JP2000303754A - シートシャッター - Google Patents

シートシャッター

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JP2000303754A
JP2000303754A JP11155565A JP15556599A JP2000303754A JP 2000303754 A JP2000303754 A JP 2000303754A JP 11155565 A JP11155565 A JP 11155565A JP 15556599 A JP15556599 A JP 15556599A JP 2000303754 A JP2000303754 A JP 2000303754A
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JP
Japan
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sheet
curtain
door
edge
sheet curtain
Prior art date
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Pending
Application number
JP11155565A
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English (en)
Inventor
Yoshio Yashiki
善男 屋敷
Shinya Ibaraki
伸也 茨木
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Toyo Shutter Co Ltd
Original Assignee
Toyo Shutter Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 火災時の気圧差による扉部の煽りがなく、防
煙や延焼が防止できる扉付シートシャッターの提供。 【解決手段】 第1のシートカーテン7、第2のシート
カーテン8及び第3のシートカーテン9とを、それぞれ
の縁部7b、8a、8b、9bが互に重なるように配置
し、重なり部分をシートカーテン上端縁11より接合
し、第2のシートカーテンの接合部分を除いた部分で第
1の扉部を形成し、下端部に第1の扉用ウェイト13を
延設し、第2シートカーテンの反対面に第4のシートカ
ーテン10を設け、左右のシートカーテンの縁部7bと
10a及び10bと9bが重なるように配置し、第2の
扉部を形成し下端部にウェイト14を設ける。第1の扉
部と第2の扉部とは、それぞれ反対方向に開くので、気
圧差による力がいずれの扉側にかかっても一方の扉を閉
める方向に力が加わり、気密性が保たれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シートシャッタ
ー、特に扉付の防火・防煙シートシャッターに関する。
【0002】
【従来技術】火災時に、下降して火災側と非火災側を仕
切って煙の広がりや延焼を防ぐ防火・防煙シャッター
に、不燃性または耐火性のシートを用いたシートシャッ
ターが使用されるようになり、柔軟性のあるシートカー
テンの特質を生かしてシートカーテンに避難用の扉を設
けたものがあった。
【0003】たとえば、図1(A)及び図1(B)に示
す、シートカーテン1を左右に分断する下端縁から上向
きに形成されるスリット部2と、シートカーテン下端縁
の扉用ウェイト3を設けた部分とで、三角形状でその斜
辺4に沿って折り曲げ自在な一方向へ開く扉部を形成す
るもの(特願平8−324409号)が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た構造では扉に開き方向が存在することになるため、火
災時に発生する気圧差によって、扉部を閉める方向に力
が加わる場合には扉部を形成するシートがシートカーテ
ン1に押しつけられて気密性能が保たれるが、扉部を開
く方向に力が加わる場合には若干であるが扉部が開いて
しまい、扉部とシートカーテン1の間に隙間が生じて、
火災の延焼防止や煙の広がりを防ぐ性能が損なわれてし
まうという問題がある。
【0005】このため、気圧差により扉が開く方向に力
が加わる場合でも容易に扉部が開かないように、シート
カーテン1下端縁に設けた扉用ウェイト3とシートカー
テン用ウェイト5a、5bに磁気吸引構造6a、6bを
設けて、扉部が容易に開かないようにして対応してい
た。
【0006】しかし、気圧差で扉部が容易に開かないよ
うにするためには磁気吸引力を大きくしなければなら
ず、避難時に人が扉部を開けるときの力が大きくなった
り、火炎による高温での磁力の減衰のため、磁気吸引構
造6a、6bの機能が失われてしまう問題があった。
【0007】また、磁気吸引構造6a、6bは高価で複
雑な上、鉄粉や鉄片等の磁性体を吸着して作動不良とな
る恐れもある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、第1のシートカーテンの縁部と第2のシートカーテ
ンの一方の縁部とを互いにオーバーラップするように配
置し、第3のシートカーテンの縁部と第2のシートカー
テンの他方の縁部とを互いにオーバーラップするように
配置し、前記第1ないし第3のシートカーテンと第2の
シートカーテンとのオーバーラップ部分をシートカーテ
ン上端縁より下端方向に下端より適切な位置まで接合
し、前記第2のシートカーテンの前記接合部分を除いた
部分で第1の扉部を形成して、前記第2のシートカーテ
ンの下端縁に第1の扉用ウェイトを延設し、前記第2の
シートカーテンの反対面に第4のシートカーテンを、前
記第1のシートカーテンの縁部と第4のシートカーテン
の一方の縁部とを互いにオーバーラップするように、か
つ、前記第3のシートカーテンの縁部と第4のシートカ
ーテンの他方の縁部とを互いにオーバーラップするよう
に、かつ、前記第1の扉部の開口部を覆うように配置
し、第4のシートカーテン上端縁を前記第1ないし第3
のシートカーテンと接合して第2の扉部を形成して、同
様に前記第4のシートカーテン下端縁には第2の扉用ウ
ェイトを延設し、2重構造で、かつ、開き方向が反対方
向となる2つの扉部を持ち、前記第1のシートカーテン
の下端縁と前記第3のシートカーテンの下端縁に一体と
なった座板を付与したことを特徴とするものである。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のシートシャッターにおいて、座板がシートカーテン固
定部と可動する着床部からなることを特徴とするもので
ある。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の具体化した本件
に係る一実施形態について説明する。図2ないし図4
は、請求項1に係る発明の一実施形態をしめすもので、
図2(A)は、扉部を閉じた状態構成図を示す。シート
カーテン両端7a、9aは、左右の駆体に取り付けられ
たガイドレール(図示しない)に挿入され、垂直方向に
案内される。
【0011】シートカーテン上端縁11は、巻取りシャ
フト12に固定され、巻取りシャフト12は図示しない
巻取りシャフトを回動させる駆動手段によって回動し、
シートカーテン全体を巻き上げ、巻き下げする。
【0012】第1のシートカーテン7と第2のシートカ
ーテン8、第2のシートカーテン8と第3のシートカー
テン9は、それぞれの縁部7b・8a並びに8b・9b
がオーバーラップ部を形成するように配置される。
【0013】前記オーバーラップ部は、縫製、接着剤、
両面テープ、ウェルダー、又はこれらを複合した接合手
段により、シートカーテン上端縁11から適当な範囲下
端より1.5〜2.5m程度の位置まで接合され、第2
のシートカーテンの前記接合部分を除いた部分で、前記
接合部と接合部を除いた下方部分の境界線16に沿って
折り曲げ自在な1方向へ開く第1の扉部が形成される。
【0014】図2(B)はシートカーテンの分解図で、
第2のシートカーテン8の下端縁には、第1の扉用ウェ
イト13が延設され、第4のシートカーテン10の下端
縁には、第2の扉用ウェイト14が延設される。
【0015】第1のシートカーテン7と第3のシートカ
ーテン9間の第2のシートカーテン8が配置された反対
面には、第4のシートカーテン10が配置される。第1
のシートカーテン7と第4のシートカーテン10は、そ
れぞれの縁部7b及び10aがオーバーラップ部を形成
するように配置され、第4のシートカーテン10と第3
のシートカーテン9は、それぞれの縁部10b及び9b
がオーバーラップ部を形成するように配置される。
【0016】第4のシートカーテン10の大きさは、第
2のシートカーテンと同じでも良いが、高さ方向の寸法
を第1の扉部よりやや大きく寸法とすれば、シート材の
使用量が少なくなり経済的である。
【0017】第4のシートカーテンの上端縁17は、縫
製、接着剤、両面テープ、ウェルダー、又はこれらを複
合した接合手段により、前記第1ないし第3のシートカ
ーテンに接合され、この接合部に沿って折り曲げ自在な
1方向へ開く第2の扉部が形成される。
【0018】第1の扉部と第2の扉部は図3に示すよう
にそれぞれ反対方向に開く。このため、火災時の気圧差
による力が、いずれの扉側にかかっても、2つの扉の
内、一方には扉を閉める方向に力が加わることになり、
気密性が保たれる。
【0019】座板15は、第1のシートカーテン7と第
3のシートカーテン9の下端縁に取り付けられる。座板
15には、扉用ウェイト13、14を収納するための切
り欠き状部が設けられ、切り欠き状部の中央部には仕切
部15aが垂直方向に延設され、この仕切部15aに扉
用ウェイト13、14が摺動可能に接触し、扉部シート
の不要な動きを規制すると共に火災時の高温によるシー
ト材の収縮よって扉用ウェイト部が持ち上がっても気密
性を確保できる。
【0020】図4に示すように、前記切り欠き状部の座
板15長手方向の寸法L2は、前記第2のシートカーテ
ン及び前記第4のシートカーテンの幅長さL1よりやや
長く設定される。
【0021】図5は、請求項2に係る発明の一実施形態
を示す。座板はシートカーテンの第1のシートカーテン
7と第3のシートカーテン9の下端縁に取り付ける固定
部と閉鎖時に床面と接する水平な面を持つ着床部とで構
成される。
【0022】第1のシートカーテン7の下端縁には、固
定部材18a、18b、18cが取り付けられ、第3の
シートカーテン9には、固定部材19a、19b、19
cが取り付けられる。18c、19cはなくても良い。
前記固定部材は、着床部20の扉用ウェイト13、14
を収納する切り欠き状部を除く部分に設けられたスリッ
ト部に摺動自在に嵌合される。着床部20の切り欠き状
部の中央部には仕切部20aが垂直方向に延設され、こ
の仕切部20aに扉用ウェイト13、14が摺動可能に
接触する。
【0023】図5(A)は、シートカーテンが巻取りシ
ャフト10に巻き取られて着床部が床から離れた状態を
示し、図5(B)は着床時を示す。
【0024】図5(B)に示すように着床時に、前記固
定部材と着床部のスリット部が離れた状態をシートカー
テン最下降位置と設定することにより、着床時のシート
カーテン停止位置のばらつきや、火災時の高温によるシ
ートの収縮、更には気圧差により生ずるシートのはらみ
等によって座板と床面との間に隙間が発生することを防
ぐことができる。
【0025】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、互いに開き方
向が反対となる扉部をオーバーラップして配置するの
で、何れの方向から火災時の気圧差による力が加わって
も、どちらかの扉部がシートカーテンに密着される状態
となり、シートカーテンに隙間ができず、通気を防止す
る効果が向上し、かつ複雑で故障の原因となり、扉を開
く操作力が大きくなる磁気吸引構造が不要な、扉付のシ
ートシャッターを提供できる。
【0026】請求項2の発明は、請求項1の発明に加
え、着床時のシートカーテン停止位置のばらつきや火災
時の高温によるシートカーテンの収縮等によっても、煙
の拡散や火災の延焼の原因となる隙間を生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例の扉を開けた状態と閉めた状態を示す斜
視図。
【図2】本発明の一実施形態の扉部を閉じた状態の全体
構成とシートカーテン分解図を示す。
【図3】同上の扉部を開いた状態の全体構成を示す。
【図4】同上のX−X断面図を示す。
【図5】同上座板部の詳細を示す。
【符号の説明】
1 シートカーテン 2 スリット部 3 扉用ウェイト 4 斜辺 5a シートカーテン用ウェイト 5b シートカーテン用ウェイト 6a 磁気吸引構造 6b 磁気吸引構造 7 第1のシートカーテン 7a 第1の縁部 7b 第1の縁部 8 第2のシートカーテン 8a 第2の縁部 8b 第2の縁部 9 第3のシートカーテン 9a 第3の縁部 9b 第3の縁部 10 第4のシートカーテン 11a 第4の縁部 11b 第4の縁部 11 シートカーテン上端縁 12 巻取りシャフト 13 第1の扉用ウェイト 14 第2の扉用ウェイト 15 座板 15a 仕切部 16 斜辺 17 斜辺 18a 固定部材 18b 固定部材 18c 固定部材 19a 固定部材 19b 固定部材 19c 固定部材 20 着床部 20a 仕切部 L1 第2及び第4のシートカーテン幅長さ L2 切り欠き状部座板長手方向の長さ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のシートカーテンの縁部と第2のシ
    ートカーテンの一方の縁部とを互いにオーバーラップす
    るように配置し、第3のシートカーテンの縁部と第2の
    シートカーテンの他方の縁部とを互いにオーバーラップ
    するように配置し、前記第1ないし第3のシートカーテ
    ンと第2のシートカーテンとのオーバーラップ部分をシ
    ートカーテン上端縁より下端方向に下端より適切な位置
    まで接合し、前記第2のシートカーテンの前記接合部分
    を除いた部分で第1の扉部を形成して、前記第2のシー
    トカーテンの下端縁に第1の扉用ウェイトを延設し、前
    記第2のシートカーテンの反対面に第4のシートカーテ
    ンを、前記第1のシートカーテンの縁部と第4のシート
    カーテンの一方の縁部とを互いにオーバーラップするよ
    うに、かつ、前記第3のシートカーテンの縁部と第4の
    シートカーテンの他方の縁部とを互いにオーバーラップ
    するように、かつ、前記第1の扉部の開口部を覆うよう
    に配置し、第4のシートカーテン上端縁を前記第1ない
    し第3のシートカーテンと接合して第2の扉部を形成し
    て、同様に前記第4のシートカーテン下端縁には第2の
    扉用ウェイトを延設し、2重構造で、かつ、開き方向が
    反対方向となる2つの扉部を持ち、前記第1のシートカ
    ーテンの下端縁と前記第3のシートカーテンの下端縁に
    一体となった座板を付与したことを特徴とするシートシ
    ャッター。
  2. 【請求項2】 座板がシートカーテン固定部と可動する
    着床部とからなる請求項1記載のシートシャッター。
JP11155565A 1999-04-23 1999-04-23 シートシャッター Pending JP2000303754A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003089490A (ja) * 2001-09-20 2003-03-25 Bunka Shutter Co Ltd エレベータ用防災装置
JP2009197581A (ja) * 2009-06-11 2009-09-03 Bunka Shutter Co Ltd 出入口付きシャッター装置
KR100962490B1 (ko) * 2008-03-18 2010-06-14 주식회사 휴네코 방화 스크린 셔터

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