JP3357844B2 - 防火防煙シャッター - Google Patents

防火防煙シャッター

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、避難口を有する耐
火性シートを用いた防火防煙シャッターに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】建築物内の通路などには、火災時に炎や
高温ガス、さらに煙などを遮蔽するための防火防煙シャ
ッターが設けられている。
【0003】従来、防火防煙シャッターとしては、金属
製のスラットを用いたものが一般的に知られているが、
近時、ガラスクロスやシリカクロスなどの耐火性シート
を用いた防火防煙シャッターが知られており、例えば、
特開平9−206394号公報に開示されている。
【0004】耐火性シートを用いた防火防煙シャッター
は、次のような特徴がある。 全体の重量が軽く施工し易いこと。 施工現場を選択するのに自由度が高いこと。 収納状態での専有体積が小さいこと。 大面積のものを容易に得ることができること。 建築物内部のデザインに対する整合性が高いこと。
【0005】一方、防火防煙シャッターには、逃げ遅れ
た人が通過できるような避難口(非常口)が必要とされ
ている。上記した特開平9−206394号公報には、
シャッター面にスリットを設けた構造の避難口が開示さ
れている。このスリットを利用した避難口は、構造が簡
単であり、また、避難者の通過も容易であるという特徴
がある。
【0006】しかしながら、上記する単なるスリットを
設けただけの構造では、例えば、火災時に防火防煙シャ
ッターに圧力が加わると、炎や高圧ガス或いは煙がスリ
ット部分を通って流れてしまい、防火防煙シャッターの
本来の機能である炎や高温ガス、煙などの遮蔽機能が損
なわれることになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
観点から避難口における通過の容易性と防火防煙シャッ
ターに要求される遮蔽機能とを両立させた構造の避難口
を備える防火防煙シャッターを提供することを課題とす
るものである。
【0008】具体的には、耐火性シートを用いた防火防
煙シャッターに避難口を設けたことにより、本発明の解
決課題は、次の通りである。 スムースに避難口の通過ができること。 避難口の非利用時における遮蔽性の低下が少ないこ
と。 避難口の利用後に避難口が自動的に閉鎖されるこ
と。 簡単な構造でシャッター全体が巻き取られて収納で
きること。
【0009】本発明では、片開き構造の扉に利用するこ
とが好適であるが、扉が上方に押し開かれる形式の扉に
も利用することができる。この場合は、片開き構造の扉
に利用した場合程ではないが、次の有意性が得られる。 扉を閉めた状態での遮蔽性が維持できること。 扉の開放が容易であること。 扉が自動的に閉まり易いこと。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の発明は、
耐火性シートからなるシャッターカーテンに耐火性シー
トの扉が設けられ、上端に向かって前記扉との重なりが
増大する形状を有する同様な耐火性シートからなるカバ
ーが、前記扉の側端部を被覆するように形成されている
ことを特徴とするものである。
【0011】第2の発明は、耐火性シートからなるシャ
ッターカーテンに耐火性シートの扉が設けられ、同様な
耐火性シートからなるカバーが、前記扉の側端部を被覆
し、前記カバーが扉と重なる面積は、上端に比べ下端程
小さいことを特徴とし、第3の発明は、扉は上端部及び
一方の側端部が固定された片開き構造であり、カバーは
扉の他方の側端部を被覆し、前記カバーは上端に向かっ
て扉との重なり面積が増大する形状を有することを特徴
としている。
【0012】第4の発明は、扉の側端部は、扉の開放に
よって形成される避難口の側縁に重なり、前記重なり部
は、避難口の側縁とカバーによって扉が挟み込まれるよ
うにしたことを特徴とし、第5の発明は、扉の下端部に
は、重りが取り付けられ、前記重りとカバーとは重なり
合わないようにしたことを特徴としている。第6の発明
は、扉の下端部に取り付けられた重りは、シャッターカ
ーテンの下端部に取り付けられた重りに固定される機構
を備えていることを特徴とするものである。
【0013】
【作用】本発明によるカバーの作用は、扉の動きを規制
し、遮蔽機能が低下しないようにすることにある。しか
し、カバーによる扉の動きを規制する作用が強すぎる
と、扉の開閉に問題がある。そこのバランスをとるため
に、本発明では、カバーによる規制が扉の上端では強
く、下端では弱くなるようにしている。こうすること
で、高い扉の遮蔽性と開閉作業の良好性とを両立して得
ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を図面を参照し
て説明する。図1は、本発明に係る避難口を設けた防火
防煙シャッターを示す説明用正面図、図2は、同説明用
側面図、図3は、扉の係合部材と係止部材を省略したシ
ャッターカーテンの重りの係合状態を示す説明用断面
図、図4は、扉とカバーの関係を示す説明用断面図、図
5は、避難口の開放状態を示す防火防煙シャッターの説
明用正面図、図6は、シャッターカーテンの開閉状態を
示す説明用断面図、図7は、足踏み板の取り付け状態を
示す説明図である。
【0015】図1及び図2において、防火防煙シャッタ
ーを構成するシャッターカーテン1は、耐火性シート2
a,2bと中間部に配した耐火性シートからなる扉3と
で構成されている。しかし、耐火性シート2a,2b
は、2枚に限定されず、複数枚で構成できる。
【0016】耐火性シート2a,2b及び耐火性シート
で構成される扉3は、シリカクロスやガラスクロス、ス
テンレス鋼線で編んだクロス、その他耐火性材料の繊維
でなるクロスなどから選ばれたものを用いることができ
る。
【0017】扉3は、上記するように耐火性シート2
a,2bの中間に配してあり、避難口4を構成するもの
で、扉3の一方の側端部3aと隣合う耐火性シート2a
の側端部2cとは、連続し、或いは縫い合わせや接着5
などにより連結され、扉3の他方の側端部3bと隣合う
耐火性シート2bの側端部2dとは、互いに重ね合わせ
た重ね合わせ部6としてある。
【0018】そして、耐火性シート2a,2bと扉3の
耐火性シートの上端部2e,2e,3cは、シャフト7
に固定されて巻き取られるように構成されている。ま
た、これら耐火性シート2a,2bと扉3の下端部2
f,2g,3dは、互いに連結されずにフリーな状態に
構成されているので、扉3は、耐火性シート2a側の側
端部3aと上端部3cとが束縛された片開き構造となっ
ている。
【0019】シャッターカーテン1の下端部には、後記
する重り10となる細長い座板11が設けられている。
火災時に、シャッターカーテン1は、重り10によって
上記シャフト7に巻き取られた状態から巻き解かれて下
降する。この重り10は、シャッターカーテン1が下降
して防火防煙シャッターとしての機能と共に、シャッタ
ーカーテン1のまくれあがりなどを防ぐ機能がある。
【0020】上記するように扉3の上端部3cは、シャ
フト7に固定され、その下端部3dは、図3に示すよう
に上記重り10と分離される重り12が設けられてい
る。この重り12は、耐火性シート2aの側端部2c側
の下端部2fと自在継ぎ手13によって結合され、ま
た、扉3の両下端部においてロック機構14を有する固
定手段によって重り10と係合されている。
【0021】このロック機構14は、踏み板15を踏む
ことによって解除され、その状態で扉3を前方に押すこ
とにより扉3は、自在継ぎ手13を支点として、重り1
2を動かすことができ、その下端部3d側が大きく開放
され、図5に示すように片開き構造の避難口4が形成さ
れる。
【0022】ロック機構14の構造を図6により説明す
る。図6は、シャッターカーテンの開閉状態を示す説明
用断面図であり、図6(a)は、扉の閉鎖時の状態を示
し、図6(b)は、扉の開放時の状態を示している。扉
3の下端部には、上記重り12と共にカーテン側に係合
部材20が取り付けられている。係合部材20は、シャ
ッターカーテン1の外面側(避難側)の固着板23と、
内面側(遮蔽側)へと移動させられる係合板22とで形
成される断面L字状の係合金具21、及び固着板23の
反対側に付設される磁性板25とにより形成されてい
る。また、係合板22には、係合孔24が開設されてい
る。
【0023】この重り12は、上記するように重り10
と係合されている。つまり、重り10は、シャッターカ
ーテン1の下降時に床面Yに立設される座板11と係止
部材40などにより構成されている。そして、重り10
は、シャッターカーテン1の下端部の長手方向全体に設
けられ、扉3において重り12と係合し合うようになっ
ている。座板11は、断面長方形状の金属製フラットバ
ーなどで形成され、その一側面には、シャッターカーテ
ン1の下端部に付設された磁性板25と吸着し合う磁性
板31が取り付けられているが、この磁性板31は、必
ずしも必要なものではないが、あれば好ましい。
【0024】一方、座板11の他側面には、上記係合部
材20と係合し合って重り10と重り12のロック状態
を保つ係止部材40が配設されている。係止部材40
は、座板11の上方部に取り付けられ、かつ上下方向に
挿通孔41aが開設されたガイド筒41と、挿通孔41
aに対して係止片43が上下動可能に挿通される係止金
具42と、係止金具42と床面Yとの間に介在されて係
止金具42を上方に付勢するスプリング44とにより形
成されている。なお、45は、ガイド筒41のカバー板
である。
【0025】この係止金具42には、踏み板15が連動
させてあり、詳しくは、踏み板15の上下動に伴って係
止金具42が上下動するように、踏み板15は、装着用
板51に蝶番53を介して折り曲げ自在に足載せ板52
を結合させてある。図7は、足踏み板の取り付け状態を
示す説明図であり、図7(a)は、閉鎖時の取り付け状
態を示し、図7(b)は、開放時の取り付け状態を示し
ている。
【0026】閉鎖時の足踏み板15は、図7(a)に示
すように、装着用板51が座板11と係止金具42との
間に挿嵌され、足載せ板52の開孔52aに座板11よ
り突出する突起部32が掛り止められて立設状態となっ
ている。即ち、シャッターカーテン1が、シャフト7に
巻き取られている状態、またはシャフト7から下降して
くる途中の状態においては、踏み板15は、座板11に
掛り止めされている。
【0027】開放時には、足載せ板52は、床面Yへと
人が足載せ板52を足踏みできる状態となる。この際、
開孔52aと突起部32との掛り止めは外される。ま
た、この状態での係止金具42は、スプリング44によ
り上方へ付勢され押し上げられている。
【0028】シャッターカーテン1が下降した状態で
は、シャッターカーテン1の下端部の磁性板25と座板
11の磁性板31とが吸着されている。この状態では、
シャッターカーテン1の係合金具21における係合板2
2は、座板11を越えて係止金具42の係止片43の先
端部に摺接され、係合板22の係合孔24に係止片43
の先端部が没入し、係合金具21と係止金具42とはロ
ック状態となっている。
【0029】このロック状態を解除するには、足踏み板
15を倒し、足載せ板52を踏み込むと、加わる重圧に
より踏み板15が係止金具42を押し下げられ、スプリ
ング44は圧縮され、係止片43がガイド筒41の挿通
孔41aの内を下降する。このため、係止片43の先端
部は、係合孔24より外れ、重り12は重り10との係
合状態が解除され、扉3は開放可能となり、図5に示す
ように片開き構造の避難口4が形成される。
【0030】避難口4を開放した後、扉3から手を放す
と、重り12の自重によって、自在継ぎ手13を支点と
して元の状態に戻り、重り10と重り12との係合状態
が回復し、扉3はロック機構14により閉鎖状態にロッ
クされ、防火防煙シャッターの遮蔽性を維持できる。
【0031】上記する扉3の側端部3bと耐火性シート
2bの側端部2dとの重ね合わせ部6には、この重ね合
わせ部6を含め扉3の一部を覆う耐火性シートからなる
細長状のカバー17が設けられている。このカバー17
は、上端部17aがシャフト7に固定され、シャッター
カーテン1と一体化されて巻き取られるようになってい
る。
【0032】カバー17は、上記するように耐火性シー
トからなり、図1及び図5に示されるように、上端に向
かう程漸次その幅が広がる細長状のテーパー形状17c
に形成されており、図4に示すように扉3の閉鎖時にお
いて、カバー17と扉3が密に重なり合って、扉3が耐
火性シート2bとカバー17に挟み込まれるような状態
を維持できる。このため、火災時に風圧などによって、
バタツキやまくれあがり易い扉3を押さえ込み、扉3の
閉鎖状態における防火防煙シャッターの遮蔽性の低下を
抑制している。
【0033】また、このカバー17は、下端側が幅狭状
に形成されているので、扉3を押して開放して避難口4
として人が避難する際、扉3を開け易く、しかも人の通
過の妨げにならないものである。さらに、扉3が開放さ
れて避難口4として使用した後、上記するように重り1
2の作用により、扉3が自動的に閉鎖する際、このカバ
ー17は、扉3の閉まろうとする動きの妨げにもならな
い。
【0034】即ち、扉3が自動的に閉まろうとする際、
上記自在継ぎ手13を支点として重り12が、矢印と逆
方向に回転するように動く。この場合、カバー17の下
端部が幅広であると、この幅広部が扉3と耐火性シート
2bとの間に挟まり、扉3の戻りの動きが邪魔され、扉
3は、半開きの状態となり、防火防煙シャッターの遮蔽
性が大きく損なわれる。
【0035】しかし、このカバー17は、下端側程幅狭
状に形成されているので、重り12の回転運動が妨げら
れず、自動的な扉3の閉鎖運動は、スムースに行われ
る。特に、重要なことは、重り12の回転する軌跡上に
カバー17が存在しないことである。扉3自体が、柔軟
性のある耐火性シートで構成されているので、扉3の動
きは、重り12の動きにほぼ拘束される。従って、この
ような構成のカバー17によれば、重り12の動きは直
接邪魔になることがなく、開放された扉3は自動的にし
かもスムースに閉鎖される。また、閉鎖時にカバー17
が巻き込まれることもなくなる。
【0036】扉3が閉鎖する際、扉3の耐火性シートと
カバー17の耐火性シートとの接触は、上端から下端に
向かって進行する。この際、下端部程カバー17が、扉
3の内側に巻き込まれる可能性が高くなる。しかし、こ
のカバー17は、下端側程幅狭状に形成されているの
で、カバー17の巻き込まれる可能性を低くできる。
【0037】このように扉3が自動的に閉まり易く、し
かも扉3の閉鎖状態における遮蔽性が極めて高い構造を
得ることができ、扉3の存在による防火防煙シャッター
の遮蔽性の低下はない。
【0038】図示省略してあるが、扉3とカバー17と
の密着性を高めるために、磁石や面ファスナーによる固
定手段を併設してもよい。また、扉3は、ロック機構1
4として、踏み板15を踏み込むことによって、重り1
2が重り10から解除される構成としてあるが、扉3の
固定手段として、磁石や面ファスナーを用いることがで
きる。
【0039】カバー17の形状は、図示省略するが、上
記形状の他に曲線状のテーパー形状17cや段階的に扉
3との重なり面積が変化する形状、これらを組み合わせ
た形状など多様な形状を採用することができる。また、
カバー17と扉3との重なり面積の変化は、単純な増加
或いは減少する形状に必ずしも限定されない。換言すれ
ば、下端部においては、相対的にカバー17と扉3との
重なり面積が小さく、上端部においては、相対的にカバ
ー17と扉3との重なり面積が大きい形状であれば、本
発明が目的とする効果を得ることができる。
【0040】なお、図示省略するが、扉3を2つ並べて
設け、双方向に通過可能な避難口4を2つ構成すること
ができる。この場合、一方の扉3は、隣合う耐火性シー
ト2aと上記する片開き構造とし、他方の扉3は、隣合
う耐火性シート2bと同様に上記する片開き構造とする
とよく、また、隣合う扉3,3には、逆台形状のカバー
17を重ね合わせるように構成するなど本発明に開示し
た手段を適宜採用するとよい。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、火災時に扉を開放する
ことにより避難口が簡易に構成でき、かつ防火防煙シャ
ッターに要求される遮蔽機能を有するシャッターカーテ
ンが得られる。
【0042】本発明の効果を具体的に説明すると、スム
ースに避難口の通過ができること、避難口の非利用時に
おける遮蔽性の低下が少ないこと、避難口の利用後に避
難口が自動的に閉鎖されること、簡単な構造でシャッタ
ー全体が巻き取られて収納できることなど幾多の効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る避難口を設けた防火防煙シャッタ
ーを示す説明用正面図。
【図2】同説明用側面図。
【図3】扉の係合部材と係止部材を省略したシャッター
カーテンの重りの係合状態を示す説明用断面図。
【図4】扉とカバーの関係を示す説明用断面図。
【図5】避難口の開放状態を示す防火防煙シャッターの
説明用断面図。
【図6】シャッターカーテンの開閉状態を示す説明用断
面図。
【図7】足踏み板の取り付け状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 シャッターカーテン 2a,2b 耐火性シート 3 扉 3b 扉の側端部 17 カバー
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−211195(JP,A) 特開 平9−206394(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E06B 9/02 E06B 9/17

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 耐火性シートからなるシャッターカーテ
    ンに耐火性シートの扉が設けられ、上端に向かって前記
    扉との重なりが増大する形状を有する同様な耐火性シー
    トからなるカバーが、前記扉の側端部を被覆するように
    形成されていることを特徴とする防火防煙シャッター。
  2. 【請求項2】 耐火性シートからなるシャッターカーテ
    ンに耐火性シートの扉が設けられ、同様な耐火性シート
    からなるカバーが、前記扉の側端部を被覆し、前記カバ
    ーが扉と重なる面積は、上端に比べ下端程小さいことを
    特徴とする防火防煙シャッター。
  3. 【請求項3】 扉は上端部及び一方の側端部が固定され
    た片開き構造であり、カバーは扉の他方の側端部を被覆
    し、前記カバーは上端に向かって扉との重なり面積が増
    大する形状を有することを特徴とする請求項1又は2記
    載の防火防煙シャッター。
  4. 【請求項4】 扉の側端部は、扉の開放によって形成さ
    れる避難口の側縁に重なり、前記重なり部は、避難口の
    側縁とカバーによって扉が挟み込まれるようにしたこと
    を特徴とする請求項1,2又は3記載の防火防煙シャッ
    ター。
  5. 【請求項5】 扉の下端部には、重りが取り付けられ、
    前記重りとカバーとは重なり合わないようにしたことを
    特徴とする請求項1,2,3又は4記載の防火防煙シャ
    ッター。
  6. 【請求項6】 扉の下端部に取り付けられた重りは、シ
    ャッターカーテンの下端部に取り付けられた重りに固定
    される機構を備えていることを特徴とする請求項1から
    5のいずれかに記載の防火防煙シャッター。
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