JP6599617B2 - 防災設備制御システム及び防災設備信号伝達方法 - Google Patents
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Description
特許文献1には、1基の連動制御器で同時に多くの防火設備(複数の防火シャッター)を作動させるように構成したものが記載されている。
従って、大型の建物において、改修する場合は、各階に火災発生時に対応した異常事態を感知する感知手段として煙の発生を感知する煙感知器を設置し、それらから防災センターの連動制御器に電線で信号を送り、連動制御器からは防火シャッターごとに設置している危害防止用連動中継器に通線することとなり、電線の数が膨大な量となり、それに伴う工事が困難となる。電線を通すのに、床や壁などに電線用の配管があればよいが、それがない場合には、それぞれの床や壁に通線のための貫通穴をあけて通線する必要があるからである。また、老人ホームや就寝施設のある診療所のような常時使用している建物においては、改修工事に時間をかけられず、改修自体が非常に困難を伴うものとなっていた。
これは、複数の防火区画形成手段をそれぞれ複数のグループに重複して登録することによって、連動制御手段から送受信親機手段及び送受信子機手段を介して送信される閉鎖指示信号は、少なくとも2系統の通信網を介して1の防火区画形成手段に送信されるようになるので、閉鎖指示信号を防火形成手段に伝達することができる。
これは、火災発生に対応した異常事態として、煙を感知する煙感知手段に限定したものである。火災により発生した煙が建物内を拡散するのが早いので、煙感知手段を用いることによって、早期に異常自体を感知でき、速やかな避難を促すことができる。
これは、前記防災設備制御システムの第1の特徴に対応した防災設備信号伝達方法の発明である。
これは、前記防災設備制御システムの第2の特徴に対応した防災設備信号伝達方法の発明である。
これは、前記防災設備制御システムの第3の特徴に対応した防災設備信号伝達方法の発明である。
これは、前記防災設備制御システムの第4の特徴に対応した防災設備信号伝達方法の発明である。
ステップS41では、送受信子機117,217,317は、それぞれの制御対象である防火シャッター装置及び防火戸が開閉停のいずれの状態にあるのか及びその状態が変化したのかに関する状態信号を、通信回線3aを介して送受信親機50に送信する。例えば、電気式手動閉鎖装置119が操作された場合には、その操作に対応した状態信号、電池試験結果、予備電源の状態、コード断線状態などの状態信号などを送信する。また、防火戸12,22,32の閉鎖が完了し、閉鎖確認用スイッチ24から防火戸閉鎖完了信号が出力された場合には、その防火戸閉鎖完了信号を通信回線3a経由で送信する。また、防火シャッター装置11,21,31の閉鎖が完了した場合には、そのシャッター閉鎖完了信号を送受信親機50に送信する。
ステップS45では、各防火シャッター装置11,21,31及び防火戸12,22,32は閉鎖指示信号又は状態確認信号に対応した処理が終了したことを示す処理終了信号を送受信子機117,217,317及び通信回線3bを介して、送受信親機50に送信する。
ステップS51では、送受信子機117,217,317から通信回線3aを介して受信した状態信号に基づいて、防火シャッター装置11,21,31及び防火戸12,22,32が開閉停のいずれの状態にあるのか常時記録し、把握する。
ステップS52では、防火シャッター装置11,21,31及び防火戸12,22,32の開閉停の状態を表示したり、音声にて発音したり、防災センターなどにその開閉停の状態に関する信号を送信したりして操作者等に報知する。
ステップS60では、危害防止用連動中継器118に対し、送受信子機117,217,317が通信回線5a,5bを介して受信した煙感知器13,23,33からの防災信号BSに基づいた閉鎖指示信号又は電気式手動閉鎖装置119からの起動信号に基づいた閉鎖指示信号が入力する。
ステップS61では、防災信号BS又は起動信号に基づいた閉鎖指示信号の入力に応じて危害防止用連動中継器118が起動する。
ステップS62では、袖扉側の戸袋内にある防火戸用自動閉鎖装置122が危害防止用連動中継器118からの有電圧信号に対応して、防火戸12のフックプレート(図示してない)に係合している防火戸用自動閉鎖装置122の係合金具を開放する。
ステップS64では、防火戸12が図示してない戸当たり部に当接することによって、その上枠に設置してある内蔵リミットスイッチすなわち閉鎖確認用スイッチ24から防火戸閉鎖完了信号が入力したか否かの判定を行い、入力した(yes)と判定された場合は次のステップS65に進み、入力していない(no)と判定された場合は防火戸閉鎖完了信号が入力されるまでステップS64の処理を繰り返し実行し、防火戸閉鎖完了信号の入力待機状態を維持する。なお、この防火戸閉鎖完了信号が所定時間だけ入力しなかった場合には、ステップS64の処理を終了して次のステップS65に進むようにしてもよい。
ステップS66では、危害防止用連動中継器118は、前のステップでスタートした作動遅延タイマーが所定時間(例えば10秒相当時間)だけカウントアップしたか否かの判定を行い、カウントアップした(yes)と判定した場合は次のステップS67に進み、カウントアップしていない(no)と判定された場合はカウントアップするまでこのステップの処理を繰り返し実行する。
ステップS68では、自動閉鎖装置112によるシャッターカーテン114の閉鎖処理が実行される。閉鎖処理が終了したら、送受信子機117,217,317は、通信回線3bを介して閉鎖処理終了信号を送受信親機50へ送信する。
防火シャッター装置及び防火戸の周辺に監視カメラや人感センサなどを設置し、カメラの撮影画像や人感センサの感知情報等に基づいて各動作を制御するようにしてもよい。
上述の実施の形態では、送受信機親機を1階に一つ設ける場合について説明したが、図3のように送受信子機が各階に複数存在する場合には、送受信親機を各階に設け、各階の送受信親機と特定の周波数で送受信を行うセンター用送受信機を設けるようにしてもよい。また、連動制御器と送受信親機を建物の複数個所に設け、それぞれが独立して動作するようにしてもよい。
110…開閉機
111…ブレーキ
112,212,312…自動閉鎖装置
114…シャッターカーテン
115,116…ガイドレール
117,217,317…送受信子機
118,218,318…危害防止用連動中継器
119…電気式手動閉鎖装置
11a…座板スイッチ
11b…有線式障害物感知装置
11c…信号コード
12,22,32…防火戸
121…潜り戸
122…防火戸用自動閉鎖装置
123…戸袋
13,23,33…煙感知器
11,21,31…防火シャッター装置
217a,217b,217c,217d…送受信子機
231〜234…煙感知器
24…閉鎖確認用スイッチ
3a,3b…通信回線
40…連動制御器
50…送受信親機
51〜54…外壁
5a,5b…通信回線
61〜65,71〜78,81〜88…柱
91〜94…防火区画
Claims (6)
- 建物内に設けられ、火災発生に対応した異常事態を感知し、その感知信号を出力する複数の感知手段と、
建物内に設けられ、閉鎖指示信号の入力に応じて建物内の空間を遮蔽部材で仕切ることによって前記建物内に所定の防火区画を形成する複数の防火区画形成手段と、
前記複数の防火区画形成手段の中の1又は複数毎にグループ分けした場合の前記グループ毎に設けられ、前記グループ内の前記防火区画形成手段に接続される送受信子機手段と、
前記複数の送受信子機手段に無線方式によって接続される送受信親機手段と、
前記送受信親機手段及び前記感知手段に接続され、前記複数の防火区画形成手段に関する情報として、前記防火区画形成手段が開閉停のいずれの状態にあるのか及び前記防火区画形成手段の状態が変化したのかに関する状態信号を前記送受信子機手段及び送受信親機手段を介して常時受信しており、受信した前記複数の防火区画形成手段に関する情報及び前記感知信号に基づいて前記送受信親機手段及び前記送受信子機手段を介して前記防火区画形成手段の全て又は選択された前記防火区画形成手段に前記閉鎖指示信号を送信する連動制御手段とを備え、
前記連動制御手段は、前記防火区画形成手段の状態が変化したのかに関する状態信号として、手動閉鎖装置が操作された場合には、その操作に対応した状態、電池試験結果、予備電源の状態、コード断線状態に関する状態信号及び防火区画形成手段の閉鎖が完了した際に出力される防火戸閉鎖完了信号を受信することを特徴とする防災設備制御システム。 - 請求項1に記載の防災設備制御システムにおいて、
前記複数の防火区画形成手段を、1又は複数毎にグループ分けする場合に、前記複数の防火区画形成手段のそれぞれが複数のグループに重複してグループ分けされることを特徴とする防災設備制御システム。 - 請求項1又は2に記載の防災設備制御システムにおいて、
前記感知手段が、火災発生時の煙を感知する煙感知手段であることを特徴とする防災設備制御システム。 - 建物内に設けられ、火災発生に対応した異常事態を感知し、その感知信号を出力する複数の感知手段と、
建物内に設けられ、閉鎖指示信号の入力に応じて建物内の空間を遮蔽部材で仕切ることによって前記建物内に所定の防火区画を形成する複数の防火区画形成手段と、
前記複数の防火区画形成手段の中の1又は複数毎にグループ分けした場合の前記グループ毎に設けられ、前記グループ内の前記防火区画形成手段に接続される送受信子機手段と、
前記複数の送受信子機手段に無線方式によって接続される送受信親機手段と、
前記送受信親機手段及び前記感知手段に接続される連動制御手段とを備えた防災設備信号伝達方法において、
前記連動制御手段が、前記複数の防火区画形成手段に関する情報として、前記防火区画形成手段が開閉停のいずれの状態にあるのか及び前記防火区画形成手段の状態が変化したのかに関する状態信号を前記送受信子機手段及び送受信親機手段を介して常時受信しており、受信した前記複数の防火区画形成手段に関する情報及び前記感知信号に基づいて前記送受信親機手段及び前記送受信子機手段を介して前記防火区画形成手段の全て又は選択された前記防火区画形成手段に前記閉鎖指示信号を送信し、
さらに、前記連動制御手段は、前記防火区画形成手段の状態が変化したのかに関する状態信号として、手動閉鎖装置が操作された場合には、その操作に対応した状態、電池試験結果、予備電源の状態、コード断線状態に関する状態信号及び防火区画形成手段の閉鎖が完了した際に出力される防火戸閉鎖完了信号を受信することを特徴とする防災信号伝達方法。 - 請求項4に記載の防災設備制御方法において、
前記複数の防火区画形成手段を、1又は複数毎にグループ分けする場合に、前記複数の防火区画形成手段のそれぞれが複数のグループに重複してグループ分けされることを特徴とする防災信号伝達方法。 - 請求項4又は5に記載の防災信号伝達方法において、
前記感知手段が、火災発生時の煙を感知する煙感知手段であることを特徴とする防災信号伝達方法。
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