JP5017157B2 - 地図データ処理装置 - Google Patents
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Description
請求項2の発明は、請求項1記載の地図データ処理装置において、リンクを特定する情報は、対象リンク両端のノードの緯度経度に関する位置情報の組み合わせの順序により、該対象リンクの方向を特定することを特徴とするものである。
上述した地図データのデータ構造について、さらに詳しく説明する。地図データは、地図に関する情報であり、道路データ、誘導データ、背景データ、名称データ、経路計算用データなどである。道路データは、道路の表示や車両の現在地の特定やマップマッチングなどに使用されるデータである。誘導データは、交差点名称・道路名称・方面名称・方向ガイド施設情報などからなり、演算された推奨経路に基づき運転者等に推奨経路を誘導する際に用いられる。背景データは、道路や道路地図の背景を表示するためのデータである。名称データは、地名や建物の名称などからなり、道路地図を表示するときに使用されるデータである。経路計算用データは、道路形状とは直接関係しない分岐情報などから成るネットワークデータであり、主に推奨経路を演算(経路探索)する際に用いられる。
以下、地図データのうち道路データと誘導データについて説明する。道路データと誘導データは、レベル、ブロック、メッシュという概念で管理される。各メッシュのメッシュデータとして道路データと誘導データが準備される。簡単に言うとブロック管理テーブルによりブロックを管理し、メッシュ管理テーブルにより各ブロック内におけるメッシュを管理する。
以上のようにして構成される地図データ(道路・誘導データ)において、本実施の形態では、リンク列単位、リンク属性単位、リンク間情報単位でデータの更新が可能である。以下、リンク列単位での更新管理について説明する。
次に、図7のリンクテーブル232において、リンク列302単位にデータを更新する場合について説明する。図11は、リンク列単位のデータ更新の制御のフローチャートを示す図である。図11の制御は、制御装置11において実行される。また、図11の制御は、更新対象のリンク列の該当メッシュはすでに不揮発性メモリ12に読み込まれていることを前提とする。さらに、制御装置11は、リムーバブルメモリ3の装填を確認し、リンク列の更新データを受け取り、更新対象リンク列の該当メッシュのメッシュデータは不揮発性メモリ12に存在することを確認済みであるところからスタートする。
図12は、制御装置11が地図データ(道路・誘導データ)を読み込んで地図表示を行う制御のフローチャートを示す図である。ステップS11では、現在地検出装置13を使用して、車両の現在地を検出する。ステップS12では、車両の現在地周辺の必要なメッシュのメッシュデータを読み込む。ステップS13では、必要なメッシュのメッシュデータをすべて読み込んだか否かを判断する。ステップS13で、まだ全てを読み込んでいないと判断すると、ステップS12に戻り、さらに必要なメッシュのメッシュデータを読み込む。ステップS13で、全ての必要な全てのメッシュのメッシュデータを読み込んだと判断するとステップS14に進み、地図表示処理を実行する。なお、地図表示処理において、削除フラグがONされているリンク列データや、リンク属性データや、リンク間情報データは無視される。
次に、地図データのうち背景・名称データについて説明する。背景・名称データについても、道路・誘導データと同様に、レベル、ブロック、メッシュという概念で管理される。従って、図5と同様に管理され、図5のメッシュデータ231を、図14のメッシュデータ601に置き換えて理解すればよい。図14は、背景・名称データのメッシュデータの内容を示す。メッシュデータ601は、基本的に、背景テーブル602、名称テーブル603から構成される。各テーブルへのアクセスが可能なように、メッシュデータ601の最初に、背景テーブルへのオフセット604、背景テーブルのサイズ605、名称テーブルへのオフセット606、名称テーブルのサイズ607が格納されている。例えば、背景テーブルのオフセット604より、メッシュデータ601における背景テーブル602の先頭アドレスを取得し、背景テーブルのサイズ605に格納された値(例えばバイト数)分のデータを読み取る。名称テーブルも同様である。
次に、地図データのうち経路計算データについて説明する。経路計算データについても、道路・誘導データと同様に、レベル、ブロック、メッシュという概念で管理される。従って、図5と同様に管理され、図5のメッシュデータ231を、図17のメッシュデータ901に置き換えて理解すればよい。図17は、経路計算データのメッシュデータの内容を示す。メッシュデータ901は、基本的に、接続部テーブル902、レベル間対応テーブル903から構成される。各テーブルへのアクセスが可能なように、メッシュデータ901の最初に、接続部テーブルへのオフセット904、接続部テーブルのサイズ905、レベル間対応テーブルへのオフセット906、レベル間対応テーブルのサイズ907が格納されている。例えば、接続部テーブルのオフセット904より、メッシュデータ901における接続部テーブル902の先頭アドレスを取得し、接続部テーブルのサイズ905に格納された値(例えばバイト数)分のデータを読み取る。レベル間対応テーブルも同様である。
(1)道路・誘導データでは、リンク列単位、リンク属性単位、リンク間情報単位で更新可能であり、背景・名称データでは、ポリゴン、ポリライン、点等の背景表示管理単位、名称単位で更新可能であり、経路計算データでは、ノード情報単位、レベル間対応情報単位で更新可能である。すなわち、地図に関する情報を構成する情報要素単位で更新可能である。従って、地図データの一部のみ更新する場合、地図データが格納されたDVD−ROMなどの記録媒体全体を新しいものにする必要がない。また、最小単位でデータ更新がなされるので、データ更新に掛かる通信量(コスト)も低減することができる。また、更新時間も削減できる。ここで、地図に関する情報を構成する情報要素とは、情報あるいはデータの機能、用途等別に分類される要素であり、情報やデータの機能、用途別の種類とも言える。
(2)リンク列等の各情報要素には、削除フラグを設けるようにしたので、旧データを一々削除したり入れ替えたりしなくてもよい。なお、削除フラグを設けず、旧データを削除して、新しい更新データで置き換えるようにしてもよい。
(3)地図データを管理する管理テーブルを不揮発性メモリに格納し、リンク列等の情報要素の更新ごとに、管理テーブルの内容を更新できるようにした。これにより、リンク列等の情報要素単位の更新が可能になるとともに、後に更新されたデータのアクセスが可能となる。
(4)リンク列等の更新対象情報要素が含まれるメッシュデータを不揮発性メモリに格納するようにしたので、更新データの追加、あるいは書き換え、それらに伴う管理情報の更新が可能となる。また、装置の電源が落とされても、更新データが保持される。
(5)ノードの位置情報を、自レベルの位置情報のみならず下位レベルの位置情報も組み合わせたレベル間対応キーで表すようにしたので、ノードの特定が確実にでき、さらにレベル間の対応関係も容易に取ることができる。
(6)レベル間対応キー(ノードID番号)を使用して、各レベルの各リンクにおけるリンクID番号を規定するようにしたので、リンクの特定が確実にでき、さらにレベル間の対応関係も容易に取ることができる。また、レベル間対応キーの並びの順序を変えることにより、順方向あるいは逆方向のリンクID番号を規定するようにしたので、順方向あるいは逆方向のリンクID番号を容易に確実に特定することができる。上記のように規定されるリンクID番号は、例えば、経路計算結果に基づく経路表示や経路誘導において、リンクの方向を特定する必要があるときに有効に使用される。
(7)背景データや名称データに、描画順序の情報を設けるようにしたので、情報要素単位の更新時に、描画順序に応じてデータの並び替えをすることもできる。これにより、データが更新されても描画スピードの低下を招かない。
(8)更新データをインターネット経由の通信によっても提供するので、迅速にかつ安い費用で最新の更新データを提供することができる。
(9)ノード位置情報に、緯度経度に対応する2次元座標値を使用するようにしているので、データ更新の方式が機種に依存したり、規格に依存したりすることを防止することができる。すなわち、緯度経度に対応する2次元座標は普遍的なデータと言えるので、これらのデータを使用することにより、データ更新の方式を標準化できる。
(10)レベル間対応キーにおいて、2次元座標値以外のパラメータを使用しているので、ノード間の特定をより確実に行うことができる。例えば、高さデータを使用する場合、道路が高架して交差する接続点であっても、確実に区別することができる。
2 記録媒体
3 リムーバブルメモリ
4 通信装置
5 インタネット
6 地図サーバ
7 地図データベース
8 案内検索データベース
11 制御装置
12 不揮発性メモリ
13 現在地検出装置
14 DVD駆動装置
15 メモリ
16 通信インターフェース
17 リムーバブルメモリ読込装置
18 モニタ
19 入力装置
Claims (2)
- 地図データ処理装置であって、
道路上の点をノードとし、隣接するノード間の道路をリンクとして表し、前記ノードを特定する情報は緯度経度に関する位置情報で構成され、前記リンクを特定する情報は対象リンク両端のノードの前記緯度経度に関する位置情報の組み合わせで構成される地図に関する情報を有する地図データを取得する地図データ取得手段と、
前記地図データ取得手段により取得された前記地図データを使用して地図データの処理を行う処理手段とを備え、
前記地図データは、前記地図の複数の異なる縮尺率に対応する複数のレベルに対応して複数セット設けられたデータであり、
前記地図データでは、より広域な地図を表すより小さい値の縮尺率のレベルを上位側レベルとして定義されており、
前記地図データにおいて、所定レベルの前記ノードの位置情報は、前記所定レベルにおけるノードの位置情報とともに、前記所定レベルの下位側レベルの対応するノードの位置情報も含むように構成され、
前記処理手段は、前記複数のレベルに対応する前記地図データの前記リンクを特定する情報を使用して、経路探索で探索した経路の表示処理を行うことを特徴とする地図データ処理装置。 - 請求項1記載の地図データ処理装置において、
前記リンクを特定する情報は、前記対象リンク両端のノードの緯度経度に関する位置情報の組み合わせの順序により、該対象リンクの方向を特定することを特徴とする地図データ処理装置。
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