JP2001193370A - 防火区画用スクリーン装置 - Google Patents

防火区画用スクリーン装置

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JP2001193370A
JP2001193370A JP2000106233A JP2000106233A JP2001193370A JP 2001193370 A JP2001193370 A JP 2001193370A JP 2000106233 A JP2000106233 A JP 2000106233A JP 2000106233 A JP2000106233 A JP 2000106233A JP 2001193370 A JP2001193370 A JP 2001193370A
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孝幸 久保田
Kiyomi Yasuhara
清巳 安原
Tadataka Azuma
忠孝 東
Yuji Kadokawa
雄二 角川
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Unitika Glass Fiber Co Ltd
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Obayashi Corp
Unitika Glass Fiber Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 きわめて簡単な構造でありながら、幕体の側
縁同士の隙間を確実に封止することができて、互いに隣
接する幕体相互間の密閉性を確実かつ十分に保証するこ
とができる防火区画用スクリーン装置を提供する。 【解決手段】 複数の幕体12,14が横並び状態で配
置され、これら幕体12,14が同期して繰り出されて
防火区画を形成するようになっていて、互いに隣接する
幕体の少なくとも一方の幕体14の側縁に、他方の幕体
12の側縁を相対移動自在に挟み込んでこれら幕体1
2,14の側縁同士の隙間を塞ぐ二股状の封止部34を
形成する。二股状の封止部34によって他方の幕体12
の側縁を挟み込み、幕体12,14の側縁同士の隙間を
確実に封止して、互いに隣接する幕体12,14相互間
の密閉性を確実かつ十分に保証する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の幕体を横並
び状態で配列して、それぞれの幕体を同期して繰り出し
するようにした防火区画用スクリーン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】建物の内部には、従来から火災時に備え
て、火炎や煙を遮断するための防火隔壁や防火シャッタ
ーなどの防火設備が計画的に配備されており、最近、こ
れら防火隔壁や防火シャッターなどに代わる新しい防火
設備として、不燃性や耐火性の幕体を使用して火炎や煙
を遮断する防火区画用スクリーン装置が提案されてい
る。
【0003】この防火区画用スクリーン装置は、不燃性
または耐火性に富み可撓性を有するスクリーンとしての
幕体を天井部分に設置した巻取り軸に巻回しておき、該
巻取り軸を正・逆回転することにより当該幕体を繰り出
したり巻き取ったりするようになっている。そして、巻
取り軸から幕体を下方に繰り出すことにより、通路や空
間部分を画成できるようになっている。
【0004】このような防火区画用スクリーン装置で
は、大空間など開口の広い防火区画に設置する場合には
巻取り軸寸法の肥大化防止、装置の製造や搬入,設置の
簡便化・合理化を図るために、幕体および巻取り軸を分
割している。しかし、このように分割した場合は隣接す
る幕体同士の間に隙間が生じるため、この隙間を塞ぐ必
要があり、例えば、その封止構造としては特許第293
6478号によって提案された技術がある。これは、互
いに隣接する幕体の側縁それぞれにファスナーを固着
し、これらファスナー同士をスライダー部において順次
噛合するようになっている。またさらに、このファスナ
ーの噛合部分を表裏から覆うように、各幕体からはそれ
ぞれ、ファスナー部分を一方の側から塞ぐカバーを設け
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
ファスナーを用いた封止構造では、幕体側縁のファスナ
ー同士を互いに的確に噛み合わすことができなければ、
幕体間に生じる隙間を確実に塞ぐことはできない。この
ファスナーの噛み合わせを確保するためには、ファスナ
ーで互いに結合される幕体同士が相互に位置ズレするこ
となく、すなわち幕体同士が互いに相対移動しないよう
に幕体の繰り出しをコントロールする必要があり、従っ
てファスナーを噛み合わせるスライダー部には、相当の
高い精度が要求されるとともに、これに伴って構造も複
雑化する。
【0006】また、一部は噛み合ったけれども一部では
噛み合いが得られないなど、ファスナーに噛合ミスが発
生した場合には、幕体の側縁が表裏方向に波打つなどの
歪みが生じるおそれがある。そして、このようにファス
ナー同士の噛合が正常に達成されない場合には、ファス
ナー部分を覆うカバーを備えていても、ファスナーを用
いたがゆえの幕体の歪みに起因して、当該歪みによって
カバーが押し開けられてそこに隙間が生じることとな
り、幕体間を確実に封止することが難しいという課題が
あった。
【0007】そこで、本発明はかかる従来の課題に鑑み
て成されたもので、きわめて簡単な構造でありながら、
幕体の側縁同士の隙間を確実に封止することができて、
互いに隣接する幕体相互間の密閉性を確実かつ十分に保
証することができる防火区画用スクリーン装置を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明の防火区画用スクリーン装置は、複数の幕体
が横並び状態で配置され、これら幕体が同期して繰り出
されて防火区画を形成する防火区画用スクリーン装置に
おいて、互いに隣接する幕体の少なくとも一方の側縁
に、他方の幕体の側縁を相対移動自在に挟み込んでこれ
ら幕体の側縁同士の隙間を塞ぐ二股状の封止部を形成し
たことを特徴とする。
【0009】この構成によれば、互いに隣接する少なく
とも一方の幕体の側縁に形成した二股状の封止部が他方
の幕体の側縁を挟み込み、これによって幕体の側縁同士
の隙間を確実に封止することができて、互いに隣接する
幕体相互間の密閉性を確実かつ十分に保証することがで
きる。
【0010】特に、二股状の封止部は、他方の幕体の側
縁を相対移動自在に挟み込むので、幕体の繰り出し動作
中や下降終了時点で幕体同士の間に相対的な位置ズレを
生じても、これを吸収することができ、構造簡単にして
確実に幕体の側縁間の隙間を封鎖することができる。ま
た、このように相対移動を許容できることは、幕体に歪
みが生じた場合でも二股状封止部はこれを吸収すること
ができ、この面からも確実に隙間を封止することができ
る。さらに、二股状の封止部は、他方の幕体の側縁を表
裏両方から一括して覆う形態であるので、幕体の歪みで
二股の一方が押されても、他方がこれに追随して幕体側
縁に密接するので、これによっても幕体間に生じる隙間
を確実に封止することができる。
【0011】また、上記幕体と同期して繰り出され、少
なくとも上記封止部に重ね合わされる補助幕体を設けた
ことを特徴とする。
【0012】この構成によれば、封止部で幕体の側縁間
を密閉した上にさらに、封止部の少なくとも片方を補助
幕体によって覆うことができ、封止部と補助幕体との二
段構えの密閉構造を作り出すことができて、幕体間の密
閉性を更に高めることができる。
【0013】更に、上記二股状の封止部が互いに重なり
合う2枚の幕材によって形成され、少なくとも一方の幕
材には、繰り出し過程で上記他方の幕体の側縁を挟み込
むために、その繰り出し方向に互いに間隔を隔てて上記
封止部を適宜に開くための切り込みが形成されているこ
とを特徴とする。
【0014】この構成によれば、繰り出し過程におい
て、切り込みを介して少なくとも一方の幕材を適宜に開
くことができて、これにより開かれた封止部へと他方の
幕体の側縁を順次に挟み込んでいくことができ、二股状
の封止部に幕体を挟み込みつつ繰り出すという一連の動
作を簡単な構造で、円滑かつ確実に達成することができ
る。
【0015】さらにまた、互いに隣接する上記幕体は、
共通のウエイトを介して連結されつつ異なる巻取り軸に
それぞれ巻き取られているとともに、これら幕体の少な
くとも一方は、上記封止部が上記他方の膜体の側縁を挟
み込み可能に上記ウエイトで繰り出し自在に折り返され
ていることを特徴とする。
【0016】この構成によれば、共通のウエイトで互い
に隣接する幕体が同期して繰り出され、この繰り出しの
ときに、いずれかの幕体がウエイトで繰り出し自在に折
り返されるようになっていて、ウエイトで折り返されつ
つ繰り出される一方の幕体の折り返し部分と、巻取り軸
からそのまま繰り出される他方の幕体相互間で、幕体同
士の干渉を避けつつ、封止部による側縁の挟み込みが可
能となって、二股状の封止部に幕体を挟み込みつつ繰り
出すという一連の動作を簡単な構造で、円滑かつ確実に
達成することができる。また、折り返される方の幕体の
ウエイトに達しない部分が該封止部に沿って配置されて
補助幕体として機能するため、2重の気密保持機能を発
揮することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面に基づき詳細に説明する。図1から図5は本発明の防
火区画用スクリーン装置の第1実施形態を示し、図1は
防火区画用スクリーン装置の正面図、図2は巻取り部分
の断面図、図3は巻取り部分の斜視図、図4は図1中A
−A線からの拡大断面図、図5は封止部の背面斜視図で
ある。
【0018】本実施形態の防火区画用スクリーン装置1
0は、基本的には複数の幕体12,14が横並び状態で
配置され、これら幕体12,14が同期して繰り出され
て防火区画を形成するようになっていて、特に、互いに
隣接する幕体12,14のうち、少なくともいずれか一
方の幕体14の側縁に、他方の幕体12の側縁を相対移
動自在に挟み込んでこれら幕体の側縁同士の隙間を塞ぐ
二股状の封止部34を形成して構成されている。
【0019】即ち、図1に示すように本実施形態の防火
区画用スクリーン装置は、横方向に配列される複数の主
幕体12と、これら主幕体12間に配置される副幕体1
4とを備え、これら主幕体12と副幕体14は横並び状
態で配置される。これら主幕体12および副幕体14
は、ガラス繊維の織布やシリカクロスなど布製の素材を
用いて形成され、不燃性あるいは耐火性に富んだ可撓性
を有する。
【0020】上記各主幕体12はそれぞれに設けられた
主巻取り軸16に巻回され、該主巻取り軸16が正回転
することにより主幕体12は巻き取られて上昇し、逆回
転することにより主幕体12は下方に繰り出される。各
主巻取り軸16はそれぞれ同軸に配列して、隣接する端
部どうしが相互に連結され、図外の巻き取りモータを駆
動源として各主巻取り軸16は正回転が制御される。主
巻取り軸16の逆回転による主幕体12の繰り出しは、
該主幕体12の下端縁に取り付けられる、後述する棒状
ウエイト40によって達成される。またこの棒状ウエイ
ト40の重量により、該主幕体12の緊張状態が保持さ
れる。
【0021】上記各主幕体12間には、主巻取り軸16
を連結するためのスペースなどを要することから所定の
隙間δが設けられ、この隙間δ部分を覆うように上記副
幕体14が配置される。該副幕体14は、副巻取り軸1
8に巻回されるようになっており、該副巻取り軸18は
上記主巻取り軸16の斜め下方に位置して、該主巻取り
軸16と平行に配置される。該副巻取り軸18には図外
の渦巻き式スプリングなどのねじりトルク発生手段が接
続され、これのねじりトルクにより副幕体14を巻き取
る方向、つまり正回転方向の回転付勢力が常時与えら
れ、自然状態で副幕体14を副巻取り軸18に巻き取る
ようになっている。また、上記ねじりトルク発生手段は
副幕体14を繰り出す際に、該副巻取り軸18の逆回転
によってねじりトルクが蓄積されるようになっている。
【0022】図2,図3は上記主巻取り軸16および上
記副巻取り軸18の取付け状態を示し、これら主・副巻
取り軸16,18は天井裏に設置されるケーシング22
内に収納される。上方に配置された主巻取り軸16に巻
回された主幕体12は、第1ガイドローラ24によって
下方に案内されるとともに、下方に配置された副巻取り
軸18に巻回された副幕体14は、第2ガイドローラ2
6によって下方に案内され、これら主幕体12と副幕体
14は第1ガイドローラ24部分で互いに重合される。
そして、重合された主幕体12と副幕体14は第3ガイ
ドローラ28によって下方に案内され、天井30を貫通
するガイドスリット32を通過して下方に繰り出され
る。
【0023】ここで、上記副幕体14は、図4,図5に
示すように上記主幕体12間の隙間δより十分に幅広な
表幕材14aと、該隙間δより幅広で表幕材14aより
幅狭となる裏幕材14bとを縫製Sすることにより構成
される。即ち、これら表幕材14aと裏幕材14bは、
それぞれの中心を一致させて重合した状態で、その中心
部分を上記隙間δとほぼ等しい間隔Wをもって対称に縫
製Sされる。このとき、表幕材14aと裏幕材14b
は、縫製S位置より外方部分が二股状の2枚の幕片34
a,34bとなって二股状封止部34が構成され、該二
股状封止部34、つまり幕片34a,34b間に主幕体
12の側縁を挟み込むようになっている。従って、この
ように二股状封止部34に主幕体12を挟み込んだ状態
では、主幕体12と副幕体14との間が該二股状封止部
34を介して密閉されることになり、ひいては主幕体1
2どうしの間(隙間δ部分)が該副幕体14を介して密
閉されることになる。
【0024】ところで、上記主幕体12と二股状封止部
34との関係は、それぞれ独立した主巻取り軸16およ
び副巻取り軸18から主幕体12および副幕体14とが
繰り出される際に、主幕体12の側縁が副幕体14の二
股状封止部34に進入し、また、主巻取り軸16および
副巻取り軸18に巻き取られる際に、二股状封止部34
から主幕体12が分離することになる。このように主幕
体12を二股状封止部34に進入または分離させるに
は、二股状封止部34の主幕体12が位置する側の幕片
34bを、進入・分離部分で起立させることにより行わ
れる。
【0025】そこで、本実施形態では幕片34bを起立
するために、図2,図3に示したように第1ガイドロー
ラ24を副幕体14の配置部分で隙間δの間隔をもって
分断し、その分断した対向部に上記幕片34bを起立す
るためのガイドプレート36を取り付けてある。該ガイ
ドプレート36は中央部が副幕体14に対して直角に立
ち上がるとともに、副幕体14の移動方向両端部が外方
に後退した形状となり、副幕体14が巻取りまたは繰り
出しに伴って移動すると、前記幕片34bは該ガイドプ
レート36端部の後退部分で起立方向に案内されつつ中
央部の立上り部分で直立される。ここで、本実施形態で
は前記幕片34bには図5に示すように、起立を容易に
するために該幕片34bの全長に亘って切り込み38を
等間隔に形成してある。該切り込み38が形成される間
隔は、前記ガイドプレート36の案内方向長さより短く
設定される。
【0026】ところで、上記各主幕体12の下端部間に
は図1に示したように棒状ウエイト40が連続して水平
に取付けられる。そして、該棒状ウエイト40の重量に
よって主幕体12を下降させるとともにその緊張状態を
保持し、主巻取り軸16から主幕体12が繰り出されて
棒状ウエイト40が着床された状態で、主幕体12が火
災による圧力で煽られた場合にも容易に移動するのを防
止する。
【0027】また、上記副幕体14の下端部は上記棒状
ウエイト40に固定され、主幕体12が主巻取り軸16
から繰り出されて下降する際に、該副幕体14は棒状ウ
エイト40の重量により副巻取り軸18から繰り出され
るようになっている。一方、主幕体12が主巻取り軸1
6に巻き取られて上昇する際には、副幕体14もねじり
トルクが付加されている副巻取り軸18に巻き取られ
る。もって、主巻取り軸16および副巻取り軸18によ
る巻取りおよび繰り出しが同期して行われるようになっ
ている。このとき、上記ねじりトルク発生手段により副
巻取り軸に付加するトルクは、棒状ウエイト40の重量
より小さく、副幕体14の総重量より大きく設定される
ことはいうまでもない。
【0028】以上の構成により本実施形態の防火区画用
スクリーン装置10にあっては、通常時は主幕体12お
よび副幕体14が主巻取り軸16および副巻取り軸18
に巻き取られた状態にある。そして、火災発生などの非
常時には主巻取り軸16の回転を制動している図示しな
いロックを外して制動を解除し、棒状ウエイト40の重
量によって該主巻取り軸16を逆回転し、これによって
主幕体12は繰り出されて棒状ウエイト40とともに下
降される。このとき、棒状ウエイト40の下降によって
副幕体14の下端部が引っ張られ、これによって副巻取
り軸18の逆回転を伴いつつ副幕体14が上記主幕体1
2と同期して下降される。
【0029】このように主幕体12および副幕体14が
主巻取り軸16および副巻取り軸18から繰り出される
際、副幕体14に設けた二股状封止部34の一方の幕片
34aはガイドプレート36によって起立され、この起
立部分から主幕体12の側縁が二股状封止部34内に進
入する。そして、該主幕体12が進入した後、該幕片3
4aはガイドプレート36を通過した時点で元の状態、
つまり平坦な状態に復元され、表裏の幕片34a,34
b間に主幕体12の側縁を密接して挟み込む。このよう
な挟み込み動作が上記ガイドプレート36部分で連続し
て行われることにより、主幕体12と副幕体14は上記
二股状封止部34を介して合体した状態で順次繰り出さ
れることになる。
【0030】従って、相互に隣接される主幕体12と副
幕体14との間は、上記二股状封止部34の2枚の幕片
34a,34bで覆われて、両者間を密閉することがで
きる。つまり、このことは主幕体12間の隙間δ部分が
副幕体14を介して密閉されることになり、複数の主幕
体12を幅方向に繋ぎ合わせた場合にも、気密性を確保
して本来の防火防煙機能を十分に発揮できるようにな
る。そして、このように隣接される主幕体12と副幕体
14との間、ひいては隣接される主幕体12どうしの間
の気密保持が、2枚の幕片34a,34bを設けるとい
う簡単な構造の二股状封止部34によって達成されるた
めコスト的にも有利になる。
【0031】また、主幕体12と副幕体14との合体
が、二股状封止部34を介して相手側の幕体を単に挟み
込む構造であるため、両幕体12,14間の相対的な位
置ズレを挟み込み部分の滑りにより許容することができ
る。このため、隣接される主幕体12と副幕体14との
間、または隣接される主幕体12どうしの間に、例えば
巻回部分の巻きむらやガイドローラ24,26,28の
摩擦などによって相対的なずれが発生した場合にも、こ
のずれを上記二股状封止部34が吸収して隙間が発生す
るのを防止することができる。従って、前記棒状ウエイ
ト40が着床して主幕体12および副幕体14によって
空間部を遮断した状態では、上記二股状封止部34によ
って隙間が表裏両面から覆われるため、この遮断された
内,外空間のいずれの方向の空気移動に対しても高い密
閉性を発揮することができる。
【0032】そして、火災などの非常状態が解消されて
主幕体12を上昇する際には、モータを駆動して主巻取
り軸12を正回転することにより、該主幕体12は巻き
取られて棒状ウエイト40とともに上昇される。また、
副幕体14はこの主幕体12の上昇とともに、トルク発
生手段のねじりトルクで副巻取り軸18が逆回転するこ
とで、主幕体12と同期して巻き取られる。このとき、
主幕体12および副幕体14が主巻取り軸16および副
巻取り軸18にそれぞれ巻き取られる直前では、主幕体
12の側縁が二股状封止部34に挟み込まれる動作とは
逆に、ガイドプレート36によって幕片34bが起立さ
れた部分で主幕体12が二股状封止部34から分離され
る。
【0033】このように、上記二股状封止部34に主幕
体12の側縁が進入し、または分離する際に一方の幕片
34bを起立させるようになっているが、該幕片34b
には所定間隔をもって切り込み38が形成されているた
め、該切り込み38によって幕片34bは容易に起立さ
れることになる。このため、二股状封止部34に主幕体
12の側縁を挟み込みつつ主幕体12および副幕体14
を繰り出すという一連の動作、および二股状封止部34
から主幕体12を分離しつつ主幕体12および副幕体1
4を主巻取り軸16および副巻取り軸18に巻き取ると
いう一連の動作が円滑に行われることになる。
【0034】図6は他の実施形態を示し、上記実施形態
と同一構成部分に同一符号を付して重複する説明を省略
して述べる。同図は上記図4に対応する断面図で、二股
状封止部34の挟み込み部分の少なくとも片面を補助幕
体60によって覆うようにしたものである。
【0035】即ち、図6に示すように補助幕体60は二
股状封止部34の裏側、つまり副幕体14の裏幕材14
b側に配置される。該補助幕体60は、副幕体14と同
様に上端部がねじりトルクが付加される図外の巻取り軸
に巻回されるとともに、下端部が棒状ウエイト40に取
付けられる。補助幕体60は副幕体14の表幕材14a
とほぼ等しい幅に形成され、該補助幕体60の両側部分
で二股状封止部34の幕片34bを全体的に覆うように
なっている。
【0036】従って、この実施形態では主幕体12と副
幕体14との間が二股状封止部34を介して密閉された
状態で、更に上記補助幕体60によって該二股状封止部
34の挟み込み部分を覆うことができるため、主幕体1
2と副幕体14との間、ひいては隣接される主幕体12
どうしの間の密閉機能を更に高めることができる。特
に、この実施形態では上記補助幕体60が裏幕材14b
側に配置されたことにより、切り込み38が形成された
幕片34bを該補助幕体60で覆うことができるため、
該切り込み38によって密閉性が損なわれるおそれを無
くすことができる。
【0037】ところで上記実施形態では、主幕体12間
に別途副幕体14を備えてこれに二股状封止部34を形
成する構成を示したが、このような副幕体14を介在さ
せることなく、互いに隣接する主幕体12のいずれかに
直接二股状封止部34を形成するようにしてもよいこと
は勿論である。また、前記各実施形態では副幕体14側
に二股状封止部34を形成したが、これに限ることなく
図7に示すように主幕体12側に二股状封止部34を形
成して、これに副幕体14の両側縁を挟み込むようにし
てもよい。
【0038】図8から図10は本発明の防火区画用スク
リーン装置10aの第2実施形態を示し、上記実施形態
と同一構成部分に同一符号を付して重複する説明を省略
して述べる。図8は幕体の巻取り部分の断面図、図9は
拡開機構部分の斜視図、図10は図8中B−B線からの
断面斜視図である。
【0039】この実施形態の防火区画用スクリーン装置
10aは、上記実施形態と同様に、複数の主幕体12
と、これら主幕体12間に配置される副幕体14とが横
並び状態で配置されるようになっており、また、主幕体
12はそれぞれに設けられた主巻取り軸16の正,逆回
転により巻取りおよび繰り出しが行われるとともに、副
幕体14は、副巻取り軸18に巻回されて上記主巻取り
軸16に同期して巻取りおよび繰り出しが行われる。
【0040】そしてこの実施形態では基本的には、互い
に隣接する主幕体12および副幕体14は、共通の棒状
ウエイト108を介して連結されつつ異なる主巻取り軸
16および副巻取り軸18にそれぞれ巻き取られている
とともに、これら幕体の少なくともいずれか一方、図示
例では副幕体14は、主幕体12に設けられた二股状封
止部102が副幕体14の側縁を挟み込み可能に棒状ウ
エイト108で繰り出し自在に折り返されて構成されて
いる。副巻取り軸18は、主幕体12および副幕体14
の繰り出し部分100に対して上記主巻取り軸16とは
反対側に配置され、主巻取り軸16から繰り出される主
幕体12と、副巻取り軸18から繰り出される副幕体1
4とは、上記繰り出し部分100に向かって互いに進む
ことになる。また、この実施形態では、二股状封止部1
02は主幕体12の側縁に形成されるようになってお
り、この二股状封止部102の表幕材102aと裏幕材
102bとの間に、副幕体14の両側縁が挟み込まれる
状態となる。そして、上記二股状封止部102は、主幕
体12が主巻取り軸16に巻き取られる際、閉じ状態で
一緒に巻き込まれることになる。
【0041】上記繰り出し部分100には、繰り出され
た主幕体12を天井30に形成したガイドスリット32
に案内するメインガイドローラ104が設けられるとと
もに、該メインガイドローラ104に隣接させて主巻取
り軸16から離れる方向に適宜距離だけ離隔して、端部
が上記二股状封止部102の幕片102a,102b間
に挿入される拡開機構としての拡開用ガイド106が設
けられる。上記メインガイドローラ104は、主幕体1
2の略全幅に亘って連続して配置され、その両端部が図
示しない支持部材を介して上方の天井スラブ等の躯体に
支持されるとともに、上記拡開用ガイド106は副幕体
14の略全幅に相当する長さを有し、その中央部分が図
示しない支持部材を介して上方の天井スラブ等の躯体に
支持される。
【0042】上記主幕体12は下端縁が棒状ウエイト1
08に取付けられるが、このとき、上記二股状封止部1
02の下端部も幕片102a,102bがそれぞれ該棒
状ウエイト108に連結される。また、該棒状ウエイト
108は中空状に形成され、内部に副幕体14の折り返
しガイド110が設けられるとともに、該棒状ウエイト
108の上面には副幕体14の折り返しに対応させて、
少なくとも一方の幕片102bを挟むようにして1対の
スリット112,112aが形成される。これらスリッ
ト112,112aのうち幕片102bよりも主巻取り
軸16側に形成されるスリット112aは、二股状封止
部102の幕片102a,102b間に設けられる。
【0043】そして、上記副巻取り軸18から繰り出さ
れた副幕体14は、サブガイドローラ114により下方
に案内された後、一方のスリット112から棒状ウエイ
ト108内に挿入され、そして、上記折り返しガイド1
10を周回して上方に折り返された後、上記他方のスリ
ット112aから繰り出される。そして、該スリット1
12aから繰り出された副幕体14は、側縁が二股状封
止部102の幕片102a,102b間に挿入されなが
ら、その上端部が上記拡開用ガイド106に連結され
る。
【0044】従って、この実施形態では火災発生により
ロックが外れて、主幕体12および副幕体14に棒状ウ
エイト108の重量が作用すると、主幕体12は、主巻
取り軸16から繰り出されるとともに、副幕体14は、
先端部が拡開用ガイド106に固定された状態で、折り
返しガイド110に周回される中間部分が上記棒状ウエ
イト108を介して繰り出されつつ、全体が副巻取り軸
18から繰り出される。
【0045】このとき、主巻取り軸16から主幕体12
が繰り出されるに伴って、二股状封止部102は、一方
の幕片102aがメインガイドローラ104から下方に
案内されるのに対し、他方の幕片102bは拡開用ガイ
ド106を介して下方に案内されるため、繰り出し過程
では幕片102a,102b間に僅かながら隙間が形成
される。この際、折り返しガイド110を周回して見か
け上、上方へ繰り出される副幕体14は、その側縁が上
記二股状封止部102の幕片102a,102b間に順
次挟み込まれていく。さらに、サブガイドローラ114
から折り返しガイド110に至る副幕体14は、上記二
股状封止部102の一方を覆うように配置されるため、
当該部分の副幕体14は上記の補助幕体として機能す
る。つまり、上記主幕体12と副幕体14との関係は図
10に示すようになり、隣接される主幕体12間の隙間
δは、両側縁が封止部102に挟み込まれる副幕体14
と、該封止部102の裏側を覆う副幕体14とによって
二重の密閉構造となる。
【0046】また、この実施形態では繰り出し部分10
0の天井30には、棒状ウエイト108が嵌入される凹
部30aが形成され、主幕体12および副幕体14が巻
き取られて格納された際に、棒状ウエイト108が凹部
30aに収納されて天井30面が平坦化される。
【0047】従って、この実施形態の防火区画用スクリ
ーン装置10aでは、前記各実施形態と同様に、二股状
封止部102によって横並び状態の主幕体12と副幕体
14との間の気密性を保持するとともに、補助幕体とし
ての機能をも同時に発揮できるため、高い防火・防煙機
能を達成することができる。特に、この実施形態では副
幕体14を折り返しガイド110で折り返すことによ
り、主幕体12間の気密保持と、当該気密保持部分の裏
側を覆う補助幕体とを単一の副幕体14によって同時に
確保することができる。
【0048】ところで、この実施形態では主幕体12の
側縁に二股状封止部102を設けて、これに副幕体14
の側縁を挟み込むようにしたが、これに限ることなく拡
開用ガイド106を副幕体14側に設けるとともに、折
り返しガイド110に主幕体12を周回させることによ
り、図11に示すように上記二股状封止部102を副幕
体14の両側縁に設けることができる。
【0049】また、本発明では二股状の封止部34,1
02を介して複数の幕体を連結したが、この場合、前記
各実施形態に示した主幕体12と副幕体14との連結に
限ることなく、副幕体14を排除して主幕体12同士の
連結が可能となる。更に、このように封止部34,10
2によって隣接される幕体間の気密性を確保できるた
め、隣接される幕体間、つまり、主幕体12と副幕体1
4との間、または主幕体12同士の間に適宜角度を持た
せて、スクリーン装置10を全体的に湾曲させることが
できる。さらに幕体同士の連結部分に、ガイド用として
方立等の設置物を用いる必要もなくなり、幕体を格納し
た場合の空間を広く使用することができる。
【0050】なお、幕体同士の封止部分は二股状に限ら
ず、一例として図12に示したように、例えば主幕体1
2および副幕体14の端縁を、当該端縁同士が互いに重
なり合うように反対向きに折り曲げて、いわゆるカシメ
の形態の封止部分116として構成してもよい。
【0051】また、前記各実施形態では、主幕体12の
繰り出しを棒状ウエイト40,108の重量で行う場合
を説明したが、モータによって繰り出し制御するように
してもよい。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に示す防火区画用スクリーン装置にあっては、互いに隣
接する幕体の少なくとも一方の側縁に、他方の幕体の側
縁を相対移動自在に挟み込んでこれら幕体の側縁同士の
隙間を塞ぐ二股状の封止部を形成したので、互いに隣接
する少なくとも一方の幕体の側縁に形成した二股状の封
止部によって他方の幕体の側縁を挟み込むことができ、
幕体の側縁同士の隙間を確実に封止することができて、
互いに隣接する幕体相互間の密閉性を確実かつ十分に保
証することができる。
【0053】特に、二股状の封止部は、他方の幕体の側
縁を相対移動自在に挟み込むので、幕体の繰り出し動作
中や下降終了時点で幕体同士の間に相対的な位置ズレを
生じても、これを吸収することができ、構造簡単にして
確実に幕体の側縁間の隙間を封鎖することができる。ま
た、このように相対移動を許容できることは、幕体に歪
みが生じた場合でも二股状封止部はこれを吸収すること
ができ、この面からも確実に隙間を封止することができ
る。さらに、二股状の封止部は、他方の幕体の側縁を表
裏両方から一括して覆う形態であるので、幕体の歪みで
二股の一方が押されても、他方がこれに追随して幕体側
縁に密接するので、これによっても幕体間に生じる隙間
を確実に封止することができる。
【0054】また、本発明の請求項2に示す防火区画用
スクリーン装置にあっては、上記幕体と同期して繰り出
され、少なくとも上記封止部に重ね合わされる補助幕体
を設けたので、封止部で幕体の側縁間を密閉した上にさ
らに、封止部の少なくとも片方を補助幕体によって覆う
ことができ、封止部と補助幕体との二段構えの密閉構造
を作り出すことができて、幕体間の密閉性を更に高める
ことができる。
【0055】更に、本発明の請求項3に示す防火区画用
スクリーン装置にあっては、上記二股状の封止部が互い
に重なり合う2枚の幕材によって形成され、少なくとも
一方の幕材には、繰り出し過程で上記他方の幕体を挟み
込むために、その繰り出し方向に互いに間隔を隔てて上
記封止部を適宜に開くための切り込みが形成されている
ので、繰り出し過程において、切り込みを介して少なく
とも一方の幕材を適宜に開くことができて、これにより
開かれた封止部へと他方の幕体の側縁を順次に挟み込ん
でいくことができ、二股状の封止部に幕体を挟み込みつ
つ繰り出すという一連の動作を簡単な構造で、円滑かつ
確実に達成することができる。
【0056】更にまた、本発明の請求項4に示す防火区
画用スクリーン装置にあっては、互いに隣接する幕体
を、共通のウエイトを介して連結しつつ異なる巻取り軸
にそれぞれ巻き取るとともに、これら幕体の少なくとも
一方を、封止部が他方の膜体の側縁を挟み込み可能にウ
エイトで繰り出し自在に折り返すようにしたので、共通
のウエイトで互いに隣接する幕体を同期して繰り出す際
に、ウエイトで折り返されつつ繰り出される一方の幕体
の折り返し部分と、巻取り軸からそのまま繰り出される
他方の幕体相互間で、幕体同士の干渉を避けつつ、封止
部による側縁の挟み込みが可能となり、二股状の封止部
に幕体を挟み込みつつ繰り出すという一連の動作を簡単
な構造で、円滑かつ確実に達成することができる。ま
た、折り返される方の幕体のウエイトに達しない部分が
該封止部に沿って配置されて補助幕体として機能するた
め、2重の気密保持機能を発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す防火区画用スクリ
ーン装置の正面図である。
【図2】本発明の第1実施形態の巻取り部分の断面図で
ある。
【図3】本発明の第1実施形態の巻取り部分の斜視図で
ある。
【図4】図1中A−A線からの拡大断面図である。
【図5】本発明の第1実施形態の副幕体の背面斜視図で
ある。
【図6】本発明の第1実施形態の他の実施例を示す図4
に対応する拡大断面図である。
【図7】本発明の第1実施形態の他の実施例を示す封止
部の概略平面図である。
【図8】本発明の第2実施形態の幕体の巻取り部分の断
面図である。
【図9】本発明の第2実施形態の拡開機構部分の斜視図
である。
【図10】図8中B−B線からの断面斜視図である。
【図11】本発明の第2実施形態の他の実施例を示す封
止部の概略平面図である。
【図12】封止部の他の例を示す概略平面図である。
【符号の説明】
10,10a 防火区画用スクリーン装置 12 主幕体 14 副幕体 16 主巻取り軸 18 副巻取り軸 34,102 二股状封止部 34a,34b,102a,102b 幕片 36 ガイドプレート 38 切り込み 40,108 棒状ウエイト 60 補助幕体 110 折り返しガイド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安原 清巳 東京都港区芝大門2丁目12番地9号 ユニ チカグラスファイバー株式会社内 (72)発明者 東 忠孝 東京都港区芝大門2丁目12番地9号 ユニ チカグラスファイバー株式会社内 (72)発明者 角川 雄二 東京都港区芝大門2丁目12番地9号 ユニ チカグラスファイバー株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の幕体が横並び状態で配置され、こ
    れら幕体が同期して繰り出されて防火区画を形成する防
    火区画用スクリーン装置において、 互いに隣接する幕体の少なくとも一方の側縁に、他方の
    幕体の側縁を相対移動自在に挟み込んでこれら幕体の側
    縁同士の隙間を塞ぐ二股状の封止部を形成したことを特
    徴とする防火区画用スクリーン装置。
  2. 【請求項2】 上記幕体と同期して繰り出され、少なく
    とも上記封止部に重ね合わされる補助幕体を設けたこと
    を特徴とする請求項1に記載の防火区画用スクリーン装
    置。
  3. 【請求項3】 上記二股状の封止部が互いに重なり合う
    2枚の幕材によって形成され、少なくとも一方の幕材に
    は、繰り出し過程で上記他方の幕体の側縁を挟み込むた
    めに、その繰り出し方向に互いに間隔を隔てて上記封止
    部を適宜に開くための切り込みが形成されていることを
    特徴とする請求項1または2に記載の防火区画用スクリ
    ーン装置。
  4. 【請求項4】 互いに隣接する上記幕体は、共通のウエ
    イトを介して連結されつつ異なる巻取り軸にそれぞれ巻
    き取られているとともに、これら幕体の少なくとも一方
    は、上記封止部が上記他方の膜体の側縁を挟み込み可能
    に上記ウエイトで繰り出し自在に折り返されていること
    を特徴とする請求項1または2に記載の防火区画用スク
    リーン装置。
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