JP2001220973A - 建築用シャッター - Google Patents

建築用シャッター

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JP2001220973A
JP2001220973A JP2000074943A JP2000074943A JP2001220973A JP 2001220973 A JP2001220973 A JP 2001220973A JP 2000074943 A JP2000074943 A JP 2000074943A JP 2000074943 A JP2000074943 A JP 2000074943A JP 2001220973 A JP2001220973 A JP 2001220973A
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JP
Japan
Prior art keywords
shutter
door
signal
closing
sleeve
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000074943A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Yanai
賢治 柳井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Shutter Co Ltd
Original Assignee
Toyo Shutter Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyo Shutter Co Ltd filed Critical Toyo Shutter Co Ltd
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 防火シャッターと袖扉を連係作動する袖扉連
動シャッターにおいて、袖扉が閉鎖停止していることを
容易にしかも確実に認識できる袖扉連動シャッターを提
供する。 【解決手段】 常時閉鎖力が付与されている袖扉2が規
制部材8に当接する位置まで閉鎖すると扉閉鎖確認信号
が出力されてタイマが作動する。タイムアップ後、シャ
ッター閉鎖信号を出力し、火災信号とシャッター閉鎖信
号のAND信号でシャッター1を閉鎖させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特にビル、工場等
の建築物の躯体開口部や地下通路等に防火区画を形成す
るために設けられる防火シャッターと併設する袖扉であ
って、シャッターと袖扉を連係作動する袖扉連動シャッ
ターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、袖扉を併用した防火・防煙シャッ
ターは、ほとんどが特許出願公告昭和50年第131号
公報に見られるような機械仕掛けの複雑なものであり、
袖扉とシャッターの連動操作をワイヤで行う方式のもの
が一般的であった。
【0003】しかし、ワイヤを使用した機構は複雑であ
り、又ワイヤの経年変化による延びや錆の発生等で安定
した機能を維持することに問題があった。
【0004】次に電気式の火災信号を受けて袖扉とシャ
ッターの連動操作を行うものにあっては、公開実用新案
(昭和48年第8055号)がある。
【0005】電気式の場合は、電気信号を使って袖扉と
シャッターの動作を連動させるため、複雑な機械仕掛け
のものより安定した動作を得られるが、この方式による
ものは、袖扉が閉鎖位置に到達した時点で扉閉鎖確認信
号が出力され、前記信号にてシャッターを下降させるた
め、袖扉が閉鎖位置に到達後、戸当たりに当たって跳ね
返って所定の閉鎖位置からずれた場合でもシャッターは
下降してくることになり、袖扉に設けられたシャッター
の上下動を案内するための案内溝にシャッターが案内さ
れず、最悪はシャッターと案内溝が干渉してシャッター
が閉まらないという問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたもので、袖扉が閉鎖停止しているこ
とを容易にしかも確実に認識した後、シャッターを下降
させる手段を用いることで、シャッターが袖扉に干渉し
て、シャッターの降下不良をなくすことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明が講じた技術的手段は、次のとおりであ
る。本発明は、袖扉が閉鎖位置に到達したことを示す扉
閉鎖確認信号を袖扉が閉鎖位置に到達しているときのみ
出力する機構とし、前記信号が連続して所定時間出力さ
れているかをタイマ等を用いて監視し、所定時間前記信
号が継続出力されたことで、袖扉が所定位置で停止状態
にあると認識し、シャッターへ下降信号を出力する手段
を設けたことにある。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の具体化した本件
に係わる一実施形態について説明する。図1は、袖扉連
動シャッターの構成の一例を示したもので、(a)は正
面図、(b)は平面図を示す。図2は本発明の袖扉連動
シャッターの動作チャートを示す。図1に示す袖扉連動
シャッターは、防火シャッター1と袖扉2とを併設して
防火区画を形成するもので、袖扉2には、シャッターガ
イド用のガイドレール4と避難用くぐり戸3が設けら
れ、袖扉2はヒンジクローザー等により回動自在に枢着
され、常時閉鎖するように付勢力が付与されている。こ
こで云う防火シャッターには、いわゆる防火・防煙シャ
ッターを含んでいる。
【0009】通常時は、袖扉2は図1(b)に示す点線
の位置まで開放されており、人の通行に支障がないよ
う、電磁レリーズ等の扉用自動閉鎖装置5によって、袖
扉2の開放状態を保持するようになっている。
【0010】火災時には図示しない煙感知器等の火災信
号が扉用自動閉鎖装置5に入力され、袖扉2を開放状態
で保持している電磁レリーズ等の保持力が消失する。
【0011】袖扉2は常時閉鎖力が付与されているた
め、保持力が消失した時点で閉鎖作動し、袖扉2が所定
の閉鎖位置に設けられた、規制部材8たる戸当たりに当
接停止する。
【0012】規制部材8もしくは規制部材8の近傍に
は、図3に示す如く扉閉鎖確認信号を出力する扉閉鎖確
認装置7が設けられ、扉閉鎖確認装置7には規制部材8
の扉当接面より突出するように突出部材10が設けら
れ、突出部材10が袖扉2により押圧されると、扉閉鎖
確認信号を出力するスイッチ9が設けられている。
【0013】扉閉鎖確認信号は、突出部材10が押され
ている時出力される。スイッチ9は図2において、マイ
クロスイッチを想定して図示したが、例えば近接スイッ
チなど、他のスイッチも使用することができる。
【0014】袖扉2が規制部材8に当接する位置まで閉
鎖すると袖扉2が突出部材10を押圧することになり、
突出部材10を押圧されることでスイッチ9がONし、
扉閉鎖確認信号を出力する。
【0015】扉閉鎖確認信号が出力されるとあらかじめ
所定時間に設定されたタイマが作動し、所定時間経過
後、シャッター閉鎖信号が出力され、火災信号とシャッ
ター閉鎖信号のAND信号により、シャッター開閉機6
のブレーキが開放し、シャッターが下降する。
【0016】前記タイマを設けることで、袖扉2が規制
部材8に当接後、跳ね返ったとしても、タイマの働きに
より、すぐにシャッターは下降せず、袖扉2が常時閉鎖
力を付与されていることから、再び規制部材8に当接
し、当接状態で安定してからシャッター閉鎖信号が出力
される。
【0017】袖扉2の繰り返し作動が収縮し、袖扉2が
所定の閉鎖位置である規制部材8に当接停止した後シャ
ッターを下降させるため、シャッター1とガイドレール
4との干渉を防ぐことができる。
【0018】前記タイマのタイマ時間には特にこだわる
必要がないが、、防災上はすばやくシャッターを閉めた
方が良いので、1〜2秒程度が好ましい。
【0019】又、本発明によるシャッター閉鎖作動は、
火災信号と扉閉鎖確認信号のAND信号としていること
から、袖扉を火災以外の時に手動で閉めたとしても、火
災信号がないとシャッターは自動下降しない為、不用意
にシャッターが降下して事故を招く危険性もない。
【0020】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、防火シャッターと袖扉を併設に設置して、防
火区画を形成する袖扉連動シャッターにおいて、従来問
題となっていた袖扉に設けられたシャッターガイド用ガ
イドレールとシャッターとの連動閉鎖時の干渉を、扉閉
鎖確認信号とシャッター閉鎖信号の間にタイマを設ける
ことで、袖扉が閉鎖位置に停止後、シャッターが下降す
るようになり、確実に安定した作動ができるようになる
効果がある。
【0021】
【図面の簡単な説明】
【図1】袖扉連動シャッターの概略図で、(a)は正面
図、(b)は平面図である。
【図2】袖扉連動シャッターの動作チャートである。
【図3】袖扉が規制部材に当接する時の拡大図で、
(a)は縦断面図、(b)は平面図である。
【符号の説明】
1 防火シャッター 2 袖扉
3 くぐり戸 4 ガイドレール 5 扉用自動閉鎖装置 6 シャッター用開閉機 7 扉閉鎖確認装置
8 規制部材 9 スイッチ 10 突出部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建築用シャッターに併設される扉であっ
    て、扉にはシャッターガイド用のガイドレールと避難用
    の子扉を設け、前記扉には常時閉鎖するように閉鎖力を
    付与している扉を有する建築用シャッターにおいて前記
    建築用シャッターには、扉を全開状態で保持し火災信号
    を受けた時点で保持力を消失する保持手段と、扉が所定
    の閉鎖位置に位置している時のみ扉閉鎖確認信号を出す
    扉閉鎖確認装置を有し、火災信号と扉閉鎖確認信号のA
    ND信号が一定時間継続した後、シャッターが閉鎖作動
    することを特徴とする建築用シャッター
JP2000074943A 2000-02-09 2000-02-09 建築用シャッター Pending JP2001220973A (ja)

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