JP3635480B2 - 印字装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、長尺状の帯状記録紙(テープ)を被印字媒体として文書の印字を行なう印字装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、オーディオカセットやビデオカセットに貼付けてその内容を記すインデックスラベル、あるいは種々の所持品に貼付けてその所有者を記すネームラベル等をオリジナルで作成する装置の1つとして、例えばテープ印字装置が提供されている。
【0003】
このテープ印字装置は、多数の文字入力キーを備えた文書作成機能を有し、この文書作成機能により任意に作成した文字列からなる文書データ等を、印刷キーを操作することで長尺状のテープにサーマル印字ヘッドを介して熱転写印字して出力するもので、この印字されたテープは、順次搬送されて装置本体側面のテープ排出口より外部に排出され、前記印字ヘッドとテープ排出口との間に配設された手動又は自動的に駆動されるカッタにより切断分離されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来のテープ印字装置では、作成した複数の文書データをメモリの登録領域に登録しておき、必要に応じてそれを呼び出して印字している。そして、登録されている複数の文書データを印字する揚合には、1個づつ呼び出して印刷し、印刷が終わると次の文書データを呼び出して印刷し、この処理を繰り返すものであった。従って、操作が面倒な問題がある。
【0005】
また、テープを印刷時に一方向に搬送しその一方向とは反対の他方向には搬送できない搬送機構を有する印字装置では、文書データの文字列の前後に設定する余白の長さがサーマルヘッドとカッタ間の距離より短い場合には、余白の確保のためにテープ先端を切断する必要があり、1個づつの文書データを印刷するとテープの無駄が多くなる問題がある。
【0006】
本発明は、前記のような問題に鑑みなされたもので、登録されている複数の文書データを個々に呼び出して繰り返し印刷処理する必要なく、各文書毎にテープを切断しながら簡単に連続して印刷することが可能になる印字装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に係わる印字装置は、文書データを入力する入力手段と、入力された文書データを登録領域に登録する登録手段と、前記登録領域から呼び出された文書データに対応する文書をテープの長手方向に沿って印字する印字手段と、前記テープを切断する切断手段と、前記テープを前記印字手段及び前記切断手段に対して搬送する搬送手段とを備える印字装置であって、
前記登録領域に登録されている複数の文書データから所望の文書データを選択して呼び出すデータ呼出し手段と、前記データ呼出し手段によって呼び出された複数の文書データを結合して文書列データに合成するデータ合成手段と、前記データ合成手段によって文書列データに合成される各文書データの間に、前記テープを切断するためのカットデータを付加するカットデータ付加手段と、前記カットデータによって区切られた前記文書列データの各文書データについて前記テープの長手方向の印字長を算出することにより、前記テープの切断位置を求める演算手段と、前記印字手段及び前記搬送手段を制御して前記データ合成手段によって合成された前記文書列データに対応する文書列を前記テープに印字するとともに、前記演算手段によって求められた前記テープの切断位置が前記切断手段の位置まで搬送される毎に切断指示信号を出力する印字制御手段とを備えることを特徴とする。
【0008】
このような本発明の請求項1に係わる印字装置によれば、登録領域に登録されている複数の文書データから所望の文書データを選択して呼び出すと、この呼び出された複数の文書データは結合されて文書列データに合成され、この合成される各文書データの間には、テープを切断するためのカットデータが付加される。すると、このカットデータによって区切られた前記文書列データの各文書データについて前記テープの長手方向の印字長が算出されることで、前記テープの切断位置が求められる。そして、印字手段及び搬送手段を制御してデータ合成された文書列データに対応する文書列を前記テープに印字する際には、前記演算により求められた前記テープの切断位置が切断手段の位置まで搬送される毎に切断指示信号が出力されるので、複数の呼び出し文書を各文書毎にテープ切断しながら連続して印刷できることになる。
【0009】
本発明の請求項2に係わる印字装置は、テープの長手方向に沿って印字する印字手段と、前記テープを切断する切断手段と、前記テープを前記印字手段及び前記切断手段に対して搬送する搬送手段とを備える印字装置であって、
文書データを入力する入力手段と、前記入力された文書データの末尾に前記テープを切断するためのカットデータを付加して登録領域に登録する登録手段と、前記登録領域に登録されている複数の文書データから所望の文書データを選択してその末尾に付加された前記カットデータとともに呼び出すデータ呼出し手段と、前記データ呼出し手段によって呼び出された複数の文書データを前記カットデータを介して結合して文書列データに合成するデータ合成手段と、前記カットデータによって区切られた前記文書列データの各文書データについて前記テープの長手方向の印字長を算出することにより、前記テープの切断位置を求める演算手段と、前記印字手段及び前記搬送手段を制御して前記データ合成手段によって合成された前記文書列データに対応する文書列を前記テープに印字するとともに、前記演算手段によって求められた前記テープの切断位置が前記切断手段の位置まで搬送される毎に切断指示信号を出力する印字制御手段とを備えることを特徴とする。
【0010】
このような本発明の請求項2に係わる印字装置によれば、文書データを入力すると、この入力された文書データの末尾にテープを切断するためのカットデータが付加されて登録領域に登録され、この登録領域に登録されている複数の文書データから所望の文書データを選択すると、その末尾に付加された前記カットデータとともに呼び出され、この呼び出された複数の文書データは前記カットデータを介して結合されて文書列データに合成される。すると、前記カットデータによって区切られた前記文書列データの各文書データについて前記テープの長手方向の印字長が算出されることで、前記テープの切断位置が求められる。そして、印字手段及び搬送手段を制御してデータ合成された文書列データに対応する文書列を前記テープに印字する際には、前記演算により求められた前記テープの切断位置が切断手段の位置まで搬送される毎に切断指示信号が出力されるので、複数の呼び出し文書を各文書毎にテープ切断しながら連続して印刷できることになる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下図面により本発明の実施の形態について説明する。
図1は本発明の印字装置の実施形態に係わるテーププリンタの外観の構成を示す斜視図である。
【0012】
図1に示すように、装置本体11の上面には、キーボード(キー入力部)12、液晶表示部13が設けられ、開閉自在の蓋14でカバーされたカセット収容部15が設けられる。
【0013】
キーボード12には、文書データ(テキストデータ)を入力するためのアルファベット文字キー、数字キー、記号キー等の文字入力キー12aが備えられ、さらに、電源キー12b、液晶表示部13上に表示されるカーソルを移動させるカーソルキー12c、入力された文書データの登録処理を行なう際に操作される「登録」キー12d、各種入力データや選択データの確定、所定機能の開始の指示等を行なうときに操作される「実行」キー12e、登録された複数の文書データから任意の文書データを呼び出す呼出処理を行なう際に操作される「呼出」キー12f、呼出処理により呼び出された文書データの印刷処理を実行する際に操作される「印刷」キー12g等が備えられる。
【0014】
16は印字されたテープ30が装置本体11の外部に排出されるテープ排出口、16aは該テープ排出口16から排出されたテープの先頭部分を切断分離するためのカッタ操作レバーである。
【0015】
図2は前記テーププリンタの装置本体11の上面の蓋14を開いて見たカセット収容部15の内部の構成を示す図である。
このカセット収容部15の内部には、サーマルプリンタからなる印字ヘッド部17が設けられる。
【0016】
また、カセット収容部15には、印字用のテープ30と熱転写用のインクリボン31を収容したテープカセット24が装着される。
前記印字ヘッド部17は、文書データに基づいて発熱駆動されるサーマル印字ヘッド18と、このサーマル印字ヘッド18の駆動時に回転駆動されてテープ30及びインクリボン31を搬送するプラテンローラ22及びインクリボン巻き取り軸23等を備える。
【0017】
サーマル印字ヘッド18は、テープ30の幅方向に沿って1列に配列された複数個の発熱素子19を備え、支軸20を中心に回動可能な支持体21に取り付けられている。サーマル印字ヘッド18は図示しない機構により蓋14の開閉に連動して支軸20を中心に回動しプラテンローラ22と接触したり開離したりする。
【0018】
すなわち、蓋14が閉じられた印刷時には、図2に示すように、サーマル印字ヘッド18はテープ30とインクリボン31を間に挟んでプラテンローラ22に押圧される。また、テープカセット24の交換時等で蓋14が開けられたときには、サーマル印字ヘッド18はプラテンローラ22から離れてテープカセット24の交換を可能にする。
【0019】
プラテンローラ22は反時計回りの1方向に回転されるもので、図示しない駆動部により印字動作に伴ない回転駆動されてテープ30及びインクリボン31を一定速度で搬送する。このプラテンローラ22の回転駆動と共に、インクリボン巻き取り軸23も前記駆動部により時計回りの1方向に回転駆動されてサーマル印字ヘッド18で熱転写された使用済みのインクリボン31が巻き取られる。
【0020】
カセット収容部15に装着されるテープカセット24は、カセットケース25と、印字用のテープ30を巻装したテープ供給リール26と、熱転写用のインクリボン31を巻装したインクリボン供給リール27と、巻き取り駆動軸23により回転駆動されるインクリボン巻き取りリール28とを備えている。また、カセットケース25の一部には、サーマル印字ヘッド18が収容される凹部29が設けられ、この凹部29にカセットケース25からテープ30及びインクリボン31が引き出されてサーマル印字ヘッド18とプラテンローラ22との間にセットされる。
【0021】
前記印字用のテープ30は、裏面に接着剤が塗布され表面が印字面となる合成樹脂シートと、この合成樹脂シートの裏面に貼着される剥離紙とで構成される。
また、カセット収容部15には、テープ排出口16に隣接してカッタ機構32が設けられる。
【0022】
図3は前記テーププリンタのカセット収容部15に設けられたカッタ機構32の構成を示す図である。
カッタ機構32は、装置本体11に固定して設けられる固定刃33と、この固定刃33に軸35で回動可能に軸着された前記カッタ操作レバー16aの操作により回動する可動刃34とからなるハサミ形状に構成される。
【0023】
カッタ操作レバー16aが矢印aで示す方向に回転操作されると、このレバー16aの支持軸36に固着された円板37が矢印a1 で示す同一方向に回転され、この円板37の一側面の外周帯に立設された可動ピン38が矢印a2 で示す方向に移動される。この円板37の可動ピン38は、可動刃34における軸35の側とは反対端部34aに形成された長孔34bに挿通されており、該可動ピン38の矢印a2 方向への移動に伴ない可動刃34の反対端部34aが回転方向に引っ張られ、軸35を中心に回動することで、矢印a3 に示すように、可動刃34が固定刃33と噛み合いテープ30が切断される。
【0024】
すなわち、前記印字ヘッド部17では、文書データの印字動作時に、テープ30とインクリボン31とがリボン巻き取りリール28及びプラテンローラ22の回転により、それぞれ同一の速度で搬送され、サーマル印字ヘッド18がプラテンローラ22との間にテープ30とインクリボン31とを挟み付けて熱転写動作することにより、文書データが順次テープ30に印字される。印字が済んだテープ30は、テープ排出口16から装置本体11の外部に排出される。そして、カッタ機構32により印字済み部分のテープ30が切断分離される。
【0025】
なお、テープ30に対するサーマル印字ヘッド18による印字位置と、カッタ機構32によるテープ切断位置との間隔はLとされる。
図4は前記テーププリンタの電子回路の構成を示すブロック図である。
【0026】
このテーププリンタの電子回路には、制御部(CPU)40が備えられる。
制御部40は、キーボード(キー入力部)12からのキー操作信号に応じてROM41に予め記憶されているシステムプログラムを起動させ、回路各部の動作制御を行なう。
【0027】
ROM41には、このテーププリンタの全体の動作を司るシステムプログラムが予め記憶されると共に、文字列データの入力処理、表示処理、入力された文字列データからなる文書データの登録処理、登録された文書データの呼出処理、呼び出された文書データの印刷処理等をそれぞれ司る種々のサブプログラムが予め記憶される。
【0028】
前記制御部(CPU)40には、キーボード12、ROM41の他、テーププリンタにおける入力,表示,登録,呼出,印刷処理に関する各種データを記憶するRAM42、表示のためのフォントのパターンデータを記憶する表示用キャラクタジェネレータ43、印字のためのフォントのパターンデータを記憶する印字用キャラクタジェネレータ44、入力された文字列データを液晶表示部13に表示させるための表示駆動回路45が接続される。
【0029】
さらに、制御部(CPU)40には、ヘッド駆動回路46を介してサーマル印字ヘッド18が接続され、また、ステップモータ駆動回路47を介して、プラテンローラ22及びリボン巻取軸23を駆動するためのステップモータ48が接続される。
【0030】
図5は前記テーププリンタ電子回路のRAM42に備えられるデータメモリの構成を示す図である。
RAM42には、テキストメモリ42a、登録文書メモリ42b、書式メモリ42c、印刷データメモリ42d、選択ファイルメモリ42e、文字数カウンタ42f、カット数カウンタ42g、カット位置メモリ42h、総ステップ数メモリ42i、ステップ数カウンタ42j等が備えられる。
【0031】
テキストメモリ42aには、文字列データの入力処理に伴ないキーボード12の文字入力キー12aにより入力された文字列データが記憶され、また、登録された文書データの呼出処理に伴ない登録文書メモリ42bから呼び出された文書データが記憶される。
【0032】
図6は前記テーププリンタ電子回路のRAM42に備えられる登録文書メモリ42bにおける記憶データの内容を示す図である。
登録文書メモリ42bには、テキストメモリ42aに入力記憶されて作成された文書データ及び書式メモリ42cに記憶された対応文書データの文字サイズS,文字間隔P,前後余白Mからなる書式データが、登録処理に伴ない各文書毎にそれぞれの領域に順次記憶されて登録される。
【0033】
また、前記RAM42の書式メモリ42cには、入力中の文字列データからなる文書データの設定書式データが、文字サイズS、文字間隔P、前後余白Mの組み合わせとして記憶される。
【0034】
印刷データメモリ42dには、前記呼出処理に伴ないテキストメモリ42aに記憶された文書データが、印刷処理の開始に伴ない印字用キャラクタジェネレータ44により各文字データ毎にフォントパターンに変換されたビットマップの印刷データとして記憶される。
【0035】
選択ファイルメモリ42eには、前記呼出処理に伴ない登録文書メモリ42bから選択的に読み出されてテキストメモリ42aに記憶された文書データの選択NOが記憶される。
【0036】
文字数カウンタ42fでは、印刷処理に伴ないテキストメモリ42aから1キャラクタデータずつ読み出される印刷データのキャラクタ数Aがカウントされる。
【0037】
カット数カウンタ42gでは、印刷処理に伴ないテキストメモリ42aから読出される印刷データに含まれるテープ切断指示用のカットデータCの数Nがカウントされる。
【0038】
カット位置メモリ42hには、印刷処理の開始に伴ない設定余白Mを残した初期のテープカット位置C0 と、前記テキストメモリ42aから印刷データに含まれるカットデータ[C]が読み出される毎に、該カットデータ[C]により区切られた各文書のテープ印刷終了位置までの、印刷初期位置からの各文書毎のテープカット位置C1 ,C2 ,…,Cn が、テープ30を搬送駆動するステップモータ48の回転ステップ数に換算されて記憶される。
【0039】
ここで、前記印刷処理に伴なう初期のテープカット位置C0 は、テープ30に対する印字位置と切断位置との間隔Lと、書式設定された前後余白Mとに基づき下式(1)に従い算出される。
【0040】
C0 =L−M …式(1)
また、これ以降各文書毎のテープカット位置C1 ,C2 ,…,Cn は、次のような演算処理を行なうことで求められる。
【0041】
まず、カットデータ[C]により区切られた1文書データに含まれるキャラクタ数Aと書式設定されている文字サイズS,文字間隔Pとに基づき、当該1文書当たりのキャラクタ部分の印字長Dが、下式(2)に従い算出される。
【0042】
(n番目の文書の場合)
Dn =Sn ×A+Pn ×(A−1) …式(2)
すると、このn番目文書のキャラクタ部分の印字長Dn と書式設定された前後余白Mn 及び1文書前のテープカット位置Cn-1 とに基づき、このn番目文書のテープカット位置Cn が、下式(3)に従い算出される。
【0043】
Cn =Dn ×2Mn +Cn-1 …式(3)
なお、この式(3)により算出されるテープカット位置Cn は、印刷初期からn番目文書印刷終了までの総テープ印刷長En (=Cn )に相当する。
【0044】
総ステップ数メモリ42iには、印刷データに含まれる全文書の印字開始から印字終了までのテープ30の総搬送ステップ数Xが前記総テープ印刷長En に応じて記憶される(X←En )。
【0045】
ステップ数カウンタ42jでは、テープ30を搬送するステップモータ48の印刷開始からの駆動ステップ数Zがカウントされる。
次に、前記構成によるテーププリンタの動作について説明する。
【0046】
図7は前記テーププリンタにおける入力文書の登録処理を示すフローチャートである。
図8は前記テーププリンタにおける登録文書の呼出処理を示すフローチャートである。
【0047】
図9は前記テーププリンタにおける呼び出し文書の印刷処理を示すフローチャートである。
図10は前記テーププリンタの登録処理に伴なう文書登録確認画面の表示状態を示す図である。
【0048】
図11は前記テーププリンタの呼出処理に伴なう連続又は個別呼び出し選択画面の表示状態を示す図である。
図12は前記テーププリンタの呼出処理に伴なう文書選択画面の表示状態を示す図である。
【0049】
図13は前記テーププリンタの呼出処理に伴ないRAM42内のテキストメモリ42aに呼び出された複数文書データに対するカットデータ[C]の付加状態を示す図である。
【0050】
図14は前記テーププリンタの印刷処理に伴なう複数文書の連続印字及びテープカット状態を示す図である。
キーボード12上の文字入力キー12aの選択操作に伴ない、任意に入力された文字列データからなる文書データが、RAM42内のテキストメモリ42aに記憶された状態で、「登録」キー12dが操作されると、図7における入力文書の登録処理が起動される。
【0051】
この入力文書の登録処理では、まず、RAM42内のテキストメモリ42aに文書データが記憶されているか否か判断され、前記キー入力された文字列データにからなる文書データが記憶されていると判断されると、図10に示すように、液晶表示部13に対して、当該テキストメモリ42a内の文書データを登録するか登録しないかのユーザ確認を促す文書登録確認画面が表示される(ステップS1→S2)。
【0052】
この文書登録確認画面が表示された状態で、カーソルキー12cの操作により[登録]の項目が選択されて反転表示され、「実行」キー12eが操作されると、登録文書メモリ42b(図6参照)の空き領域に対して、前記テキストメモリ42aに記憶されている文書データと、書式メモリ42cに記憶されている当該文書データに対し設定されている書式データとが転送されて記憶される(ステップS3→S4)。すると、液晶表示部13に対して入力文書の登録完了メッセージが表示される(ステップS5)。
【0053】
一方、前記ステップS1において、RAM42内のテキストメモリ42aに文書データが記憶されてないと判断されると、登録対象文書が無いことをユーザに報知するメッセージが液晶表示部13に表示される(ステップS1→S6)。
【0054】
一方、前記ステップS2にて液晶表示部13に表示された文書登録確認画面(図10参照)において、[取消]の項目が選択された場合には、テキストメモリ42a内に在る文書データの登録は行なわれずに、この登録処理は終了される(ステップS3→END)。
【0055】
このような入力文書の登録処理が行なわれることで、図6で示したように、ラム42の登録文書メモリ42bに対して、複数の文書データがそれぞれその書式データと共に登録されて記憶された状態で、この登録された文書データの中で任意の複数の文書データを選択して、そのそれぞれの文書をまとめてテープ印刷するために、キーボード12上の「呼出」キー12fが操作されると、図8における登録文書の呼出処理が起動される。
【0056】
この登録文書の呼出処理では、まず、図11に示すように、液晶表示部13に対して、RAM42内の登録文書メモリ42bに登録されている任意の複数の文書データを連続して呼び出すか、又は個別に呼び出すかをユーザに選択させるための連続呼出/個別呼出選択画面が表示される(ステップA1)。
【0057】
この連続呼出/個別呼出選択画面が表示された状態で、カーソルキー12cの操作により[連続]の項目が選択されて反転表示され、「実行」キー12eが操作されると、図12に示すように、液晶表示部13に対して、前記登録文書メモリ42bに登録されている各文書データそれぞれの先頭の3文字を抜き出して配列してなる文書データ選択画面が表示される(ステップA2→A3)。
【0058】
この文書データ選択画面が表示された状態で、カーソルキー12cの操作により任意の文書データが選択されて「実行」キー12eが操作されると、テキストメモリ42a内に文字列データが記憶されているか否か判断され、何等かの文字列データが記憶されていると判断された場合には、当該テキストメモリ42a内に残存している文字列データは消去される(ステップA4→A5→A6)。
【0059】
すると、前記ステップA4において選択された文書データが、登録文書メモリ42bから呼び出され、前記消去処理されたテキストメモリ42aに対して転送されて記憶されると共に、当該文書データの選択No.が選択ファイルメモリ42eに記憶される(ステップA7,A8)。
【0060】
すると、液晶表示部13に対して、登録文書データの連続呼出処理を続行するか否かのユーザ選択を促す連続呼出続行確認画面が表示され、この連続呼出続行確認画面の表示状態にあって、キーボード12上の「実行」キー12eが操作されると、再び、前記図12で示したように、液晶表示部13に対して、前記登録文書メモリ42bに登録されている各文書データそれぞれの先頭の3文字を抜き出して配列してなる文書データ選択画面が表示される(ステップA9,A10→A11)。
【0061】
この文書データ選択画面が表示された状態で、カーソルキー12cの操作により次なる任意の文書データが選択されて「実行」キー12eが操作されると、前回文書データ選択画面にて選択されて呼び出され既にテキストメモリ42aに記憶されている文書データの末尾に対して、カットデータ[C]が付加され、その上で、当該直前に呼び出された文書末尾に付加されたカットデータ[C]の後に続けて、今回選択された次の文書データが、登録文書メモリ42bから呼び出され、テキストメモリ42aに対して転送されて記憶されると共に、当該文書データの選択No.が選択ファイルメモリ42eに追加記憶される(ステップA12→A13,A14,A15)。
【0062】
すると、再び、液晶表示部13に対して、登録文書データの連続呼出処理を続行するか否かのユーザ選択を促す連続呼出続行確認画面が表示される(ステップA15→A9)。
【0063】
この後、前記ステップA9〜A15の処理が繰り返し実行されることで、任意の複数の登録文書データの連続呼び出しが続行されると、例えば図13に示すように、RAM42内のテキストメモリ42aには、順次選択されて呼び出された文書データが、それぞれその末尾にカットデータ[C]が付加されて記憶されて行く。
【0064】
そして、例えば図13で示したように、4つ目の文書データ「xyz」が選択的に呼び出された後の連続呼出続行確認画面の表示状態にあって、[取消]の項目が選択されて「実行」キー12eが操作されると、当該任意の複数の登録文書データの呼出処理が終了される(ステップA10→END)。
【0065】
一方、前記ステップA1において、連続呼出/個別呼出選択画面が表示された状態で、カーソルキー12cの操作により[個別]の項目が選択されて反転表示され、「実行」キー12eが操作されると、前記ステップA3〜A8における各処理と同様にして、任意の1文書のみの登録文書データの呼出処理が実行されてテキストメモリ42aに記憶される(ステップA2→A16〜A21)。
【0066】
このような登録文書の連続呼出処理が行なわれることで、図13で示したように、RAM42内のテキストメモリ42aに対して、任意の複数の文書データがそのそれぞれのデータ間にカットデータ[C]が付加されて呼び出され記憶された状態で、キーボード12上の「印刷」キー12gが操作されると、図9における呼び出し文書の印刷処理が起動される。
【0067】
この呼び出し文書の印刷処理では、まず、RAM42内の文字数カウンタ42fにおける文字数Aのカウント値、カット数カウンタ42gにおけるカット数Nのカウント値、カット位置メモリ42hにおけるカット位置データCn 、総ステップ数メモリ42iにおける印字総搬送ステップ数X、ステップ数カウンタ42jにおける印字駆動ステップ数Zのカウント値が、それぞれ“0”クリアされて初期設定される(ステップB1)。
【0068】
すると、印字ヘッド〜カッタ間の間隔Lとテキストメモリ42aに呼び出されている1つ目の文書データの設定書式にある前後余白Mとに基づき、前記式(1)に従って、テープ30に対する最初のカット位置C0 が演算されて求められ、カット位置メモリ42hに記憶される(ステップB2)。
【0069】
すると、前記図13で示したように、テキストメモリ42aに呼び出された複数の文書データからなる文書列データが、その先頭から1キャラクタデータずつ検索され、この検索されたデータが文書データそのものを構成するキャラクタデータであるか又は後に付加されたカットデータ[C]であるかが判断される(ステップB3,B4)。
【0070】
ここで、呼び出し文書データのそのものを構成するキャラクタデータが検索された場合には、当該文書のキャラクタデータが検索される毎に文字数カウンタ42fにおける文字数Aがカウントアップされ、前記テキストメモリ42a内に次に検索対象となるキャラクタデータが存在する状態では、再びステップB3に戻り当該次のキャラクタ検索が行なわれる(ステップB4→B5,B6→B3)。
【0071】
この後、例えばテキストメモリ42aに呼び出されている文書列データのうちで、1つ目の文書データの末尾に付加されたカットデータ[C]が検索されると、カット数カウンタ42fにおけるカット数Nがカウントアップされ、この1つ目の文書データの印字終了に伴なうテープカット位置C1 が、当該文書データの設定書式データS1 ,P1 ,M1 と文字数カウンタ42fにてカウントされた構成文字数A1 及びカット位置メモリ42hに記憶されている1つ前のテープカット位置C0 に基づき、前記式(2),式(3)に従い演算されて算出され、カット位置メモリ42hに記憶される(ステップB3,B4→B7,B8)。
【0072】
つまり、この1つ目の文書データのキャラクタ部分の印字長D1 が前記式(2)に従い算出された後、この文書印字長D1 に基づき1文書目終了のテープカット位置C1 が式(3)に従い算出されカット位置メモリ42hに記憶される(ステップS8)。
【0073】
すると、前記文字数カウンタ42fにおける1文書目文字数Aのカウント値が“0”クリアされ、次に続く呼び出し文書データがテキストメモリ42aに存在する場合には、再びステップB3に戻り、次以降の文書列データに対するキャラクタ検索/種類判定処理が行なわれる(ステップB9,B10→B3)。
【0074】
この後、前記ステップB3〜B10における各処理が繰り返し実行されることで、前記テキストメモリ42aに呼び出された文書列データに含まれる各文書データそれぞれのテープ印字の際の1文書目終了カット位置C1 ,2文書目終了カット位置C2 ,3文書目終了カット位置C3 が、順次、前記先頭カット位置C0 に続けて演算算出され、カット位置メモリ42hに記憶されて行くもので、テキストメモリ42aに記憶されている文書列データの最後の文書データを構成する最終のキャラクタデータが検索されることで(ステップB3,B4→B5)、次の検索対象キャラクタ無しと判断され、n文書目終了カット位置Cn が演算算出されて記憶されると(ステップB6→B8)、ステップB10において検索対象となる文書列データ無しと判断され、全文書の印字開始から印字終了までのテープ30の総搬送ステップ数Xが、前記最終テープカット位置Cn に相当する総テープ印刷長En に応じて算出され、総ステップ数メモリ42iに記憶される(ステップB10→B11)。
【0075】
すると、前記テキストメモリ42aに呼び出された文書列データにおける全ての文書データが、それぞれ印刷用キャラクタジェネレータ44から読み出される各文字毎のフォントパターンによって印刷データとして展開され、印刷データメモリ42dに記憶される(ステップB12)。
【0076】
すると、前記印刷データメモリ42dに展開された被印刷文書列データの印刷が、1ドットライン印字出力する毎にステップモータ48を1ステップ駆動してテープ30を1ドットラインの幅で搬送する1ライン印字の繰り返し処理(ステップB13,B14→B13)が開始されるもので、ステップ数カウンタ42jにてカウントされるテープ30の搬送開始からのステップモータ48による駆動ステップ数Zが、まず、カット位置メモリ42hに記憶されている先頭のテープカット位置C0 に一致したと判断されると、制御部(CPU)40からヘッド駆動回路46及びステップモータ駆動回路47に対してテープ切断指示信号が出力され、これにより、サーマル印字ヘッド18による印字駆動及びテープ30の搬送駆動が一旦停止される(ステップB14→B15)。
【0077】
また、これに伴ない、液晶表示部13に対して、テープ30の切断分離をユーザに促すメッセージ(例えば「レバーを操作してテープをカットして下さい!」)が表示される(ステップB16)。
【0078】
ここで、ユーザによりカッタ操作レバー16aが操作され、その動作がカッタ機構32に設けられたマイクロスイッチ等により検出されることで、この場合テープ30の先端から1文書目の前余白先端までの初期の不要テープ部分が切断されて分離されたと判断されると、前記ステップ数カウンタ42jにてカウントされるテープ30の搬送開始からのステップモータ48による駆動ステップ数Zが、総ステップ数メモリ42iに記憶されている全呼び出し文書の印字開始から印字終了までのテープ30の総搬送ステップ数Xに到達したか否か判断される(ステップB17→B18)。そして、到達しないと判断された場合には、再びヘッド駆動回路46によるサーマル印字ヘッド18の駆動と共にステップモータ駆動回路47によるステップモータ48の駆動が開始され、引き続き印刷データメモリ42dから読み出される被印刷文書列データの1ライン印字の繰り返し処理が再開される(ステップB18→B13,B14→B13)。
【0079】
これによる被印刷文書列データのテープ印刷過程にて、ステップ数カウンタ42jにてカウントされるテープ30の搬送開始からのステップモータ48による駆動ステップ数Zが、カット位置メモリ42hに記憶されている次のテープカット位置C1 に一致したと判断されると、再び、制御部(CPU)40からヘッド駆動回路46及びステップモータ駆動回路47に対して、テープ切断指示信号が出力され、これにより、サーマル印字ヘッド18による印字駆動及びテープ30の搬送駆動が再停止される(ステップB14→B15)。
【0080】
また、これに伴ない、液晶表示部13に対して、テープ30の切断分離をユーザに促すメッセージ(例えば「レバーを操作してテープをカットして下さい!」)が再表示される(ステップB16)。
【0081】
ここで、ユーザによりカッタ操作レバー16aが再操作され、その動作がカッタ機構32に設けられたマイクロスイッチ等により検出されることで、この場合1文書目の後余白末尾までの印刷済みテープ部分が切断されて分離されたと判断されると、この場合にも、前記ステップ数カウンタ42jにてカウントされるテープ30の搬送開始からのステップモータ48による駆動ステップ数Zは、総ステップ数メモリ42iに記憶されている全呼び出し文書の印字開始から印字終了までのテープ30の総搬送ステップ数Xに未だ到達しないと判断され、再びヘッド駆動回路46によるサーマル印字ヘッド18の駆動と共にステップモータ駆動回路47によるステップモータ48の駆動が開始され、引き続き印刷データメモリ42dから読み出される被印刷文書列データの1ライン印字の繰り返し処理が再開される(ステップB17→B18→B13,B14→B13)。
【0082】
この後、前記ステップB13〜B18における各処理が繰り返し実行されることで、ステップ数カウンタ42jにてカウントされるモータ駆動ステップ数Zが、順次、カット位置メモリ42hに記憶されている次のテープカット位置C2 ,C3 ,…に到達する毎に、印字駆動及び搬送駆動の一時停止と各文書毎の印刷済みテープ部分の切断分離が連続的に繰り返されるもので、これにより、例えば図14に示すように、前記テキストメモリ42aに呼び出された文書列データが、各文書毎にテープ30に印字・分離されて、連続印刷されるようなる。
【0083】
そして、前記ステップ数カウンタ42jにてカウントされるモータ駆動ステップ数Zが、カット位置メモリ42hに記憶されている最後のテープカット位置Cn に到達したと判断されされることで、印字・搬送の停止、切断メッセージの表示が行なわれ(ステップB14→B15,B16)、最終文書の後余白末尾までの印刷済みテープ部分が切断されて分離されたと判断されると、前記ステップ数カウンタ42jにてカウントされるテープ30の搬送開始からのモータ駆動ステップ数Zが、総ステップ数メモリ42iに記憶されている全呼び出し文書の印字開始から印字終了までのテープ30の総搬送ステップ数Xに到達したと判断され、個々のテープ印刷文書を順次切断分離しながらの複数文書のまとめ連続印刷処理が終了される(ステップB17→B18→END)。
【0084】
したがって、前記構成のテーププリンタによれば、RAM42内の登録文書メモリ42bに登録された複数の文書データから所望の文書データが選択されて呼び出されると、テキストメモリ42aに順次転送結合され文書列データとして合成されると共に、各文書データ間にカットデータ[C]が付加され、このカットデータ[C]によって区切られた各文書データについてテープ30の印字長D1 ,D2 ,…,Dn が算出されることで、テープ30のカット位置C0 ,C1 ,C2 ,…,Cn が演算されてカット位置メモリ42hに記憶される。そして、印字駆動回路46及びステップモータ駆動回路47を制御して前記テキストメモリ42aから印刷データメモリ42dに展開記憶された被印刷文書列をテープ30に印字する際には、前記カット位置メモリ42hに記憶された各カット位置C0 ,C1 ,C2 ,…,Cn にステップ数カウンタ42jにてカウントされるテープ搬送のモータ駆動ステップ数Zが到達する毎に、切断指示信号が出力されて切断メッセージが表示されテープ30の切断が為されるので、登録文書メモリ42bから任意に呼び出した複数の文書データを、各文書印刷毎にテープ30を切断分離しながら連続して印刷できるようになる。
【0085】
よって、登録されている複数の文書データを印字する揚合に、従来のテーププリンタのように、1文書づつ呼び出してテープ印刷する処理を繰り返すという面倒な操作を行なう必要がなく、しかも、これに伴ない、各文書のテープ印刷毎に余白確保のためにテープ先端を切断する必要もなくなるので、テープ30の無駄も無くすことができる。
【0086】
なお、前記実施形態では、図8における登録文書の呼出処理において、登録文書メモリ42bに登録されている任意の複数の文書データを、順次選択してテキストメモリ42aに呼び出して合成記憶させる際に、その個々の文書データの間にカットデータ[C]を付加する構成としたが、図7における入力文書の登録処理において、テキストメモリ42aに入力されて記憶されている文書データを、図15に示すように、登録文書メモリ42bに転送して登録させる際に、その個々の登録文書データの末尾に対して予めカットデータ[C]を付加して登録し、登録文書の呼出処理においては、このカットデータ[C]の付加されている文書データを選択的に呼び出し、テキストメモリ42aにてそのまま結合し合成記憶させる構成としてもよい。
【0087】
図15は前記テーププリンタによる他の実施形態の文書登録処理に伴ないRAM42に備えられる登録文書メモリ42bにおける記憶データの内容を示す図である。
【0088】
また、前記実施形態では、テープ30のカッタ機構32を、カッタ操作レバー16aの操作に応じて可動刃34を回動させて固定刃33との間でテープ30を切断する手動切断機構として構成したが、例えばテープカット位置Cn の検出に伴ない制御部(CPU)40から出力されるテープ切断信号に応じて動作するモータによって、前記可動刃34を回動させるようにした自動切断機構として構成してもよい。
【0089】
【発明の効果】
以上のように、本発明の請求項1に係わる印字装置によれば、登録領域に登録されている複数の文書データから所望の文書データを選択して呼び出すと、この呼び出された複数の文書データは結合されて文書列データに合成され、この合成される各文書データの間には、テープを切断するためのカットデータが付加される。すると、このカットデータによって区切られた前記文書列データの各文書データについて前記テープの長手方向の印字長が算出されることで、前記テープの切断位置が求められる。そして、印字手段及び搬送手段を制御してデータ合成された文書列データに対応する文書列を前記テープに印字する際には、前記演算により求められた前記テープの切断位置が切断手段の位置まで搬送される毎に切断指示信号が出力されるので、複数の呼び出し文書を各文書毎にテープ切断しながら連続して印刷できるようになる。
【0090】
また、本発明の請求項2に係わる印字装置によれば、文書データを入力すると、この入力された文書データの末尾にテープを切断するためのカットデータが付加されて登録領域に登録され、この登録領域に登録されている複数の文書データから所望の文書データを選択すると、その末尾に付加された前記カットデータとともに呼び出され、この呼び出された複数の文書データは前記カットデータを介して結合されて文書列データに合成される。すると、前記カットデータによって区切られた前記文書列データの各文書データについて前記テープの長手方向の印字長が算出されることで、前記テープの切断位置が求められる。そして、印字手段及び搬送手段を制御してデータ合成された文書列データに対応する文書列を前記テープに印字する際には、前記演算により求められた前記テープの切断位置が切断手段の位置まで搬送される毎に切断指示信号が出力されるので、複数の呼び出し文書を各文書毎にテープ切断しながら連続して印刷できるようになる。
【0091】
よって、本発明によれば、登録されている複数の文書データを個々に呼び出して繰り返し印刷処理する必要なく、各文書毎にテープを切断しながら簡単に連続して印刷することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の印字装置の実施形態に係わるテーププリンタの外観の構成を示す斜視図。
【図2】前記テーププリンタの装置本体の上面の蓋を開いて見たカセット収容部の内部の構成を示す図。
【図3】前記テーププリンタのカセット収容部に設けられたカッタ機構の構成を示す図。
【図4】前記テーププリンタの電子回路の構成を示すブロック図。
【図5】前記テーププリンタ電子回路のRAMに備えられるデータメモリの構成を示す図。
【図6】前記テーププリンタ電子回路のRAMに備えられる登録文書メモリにおける記憶データの内容を示す図。
【図7】前記テーププリンタにおける入力文書の登録処理を示すフローチャート。
【図8】前記テーププリンタにおける登録文書の呼出処理を示すフローチャート。
【図9】前記テーププリンタにおける呼び出し文書の印刷処理を示すフローチャート。
【図10】前記テーププリンタの登録処理に伴なう文書登録確認画面の表示状態を示す図。
【図11】前記テーププリンタの呼出処理に伴なう連続又は個別呼び出し選択画面の表示状態を示す図。
【図12】前記テーププリンタの呼出処理に伴なう文書選択画面の表示状態を示す図。
【図13】前記テーププリンタの呼出処理に伴ないRAM内のテキストメモリに呼び出された複数文書データに対するカットデータ[C]の付加状態を示す図。
【図14】前記テーププリンタの印刷処理に伴なう複数文書の連続印字及びテープカット状態を示す図。
【図15】前記テーププリンタによる他の実施形態の文書登録処理に伴ないRAMに備えられる登録文書メモリにおける記憶データの内容を示す図。
【符号の説明】
11 …装置本体、
12 …キーボード(キー入力部)、
12a…文字入力キー、
12b…電源キー、
12c…カーソルキー、
12d…「登録」キー、
12e…「実行」キー、
12f…「呼出」キー、
12g…「印字」キー、
13 …液晶表示部、
15 …カセット収容部、
16 …テープ排出口、
16a…カッタ操作レバー、
17 …印字ヘッド部、
18 …サーマル印字ヘッド、
19 …ヘッド発熱素子、
22 …プラテンローラ、
23 …インクリボン巻き取り軸、
24 …テープカセット、
25 …カセットケース、
26 …テープ供給リール、
27 …インクリボン供給リール、
28 …インクリボン巻き取りリール、
30 …テープ、
31 …インクリボン、
32 …カッタ機構、
33 …カッタ固定刃、
34 …カッタ可動刃、
40 …制御部(CPU)、
41 …ROM、
42 …RAM、
42a…テキストメモリ、
42b…登録文書メモリ、
42c…書式メモリ、
42d…印刷データメモリ、
42e…選択ファイルメモリ、
42f…文字数カウンタ、
42g…カット数カウンタ、
42h…カット位置メモリ、
42i…総ステップ数メモリ、
42j…ステップ数カウンタ、
43 …表示用キャラクタジェネレータ、
44 …印字用キャラクタジェネレータ、
46 …ヘッド駆動回路、
47 …ステップモータ駆動回路、
48 …ステップモータ、
[C]…カットデータ。
Claims (5)
- 文書データを入力する入力手段と、入力された文書データを登録領域に登録する登録手段と、前記登録領域から呼び出された文書データに対応する文書をテープの長手方向に沿って印字する印字手段と、前記テープを切断する切断手段と、前記テープを前記印字手段及び前記切断手段に対して搬送する搬送手段とを備える印字装置において、
前記登録領域に登録されている複数の文書データから所望の文書データを選択して呼び出すデータ呼出し手段と、
前記データ呼出し手段によって呼び出された複数の文書データを結合して文書列データに合成するデータ合成手段と、
前記データ合成手段によって文書列データに合成される各文書データの間に、前記テープを切断するためのカットデータを付加するカットデータ付加手段と、
前記カットデータによって区切られた前記文書列データの各文書データについて前記テープの長手方向の印字長を算出することにより、前記テープの切断位置を求める演算手段と、
前記印字手段及び前記搬送手段を制御して前記データ合成手段によって合成された前記文書列データに対応する文書列を前記テープに印字するとともに、前記演算手段によって求められた前記テープの切断位置が前記切断手段の位置まで搬送される毎に切断指示信号を出力する印字制御手段と、
を備えることを特徴とする印字装置。 - テープの長手方向に沿って印字する印字手段と、前記テープを切断する切断手段と、前記テープを前記印字手段及び前記切断手段に対して搬送する搬送手段とを備える印字装置において、
文書データを入力する入力手段と、
前記入力された文書データの末尾に前記テープを切断するためのカットデータを付加して登録領域に登録する登録手段と、
前記登録領域に登録されている複数の文書データから所望の文書データを選択してその末尾に付加された前記カットデータとともに呼び出すデータ呼出し手段と、
前記データ呼出し手段によって呼び出された複数の文書データを前記カットデータを介して結合して文書列データに合成するデータ合成手段と、
前記カットデータによって区切られた前記文書列データの各文書データについて前記テープの長手方向の印字長を算出することにより、前記テープの切断位置を求める演算手段と、
前記印字手段及び前記搬送手段を制御して前記データ合成手段によって合成された前記文書列データに対応する文書列を前記テープに印字するとともに、前記演算手段によって求められた前記テープの切断位置が前記切断手段の位置まで搬送される毎に切断指示信号を出力する印字制御手段と、
を備えることを特徴とする印字装置。 - 前記切断手段は、前記テープを切断する切断刃と、この切断刃を作動させる手動操作機構とを備え、
前記印字装置は、更に、
印字に必要な情報を表示する表示手段と、
前記印字制御手段によって切断指示信号が出力されたときに、前記印字手段及び前記搬送手段の動作を中断させるとともに、前記表示手段に前記切断手段の操作を促すメッセージ情報を表示させる制御手段と、
を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の印字装置。 - 前記印字装置は、更に、
前記切断手段を駆動する駆動手段と、
前記印字制御手段によって切断指示信号が出力されたときに、前記印宇手段及び前記搬送手段の動作を中断させるとともに、前記駆動手段によって前記切断手段を駆動する制御手段と、
を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の印字装置。 - 前記演算手段は、前記文書データの印字長さを、その文書データを構成するキャラクタ列の印字長さ及びそのキャラクタ列の前後に設ける余白長さに基づいて演算することを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の印字装置。
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