JP2000265762A - シャッター装置 - Google Patents

シャッター装置

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JP2000265762A
JP2000265762A JP11066747A JP6674799A JP2000265762A JP 2000265762 A JP2000265762 A JP 2000265762A JP 11066747 A JP11066747 A JP 11066747A JP 6674799 A JP6674799 A JP 6674799A JP 2000265762 A JP2000265762 A JP 2000265762A
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shutter curtain
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opening
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 降下するシャッターカーテンに物などが挟ま
ってしまう場合があっても、その物に対しシャッターカ
ーテンの全重量がかかることがなく、また建物開口に対
して閉鎖を行え、防火区画を構成させる。 【解決手段】 略短冊形状のスラット部材8aを上下に
連結してなるカーテン部8と、カーテン部8の下縁に吊
下状態に連結されるシート材よりなるシートカーテン部
9とで構成され、建物開口2を昇降移動して開閉動作と
なるシャッターカーテン7と、建物開口2の閉鎖時に、
シートカーテン部9をカーテン部8に対して吊下し略展
張される状態を維持して、シャッターカーテン7の降下
を停止させる規制手段とを備えたことを特徴としてい
る。なお、規制手段は、シャッターカーテン7の昇降移
動を案内する左右一対のガイドレール5内にそれぞれ配
設されて、カーテン部8の両側縁における下縁に当接す
る角柱形状のストッパ部33よりなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビルなどの建造物
の開口部分などに配設され、この開口部分に対して自重
で降下して閉鎖が行われるシャッターカーテンを備える
シャッター装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般にシャッター装置は、配設される建
物の開口部分の上部に、この開口部分を覆うシャッター
カーテンを収納する収納部を有し、シャッターカーテン
は、この収納部内において巻取シャフトに巻回されるこ
とで収容される。また、シャッターカーテンを建物開口
に対して開閉駆動する機構は、電動モータより構成さ
れ、収納部内に配設されて前記巻取シャフトに減速機等
を介して連動連結され、この巻取シャフトを正逆方向に
回転させることで、シャッターカーテンを巻き取りまた
は巻き戻しを行い、建物開口に対して昇降させ、この建
物開口を開閉するようになっている。
【0003】このようなシャッター装置においては、通
常は、シャッターカーテンは建物開口の左右に立設され
るガイドレールに案内され、昇降が行われる構成であ
り、シャッターカーテンが建物開口を閉鎖する際には、
建物開口の下縁となる地面や床面にシャッターカーテン
の下縁部分を構成する座板が着地当接し、かつシャッタ
ーカーテンの全体重量が開口幅全域に渡って床面等にか
かる構成である。
【0004】また、上記のようなシャッター装置におい
て、ビルなどの大型な建造物に配設されるシャッター装
置では、シャッターカーテンが常時開放状態、すなわち
開口上部の収納部に巻回状態とされ、非常時にのみ降下
して閉鎖となるものがある。すなわち、火災等の非常事
態が発生した場合にのみ、収納部内のシャッターカーテ
ンが巻き戻されて降下し、建物開口部分等を閉鎖させ、
室内と室外などを区画させる構成とされるシャッター装
置である。
【0005】このシャッター装置では、シャッターカー
テンが停止した状態、すなわちシャッターカーテンが巻
き取られ開放している状態では、シャッターカーテンの
昇降駆動に用いられる電動モータに連動連結されている
ブレーキ機構が働き、その停止状態を維持するよう構成
されている。そして、このシャッター装置には、煙感知
器などのセンサが備えられるとともに、収納状態のシャ
ッターカーテンを閉鎖へと導く自動閉鎖装置が備えられ
ており、センサが火災などによる煙を感知すると、制御
盤などを介して自動閉鎖装置を作動させ、巻回され収納
されているシャッターカーテンを下降させる。
【0006】すなわち、上記したビルなどに配設される
シャッター装置では、この自動閉鎖装置がブレーキ機構
に連結されて、この自動閉鎖装置の作動によってブレー
キ機構を解除する構成とされ、これにより、シャッター
カーテンに対する保持状態を解き、このシャッターカー
テンを自重で降下させ、建物開口を閉鎖し、防火区画を
形成するようになっている。
【0007】さらに、上記した防火区画を形成するシャ
ッター装置としては、シャッターカーテンを常時開閉し
ないような構造、すなわち電動モータなどの開閉機構が
備えられていない非常用のシャッター装置などもあり、
防火区画を形成するときのみに、シャッターカーテンが
収納状態を解除されて自重にて建物開口の閉鎖を行うも
のもある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のシャッター装置では、上記したように、シャッ
ターカーテンが建物開口を閉鎖する構造として、この建
物開口の下縁にシャッターカーテンが着地し当接状態と
なって、この開口幅全域に渡る下縁部分の床面などにシ
ャッターカーテンの全体重量をかける構造であることか
ら、床面が剛性のある強固な構造が前提となる。すなわ
ち、軟弱地盤上などにはシャッター装置を構成させるこ
とが困難である。
【0009】また、シャッター装置は、シャッターカー
テンにて、空間を仕切る構造体であるが、上記したよう
に、シャッターカーテンが閉鎖した状態で、床面等を必
要とすることから、例えば水面上における空間のみを仕
切るなども困難である。
【0010】さらに、上述した防火区画を形成するシャ
ッター装置では、シャッターカーテンの構造が、左右に
長尺な鋼板よりなる短冊板状に形成されるスラット部材
を上下方向に多数連結する構造であり、耐火構造を有す
ることから重量がある。また、上記のようなシャッター
装置に備えられる自動閉鎖装置は、ブレーキ機構を解除
する構造であり、シャッターカーテンの下縁が建物開口
の下縁に当接するまで停止せずに自重で降下が継続され
る。このことから、シャッターカーテンの降下位置に物
がある場合に、このシャッターカーテン下縁部分と建物
開口の下縁(床面)との間に挟まれるおそれがあり、ま
た、シャッターカーテンが開口部分を閉鎖できずに有効
な防火性能の発揮、及び防火区画の形成ができないおそ
れもある。
【0011】また、シャッター装置に備えられる上記の
ような自動閉鎖装置は、消防法,建築基準法などの規定
により、シャッターカーテンを防火戸として建物開口部
分を閉鎖するための装置として備えられることが義務づ
けられており、その機構は改造できないものとされてい
る。そして、この自動閉鎖装置が作動すると、シャッタ
ーカーテンが建物開口を閉鎖してしまうまでブレーキ機
構が無効となり、駆動源である電動モータも、電力の供
給が断たれてしまいその駆動を行うことが不可能とされ
ており、この自動閉鎖装置の作動を停止させブレーキ機
構を作動させるには、別途備えられている手動により作
動する復帰機構を働かせブレーキ機構を再作動させる構
成となっている。このことから、上記のように物がシャ
ッターカーテンにて挟まってしまった場合には、この復
帰機構を作動させるまでは、このシャッターカーテンの
全体重量が掛かった状態となる。
【0012】そこで本発明は、上記問題点を解消するた
めに、建物開口を閉鎖するシャッターカーテンが、床面
などの建物開口幅全域に渡る下縁に対して、シャッター
カーテンの全体重量をかけることなく閉鎖状態を形成で
き、また、降下するシャッターカーテンに物などが挟ま
ってしまう場合があっても、そのシャッターカーテンの
全重量を受けることがなく、防火区画の構成など、建物
開口に対しての閉鎖を行えることのできるシャッター装
置を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】次に、上記の課題を解決
するための手段を、実施の形態に対応する図面を参照し
て説明する。この発明のシャッター装置は、建物開口の
上方に収容され、該建物開口空間を自重で降下するシャ
ッターカーテンと、該シャッターカーテンの停止状態を
保持するブレーキ機構と、該ブレーキ機構に連結され、
該ブレーキ機構による前記シャッターカーテンの停止保
持状態を解除するブレーキ解除機構と、該ブレーキ解除
機構に連結され、前記ブレーキ解除機構による前記ブレ
ーキ機構の解除状態を解き、該ブレーキ機構を作動さ
せ、降下する前記シャッターカーテンを、予め定められ
ている任意の高さ位置にて停止させるブレーキ復帰手段
と、を備えたことを特徴としている。
【0014】このシャッター装置では、降下するシャッ
ターカーテンに対して、予め定められている任意の高さ
位置にて、ブレーキ復帰手段がブレーキ解除機構の解除
状態を解き、ブレーキ機構を作動させて、シャッターカ
ーテンを停止させる。すなわち、シャッターカーテン
は、ブレーキ機構にて停止することとなり、シャッター
カーテンの全体重量が、例えば建物開口幅全域に渡る下
縁部分の床面等にかかることなく、この建物開口の閉鎖
を行うことができる。
【0015】また、この発明のシャッター装置は、建物
開口の上方に収容され、該建物開口空間を自重で降下す
るシャッターカーテンと、該シャッターカーテンの降下
を、予め定められている任意の高さ位置にて停止させる
規制手段と、を備えたことを特徴としている。
【0016】このシャッター装置では、降下するシャッ
ターカーテンに対して、予め定められている任意の高さ
位置にて、規制手段がシャッターカーテンを停止させ
る。すなわち、シャッターカーテンは、規制手段にて閉
鎖を停止されることとなり、シャッターカーテンの全体
重量が、例えば建物開口幅全域に渡る下縁部分の床面等
にかかることなく、この建物開口の閉鎖を行うことがで
きる。
【0017】なお、前記規制手段は、前記シャッターカ
ーテンの降下移動を案内する左右一対のガイドレールに
それぞれ配設されて、前記シャッターカーテンの両側縁
における一部に当接するストッパ部よりなり、前記シャ
ッターカーテンは、前記ストッパ部にて停止された際
に、少なくとも該ストッパ部の位置より上方を構成する
シャッターカーテンが自立的に形状維持するように剛性
を有する構造とされることとしてもよい。
【0018】また、前記規制手段は、前記シャッターカ
ーテンの少なくとも一部に吊下状に連結されて設けら
れ、前記建物開口の下縁に当接する杆状部材よりなり、
前記シャッターカーテンは、前記杆状部材にて停止され
た際に、少なくとも該杆状部材の位置より上方を構成す
るシャッターカーテンが自立的に形状維持するように剛
性を有する構造とされることとしてもよい。
【0019】このような構成により、ストッパ部や杆状
部材にてシャッターカーテンの降下が停止され、また、
これらストッパ部や杆状部材にて停止されるシャッター
カーテンの上方が、自立的に形状維持する剛性を有する
構造とされていることから、シャッタカーテンが弛むこ
となく建物の開口を閉鎖することができる。
【0020】さらに、前記シャッターカーテンは、左右
に長尺な略短冊形状の板部材を上下に連結してなるカー
テン部と、該カーテン部の下縁に吊下状態に連結される
シート材よりなるシートカーテン部とで構成されている
こととしてもよく、また、シートカーテン部のシート材
は、防火性を有する素材よりなるシート材にて構成され
るとよい。
【0021】このような構成により、シャッターカーテ
ン7が建物開口2を閉鎖動作すなわち降下動作となる際
に、シャッターカーテン7の下方に物などがあってもシ
ートカーテン部9が当接状態となることから、建物開口
2の下縁(床面)は、シャッターカーテン7の全重量を
受けることなくシート材の重量のみとすることができ
る。しかも、材質が柔軟な素材とされ剛性がないことか
ら、このシャッターカーテン7に挟まってしまうことが
あっても、その物に対して大きな損傷などを与えるおそ
れがなく、また、シート材の素材を防火性としたこと
で、建物の開口2をシャッターカーテン7で閉鎖して防
火区画を構成させることが可能となる。
【0022】また、前記シャッターカーテンの降下移動
を案内する建物開口の左右縁部に配設される一対のガイ
ドレールが奥拡がり状に形成され、前記シャッターカー
テンには前記両ガイドレール間を渡る枠状部材が設けら
れ、該枠状部材の両端が前記一対のガイドレール内を摺
動自在とされるとともに、該両端に、両ガイドレールの
溝開口に対してガイドレール内から係合する突出部が設
けられる構成としてもよい。
【0023】この構成によれば、シャッターカーテンの
枠状部材に設けられる突出部が、左右のガイドレール内
にて係合するので、シャッターカーテンが風などで煽ら
れても、シャッターカーテンの端部がガイドレールより
抜け出てしまうことがない。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、各実施の形態毎に説明す
る。
【0025】第一の実施の形態 なお、本実施の形態のシャッター装置は、火災発生時に
防火区画を形成する防火用シャッター装置を構成するこ
ととして説明する。このシャッター装置は、建築基準法
施行令による防火区画に適用し、煙または熱を感知する
感知器(センサ)等により、シャッターカーテンを自動
的に自重で降下させ閉鎖するシャッター装置である。
【0026】この第一の実施の形態のシャッター装置1
は、図1に示すように、建物の出入口等の開口部分とな
る建物開口部分2の上方にシャッターケースなどのシャ
ッター収納部3が配設され、その内部に、シャッターカ
ーテン7を巻き取る巻取シャフト4が配設されている。
また、建物開口2の左右両縁には、断面略コ字状のガイ
ドレール5がそれぞれ配設され、シャッターカーテン7
の左右両側縁部がこのガイドレール5の溝内に挿入され
て昇降移動を案内するようになっている。
【0027】なお、これらガイドレール5の下端には、
後述するシャッターカーテン7のシートカーテン部9の
抜け止めを構成する枠体6が、溝開口5aの一側に沿っ
て固設され、この溝開口5aを狭めるようになってい
る。
【0028】シャッター装置1を構成するシャッターカ
ーテン7は、本実施の形態では図1及び図2に示すよう
に、カーテン部8と、シートカーテン部9とで構成され
ている。
【0029】カーテン部8は、左右に長尺な略短冊形状
に形成される例えば鋼板を素材とする板部材としてのス
ラット部材8aより構成され、このスラット部材8a
を、上下縁部にて互いに連結して多数連続させて構成さ
れる。
【0030】また、シートカーテン部9は、シート材よ
りなり、このシート材は、本実施の形態では、防炎薬剤
などにて処理されている着炎しにくい特性を有する防火
布地など、防炎加工の施されている不燃材料,準不燃材
料,若しくは難燃材料、例えばシリカクロスやガラスク
ロスなどよりなる。
【0031】そして、このシャッターカーテン7は、カ
ーテン部8の下縁にシートカーテン部9が連結されて構
成され、カーテン部8に対して、シートカーテン部9が
吊下状態とされている。なお、このシートカーテン部9
は、本実施の形態では、高さが50〜60cmに設定さ
れている。
【0032】また、このシャッターカーテン7を構成す
るシートカーテン部9の最下縁には、水平方向となる左
右幅方向に中空部が形成されるように袋部10が形成さ
れ、この袋部10に平滑な略短冊板状に形成される枠状
部材としての座板部材11が、板面が略垂直となって挿
通され配設されている。
【0033】座板部材11は、両端が左右一対のガイド
レール5間を渡り、各ガイドレール溝内に位置するよう
延出され、その端部には、図3に示すように、ガイド部
12が配設されている。
【0034】ガイド部12は、ブラケット13と複数の
転動ローラとで構成されている。ブラケット13は、図
3に示すように、略矩形状に形成される板材よりなり、
座板部材11の端部に、板面が略垂直となってこの座板
部材11の端部より延出するように設けられている。ブ
ラケット13の先端縁部には、中央に、板面に沿って真
直に延出する底部支持片14と、この底部支持片14の
上下にそれぞれ位置し、ブラケット本体の板面に対して
直角に折曲形成される一対の側方支持片15とが形成さ
れている。
【0035】これら底部支持片14と各側方支持片15
には、それぞれ転動ローラ16,17が回動自在に軸支
され配設されており、図3に示すように、底部支持片1
4に配設される転動ローラ16は、ガイドレール5の溝
底部に接触可能とされ、図5に示すように、各側方支持
片15に配設される転動ローラ17は、ガイドレール5
の溝内における対向する内側面に接触可能となってい
る。また、底部支持片14に配設される転動ローラ16
は、図4に示すように、座板部材11の厚さ方向に突出
するように設けられており、ガイドレール5の下端に配
設される枠体6に当接可能とされ、すなわち、この枠体
6に係合してシートカーテン部9の抜け止めを構成する
突出部とされている。
【0036】次に、巻取シャフト4は、シャッター収納
部3内に両端を軸支されて回動自在に設けられ、図6に
示すように、駆動源としての電動モータ18に、スプロ
ケット19とチェーン20を介して連動連結され、回動
するようになっており、これら電動モータ18と巻取シ
ャフト4等で駆動機構20を構成している。
【0037】そして、この回動により、前記シャッター
カーテン7は、巻取シャフト4に対して、巻き取り及び
巻き戻しが行われ、すなわち、シャッター収納部3より
繰り出され又は収容されて、建物開口2に対して上昇移
動又は下降移動して開放又は閉鎖となる。
【0038】また、この電動モータ18と巻取シャフト
4などにて構成される駆動機構20には、ブレーキ機構
21が備えられている。このブレーキ機構21は、図示
しないが、クラッチ板を有する電磁ブレーキ機構などに
て構成され、電動モータ18の出力軸に対して連結及び
離脱される構造とされている。そして、このブレーキ機
構21は、電動モータ18の作動時には通電され、電動
モータ18の出力軸に対してクラッチ板が後退・離脱
し、電動モータ18の作動が停止すると通電が断たれ、
内蔵するバネなどの付勢部材により、クラッチ連結され
て制動がかかるようになっている。
【0039】すなわち、シャッターカーテン7が巻き取
られて収納されている状態や、シャッターカーテン7が
中途で停止した際には、このブレーキ機構21が働き、
巻取シャフト4の回転を制止させシャッターカーテン7
の昇降移動を停止し、シャッターカーテン7の繰り出し
を規制して下降しないように保持するようになってい
る。
【0040】また、このブレーキ機構21には、ブレー
キ解除機構としての自動閉鎖装置22が接続されてい
る。この自動閉鎖装置22は、図6に示すように、ブレ
ーキ機構21に隣接して配設され、このブレーキ機構2
1に連結されているとともに、煙や熱を感知するセンサ
などを備える制御盤(図示せず)に接続されている。そ
して、このセンサによる感知信号に基づき、ブレーキ機
構21に対して、その作動状態である駆動機構20側の
回転の制止状態を解除するようにクラッチ連結状態を解
除させ、すなわち巻取シャフト4の回転を可能とするよ
うになっている。
【0041】また、この自動閉鎖装置22には、ブレー
キ機構21に対するクラッチ連結状態の解除状態を解
き、ブレーキ機構21を作動状態に復帰させる、すなわ
ち、駆動機構20側の回転の制止状態を再び作動させる
復帰レバー(図示せず)が内蔵されている。
【0042】この復帰レバーは、自動閉鎖装置22の外
部に延出するワイヤ23が連結されており、このワイヤ
23を牽引することで、この復帰レバーを作動させ、ブ
レーキ機構21を作動状態とする、すなわちブレーキ機
構21を復帰状態とするようになっている。
【0043】次に、ブレーキ復帰手段としての復帰機構
24は、図6に示すように、駆動機構20の電動モータ
18に近接して配設されている。
【0044】この復帰機構24は、図7に示すように、
基板25に一対の軸受26を介してスクリューシャフト
27が回転自在に取り付けられ、このスクリューシャフ
ト27にはスライダ28が螺合されている。このスライ
ダ28には図示しない回り止め構造、例えば基板25の
板面を摺動するブロック状の構造を備えており、スクリ
ューシャフト27が回転することによりその軸芯方向に
スライダ28が移動するようになっている。
【0045】スクリューシャフト27の一端は、基板2
5より延出し、受動歯車29が配設され、この受動歯車
29には、電動モータ18の出力軸に配設される出力歯
車30に、アイドラ31を介して連動連結され、その回
転が伝達されるようになっている。
【0046】また、スライダ28には、図7に示すよう
に、軸芯に対して直交して突出する連結突起32が設け
られている。そして、この連結突起32には、自動閉鎖
装置22より延出するワイヤ23の先端が連結されてい
る。
【0047】次に、以上のように構成された第一の実施
の形態のシャッター装置1の動作について、火災などの
非常時においての説明をする。
【0048】シャッター装置1は、通常、開放状態とな
っており、シャッターカーテン7は巻取シャフト4に巻
回されてシャッター収納部3内に収納され、ブレーキ機
構21により、その巻回状態が保持されている。
【0049】建物内で火災などが発生し、センサがその
火災による煙若しくは炎や熱を感知すると、その感知信
号に基づき、制御盤が自動閉鎖装置を作動させる。
【0050】自動閉鎖装置22は、ブレーキ機構21に
対して、その作動状態である駆動機構20側の回転の制
止状態を解除するようにクラッチ連結状態を解除させ
る。
【0051】これにより、巻取シャフト4は回転が可能
となり、このことから、巻取シャフト4に巻回されてい
るシャッターカーテン7が、自重によって降下を開始
し、左右ガイドレール5間をこれらガイドレール5に案
内されて降下移動し、自動的に閉鎖動作となる。
【0052】シャッターカーテン7が降下動作を開始
し、順次繰り出されると同時に、復帰機構24のスクリ
ューシャフト27がアイドラ31及び受動歯車29を介
して回転を開始する。
【0053】このスクリューシャフト27の回転が開始
されると、これに螺合されているスライダ28がスクリ
ューシャフト27の一端側(図7中右端)から他端側
(図7中左端)へ軸線方向にスライド移動を始め、この
スライダ28に連結されているワイヤ23を徐々に牽引
する。
【0054】シャッターカーテン7の下部のシートカー
テン部9が建物開口2の下縁(床面)に当接し、建物開
口2を閉鎖となると、復帰機構24のスライダ28はス
クリューシャフト27の他端側まで移動され、これによ
り、ワイヤ23が牽引状態となって、自動閉鎖装置22
の復帰レバーを復帰位置とさせることとなる。
【0055】すると、この自動閉鎖装置22は、ブレー
キ機構21の駆動機構20側へのブレーキ状態の解除状
態が解かれ、ブレーキ機構21を作動させることとな
る。すなわち、巻取シャフト4の回転を制動し、シャッ
ターカーテン7の降下動作を停止させる。
【0056】なお、この閉鎖状態においては、シャッタ
ーカーテン7のシートカーテン部9は、カーテン部8に
対して吊下されて展張状態であり、また、このシートカ
ーテン部9の下縁の座板部材11の両端に配設される転
動ローラ16,17が、ガイドレール5の下端に配設さ
れる枠体6と係合される状態となり、これにより、シー
トカーテン部9に対して風などの煽りを受けても、ガイ
ドレール5から両縁が抜け出てしまうことがない。
【0057】従って、このように構成されたシャッター
装置1によれば、シャッターカーテン7をカーテン部8
とシートカーテン部9とで構成し、シート材よりなるシ
ートカーテン部9をカーテン部8に対して吊下状態に連
結した構造としたので、このシャッターカーテン7が建
物開口2を閉鎖動作すなわち降下動作となる際に、シャ
ッターカーテン7の下方に物などがあってもシートカー
テン部9が当接状態となり、また、このシートカーテン
部9が展張された状態でシャッターカーテン7は閉鎖動
作を停止する構成であることから、このシャッターカー
テン7にて建物開口2の位置で挟まれても、シャッター
カーテン7の全重量を受けることなくシート材の重量の
みとされ、しかも、材質が柔軟な素材とされ剛性がない
ことから、このシャッターカーテン7と建物開口2の下
縁(床面)部分とに挟まってしまうことがあっても、そ
の物に対して大きな損傷などを与えることがない。
【0058】また、降下したシャッターカーテン7に物
などが挟まってしまっても、シャッターカーテン7の下
部がシート材よりなるシートカーテン部9であることか
ら、この閉鎖状態となっているシャッターカーテン7の
下部から引き出すことが可能であり、再度シャッターカ
ーテン7を上昇させるなどの煩雑さがなくなる。
【0059】さらに、このシャッター装置1では、復帰
機構24により、自動閉鎖装置22の動作であるブレー
キ機構21の解除状態を解き、この自動閉鎖装置22の
働きを無効にして、ブレーキ機構21を復帰状態、すな
わちブレーキ機構21が働く状態としてシャッターカー
テン7の降下動作を停止させるので、シャッターカーテ
ン7は確実に停止状態となり、このシャッターカーテン
7の下部に構成されるシートカーテン部9を、カーテン
部8に対して吊下状態とし、かつ展張状態とさせること
となる。
【0060】そして、建物の開口2をシャッターカーテ
ン7で閉鎖できるので、例えば防火区画を構成させるこ
とが可能となる。
【0061】さらに、シートカーテン部9の下縁の座板
部材11の両端に配設される転動ローラ16,17によ
り、シャッターカーテン7の昇降動作の際に、ガイドレ
ール5内を転動することとなって、その動作がスムーズ
なものとなり、また、シャッターカーテン7の閉鎖状態
においては、これら座板部材11の両端に配設される転
動ローラ16,17が、ガイドレール5の下端に配設さ
れる枠体6と係合される状態となり、これにより、シー
トカーテン部9に対して風などの煽りを受けても、ガイ
ドレール5から両縁が抜け出てしまうことがない。
【0062】なお、上述した実施の形態では、シャッタ
ーカーテン7の下部に吊下状態に連結されるシートカー
テン部9の下縁を建物開口2の下縁(床面)に当接する
位置である建物開口2の全閉状態でブレーキ機構21を
復帰させ、シャッターカーテン7の降下を停止させる構
成の例について述べたが、シャッターカーテン7の降下
途中で、その降下動作を停止させる構成も可能である。
すなわち、上記した復帰機構24を構成するスライダ2
8の移動距離を変更させることで、所望の位置にてブレ
ーキ機構21がその作動を復帰させるように構成でき、
これにより、シャッターカーテン7を任意の位置で停止
できることとなる。
【0063】また、上述では、火災などの非常時におけ
る動作の説明をしたが、シャッターカーテン7が、シー
トカーテン部9を吊下状態として建物開口2を閉鎖する
ので、建物開口2の幅全域に渡る下縁部分の床面等にシ
ャッターカーテン7の全体重量がかからず、これによ
り、建物開口2の下縁部分が軟弱な地盤であっても、そ
の開口2を閉鎖できることとなる。
【0064】第二の実施の形態 次に、第二の実施の形態について説明する。なお、以下
に説明する実施の形態において、上述した第一の実施の
形態と同一個所には同一番号を付して説明する。
【0065】この第二の実施の形態におけるシャッター
装置1は、前述した第一の実施の形態と同構成であり、
図8に示すように、建物の出入口等の開口部分となる建
物開口部分2の上方にシャッターケースなどのシャッタ
ー収納部3が配設され、その内部に、シャッターカーテ
ン7を巻き取る巻取シャフト4が配設されている。ま
た、建物開口2の左右両縁には、断面略コ字状のガイド
レール5がそれぞれ配設され、シャッターカーテン7の
左右両側縁部がこのガイドレール5の溝内に挿入されて
昇降移動を案内するようになっている。
【0066】また、シャッター装置1を構成するシャッ
ターカーテン7は、前述した第一の実施の形態と同様
で、左右に長尺な略短冊形状に形成される例えば鋼板を
素材とする板部材としてのスラット部材8aを、上下縁
部にて互いに連結して多数連続させて構成されるカーテ
ン部8と、防炎薬剤などにて処理されている着炎しにく
い特性を有する防火布地など、防炎加工の施されている
不燃材料,準不燃材料,若しくは難燃材料、例えばシリ
カクロスやガラスクロスなどよりなるシートカーテン部
9とで構成されている(図2参照)。
【0067】そして、このシャッターカーテン7は、カ
ーテン部8の下縁にシートカーテン部9が連結されて構
成され、カーテン部8に対して、シートカーテン部9が
吊下状態とされている。なお、このシートカーテン部9
は、本実施の形態では、高さが50〜60cmに設定さ
れている。
【0068】また、このシャッターカーテン7を構成す
るシートカーテン部9の最下縁には、第一の実施の形態
と同様に、平滑な略短冊板状に形成される枠状部材とし
ての座板部材11が、板面が略垂直となって配設されて
いる。
【0069】座板部材11は、両端が左右一対のガイド
レール溝内に位置するよう延出され、その端部には、ガ
イド部12が配設されている(図3参照)。
【0070】このガイド部12は、ブラケット13と複
数の転動ローラ16,17とで構成されている。ブラケ
ット13は、略矩形状に形成される板材よりなり、座板
部材11の端部に、板面が略垂直となって座板部材11
の端部より延出するように設けられている。ブラケット
13の先端縁部には、中央に、板面に沿って真直に延出
する底部支持片14と、この底部支持片14の上下にそ
れぞれ位置し、ブラケット本体の板面に対して直角に折
曲形成される一対の側方支持片15とが形成されてい
る。
【0071】これら底部支持片14と各側方支持片15
には、それぞれ転動ローラ16,17が回動自在に軸支
され配設されており、底部支持片14に配設される転動
ローラ16は、座板部材11の厚さ方向に突出するよう
に、すなわちこの厚さ方向を軸線方向として設けられて
おり、ガイドレール5の溝底部に接触可能とされ、各側
方支持片15に配設される転動ローラ17は、底板支持
片14の転動ローラ16とは直交する方向を軸線とされ
て、ガイドレール5の溝内における対向する内側面に接
触可能となっている。
【0072】また、図8に示すように、建物開口2の左
右両縁に配設される断面略コ字状の各ガイドレール5の
それぞれ下端には、規制手段としての略角柱形状の枠体
よりなるストッパ部33が、溝開口の一側に沿って略垂
直に固設され、これらガイドレール5の各溝開口の開口
幅を狭めるようになっている。
【0073】これらストッパ部33は、上端に水平面と
傾斜面を有しており、また、その高さとなる長さが、シ
ャッターカーテン7を構成するシートカーテン部9の高
さ幅と略同尺に形成されている。また、ストッパ部33
により狭められるガイドレール5の溝開口の開口幅は、
シートカーテン部9の座板部材11が移動可能な幅長と
される。
【0074】次に、以上のように構成された第二の実施
の形態のシャッター装置の動作について、火災などの非
常時においての説明をする。
【0075】シャッター装置1は、通常、開放状態とな
っており、シャッターカーテン7は巻取シャフト4に巻
回されてシャッター収納部3内に収納され、ブレーキ機
構21により、その巻回状態が保持されている。
【0076】建物内で火災などが発生し、センサがその
火災による煙若しくは炎や熱を感知すると、その感知信
号に基づき、制御盤が自動閉鎖装置を作動させる。
【0077】自動閉鎖装置22は、ブレーキ機構21に
対して、その作動状態である駆動機構21側の回転の制
止状態を解除するようにクラッチ連結状態を解除させ
る。
【0078】これにより、巻取シャフト4は回転が可能
となり、このことから、巻取シャフト4に巻回されてい
るシャッターカーテン7が、自重によって降下を開始
し、左右ガイドレール5間をこれらガイドレール5に案
内されて降下移動し、自動的に閉鎖動作となり、シャッ
ターカーテン7は順次繰り出されて建物開口2を閉鎖す
る。
【0079】そして、シャッターカーテン7の下部のシ
ートカーテン部9が建物開口2の下縁(床面)に当接
し、建物開口2を閉鎖となると、同時にカーテン部8の
両側縁における下縁がガイドレール5内のストッパ部3
3の水平面となっている上端に当接し(図2参照)、こ
れにより、シャッターカーテン7の降下動作が停止とな
る。すなわち、シャッターカーテン7のカーテン部8の
両側縁の下縁が、左右両ガイドレール5内において各ス
トッパ部33に乗り上げ、その降下動作を停止される。
【0080】さらに、シートカーテン部9の下縁の座板
部材11の両端に配設される転動ローラ16,17によ
り、シャッターカーテン7の昇降動作の際に、ガイドレ
ール5内を転動することとなって、その動作がスムーズ
なものとなり、また、シャッターカーテン7の閉鎖状態
においては、シャッターカーテン7のシートカーテン部
9は、カーテン部8に対して吊下されて展張状態であ
り、また、このシートカーテン部9の下縁の座板部材1
1の両端に配設される転動ローラ17が、座板部材11
の厚さ方向に対して突出しており、ガイドレール5の下
端に配設されるストッパ部33と当接可能とされて係合
される状態となり、すなわち、転動ローラ17がこのス
トッパ部33に係合してシートカーテン部の抜け止めを
構成する突出部となり、これにより、シートカーテン部
9に対して風などの煽りを受けても、ガイドレール5か
ら両縁が抜け出てしまうことがない。
【0081】従って、このように構成されたシャッター
装置1によれば、上述した第一の実施の形態と同様に、
シャッターカーテン7をカーテン部8とシートカーテン
部9とで構成し、シート材よりなるシートカーテン部9
をカーテン部8に対して吊下状態に連結した構造とした
ので、このシャッターカーテン7が建物開口2を閉鎖動
作すなわち降下動作となる際に、シャッターカーテン7
の下方に物などがあってもシートカーテン部9が当接状
態となり、また、このシートカーテン部9が展張された
状態でシャッターカーテン7は閉鎖動作が停止される構
成であることから、このシャッターカーテン7にて建物
開口2の位置で挟まれても、シャッターカーテン7の全
重量を受けることなくシート材の重量のみとされ、しか
も、材質が柔軟な素材とされ剛性がないことから、この
シャッターカーテン7に挟まってしまうことがあって
も、その物に対して大きな損傷などを与えることがな
い。
【0082】また、降下したシャッターカーテン7に物
などが挟まってしまっても、シャッターカーテン7の下
部がシート材よりなるシートカーテン部9であることか
ら、この閉鎖状態となっているシャッターカーテン7の
下部から引き出すことが可能であり、再度シャッターカ
ーテン7を上昇させるなどの煩雑さがなくなる。
【0083】さらに、このシャッター装置1では、建物
開口2の左右両縁に配設される各ガイドレール5内に角
柱状のストッパ部33を配設させた簡素な構造で、シャ
ッターカーテン7の停止位置を設定でき、このシャッタ
ーカーテン7の鋼板などにて構成されるカーテン部8の
重量をこのストッパ部33にて停止させてしまうので、
カーテン部8の重量が、建物開口2の下縁(床面)にか
からず、シートカーテン部9がカーテン部8の下縁に対
して吊下されるのみの状態であり、かつ展張される状態
とさせることとなる。
【0084】そして、建物の開口2をシャッターカーテ
ン7で閉鎖できるので、例えば防火区画を構成させるこ
とが可能となる。
【0085】さらに、シャッターカーテン7の閉鎖状態
においては、シートカーテン部9の下縁の座板部材11
の両端に配設される転動ローラ16,17が、ガイドレ
ール5の下端に配設される枠体6と係合される状態とな
り、これにより、シートカーテン部9に対して風などの
煽りを受けても、ガイドレール5から両縁が抜け出てし
まうことがない。
【0086】また、上述では、火災などの非常時におけ
る動作の説明をしたが、シャッターカーテン7が、シー
トカーテン部9を吊下状態として建物開口2を閉鎖する
ので、建物開口2の幅全域に渡る下縁部分の床面等にシ
ャッターカーテン7の全体重量がかからず、これによ
り、建物開口2の下縁部分が軟弱な地盤であっても、そ
の開口2を閉鎖できることとなる。
【0087】なお、上述した実施の形態では、規制手段
として、左右ガイドレール5内に角柱形状のストッパ部
33にて構成する、すなわち不動部材側に設けられる例
について述べたが、シャッターカーテン7の降下途中
で、その降下動作を停止させる構成であり、その停止状
態において、シートカーテン部9がカーテン部8に対し
て吊下状態となれば、他の構造としてもよく、例えば、
ガイドレール等の不動部材ではなく、シャッターカーテ
ン等の移動部材に規制手段を設ける構成や、この移動部
材と前記不動部材との両方に規制手段を設ける構成等、
規制手段の配設位置については限定されるものではな
い。
【0088】例えば、シャッターカーテン等の移動部材
に規制手段を設ける構成としては、シャッターカーテン
7を構成するカーテン部8の、左右ガイドレール5内に
位置する左右両側縁における下縁に、このカーテン部8
に対して吊下状に左右一対の杆状部を設け、これら杆状
部をシートカーテン部9の左右両側縁に位置するよう構
成して、シャッターカーテン7が降下し建物開口2を閉
鎖状態となると、両杆状部の下端がガイドレール5内に
おける建物開口2の下縁(床面)に当接し、このシャッ
ターカーテン7の降下動作を停止状態とする構造として
もよい。この場合、両杆状部は、カーテン部8に一体構
造で構成されることとしてもよく、また、カーテン部8
に対して吊下状に別体構造で構成されてもよい。また、
両杆状部とシートカーテン部9を構成するシート材とは
互いに連結されない構造としてもよく、また、シートカ
ーテン部9に設けられる座板部材11の両端が両杆状部
に、この杆状部の長手方向にスライド自在とされて嵌合
される等の連結した構造としてもよい。
【0089】また、この規制手段としては、シャッター
カーテン7の下降移動が開始されると、この下降移動を
常時検知し、シートカーテン部9の下縁が建物開口2の
下縁に当接して、建物開口2が閉鎖される状態を検出す
る検出手段、例えば、巻取シャフト4の回転を検出する
カウンタ式リミットやタコジェネ,ホールIC、下限の
位置を検出するマグネット等よりなる近接センサや光電
管(受発光)センサ,マイクロスイッチ,リミットスイ
ッチなどを備え、このセンサなどの検出手段の信号等に
基づきシャッターカーテン7の下降移動を停止させてし
まう制動手段、例えば、再びブレーキ機構21を作動さ
せるなどの手段より構成されるものとしてもよい。
【0090】さらに、この規制手段としては、例えば、
シャッターカーテン7を構成するカーテン部8にワイヤ
を連結し、このワイヤが進退する構造をシャッター収納
部3内などに配置し、シャッターカーテン7を停止させ
る位置にて、このワイヤにてカーテン部8が吊下される
ように長さを設定させ、このカーテン部8の降下を停止
させてしまう構造などとしてもよく、さらには、シャッ
ターカーテン7自体の長さを建物開口2の高さと略同等
の長さとなるように構成し、この建物開口2を閉鎖した
状態で、シャッターカーテン7が巻取シャフト4に吊下
されるように、この巻取シャフト4自体を規制手段とし
て構成してもよい。
【0091】また、上述した第一,第二の各実施の形態
では、シャッターカーテン7が、電動モータ18を駆動
源として、建物開口2に対し昇降を行い、すなわち開閉
の行われるシャッター装置1として説明したが、非常時
にのみ、建物開口2を閉鎖するシャッター装置としても
よい。すなわち、通常時には、シャッターカーテン7が
シャッター収納部3に収納されており、火災などの非常
時にブレーキ機構21が解除され、シャッターカーテン
7が建物開口2を降下し、この建物開口2を閉鎖するシ
ャッター装置としてもよい。
【0092】さらに、上述した各実施の形態では、シャ
ッターカーテン7の構成について、防火構造とした説明
をしたが、防火区画を形成する防火シャッター装置を構
成する場合は、ガイドレール5やシャッター収納部3な
ど、シャッター装置を構成する各部が、耐火・不燃性の
素材にて構成されることは言うまでもない。
【0093】また、上述した各実施の形態では、防火区
画を形成するシャッター装置1とした例について説明し
たが、本発明のシャッター装置は、これに限定されるこ
とはなく、通常のシャッター装置、すなわち、家屋など
の建物に設置されるシャッター装置や、防犯のために設
置されるシャッター装置などに適応してもよい。
【0094】さらに、上述した各実施の形態では、シャ
ッターカーテン7を構成するシートカーテン部9を、防
炎加工の施されている不燃材料などとした例について述
べたが、防火区画を形成する防火用シャッター装置とし
て構成しないシャッター装置とするのであれば、このシ
ートカーテン部9は不燃材料を素材として構成しなくて
もよく、例えば、塩化ビニル樹脂やポリウレタン,ポリ
エチレンなどの可撓性,柔軟性を有する樹脂製シート材
や、ゴムシート材、織布,不織布などの布、ワイヤメッ
シュなどのネット、金属箔、さらには、これらの素材を
複合して成形したシート材などにて構成してもよい。
【0095】また、上記したシートカーテン部9を、上
述した各実施の形態では、高さを50〜60cmと設定
した例について述べたが、このシートカーテン部9は、
この高さに限定されることはなく、任意の高さに設定
し、構成されれば良く、好ましくは人が通過することの
可能な高さとする。
【0096】さらに、上述した各実施の形態では、シャ
ッターカーテン7の構成を、カーテン部8とシートカー
テン部9とで構成し、上部を鋼板よりなる短冊板状のス
ラット部材8aにて構成されるカーテン部8とし、この
カーテン部8の下縁にシートカーテン部9が連結される
構成として、互いの連結構造について詳述していない
が、これらを連結する手段としては、例えばビスやネ
ジ,リベット等の締結部材を用いて連結してもよく、ま
た、接着剤等にて互いを直接密着し連結する構造、さら
には、別構成の連結部材を介して連結固定することとし
てもよい。なお、この連結部分については、このシャッ
ターカーテン7を防火シャッターとして構成させる場合
には、これらの締結部材や接着剤,連結部材などは耐
火,不燃性の素材とする。
【0097】また、このシャッターカーテン7は、上記
したような、カーテン部8とシートカーテン部9との組
み合わせに限定されることはなく、カーテン部8と同等
の鋼板を素材とするスラット部材8aのみにて構成され
るシャッターカーテンとしてもよく、また、シートカー
テン部と同等のシート材のみにて構成されるシャッター
カーテンとしてもよい。さらには、このシャッターカー
テン7は、パネル板を連結した構造のパネルカーテンに
て構成してもよく、また、パイプ材等の中空或いは中実
の棒状部材を上下に複数連結したグリルカーテンにて構
成してもよい。なお、これらシャッターカーテンを構成
する各部材の素材についても、スチール,アルミ,ステ
ンレスなどの金属や、木質材、硬質樹脂など限定される
ものではない。
【0098】また、シャッターカーテン7をシート材の
みにて構成する場合には、一枚のシート材で構成しても
よく、また、シート材を伸張するために下縁に、上記し
た実施の形態の枠状部材と同様の座板を設ける構成とし
てもよく、さらには、シート材の中途の一箇所又は複数
箇所に桟部材を設けてもよい。この場合の座板や桟部材
は、板状の部材としてもよく、角柱状の部材や円柱状の
部材、ワイヤ状の可撓性を有する長尺部材、また建物開
口2の間口幅にわたって連続する長尺な形状とされてな
くてもよく、複数に分割されている構造などとしてもよ
く、さらに、これら部材の素材も、金属や樹脂など、限
定されるものではない。
【0099】さらに、シャッターカーテン7は、その厚
さ方向に二重の構造としてもよく、例えば、スラット部
材にて構成されるカーテン部とシート材にて構成される
シートカーテン部とを厚さ方向に重合状に構成させても
よい。そして、シートカーテン部の下縁部分を、カーテ
ン部よりも吊下状となるようにやや長尺とする構造とし
てもよい。
【0100】また、上述した各実施の形態では、シャッ
ターカーテン7の構造を、上部をカーテン部8とし、下
部をシートカーテン部9とした構成の例について述べた
が、このような上部をカーテン部,下部をシートカーテ
ン部とする構成の他に、例えば上部をシートカーテン
部,下部をカーテン部、または、上部と下部をカーテン
部とし、中間部をシートカーテン部とする構成など、組
み合わせは任意としてよく、さらには、上記したパネル
カーテンやグリルカーテンなどとも組み合わせてシャッ
ターカーテン7を構成してもよい。
【0101】さらに、上述した各実施の形態では、シャ
ッターカーテン7の収納状態について、巻取シャフト4
に巻回されてシャッター収納部3に収納される例として
述べたが、シャッターカーテン7の収納状態について
は、これに限定されるものではなく、折り畳みによって
収納される構成や、垂直上方向又は略水平方向に送るこ
とで収納する構成などとしてもよい。
【0102】また、上述した各実施の形態では、ガイド
レール5内を移動し、シートカーテン部9の下縁におけ
る両端に配設されるガイド部12の底部支持片14に設
けられた転動ローラ16を枠体6、またはストッパ部3
3に係合可能な突出部とした例について述べたが、この
突出部は、ローラにて構成しなくてもよく、例えば鉤状
に先端が折曲形成されている構造とされていてもよく、
狭幅状に形成されたガイドレール5すなわち奥拡がり形
状のガイドレールと互いに係合される構造とされていれ
ばよい。
【0103】さらに、このシャッターカーテン7のガイ
ドレール5からの抜け止めを行う突出部は、シャッター
カーテン7の高さ方向におけるどの位置に配設されてい
てもよく、シャッターカーテン7の任意の位置における
ガイドレール5内に位置するシャッターカーテン7の側
縁部分であれば、上述した実施の形態のような下縁部分
に限定されることはなく、好ましくは、シートカーテン
部9を構成する部分における左右両側縁に配設する。な
お、このシートカーテン部に突出部を配設する構成とす
る場合、この突出部とシート材との結合構造を強固なも
のとするために、シート片や板片などを重合して下地補
強を行うことが好ましく、また、シート材の幅方向にわ
たる桟部材を設け、この桟部材の両端に突出部を設ける
構成とすることが好ましい。また、この突出部は、シャ
ッターカーテン7の高さにもよるが、左右両側縁におけ
る上下方向の複数箇所に配設する構成としてもよい。
【0104】また、上述した実施の形態において、シャ
ッターカーテン7の閉鎖動作である自重による降下につ
いて、ブレーキ機構21の解除が行われることで、シャ
ッターカーテン自体の重量のみで全開状態から降下動作
が行われる例として説明したが、このシャッターカーテ
ン7の閉鎖動作である自重による降下は、少なくとも高
さ方向の中途位置より下方向以降がシャッターカーテン
自体の重量のみで降下動作が行われることとしてもよ
く、例えば、全開状態からの降下動作の当初において
は、電動モータ等の助勢手段によって降下を開始させ、
降下中途位置にて、この助勢手段から自重のみによる降
下動作に切り替わる構成としてもよい。この降下動作の
切り替わる構成としては、シャッターカーテンの降下過
程における中途位置に、切替位置を設定して配設し、こ
の位置を検知することで助勢手段から自重による降下へ
切り替えることとしてもよく、また、降下動作中におけ
る停電発生などの不測要素を要因として切り替える構成
としてもよい。なお、助勢手段による降下動作から自重
による降下動作への切り替え時においては、例えば、助
勢手段を電動モータとして構成した場合、この切り替え
時に電動モータをブレーキ機構などにて停止させ、シャ
ッターカーテンの降下を一時停止し、その後にこのブレ
ーキ機構を解除することによりシャッターカーテンを自
重にて降下させる構成としてもよく、或いは、一時停止
させずに切り替え、助勢手段による降下動作を切替位置
にて自重降下へ連続移行させるような構成としてもよ
い。
【0105】
【発明の効果】以上説明したように本発明のブレーキ復
帰手段を備えたシャッター装置によれば、降下するシャ
ッターカーテンに対して、予め定められている任意の高
さ位置にて、ブレーキ復帰手段がブレーキ解除機構の解
除状態を解き、ブレーキ機構を作動させて、シャッター
カーテンを停止させる。すなわち、シャッターカーテン
は、ブレーキ機構にて停止することとなり、シャッター
カーテンの重量が、建物開口の下縁、例えば床面にかか
ることなく、この建物開口の閉鎖を行うことができる。
【0106】また、規制手段を備えたシャッター装置に
よれば、降下するシャッターカーテンに対して、予め定
められている任意の高さ位置にて、規制手段がシャッタ
ーカーテンを停止させる。すなわち、シャッターカーテ
ンは、規制手段にて閉鎖を停止されることとなり、シャ
ッターカーテンの重量が、建物開口の下縁、例えば床面
にかかることなく、この建物開口の閉鎖を行うことがで
きる。
【0107】さらに、この規制手段をストッパ部や杆状
部材にて構成したシャッター装置によれば、これらスト
ッパ部や杆状部材にてシャッターカーテンの降下が停止
され、また、これらストッパ部や杆状部材にて停止され
るシャッターカーテンの上方が、自立的に形状維持する
剛性を有する構造とされていることから、シャッタカー
テンが弛むことなく建物の開口を閉鎖することができ
る。
【0108】また、シャッターカーテンをカーテン部と
シートカーテン部とし、シート材よりなるシートカーテ
ン部をカーテン部に対して吊下状態に連結した構成のシ
ャッター装置によれば、このシャッターカーテンが建物
開口を閉鎖動作すなわち降下動作となる際に、シャッタ
ーカーテンの下方に物などがあってもシートカーテン部
が当接状態となり、また、このシートカーテン部が展張
された状態でシャッターカーテンは閉鎖動作を停止する
構成であることから、このシャッターカーテンにて建物
開口の位置で挟まれても、シャッターカーテンの全重量
を受けることなくシート材の重量のみとされ、しかも、
材質が柔軟な素材とされ剛性がないことから、このシャ
ッターカーテンと建物開口の下縁部分とに挟まってしま
うことがあっても、その物に対して大きな損傷などを与
えることがないという効果がある。
【0109】さらに、このシャッター装置では、シャッ
ターカーテンの昇降移動を案内する各ガイドレールにス
トッパ部を配設させ、このストッパ部にシャッターカー
テンのカーテン部の下縁を当接させてその降下を停止さ
せる構造や、シートカーテン部の左右両側縁に位置させ
てカーテン部の両側縁における下縁に吊下状に連結し、
建物開口の下縁に当接する杆状部材を設ける構造など、
降下するシャッターカーテンを停止させる規制手段の構
造を簡素な構造で実現でき、これらストッパ部や杆状部
材にカーテン部の重量をかけ、シートカーテン部がカー
テン部に対して吊下されるのみの状態とするので、上述
したように、このシャッターカーテンにて建物開口の位
置で挟まれても、シャッターカーテンの全重量を受ける
ことなくシート材の重量のみとされ、しかも、材質が柔
軟な素材とされ剛性がないことから、このシャッターカ
ーテンと建物開口の下縁部分とに挟まってしまうことが
あっても、その物に対して大きな損傷などを与えること
がないという効果がある。
【0110】そして、建物の開口をシャッターカーテン
で閉鎖できることから、例えば防火区画を構成させるこ
とが可能となる。
【0111】また、このシャッター装置のシャッターカ
ーテンによる建物開口の閉鎖状態において、シャッター
カーテンの枠状部材の両端に配設される突出部が、奥拡
がり形状のガイドレールと係合される状態となり、これ
により、シャッターカーテンに対して風などの煽りを受
けても、ガイドレールから両縁が抜け出てしまうことが
なく、すなわち、建物開口の閉鎖状態を保つことが可能
となる。
【0112】そして、本発明のシャッター装置によれ
ば、上記したように、建物開口の下縁部分にシャッター
カーテンの重量をかけることなく、この建物開口の閉鎖
を行えることから、建物開口の下縁部分が、軟弱な地盤
である場合や、水面などの場合でも、その開口部分を閉
鎖することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるシャッター装置の第一の実施の形
態を示す正面図
【図2】同シャッター装置を構成するシャッターカーテ
ンの側断面図
【図3】同シャッターカーテンの正面図
【図4】同シャッターカーテンの平断面図
【図5】同シャッターカーテンの平断面図
【図6】同シャッター装置を構成する駆動機構部分の拡
大図
【図7】同シャッター装置を構成するブレーキ復帰機構
を示す平断面図
【図8】本発明によるシャッター装置の第二の実施の形
態を示す正面図
【符号の説明】
1…シャッター装置 2…建物開口 5…ガイドレール 7…シャッターカーテン 8…カーテン部 9…シートカーテン部 11…枠状部材(座板部材) 16…突出部(転動ローラ) 20…駆動機構 21…ブレーキ機構 22…ブレーキ解除機構(自動閉鎖装置) 24…ブレーキ復帰手段(復帰機構) 33…規制手段(ストッパ部)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物開口の上方に収容され、該建物開口
    空間を自重で降下するシャッターカーテンと、 該シャッターカーテンの停止状態を保持するブレーキ機
    構と、 該ブレーキ機構に連結され、該ブレーキ機構による前記
    シャッターカーテンの停止保持状態を解除するブレーキ
    解除機構と、 該ブレーキ解除機構に連結され、前記ブレーキ解除機構
    による前記ブレーキ機構の解除状態を解き、該ブレーキ
    機構を作動させ、降下する前記シャッターカーテンを、
    予め定められている任意の高さ位置にて停止させるブレ
    ーキ復帰手段と、 を備えたことを特徴とするシャッター装置。
  2. 【請求項2】 建物開口の上方に収容され、該建物開口
    空間を自重で降下するシャッターカーテンと、 該シャッターカーテンの降下を、予め定められている任
    意の高さ位置にて停止させる規制手段と、 を備えたことを特徴とするシャッター装置。
  3. 【請求項3】 前記規制手段は、前記シャッターカーテ
    ンの降下移動を案内する左右一対のガイドレールにそれ
    ぞれ配設されて、前記シャッターカーテンの両側縁にお
    ける一部に当接するストッパ部よりなり、 前記シャッターカーテンは、前記ストッパ部にて停止さ
    れた際に、少なくとも該ストッパ部の位置より上方を構
    成するシャッターカーテンが自立的に形状維持するよう
    に剛性を有する構造とされることを特徴とする請求項2
    記載のシャッター装置。
  4. 【請求項4】 前記規制手段は、前記シャッターカーテ
    ンの少なくとも一部に吊下状に連結されて設けられ、前
    記建物開口の下縁に当接する杆状部材よりなり、 前記シャッターカーテンは、前記杆状部材にて停止され
    た際に、少なくとも該杆状部材の位置より上方を構成す
    るシャッターカーテンが自立的に形状維持するように剛
    性を有する構造とされることを特徴とする請求項2記載
    のシャッター装置。
  5. 【請求項5】 前記シャッターカーテンは、左右に長尺
    な略短冊形状の板部材を上下に連結してなるカーテン部
    と、該カーテン部の下縁に吊下状態に連結されるシート
    材よりなるシートカーテン部とで構成されていることを
    特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載のシャッ
    ター装置。
  6. 【請求項6】 前記シートカーテン部のシート材は、防
    火性を有する素材よりなるシート材にて構成されること
    を特徴とする請求項5記載のシャッター装置。
  7. 【請求項7】 前記シャッターカーテンの降下移動を案
    内する建物開口の左右縁部に配設される一対のガイドレ
    ールが奥拡がり状に形成され、前記シャッターカーテン
    には前記両ガイドレール間に枠状部材が設けられ、該枠
    状部材の両端が前記一対のガイドレール内を摺動自在と
    されるとともに、該両端に、両ガイドレールの溝開口に
    対してガイドレール内から係合する突出部が設けられて
    いることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記
    載のシャッター装置。
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