JP4168408B2 - 防火シャッター - Google Patents

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本発明は、上側のスラット部と下側のスクリーン部とからなるシャッターカーテンを備えた防火シャッターに関するものである。
防火・防煙用のシャッター装置として、シャッターカーテン上側部位を占める金属製スラットと、シャッターカーテン下側部位を占める耐火シートと、から構成されたシャッターカーテンを備えた防火シャッターが提案されている(特許文献1)。このものは、シャッターカーテンの下側部位をシートからなるスクリーン部で構成することで、降下するシャッターカーテンと床面との間に避難者が挟まれた場合であっても、自力で脱出することができるようにしたものである。
上記防火シャッターでは、開口部全閉時にシャッターカーテン下方部位をシートから構成するため、開口部全閉時において本来シートが位置する高さ位置までスラット部が降下しないように下限位置を設定する必要がある。降下するスラット部が所定の高さ位置まで来たときに当接するストッパを設けて下限位置を設定するためには、当該ストッパはシートの降下を許容してシートの降下を妨げないものであることが必要となる。
一方、開口部全閉時にシートに外力が働いた場合や、床にある障害物を挟むことによってシートが撓む場合等により、シートの端部がガイドレールから抜け出すことを防止する必要がある。シートの端部がガイドレールから抜け出ると元に復帰することは難しく、復帰しない場合には防火シャッターとしての遮煙性に影響を与えることになる。
特許第3677615号
本発明は、上側のスラット部と下側のスクリーン部とからなるシャッターカーテンを案内するガイドレールにおいて、シャッターカーテン降下時にスラット部が所定の高さ位置よりも下方に降下することを防止すると共に、スクリーン部端部がガイドレールから抜け出ることがないような防火シャッターを提供することを目的とする。
かかる課題を達成するために本発明が採用した技術手段は、金属製スラットからなる上側のスラット部と、シートからなる下側のスクリーン部とから構成されたシャッターカーテンと、前記シャッターカーテン(スラット部及びスクリーン部)の端部を受け入れて案内するガイドレールと、を備えた防火シャッターであって、前記ガイドレールは、底部と、対向状の側部と、その間に開口溝を形成する2つの前部と、を備えており、前記底部にはガイドレール内側に位置して、シャッターカーテン降下時に当該シャッターカーテンに形成した当接部が当接する被当接部を形成するストッパを設け、前記スクリーン部の幅寸法は前記ストッパを避けるように前記スラット部の幅寸法よりも小さい寸法となっており、前記2つの前部にはガイドレールの開口溝の外に位置して、開口部全閉時のスクリーン部の幅方向端部をガイドレールの開口溝の外で前後から挟むように長尺状レールカバーを対向させて設け、対向する長尺状レールカバー間に、ガイドレールの開口溝の外でスクリーン部の幅方向端部を受け入れるガイド溝を形成して、スクリーン部の幅方向端部の呑み込み量を確保してなる、防火シャッター、である。前記シャッターカーテンに形成した当接部は、シャッターカーテンの部分でも、シャッターカーテンに取り付けられた部材でもよい。一つの好ましい態様では、当接部は、開口部全閉時のスクリーン部の上端の高さ位置に略対応する部位に形成される。
好ましい態様では、前記ストッパは、ガイドレールの開口溝からガイドレールの内部に挿入可能に構成されている。より具体的な構成としては、ストッパが開口溝から挿入可能な形状・寸法を有している場合、ストッパが複数の部材から構成され、各部材が開口溝から挿入可能な形状・寸法を有している場合、が挙げられる。
好ましい態様では、前記ストッパは、ガイドレール下方部位の開口部全閉時のスクリーン部に対応する部位に沿って長さ方向に延出する長尺状の本体を備え、前記本体の下面は床面に接地しており、前記本体の上面に被当接部が形成されている。
好ましい態様では、前記ストッパは、ガイドレール下方部位の開口部全閉時のスクリーン部に対応する部位に沿って長さ方向に延出する長尺状の本体と、前記本体の上面に設けた被当接部と、を備えており、前記本体の幅寸法はガイドレールの開口溝の幅寸法よりも小さい寸法を有しており、前記被当接部はガイドレールの開口溝から挿入可能な形状・寸法を有している。
前記レールカバーは、開口部全閉時のスクリーン部に対応する部位に位置して設けてある。また、一つの態様では、前記レールカバーは、ガイドレールの前記開口溝より幅狭のガイド溝を形成する。
本発明では、ガイドレールの底部に設けたストッパによってシャッターカーテン降下時にスラット部が所定の高さ位置よりも下方に降下することを防止している。ストッパをガイドレール内部に設けることで、降下するシャッターカーテンとストッパとの間に指が挟まってしまうようなことがない。また、シャッターカーテンのストッパをガイドレール側部に形成したような場合には、降下するシャッターカーテンが当接した時にガイドレールが拡開してしまうおそれがあるが(ガイドレールが拡開するとスラット部がストッパで停止せずに下方に落ち込んでしまうおそれもある)、本発明では、降下するシャッターカーテンをガイドレール底部に設けたストッパで受けることで、ガイドレールが拡開してしまうようなことがない。そして、スクリーン部の幅寸法をスラット部の幅寸法よりも小さい寸法とすることで、シャッターカーテンの昇降時にスクリーン部がストッパに接触して昇降に支障を来たすようなことを防止する一方、ガイドレール底部に設けたストッパとの接触を避けるべくガイドレールに対して浅く呑み込まれているスクリーン部端部の呑み込み量を、一対のレールカバーが形成するガイド溝によって延長することで、十分なスクリーン部の端部の呑み込み量を確保し、もって、スクリーン部のガイドレールからの抜け出しを防止することができる。
前記ストッパは、ガイドレールの開口溝からガイドレールの内部に挿入可能に構成されているものでは、既設の金属製スラットシャッターのガイドレールを改修することで、本発明のガイドレールを構成することができる。
前記ストッパは、ガイドレール下方部位の開口部全閉時のスクリーン部に対応する部位に沿って長さ方向に延出する長尺状の本体を備え、前記本体の下面は床面に接地しており、前記本体の上面に被当接部が形成されているものでは、降下するシャッターカーテンの当接部が被当接部に当たった時の衝撃をストッパが安定して負担することができる。また、ストッパをガイドレールの開口溝から挿入してガイドレール底部に取り付ける場合には、ストッパが床面に接地しているので、作業性が良好である。
前記ストッパは、ガイドレール下方部位の開口部全閉時のスクリーン部に対応する部位に沿って長さ方向に延出する長尺状の本体と、前記本体の上面に設けた被当接部と、を備えており、前記本体の幅寸法はガイドレールの開口溝の幅寸法よりも小さい寸法を有しており、被当接部はガイドレールの開口溝から挿入可能な形状・寸法を有しているものでは、ストッパを構成する部材がガイドレールの開口溝から挿入できるものでありながら、被当接部の面積を本体の上面よりも大きく取ることができ、ストッパとしての役割をより確実に果たすことができる。
前記レールカバーは、ガイドレールの前記開口溝より幅狭のガイド溝を形成するものでは、ガイドレールの開口溝の溝幅がスクリーン部の厚みに対して大き過ぎる場合に、幅狭のガイド溝を提供して防煙性能を確保することができる。
図1は、開口部全閉時の本発明に係る防火シャッターの全体正面図であり、図2は、開口部全開時の本発明に係る防火シャッターの部分側面図である。防火シャッターは、建物開口部左右に立設した一対のガイドレール1と、建物開口部を開閉するシャッターカーテン2と、建物開口部の上方に設けられたシャッターケース3と、シャッターケースの左右に設けられた軸受部4と、軸受部4間に回転可能に軸支された巻取シャフト5と、巻取シャフト5を回転駆動する開閉機6と、を備えている。シャッターカーテン2の上端は巻取シャフト5に連結されており、巻取シャフト5の回転に伴ってシャッターカーテン2がガイドレール1に案内されながら昇降して建物開口部を開閉する。図1ではガイドレール1の内部に位置するシャッターカーテン2の幅方向両端部も示してある。
シャッターカーテン2は、上側のスラット部7と、下側のスクリーン部8と、スクリーン部8の下端の座板部9と、からなる。スラット部7は、複数枚の金属製スラット70を上下に連設して(図2の例では、インターロック結合)して構成されている。図2において、参照番号30は、開口部全開時に垂下するスクリーン部8を収納するべく下方に延設されたまぐさ部である。
スクリーン部8は耐火性のシートから構成されており、当該シートの上端を袋状に形成して当該袋状部にフラットバー71が内装されている。スクリーン部8のシートの下端には座板部9が設けられている。フラットバー71は、スクリーン部8の幅方向に延出しており、スラット70と略同じ長さを備えている。フラットバー71、スクリーン部8の幅方向両端部は、ガイドレール1内に受け入れられる。スクリーン部8の幅寸法は金属製スラット部7の幅寸法よりも小さい寸法に形成されている。
スラット部7とスクリーン部8とは、スラット部7の下端部とスクリーン部8の上端部とを連結することで構成されている。図2の例では、スラット部7とスクリーン部8とは開口幅方向に延出する連結部材72(上半部と下半部とから段部状に形成されている)を介して連結されており、連結部材72の両端部に当接部7A(図1参照)が形成されている。当接部7Aは、別部材を連結部材72に固定することで形成しても、あるいは、連結部材72の部分が当接部7Aを形成するものでもよい。連結部材72を用いた連結について示したが、スラット部7とスクリーン部8を直接連結してもよく、具体的には、例えば、スラット部7の最下位のスラット70の面部に、スクリーン部8のフラットバー71を内装した袋状部の面部を重ね合わせて、両者を螺子で止着してもよい。当接部7Aについても、スラット部7の最下位のスラット70の両端部、あるいはその上位のスラット70の両端部に設けてもよく、あるいは、フラットバー71の両端部に設けても良い。
図3,4,6,9に示すように、ガイドレール1は、底部1aと、側部1b,1bと、その間に開口溝1dを形成する前部1c,1cとを備えている。ガイドレール1の下方部位には、シャッターカーテン2が所定の位置まで降下した時に、シャッターカーテン2に形成した当接部7Aが当接してシャッターカーテン2の降下を停止させるストッパ10、及び、開口部全閉時のスクリーン部8に対応してレールカバー11が取り付けられる。
図3(A)、(B)、(C)に、ストッパ10の幾つかの実施例を示す。ストッパ10は、図示の例では、ガイドレール1の高さ方向に延出する長尺部材から構成されており、ガイドレール1の底部1aにガイドレール1の高さ方向に沿って立ち上がり状に設けてある。ストッパ10は、断面視方形状で、高さ方向に延出する本体100と、本体100の上面に設けられた、本体100とは別部材の被当接部101とを備えており、本体100の下面102は床面に接地している。本体100の幅寸法W3は、ガイドレールの開口溝1dの幅寸法W1よりも小さい寸法に形成されており、本体100をガイドレールの開口溝1dの正面からガイドレール1の内部に挿入可能となっている。被当接部101も、ガイドレール1の開口溝1dから挿入可能な形状・寸法を備えている。
ストッパ10の本体100は、ガイドレール1の開口溝1dからガイドレール1の内部に挿入して底部1aに当接させて、開口溝1dから挿入する螺子103でガイドレール1に固定することで取り付けられる。ストッパ10の被当接部101は、ガイドレール1の開口溝1dからガイドレール1の内部に挿入して本体100の上面に設けられる。被当接部101は、必要であれば、開口溝1dから挿入する螺子103でガイドレール1に固定される。
図3(A)の形態では、被当接部101は平面視方形状を有しており、幅寸法W4、奥行寸法D4が、共に、開口溝1dより小さい寸法となっている。図3(B)、(C)形態では、被当接部101は平面視方形状を有しており、幅寸法W4は開口溝1dより大きい寸法であり、奥行寸法D4が、開口溝1dより小さい寸法となっており、図示の態様から90度回転させた態様で開口溝1dからガイドレール1の内部に挿入可能となっている。図3(C)において、本体100の下面102よりプレート102Aが水平状に延出しているが、これは、プレート102Aを摘んで本体100を開口溝1dからガイドレール内に挿入するようにしたものである。
開口部を閉鎖する際に、降下するシャッターカーテン2の金属製スラット部7の下方部位に形成された当接部7Aがストッパ10の上面に形成された被当接部101に当接することでシャッターカーテン2の下降が停止する。ストッパ10の上面の被当接部101は、ガイドレール1内で溝幅方向に延出しており、なるべく大面積(W4を大きく取る)の被当接部10を形成している。本体100の下面102を床面に接地させることでガイドレール1にかかる負担を小さくすることができるが、ストッパ10は必ずしも床面まで達していなくてもよく、螺子のみでガイドレール1に固定支持させてもよい。
レールカバー11は、ガイドレール1の高さ方向に延出する長尺部材からなり、2つの前部1c,1cにそれぞれ設けてあり、ガイドレール1の外側(開口溝の外)に位置して開口部全閉時のスクリーン部8の幅方向端部を前後から挟むように構成されている。図5(A)、図7(A)に示すように、レールカバー11は、一対のレールカバー11のもう一方のレールカバーと対向してその間にガイド溝Gを形成する第1側部11aと、開口部に面する前部11bと、ガイドレール1の前部1cに当接する底部11cと、ガイド溝Gから離間する側に位置して第1側部aに対向する第2側部11dと、から断面視方形状を備えた長尺部材である。
スクリーン部8の幅寸法はスラット部7の幅寸法よりも小さい寸法となっている。より具体的には、シャッターカーテン2の下方のスクリーン部8の幅方向両端は、開口部開閉時に昇降するシャッターカーテン2がストッパ10に接触しないように、ガイドレール1の底部1aまでは達していない。したがって、スクリーン部8の幅方向両端部は、ガイドレール1内への呑み込みが浅くなっており、スクリーン部8の端部がガイドレール1から抜け出してしまうおそれがある。本発明では、一対のレールカバー11をガイドレール1の前部1c,1cの外側(開口溝の外)に設けることで、レールカバー11の対向する第1側部11a間にスクリーン部8の幅方向端部を受け入れるガイド溝Gを形成している。ガイドレール1の底部1aに設けたストッパ10によって少なくなったスクリーン部8の端部の呑み込み量を、レールカバー11が形成するガイド溝Gによって延長することで、十分なスクリーン部8の端部の呑み込み量D(図4参照)を確保している。
図4、図5に示すように、防火・防煙シャッターとしてガイドレール1の溝幅W1がスクリーン部8に対して広すぎる場合には、2つのレールカバー11は、ガイドレール1の開口溝1dの溝幅W1を狭めて溝幅W2のガイド溝Gを形成するように、ガイドレール1の外側(開口溝の外)に設けられる。したがって、この実施形態では、レールカバー11は溝幅を調整する調整部材としての役割を有する。レールカバー11,11の第1側部11aの上方部位には、降下するスクリーン部8を円滑に案内する傾斜状の第1ガイド面11Aが形成されている。図4から明らかなように、第1ガイド面11Aは、その間にガイド溝Gを形成する対向状の第1側部11aの上方部位から互いに離間するように上方に傾斜状に延出しており、一対の第1ガイド面11Aが上向き拡開状のガイド部を形成している。第1ガイド面11Aは、シャッターカーテン2が降下する時に、座板9やスクリーン部8のシートがレールカバー11に引っ掛からないように案内する。さらに、レールカバー11の前部11bの上方部位にも傾斜状の第2ガイド面11Bが形成されている。図5(C)に示すように、第2ガイド面11Bは、レールカバー11の前部11bの上方部位から対向する底部11cに向かって上方に傾斜状に延出している。第2ガイド面11Bは、シャッターカーテン2が降下する時に、座板9(開口幅方向にズレているような場合)がレールカバー11に引っ掛からないように案内する。また、第2ガイド面11Bにより、レールカバー11の上部が平面であるような場合に比べて、レールカバー11の上部と座板9の間に指が挟まることを防止でき、角部を無くすことで、特に人が当たった場合の安全性を向上させている。さらに、特に人が当たった場合の安全性を考慮し、レールカバー11の前面11bと第2側部11dとで形成される角部を高さ方向にわたって傾斜面として(いわゆる面取り)もよい。
図6、図7に示すように、ガイドレール1の溝幅がスクリーン部8に対して適用できる程度に狭い場合には、2つのレールカバー11は、ガイドレール1の溝幅と同じ溝幅を形成するように、ガイドレール1の外側(開口溝の外)に設けられる。図6、図7において、図4、図5と同一部材には同一の参照番号が付してあり、これらの部材の説明については、図4、図5に関連した説明を図6、図7の説明に援用することができる。
本発明の防火シャッターは、典型的な態様では、既設の金属製スラットからなるシャッター装置のシャッターカーテンを、上側の金属製スラット部と下側のスクリーン部とからなるシャッターカーテンに改修すると共に、ガイドレールを改修することで構成される。図8に、シャッターカーテンの改修作業を示す。下端に座板9を備えたスクリーン部8の上端部を、吊持された金属製シャッターカーテン7下端の連結部材72に連結して、上側の金属製スラット部7と下側のスクリーン部8とからなるシャッターカーテンを形成する。図9に、ガイドレールの改修作業を示す。ストッパ10及びレールカバー11の取付工程は、一つの態様では、スクリーン部8を取り付けた後(必要に応じてシャッターカーテン2を上昇させて)に行われる。
既設のガイドレール1にストッパ10を取り付ける場合に、図10(A)に示すように、ガイドレール1が傾斜して下部で開いていると、図10(B)に示すように、ストッパ10の上面の被当接部101に上部のスラット部7に設けた当接部7Aが当接せずに、シャッターカーテン2のスラット部7がストッパ10で停止しないで下降を継続してしまうおそれがある。これを防止するために、ガイドレール1の底部1aとストッパ10(本体100)との間にスペーサ12を設ける。スペーサ12を設けることで、既設のシャッターのガイドレールが傾斜して下部で開いている場合であっても、ストッパ10を取り付けることが可能となる。スペーサ12は高さ方向に延出する板材であり、一つの形態では、3枚のスペーサを用意し、必要に応じて1枚〜3枚を選択して介装する。また、異なる厚みを備えた複数枚のスペーサを用意してもよい。
本発明は、防火・防煙用シャッターに利用することが可能である。
開口部全閉時におけるシャッター装置の全体正面図である。 開口部全開時におけるシャッター装置の部分側面図である。 (A)、(B)、(C)は、ストッパの実施形態を示す。 ガイドレールの開口部の溝幅が広い場合のストッパ及びレールカバーの実施形態を示す。 図4に示すレールカバーを示す図であり、(A)は平面図;(B)は(A)においてB方向から見た図;(C)は(A)においてC方向から見た図、である。 ガイドレールの開口部の溝幅が狭い場合のストッパ及びレールカバーの実施形態を示す。 図5に示すレールカバーを示す図であり、(A)は平面図;(B)は(A)においてB方向から見た図;(C)は(A)においてC方向から見た図、である。 シャッターカーテンの改修作業を示す。 ガイドレールの改修作業を示す図であって、図6、図7に対応している。 (A)はガイドレールが下部で開いている状態を示す正面図、(B)は(A)の状態における不具合を説明する図、(C)はスペーサにより矯正した状態を示す図である。 スペーサを示す図である。
符号の説明
1 ガイドレール
1a 底部
1b 側部
1c 前部
1d 開口溝
7 スラット部
7A 当接部
8 スクリーン部
10 ストッパ
101 被当接部
11 レールカバー


Claims (5)

  1. 金属製スラットからなる上側のスラット部と、シートからなる下側のスクリーン部とから構成されたシャッターカーテンと、
    前記シャッターカーテンの端部を受け入れて案内するガイドレールと、
    を備えた防火シャッターであって、
    前記ガイドレールは、底部と、対向状の側部と、その間に開口溝を形成する2つの前部と、を備えており、
    前記底部にはガイドレール内側に位置して、シャッターカーテン降下時に当該シャッターカーテンに形成した当接部が当接する被当接部を形成するストッパを設け、
    前記スクリーン部の幅寸法は前記ストッパを避けるように前記スラット部の幅寸法よりも小さい寸法となっており、
    前記2つの前部にはガイドレールの開口溝の外に位置して、開口部全閉時のスクリーン部の幅方向端部をガイドレールの開口溝の外で前後から挟むように長尺状レールカバーを対向させて設け、対向する長尺状レールカバー間に、ガイドレールの開口溝の外でスクリーン部の幅方向端部を受け入れるガイド溝を形成して、スクリーン部の幅方向端部の呑み込み量を確保してなる、
    防火シャッター。
  2. 前記ストッパは、ガイドレールの開口溝からガイドレールの内部に挿入可能に構成されている、請求項1に記載の防火シャッター。
  3. 前記ストッパは、ガイドレール下方部位の開口部全閉時のスクリーン部に対応する部位に沿って長さ方向に延出する長尺状の本体を備え、前記本体の下面は床面に接地しており、前記本体の上面に被当接部が形成されている、請求項1,2に記載の防火シャッター。
  4. 前記ストッパは、ガイドレール下方部位の開口部全閉時のスクリーン部に対応する部位に沿って長さ方向に延出する長尺状の本体と、前記本体の上面に設けた被当接部と、を備えており、前記本体の幅寸法はガイドレールの開口溝の幅寸法よりも小さい寸法を有しており、前記被当接部はガイドレールの開口溝から挿入可能な形状・寸法を有している、請求項1乃至3いずれかに記載の防火シャッター。
  5. 前記レールカバーは、ガイドレールの開口溝より幅狭のガイド溝を形成する、請求項1乃至いずれかに記載の防火シャッター。
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