JP5631653B2 - 開閉体装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ビル、工場などの建物の出入口や大きな部屋、通路、ホール空間あるいは地下街などの構造物などの開口部を仕切るためのシート状、スラット状又はパネル状の防火カーテンなどの遮蔽部材と防火戸からなる開閉体装置に係り、特に遮蔽部材が防火戸の側端部の一部をガイドレールとして利用して開閉動作する開閉体装置に関する。
一般に、床面積の大きいビル等の構築・構造物内部の通路やホール空間などには、火災発生時の延焼や煙の拡散を防止するために火災発生と同時に自動的に閉じるシート状、スラット状又はパネル状の防火カーテンなどの遮蔽部材を用いて、柱、壁、床などと共に3次元的に囲まれた空間、すなわち防火区画や防煙区画を形成するように動作する開閉体装置が備え付けられている。また、遮蔽部材の一部として防火戸などを用いることによって開口部を閉鎖するようにしたものもある。このようなシャッター装置には、火災以外の災害発生時や閉店時などに防火・防煙・防水・防風・防犯などのために開口部を仕切るために繰り出されるものもある。
最近では、図1に示すように開口部の両側端部にガイドレールを設けることなく、開口部の片側端部に設けられたガイドレール21と隣接する防火戸12の側端部にガイドレール22の機能を持たせて、シャッターカーテン4をガイドレール21と防火戸12の側端部ガイドレール22とに沿って閉鎖動作させるように構成された開閉体装置が提案されている。このように防火戸12にガイドレール22の機能を持たせた開閉体装置として、例えば、特許文献1に記載のようなものがある。
実用新案登録番号第3043893号公報
特許文献1に記載されたシャッターカーテンのガイドレールを扉の側端部に形成した開閉体装置は、床又は天井に設けた戸当り部に係止部を形成し、この係止部に係止する係止具を防火戸側に設けてある。また、防火戸の閉鎖動作に連動してシャッターカーテンを閉鎖動作させるための可動スイッチが戸当り部に設置してある。従って、防火戸が先に閉鎖して戸当たり部に当接し、係止具によって可動スイッチが押されることによってシャッターカーテンが閉鎖動作を開始するような構成になっている。
通常、防火戸は、図示していない防火戸用自動閉鎖装置(電磁レリーズ)によって開放状態となるように躯体壁面に拘束保持されている。火災発生時等の非常時には、防火戸用自動閉鎖装置は、防災信号BSを出力する防災盤等からの起動信号を入力することによって、または、危害防止用連動中継器からの起動信号を入力することによって、防火戸の拘束保持を解除する。防火戸用自動閉鎖装置の拘束保持が解除されると、防火戸は自重(所謂グラビティーヒンジ使用など)やばね力(クローザー使用など)などの付勢力によって閉鎖するように構成されている。すなわち、防火戸用自動閉鎖装置は、危害防止用連動中継器に設けられた外部機器電源供給端子に電気的に接続されており、防災信号BSを出力する防災盤等からの起動信号を入力、または、危害防止用連動中継器からの起動信号の入力に応じて防火戸の拘束を解き、防火戸を閉鎖させている。
通常、防火戸用自動閉鎖装置は、防火戸側に設けられた係合金具を拘束するフックプレートが躯体壁面側に設けられており、火災発生時等には、上述のように危害防止用連動中継器からの信号に応じて躯体壁面に設けられたソレノイドなどを駆動させてフックプレートを係合金具から開放している。
このような防火戸用自動閉鎖装置を備えた防火戸などを火災発生時等の非常時以外の日常の管理のための開閉体装置として利用する場合に、開閉体を閉鎖動作させるために手動で防火戸に閉鎖方向への力を加え、防火戸用自動閉鎖装置のフックプレートを係合金具から強制的に開放しなければならなかった。従って、閉鎖動作のたびに強制的な力が防火戸用自動閉鎖装置のフックプレートに加わることとなり、その機構部分が破損するなどの障害の発生する可能性があった。また、防火戸を強制的に閉鎖させるという作業は使用者に取って使い勝手が悪く、煩わしいこともある。
本発明の目的は、案内溝を備えた防火戸のような遮蔽戸手段の閉鎖に連動して、案内溝に沿って開閉体手段の閉鎖を開始するように構成された開閉体装置を日常の管理用開閉体装置として利用する際に遮蔽戸手段の閉鎖時に使い勝手等をよくすることができるように構成された開閉体装置を提供することにある。
本発明の開閉体装置の特徴は、開口部の周縁部横側に設けられた第1の収納部内に収納された状態から回転移動して前記周縁部に設けられた戸当たり部に接触停止することによって前記開口部の一部分を仕切る遮蔽戸手段と、前記開口部の周縁部上側に設けられた第2の収納部内に収納された状態から前記周縁部上側に設けられた出入口部を通過するように繰り出され、前記戸当たり部に接触停止後の前記遮蔽戸手段の側端部側に形成されている案内溝手段に沿って下降して、前記遮蔽戸手段によって仕切られなかった前記開口部の残りの部分を仕切る開閉体手段と、前記第1の収納部又は前記遮蔽戸手段のいずれか一方に設けられ、前記第1の収納部又は前記遮蔽戸手段の他方の係合部に係合することによって前記遮蔽戸手段を前記第1の収納部内に保持し、制御信号を入力することによって前記保持状態を解除して前記遮蔽戸手段を前記第1の収納部から回転移動させる遮蔽戸用自動閉鎖手段と、前記遮蔽戸手段が前記戸当たり部に接触停止状態にあることを示す接触停止信号を入力することによって前記開閉体手段を前記第2の収納部から繰り出させる開閉体用自動閉鎖手段と、前記開口部が全開状態にあって防災信号や非常閉鎖信号が発生した場合には、その入力に応じて前記遮蔽戸用自動閉鎖手段に前記制御信号を出力して前記遮蔽戸手段を回転移動させ、前記遮蔽戸手段が前記戸当たり部に接触停止した後は前記接触信号の入力に応じて前記開閉体手段を繰り出して前記開口部を全閉状態とし、前記開口部が全開状態にあって開閉停スイッチの中の閉スイッチの操作に対応した閉信号が発生した場合には、その入力に応じて前記遮蔽戸用自動閉鎖手段に前記制御信号を出力して前記遮蔽戸手段を回転移動させ、前記遮蔽戸手段が前記戸当たり部に接触停止した後は前記開閉停スイッチの入力状態に応じて前記開閉体手段の開閉停動作を制御するように構成された制御手段とを備えたことにある。
遮蔽戸手段である防火戸などは、ビル、住宅、工場、倉庫等の建物などの構造物における出入口や窓部あるいは内部の通路や空間などの開口部の一部を仕切る(閉鎖する)ものである。この防火戸は、通常は開口部の周縁部横側に設けられた収納部に収納されている。災害発生時には、この周縁部横側に収納された状態から回転移動して周縁部の例えば上(天井)側又は下(床)側に設けられた戸当たり部に当接することによって停止して、開口部の一部を仕切る。開閉体手段であるシャッターカーテンは、開口部の片側端部に設けられた案内溝手段(ガイドレール)と隣接する防火戸の側端部に形成された案内溝手段(ガイドレール)に沿って開口部の周縁部上側の出入口部を通過して繰り出され、防火戸によって仕切られなかった開口部の残りの部分を仕切る(閉鎖する)。通常、防火戸は戸袋などの収納部内に係合部材によって拘束されており、火災発生時等の非常時には、危害防止用連動中継器からの起動信号を入力した防火戸用自動閉鎖装置によってその係合部材の拘束が解除され、閉鎖動作を開始するように構成されている。また火災発生時等の非常時以外に日常の管理のため防火戸とシャッターカーテンを閉鎖させることがある。この時、防火戸用自動閉鎖装置は物理的に手動で防火戸に閉鎖方向への力を加え、強制的に係合部材の拘束を解除させていた。
この発明では、電気式手動閉鎖装置である開閉停スイッチの中の閉スイッチが人為的に操作され、その操作に対応した閉信号が発生した場合に、防火戸と防火戸用自動閉鎖手段との間の係合状態を解除し、防火戸を回転移動させて閉鎖動作を開始し、防火戸が戸当たり部に接触停止した後は開閉停スイッチの入力状態に応じてシャッターカーテンの開閉停の動作を制御するようにした。これによって、案内溝を備えた防火戸及びこの案内溝に沿って閉鎖する開閉体手段とからなる開閉体装置を日常の管理用の開閉体装置として利用することができる。
本発明によれば、案内溝を備えた防火戸のような遮蔽戸手段の閉鎖に連動して、案内溝に沿って開閉体手段の閉鎖を開始するように構成された開閉体装置を日常の管理用開閉体装置として利用する際の遮蔽戸手段の閉鎖を自動的に行なうことができるという効果がある。
従来の開閉体装置の一例を示す図である。 本発明に係る開閉体装置である防火シャッター装置の概略構成を示す図である。 ガイドレール内に電気式手動閉鎖装置を設置する場合の一例を示す図である。 ガイドレール内に電気式手動閉鎖装置を設置する場合の変形例の前半部を示す図である。 ガイドレール内に電気式手動閉鎖装置を設置する場合の変形例の後半部を示す図である。 開閉体装置が防災時に開口部を閉鎖する際の動作の一例を示すフローチャート図である。 本発明に係る開閉体装置が管理併用時に開口部を閉鎖する際の動作の一例を示すフローチャート図である。 本発明に係る開閉体装置が防災用として閉鎖した場合に開口部を開放する際の動作の一例を示すフローチャート図である。 本発明に係る開閉体装置が管理併用時に開口部を開放する際の動作の一例を示すフローチャート図である。
以下、添付図面に従って本発明に係る開閉体装置の一例として防火シャッター装置について説明する。図2は、本発明に係る開閉体装置である防火シャッター装置の概略構成を示す図である。この防火シャッター装置は、通常は開閉機1がシャッターカーテン4を巻取り軸(図示せず)に巻き取るなどして開口部の周縁部の上部に設けられた収納部に収納した開放状態にある。なお、別例としてはシャッターカーテン4を巻き取らずに収納部に収納して開放状態とするものもある。この開放状態はブレーキ2で機械的に保持されることによって維持されている。自動閉鎖装置3は、火災発生時には、危害防止用連動中継器5を介して入力される感知器15(または感知器を接続した連動制御器や防災盤など)からの防災信号BSや電気式手動閉鎖装置7(非常時のシャッター閉鎖ボタンを含む)の操作信号に応じて、ブレーキ2による開放状態の保持を解除し、シャッターカーテン4を自重で降下させて収納部から繰り出させることによって、開口部を閉鎖し又は仕切って、所定の防火区画を形成するようになっている。
危害防止用連動中継器5に対して防災信号BSを出力する感知器15や感知器を接続した連動制御器や防災盤などは、設置環境などによって適宜選択的に設けてもよい。また、複数の感知器などが設けられていても良いが、複数の内一つ以上の感知器などが感知した場合に複数の防災信号BSの感知に応じた数の防災信号が危害防止用連動中継器5に入力されるようにしてもよいし、複数の内一つ以上の感知器などが感知した場合に単一の防災信号BSが危害防止用連動中継器5に入力されるようにしても良い。なお、防災盤や感知器を接続した連動制御器から出力される防災信号BSは直流24Vなど有電圧信号である場合が多いが、感知器15から出力される防災信号BSは無電圧信号である場合が多いので、危害防止用連動中継器5は入力される防災信号BSに適宜対応できるように構成されている。
開閉機1は、シャッターカーテン4を電動で開放、閉鎖するための駆動モータである。危害防止用連動中継器5は、防災信号BSの入力があった場合、自動閉鎖装置3に有電圧信号である直流24V信号を出力するものである。危害防止用連動中継器5は、通常は、商用電源16を使用して直流24V信号を出力するが、停電時などには危害防止用連動中継器5に内蔵されている予備電源(蓄電池などのバッテリー)からの電力によって直流24V信号を出力する。
自動閉鎖装置3は、従来の防火シャッター等に用いられる既知の自動閉鎖装置のように危害防止用連動中継器5を介して供給される商用電源16又は危害防止用連動中継器5に内蔵されている予備電源(蓄電池)からの電力(直流24V信号)に応じて動作する。また、自動閉鎖装置3は、シャッター用予備電源を内蔵する危害防止用連動中継器5から供給される24V信号の電力を用いて動作することによって、火災発生時に防火シャッター装置10に対する商用電源の供給がなくとも、感知器15などから入力される防災信号BSに基づきブレーキ2を解放し、巻取り状態にある防火構造のシャッターカーテン4を自重で下降させ自動的に開口部を閉鎖することができるようになっている。
この防火シャッター装置10には、開閉中に障害物への接触を検出する障害物感知装置が設けられている。障害物感知装置は、図示のようにシャッターカーテン4の下端の座板上に設けられた座板スイッチ9と、シャッターカーテン4の収納ボックス内に設けられた有線式障害物感知装置17と、これらの間を電気的に接続する信号コード11とによって構成される。座板スイッチ9は、シャッターカーテン4の座板に取り付けてあり、この座板が人や物などの障害物に接触することによって接点の閉じるマイクロスイッチを内蔵しており、この接点が閉じた場合にそれを感知信号として有線式障害物感知装置17に信号コード11を介して有線方式で送信する。信号コード11は、座板スイッチ9の感知信号を有線式障害物感知装置17に伝送するケーブルである。このケーブルは、コードリールや移動式プーリー等によって収納したりガイドしたりすることによって、シャッターカーテン4の開閉を阻害する撓みを生じないようにしている。
有線式障害物感知装置17は、通常時は商用電源によって動作し、座板スイッチ9からの感知信号の入力に応じて開閉機1の動作を制御し、さらに少なくとも火災発生時など非常時には、座板スイッチ9からの障害物感知信号を自動閉鎖装置3へスルー出力するものである。自動閉鎖装置3は、この有線式障害物感知装置17からの障害物感知信号の入力に応じてシャッターカーテン4の閉動作を停止してその回避動作を行うようになっている。従って、火災発生時にシャッターカーテン4が自重下降している際に座板などが障害物に接触し、座板スイッチ9から感知信号が検出された場合に、シャッターカーテン4の自重下降を停止してその回避動作を行うようになっている。すなわち、有線式障害物感知装置17は、通常時、シャッターカーテン4が下降中に障害物感知信号を入力した場合、シャッターカーテン4の下降動作を停止し、一定時間だけ上昇させるという制御を行う。一方、有線式障害物感知装置17は、防災発生時などのように自動閉鎖装置3が起動して、シャッターカーテン4が下降中に、障害物感知信号を入力した場合には、その障害物感知信号を自動閉鎖装置3にスルー出力し、自動閉鎖装置3の動作を停止させ、開閉機1のブレーキ2の解放状態を戻して、一旦、シャッターカーテン4を停止させるという制御を行う。
シャッターカーテン4に併設して防火戸12を備える防火シャッター装置10の一般的な構成では、シャッターカーテン4の両サイドに、開口部側端部に設けられるガイドレール21と、シャッターカーテン4と防火戸12との間の開口部に設けられる中柱と呼ばれるガイドレールとが存在する。この実施の形態では、シャッターカーテン4の片側(図の左側)にガイドレール21が設けられているが、中柱は存在せず、防火戸12の側端部の一部に凹状の溝部を設けそれをガイドレール22として利用している。従って、この実施の形態に係る開閉体装置の場合、防火戸12が回転可動して空間を閉鎖した状態(仕切った状態)にならないと、シャッターカーテン4の両サイドにガイドレール21,22が存在しないこととなる。なお、有線式障害物感知装置17は図2に示すように独立した装置でもよいし、危害防止用連動中継器5やその他の装置に内蔵されていてもよい。
従って、この実施の形態では、遮蔽戸手段として設けられた袖扉である防火戸12の閉鎖動作に連動してシャッターカーテン4を閉鎖動作させるための閉鎖確認用スイッチ24が戸当り部又は開口部のまぐさ上部に設置してあり、防火戸12が先に閉鎖して閉鎖確認用スイッチ24から閉鎖確認信号が出力されることによってシャッターカーテン4が閉鎖動作を開始するような構成になっている。閉鎖確認用スイッチ24から出力される閉鎖確認信号は、ガイドレール22の近傍を通って、シャッターカーテン4と干渉しない位置を通過して開閉機1及び自動閉鎖装置3などの制御部に導入されるようになっている。防火戸12は、常時開放式のものであり、通常は開口部側面の柱や躯体壁面などに設けられた戸袋等に収納されている。この常時開放式の防火戸12には、閉鎖した防火戸12に別途設けられた潜り戸121によって避難通路が確保されるようになっている。
防火戸用自動閉鎖装置13は、防火戸12の戸袋を構成する躯体壁面内に埋め込まれた形状で設けられている。防火戸12は、平常時には防火戸用自動閉鎖装置13によって開放状態となるように拘束保持されている。そして、防火戸用自動閉鎖装置13によってその拘束保持を解かれると、防火戸12は自重(所謂グラビティーヒンジ使用など)やばね力(クローザー使用など)などの付勢力によって閉鎖するように構成されている。防火戸用自動閉鎖装置13は、危害防止用連動中継器5に設けられた外部機器電源供給端子(24ボルト出力端子:端子24−0)に電気的に接続されており、危害防止用連動中継器5が防災信号BSや電気式手動閉鎖装置7の操作に基づき起動信号の入力に応じて外部機器電源供給端子から24[V]の電圧を防火戸用自動閉鎖装置13へ有電圧信号として出力するとその電力を用いて防火戸12の拘束を解き、防火戸12を閉鎖させる。危害防止用連動中継器5から防火戸用自動閉鎖装置13へ出力される有電圧信号は、シャッターカーテン4及び閉鎖確認用スイッチ24と干渉しない位置であって防火戸12の戸袋の上枠及び防火戸12の戸袋を構成する躯体壁面内を通過して防火戸用自動閉鎖装置13に導入されるようになっている。なお、図2では、防火戸用自動閉鎖装置13及び危害防止用連動中継器5までの配線であって躯体壁面内に埋設された部分については点線で図示してある。
電気式手動閉鎖装置7は、主にシャッター電動開閉駆動用の開閉機を操作したり、危害防止用連動中継器5に防災信号BSが入力したときと同様の動作をさせるための起動信号を手動で発生させるものである。電気式手動閉鎖装置7には、開閉機1へのシャッター開放、閉鎖、停止の指示に対応した管理併用操作入力スイッチPBS(押しボタンスイッチ)と、非常用シャッター閉鎖ボタンである動作ボタン、復旧ボタン及び電池試験ボタンなどが設けられ、さらに電池試験結果、予備電源の状態、コード断線状態などを表示したりする種々の表示手段が設けられている。なお、入力スイッチPBSは通常時の管理用に使用されるものなので、必ずしも開閉体装置の近傍に設けられている必要は無く、リモコンとして管理者が持っていてもよいし、遠隔操作可能な構成としてもよい。この入力スイッチPBSを使用して、開口部の開閉を制御する際の動作フローについては後述する。
図2では防火戸12の上側に電気式手動閉鎖装置7が図示してあるが、実際は防火戸12近くの躯体側などやガイドレール21の人が操作可能な位置に設置されている。電気式手動閉鎖装置7の動作ボタンは、樹脂製の透明パネル(押し破りキャップ)に覆われ、非常時にこの樹脂製の透明パネルを押し込むことによって、操作可能に構成された非常用シャッター閉鎖ボタン(動作ボタン)を備えている場合が多い。
図3は、ガイドレール内に電気式手動閉鎖装置を設置する場合の一例を示す図である。図3(A)は、ガイドレール本体23に電気式手動閉鎖装置7を収納する直前を示し、図3(B)は、ガイドレール本体23に電気式手動閉鎖装置7が収納された状態を示す図である。ガイドレール本体23は電気式手動閉鎖装置7を収納するための長尺状の角穴とそれを固定するねじ穴を備えている。図3に示すように、ガイドレール本体23に電気式手動閉鎖装置7をねじ留め固定することによって、ガイドレール本体23に一体的に電気式手動閉鎖装置7を取り付けることができる。なお、図3の場合、電気式手動閉鎖装置7の化粧面板の厚さ分だけガイドレール本体23が飛び出した状態になる。この状態だとシャッター閉鎖時に図示してない座板が接触したりしてそれを障害物と誤認識する可能性がある。
図4及び図5は、ガイドレール内に電気式手動閉鎖装置を設置する場合の変形例を示す図である。図4は設置の前半部を示し、図5は設置の後半部を示す。図4(A)に示すように、電気式手動閉鎖装置7を収納するための長尺状の角穴が、電気式手動閉鎖装置7の化粧面板全体を収納可能な大きさで形成されている。電気式手動閉鎖装置7は、補助ブラケット25を介してガイドレール本体23に取り付けられるようになっている。補助ブラケット25は、電気式手動閉鎖装置7の化粧面板を取り付けるためのねじ穴と、このねじ穴の外側であってガイドレール本体23のねじ穴に対応した位置に固定用のねじ穴を有する。図4(B)に示すよう、まず補助ブラケット25の端部をガイドレール本体23の長尺状の角穴から内部に挿入し、図5(A)に示すように、補助ブラケット25の固定用のねじ穴を介して、ガイドレール本体23の内側に補助ブラケット25を固定する。そして、図5(A)に示すように、補助ブラケット25の長尺状の角穴に電気式手動閉鎖装置7を挿入し、図5(B)に示すように電気式手動閉鎖装置7を補助ブラケット25にねじで固定する。これによって、電気式手動閉鎖装置7の化粧面板の厚さ分はガイドレール本体23内に形成された凹部に納まり、ガイドレール本体23の表面から飛び出すことなく意匠性を向上させて収納することが可能となる。ガイドレール本体23及び補助ブラケット25に形成される長尺状の角穴はそれぞれの大きさを考慮して適宜決定することが好ましい。なお、この実施の形態では、電気式手動閉鎖装置7をガイドレール本体23内に収納する場合について説明したが、開口部周縁部に設けてもよい。この場合も補助ブラケットを設けることによって、電気式手動閉鎖装置7の化粧面板の厚さ分を周縁部内に収納するようにすることが好ましい。
図6は、開閉体装置が防災時に開口部を閉鎖する際の動作の一例を示すフローチャート図である。開閉体装置は、防災時等に袖扉である防火戸12とシャッターカーテン4を互いに連動させて動作する。
ステップS60では、危害防止用連動中継器5に対し、感知器15からの防災信号BS又は電気式手動閉鎖装置7からの起動信号が危害防止用連動中継器5に入力する。
ステップS61では、防災信号BS又は起動信号の入力に応じて危害防止用連動中継器5が起動する。
ステップS62では、袖扉側の戸袋内にある防火戸用自動閉鎖装置13が危害防止用連動中継器5からの有電圧信号に対応して、防火戸12のフックプレート(図示してない)に係合している防火戸用自動閉鎖装置13の係合金具を開放する。
ステップS63では、前のステップで防火戸用自動閉鎖装置13の係合金具が開放されたことによって、防火戸12が自重(所謂グラビティーヒンジ使用など)やばね力(クローザー使用など)などの付勢力によって閉鎖処理を開始する。
ステップS64では、防火戸12が図示してない戸当たり部に当接することによって、その上枠に設置してある内蔵リミットスイッチすなわち閉鎖確認用スイッチ24から閉鎖完了信号が入力したか否かの判定を行い、入力した(yes)と判定された場合は次のステップS65に進み、入力していない(no)と判定された場合は閉鎖完了信号が入力されるまでステップS64の処理を繰り返し実行し、閉鎖完了信号の入力待機状態を維持する。なお、この閉鎖完了信号が所定時間だけ入力しなかった場合には、ステップS64の処理を終了して次のステップS65に進むようにしてもよい。
ステップS65では、ステップS64で閉鎖完了信号の入力によって防火戸12の閉鎖完了を確認できたので、危害防止用連動中継器5はシャッターカーテン4用の自動閉鎖装置3を動作させるための遅延タイマーをスタートさせる。
ステップS66では、危害防止用連動中継器5は、前のステップでスタートした作動遅延タイマーが所定時間(例えば10秒相当時間)だけカウントアップしたか否かの判定を行い、カウントアップした(yes)と判定した場合は次のステップS67に進み、カウントアップしていない(no)と判定された場合はカウントアップするまでこのステップの処理を繰り返し実行する。
ステップS67では、前のステップで作動遅延タイマーがカウントアップしたと判定されので、危害防止用連動中継器5は、シャッターカーテン4の自動閉鎖装置3を起動させる。
ステップS68では、自動閉鎖装置3によるシャッターカーテン4の閉鎖処理が実行される。
図6の袖扉である防火戸12とシャッターカーテン4を互いに連動して動作するフローでは、起動信号の入力に応じて、袖扉である防火戸12の自動閉鎖を実行し、その後タイマーのカウントアップ処理後にシャッターカーテン4を自動閉鎖している。なお、シャッターカーテン4の自動閉鎖の途中に障害物感知装置が障害物を感知した場合には、所定の障害物の回避動作などを行なうが、この実施の形態ではその動作を省略してある。
図7は、本発明に係る開閉体装置が管理併用時に開口部を閉鎖する際の動作の一例を示すフローチャート図である。これは日常の管理のために袖扉である防火戸12とシャッターカーテン4を互いに連動して動作する場合の一例を示す。
ステップS70では、電気式手動閉鎖装置7に設けられている管理併用操作入力スイッチPBSの内、閉スイッチの操作に対応した閉信号が危害防止用連動中継器5に入力される。この時、危害防止用連動中継器5は非常時として動作するのではなく、管理用としての動作を行なう。
ステップS71では、危害防止用連動中継器5から有電圧信号が袖扉側の戸袋内にある防火戸用自動閉鎖装置13に出力されるので、これに対応して防火戸12のフックプレート(図示してない)に係合している防火戸用自動閉鎖装置13の
係合金具が開放される。
ステップS72では、前のステップで防火戸用自動閉鎖装置13の係合金具が開放されたことによって、防火戸12が自重(所謂グラビティーヒンジ使用など)やばね力(クローザー使用など)などの付勢力によって閉鎖処理を開始する。
ステップS73では、防火戸12が図示してない戸当たり部に当接することによって、その上枠に設置してある内蔵リミットスイッチすなわち閉鎖確認用スイッチ24から閉鎖完了信号が入力したか否かの判定を行い、入力した(yes)と判定された場合は次のステップS74に進み、入力していない(no)と判定された場合は閉鎖完了信号が入力されるまでステップS73の処理を繰り返し実行し、閉鎖完了信号の入力待機状態を維持する。なお、この閉鎖完了信号が所定時間だけ入力しなかった場合には、ステップS73の処理を終了して、防火戸12が閉鎖が完了しない旨の表示等を出力し、防火戸12の閉鎖処理に何らかの障害が発生したことを報知するようにしてもよい。
ステップS74では、前のステップS73で袖扉である防火戸12の閉鎖完了を確認することができたので、危害防止用連動中継器5は、シャッターカーテン4用の自動閉鎖装置3を動作させるための遅延タイマーをスタートさせる。
ステップS75では、危害防止用連動中継器5は、前のステップでスタートした作動遅延タイマーが所定時間(例えば5秒相当時間)だけカウントアップしたか否かの判定を行い、カウントアップした(yes)と判定した場合は次のステップS76に進み、カウントアップしていない(no)と判定された場合はカウントアップするまでこのステップの処理を繰り返し実行する。
ステップS76では、前のステップで遅延タイマーがカウントアップし5秒経過したと判定されたので、管理者によって管理併用操作入力スイッチPBSの閉スイッチが操作され、その閉信号が入力したか否かの判定を行い、入力した(yes)場合は次のステップS77に進み、そうでない場合は閉信号が入力するまでこのステップの処理を繰り替えし実行する。これは、管理併用操作入力スイッチPBSの閉スイッチが管理者以外の者によって誤って操作された場合にはシャッターカーテン4は閉鎖しないで開状態を維持し、管理者によって管理併用操作入力スイッチPBSの閉スイッチが再び(合計で2回)操作された場合に限り、シャッターカーテン4を閉鎖するようにした。これによって、防火戸12を管理併用する際の安全性を十分に確保することができる。
ステップS77では、自動閉鎖装置3によるシャッターカーテン4の閉鎖処理が実行される。
このように、図7の袖扉である防火戸12とシャッターカーテン4を互いに連動して動作するフローでは、管理併用操作入力スイッチPBSの閉スイッチが2回押操作されることによって防火戸12とシャッターカーテン4が人為的に閉鎖を開始するようになっている。なお、シャッターカーテン4の閉鎖動作中に障害物感知装置が障害物を感知した場合には、所定の障害物の回避動作などを行なうが、この実施の形態ではその動作を省略してある。また、ここでは図示していないが、シャッターカーテン4が一旦閉鎖動作を開始した後は、管理併用操作入力スイッチPBSの開閉停の各スイッチに対応してシャッターカーテン4の開閉停動作を制御可能にしてもよい。管理併用操作入力スイッチPBSの閉スイッチが2回押操作されることによって防火戸12とシャッターカーテン4が閉鎖を開始するようになっているが、この場合の1回目と2回目の押操作の間に所定の時間監視を行って、この所定時間の間に2回目の押操作がなされなかった判断すると、1回目の押操作もなされなかった(結果的には管理併用操作入力スイッチPBSの閉スイッチ押操作がなされなかった)とみなしてもよい。また、管理併用操作入力スイッチPBSの閉スイッチが1回押操作された後、所定時間経過して場合には防火戸12とシャッターカーテン4が閉鎖を開始するようにしてもよい。
図8は、本発明に係る開閉体装置が防災用として閉鎖した場合に開口部を開放する際の動作の一例を示すフローチャート図である。ここでは、開閉体装置が防災等で閉鎖された後に、防災が解除された場合に、防火戸12とシャッターカーテン4を互いに連動させて開口部を開放する動作について説明する。
ステップS80では、管理者が電気式手動閉鎖装置7の復旧スイッチを押操作することによってその復帰信号が危害防止用連動中継器5に出力される。
ステップS81では、危害防止用連動中継器5が電気式手動閉鎖装置7からの復帰信号に応じて復帰する。
ステップS82では、危害防止用連動中継器5が復帰したことによって、電気式手動閉鎖装置7の入力スイッチPBSの開ボタンの操作に応じて開信号が入力されるか、又は図示していない手動開閉機を利用して管理者が手動にてシャッターカーテン4の巻き上げ操作を行なう。
ステップS83では、入力スイッチPBSの開ボタンの操作に応じて開信号が入力されるので、それに応じてシャッターカーテン4は開閉機1によって開放される。また、管理者が手動開閉機を利用してシャッターカーテン4を開放する。
ステップS84では、シャッターカーテン4が全開放されたことを確認してから、袖扉である防火戸12を手動で戸袋側に開放させる。
ステップS85では、防火戸用自動閉鎖装置13のフックプレートを係合金具にキャッチさせて袖扉である防火戸12を戸袋内に収納させることで開口部の開放処理を終了し、防災用として閉鎖したシャッターカーテン4を開放して開口部の開放処理を完了する。
図9は、本発明に係る開閉体装置が管理併用時に開口部を開放する際の動作の一例を示すフローチャート図である。ここでは、開閉体装置が日常の管理のために閉鎖された後、袖扉である防火戸12とシャッターカーテン4とを互いに連動させて開口部を開放する動作について説明する。
ステップS90では、袖扉である防火戸12が閉鎖し、シャッターカーテン4が全閉している状態にあるので、電気式手動閉鎖装置7の入力スイッチPBSの開ボタンの操作に応じて開信号が入力される。
ステップS91では、入力スイッチPBSからの開信号の入力に応じて、シャッターカーテン4が開閉機1によって開動作を開始し、全開状態となる。
ステップS92では、シャッターカーテン4が全開放されたことを確認してから、袖扉である防火戸12を手動で戸袋側に開放させる。
ステップS93では、防火戸用自動閉鎖装置13のフックプレートを係合金具にキャッチさせて袖扉である防火戸12を戸袋内に収納させることで開口部の開放処理を終了し、通常の管理併用時として閉鎖したシャッターカーテン4を開放して、開口部の開放処理を完了する。
火災には適さないものもあるが、開閉体としては、例えば、シャッター装置、ブラインド装置、ロールスクリーン装置、垂れ幕装置などでも防災の種類に応じて適切な装置を選択すればよい。開閉体装置をシャッター装置とした場合、開閉体手段である開閉部材は、シャッターカーテンであり、その構成は、多数の短冊状のスラット材からなるスラットカーテン、多数のパイプ材をリンク材などで連結させてなるパイプグリルカーテン、一枚状あるいは多数連結されたパネル材からなるパネルカーテン、ネット材からなるネットカーテン、合成樹脂あるいは布繊維製のシート材からなるシートカーテン、あるいはこれらの複合部材などからなる複合カーテンなどによるものである。また、開閉体手段である開閉部材の材質は、使用目的に応じたものであれば、どのようなものでもよい。具体的には、金属製、木製、プラスチック製、布製、これらの複合されたものなどで構成することができる。なお、防火目的で設置される開閉体装置の場合、少なくとも開閉体手段である開閉部材の材質は、耐火性を有しているものが好ましい。
上述の実施の形態では、座板スイッチのように障害物に当接することによって障害物を検出するものを例に説明したが、これ以外にテープスイッチや非当接にて障害物を検出可能なものでもよい。例えば、非当接にて障害物を検出するものとして、開閉部材の両側に赤外光の発光素子と受光素子を設け、赤外光が遮断された場合に障害物を検出するようなものなどがある。また、障害物検出手段は、開口部周辺を含む開口部に存在する障害物を検出するものである。
上述の実施の形態に係る開閉体装置によれば、ガイドレールを備えた防火戸及びこの防火戸のガイドレールに沿って閉鎖するシャッターカーテンを備えた開閉体装置において、防火戸用自動閉鎖装置の破損による故障の発生率を減少することができる。また、管理併用操作入力スイッチPBSの閉スイッチが2回押操作されないと、シャッターカーテン4は閉鎖しないようになっているので、管理者以外の者による誤操作などを防止することができるという効果がある。
危害防止用連動中継器に入力される防災信号の信号線と管理併用操作入力スイッチからの開閉停信号の信号線とは物理的に異なる線であり、危害防止用連動中継器に入力される入力端子も異なっている。
防災信号等による閉鎖か管理併用操作入力スイッチからの閉信号による閉鎖かの区別を示す情報(防災・管理併用区別情報という)については、第一の例としては入力端子の情報に基づくもので、防災・管理併用区別情報が防災信号による閉鎖か閉信号による閉鎖かを把握する際には入力端子を基に常に判別して把握する場合であり、第二の例としては入力端子の情報で判別後にメモリ等にいずれのものかを記憶しておき、必要の都度、この記憶に基づいて判断して把握する場合である。なお、防災・管理併用区別情報を把握したり当該情報に基づいて防災信号等による閉鎖か管理併用操作入力スイッチからの閉信号による閉鎖かの判断をしたりするための手段や方法は任意である。危害防止用連動中継器から防火戸用自動閉鎖装置に出力される有電圧信号を伝達する信号線は、製造や施工容易性のため、本実施形態においては防災信号等による場合と閉スイッチによる場合とは同じ信号線を用いており、危害防止用連動中継器の出力端子も同一である。勿論、各々別の信号線でも別の出力端子でもよい。防火戸用自動閉鎖装置の係合金具や閉鎖確認用スイッチは、防災信号等による場合も閉スイッチによる場合も同一である。
管理併用操作入力スイッチの開スイッチが押された場合、防災・管理併用区別情報を把握して、防災信号等による閉鎖と判断した場合には、開スイッチの押されたことを無視し、開動作は行わない。開スイッチのみでなく停スイッチも無視してもよいが無視せずに停止してもよい。停止する場合には、所定時間経過後に再度閉鎖を行うことが好ましい。勿論、開閉停スイッチいずれも無視してもよい。
管理併用操作入力スイッチからの開、閉、停の各信号による開閉停の各動作を実行中に防災信号等を受信すると、防災・管理併用区別情報を防災信号等による閉鎖に切り替えて、閉鎖動作を行うことが好ましい。
1…開閉機
2…ブレーキ
3…自動閉鎖装置
4…シャッターカーテン
5…危害防止用連動中継器
7…電気式手動閉鎖装置
9…座板スイッチ
10…防火シャッター装置
11…信号コード
12…防火戸
121…潜り戸
13…防火戸用自動閉鎖装置
15…感知器
16…商用電源
17…有線式障害物感知装置
21,22…ガイドレール
23…ガイドレール本体
24…閉鎖確認用スイッチ
25…補助ブラケット

Claims (4)

  1. 開口部の周縁部横側の一方に設けられた第1の収納部内に収納された状態から回転移動して前記周縁部に設けられた戸当たり部に接触停止することによって前記開口部の一部分を仕切る遮蔽戸手段と、
    前記開口部の周縁部上側に設けられた第2の収納部内に収納された状態から前記周縁部上側に設けられた出入口部を通過するように繰り出され、前記戸当たり部に接触停止後の前記遮蔽戸手段の側端部側に形成されている第1の案内溝手段及び前記開口部の周縁部横側の他方に形成されている第2の案内溝手段に沿って下降して、前記遮蔽戸手段によって仕切られなかった前記開口部の残りの部分を仕切る開閉体手段と、
    前記第1の収納部又は前記遮蔽戸手段のいずれか一方に設けられ、前記第1の収納部又は前記遮蔽戸手段の他方の係合部に係合することによって前記遮蔽戸手段を前記第1の収納部内に保持し、制御信号を入力することによって前記保持状態を解除して前記遮蔽戸手段を前記第1の収納部から回転移動させる遮蔽戸用自動閉鎖手段と、
    前記遮蔽戸手段が前記戸当たり部に接触停止状態にあることを示す接触停止信号を入力することによって前記開閉体手段を前記第2の収納部から繰り出させる開閉体用自動閉鎖手段と、
    前記開口部が全開状態にあって防災信号や非常閉鎖信号が発生した場合には、その入力に応じて前記遮蔽戸用自動閉鎖手段に前記制御信号を出力して前記遮蔽戸手段を回転移動させ、前記遮蔽戸手段が前記戸当たり部に接触停止した後は前記接触信号の入力に応じて前記開閉体手段を繰り出して前記開口部を全閉状態とし、
    前記開口部が全開状態にあって開閉停スイッチの中の閉スイッチの操作に対応した閉信号が発生した場合には、その入力に応じて前記遮蔽戸用自動閉鎖手段に前記制御信号を出力して前記遮蔽戸手段を回転移動させ、前記遮蔽戸手段が前記戸当たり部に接触停止した後に再び前記閉スイッチの操作によって前記閉信号が発生した場合に限り前記開閉体手段の閉動作を実行し、その後は前記開閉停スイッチの入力状態に応じて前記開閉体手段の開閉停動作を制御するように構成された制御手段と
    を備えたことを特徴とする開閉体装置。
  2. 請求項1に記載の開閉体装置において、前記係合部は、前記第1の収納部を形成する躯体壁面に設けられた電磁レリーズから構成されることを特徴とする開閉体装置。
  3. 請求項1に記載の開閉体装置において、前記非常閉鎖信号を発生させる非常用閉鎖ボタン及び前記開閉停スイッチを備えた電気式手動閉鎖装置は前記第2の案内溝手段内又は前記開口部の周縁部横側に収納されていることを特徴とする開閉体装置。
    い。
  4. 請求項1に記載の開閉体装置において、前記制御手段は、前記開口部が全開状態にあって開閉停スイッチの中の閉スイッチの操作に対応した閉信号が発生した場合には、前記遮蔽戸手段が前記戸当たり部に接触停止した後であって所定時間が経過した後に再び前記閉スイッチの操作による前記閉信号が発生した場合に限り前記開閉体手段の閉動作を実行することを特徴とする開閉体装置。
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