JP3618538B2 - シリコンを含有する化学増幅型レジスト組成物 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は化学増幅型レジスト組成物に係り、特にシリコンを含有する高分子化合物よりなる化学増幅型レジスト組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体製造工程が複雑で集積度が増加するに従って微細なパターンの形成が要求され、それによりリソグラフィー技術においても新たなレジストの開発が必須である。さらに、半導体素子の容量が1Gbit級以上に増加しながら光波長領域もArFエクサイマーレーザー(193nm)で作用できる新たなレジスト材料が要るようになった。
【0003】
ArFレジストは半導体工程進行上SLR(single−layer resist)とBLR(bi−layer resist)に分けうる。一般的にSLRを使用する場合にはBLRを使用する場合に比べてレジストパターン形成工程が単純である。しかし、SLRを使用してレジストパターンを形成する場合には乾式エッチングに対する耐性(dry etch resistance)が十分に確保できない。また、横縦比(aspect ratio)が大きくなるとレジストパターンが傾きながら倒れる場合が多くてレジストパターンを形成するに難しい。
【0004】
BLRはシリコンを含有するレジストである。BLRを利用してレジストパターンを形成する場合にはSLRの場合に比べてレジストパターン形成工程が複雑である。しかし、O2プラズマによる乾式エッチング時にレジスト物質内のシリコン原子がガラス化されてレジスト層の表面に硬化層が形成され、このように形成された硬化層が後続の乾式エッチング工程時にエッチングマスクとして作用するので横縦比が大きい場合にレジストパターンを形成するのが容易である。
【0005】
一方、BLRを製造する時にはポリマーに含まれているシリコンの含有量が重要な因子として作用する。
【0006】
ArFエクサイマーレーザーリソグラフィーに使用するためのBLRとして今までは文献(Akiko Kotachi他、”Si−containing Positive Resist for ArF Excimer Laser Lithography”、J.Photopolymer Science and Technology、Vol.8、No.4、p615、1995)に開示されたシリコン含有ポリマーが知られている。
【0007】
しかし、前記文献に開示されたポリマーのシリコン含有量は約8重量%である。一般的に、充分な横縦比を確保するためにはBLRで10重量%以上のシリコン含有量が要求されることを考えると、前記文献に開示されたポリマーのシリコン含有量には充分の横縦比が確保できない。また、前記ポリマーは接着特性がよくなくて、これより製造されたレジスト膜がその下地膜からリフトされる現像が発生する問題が起こりうる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的はArFエクサイマーレーザーリソグラフィーに使用するためのBLRとして使用するに充分のシリコン含有量を有しながら優れた接着特性を有するポリマーを提供することである。
【0009】
本発明の他の目的は前記にようなポリマーを含有する化学増幅型レジスト組成物を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために本発明は下記構造式に示され、重量平均分子量が3000〜200000の化学増幅型レジスト用ポリマーを提供する。
【化11】
式中、R1は水素及びメチルよりなる群から選択されたいずれか一つである。
【0011】
本発明によるレジスト組成物は前記式のポリマーとPAG(photoacid generator)を含む。前記PAGの含有量は前記ポリマーの重量を基準として1〜20重量%である。前記PAGはトリアリールスルホニウム塩及びジアリールヨードニウム塩よりなる群から選択されたいずれか一つを使用する。
【0012】
本発明によるコポリマーは下記構造式で示され、重量平均分子量が5000〜200000である。
【化12】
式中、R2及びR3は各々水素及びメチルよりなる群から選択されたいずれか一つであり、Xは水素、ヒドロキシル、ハロゲン、C1〜C4アルキル及びC1〜C4アルコキシよりなる群から選択されたいずれか一つの基であり、m及びnは整数であり、m/(m+n)は0.1〜0.9である。
【0013】
また、本発明は下記構造式で示され、重量平均分子量が3000〜100000の化学増幅型レジスト用コポリマーを提供する。
【化13】
式中、R4は水素及びメチルよりなる群から選択されたいずれか一つである。
【0014】
本発明によるターポリマーは下記構造式で示され、重量平均分子量が5000〜200000である。
【化14】
式中、R5及びR6は各々水素及びメチルよりなる群から選択されたいずれか一つであり、R8はメチル、2−ヒドロキシエチル及びC2〜C6アルキルよりなる群から選択されたいずれか一つであり、l、m及びnは各々整数であり、l/(l+m+n)は0.1〜0.9である。m/(l+m+n)=0.1〜0.9であり、n/(l+m+n)=0.1〜0.5である。
【0015】
本発明によるテトラポリマーは下記構造式を有し、重量平均分子量が5,000〜200,000である。
【化15】
式中、R9、R10及びR12は各々水素及びメチルよりなる群から選択されたいずれか一つであり、R13はt−ブチル、テトラヒドロピラニル、2−ヒドロキシエチル及びC2〜C6アルキルよりなる群から選択されたいずれか一つであり、k、l、m及びnは各々整数であり、k/(k+l+m+n)=0.1〜0.9であり、l/(k+l+m+n)=0.1〜0.9であり、m/(k+l+m+n)=0.1〜0.9であり、n/(k+l+m+n)=0.1〜0.5である。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、添付した図面を参照して本発明の望ましい実施例に対して詳細に説明する。
【0017】
【実施例1】
モノマーの合成
本実施例によるモノマー(II)の合成反応は次の式で示されうる。
前記式で示したモノマー(II)の合成を段階別に説明すれば次の通りである。
【化16】
【0018】
(1)1,3−ビス(トリメチルシリル)−2−プロパノール(I)の合成
ジエチルエーテルに溶解された0.3モルのトリメチルシリルメチルマグネシウムクロライド溶液が入っている500mLのフラスコ内にギ酸エチル(0.1モル)を徐々に添加した後、還流状態で約24時間反応させた。塩化アンモニウム溶液を使用して反応物を加水分解した後、得られた生成物を減圧蒸留法によって分離及び精製した(収率70%)。得られた蒸留物をNMR及びFT−IR分光分析法で分析して構造を確認した。
【0019】
図1は前記のような方法によって得られた1,3−ビス(トリメチルシリル)−2−プロパノール(I)に対するNMR分析結果、図2はそのFT−IR分析結果を各々示し、その分析結果は次の通りである。
1H−NMR(CDCl3、ppm):
0.0(18H、−CH3)、0.9(4H、−CH2−)、1.2(1H、−OH)、4.0(1H、−CH−)
FT−IR(NaCl、cm−1):
3300(−OH)、2950(C−H)、1400及び1260(Si−C)
【0020】
(2)1,3−ビス(トリメチルシリル)プロフィールメタクリレート(BPMA)
【0021】
(II)の合成
500mLのフラスコ内で1,3−ビス(トリメチルシリル)−2−プロパノール(I)(0.1モル)とトリエチルアミン(0.1モル)を塩化メチレンに溶解させた後、ここにメタクリロイルクロライド(0.1モル)を徐々に添加し、還流状態で約24時間反応させた。得られた生成物を減圧蒸留法によって分離した(収率75%)。
【0022】
図3は前記のような方法によって得られたBPMA(II)に対するNMR分析結果、図4はそのFT−IR分析結果を各々示し、その分析結果は次の通りである。
1H−NMR(CDCl3、ppm):
0.0(18H、−CH3)、1.0(4H、−CH2−)、1.9(3H、−CH3)、5.2(1H、−CH−)、5.5及び6.0(2H、=CH2)
FT−IR(NaCl、cm−1):
2950(C−H)、1720(C=O)、1600(C=C)、1400及び1260(Si−C)
【0023】
【実施例2】
ホモポリマーの製造
実施例1で合成したモノマーBPMA(II)(0.1モル)をAIBN(azobisiso−
butyronitrile)4モル%と共にトルエンに溶かした後、N2パージ下で約65〜70℃で約24時間重合させた。
反応物を過量のn−ヘキサンで沈殿させ、その沈殿物をTHF(tetrahydro−furan)に溶かした後、またn−ヘキサンで再沈殿させた。
得られた沈殿物を約50℃に維持される真空オーブン内で約24時間乾燥させて次の式のようなホモポリマーを得た(収率80%)。
【化17】
この際、得られたホモポリマー生成物の重量平均分子量は24000であったし、多分散度は2.2であった。Si含有量は21%(理論値)であった。
【0024】
図5は本実施例から得られたホモポリマーの熱的安全性を熱重量分析(TGA)によって評価したグラフである。昇温速度を20℃/minとして窒素気流下でホモポリマーに熱を加えながら温度変化にともなうホモポリマーの重量変化を分析して百分率で示した。図5の結果で本実施例によるホモポリマーの初期分解温度は約173℃で示された。
【0025】
【実施例3】
コポリマーの合成
本実施例によるコポリマー(III)の合成反応は次の式で示されうる。
【化18】
【0026】
実施例1で合成したBPMA(II)モノマー(0.1モル)とスチレンモノマー(0.1モル)をAIBN(4モル%)と共にTHF(モノマーの5倍)に溶かした後、N2パージし、還流状態で約24時間重合させた。
重合反応物を過量のn−ヘキサンで沈殿させ、得られた沈殿物をTHFに溶かした後n−ヘキサンで再沈殿させた。最終的に得られた沈殿物を真空オーブンで約24時間乾燥させてコポリマー(III)を得た(収率70%)。
この際、得られたコポリマー(III)生成物の重量平均分子量は15000であったし、多分散度は2.1であった。Si含有量は15%(理論値)であった。
【0027】
【実施例4】
コポリマーの合成
実施例1で合成したBPMA(II)モノマー(0.1モル)と無水マレイン(0.1モル)をAIBN(4モル%)と共にTHF(モノマーの5倍)に溶かした後、N2パージし、還流状態で約24時間重合させた。
重合反応物を過量のn−ヘキサンで沈殿させ、得られた沈殿物をTHFに溶かした後n−ヘキサンで再沈殿させた。最終的に得られた沈殿物を真空オーブンで約24時間乾燥させて次の式のようなポリマー(IV)を得た(収率70%)。
この際、得られたコポリマー(IV)生成物の重量平均分子量は8000であったし、多分散度は2.3であった。Si含有量は15%(理論値)であった。
【化19】
【0028】
【実施例5】
ターポリマーの製造
本実施例によるターポリマー(V)の合成反応は次の式で示されうる。
【化20】
【0029】
実施例1で合成したBPMA(II)モノマー(0.1モル)と、t−ブチルメタクリレート(tBMA)(0.1モル)と、メタクリル酸(MAA)(0.1モル)をAIBN(4モル%)と共にTHF(モノマーの5倍)に溶かした後、N2パージし、還流状態で約24時間重合させた。
重合反応物を過量のn−ヘキサンで沈殿させ、得られた沈殿物をTHFに溶かした後n−ヘキサンで再沈殿させた。最終的に得られた沈殿物を約50℃に維持される真空オーブンで約24時間乾燥させてターポリマー(V)を得た(収率75%)。
この際、得られたターポリマー(V)生成物の重量平均分子量は25000であったし、多分散度は2.3であった。Si含有量は11%(理論値)であった。
【0030】
図6は前記のような方法によって得られたターポリマー(V)のNMR分析結果、図7はそのFT−IR分析結果を各々示す。
【0031】
図8は本実施例で得られたターポリマー(V)の熱的安全性をTGAによって評価したグラフである。図8の結果から約160℃以上の温度で分解が起きる熱的安全性を有することが分かる。
【0032】
【実施例6】
テトラポリマーの製造
実施例1で合成したBPMA(II)モノマー(0.1モル)と、t−ブチルメタクリレート(tBMA)(0.1モル)と、メチルメタクリレート(MMA)と、メタクリル酸(MAA)(0.1モル)をAIBN(4モル%)と共にTHF(モノマーの5倍)に溶かした後、N2パージと、還流状態で約24時間重合させた。
重合反応物を過量のn−ヘキサンで沈殿させ、得られた沈殿物をTHFに溶かした後n−ヘキサンで再沈殿させた。最終的に得られた沈殿物を約50℃に維持される真空オーブンで約24時間乾燥させて次の式のようなテトラポリマー(VI)を得た(収率75%)。
【化21】
この際、得られたテトラポリマー(VI)生成物の重量平均分子量は24000であったし、多分散度は2.4であった。
【0033】
図9は前記のような方法によって得られたテトラポリマー(VI)のNMR分析結果を示す。
【0034】
図10は本実施例で得られたテトラポリマー(VI)の熱的安全性をTGAによって評価したグラフである。図10の結果で約141℃で5%重量損失されることが分かる。このように、本実施例によるテトラポリマー(VI)は分解温度が比較的高くて熱的安全性に優れる。
【0035】
【実施例7】
レジスト組成物の製造
実施例5で合成したターポリマー(V)1.0gをPGMEA(propylene glycol monomethyl ether acetate)8gに溶解させた後、ここにPAG(photoacid generator)としてトリフェニルスルホニウムトリフレート(TPSOTf)0.02gを加えて十分に撹拌した。 次いで、前記混合物を0.2μmフィルターを利用して濾過した後、得られたレジスト組成物をウェーハ上に約0.3μmの厚さでスピンコーティングした。
レジスト組成物がコーティングされた前記ウェーハを約110℃の温度で約90秒間ソフトベーキングし、開口数(NA)が0.45のKrFエクサイマーレーザーを利用するステッパを使用して露光した後、約110℃の温度で約90秒間ポストベーキングした。その後、テトラメチルアンモニウムヒドロキシド(TMAH)溶液を利用して現像した。
【0036】
次の反応式1には本発明の望ましい実施例によって提供されたターポリマーの露光メカニズムが示されている。
【化22】
【0037】
前記反応式1から前記露光過程を経る前のポリマーは現像液によく溶解されない反面、酸触媒下の露光過程を経た後のポリマーは現像液によく溶解されることが分かる。
【0038】
【発明の効果】
本発明の望ましい実施例によれば、ArFエクサイマーレーザー用シリコンが含まれたBLR製造時に要求される高いシリコン含有量を有しながら膜質に対して優れた接着特性を有するレジスト組成物が提供できる。
【0039】
以上、本発明を望ましい実施例を挙げて詳細に説明したが、本発明は前記実施例に限らず、本発明の技術的な思想の範囲内で当分野で通常の知識を有する者によっていろいろ変形ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるモノマーの合成に必要な中間生成物のNMR(nuclear magnetic resonance)分析結果を示したグラフである。
【図2】本発明によるモノマーの合成に必要な中間生成物のFT−IR(Fourier transform infrared radiation)分析結果を示したグラフである。
【図3】本発明によるモノマーのNMR分析結果を示したグラフである。
【図4】本発明によるモノマーのFT−IR分析結果を示したグラフである。
【図5】本発明によるホモポリマーのTGA(thermogravimetric analysis)結果を示したグラフである。
【図6】本発明によるターポリマーのNMR分析結果を示したグラフである。
【図7】本発明によるターポリマーのFT−IR分析結果を示したグラフである。
【図8】本発明によるターポリマーのTGA結果を示したグラフである。
【図9】本発明によるテトラポリマーのNMR分析結果を示したグラフである。
【図10】本発明によるテトラポリマーのTGA結果を示したグラフである。
Claims (21)
- 前記PAGの含有量が前記ポリマーの重量を基準として1〜20重量%の請求項2に記載のレジスト組成物。
- 前記PAGはトリアリールスルホニウム塩及びジアリールヨードニウム塩よりなる群から選択された請求項2に記載のレジスト組成物。
- 前記PAGの含有量が前記コポリマーの重量を基準として1〜20重量%の請求項6に記載のレジスト組成物。
- 前記PAGはトリアリールスルホニウム塩及びジアリールヨードニウム塩よりなる群から選択されたいずれか一つの請求項6に記載のレジスト組成物。
- 前記PAGの含有量が前記コポリマーの重量を基準として1〜20重量%の請求項10に記載のレジスト組成物。
- 前記PAGはトリアリールスルホニウム塩及びジアリールヨードニウム塩よりなる群から選択されたいずれか一つの請求項10に記載のレジスト組成物。
- 前記PAGの含有量が前記ターポリマーの重量を基準として1〜20重量%の請求項14に記載のレジスト組成物。
- 前記PAGはトリアリールスルホニウム塩及びジアリールヨードニウム塩よりなる群から選択されたいずれか一つの請求項14に記載のレジスト組成物。
- 前記PAGの含量が前記テトラポリマーの重量を基準として1〜20重量%の請求項18に記載のレジスト組成物。
- 前記PAGはトリアリールスルホニウム塩及びジアリールヨードニウム塩よりなる群から選択された請求項18に記載のレジスト組成物。
- PAGはトリフェニルスルホニウムトリフレート及びジフェニルヨードニウムトリレートよりなる群から選択された請求項 20 に記載のレジスト組成物。
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