JP3629657B2 - 防火煙用仕切装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、建造物の区画間を、防火と防煙を兼ねる(この発明において、防火煙という)性質と可撓性とをもつ仕切体で仕切るとともに、この仕切体の所定部分を開閉し得るようにして、避難者の脱出を可能にした装置(この発明において、防火煙用仕切装置という)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
こうした防火煙用仕切装置として、例えば、図22・図23の防火煙用仕切装置500の構成(以下、第1従来技術という)が周知である。図22において、建造物(建造物全体は図示せず)に設けた開口部Aは区画Bと区画Cとの間に設けたものであり、例えば、人の通行口である。なお、区画B・区画Cは、いずれか一方が建造物の外部である場合を含むものである。
【0003】
なお、この発明において、部材とは、構造物の所定の部分を構成する単一の構成材、または、複数の構成材を組み合わせた構成材をいい、垂直方向または水平方向とは、地球上における真の垂直方向または水平方向に対して、5°程度までの傾斜範囲を含むものである。
【0004】
そして、固設とは、所定の部材を所定の対称物に不動状態に固定し、または、当該部材と当該対称物とを一体に構成することをいうものである。また、以下の図において、同一符号で示す部分は、いずれかの図において説明する同一符号の部分と同一の機能をもつ部分である。
【0005】
そして、開口部Aは、図23のように、火災発生時には、防火煙性と可撓性とを有する仕切体100、例えば、ガラス繊維、シリカ繊維などの織布などで閉塞することにより、火災側の区画、例えば、区画Bから他の非火災区画、例えば、区画Cに火炎と煙りとが入り込まないようにしている。逆に、区画Cが火災側で区画Bが非火災区画の場合も同様に閉塞していることは言うまでもない。
【0006】
仕切体100は、平常時は、仕切体100なよる閉塞を解除されている。この解除は、例えば、仕切体100の両側の縁部分(この発明において、両縁部分という)110Aを両側に垂直方向に設けた案内体111で案内しながら、上方に設けた巻上用筒体201に巻き取るようにしてあり、具体的には、例えば、巻上用筒体201の軸202を、減速用伝動機構203を介して、電動機204で駆動して回転することにより図23の状態から図22の状態のように巻き取っている。
【0007】
両側の案内体111は開口部Aを構成する構造物Eの垂直面E1に固定してあり、また、巻上用筒体201は軸202の両端付近に設けた軸受部分202A・202Bによって水平方向に保持してあり、1対の軸受部分202A・202Bは構造物Eの上方部分(図示せず)に固定してある。そして、電動機204は軸受部分202Bと一体に形成した保持枠部分207に固定してある。なお、右側の案内体111と左側の案内体111とは対称形に形成してある。
【0008】
図22のように巻き取られた状態になると、電動機204は停止し、その状態で軸202は、電動機204の逆転防止部分205、例えば、爪車機構部分と、軸受部分202Aに設けた軸202の逆転防止部分206、例えば、爪車機構部分とによって逆転しないように保持されるので、仕切体100は閉塞を解除した図22の状態に保持される。
【0009】
この保持状態では、仕切体100の下縁部分101に設けた重錘用棒状体102、例えば、鋼材の棒状体の重さによって、仕切体100が下方に引き下げられるような引き下げ力が作用している。
【0010】
そして、火災警報器または火煙検知器からの信号によって、逆転防止部分205・206の逆転防止機能が解除されると、上記の引き下げ力によって、仕切体100の両縁部分110Aが両側の案内体111に案内されながら、仕切体100の下端が徐々に下降して、図23のような閉塞状態にされる。
【0011】
仕切体100を閉塞したままでは、避難者が閉じ込められてしまうので、図24のように仕切体100の下方の中央部分を開閉可能にした構成(以下、第2従来技術という)が特開平10−15099号公報などにより開示されている。
【0012】
図24において、開閉部分150は、仕切体100に切り込みを入れて四角形に切り取った開口部分151を避難者の通行穴にしてあり、この開口部分151と、その両側に設けた所定の幅a・bをもつ重なり部分152・153とを覆うようにした覆蓋体154を設けて構成してある。
【0013】
また、重錘用棒状体102を、開閉部分150の箇所の棒状体部分102Aと、その両側の残りの棒状体部分102B・102Cとを、互いに重なり合う重合部分102a・102bと102c・102dを設けて分割するとともに、開閉部分150の箇所の部分102Aを覆蓋体154側に設けるように構成してあり、さらに、重合部分102a・102bと102c・102dに着脱機構部分(図示せず)、例えば、磁気的または機械的な着脱構機を設けて構成してある。
【0014】
そして、仕切体100の閉塞時は、重合部分102a・102bと102c・102dを、鎖線で示すように、着き合わせた状態、すなわち、合致状態にしておくことにより、覆蓋体154で開閉部分150を閉じておき、避難者(図示せず)が通行するときには、避難者が自力で重合部分102a・102bと102c・102dを引き離した状態、すなわち、離脱状態にすることにより、避難者が、図24の矢印Xのように、区画Bから区画Cへ通行できるようにしたものである。
【0015】
避難者の通行後は、棒状体部分102Aの重さにより、覆蓋体154が移動して開口部分151を閉じるとともに、重合部分102a・102bと102c・102dが合致状態に戻るように動作する。
【0016】
上記の第2従来技術の構成における長四角形状の重なり部分152・153を、鎖線155A・155Bで示したように、三角形状の重なり部分に変更して、避難者が開いた覆蓋体154の脇側に通り抜け易いようにする構成(以下、第3従来技術という)も上記の特開平10−15099号公報などにより開示されている。
【0017】
図24の開閉部分150に代えて、図25のように、三角形状の開閉部分150Aを設ける構成(以下、第4従来技術という)が特開平10−33705号公報・特開平10−155925号公報などにより開示されている。
【0018】
図25において、まず、矢印X側から避難者が通行するための開閉部分150Aでは、仕切体100の下方の中央部分に垂直方向に切り込んだ切込部分156を設けるとともに、切込部分156に重ね合わせるための所定の幅cをもつ重なり部分156Aを仕切体100と一体にして設けることにより、裏面側、すなわち、区画C側から見ると、重なり部分156Aの縁が切込部分156と同様の切込部分156Bにしてある。
【0019】
開閉部分150Aは、切込部分156と、切込部分156Bの頂点c1から斜め左下に引いた折曲線156Cとの間の三角形状の開閉範囲156Dを折曲線156Cの箇所で折り曲げて、向う側、すなわち、区画C側に開くことにより、避難者が矢印Xの方向に通行できるように構成してある。
【0020】
開閉範囲156Dの下端側には、後記のように、重錘用棒状体102の一部に相当する棒状体102Dが設けてあり、避難者が通行した後は、棒状体102Dの重さによって、棒状体102Dが鎖線で示した閉塞位置102Dに戻るため、開閉範囲156Dが垂直方向になり、重なり部分156Aが切込部分156の右裏側に重なり合って、開閉部分150Aが閉塞されることになる。
【0021】
重錘用棒状体102は、切込部分156と折曲線156Cとの間の箇所の棒状体部分102Dと、左側の残りの棒状体部分102Eと、右側の残りの棒状体部分102Fとに分割してある。
【0022】
棒状体部分102Dを棒状体部分102Eに対して折り曲げられるように、折曲線156Cの下端の箇所に折曲支点102K、例えば、ピン形のヒンジまたは蝶番などを設けるとともに、重なり部分156Aの下端側の棒状体部分102Dの右前側の箇所102eと、切込部分156の下端側の棒状体部分102Fの左後側の箇所102fとを、図24の重合部分102a・102bと102c・102dの場合と同様に、互いに重なり合うようにした重合部分102e・102fに構成するとともに、着脱機構部分(図示せず)、例えば、磁気的または機械的な着脱構機を設けて構成してある。
【0023】
次に、矢印Y側から避難者が通行するための開閉部分150Bでは、切込部分156と、切込部分156の頂点c2から斜め右下に引いた折曲線156Eとの間の三角形状の開閉範囲156Fを折曲線156Eの箇所で折り曲げて、手前側、すなわち、区画B側に開くことにより、避難者が矢印Yの方向に通行できるように構成してある。
【0024】
そして、重錘用棒状体102の棒状体部分102Fが、さらに、切込部分156と折曲線156Eとの間の箇所の棒状体部分102G、右側の残りの棒状体部分102Hとに分割してあり、棒状体部分102Gを棒状体部分102Hに対して折り曲げられるように、折曲線156Eの下端の箇所に折曲支点102J、例えば、ピン形のヒンジまたは蝶番などを設けてある。
【0025】
したがって、棒状体部分102Gを手前側に折り曲げることにより、三角形状の開閉範囲156Fが折曲線156Eの箇所で折り曲げられて、開閉部分150Bがの矢印Y方向に開かれるので、避難者が矢印Y方向に通行することができ、避難者が通行した後は、棒状体部分102Gの重さで、上記の開閉部分150の場合と同様に、開閉範囲156Fが閉じられることになる。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】
上記の第2従来技術〜第4従来技術の構成では、開閉部分150・150A・150Bが閉じられた状態において、具体的に閉じられている部分は重なり部分152・153・156Aの部分であり、この重なり部分は仕切体100と同様に可撓性をもつ材質で構成されているため、完全な閉じ状態にはなり得ないので、この重なり部分から火煙が漏れだしてしまい、十分な防火煙効果が得られないほか、開口部分151や切込部分156によって切欠弱化が生じて仕切体100が破損し易いという不都合がある。
【0027】
そこで、上記の重なり部分に金属棒などの剛体による閉じ部分を設けて完全な閉じ状態にする構成が考えられるが、この構成では、仕切体100を巻き上げる際に、剛体による閉じ部分が巻きとれないため、仕切体100を途中までしか巻き上げられないという不都合が生ずる。
【0028】
このほか、上記の重なり部分を綴じ合わせるための可撓性をもつチャクまたはジッパーなどの綴合具を設けて完全な閉じ状態にする構成が考えられるが、この構成では、避難者が通行する度に、綴合具の面倒な開け綴じを行う必要があり、避難者には綴じる作業を行うような時間的余裕はないので、結局は、綴合具が開けられた状態になり、やはり、十分な防火煙効果が得られないという不都合が生ずる。
このため、こうした不都合のない防火煙用仕切装置の提供が望まれているという課題がある。
【0029】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上記のように、建造物の2つの区間B・Cの間の開口部Aに設けた開閉可能な仕切体100の両縁部分110Aを垂直方向に案内する1対の案内体111・111を設けた防火煙用仕切装置500において、一方または両方の案内体111または111・111を保持するための保持部分を開口部Aが形成された構造物に設けるとともに、この保持部分に対して案内体111を着脱するための着脱機能部分、例えば、磁気的な着脱機構または機械的な着脱機構を設けておき、案内体111の着脱により仕切体100の開閉を行うことによって、上記の課題を解決したものである。
【0030】
【発明の実施の形態】
この発明の実施の形態として、上記の第1従来技術の構成による防火煙用仕切体装置500に、この発明を適用した実施例を説明する。
【0031】
【実施例】
〔第1実施例〕
以下、図1〜図10により第1実施例を説明する。この第1実施例の構成が上記の第2従来技術〜第4従来技術の構成と根本的に異なる構成部分は、開閉可能な仕切体100の両縁部分110Aを挟持して垂直方向に摺動自在に案内する案内体111・111のうちの一方を垂直方向に保持するための保持部分131を建造物に固設してあり、図1の閉じ状態から、左側の案内体111の部分を案内体111を保持する保持部分131から離脱させて、図2の開き状態のように、折曲線161から下方の案内体111・仕切体100・重錘用棒状体102を一体にして開くようにした開閉部分160により、矢印Xの方向に避難者が通行できるように構成した部分である。
【0032】
ここで、折曲線161は、仕切体100が折り曲げられる箇所を図示した線であるが、必要に応じて、この折曲線161の箇所を折り曲げ易くするための構造、例えば、縫目などを設けて構成してもよいものである。
【0033】
具体的には、図1・図2において、保持部分131は、図3・図4のように、左側の案内体111の外側に位置付けられていて、垂直面E1側に沿った辺131yと、仕切体100を避難者が押し開く側、すなわち、区画B側に位置付けられた辺131xとをもつL字形の断面をしており、構造物Eの垂直面E1に適宜の固定具(図示せず)、例えば、ねじなどで固定してある。右側の案内体111は、従来技術のものと同様に、構造物Eの対応する垂直面E1に、直接的に、適宜の固定具(図示せず)、例えば、ねじなどで固定してある。
【0034】
左側の案内体111は、図4のように、折曲線161の上端側の位置に設けた案内体111の折曲支点111a、例えば、蝶番などよりも上方の案内体111の部分、すなわち、固定案内体部分111Aを、後記の磁気的な着脱機構132の隙間を取るためのスペーサ、すなわち、間座131A1を介在させて、保持部分131の辺131xに、適宜の固定具、例えば、ねじなどにより固定してある。
【0035】
なお、図1〜図10の構成では、保持部分131を構造物Eとは別個の部材として構成してあるが、図17の〔張出型構成〕または〔枠型構成〕ように、構造物Eの垂直面E1の箇所と一体に形成した保持部分E2によって構成することも含むものである。
【0036】
折曲支点111aよりも下方の案内体111の部分、すなわち、可動案内体部分111Bは折曲支点111aを支点にして振子状に運動できるように構成してある。
【0037】
磁気的な着脱機構132は、永久磁石132aを保持部分131の辺131xの可動案内体部分111B側に適宜の固定具、例えば、ねじなどで固定するとともに、可動案内体部分111Bを磁性材、例えば、鋼材で形成することにより、保持部分131・下方案内体部分111B間の磁気的な着脱が行えるように構成してある。
【0038】
つまり、開閉部分160が図1のような閉じ状態では、永久磁石132aの磁力によって、可動案内体部分111Bが図3のように保持部分131側に吸着状態されており、可動案内体部分11Bの下方を避難者の人力によって区画C側に押すことにより、可動案内体部分111Bが図4のように永久磁石132aから離脱されて、開閉部分160が図2のような開き状態になる。
【0039】
永久磁石132aの位置は、図4では、折曲支点111aの近くに配置しているかのように画いてあるが、なるべく、保持部分131の下端に近い位置に配置して、可動案内体部分111Bに対する実質的な吸着力を向上し得るようにしている。
【0040】
また、永久磁石132aを可動案内体部分111B側に固定するとともに、保持部分131を磁性材、例えば、鋼材で形成するように変更して、上記と同様の磁気的な着脱機構132を構成してもよいことは言うまでもない。
【0041】
なお、仕切体100の両縁部分110Aは、図3のように、巻き上げを容易にするための牽引索110a、例えば、シリカクロース材のロープなどを仕切体100で包み込むように形成してあり、その外径D1が案内体111の案内溝110Bの幅B1よりも大きいので、開閉部分160を上記のように開き状態にした場合でも、仕切体100が案内体111から抜け出すことはない。
【0042】
つまり、この第1実施例の構成は、概括的には、第1には、
建造物の区画B・C間を仕切るための防火煙性と可撓性とを有する仕切体100の両縁部分110Aを垂直方向に案内体111で案内して、上記の仕切体100により上記の区画B・C間を閉塞するとともに、上記の仕切体100の所定部分、例えば、開閉部分160を開閉し得るように構成した防火煙用仕切装置500において、
【0043】
上記の案内体111を上記の垂直方向に保持する保持部分131またはE2に対して上記の案内体111、例えば、一方の案内体111を着脱するための着脱機能部分、例えば、磁気的な着脱機構132を設けるとともに、上記の着脱により上記の開閉、例えば、開閉部分160の開閉を行う着脱開閉手段
を設けた第1の構成を構成しているものである。
【0044】
また、第2には、上記の第1の構成において、
上記の着脱機能部分を磁気的な着脱機構132により構成した第2の構成を構成しているものである。
【0045】
そして、さらに具体的には、図1のように、避難者に開閉部分160の所在箇所を明示するためのマークとして、太い点線による三角形の枠マーク160Aと、非常口マーク160Bと設けるとともに、開閉部分160を人力で開くために、避難者が手で押すのに最適な箇所を示した「おす」マーク160Cとを設けるようにしてある。
【0046】
また、上記の人力で開く際に、仕切体100の可撓性によって仕切体100が縦方向に折り目を作ってしまい、所定の折曲線161の箇所から折れ曲がりにくくなることを防止するために、図10のように、「おす」マーク160Cの箇所の高さの部分に、水平方向の補強体部分110R・110S、例えば、金属管、耐熱性樹脂材などの棒状体または板状体を、図11のように、仕切体100の内部に固定、例えば、縫い込み固定するように構成してある。
【0047】
なお、図11では、補強体部分110R・110Sを折曲線161の箇所に設けてないように構成することにより、仕切体100の折曲線161に相当する位置の部分の強度を弱くして、開閉部分160の三角形状の部分を折り曲げ易くしてあるが、補強体部分110R・110Sの間を連続させるとともに、この連続させた部分を補強体部分110R・110Sの部分よりも弱い構造にして、上記と同様に、折り曲げ易くしてもよい。
【0048】
また、図4のような磁気的な着脱機構132と折曲支点111aとによる開閉動作では、閉じ状態に戻るための作用力を、主として、重錘用棒状体102の重さに依存しているため、重錘用棒状体102の重さを大きくしないと、磁気的な着脱機構132の吸着力が十分に作用する位置まで戻しきれないという引き戻し不足の事態が生ずる場合がある。
【0049】
この場合には、図5のように、案内体111の固定案内体部分111Aと可動案内体部分111Bとを弾性的に引き合うようにするための弾性体111x、例えば、引っ張り形のつる巻き状ばね、すなわち、コイルばね111x1を設けることにより、上記の引き戻し不足を解消することができる。
【0050】
なお、コイルばね111x1に代えて、図6のように、板状ばね111x2を用いるとともに、板状ばね111x2の平常の形状を、同図に鎖線で示したように、反対側に曲げたものにしておくことにより、さらに、大きい引き戻し力を得ることができる。
【0051】
上記の図5・図6の構成では、弾性体111xを案内体111の固定案内体部分111Aと可動案内体部分111Bとの内部に設けるので、案内体111の奥部に大きい空間を設けられない場合には、仕切体100の両縁部分110Aが弾性体111に引っ掛かって開閉できなくなる場合が生ずる。
【0052】
こうした場合には、図6の構成におけるの板状ばね111x2を、折曲支点111a、例えば、蝶番の外側をまたぐようにして、固定案内体部分111Aと可動案内体部分111Bとの外側に設けるように変更して構成するか、または、図5の構成におけるコイルばね111x1を、図7〜図9のように、固定案内体部分111Aと可動案内体部分111Bとの外側に設けるように変更て構成すればよい。
【0053】
図7の構成では、保持部分131の辺131yに対向して配置された固定案内体部分111Aの側面111uと可動案内体部分111Bの側面111vとに設けた各ばね用取付部分111r・111sの間に各コイルばね111X1を掛け渡すことにより、各コイルばね111X1を辺131yと側面111u・111vとの間の隙間110gの中に設けるように構成してある。
【0054】
そして、案内枠111tは、各コイルばね111x1が固定案内体部分111Aの背面111mから外側にはみ出して復元力を失うことを防止するための案内部分であり、また、案内枠111tの中間仕切片111pは各コイルばね111xが相互に食い込んで復元力を低減させてしまうことを防止するための仕切である。なお、案内枠111tは側面111uに固設、例えば、溶接などにより固設してある。
【0055】
さらに、折曲支点111a、例えば、蝶番を隙間110gを隠す位置まで延長させた長さにするとともに、折曲支点111aの上下の隙間110gを隠すための化粧板110h・110jを固定案内体部分111Aの背面111m・111nに適宜の固定具、例えば、ねじで固定してある。
【0056】
図8の構成が、図7の構成と異なる部分は、案内枠111tを除去して、中間仕切片111pの部分のみを側面111uに固設した部分である。そして、この構成の場合には、折曲支点111a、例えば、蝶番を延長した部分によって、コイルばね111x1が固定案内体部分111Aから外側にはみ出さないようにしている。
【0057】
図9の構成が、図7の構成と異なる部分は、案内枠111tを除去するとともに、上方のばね用取付部分111rの配置位置を側面111uの最下端部分に変更することにより、各コイルばね111x1が固定案内体部分111Aから外側にはみ出さないないように構成した部分である。なお、図7〜図9の構成では、必要に応じて、隙間110gの所要部分の箇所に、鎖線で示したように、間座111zを設けるように構成し得ることは言うまでもない。
【0058】
〔第2実施例〕
以下、図12〜図15により第2実施例を説明する。この第2実施例の構成が上記の第1実施例の構成と異なる部分は、第1実施例の構成における磁気的な着脱機構132に代えて、機械的な着脱機構133を設けて構成した部分である。
【0059】
具体的には、図12・図13において、機械的な着脱機構133は、例えば、案内体111側に設けた開閉機構133Aの掛け爪部分133aと、保持部分131側に設けた入込穴133bとで構成してある。なお、開閉機構133Aは、一般に、建築金物として市販されている商品名「レバーハンドル空錠」などと同様のものである。
【0060】
そして、開閉部分160が図12のような閉じ状態のときには、図13のように、掛け爪部分133aが入込穴133bに入れ込まれた状態になり、開閉部分160を、図2と同様の開き状態にするときには、開閉機構133Aのレバーハンドル133Bを回して、図14のように、掛け爪部分133aを入込穴133bから抜き出すことにより、機械的な着脱機構133を離脱させたまま、レバーハンドル133Bを向う側、すなわち、区画C側に押すことにより、可動案内体部分111Bが、図4と同様の離脱状態になる。
【0061】
避難者が通行したときには、レバーハンドル133Bと掛け爪部分133aとは元の位置、すなわち、図13の位置に戻されているが、掛け爪部分133aは、戻り側の面が曲面rに形成されているとともに、押ばねs、例えば、圧縮形のつる巻きばねによって押し出されているため、図15のように、掛け爪部分133aが保持部分131の辺131yの位置に来ると、曲面rによって掛け爪部分133bが押ばねsに抗して自動的に開閉機構133A内に押し込まれてしまうので、レバーハンドル133Bを操作しなくとも、図13の位置に戻されて、開閉部分160が図12の閉じ状態に戻る。
【0062】
つまり、この第2実施例の構成は、概括的には、第1には、
上記の第1実施例の構成と同様に、上記の第1の構成を構成していることになるものである。
【0063】
また、第2には、上記の第1の構成において、
上記の着脱機能部分を機械的な着脱機構133により構成した第3の構成を構成しているものである。
【0064】
そして、さらに具体的には、開閉機構133Aは案内体111に、適宜の固定具、例えば、ねじなどで固定してあり、開閉機構133Aの位置に相当する保持部分131の箇所を切り開いて、図12〜図14のように、構造物Eの垂直面E1に沿うように展開させた展開部分131y1にしてあり、この展開部分131y1に入込穴133bを設けている。なお、展開部分131y1を設けずに、展開部分131y1と同形状の板状体を別個に作って、同様の位置に固定するように変更して構成してもよい。
【0065】
また、図12のように、図1における「おす」マーク160Cに代えて、レバーハンドル133Bの箇所に、「まわして おす」マーク160Dを設けるようにしてある。なお、図5〜図9の弾性体111xと、図10の水平方向の補強体部分110R・110Sとは、必要に応じて、設けるように構成する。また、保持部分131を図17のように垂直面E1と一体にした保持部分E2に変更して構成してもよいことは言うまでもない。
【0066】
そして、上記の図12〜図15による構成では、機械的な着脱機構133として開閉機構133Aを用いているため、開閉部分160を開く際には、レバーハンドル133Bを回す操作が必要である。
【0067】
しかし、避難者に、そうした操作を行わせるのは、非常の際としてはいささか無理があるので、開閉機構133Aに代えて、図16のように、両側が局面rで形成された掛け爪133cを押ばねsで押すようにした構成の開閉機構133Xを設けるとともに、掛け爪133cを入れ込むための入込穴133eを保持部分131の辺131yに設けるように構成することにより、そうした操作を行わずに済ませられる。
【0068】
図16の構成の場合には、外見上は、図1・図2と同様になる。そして、開閉機構133Xを、図1の「おす」マーク160Cの位置の付近に配置しておき、避難者が図1の場合と同様に、「おす」マーク160Cの付近の部分を押すと、掛け爪133cの区画C側の曲面rによって、掛け爪133cが押ばねsに抗して開閉機構133X内に押し込まれるので、そのまま押し続けると、可動案内体部分111Bが、図7の可動案内体部分111Bと同様に、保持部分131から離脱して、開閉部分160を図2と同様に開き状態にすることができることになる。
【0069】
避難者が通行したときには、掛け爪部分133cは元の位置、すなわち、図13の位置に戻されているが、掛け爪部分133eには、戻り側にも曲面rが形成されているため、図15の場合と同様に、押ばねsに抗して掛け爪部分133cが開閉機構133X内に自動的に押し込まれてしまうので、何も操作しなくとも、図16の位置に戻されて、開閉部分160が図1の閉じ状態と同様の閉じ状態に戻る。
【0070】
また、図18の構成は、図16の構成における保持部分131の辺131xを除去するとともに、保持部分131の辺131yを構造物Eの垂直面E1と一体にして形成することにより、矢印X方向とは反対の方向、すなわち、区画Cから区画Bの方向に押して、避難者が通行できるように、両方向兼用の構成にしたものである。なお、図16の構成において、保持部分131の辺131xを除去することにより、図18の構成と同様に、両方向兼用の構成になし得るものである。さらに、図17のように、こうした構成における保持部分131を構造物Eの垂直面E1と一体に形成して上記と同様の動作を行う構成にし得ることは言うまでもない。
【0071】
〔第3実施例〕
以下、図19により第3実施例を説明する。この第3実施例の構成が上記の第1実施例・第2実施例の構成と異なる部分は、保持部分131と、磁気的な着脱機構132または機械的な着脱機構133とを設ける側の案内体111を、図19のように、左側の案内体111に変更して構成することにより、図19の矢印Y方向からの避難者が左側の開閉部分160を通行できるように構成した部分である。
【0072】
なお、図19には図示していないが、磁気的な着脱機構132または機械的な着脱機構133を上記の第1実施例・第2実施例の構成の場合と同様に設けてあり、また、各マーク160A〜160Dを仕切体100の区画C側の面110Yに設けてあるものとする。
【0073】
したがって、図19の左側の案内体111には、図1・図2・図12における右側の案内体111と対称の形態で、保持部分131と、磁気的な着脱機構132または機械的な着脱機構133とが設けてあるので、折曲線161から下方の案内体111・仕切体100・重錘用棒状体102が一体になって開閉されることになるものである。
【0074】
つまり、この第3実施例の構成は、概括的には、上記の第1実施例・第2実施例の構成と同様に、上記の第1の構成〜第3の構成を構成していることになるものである。
【0075】
なお、保持部分131は、図17または図18のように、垂直面E1と一体にした保持部分E2によって構成してもよく、また、機械的な着脱機構133は、図16または図18のよう、に開閉機構133Xによる着脱機構によって構成してもよいこと、は言うまでもない。
【0076】
〔第4実施例〕
以下、図20により第4実施例を説明する。この第4実施例の構成が上記の第1実施例・第2実施例の構成と異なる部分は、仕切体100の下端の重錘用棒状体102を任意の中間箇所102Xで分割した部分に折曲支点102x、例えば、蝶番などを設けることにより、折曲線161の下端を中間箇所102Xにした小さい三角形状の開閉部分160を設けるように変更した部分である。
【0077】
なお、図20には図示していないが、磁気的な着脱機構132または機械的な着脱機構133とは、上記の第1実施例・第2実施例の構成の場合と同様に設けてあり、各マーク160A〜160Dは小さい三角形状に変更した開閉部分160に相当する仕切体100の位置に設けてあるものとする。
【0078】
したがって、図20の折曲線161から下方の案内体111・仕切体100・重錘用棒状体102が一体になって開閉されることになるだけで、開閉部分160の開閉動作は、上記の第1実施例・第2実施例の構成の場合と同様に動作するものである。
【0079】
また、図20には図示していないが、上記の第3実施例の構成の場合と同様に、保持部分131と、磁気的な着脱機構132または機械的な着脱機構133とを設ける側の案内体111を、図19の場合と同様に、左側の案内体111に変更して構成することにより、図20に示した折曲線161とは逆傾斜の折曲線161Xから下方の案内体111・仕切体100・重錘用棒状体102を一体にして開閉できるようにし、避難者を矢印Y方向、すなわち、区画C側から区画B側へ通行させるように構成することもできる。
【0080】
つまり、この第4実施例の構成も、概括的には、上記の第1実施例・第2実施例の構成と同様に、上記の第1の構成〜第3の構成を構成していることになるものである。
【0081】
なお、保持部分131は、図17または図18のように、垂直面E1と一体にした保持部分E2によって構成してもよく、また、機械的な着脱機構133は、図16または図18のように、開閉機構133Xによる着脱機構によって構成してもよいことは言うまでもない。
【0082】
〔第5実施例〕
以下、図20により第5実施例を説明する。この第5実施例の構成が上記の第1実施例・第2実施例の構成と異なる部分は、左右両方の案内体111を上記の第1実施例・第2実施例の構成における左側の案内体111と同様に、保持部分131と、磁気的な着脱機構132または機械的な着脱機構133とを設けるように変更して構成した部分である。
【0083】
なお、図20では、案内体111の折曲支点111aを、左右ともに、案内体111の高さの中間付近に設けているが、折曲支点111aの高さは任意の高さに変更することができ、また、左右の折曲支点111aの高さを異ならせて構成することもできるものてある。
【0084】
そして、図20には図示していないが、左右の案内体111と保持部分131との間には、上記の第1実施例の磁気的な着脱機構132と同様の磁気的な着脱機構132、または、第2実施例の開閉機構133Aによる機械的な着脱機構133と同様の機械的な着脱機構133が設けてあり、また、各マーク160A・160Bは仕切体100の折曲線161Yから下方の四角形状または梯形状の部分の位置に設けてあり、さらに、その中央の位置に「おす」マーク160Cを設けるとともに、補強部分110R・110Sを1つの連続した補強部分にして設けてあるものとする。
【0085】
したがって、図20の折曲線161Yから下方の案内体111・仕切体100・重錘用棒状体102が一体になって開閉されることになるだけで、開閉部分160の左右の部分における開閉動作は、上記の第1実施例・第2実施例の構成の場合と同様に動作するものである。
【0086】
つまり、この第5実施例の構成も、概括的には、上記の第1実施例・第2実施例の構成と同様に、上記の第1の構成〜第3の構成を構成していることになるものである。
【0087】
なお、保持部分131は、図17または図18のように、垂直面E1と一体にした保持部分E2によって構成してもよく、また、機械的な着脱機構133は、図16または図18のように、開閉機構133Xによる着脱機構によって構成してもよいことは言うまでもない。
【0088】
〔変形実施〕
この発明は次のように変形して実施することができる。
(1)第1実施例または第2実施例の構成と、第3実施例の構成とを一体に組み合わせることにより、矢印X方向と矢印Y方向との両方から開閉できるようにした各開閉部分160を設けて構成する。
【0089】
(2)第4実施例の構成における矢印X側からの開閉部分160と、第4実施例の構成における矢印Y側からの開閉部分160とを一体に組み合わせることにより、矢印X方向と矢印Y方向との両方から開閉できるようにした各開閉部分160を設けて構成する。
【0090】
(3)第1実施例〜第4実施例の構成における案内体111の折曲支点111aの位置を、第1実施例〜第4実施例の構成における折曲支点111aよりも下方の位置、例えば、案内体111の高さの中間程度の高さの位置に変更して構成する。
【0091】
(4)第1実施例〜第5実施例の構成における固定案内体部分111Aを案内体111とは別個の部材にして構成するとともに、この部材と案内体111の上端との間に折曲支点111aを設けるように変更して構成する。
【0092】
(5)第1実施例〜第5実施例の構成における案内体111・保持部材131を固定する垂直面E1を、案内体111の前面側または背面側の位置と、保持部材131の辺131xの前面側の位置とに配置するように変更して構成する。
【0093】
(6)磁気的な着脱機構132または開閉機構133Xによる機械的な着脱機構133を「おす」マーク160Cの位置よりも上方または下方にずらせた位置に設けて構成する。
【0094】
(7)磁気的な着脱機構132または開閉機構133Xによる機械的な着脱機構133を垂直方向に間隔をあけて複数箇所配置して構成する。
(8)磁気的な着脱機構132と機械的な着脱機構133とを、垂直方向または水平方向に組み合わせ配置して構成する。
【0095】
(9)化粧板110h・110jの部分を、それぞれ、隙間110gに相当する幅だけの化粧板にしたものを固定案内体部分111A・可動案内体部分111Bから張り出させたものに変更して構成する。
(10)化粧板110h・110jの部分を、それぞれ、隙間110gに相当する幅だけの化粧板にするとともに側面111u・111vに沿う面を設けて、側面111u・111vに、適宜の固定具、例えば、ねじで固定するように変更して構成する。
(11)図5・図7〜図9の構成におけるコイルばね111x1を1個だけ配置するように変更して構成する。
【0096】
【発明の効果】
この発明によれば以上のように、開閉可能な仕切体の両縁部分を垂直方向に案内する案内体の一方または両方を保持するための保持部分を建造物の構造物に固設するとともに、この保持部分に対して案内体を着脱するための着脱機能部分を設けておき、案内体の着脱により仕切体の開閉を行うように構成してあるため、仕切体に開口部分・切込部分・重なり部分などを設ける必要がなくなるので、これらの部分からの火煙の漏れ込みを無くして、優れた防火煙性が得られるとともに、これらの部分の切欠弱化による仕切体の破損を無くした堅牢な防火煙用仕切体装置を提供できるなどの特長が得られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面中、図1〜図16はこの発明の実施例を、また、図17〜図20は従来技術を示し、各図の内容は次のとおりである。
【図1】全体構成閉じ状態斜視図
【図2】全体構成開き状態斜視図
【図3】要部構成横断平面図
【図4】要部構成斜視図
【図5】要部構成縦断斜視図
【図6】要部構成縦断斜視図
【図7】要部構成斜視図
【図8】要部構成斜視図
【図9】要部構成斜視図
【図10】全体構成閉じ状態斜視図
【図11】要部構成横断平面図
【図12】全体構成閉じ状態斜視図
【図13】要部構成横断平面図
【図14】要部構成横断平面図
【図15】要部構成横断平面図
【図16】要部構成横断平面図
【図17】要部構成横断平面図
【図18】要部構成横断平面図
【図19】全体構成開き状態斜視図
【図20】全体構成開き状態斜視図
【図21】全体構成開き状態斜視図
【図22】全体構成開き状態斜視図
【図23】全体構成閉じ状態斜視図
【図24】全体構成開き状態斜視図
【図25】全体構成開き状態斜視図
【符号の説明】
100 仕切体
101 下縁部分
102 重錘用棒状体
102A〜102H 棒状体部分
102J・102K 折曲支点
102a・102b 重合部分
102c・102d 重合部分
102e・102f 重合部分
110A 両縁部分
110a 牽引索
110B 案内溝
110g 隙間
110h・110j 化粧板
110R 補強体
110S 補強体
110Y 面
111 案内体
111A 固定案内体部分
111B 可動案内体部分
111a 折曲支点
111m・111n 背面
111r・111s ばね用取付部分
111u 側面
111v 側面
111x 弾性体
111x1 コイルばね
111x2 板状ばね
111z 間座
131 保持部分
131A1 間座
131x・131y 辺
131y1 展開部分
132 磁気的着脱機構
132a 永久磁石
133 機械的着脱機構
133A 開閉機構
133a 掛け爪部分
133B レバーハンドル
133b 入込穴
133c 掛け爪
133e 入込穴
133X 開閉機構
150・150A・150B 開閉部分
151 開口部分
152・153 重なり部分
154 覆蓋体
155・155B 重なり部分
156 切込部分
156A 重なり部分
156B 切込部分
156C 折曲線
156D 開閉範囲
156E 折曲線
156F 開閉範囲
160 開閉部分
160A 枠マーク
160B 非常口マーク
160C 「おす」マーク
160D 「まわして おす」マーク
161 折曲線
161X 折曲線
161Y 折曲線
201 巻上用筒体
202 軸
202A・202B 軸受部分
203 減速用伝動機構
204 電動機
205・206 逆転防止部分
207 保持枠部分
500 防火煙用仕切装置
A 開口部
B 区画
B1 幅
C 区画
D1 外径
E 構造物
E1 垂直面
E2 保持部分
X 通行方向
Y 通行方向
a・b・c 幅
c1・c2 頂点
r 曲面
s 押ばね

Claims (3)

  1. 建造物の区画(B・C)間を仕切るための防火煙性と可撓性とを有する仕切体(100)の両縁部分(110A)を垂直方向に案内体(111)で案内して、前記仕切体(100)により前記区画(B・C)間を閉塞するとともに、前記仕切体(100)の所定部分(160)を開閉し得るように構成した防火煙用仕切装置(500)であって、
    前記案内体(111)を前記垂直方向に保持する保持部分(131またはE2)に対して前記案内体(111)を着脱するための着脱機能部分(132または133)を設けるとともに、前記着脱により前記開閉を行う着脱開閉手段
    を具備することを特徴とする防火煙用仕切装置。
  2. 前記着脱機能部分を磁気的な着脱機構(132)により構成したことを特徴とする請求項1記載の防火煙用仕切装置。
  3. 前記着脱機能部分を機械的な着脱機構(133)により構成したことを特徴とする請求項1記載の防火煙用仕切装置。
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