JPH07156477A - 印刷装置 - Google Patents

印刷装置

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JPH07156477A
JPH07156477A JP32960993A JP32960993A JPH07156477A JP H07156477 A JPH07156477 A JP H07156477A JP 32960993 A JP32960993 A JP 32960993A JP 32960993 A JP32960993 A JP 32960993A JP H07156477 A JPH07156477 A JP H07156477A
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JP32960993A
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Inventor
Hiroki Kin
寛樹 金
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ラベルの余白長を任意に設定できるラベルプ
リンタを提供することである。 【構成】 印刷装置は、距離LD離れて配置された印刷
ヘッド35とカッタ36を備える。使用者により余白長
LAが設定されている場合には、長さLD−LA分だけ
被印刷データの印刷を行った時点で印刷を中断し、カッ
タ36によりラベルテープ32aをカットする。これに
よりラベルの先頭部分の余白長は使用者により設定され
た値LAとなる。一方、被印刷データの印刷を終了する
と、長さLD+LA分だけラベルテープを搬送し、カッ
タ36でカットする。これによりラベルの末尾部分の余
白長もLAになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はラベルプリンタ、ファ
クシミリ等の印刷装置に関し、特に、被印刷データの前
後(文頭及び文末)に任意の長さの余白を設定できる印
刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】各種ラベル、名札等を印刷するためのい
わゆるラベルプリンタが普及している。このラベルプリ
ンタは、印刷される文字列の前後に一定の長さの余白を
配置してラベルを作成する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のラベルプリンタ
では、余白の長さを自由に設定することができず、この
ため、作成されるラベルが使用目的や用途に合致しない
場合があった。このような場合、ラベル作成後、はさみ
等で余白の長さを適当に切りそろえる等の処理が必要に
なり、処理が煩雑であった。
【0004】この発明は上記実状に鑑みてなされたもの
で、被印刷データの文頭及び/又は文末の余白の長さを
任意に設定できる印刷装置を提供することを目的とす
る。また、この発明は、使用目的の実状に即した長さの
余白部分及び被印刷データを有する被印刷媒体を作成で
きる印刷装置を提供することを他の目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段と作用】上記目的を達成す
るため、この発明の第1の観点にかかる印刷装置は、余
白部分の長さを入力する入力手段と、被印刷媒体を搬送
する搬送手段と、被印刷媒体に被印刷データを印刷する
印刷手段と、被印刷媒体を切断する切断手段と、前記被
印刷媒体の切断箇所から前記入力手段により入力された
余白部分の長さだけ離れた位置から印刷を開始するよう
に前記搬送手段と前記印刷手段を制御して前記被印刷媒
体に被印刷データを印刷し、その印刷の終端から前記入
力手段により入力された余白部分の長さだけ離れた位置
が前記切断手段による切断位置となるように搬送手段を
制御する制御手段とを備えることを特徴とする。上記構
成の印刷装置によれば、制御手段の作用により、被印刷
データの文頭及び文末の余白の長さが操作者により入力
手段から入力された任意の値に設定できる。
【0006】被印刷媒体の切断箇所から前記入力手段に
より入力された距離だけ離れた位置から印刷を開始する
手法としては、例えば、印刷開始後、余白部分の不要部
分(入力値と比較して長すぎる部分)を切断手段でカッ
トする手法、印刷開始前に被印刷媒体を印刷方向と逆方
向に所定量戻しておいてから印刷を開始する手法等があ
る。
【0007】また、印刷の終端から前記入力手段により
入力された距離だけ離れた位置が前記切断手段による切
断位置となるようにするためには、例えば、印刷終了
後、印刷手段の印刷位置と切断手段による切断位置の距
離に入力手段により入力された余白長を加算した分だけ
被印刷媒体を搬送すればよい。
【0008】また、この発明の第2の観点にかかる印刷
装置は、被印刷媒体上で被印刷データの前部及び後部の
少なくとも一方に配置される余白部の任意の長さを設定
する余白長設定手段と、被印刷媒体を搬送しつつ該被印
刷媒体に被印刷データを印刷する印刷手段と、被印刷媒
体を切断する手段と、前記印刷手段により前記被印刷媒
体上に印刷された被印刷データの前部及び後部のうちの
少なくとも一方に前記余白長設定手段により設定された
余白長に対応する距離分前記被印刷媒体を搬送させる制
御手段とを備えることを特徴とする。
【0009】上記構成の印刷装置によれば、制御手段の
作用により、被印刷データの文頭及び文末の余白の長さ
が余白長設定手段により設定された任意の値に設定され
る。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は本発明の印刷装置を搭載したラベルプリン
タの構成を示す外観図である。図1に示すように、プリ
ンタ本体10の正面には、キー入力部11及び液晶ドッ
トマトリクス表示部12が設けられる。
【0011】一方、キー入力部11には、電源のON/
OFF操作を行うONキー13aとOFFキー13b、
平仮名、片仮名、英記号、英数字を入力するための各種
文字記号入力キー14、英記号入力モードを設定する際
に操作されるキー15、ひらがな/カタカナ入力モード
を設定する際に操作されるキー16、空白を入力する際
に操作される空白キー17、各モードにおけるそれ以前
の処理内容を取り消す際に操作される取消キー18、か
な/漢字変換を行う際に選択的に操作される変換キー1
9a、単漢字キー19b、無変換キー19c、漢字変換
等の選択/実行を行う際に操作される実行キー20、印
刷処理を開始させる際に操作される印刷キー22、液晶
ドットマトリクス表示部12上での画面スクロール操作
やカーソル移動操作或いはデータ選択操作を行う際に操
作されるカーソルキー23a、23b、23c、23
d、そして、画像データ入力モードや文字データ入力モ
ード或いは印刷モードを設定する際に操作されるモード
キー24が設けられる。キー入力部11には、その他に
も被印刷データの作成及び表示の際に適宜操作される各
種のキーが設けられる。
【0012】液晶ドットマトリクス表示部12に隣接す
るプリンタ本体10の内部には、その一部を切り欠いて
示すように、カセット装着部31が設けられる。このカ
セット装着部31は、プラテンローラ34、プラテンロ
ーラ34に対向し、発熱素子群を備える印刷ヘッド(サ
ーマルヘッド)35、印刷ヘッド35の発熱素子(印刷
位置)からラベルテープの搬送方向に一定距離(本実施
例では、11.5mm)離れた位置に配置されたカッタ3
6を備える。カセット装着部31には、インクリボンカ
セット32が装着される。なお、インクリボンカセット
32は、プリンタ本体10の図示しない裏蓋を外すこと
でカセット装着部31に着脱可能になるものである。
【0013】インクリボンカセット32は、被印刷媒体
である接着剤付ラベルテープ32aのスプール37と、
インクリボン32bのスプール38及びインクリボン巻
き取りスプール39を備え、カセット装着部31に装着
された状態で、プラテンローラ34と印刷ヘッド35の
間にラベルテープ32aとインクリボン32bが配置さ
れる。
【0014】印刷時には、ラベルテープ32aとインク
リボン32bは、リボン巻き取りスプール39及びプラ
テンローラ34の回転により、プラテンローラ34と印
刷ヘッド35の間を同一の速度で搬送され、印刷ヘッド
35がラベルテープ32aとインクリボン32bをプラ
テンローラ34との間に挟みつけると共に被印刷データ
に応じてその発熱素子が発熱し、インクリボン32bの
インクをラベルテープ32aに熱転写することにより印
刷を行う。印刷後のインクリボン32bは巻き取りスプ
ール39に巻き取られ、ラベルテープ32aの印刷済み
部分はプリンタ本体10の外部に排出される。そして、
1ラベル分の印刷が終了するとカッタ36によりラベル
テープ32aが切断される。
【0015】図2はこのラベルプリンタの電子回路の構
成を示すブロック図である。このラベルプリンタの電子
回路は、CPU及びその周辺回路等から構成される制御
部40により回路全体の動作が制御される。制御部40
には、キー入力部11が接続されると共に表示メモリ4
1及び表示ドライバ42を介して液晶ドットマトリクス
表示部12が接続され、印刷制御部43を介して印刷ヘ
ッド35及びテープ搬送用のモータ44が接続され、カ
ッタ駆動部47を介してカッタ36が接続される。その
他、制御部40には、ROM48、キャラクタジェネレ
ータ49、RAM50が接続される。
【0016】ROM48には、各種データ入力モードに
おける被印刷データの作成制御プログラムや印刷制御プ
ログラム等、制御部40によるシステム制御プログラム
が予め記憶される。キャラクタジェネレータ49にはキ
ー入力部11により入力可能な文字・記号等に対応する
パターンデータが予め記憶されている。RAM50は、
図3に示すように入力データ(被印刷データ)等を記憶
する領域、設定モードにおいて設定された余白長LAを
記憶する領域及びその余白長を確保するために必要なデ
ータLB、LCを記憶する領域等を有する。
【0017】次に、上記構成のラベルプリンタの動作を
説明する。このラベルプリンタを用いて任意のラベルを
作成する場合、まず、モードキー24を操作して入力モ
ードを設定し、印刷したい文字・記号列を入力する。
【0018】制御部40は、キー入力部11から入力さ
れたデータをRAM50に保存し、さらに、キャラクタ
ジェネレター49を用いて表示フォントに変換し、表示
データを表示メモリ41にセットする。表示ドライバ4
2は表示メモリ41に記憶された表示データを液晶ドッ
トマトリクス表示部12に表示する。また、制御部40
は、キー入力部11からの指示に応じて仮名漢字変換等
の処理も行う。
【0019】一方、印刷時の余白の長さ等を設定する場
合、使用者はモードキー24を操作し、設定モードを設
定する。設定モードの設定に応答し、制御部40は表示
メモリ41及び表示ドライバ42を介して液晶ドットマ
トリクス表示部12に図4に示す設定画面を表示させ
る。
【0020】キー入力部11を操作して、「余白長」に
適当な数値(最大値は印刷ヘッド35とカッタ36の間
隔の11.5mm)を設定すると、その値LAはRAM5
0の所定領域に保存される。余白長は例えば1mm単位で
設定可能である。なお、余白長として特に数値を設定し
ない場合には、デフォルト値11.5mmが余白長LAと
して設定される。また、必要に応じてラベル長等もこの
モードにおいて設定される。例えば、図4の設定の場
合、ラベル長は35mmであり、その前後各5mmが余白領
域であり、中央の25mmが被印刷データの印刷部分であ
る。この25mmの領域に被印刷データが印刷されるよ
う、被印刷データの文字数に応じて文字ピッチが自動的
に設定される。
【0021】次に、入力した被印刷データを印刷する場
合、モードキー24を操作して印刷モードに設定した
後、キー入力部11の印刷キー20を操作する。このキ
ー操作に応答し、制御部40はROM48に記憶された
制御プログラムに従って図5に示す印刷処理を開始す
る。まず、制御部40は被印刷データが存在するか否か
をチェックする(ステップS1)。被印刷データが存在
しない場合、液晶ドットマトリクス表示部12に被印刷
データが存在しない旨のエラーメッセージを表示して
(ステップS2)、処理を終了する。
【0022】一方、被印刷データが存在する場合、制御
部40は、印刷ヘッド35の発熱素子とカッタ36の距
離である11.5mmから設定された余白長LAを減算
し、長さLBを求める(ステップS3)。次に、制御部
40は長さLBが0か否かをチェックする(ステップS
4)。長さLBが0以外、即ち、余白長LAが11.5
mm未満の場合、制御部40は印刷制御部43を介して印
刷ヘッド35及びモータ44を制御して被印刷データを
ラベルテープ32aに印刷する(ステップS5)。
【0023】制御部40は、例えば、1ドットライン分
の印刷を行う度に、印刷済みの部分の長さがLBに達し
たか否かをチェックし(ステップS6)、長さLBだけ
ラベルテープ32aに印刷がなされるまで印刷を続行す
る。長さLBだけ印刷が進行した時点で、制御部40は
印刷制御部43を制御して印刷動作を中断する(ステッ
プS7)。印刷開始前の印刷ヘッド35、カッタ36、
ラベルテープ32aの位置関係を図6(A)に、印刷中
断時の位置関係を図6(B)に示す。
【0024】次に、制御部40はカッタ駆動部47を制
御してカッタ36によりラベルテープ32aをカットす
る(ステップS8)。これにより、ラベルテープ32a
の先頭の長さLBの部分、即ち設定された余白長LAを
越える部分が除去され、ラベルテープ32aの先頭部分
の余白長が設定モードにおいて設定された値LAに一致
する。その後、制御部40は印刷制御部43を制御して
印刷動作を再開し、残りの全ての被印刷データを印刷す
るまで、印刷動作を続行する(ステップS9,S1
0)。全ての被印刷データの印刷が終了すると、制御部
40は、次式に従って長さLCを求める(ステップS1
1)。 LC=11.5mm+LA
【0025】次に、制御部40は印刷制御部43を介し
てモータ44を駆動し、ラベルテープ32aを長さLC
だけ搬送する(ステップS12)。ラベルテープ32a
の搬送が終了した時点における、印刷ヘッド35、カッ
タ36、ラベルテープ32aの位置関係を図6(C)に
示す。
【0026】制御部40はカッタ駆動部47を制御して
カッタ36によりラベルテープ32aをカットする(ス
テップS13)。これにより、ラベルの末尾部分の余白
長は設定値LAとなる。なお、ステップS4において、
LB=0と判断された場合、即ち、余白長LAがデフォ
ルト値の11.5mmの場合、フローはステップS9にジ
ャンプし、通常の印刷処理を行う。以上の処理により、
1枚のラベルの作成は終了する。
【0027】上述の処理を繰り返して複数のラベルを作
成した場合のラベルテープの余白部分、被印刷データ印
刷部分、余白長の調整のために除去される部分の位置関
係を図7に示す。ここで、図7(A)は余白長の設定を
行わなかった場合(余白長LAがデフォルト値11.5
mmの場合)の例、図7(B)は余白長の設定を行った場
合の例である。以上説明したように、この実施例によれ
ば、各ラベルの先頭及び末尾部分に任意の長さの余白を
設定することができる。
【0028】(第2実施例)第1実施例によれば、ラベ
ル1枚毎にラベルテープ32aの長さLBの部分が未使
用のままカットされ、不経済である。また、余白長LA
は印刷ヘッド35とカッタ36の距離以下の値に制限さ
れる。そこで、第2実施例では、ラベルテープ32aを
無駄なく使用でき、しかも、余白長LAを任意に設定で
きるラベルプリンタを提供する。なお、第2実施例にか
かるラベルプリンタの外観構成、回路構成は図1乃至図
3を参照して説明した第1実施例の構成と同一である。
【0029】この実施例にかかるラベルプリンタを用い
てラベルを作成する場合も、使用者は被印刷データを入
力すると共に余白長等のデータを設定する。その後、印
刷モードにおいて印刷キー20が操作されると、制御部
40は図8に示す印刷処理を実行する。まず、制御部4
0は被印刷データが存在するか否かをチェックし(ステ
ップT1)、存在しない場合には、エラーメッセージを
表示して(ステップT2)、処理を終了する。一方、被
印刷データが存在する場合、制御部40はRAM50に
設定されている余白長LAを読み出し、次式により長さ
LBを求める(ステップT3)。 LB=11.5mm−LA
【0030】次に、制御部40は印刷制御部43を介し
てモータ44を制御し、ラベルテープ32aを通常の印
刷方向とは逆の方向に長さLBだけ搬送する(ステップ
T4,T5)。この際、設定された余白長LAが11.
5mmより大きく、LBが負の場合、制御部40はラベル
テープ32aを通常の印刷方向に搬送することになる。
また、設定された余白長LAが11.5mmであり、LB
=0の場合には、制御部40はラベルテープ32aの搬
送を行わない。搬送終了時点での、ラベルテープ32
a、印刷ヘッド35、カッタ36の位置関係を図9に示
す。
【0031】図9の状態から、制御部40は印刷制御部
43を介して印刷ヘッド35とモータ44を制御して被
印刷データを印刷する(ステップT6,T7)。全ての
被印刷データの印刷が終了すると、制御部40は次式に
従って長さLCを求める(ステップT8)。 LC=11.5mm+LA
【0032】次に、制御部40は印刷制御部43を介し
てモータ44を駆動してラベルテープ32aを長さLC
だけ通常の印刷方向に搬送する(ステップT9、T1
0)。搬送が終了した時点での、印刷ヘッド35、カッ
タ36、ラベルテープ32aの位置関係は図6(C)に
示す状態と同一である。
【0033】ラベルテープ32aの搬送が終了すると、
制御部40はカッタ駆動部47を制御してカッタ36に
よりラベルテープ32aをカットする(ステップT1
1)。これにより、被印刷データの末尾部分の余白長は
LAとなる。以上の処理を繰り返して複数のラベルを作
成した場合のラベルテープの余白部分、被印刷データ印
刷部分の位置関係を図10に示す。
【0034】以上説明したように、第2実施例によれ
ば、ラベルテープ32aを無駄にすることなく任意の長
さの余白を設定できる。また、印刷ヘッド35とカッタ
36の間隔より長い余白長を設定することも可能とな
る。
【0035】なお、この発明は上記実施例に限定されな
い。例えば、上記実施例では、制御部40がカッタ駆動
部47を制御してラベルテープ32aを自動的にカット
したが、この発明はこれに限定されず、カッタ36を手
動とし、使用者自身の操作でラベルテープ32aをカッ
トするようにしてもよい。この場合、例えば、第1実施
例の図5のステップS7の後に、図11に示すような画
面を液晶ドットマトリクス表示部12に表示して使用者
にラベルテープ32aをカットさせ、カット終了後、キ
ー操作を検出して、ステップS9以後の処理を続行する
ようにしてもよい。
【0036】また、上記実施例では、印刷ヘッド35と
カッタ36の間隔(より正確には、印刷ヘッド35の発
熱素子とカッタ36の間隔)を11.5mmとして説明し
たが、この値は例示であり、他の値でもよい。また、上
記実施例では、ラベルの先頭と末尾の余白の長さを同一
としたが、異なった値としてもよい。印刷ヘッド35と
カッタ36の間隔をLD、レベルの先頭部分の余白長を
LA1、末尾部分の余白長をLA2とすれば、長さLB
及びLCは、それぞれ、LD−LA1、LD+LA2と
して求めることができる。
【0037】また、上記実施例では、余白長の設定が無
い場合には余白長LAのデフォルト値として11.5mm
を設定したが、余白長の設定が無い場合には従来のラベ
ルプリンタと同様の印刷処理を行い、余白長の設定があ
る場合のみ図5又は図8に示す処理を行うようにしても
よい。
【0038】上記実施例では、印刷媒体としてラベルテ
ープを使用するラベルプリンタに本願発明を適用した例
を示したが、この発明はラベルプリンタ以外の種々の印
刷装置の余白の設定にも適用可能である。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ラベルプリンタ等の印刷装置において、被印刷データの
先頭及び末尾の余白を任意に設定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1及び第2実施例にかかるラベル
プリンタの外観構成を示す図である。
【図2】図1に示すラベルプリンタの回路構成を示す回
路ブロック図である。
【図3】図2に示すRAMの記憶内容の一例を示す図で
ある。
【図4】設定画面の一例を示す図である。
【図5】この発明の第2実施例にかかるラベルプリンタ
の動作を説明するためのフローチャートである。
【図6】ラベルテープと印刷ヘッドとカッタの位置関係
を示す図であり、(A)は印刷開始前の位置関係を示す
図、(B)は印刷を中断した時点での位置関係を示す
図、(C)は印刷が終了し、ラベルテープを長さLCだ
け搬送した時点での位置関係を示す図である。
【図7】複数のラベルを作成した場合の余白部分、被印
刷データ印刷部分、余白長の調整のために除去される部
分の関係を示す図であり、(A)は余白長の設定を行わ
なかった場合の例、(B)は余白長の設定を行った場合
の例である。
【図8】この発明の第2実施例にかかるラベルプリンタ
の動作を説明するためのフローチャートである。
【図9】ラベルテープを長さLBだけ逆方向に搬送した
時点でのラベルテープと印刷ヘッドとカッタの位置関係
を示す図である。
【図10】複数のラベルを作成した場合の余白部分、被
印刷データ印刷部分、カット位置等の関係を示す図であ
る。
【図11】液晶ドットマトリクス表示部12の表示の一
例を示す図である。
【符号の説明】
10・・・プリンタ本体、11・・・キー入力部、12・・・液
晶ドットマトリクス表示部、14・・・文字・記号キー、
20・・・印刷キー、24・・・モードキー、32・・・インク
リボンカセット、32a・・・ラベルテープ、32b・・・イ
ンクリボン、34・・・プラテンローラ、35・・・印刷ヘッ
ド、36・・・カッタ、40・・・制御部、41・・・表示メモ
リ、42・・・表示ドライバ、43・・・印刷制御部、44・・
・モータ、47・・・カッタ駆動部、48・・・ROM、49・
・・キャラクタジェネレータ、50・・・RAM

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被印刷媒体に任意の被印刷データを印刷す
    る印刷装置において、 余白部分の長さを入力する入力手段と、 被印刷媒体を搬送する搬送手段と、 被印刷媒体に被印刷データを印刷する印刷手段と、 被印刷媒体を切断する切断手段と、 前記被印刷媒体の切断箇所から前記入力手段により入力
    された余白部分の長さだけ離れた位置から印刷を開始す
    るように前記搬送手段と前記印刷手段を制御して前記被
    印刷媒体に被印刷データを印刷し、その印刷の終端から
    前記入力手段により入力された余白部分の長さだけ離れ
    た位置が前記切断手段による切断位置となるように搬送
    手段を制御する制御手段とを備えることを特徴とする印
    刷装置。
  2. 【請求項2】被印刷データの文頭部分の余白長を設定す
    る設定手段と、 被印刷媒体を搬送しつつ該被印刷媒体に被印刷データを
    印刷する印刷手段と、 前記印刷手段の印刷位置に対し、被印刷媒体の搬送方向
    に所定距離離れて配置され、前記被印刷媒体を切断する
    切断手段と、 前記設定手段、前記印刷手段及び前記搬送手段を制御
    し、前記被印刷媒体が前記所定距離から前記余白長を差
    し引いた距離分だけ搬送された位置で被印刷データの印
    刷を一時中止し、前記被印刷媒体の前記切断手段による
    切断後、被印刷データの残りの部分の印刷を続行する制
    御手段とを備えることを特徴とする印刷装置。
  3. 【請求項3】被印刷データの文頭部分の余白長を設定す
    る設定手段と、 被印刷媒体に被印刷データを印刷する印刷手段と、 前記印刷手段の印刷位置に対し、被印刷媒体の印刷時の
    搬送方向に所定距離離れて配置され、被印刷媒体を切断
    する切断手段と、 被印刷媒体を搬送する搬送手段と、 前記設定手段、前記印刷手段及び前記搬送手段を制御
    し、前記被印刷媒体を前記所定距離から前記余白長を差
    し引いた距離だけ印刷時の搬送方向と反対方向に搬送
    し、その後、被印刷媒体の搬送と被印刷データの印刷を
    実行する制御手段とを備えることを特徴とする印刷装
    置。
  4. 【請求項4】被印刷データの文末部分の余白長を設定す
    る設定手段と、 被印刷媒体を搬送する搬送手段と、 被印刷媒体に被印刷データを印刷する印刷手段と、 前記印刷手段の印刷位置に対し、前記被印刷媒体の搬送
    方向に所定距離離れて配置され、被印刷媒体を切断する
    切断手段と、 前記設定手段、前記印刷手段及び前記搬送手段を制御し
    て前記被印刷媒体に被印刷データを印刷し、印刷終了
    後、被印刷媒体を前記所定距離に前記余白長を加えた距
    離分搬送することにより、印刷データの終端から前記切
    断手段による切断位置までの距離を前記設定手段により
    設定された余白長に一致させる制御手段とを備えること
    を特徴とする印刷装置。
  5. 【請求項5】被印刷媒体上で被印刷データの前部及び後
    部のうちの少なくとも一方に配置される余白部の任意の
    長さを設定する余白長設定手段と、 被印刷媒体を搬送しつつ該被印刷媒体に被印刷データを
    印刷する印刷手段と、 被印刷媒体を切断する切断手段と、 前記印刷手段により前記被印刷媒体上に印刷された被印
    刷データの前部及び後部のうちの少なくとも一方に前記
    余白長設定手段により設定された余白長に対応する距離
    分前記被印刷媒体を搬送させる制御手段とを備えること
    を特徴とする印刷装置。
JP32960993A 1993-12-02 1993-12-02 印刷装置 Pending JPH07156477A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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