのループ)、情報作成処理の開始を受け付けると(ステップS1001:Yes)、磁気ディスクドライブ904により、磁気ディスク905の地図データサーバから、道路名称のテキストデータを含む地図データを取得する(ステップS1002)。
そして、入力デバイス908を介して、地点の位置情報および住所情報の入力がおこなわれる(ステップS1003)。このあと、入力された住所情報に道路名称が含まれているか否かを判断する(ステップS1004)。住所情報に道路名称が含まれていないと判断した場合(ステップS1004:No)、POIデータベースに、入力された住所情報を格納し(ステップS1008)、すなわち、収録形式を形式Cとして格納し、一連の処理を終了する。
一方、ステップS1004において、入力された住所情報に道路名称が含まれていると判断した場合(ステップS1004:Yes)、入力された地点の位置情報(緯度経度情報)に基づいて、地点の近傍にリンクがあるか否かを判断する(ステップS1005)。地点の近傍にリンクがないと判断した場合(ステップS1005:No)、ステップS1008に移行し、POIデータベースに、入力された住所情報を形式Cにて格納する。
ステップS1005において、地点の近傍にリンクがあると判断した場合(ステップS1005:Yes)、道路名称を有するリンクか否かを判断する(ステップS1006)。道路名称を有するリンクではないと判断した場合(ステップS1006:No)、ステップS1008に移行し、POIデータベースに、入力された住所情報を形式Cにて格納する。
ステップS1006において、道路名称を有するリンクであると判断した場合(ステップS1006:Yes)、入力された住所情報に一致する道路名称が含まれているか否かを判断する(ステップS1007)。住所情報に一致する道路名称が含まれていないと判断した場合(ステップS1007:No)、ステップS1008に移行し、POIデータベースに、入力された住所情報を形式Cにて格納する。
ステップS1007において、住所情報に一致する道路名称が含まれていると判断した場合(ステップS1007:Yes)、リンクの数が複数か否かを判断する(ステップS1009)。リンクの数が複数ではないと判断した場合(ステップS1009:No)、すなわち、リンクの数が1つであると判断した場合、複数の道路名称を有するか否かを判断する(ステップS1010)。
複数の道路名称を有しないと判断した場合(ステップS1010:No)、すなわち、道路名称が1つであると判断した場合、入力デバイス908から入力された住所情報から道路名称を削除する(ステップS1011)。そして、POIデータベースに、道路名称が削除された住所情報を格納し(ステップS1012)、すなわち、収録形式を形式Aとして格納し、一連の処理を終了する。
一方、ステップS1010において、複数の道路名称を有すると判断した場合(ステップS1010:Yes)、住所情報に含まれる道路名称が、道路地図データに格納されている複数の道路名称のいずれと合致しているかを照合し(ステップS1013)、該当道路名称の収録順番を取得する(ステップS1014)。たとえば、ステップS1013における照合の結果、住所情報に含まれる道路名称が道路地図データの道路名称の正式名称に相当する場合、ステップS1014において、正式名称を示す収録順番「00」(図7参照)を取得する。
このあと、収録順番を指定(付与)し(ステップS1015)、ステップS1011における住所情報から道路名称の削除をおこなう。また、ステップS1009において、リンクの数が複数であると判断した場合(ステップS1009:Yes)、複数の道路名称を有するか否かを判断する(ステップS1016)。複数の道路名称を有しないと判断した場合(ステップS1016:No)、すなわち、道路名称が1つであると判断した場合、住所情報に含まれる道路名称と道路地図データに含まれる道路名称とのテキストデータを照合することにより、特定情報を作成し、住所情報から道路名称を削除する(ステップS1017)。
このあと、POIデータベースに、道路名称が削除された住所情報と、特定情報とを格納し(ステップS1018)、すなわち、収録形式を形式Bとして格納し、一連の処理を終了する。一方、ステップS1016において、複数の道路名称を有すると判断した場合(ステップS1016:Yes)、住所情報に含まれる道路名称が、道路地図データの各リンクにおいて、正式名称、もしくは別名称として存在し、各リンクで同じ収録順で格納されているか否かを判断する(ステップS1019)。
住所情報に含まれる道路名称が、道路地図データの各リンクにおいて、正式名称、もしくは別名称として存在し、各リンクで同じ収録順で格納されていると判断した場合(ステップS1019:Yes)、ステップS1011以降の処理に移行し、すなわち、形式Aにて住所情報を格納する。一方、住所情報に含まれる道路名称が、道路地図データの各リンクにおいて、正式名称、もしくは別名称として存在し、各リンクで同じ収録順で格納されていないと判断した場合(ステップS1019:No)、ステップS1017に移行する。
(形式Aにて収録される場合のリンクと地点の関係)
つぎに、図11を用いて、形式Aにて収録される場合のリンクと地点の関係について説明する。図11は、形式Aにて収録される場合のリンクと地点の関係を示した説明図である。なお、図11では、図7の符号703に示した地点2に相当する場合のリンクと地点関係について説明する。
図11において、説明図1100には、POI施設位置1101と、誘導ポイント1102と、道路リンク1103と、誘導ポイント近傍リンク1104とが示されている。誘導ポイント1102は、POI施設の入口地点を示したものであり、POI施設位置1101と誘導ポイント近傍リンク1104とを結んだ地点を示している。誘導ポイント近傍リンク1104は、誘導ポイント1102から、たとえば15メートル以内の所定範囲内の道路リンク1103である。
誘導ポイント近傍リンク1104は、正式名称としての「ON(Official Name)」が「北通り」であり、別名称としての「AN(Alternate Name)」が「第1通り」となっている。また、POI施設位置1101の住所は、別名称の「第1通り」が含まれている。なお、「ON」および「AN」は地図データベースに格納されている。また、地図データベースに、正式名称の「北通り」が1番目に収録されており、別名称の「第1通り」が2番目に収録されているとした場合、POIデータベースには、2番目の「第1通り」を示す収録順番「01」が設定される。
なお、POI施設位置1101の住所が、正式名称の「北通り」が含まれていると仮定し、地図データベースに「北通り」が1番目に収録されている場合、POIデータベースには収録順番「00」が設定される。
なお、別名称が複数ある場合や、正式名称が複数ある場合であっても、同様に、地図データベースには、収録順番に対応させて道路名称を格納させておき、POIデータベースには、それに対応する収録順番を設定しておけばよい。なお、本実施例においては、収録順番は、道路データベースでの収録順よりも1少ない数が設定されているが、これに限られるものではなく、収録順番「00」を用いずに、1番目の収録順番から順に「01」から順に番号を付すことも可能である。
(形式Bにて収録される場合のリンクと地点の関係)
つぎに、図12および図13を用いて、形式Bにて収録される場合のリンクと地点の関係について説明する。図12および図13は、形式Bにて収録される場合のリンクと地点の関係を示した説明図である。なお、図12および図13では、図7の符号703に示した地点2に相当する場合のリンクと地点関係について説明する。なお、以下の説明において、図11において説明したものと同様の符号を付し、説明を省略する。
図12において、説明図1200は、POI施設位置1101が交差点近傍にある場合を示している。誘導ポイント1102は交差点に位置している。誘導ポイント近傍リンク1201,1202は、交差する2つの道路リンク1103からなる。誘導ポイント近傍リンク1201は、「中央通り」を示している。一方、誘導ポイント近傍リンク1202は、「南通り」を示している。POI施設位置1101の住所は、「中央通り」が含まれている。このような場合、POIデータベースには、地図データベースから「中央通り」のテキストデータを取得するための、「中央通り」を示す特定情報として「中」が格納される。
また、図13において、説明図1300は、都市境界線を挟んで、誘導ポイント近傍リンク1201,1202の「ON」が異なる場合を示している。誘導ポイント近傍リンク1201は、「中央通り」を示している。一方、誘導ポイント近傍リンク1202は、「南通り」を示している。POI施設位置1101の住所は、「中央通り」が含まれている。このような場合、POIデータベースには、地図データベースから「中央通り」のテキストデータを取得するための、「中央通り」を示す特定情報として「中」が格納される。
(リンクが複数ある場合であっても形式Aにて収録される場合のリンクと地点の関係)
つぎに、図14を用いて、リンクが複数ある場合であっても形式Aにて収録される場合のリンクと地点の関係について説明する。図14は、リンクが複数ある場合であっても形式Aにて収録される場合のリンクと地点の関係を示した説明図である。なお、図14は、図10−2のステップS1019:Yesに相当する場合のリンクと地点の関係を示している。
図14において、説明図1400は、誘導ポイント近傍リンク1401,1402が複数あり、「ON」が「第2通り」となっており同一であるものの、「AN」が異なる場合を示している。誘導ポイント近傍リンク1401,1402は、都市境界線を挟んで、「AN」が異なる。具体的には、誘導ポイント近傍リンク1401は、「AN」が「朝日通り」を示している。一方、誘導ポイント近傍リンク1402は、「AN」が「夕日通り」を示している。収録順番は、各リンクともに、正式名称「ON」を「00」とし、別名称「AN」を「01」として設定されている。このような場合、住所情報が各リンクの「ON」に一致しており、さらに、各リンク同士の収録順番も「00」として一致しているため、形式Aにて収録することが可能である。
なお、図11〜図14の説明において、施設によっては、POI施設位置1101を有していない場合があるが、この場合、POI施設位置1101を誘導ポイント1102に置き換えて、収録形式を決定すればよい。
なお、本実施例においては、POIデータベースに格納させない地域名称を、道路名称としているが、道路名称のほかにも都市名称とすることも可能である。すなわち、POIデータベースに都市名称を格納させないようにし、都市名称を地図データベースから流用することも可能である。この場合においても、道路名称の場合と同様に、都市名称に正式名称と別名称とが存在する場合には、収録順番を付したり、都市境界付近においては、特定情報を格納させたりすればよい。
また、本実施例において、POIデータベースに格納させない地域名称を、番地データとすることも可能である。すなわち、POIデータベースに番地データを格納させないようにし、番地データを地図データベースから流用することも可能である。なお、この場合、リンクに対して所定の割合ごとに番地が付されている地域を対象とする。
たとえば、情報作成サーバ900は、リンクを所定の割合に分割し、分割した割合と、実際の住所の番地とを対応付けることができる場合に、番地データをPOIデータベースに格納させないようにする。具体的には、あるリンクの一端から他端までの番地が順に1番地〜50番地までとなっており、リンクを50分割することにより、住所の番地と分割した割合(50)とを対応付けることができる場合、番地データをPOIデータベースに格納させないようにする。これにより、番地データ分、POIデータベースのデータ量を削減することができる。
また、ナビゲーション装置500では、地点の位置情報を用い、地点がリンク上のどの割合の位置に対応するかを判断することにより、割合に応じた番地データを地図データベースから取得して出力することができる。なお、あるリンクの一端から他端までの番地が順になっていないような場合、すなわち、実際の番地とリンクの割合とが合致しないような場合には、従来の収録形式と同様に、POIデータベースに番地データを格納すればよい。
以上説明したように、実施例2にかかる情報作成サーバ900によれば、各地点の住所情報に、地図データベースに格納されている所定の地域名称が含まれている場合、POIデータベースには所定の地域名称を含ませないように住所情報を格納させるようにしたので、POIデータベースのデータ量を削減することができる。
また、地域名称を道路名称とし、各地点の住所情報に、地図データベースに格納されている道路名称が含まれている場合、POIデータベースには道路名称を除いて住所情報を格納させるようにしたので、POIデータベースから道路名称分のデータ量を削減することができる。
また、地点の近傍に複数の道路が存在する場合、道路名称を特定するための特定情報を作成し、住所情報から道路名称を除いて特定情報をPOIデータベースに格納させるようにしたので、すなわち、収録形式Bにて住所情報を格納させるようにしたので、テキストデータと特定情報との差分、POIデータベースのデータ量を削減することができる。
また、地点の近傍の道路が複数の道路名称を有する場合、道路名称の優先度を示す収録順番を付与(指定)し、優先度情報を付与させた上で、道路名称を除いてPOIデータベースに住所情報を格納させるようにしたので、POIデータベースのデータ量を削減できるとともに、複数の道路名称を有する地点についても、適正な住所表示をおこなうことができる。
また、地域名称を都市名称とし、各地点の住所情報に、地図データベースに格納されている都市名称が含まれている場合、POIデータベースには都市名称を除いて住所情報を格納させるようにすれば、POIデータベースから都市名称分のデータ量を削減することができる。
また、各地点の住所情報に所定の地域名称が含まれない地点については、POIデータベースに、所定の地域名称を含めた住所情報を格納させるようにしたので、住所に所定の地域名称が含まれない地点や、近傍に道路が存在しない地点などについては、従来通りの収録形式(収録形式C)によって適正な住所を表示させることができる。
以上説明したように、本発明の情報処理装置、情報作成装置、情報処理方法、情報作成方法、情報処理プログラム、情報作成プログラム、および記録媒体によれば、POIデータベースのデータ量を削減することができる。
なお、実施例1,2で説明した情報処理方法およびデータ作成方法は、予め用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。

Claims (18)

  1. 各地点の位置情報および住所情報を含む地点データベースと、地図表示用の地域名称のテキストデータが道路リンクデータと対応して記録されている地図データベースとを有し、前記地点データベースを用いた地点検索処理および前記地図データベースを用いた地図表示処理を実行する情報処理装置であって、
    前記地点データベースの住所情報は、所定の地域名称を除いた住所のテキストデータであり、
    前記地点検索処理によって検索された地点(以下、「検索地点」という)の住所のテキストデータを用いる処理を実行する際に、当該検索地点の位置情報および住所情報を前記地点データベースから取得する第1取得手段と、
    前記検索地点の位置情報に基づいて、当該検索地点からあらかじめ設定された所定距離内に存在する前記道路リンクデータを抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出された前記道路リンクデータと対応して記録されている地域名称のテキストデータを前記地図データベースから取得する第2取得手段と、
    前記第1取得手段によって取得された当該検索地点の住所情報と前記第2取得手段によって取得された地域名称のテキストデータとを組み合わせて当該検索地点の住所のテキストデータを生成する制御手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記地域名称は、道路名称であり、
    前記第2取得手段は、前記検索地点近傍の道路の道路名称のテキストデータを当該検索地点の住所における道路名称のテキストデータとして前記地図データベースから取得し、
    前記制御手段は、前記地点データベースから取得された当該検索地点の住所情報と、前記地図データベースから取得された道路名称のテキストデータとを組み合わせて当該検索地点の住所のテキストデータを生成することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記地点データベースは、近傍に複数の道路が存在する地点については当該地点の住所に含まれる道路名称を有する道路を特定するための特定情報を有し、
    前記第2取得手段は、前記検索地点近傍に複数の道路が存在する場合には、当該検索地点の特定情報で特定される道路の道路名称のテキストデータを当該検索地点の住所における道路名称のテキストデータとして前記地図データベースから取得することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記地点データベースは、近傍の道路が複数の道路名称を有する地点については当該複数の道路名称の優先度を示す優先度情報を有し、
    前記第2取得手段は、前記検索地点近傍の道路が複数の道路名称を有する場合には、当該複数の道路名称の優先度情報で優先される道路の道路名称のテキストデータを当該検索地点の住所における道路名称のテキストデータとして前記地図データベースから取得することを特徴とする請求項2または3に記載の情報処理装置。
  5. 前記地域名称は、都市名称であり、
    前記第2取得手段は、前記検索地点が属する都市の都市名称のテキストデータを当該検索地点の住所における都市名称のテキストデータとして前記地図データベースから取得し、
    前記制御手段は、前記地点データベースから取得された当該検索地点の住所情報と、前記地図データベースから取得された都市名称のテキストデータとを組み合わせて当該検索地点の住所のテキストデータを生成することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  6. 前記地点データベースは、前記地図データベースから住所に含まれる所定の地域名称を取得できない地点については、当該所定の地域名称を含めた住所のテキストデータを当該地点の住所情報として有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の情報処理装置。
  7. 地図表示用の地域名称のテキストデータが道路リンクデータと対応して記録されている地図データを格納する地図データベースを備え、各地点の位置情報および住所情報を格納する地点データベースにデータを格納させる情報作成装置であって、
    各地点の位置情報および住所情報が入力される入力手段と、
    前記入力手段に入力された位置情報および住所情報とに基づき、前記各地点からあらかじめ設定された所定距離内に存在する前記道路リンクデータを抽出し、抽出された前記道路リンクデータと対応して記憶されている地域名称のテキストデータを前記地図データベースから取得し、前記各地点の住所情報に所定の地域名称が含まれる住所情報については、前記所定の地域名称を除いて住所情報を前記地点データベースに格納させる格納制御手段と、
    を備えることを特徴とする情報作成装置。
  8. 前記地域名称は、道路名称であり、
    前記格納制御手段は、取得された道路名称が前記住所情報に含まれる場合、前記道路名称を除いて前記地点データベースに住所情報を格納させることを特徴とする請求項7に記載の情報作成装置。
  9. 前記地点の近傍に複数の道路が抽出された場合、前記入力手段に入力された住所情報に基づき、当該地点の住所に含まれる道路名称を特定するための特定情報を作成する作成手段をさらに備え、
    前記格納制御手段は、前記住所情報から前記道路名称を除いて前記作成手段によって作成された特定情報を前記地点データベースに格納させることを特徴とする請求項8に記載の情報作成装置。
  10. 前記地点の近傍の道路が複数の道路名称を有する場合、前記入力手段に入力された住所情報に基づき、当該地点の住所に含まれる道路名称の優先度を示す優先度情報を付与する付与手段をさらに備え、
    前記格納制御手段は、前記付与手段によって優先度情報を付与させた上で、前記道路名称を除いて前記地点データベースに住所情報を格納させることを特徴とする請求項7または8に記載の情報作成装置。
  11. 前記地域名称は、都市名称であり、
    前記格納制御手段は、取得された都市名称が前記住所情報に含まれる場合、前記都市名称を除いて前記地点データベースに住所情報を格納させることを特徴とする請求項7〜10のいずれか一つに記載の情報作成装置。
  12. 前記格納制御手段は、前記各地点の住所情報に所定の地域名称が含まれない地点の住所情報については、前記地点データベースに、前記入力手段に入力された住所情報を格納させることを特徴とする請求項7〜11のいずれか一つに記載の情報作成装置。
  13. 各地点の位置情報および住所情報を含む地点データベースと、地図表示用の地域名称のテキストデータが道路リンクデータと対応して記録されている地図データベースとを有し、前記地点データベースを用いた地点検索処理および前記地図データベースを用いた地図表示処理を実行する情報処理装置における情報処理方法であって、
    前記地点データベースの住所情報は、所定の地域名称を除いた住所のテキストデータであり、
    前記地点検索処理によって検索された地点(以下、「検索地点」という)の住所のテキストデータを用いる処理を実行する際に、当該検索地点の位置情報および住所情報を前記地点データベースから取得する第1取得工程と、
    前記検索地点の位置情報に基づいて、当該検索地点からあらかじめ設定された所定距離内に存在する前記道路リンクデータを抽出する抽出工程と、
    前記抽出工程により抽出された前記道路リンクデータと対応して記録されている地域名称のテキストデータを前記地図データベースから取得する第2取得工程と、
    前記第1取得工程によって取得された前記検索地点の住所情報と前記第2取得工程によって取得された地域名称のテキストデータとを組み合わせて当該検索地点の住所のテキストデータを生成する生成工程と、
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  14. 地図表示用の地域名称のテキストデータが道路リンクデータと対応して記録されている地図データを格納する地図データベースを備え、各地点の位置情報および住所情報を格納する地点データベースにデータを格納させる情報作成装置の情報作成方法であって、
    各地点の位置情報および住所情報が入力される入力工程と、
    前記入力工程にて入力された位置情報および住所情報とに基づき、前記各地点からあらかじめ設定された所定距離内に存在する前記道路リンクデータを抽出し、抽出された前記道路リンクデータと対応して記憶されている地域名称のテキストデータを前記地図データベースから取得し、前記各地点の住所情報に所定の地域名称が含まれる住所情報については、前記所定の地域名称を除いて住所情報を前記地点データベースに格納させる格納制御工程と、
    を含むことを特徴とする情報作成方法。
  15. 請求項13に記載の情報処理方法をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
  16. 請求項14に記載の情報作成方法をコンピュータに実行させることを特徴とする情報作成プログラム。
  17. 請求項15に記載のプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータに読み取り可能な記録媒体。
  18. 請求項16に記載のプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータに読み取り可能な記録媒体。
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