JP3407128B2 - 防火用シートシャッター - Google Patents

防火用シートシャッター

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JP3407128B2 JP00231799A JP231799A JP3407128B2 JP 3407128 B2 JP3407128 B2 JP 3407128B2 JP 00231799 A JP00231799 A JP 00231799A JP 231799 A JP231799 A JP 231799A JP 3407128 B2 JP3407128 B2 JP 3407128B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、避難用開口部を有
する防火用シートシャッターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】シートシャッターはシャッターカーテン
が軽量であり、不慮の事故で人間が挟まれるような場合
に有利なこと等の理由から、鋼製の防火シャッターに代
えて、シリカ繊維等の不燃性あるいは耐火性のシートを
用いたシートシャッターを防火シャッターとして採用す
ることが検討されている。防火シャッターにおいては避
難用の開口部を確保することが必要であるが、防火用シ
ートシャッターにおける避難用開口部としては、例え
ば、シート状のシャッターカーテンにシャッターカーテ
ン下端より上方に向かって延出するスリット部を形成
し、スリット部の左右のシートを重合させることで該ス
リット部を閉塞し、左右のうち一方のシートをめくるよ
うにすることで避難用開口部を形成して避難するように
している。
【0003】しかしながら、シートは可撓性であるた
め、該避難用開口部から避難する際に、めくった一方の
シートがスリット部にひっかかって火災側と非火災側と
の間に貫通開口が生じてしまう惧れがあった。防火シャ
ッターの本来の役割をまっとうするためにも、避難後に
おいて、防火・防煙上不利となる開口や隙間の形成は避
けなければならない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる不具
合を解決するために創案されたものであって、避難時に
は容易に避難用開口部を形成できるものでありながら、
避難者がシートに設けた開口部を通過した後において
は、該開口部を良好に閉塞できるような防火用シートシ
ャッターを提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる課題を達成するた
めに本発明が採用した技術手段は、建物内部の所定部位
上方から下降して開口部を全閉するスクリーンを、幅方
向端部同士を互いに重合させてなる少なくとも二つのシ
ート体から構成し、該スクリーンの下端には座板を設け
ると共に、一方のシート体の下端には該重合部位より開
口幅方向に延出する所定長のベースプレートが該座板と
は別体に設けてあり、該ベースプレートの長さ方向一端
側は自由端であり、該ベースプレートは該ベースプレー
トの長さ方向他端側に設けた板ばねを介して屈曲自在で
あり、該重合部位を戸先側として該一方のシート体の少
なくとも一部を開放することで該スクリーンに避難用開
口部を形成し、少なくとも一部において開放された該一
方のシート体は該板ばねの力によって重合状の元位置に
復帰するようにしたことを特徴とするものである。
【0006】本発明によれば、一方のシート体と他方の
シート体とは全閉常時は端部同士が互いに重合した、い
わゆる避難用開口部閉塞状態であり、重合部位を戸先側
として一方のシート体を少なくとも部分的に開放するこ
とで避難用開口部を形成し、避難後は、板ばねの力によ
って開放された一方のシート体は避難用開口部閉塞位置
に復帰する。スクリーンを構成する複数のシート体は必
ずしも別体でなくてもよく、 一枚のスクリーンの下端
部より上方に向かって所定寸法スリットが形成されてお
り、該スリット部位において左右のシート体が互いに重
合するような場合、あるいは、スクリーンの下端側に避
難用開口部を設け、該スクリーンに該避難用開口部を覆
うようにシート体を設け、スクリーン本体(他方のシー
ト体)と該シート体(一方のシート体)との端部同士を
重合させてなるものも含む。
【0007】好ましくは、座板は開口幅略全体に延出す
るフラット部と、ベースプレートに対応する部位を除い
て幅方向に延出する立上り部とからなり、ベースプレー
トの一端側は他方のシート体下端の立上り部に着脱自在
であり、ベースプレートの他端側は板ばねを介して一方
のシート体下端の立上り部に連結されている。
【0008】好ましくは、ベースプレートの長さ方向一
端側の自由端は、他方のシート体下端の座板に対して着
脱自在である。ベースプレートの一端側と他方のシート
体下端の立上り部との着脱手段は、両部材の対向面の少
なくともいずれか一方に磁石を設けることにより、両部
材を磁着するのがよい。さらに好ましくは、ベースプレ
ートの一端側には、立上り部と該立上り部下端より水平
状に延出する片とを有する磁着プレートが設けられ、前
記他方のシート体下端の座板の立上り部にはプレート部
材を介して磁石が設けてあり、前記ベースプレートの一
端側と前記他方のシート体下端の立上り部とは磁石を介
して着脱自在となっていると共に、該プレート部材の下
端には上向き傾斜状に延出する案内片が延出形成されて
いることを特徴とするものである。
【0009】好ましくは、ベースプレートの下端には下
向き傾斜状の延出部を備えたカバー延出片が形成してあ
り、該カバー延出片がベースプレートと座板のフラット
部との隙間を被覆するようにしたことを特徴とするもの
である。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。図1は防火用シートシャッターの正面図
であって、建物内部の所定の防火区画部位の上方には左
右方向に延出する巻取シャフト1が軸架してあると共
に、防火区画部位の左右壁面には耐火シートからなるス
クリーン2の左右端部を案内するガイドレール3が立設
されている。スクリーン2の左右端部には高さ方向に所
定間隔を存して複数の抜け止め部材2Aが装着されてい
る。抜け止め部材2Aはガイドレール3の開口溝よりも
大きい寸法を有しており、抜け止め部材2Aをガイドレ
ール3の溝内に位置させることでスクリーン2の端部が
ガイドレール3から抜けるのを防止している。
【0011】スクリーン2は、幅方向端部同士を互いに
重合させてなる幅狭の第一シート体4と、幅広の第二シ
ート体5とから構成されており、第一シート体4、第二
シート体5は幅方向端部が重合された状態で巻取シャフ
ト1に巻装されており、第一シート体4および第二シー
ト体5から構成されるスクリーン2は、図示しない火災
検知器あるいは煙検知器による火災の検知によって、巻
取シャフト1より繰出されながら降下して開口部を全閉
して火災側と非火災側とを区画遮断する。
【0012】スクリーン2の下端(すなわち、第一シー
ト体4と第二シート体5の下端)には開口幅全体に延出
する座板6が設けてある。座板6は、立上り部7とフラ
ット部8とから略逆T形状の断面を有しており、立上り
部7を介してシート下端に連結されると共に、開口部全
閉時にはフラット部8の下面が床面に当接するようにな
っている。第一シート体4、第二シート体5の下端は共
に立上り部7を介して座板6に装着されているが、第二
シート体5の下端に位置する座板の立上り部は、重合部
位Oより幅方向に所定寸法だけフラット部8から分離さ
れており、ベースプレート9を構成している。すなわ
ち、実施の形態のものでは、座板6は開口幅全体に延出
するフラット部8とベースプレート9に対応する部位を
切り欠いてなる立上り部7とから形成されており、第二
シート体5の下端において重合部位Oより所定長にわた
って設けられたベースプレート9の下端は座板6とは独
立している。
【0013】図2はスクリーン2を上方から見た平面図
であって、矢印は想定される避難方向を示している。ス
クリーン2は、第一シート体4を避難方向手前側(通常
は火災側になると考えられる)、第二シート体5を避難
方向側(通常は非火災側になると考えられる)にして互
いにオーバーラップさせて設置されている。第二シート
体5の下端側はベースプレート9を有する長さだけ座板
6から独立した自由端であり、避難時には第二シート体
5の重合部側を押しながら重合部位Oを戸先側として第
二シート体5を開放させて脱出するようになっている。
【0014】図3はスクリーン2の下端に設けた座板6
およびベースプレート9を部分的に示す横断面図、正面
図および縦断面図である。図4は図3におけるA部、B
部の拡大図であり、図5はC部、D部の拡大図である。
図3におけるA部、すなわち図4(a)は、第一シート
体4の下端部の断面図であり、立上り部7を介して第一
シート部4の下端部を受入挟持してなる座板6が示され
ている。図3におけるB部、すなわち図4(b)は第二
シート下端のベースプレート9の一端側(戸先側)と第
一シート下端の立上り部7との取り合い部を示してい
る。図3におけるC部、すなわち図5(a)は第一シー
ト体4と第二シート体5の重合部Oの下端の断面を示し
ている。図3におけるD部、すなわち図5(b)は第二
シート体5の下端のベースプレート9と座板6との取り
合いを示す断面図であり、この部位では座板6はフラッ
ト部8のみが開口幅方向に延出している。図3における
E部は第二シート体5の下端の断面図であり、図4
(a)に示す断面図と略同じであるので拡大図は省略し
てある。また、図3から明らかなように、ベースプレー
ト9は重合部位Oの側において平面視段部状となってお
り、第一シート体下端の立上り部7との重合を良好に行
えるようになっている。
【0015】特に図4(b)、図6に示すように、ベー
スプレート9の戸先側(重合部位側)の端部は第一シー
ト体4の下端の座板の立上り部7に対して磁石10を介
して着脱自在である。具体的には、第一シート体側の立
上り部7の面部には装着プレート11を介して磁石10
が設けてあり、第二シート体下端のベースプレート9
は、ベースプレート戸先側に設けたスチール製の磁着プ
レート12を介して第一シート体側の磁石10に係着す
る。装着プレート11の下端部は斜め上方に向かって折
曲してあり、斜め上方に延出する案内片11aを形成し
ている。案内片11aは少なくとも下端側に形成してあ
ればよいが、さらに、図7に示すように上端部を斜め下
方に向かって折曲して、斜め下方に延出する案内片11
bを形成してもよい。磁着プレート12は磁石10に磁
着する立上り部12aと立上り部12aの下端より水平
状に延出する片12bからなる断面視略L形状である。
ベースプレート9の戸先側端部と第一シート体側の立上
り部7との係着時において、磁着プレート12の水平延
出片12bの延出端が装着プレート11の案内片11a
に案内されることで上下方向のずれを可及的に防止して
いる。磁着時には、図示するように、水平延出片12b
の延出端部の内側に案内片11aの基端部が入った状態
で係着する。また、延出片12bの延出端を案内片11
aに対して左右方向に移動させることで幅方向の調整も
できる。
【0016】ベースプレート9は、ベースプレート9の
戸尻側に設けた板ばね13を介して、第二シート下端の
座板の立上り部7に連結されている。常時は、ベースプ
レート9の戸先側は第一シート体4の座板の立上り部7
に磁石10を介して係着されており、第一シート体4と
第二シート体5とは幅方向端部同士が互いに重合されて
おり、避難用開口部が閉塞された状態となっている。ベ
ースプレート9は板ばね部位において折り曲げあるいは
屈曲自在であり、ベースプレート9が板ばね部位におい
て回動することで避難用開口部を形成するようになって
いる。
【0017】板ばね13は上下に延出する立上り状のプ
レートであり、前後方向のみならず、ある程度捻じられ
ながら屈曲するという融通性を備えており、開放時にお
ける自由度が大きい。このことはベースプレート丁番を
介して回動させる場合と比較すれば明らかである。丁番
の場合は丁番の軸によって回動方向が決定されてしま
い、シート開放時における自由度が小さい。しかも、丁
番の場合には鋭角に折曲されるので、丁番の直上に位置
するシートが傷み易い。これに対して、板ばねの場合は
湾曲状に曲がるので、板ばねの直上に位置するシートが
傷みにくい。
【0018】また、ベースプレート9は軽量であるシー
トの重りの役割をも有し、避難時には第二シート下端に
設けたベースプレート9が板ばね部位を基端として回動
するので、良好に第二シート体5の所定部位を開放する
ことができる。そして、第二シート体5を開放して避難
用開口部を形成した後には、第二シート体5の開放され
た部位は板ばね13の力によって元位置に復帰し、ベー
スプレート9の戸先側と第一シート体4の下端の立上り
部7とが係着し、避難用開口部閉塞状態となる。
【0019】図8(a)、(b)はそれぞれ板ばね13
の他の実施の形態を示す図である。図8(a)のもので
は、板ばね130は開口部の幅方向に延出する直線部1
30aと避難方向とは逆方向(通常は火災側になる)に
傾斜状に延出する傾斜部130bとからなるプレートで
あり、直線部側が第二シート体の座板の立上り部に連結
され、傾斜部側がベースプレートの戸尻側基端部に連結
されるようになっている。このような板ばね130は避
難用開口部閉鎖方向に向かって押し付け力を有するの
で、避難用開口部形成後において、良好に第二シート体
5の開放部位が元位置に復帰して避難用開口部を閉塞す
るようにしている。図8(b)のものでは、板ばね13
0は、平面視段差状に一体形成されている第一片130
cと第二片130dとからなる。
【0020】図5(b)に示すように、ベースプレート
9を設けた部位においては、座板6は立上り部を有しな
い部位となっており、フラット部8のみが開口幅方向に
延出している。ベースプレート9の下端側には第二シー
ト体5の座板のフラット部8の上面に沿って非火災側に
水平状に延出すると共に、フラットバーの側面に沿って
さらに下方に向かって傾斜状に延出してカバー延出片9
0が形成されており、全閉時(区画時)において、ベー
スプレート9と座板6(座板6のフラット部8)との間
に直線状の隙間が形成されること防止している。こうす
ることで、ベースプレート9と座板6との隙間からの延
焼を可及的に防止している。尚、非火災側のフラットバ
ーの側面は必ずしも傾斜面とする必要はなく、フラット
バーの側面の一方を垂直面とする場合には、カバー延出
片を水平片と垂直片とから構成してもよい。また、図5
(b)に点線で示すように、ベースプレート9の戸先側
には非火災側に位置して重りWが装着してあり、重りW
による重心の作用で第二シート体5が閉鎖方向に寄るよ
うにしている。
【0021】図9に示すように、ベースプレート9の所
定部位にはヒューズ機能を備えたフランス落とし14が
設けてある。フランス落とし14は上下動自在の係止ロ
ッド15を有しており、係止ロッド15の降下経路に位
置して、第二シート体5の座板6のフラット部8の上面
には係止受孔16が形成されている。係止ロッド15は
周囲が所定温度(もちろん、避難者が避難した後を想定
して設定される温度である)に達すると、加熱で図示し
ない保持部が溶解して下降するようになっている。こう
することで、火炎によって磁石10による係合が弱くな
った場合であっても、第二シート体5の下端側がせり上
がって開口部が形成されることを防止している。
【0022】このように構成された防火用シートシャッ
ターにおいて、図示しない火災検知器あるいは煙検知器
が火災を検知すると、スクリーン2が降下して開口部を
全閉して火災側と非火災側とを区画遮断する。この状態
では、第一シート体4と第二シート体5の端部同士は重
合されており、この重合状態は磁石10による磁着によ
って維持されている。万が一火災側に人が残された場合
には、第二シート体5を重合部位Oを戸先側として押す
ことで、磁石10による係着が解除され、第二シート体
5はベースプレート9の基端側(戸尻側)の板ばね13
を介して前方に向かって(前方かつ少し上方に向かっ
て)開放され、避難用開口部が形成される。避難後は、
板ばね13による力で第二シート体5は元の開口部閉鎖
位置に復帰し、ベースプレート9の戸先側端部と第一シ
ート体下端の立上り部7とは磁石10によって係着され
る。さらに、火災側が所定の高温に達すると、係止ロッ
ド15が下降して係止受孔16に係入する。したがっ
て、高温で磁石の磁力が弱くなっても、第二シート体1
5の下端側がめくれるようなことがない。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、スクリーンを形成する
一方のシート体を板ばねを基端として開放可能としたの
で、避難時には容易に避難用開口部を形成できるもので
ありながら、避難者がシートに設けた開口部を通過した
後においては、該板ばねの復帰力によって該避難用開口
部を自動的に良好に閉塞することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】防火用シートシャッターの正面図である。
【図2】防火用シートシャッターの平面図である。
【図3】防火用シートシャッターのスクリーンの下端部
を部分的に示す横断面図、正面図、縦断面図である。
【図4】(a)は図3におけるA部の拡大図、(b)は
図3におけるB部の拡大図である。
【図5】(c)は図3におけるC部の拡大図、(d)は
図3におけるD部の拡大図である。
【図6】(a)は第一シート体下端部の立上り部に設け
た磁石の斜視図、(b)はベースプレート戸先側端部と
第一シート体下端部の立上り部との取り合いを示す断面
図である。
【図7】ベースプレート戸先側端部と第一シート体下端
部の立上り部との他の実施の形態に係る取り合いを示す
断面図である。
【図8】(a)、(b)は共に他の実施の形態に係る板
ばねの平面図及び正面図を示している。
【図9】(a)はベースプレートに設けたフランス落と
しの斜視図、(b)はフランス落としの断面図である。
【符号の説明】
2 スクリーン 4 第一シート体 5 第二シート体 6 座板 7 立上り部 8 フラット部 9 ベースプレート 10 磁石 11 装着プレート 11a 案内片 12 磁着プレート 12a 立上り部 12b 水平延出片 13 板ばね O 重合部位
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI E06B 9/17 A (56)参考文献 特開 平10−155925(JP,A) 特開 平10−314328(JP,A) 特開 平10−211295(JP,A) 特開 平10−314329(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A62C 2/10 A62C 2/06 502 E06B 9/02 E06B 9/13 E06B 9/17

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】建物内部の所定部位上方から下降して開口
    部を全閉するスクリーンを、幅方向端部同士を互いに重
    合させてなる少なくとも二つのシート体から構成し、該
    スクリーンの下端には座板を設けると共に、一方のシー
    ト体の下端には該重合部位より開口幅方向に延出する所
    定長のベースプレートが該座板とは別体に設けてあり、
    該ベースプレートの長さ方向一端側は自由端であり、該
    ベースプレートは該ベースプレートの長さ方向他端側に
    設けた板ばねを介して屈曲自在であり、該重合部位を戸
    先側として該一方のシート体の少なくとも一部を開放す
    ることで該スクリーンに避難用開口部を形成し、少なく
    とも一部において開放された該一方のシート体は該板ば
    ねの力によって重合状の元位置に復帰するようにしたこ
    とを特徴とする防火用シートシャッター。
  2. 【請求項2】前記ベースプレートの長さ方向一端側の自
    由端は、他方のシート体下端の座板に対して着脱自在で
    あることを特徴とする請求項1に記載の防火用シートシ
    ャッター。
  3. 【請求項3】前記座板は開口幅略全体に延出するフラッ
    ト部と、前記ベースプレートに対応する部位を除いて幅
    方向に延出する立上り部とからなり、前記ベースプレー
    トの一端側は前記他方のシート体下端の立上り部に着脱
    自在であり、前記ベースプレートの他端側は前記板ばね
    を介して前記一方のシート体下端の立上り部に連結され
    ていることを特徴とする請求項1、2いずれかに記載の
    防火用シートシャッター。
  4. 【請求項4】前記ベースプレートの一端側には、立上り
    部と該立上り部下端より水平状に延出する片とを有する
    磁着プレートが設けられ、前記他方のシート体下端の座
    板の立上り部にはプレート部材を介して磁石が設けてあ
    り、前記ベースプレートの一端側と前記他方のシート体
    下端の立上り部とは磁石を介して着脱自在となっている
    と共に、該プレート部材の下端には上向き傾斜状に延出
    する案内片が延出形成されていることを特徴とする請求
    項3に記載の防火用シートシャッター。
  5. 【請求項5】前記ベースプレートの下端には下向き傾斜
    状の延出部を備えたカバー延出片が形成してあり、該カ
    バー延出片がベースプレートと座板のフラット部との隙
    間を被覆するようにしたことを特徴とする請求項3、4
    いずれかに記載の防火用シートシャッター。
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