JP3636197B2 - 車両用チルト式ステアリング装置 - Google Patents

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Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、ステアリングホイールを運転時用チルト調整範囲内でチルト調整でき、しかも、この運転時用チルト調整範囲を超えて大角度傾けることができる車両用チルト調整式ステアリング装置に関する。
【背景技術】
【0002】
運転者の体格や運転姿勢等に応じてステアリングホイールの傾斜角度を調整できるチルト式ステアリング装置では、例えば、特開平11−198821号公報に開示したように、車体に固定した前部コラム部材の後端に、後部コラム部材が揺動自在に連結してある(所謂首振りチルト)。
【0003】
後部コラム部材のチルト位置への締付時には、前部コラム部材の固定ギヤに、後部コラム部材の可動ギヤを付勢して噛合させる一方、後部コラム部材のチルト位置からの解除時には、可動ギヤを付勢力に抗して揺動して両ギヤの噛合を解除させるようになっている。
【0004】
また、後部コラム部材のチルトを調整する時、後部コラム部材の揺動範囲は、車両の運転に適合する運転時用チルト調整範囲内であって、一般的には、約±10度である。
【0005】
ところで、最近、RV車の需要が増加しており、車両の使い方も多様化している。例えば、車室内で家族で食事をするとか、キャンプでテントの代わりにするなどといったことがある。
【0006】
この際、ステアリングホイールを大きな角度持ち上げて待避させ、運転席シートを回転させて後方に向けて、運転席シート上に、比較的大きな有効利用空間を創り出すようにしている。
【発明の開示】
【0007】
本発明は、ステアリングホイールを大きな角度持ち上げた際、ステアリングホイールをその位置で確実に保持することができる車両用チルト調整式ステアリング装置を提供することを目的とする。
【0008】
上記の目的を達成するため、本発明の第1の態様による車両用チルト調整式ステアリング装置は、車体に固定した前部コラム部材と、運転時用チルト調整範囲と該運転時用チルト調整範囲外の跳ね上げ位置との間をチルト中心の周りに揺動自在に前記前部コラム部材に連結され該運転時用チルト調整範囲内で前部コラム部材との軸線が一致する後部コラム部材と、該後部コラム部材のチルト移動を許す解除状態と、前記運転時用チルト調整範囲内での所望のチルト位置に該後部コラム部材を固定する固定状態とをとり得る固定機構とから成る車両用チルト調整式ステアリング装置において、
前部コラム部材と後部コラム部材との間に、後部コラム部材が前部コラム部材に対して傾いた時に付勢力を発揮し跳ね上げ位置へと後部コラム部材を付勢し、両コラム部材の軸線が一致する時中心軸線が側方からみてチルト中心またはその近傍を通ることにより運転時用チルト調整範囲内では弾性力を発揮しない中立状態になるよう引張バネを設け、
後部コラム部材と前部コラム部材との間には、後部コラム部材のチルト位置からの解除時に後部コラム部材を運転時用チルト調整範囲外へと付勢するための第2のバネが設けてあることを特徴とする。
【0009】
また、本発明の第1の態様の車両用チルト調整式ステアリング装置において、大角度チルト用の引張バネは、後部コラム部材を運転時用チルト調整範囲の中立位置に設定した時、ステアリング側方から見るとき引張バネの中心線がチルト中心又はその近傍を通るように配置してあり、この構成によれば、前部コラム部材と後部コラム部材の間に、後部コラム部材を運転時用チルト調整範囲を超えて大角度チルトさせた際、後部コラム部材を弾性的に引っ張る大角度跳ね上げ用の引張バネが介装してある。この引張バネは、後部コラム部材を運転時用チルト調整範囲の中立位置に設定した時、その中心線がステアリングシャフトの軸線に略平行であって、チルト中心又は近傍の側方を通るように配置してあるため、大角度跳ね上げ用の引張バネは、通常の運転時用チルト調整範囲では、弾性的な引張力を発揮せず、後部コラム部材を大角度傾ける時にのみ、その中心線をチルト中心からオフセットして、後部コラム部材を弾性的に引っ張って跳ね上げてその状態を保持することができる。従って、ステアリングホイールを大きな角度跳ね上げた際、ステアリングホイールをその跳ね上げ位置で確実に保持することができる。
【0010】
さらに上記の目的を達成するため、本発明の第2の態様に係る車両用チルト式ステアリング装置は、車体に固定した前部コラム部材に、後部コラム部材を運転時用チルト調整範囲と該運転時用チルト調整範囲外の跳ね上げ位置との間を揺動自在に連結し、後部コラム部材のチルト位置への固定時には、前部コラム部材と後部コラム部材とのうちの一方に設けた固定ギヤに、前部コラム部材と後部コラム部材との他方に設けた可動ギヤを噛合させる一方、後部コラム部材のチルト位置からの解除時には、可動ギヤを揺動して両ギヤの噛合を解除させる車両用チルト式ステアリング装置において、
後部コラム部材を運転時用チルト調整範囲を超えて跳ね上げた際、可動ギヤは、その先端部が固定ギヤを設けた方のコラム部材の端部又は固定ギヤの端部に係止してロックすることにより後部コラム部材を前記跳ね上げ位置に固定することを特徴とする。
【0011】
このように、本発明の第2の態様により、後部コラム部材を大角度傾け上げ( 跳ね上げ )た際、可動ギヤは、その端面が固定ギヤの端面に係止してロックする構成にすれば、ステアリングホイールは、たとえ運転者等がぶら下がる程の大荷重がかかったとしても、その位置で動かないように確実に保持することができる。
【0012】
本発明の第2の態様による車両用チルト調整式ステアリング装置において、固定ギヤ及び可動ギヤは、夫々、運転時用チルト調整範囲で互いに噛合する歯部を有し、固定ギヤは、その歯部に隣接して、歯を形成していない非歯部領域を有していることが好ましい。この構成によりチルト調整域以外でステアリングシャフトがロックされることがなく、したがってドライバが不適切なチルト位置で運転するおそれがない。
【0013】
また、本発明の車両用チルト調整式ステアリング装置において、前部コラム部材に後部コラム部材をチルト中心廻りに揺動自在に連結したジョイントは、後部コラム部材を大角度折曲することが可能であることが好ましい。こうすれば、例えば、自在継手のヨークの脚を長くするなどして、ハンドルのどの回転方向位相でも大角度傾け上げが可能となる。
【0014】
さらに、第2の態様のチルト調整式ステアリングコラム装置において、前記ロック手段は、後部コラム部材を運転時用チルト調整範囲を超えて大角度傾け上げ( 跳ね上げ )た際、後部コラム部材をその傾け上げ( 跳ね上げ )位置で保持することから、傾け上げ( 跳ね上げ )時における後部コラム部材の保持手段として、例えば、固定ギヤに可動ギヤを係止してロックするといった必要がなくなり、構造の簡略化を図ることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下、本発明の実施の形態に係る車両用チルト調整式ステアリング装置を図面を参照しつつ説明する。
【0016】
(第1実施の形態)
図1は、本発明の第1実施の形態に係る車両用チルト調整式ステアリング装置の縦断面図である。図2は、図1に示した車両用チルト調整式ステアリング装置の底面図である。図3は、図1に示した車両用チルト調整式ステアリング装置の縦断面図であって、後部コラム部材を運転時用チルト調整範囲を超えて大角度跳ね上げた状態を示す。図4は、図1のA−A線に沿った横断面図である。
【0017】
ステアリングシャフトは、車両のステアリングギヤ機構(図示なし)に中間軸継手等を介して接続される前部ステアリングシャフト1と、後端にステアリングホイール(図示なし)が固設される後部ステアリングシャフト2とに分割して、自在継手3により連結してある。前部ステアリングシャフト1及び後部ステアリングシャフト2は、それぞれ、前部コラム部材4及び後部コラム部材5に回転自在に収納してある。
【0018】
車体に固定した前部コラム部材4の後部に、後部コラム部材5が揺動自在に連結してあり、後部コラム部材5は、チルト中心Cを中心として運転時用チルト調整範囲(約±10度)内で揺動するようになっている。なお、チルト中心Cは、自在継手3の中心に一致している。
【0019】
前部コラム部材4の下面には、歯部6aを有する固定ギヤ6が固定してある。後部コラム部材5に設けた枢軸7には、固定ギヤ6の歯部6aに噛合する歯部8aを有する可動ギヤ8が揺動自在に枢支してある。なお、各歯部6a,8aは、チルト中心Cの廻りに円弧状に整列してある。
【0020】
可動ギヤ8の下方には、後部コラム部材5と一体の反力部材9が車幅方向に掛け渡して設けてあり(図2参照)、可動ギヤ8と反力部材9との間には、可動ギヤ8の背面テーパ面に接触して押圧する押圧テーパ面10aを有する楔状部材10が前後方向に移動自在に配置してある。
【0021】
楔状部材10の後端と、可動ギヤ8から延在した後方延在片8bとの間に、押圧バネ11(圧縮バネ)が介装してある。押圧バネ11(圧縮バネ)は、楔状部材10を介して、可動ギヤ8の歯部8aを固定ギヤ6の歯部6aに互いに噛合する方向(図1の時計回り)に常時付勢している。押圧バネ11(圧縮バネ)は、後部コラム部材5のチルト位置への固定を解除する時にも、延在片8bを介して可動ギヤ8を解除方向(図1の反時計回り)に付勢する働きもする。
【0022】
図2に示すように、楔状部材10の後部両側に、チルト調整レバー12が楔状部材10に一体的に形成して延在してある。チルト調整レバー12は、後部コラム部材5に設けたレバー回転中心ピン12aの廻りに揺動自在になっている。
【0023】
図2にも示すように、前部コラム部材4と、後部コラム部材5との間に、第1支持バネ13(圧縮バネ)が介装してある。これにより、両ギヤ6,8の噛合を解除した際に、後部コラム部材5やステアリングホイール等の降下を防止している。可動ギヤ8の端面8dは、後部コラム部材5が最下チルト位置にある時、固定ギヤ6の端面6cに当接するストッパーの働きをするようになっている。
【0024】
以上のように構成したチルト調整式ステアリング装置において、チルト調整する際、チルト調整レバー12を押圧バネ11(圧縮バネ)の付勢力に抗して手で車両の後方(図2)に揺動して、楔状部材10を後方(図1)に退動させる。
【0025】
その結果、可動ギヤ8は、押圧バネ11(圧縮バネ)の付勢力の助勢により、図1の枢軸7を中心として反時計回りに回動して固定ギヤ6との噛合を解除する。これにより、後部コラム部材5のチルト位置への固定を解除することができる。
【0026】
チルト調整は、車両の運転に適合した運転時用チルト調整範囲(約±10度)内で後部コラム部材5を傾動して行う。
【0027】
後部コラム部材5のチルト調整後には、チルト調整レバー12を離すと、チルト調整レバー12は、押圧バネ11(圧縮バネ)の付勢力により、車両の前方(図2)に揺動して、楔状部材10を前方(図1)に移動させる。
【0028】
その結果、可動ギヤ8は、押圧バネ11(圧縮バネ)により付勢した楔状部材10によって、その歯部8aが固定ギヤ6の歯部6aに押圧して強固に噛合する。これにより、後部コラム部材5をチルト位置に締付することができる。
【0029】
次に、後部コラム部材を運転時用チルト調整範囲を超えて大角度跳ね上げる(チルトアップ)場合について説明する。
【0030】
本実施の形態では、図3に示すように、前部ステアリングシャフト1と後部ステアリングシャフト2をチルト中心Cの廻りに揺動自在に連結した自在継手3は、例えばヨークの脚を従来のものより長くするか、および/または後部コラム部材の前方端部を短くするなどして、後部コラム部材5を例えば約60度まで折曲することができるようになっている。
【0031】
これにより、車両の駐車時には、後部コラム部材5は、運転時用チルト調整範囲(約±10度)を超えて大角度(例えば、50度)傾け上げることができる。
【0032】
チルトレバー12を車両後方に手で引っ張り、後部コラム部材5のチルト位置への固定を解除すると、後部コラム部材は第1支持バネ13により跳ね上げを開始する。
【0033】
図3に示すように、後部コラム部材5を大角度跳ね上げた際、前部コラム部材4に形成した後端支持座部21(跳ね上げストッパー)に、後部コラム部材5に形成した前端支持座部22(跳ね上げストッパー)を当接するようになっている。
【0034】
固定ギヤ6は、その歯部6aに隣接して、歯を形成していない非歯部領域6bを有している。可動ギヤ8は、押圧バネ11(圧縮バネ)の付勢力により、その端面8cが固定ギ
ヤ6の端面6cに係止してロックされるようになっている。
【0035】
これにより、後部コラム部材5の跳ね上げを開始して完了するまでの間、可動ギヤ8は、その歯部8aが固定ギヤ6の非歯部領域6bに摺接しながら移動する。その後、図3に示すように、大角度跳ね上げが完了した際には、可動ギヤ8は、押圧バネ11の付勢力により、その歯部8aが非歯部領域6aから外れて、その端面8cが固定ギヤ6の端面6cに係止されロックされる。
【0036】
図2及び図3に示すように、前部コラム部材4に形成した支持片4aと、後部コラム部材5に形成した支持片5aとの間には、大角度跳ね上げ用の第2支持バネ23(引張バネ)が介装してある。
【0037】
図1に示すように、第2支持バネ23(引張バネ)は、後部コラム部材5を運転時チルト調整範囲(約±10度)の前部コラム軸線と後部コラム軸線とが一致する中立位置に設定した時、その中心線がステアリングシャフト1,2の軸線に略平行であって、側方から見て中心線がチルト中心C又は近傍を通るように配置してある。
【0038】
これにより、第2支持バネ23(引張バネ)は、通常の運転時用チルト調整範囲では、弾性的な引張力を発揮せず、図3に示すように、運転時用チルト調整範囲を超えて大角度跳ね上げた時にのみ、その中心線をチルト中心からオフセットして、後部コラム部材5を(反時計回り方向、即ち、後部コラム部材5を持ち上げる方向に)弾性的に引っ張って跳ね上げ、跳ね上げ完了位置に保持することができる。従って、ステアリングホイールを大きな角度跳ね上げて、ステアリングホイールをその位置で確実に保持することができる。
【0039】
なお、第1支持バネ13(圧縮バネ)は、後部コラム部材の移動量が大きいため、後部コラム部材の最上位置まで跳ね上げ力を保持しているのは困難であるが、上方位置では第2支持バネ23の引張力が作用して跳ね上げる。
【0040】
前部コラム部材4の後端支持座部21(跳ね上げストッパー)に、後部コラム部材5の前端支持座部22(跳ね上げストッパー)が当接したことを検出する大角度跳ね上げ用センサー24(大角度跳ね上げ用検出手段)が設けてある。
【0041】
大角度跳ね上げ用センサー24が作動すると、変速シフトが駐車レンジ(P)でロックして、車両の走行が不可能になる。但し、エンジンは、作動するようになっている。
【0042】
なお、大角度跳ね上げ用センサー24(大角度跳ね上げ用検出手段)を他の位置に設ける場合等には、このセンサー24の位置に、前部コラム部材4の後端支持座部21(跳ね上げストッパー)に後部コラム部材5の前端支持座部22(跳ね上げストッパー)が当接した際、この当接による衝撃等を緩衝するための緩衝部材が配置してあってもよい。
【0043】
後部コラム部材5が通常の運転時用チルト調整範囲(約±10度)に戻った後、車両を走行する状態、例えば、サイドブレーキの解除、変速シフトの移動などを検出した場合には、図4に示すように、後部コラム部材5に設けたソレノイド25(チルト調整レバー用ロック手段)のピン25aがチルト調整レバー12のロック用孔12bに進入して、チルト調整レバー12をロックするようになっている。
【0044】
これにより、車両の駐車時以外、例えば走行中における後部コラム部材5の跳ね上がりを防止することができる。
【0045】
以上のように構成してあるため、図3に示すように、車両の駐車時に、後部コラム部材
5を運転時用チルト調整範囲(約±10度)を超えて大角度(例えば、50度)跳ね上げる場合には、例えば、変速シフトが駐車レンジ(P)に入っていることが確認できると、ソレノイド25のピン25aがチルト調整レバー12のロック用孔12bから退動して、チルト調整レバー12のロックを解除する。
【0046】
チルト調整レバー12を押圧バネ11(圧縮バネ)の付勢力に抗して車両の後方に揺動して、楔状部材10を後方に退動させて、可動ギヤ8を反時計回りに回動し固定ギヤ6との噛合を解除して、後部コラム部材5のチルト位置固定を解除する。
【0047】
次いで、チルト調整レバー12をチルト固定解除の状態で保持したまま、後部コラム部材5を大角度(例えば、50度)跳ね上げる。この際、後部コラム部材5の跳ね上げを開始して完了するまでの間、可動ギヤ8は、その歯部8aが固定ギヤ6の非歯部領域6bに摺接しながら移動する。
【0048】
その後、大角度跳ね上げが完了した際には、可動ギヤ8は、押圧バネ11の付勢力により、その歯部8aが非歯部領域6aから外れて、その端面8cが固定ギヤ6の端面6cに係止してロックする。従って、後部ステアリングシャフト2の後端に固設されたステアリングホイール(図示なし)は、運転者等がたとえぶら下がる等により大荷重がかかったとしても、その位置で動かないように確実に保持することができる。
【0049】
大角度跳ね上げが完了した際には、大角度跳ね上げ用センサー24によって、前部コラム部材4の後端支持座部21(跳ね上げストッパー)に、後部コラム部材5の前端支持座部22(跳ね上げストッパー)が当接したことを検出する。これにより、変速シフトを駐車レンジ(P)でロックして、車両の走行を不可能にすることができる。
【0050】
第2支持バネ23(引張バネ)は、後部コラム部材5を大角度跳ね上げた時にのみ、その中心線をチルト中心からオフセットして、後部コラム部材5を(反時計回り方向、即ち、後部コラム部材5を持ち上げる方向に)弾性的に引っ張って保持することができる。従って、ステアリングホイールを大きな角度跳ね上げた際、ステアリングホイールをその跳ね上げ位置で確実に保持することができる。
【0051】
後部コラム部材5を大角度跳ね上げ状態から運転時用チルト調整範囲(約±10度)に戻す場合には、チルト調整レバー12を押圧バネ11(圧縮バネ)の付勢力に抗して車両の後方(図2)に揺動し、可動ギヤ8を押圧バネ11の付勢力の助勢により図3の反時計回りに回動し、可動ギヤ8の端面8cと固定ギヤ6の端面6cのロックを解除する。この状態で、後部コラム部材5を戻し、運転時用チルト調整範囲(約±10度)でのチルト調整の後、後部コラム部材5をチルト位置に締付固定する。
【0052】
その後、車両を走行する状態、例えば、サイドブレーキの解除、変速シフトの移動などを検出した場合には、図4に示すように、後部コラム部材5に設けたソレノイド25のピン25aをチルト調整レバー12のロック用孔12bに進入させて、チルト調整レバー12をロックする。これにより、駐車時以外における後部コラム部材5の跳ね上げを防止することができる。
【0053】
(第2実施の形態)
図5は、本発明の第2実施の形態に係る車両用チルト調整式ステアリング装置の縦断面図であって、後部コラム部材を運転時用チルト調整範囲を超えて大角度跳ね上げた状態を示す。
【0054】
上述した第1実施の形態では、固定ギヤ6の後方部が前部コラム部材4の後方に突出し
ているのに対し、本第2実施の形態では、前部コラム部材4の後方部が第1実施の形態より後方に突出してあり、この後方端縁4b(端部)は、可動ギヤ8の端面8c(端部)が係止できるように斜めに形成してある。
【0055】
従って、チルト調整レバー12をチルト解除の状態で保持したまま、後部コラム部材5を大角度(例えば、50度)跳ね上げた際、後部コラム部材5の跳ね上げを開始して完了するまでの間、可動ギヤ8は、その歯部8aが固定ギヤ6の非歯部領域6bに摺接しながら移動する。
【0056】
その後、大角度跳ね上げが完了した際には、可動ギヤ8は、押圧バネ11の付勢力により、その歯部8aが非歯部領域6aから外れて、その端面8c(端部)が前部コラム部材4の後方端縁4b(端部)に係止してロックする。従って、ステアリングホイールは、運転者等がぶら下がる程の大荷重がかかっても、その位置で動かないように確実に保持することができる。
【0057】
また、本第2実施の形態では、前部コラム部材4の後端支持座部21(跳ね上げストッパー)には、この後端支持座部21に後部コラム部材5の前端支持座部22(跳ね上げストッパー)が当接した際、この当接による衝撃等を緩衝するための緩衝部材30が配置してある。この際、緩衝部材30により、両ストッパー21,22の当接による打音を防止することができる。なお、その他の構成・作用等は、上述した第1実施の形態と同様である。
【0058】
(第3実施の形態)
図6は、本発明の第3実施の形態に係る車両用チルト調整式ステアリング装置の縦断面図であって、後部コラム部材を運転時用チルト調整範囲を超えて大角度跳ね上げた状態を示す。
【0059】
上述した第1実施の形態では、大角度跳ね上げ時、固定ギヤ6の後方端縁6cに、可動ギヤ8の前方端面8cが係止するのに対し、本第3実施の形態では、固定ギヤ6の非歯部領域6bの後方端部6dに、1〜2枚の歯が形成してあり、大角度跳ね上げ時、固定ギヤ6の後方端部6dに、可動ギヤ8の前端部の1〜2枚の歯が係止するようになっている。
【0060】
従って、チルト調整レバー12をチルト解除の状態で保持したまま、後部コラム部材5を大角度(例えば、50度)跳ね上げた際、後部コラム部材5の跳ね上げを開始して完了するまでの間、可動ギヤ8は、その歯部8aが固定ギヤ6の非歯部領域6bに摺接しながら移動する。
【0061】
その後、大角度跳ね上げが完了した際には、可動ギヤ8は、押圧バネ11の付勢力により、その前端部の1〜2枚の歯が固定ギヤ6の非歯部領域6bの後方端部6dの1〜2枚の歯に係止してロックする。従って、ステアリングホイールは、運転者等がぶら下がったとしても、その位置で動かないように確実に保持することができる。
【0062】
また、本第3実施の形態では、前部コラム部材4の後端支持座部21(跳ね上げストッパー)には、この後端支持座部21に後部コラム部材5の前端支持座部22(跳ね上げストッパー)が当接した際、この当接による衝撃等を緩衝するための緩衝部材30が配置してある。この際、緩衝部材30により、両ストッパー21,22の当接による打音を防止することができる。なお、その他の構成・作用等は、上述した第1実施の形態と同様である。
【0063】
本発明は、上述した実施の形態に限定されず、種々変形可能である。例えば、本発明は
、チルト式において、ステアリングホイールを大角度跳ね上げる場合について記載しているが、チルト・テレスコピック式において、大角度跳ね上げる場合についても適用できる。また、固定ギヤを後部コラム部材に取付け、可動ギヤを前部コラム部材に取付けても良い。
【0064】
以上説明したように、本発明の第1の態様によれば、前部コラム部材と後部コラム部材の間に、後部コラム部材を運転時用チルト調整範囲を超えて大角度跳ね上げた際、後部コラム部材を弾性的に引っ張る大角度跳ね上げ用の引張バネが介装してある。この引張バネは、後部コラム部材を運転時用チルト調整範囲の中立位置に設定した時、その中心線がステアリングシャフトの軸線に略平行であって、チルト中心又は近傍の側方を通るように配置してあるため、大角度跳ね上げ用の引張バネは、通常の運転時用チルト調整範囲では、弾性的な引張力を発揮せず、大角度跳ね上げた時にのみ、その中心線をチルト中心からオフセットして、後部コラム部材を弾性的に引っ張って保持することができる。従って、ステアリングホイールを大きな角度跳ね上げた際、ステアリングホイールをその位置で確実に保持することができる。
【0065】
以上説明したように、本発明の第2の態様によれば、後部コラム部材を大角度跳ね上げた際、可動ギヤは、その端面が付勢力により固定ギヤの端面に係止してロックするため、ステアリングホイールは、運転者等がぶら下がる程の大荷重がかかったとしても、その位置で動かないように確実に保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【0066】
【図1】本発明の第1実施の形態に係る車両用チルト調整式ステアリング装置の縦断面図である。
【図2】図1に示した車両用チルト調整式ステアリング装置の底面図である。
【図3】図1に示した車両用チルト調整式ステアリング装置の縦断面図であって、後部コラム部材を運転時用チルト調整範囲を超えて大角度跳ね上げた状態を示す。
【図4】図1のA−A線に沿った横断面図である。
【図5】本発明の第2実施の形態に係る車両用チルト調整式ステアリング装置の縦断面図であって、後部コラム部材を運転時用チルト調整範囲を超えて大角度傾けて上げた状態を示す。
【図6】本発明の第3実施の形態に係る車両用チルト調整式ステアリング装置の縦断面図であって、後部コラム部材を運転時チルト調整範囲を超えて大角度傾け上げた状態を示す。

Claims (5)

  1. 車体に固定した前部コラム部材と、運転時用チルト調整範囲と該運転時用チルト調整範囲外の跳ね上げ位置との間をチルト中心の周りに揺動自在に前記前部コラム部材に連結され該運転時用チルト調整範囲内で前部コラム部材との軸線が一致する後部コラム部材と、該後部コラム部材のチルト移動を許す解除状態と、前記運転時用チルト調整範囲内での所望のチルト位置に該後部コラム部材を固定する固定状態とをとり得る固定機構とから成る車両用チルト調整式ステアリング装置において、
    前部コラム部材と後部コラム部材との間に、後部コラム部材が前部コラム部材に対して傾いた時に付勢力を発揮し跳ね上げ位置へと後部コラム部材を付勢し、両コラム部材の軸線が一致する時中心軸線が側方からみてチルト中心またはその近傍を通ることにより運転時用チルト調整範囲内では弾性力を発揮しない中立状態になるよう引張バネを設け、
    後部コラム部材と前部コラム部材との間には、後部コラム部材のチルト位置からの解除時に後部コラム部材を運転時用チルト調整範囲外へと付勢するための第2のバネが設けてあることを特徴とする車両用チルト調整式ステアリング装置。
  2. 第2のバネは圧縮バネから成ることを特徴とする請求項に記載の車両用チルト調整式ステアリング装置。
  3. 車体に固定した前部コラム部材に、後部コラム部材を運転時用チルト調整範囲と該運転時用チルト調整範囲外の跳ね上げ位置との間を揺動自在に連結し、後部コラム部材のチルト位置への固定時には、前部コラム部材と後部コラム部材とのうちの一方に設けた固定ギヤに、前部コラム部材と後部コラム部材との他方に設けた可動ギヤを噛合させる一方、後部コラム部材のチルト位置からの解除時には、可動ギヤを揺動して両ギヤの噛合を解除させる車両用チルト式ステアリング装置において、
    後部コラム部材を運転時用チルト調整範囲を超えて跳ね上げた際、可動ギヤは、その先端部が固定ギヤを設けた方のコラム部材の端部又は固定ギヤの端部に係止してロックすることにより後部コラム部材を前記跳ね上げ位置に固定することを特徴とする車両用チルト調整式ステアリング装置。
  4. 固定ギヤ及び可動ギヤは、夫々、運転時用チルト調整範囲で互いに噛合する歯部を有し
    、固定ギヤは、その歯部に隣接して、歯を形成していない非歯部領域を有していることを特徴とする請求項に記載の車両用チルト調整式ステアリング装置。
  5. 前部コラム部材に後部コラム部材をチルト中心廻りに揺動自在に連結したジョイントは、後部コラム部材を跳ね上げ位置に折曲することが可能であることを特徴とする請求項又はに記載の車両用チルト調整式ステアリング装置。
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