JP3606231B2 - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、1つのワードゲートと、2つのコントロールゲートにより制御される2つの不揮発性メモリ素子を備えたメモリセルにて構成される不揮発性半導体記憶装置に関する。
【0002】
【背景技術】
不揮発性半導体装置として、チャネルとゲートとの間のゲート絶縁層が、酸化シリコン膜、窒化シリコン膜及び酸化シリコン膜の積層体からなり、窒化シリコン膜に電荷がトラップされるMONOS(Metal−Oxide−Nitride−Oxide −Semiconductorまたは−substrate)型が知られている。
【0003】
このMONOS型不揮発性半導体記憶装置は、文献(Y.Hayashi,et al,2000 Symposium on VLSI Technology Digest of Technical Papers p.122−p.123)に開示されている。この文献には、1つのワードゲートと、2つのコントロールゲートにより制御される2つの不揮発性メモリ素子(MONOSメモリセル)を備えたツインMONOSフラッシュメモリセルが開示されている。すなわち、1つのフラッシュメモリセルが、電荷のトラップサイトを2つ有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このツインMONOSフラッシュメモリセルを駆動するには、2本のビット線と、1本のワード線と、2本のコントロールゲート線とを要する。
【0005】
これらの配線のうち、2本のビット線と2本のコントロールゲート線は通常は列方向に沿って配線される。このとき、その1列の複数のメモリセル群の幅内にて、4本の配線(2本のビット線と2本のコントロールゲート線)を同一層の金属配線とすることは、最小幅のライン&スペースのフォトリソグラフィ工程を用いても困難である。
【0006】
結果として、1列のメモリセル群の幅を広くして配線スペースを確保するしかない。しかし、このようにするとメモリセルの集積度が低下してしまい、近年の不揮発性半導体記憶装置の大容量化に対応できなくなる。
【0007】
そこで、本発明は、1メモリセルが2トラップサイトを有しながらも、高集積な不揮発性半導体記憶装置を提供することにある。
【0008】
本発明の他の目的は、コントロールゲート線のピッチ及びビット線のピッチを狭くして、メモリセルを高集積にて搭載することができる不揮発性半導体記憶装置を提供することにある。
【0009】
本発明のさらに他の目的は、コントロールゲート及びビット線への給電のための配線の配置に余裕度と自由度とをもたせることができる不揮発性半導体記憶装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の一態様に係る不揮発性半導体記憶装置は、1つのワードゲートと、2つのコントロールゲートにより制御される2つの不揮発性メモリ素子を有するメモリセルを、相交差する第1及び第2の方向にそれぞれ複数配列してなるメモリセルアレイ領域を有する。
【0011】
このメモリセルアレイ領域は、前記第1の方向に沿って配列された各列の前記メモリセルの各々の前記コントロールゲートを、前記第1の方向に沿って接続して形成される複数のコントロールゲート線と、前記複数のコントロールゲート線の上層にて前記第1の方向に沿って延び、前記複数のコントロールゲート線の半数のサブコントロールゲート配線とを有する。
【0012】
前記第2の方向での前記複数のメモリセル間の各境界を挟んで隣り合う各2本の前記コントロールゲート線が、各1本の前記サブコントロールゲート線に共通接続される。これにより、サブコントロールゲート線の数がコントロールゲート線の数の半数となり、サブコントロールゲート線の配置の余裕度と自由度が高まる。
【0013】
前記各2本のコントロールゲート線は、線間の幅が広い線間幅広領域と、2本が1本に共通接続される共通接続領域と、前記線間幅広領域及び前記共通接続領域以外の領域に配置された線間の幅が狭い線間幅狭領域と有する。そして、前記第2の方向にて、前記共通接続領域を挟んだ両側に前記線間幅広領域が配置されている。2本のコントロールゲート線を共通接続した共通接続領域の両側には比較的広いスペースを確保できるので、その広いスペースを利用して、両隣の各2本のコントロールゲート線の線間幅広領域を配置している。この線間幅広領域には、他の配例えばビット線へのコンタクト領域として利用できる。
【0014】
また、各2本の線間幅広領域の両側は、スペースを要しない共通接続領域となっているので、この線間幅広領域を設けるためにスペースの拡大を要しない。こうして、1メモリセルが2トラップサイトを有していても、コントロールゲート線の配線のスペースを確保するために集積度を低下させる必要がなくなり、高集積な不揮発性半導体記憶装置を提供できる。
【0015】
前記共通接続領域の線幅は、前記線間幅広領域での前記各2本のコントロールゲート線の各線幅よりも幅広に形成されていることが好ましい。こうすると、前記各2本のコントロールゲート線を、幅広の前記共通接続領域を介して前記各1本のサブコントロールゲート線と接続することが可能となる。
【0016】
前記メモリセルアレイ領域に、前記第1の方向で離れた位置に第1,第2の配線専用領域が設けることができる。前記第1の配線専用領域には、偶数のサブコントロールゲート線に接続される前記各2本のコントロールゲート線の共通接続領域と、奇数のサブコントロールゲート線に接続される前記各2本のコントロールゲート線の前記線間幅広領域とが設けられる。前記第2の配線専用領域には、奇数のサブコントロールゲート線に接続される前記各2本のコントロールゲート線の共通接続領域と、偶数のサブコントロールゲート線に接続される前記各2本のコントロールゲート線の前記線間幅広領域とが設けられる。
【0017】
このように、共通接続領域及び線間幅広領域をジグザグに配置することで、コントロールゲート線の配列ピッチを最小にできる。
【0018】
前記各2本のコントロールゲート線の間にそれぞれ配置され、前記第1の方向に沿って延びる不純物層から成る複数のビット線と、前記複数のビット線の上層にて前記第1の方向に沿って延び、前記複数のビット線の各々に接続された、前記複数のビット線と同数の複数のサブビット線とをさらに設けることができる。
【0019】
この場合、前記複数のビット線の各々は、前記共通接続領域と上下で対向する不連続領域を挟んで複数のビット分割線に分断される。前記複数のサブビット線の各1本と、各1本のビット線を構成する前記複数のビット分割線とがそれぞれ接続される。これにより、第1の方向で分断されたビット線をサブビット線によって裏打ちできる。
【0020】
前記複数のビット線の各々は、前記各2本のコントロールゲート線の前記線間幅広領域と上下で対向する領域にて線幅が広がる線幅拡大領域を有することができる。こうして、この線幅拡大領域を介して複数のビット線の各々を複数のサブビット線の各々に接続することができる。また、ビット線の線幅拡大領域の両側は、ビット線の不連続領域となっているので、この線幅拡大領域を設けるためにビット線のピッチを広げる必要がなく、メモリセルの高集積化が可能となる。
【0021】
前記複数のサブビット線は、第1層の金属配線層とし、前記複数のサブコントロールゲート線は、第2層の金属配線層とすることができる。
【0022】
この場合、前記複数のビット線の各々と前記複数のサブビット線の各々とは、前記線幅拡大領域に設けられたコンタクトを介して接続される。また、前記各2本のコントロールゲート線と前記各1本のサブコントロールゲート線とは、前記共通接続領域に設けられた接続部を介して接続される。この接続部は、コンタクトと、島状の第1層の金属配線層と、ビアにて構成できる。
【0023】
前記コンタクトと前記接続部とは、前記第1の方向に沿った実質的に同一線上に設けることができる。この場合、複数のサブビット線の各々は、前記接続部との干渉を避けるために接続部を迂回して配線される。
【0024】
前記メモリセルアレイ領域と前記第1の方向にて隣接して配置された選択領域と、
前記選択領域及び前記メモリセルアレイ領域上にて前記第1の方向に沿って延び、前記複数のサブコントロールゲート線より少ない複数のメインコントロールゲート線と、前記選択領域及び前記メモリセルアレイ領域上にて前記第1の方向に沿って延び、前記複数のサブビット線より少ない複数のメインビット線とをさらに設けることができる。こうすると、メインビット線及びメインコントロールゲート線の数をそれぞれ少なくできるので、メインビット線及びメインコントロールゲート線を同層に配置しても、配線数のトータルが減る分配線スペースに余裕が生ずる。
【0025】
すなわち、前記複数のメインビット線及び前記複数のメインコントロールゲート線を、共に第3層の金属配線層とすることができる。
【0026】
この場合、前記選択領域は、前記複数のサブコントロールゲート線を前記複数の前記メインコントロールゲート線に選択して接続するサブコントロールゲート選択回路と、前記複数のサブビット線を前記複数のメインビット線に選択して接続するサブビット選択回路とを有する。
【0027】
前記第1の方向にて前記メモリセルアレイ領域を挟んだ両側に第1及び第2の選択領域をそれぞれ設けることが好ましい。複数のサブビット線及び複数のサブコントロールゲート線が延長される先の選択領域を2つに分割することで、各配線の自由度がさらに高まる。
【0028】
前記第1の選択領域は、奇数及び偶数のサブビット線の一方を選択して、前記複数のメインビット線に接続する第1のサブビット選択回路と、前記奇数及び偶数のサブコントロールゲート線の一方を選択して、前記複数のメインコントロールゲート線に接続する第1のサブコントロールゲート選択回路とを有する。前記第2の選択領域は、前記奇数及び偶数のサブビット線の他方を選択して、前記複数のメインビット線に接続する第2のサブビット選択回路と、前記奇数及び偶数のサブコントロールゲート線の他方を選択して、前記複数のメインコントロールゲート線に接続する第2のサブコントロールゲート選択回路とを有する。
【0029】
このように、コントロールゲート選択回路を第1,第2の選択領域に分散できるので、回路レイアウトが容易になる。
【0030】
前記メモリセルアレイ領域及びその両側の前記第1,第2の選択領域にて1単位のメモリブロックが構成され、複数のメモリブロックを前記第1の方向に沿って配列することができる。こうして、不揮発性半導体記憶装置の記憶容量の大容量化を図ることができる。しかも、サブコントロールゲート線及びサブビット線の長さを短くでき、配線容量に起因した不具合を改善できる。また、各ブロック毎にデータ消去を一括して行うことができ、メモリ全体でデータ消去するものと比較して、その消去単位を小さくできる。
【0031】
この場合、前記複数のメモリブロックの前記第1の方向の一端に、前記複数のメインビット線を駆動するメインビット線ドライバを設けることができる。
【0032】
こうすると、複数のメインビット線を複数のメモリブロックで共用し、かつメインビット線ドライバも複数のメモリブロックで共用できる。
さらに加えて、前記複数のメモリブロックの前記第1の方向の他端に、前記複数のメインコントロールゲート線を駆動するメインコントロールゲート線ドライバを設けることができる。
【0033】
こうすると、複数のメインコントロールゲート線を複数のメモリブロックで共用し、かつメインコントロールゲート線ドライバも複数のメモリブロックで共用できる。
【0034】
前記複数のメモリブロックの第2の方向の一端には、前記ワード線を駆動するワード線ドライバが設けることができる。不揮発性半導体記憶装置の記憶容量をさらに大容量化するには、前記第2の方向にて前記ワード線ドライバを挟んだ両側に、前記複数のメモリブロックをそれぞれ配置しても良い。
【0035】
前記2つの不揮発性メモリ素子は、酸化膜(O)、窒化膜(N)及び酸化膜(O)からなるONO膜を電荷のトラップサイトとして有することができるが、これに限らず他の構造を採用することができる。
【0036】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
【0037】
(メモリセル構造)
図1は不揮発性半導体記憶装置の一断面を示し、図2はその等価回路図である。図1において、1つのメモリセル100は、シリコン基板上のP型ウェル領域102上にゲート酸化膜を介して例えばポリシリコンを含む材料にて形成されたワードゲート104と、2つのコントロールゲート106A,106Bと、2つのメモリ素子(MONOSメモリセル)108A,108Bとを有する。
【0038】
2つのコントロールゲート106A,106Bは、ワードゲート104の両側壁に形成され、ワードゲート104とはそれぞれ電気的に絶縁されている。
【0039】
2つのメモリ素子108A,108Bの各々は、MONOSのM(Metal)に相当する2つのコントロールゲート106A,106Bの一つと、MONOSのS(Silicon)に相当するP型ウェル102との間に、酸化膜(O)、窒化膜(N)及び酸化膜(O)を積層することで構成される。なお、コントロールゲート106A,106Bは、ドープトシリコン、シリサイドなどの導電材で構成することができる。
【0040】
このように、1つのメモリセル100は、2つのスプリットゲート(コントロールゲート106A,106B)を備えた2つのMONOSメモリセル108A,108Bを有し、2つのMONOSメモリセル108A,108Bにて一つのワードゲート104を共用している。
【0041】
この2つのMONOSメモリセル108A,108Bは、それぞれ電荷のトラップサイトとして機能する。2つのMONOSメモリセル108A,108Bの各々は、ONO膜109にて電荷をトラップすることが可能である。
【0042】
図1及び図2に示すように、行方向(図1及び図2の第2の方向B)に間隔をおいて配列された複数のワードゲート104は、ポリサイドなどで形成される1本のワード線WLに共通接続されている。
【0043】
また、図1に示すコントロールゲート106A,106Bは、列方向(図1の紙面に垂直な第1の方向A)に沿って延び、列方向に配列される複数のメモリセル100にて共用される。よって、符号106A,106Bをコントロールゲート線とも称する。
【0044】
ここで、[i]番目のメモリセル100[i]のコントロールゲート線106Bと、[i+1]番目のメモリセル100[i+1]のコントロールゲート線106Aとには、例えばコントロールゲート線より上層に形成される第2層目の金属層で形成されるサブコントロールゲート線CG[i+1]が接続されている。
【0045】
P型ウェル102には、[i]番目のメモリセル100[i]のMONOSメモリセル108Bと、[i+1]番目のメモリセル100[i+1]のMONOSメモリセル108Aとに共用される[i+1]番目の不純物層110[i+1]が設けられている。
【0046】
これらの不純物層110[i],[i+1],[i+2]は例えばP型ウェル内に形成され、列方向(図1の紙面に垂直な第1の方向A方向)に沿って延び、列方向に配列される複数のメモリセル100にて共用されるビット線として機能する。よって、符号110[i],[i+1],[i+2]などをビット線とも称する。
【0047】
これらの不純物層(ビット線)110[i],[i+1],[i+2]には、例えば第1層の金属層で形成されるサブビット線BL[i],[i+1],[i+2]が接続されている。
【0048】
(メモリセルからのデータ読み出し動作)
一つのメモリセル100は、図2に示すように、ワードゲート104により駆動されるトランジスタT2と、2つのコントロールゲート106A,106Bによりそれぞれ駆動されるトランジスタT1,T3とを直列に接続したものと模式化することができる。
【0049】
メモリセル100の動作を説明するに際して、図3に示すように、隣接する2つのメモリセル100[i],[i+1]の各所の電位の設定についてまず説明する。図3は、メモリセル100[i]のワードゲート104の右側のMONOSメモリセル108Bからのデータ読み出しについて説明する図である。なお、以下の動作説明において、トランジスタT1〜T3のしきい値電圧は2.5V未満と仮定する。
【0050】
この場合、各ワードゲート104に例えば2.5Vを印加して、各トランジスタT2をオンさせる。また、メモリセル100[i]の左側のコントロールゲート106Aに、サブコントロールゲート線CG[i]を介してオーバライド電圧(例えば5V)を印加して、MONOSメモリセル108Aに相当するトランジスタT1をオンさせる。メモリセル100[i]の右側のコントロールゲート106Bの電位VCGとして、読み出し電位Vreadを印加する。
【0051】
このとき、ワードゲート104の右側のMONOSメモリセル108Bに電荷が蓄積されていたか否かで、MONOSメモリセル108Bに相当するトランジスタT3の動作は以下のように分かれる。
【0052】
図4は、メモリセル100[i]の右側のコントロールゲート106Bへの印加電圧と、それによって制御されるMONOSメモリセル108Bに相当するトランジスタT3のソース−ドレイン間に流れる電流Idsとの関係を示している。
【0053】
図4に示すように、MONOSメモリセル108Bに電荷が蓄積されていない場合には、コントロールゲート電位VCGが低いしきい値電圧Vlowを超えると電流Idsが流れ始める。これに対して、MONOSメモリセル108Bに電荷が蓄積されている場合には、コントロールゲート電位VCGが高いしきい値電圧Vhighを超えない限り電流Idsが流れ始めない。
【0054】
ここで、データ読み出し時にコントロールゲート106Bに印加される電圧Vreadは、2つのしきい値電圧Vlow,Vhighのほぼ中間電圧(例えば2.5V)に設定されている。
【0055】
従って、MONOSメモリセル108Bに電荷が蓄積されていない場合には電流Idsが流れ、MONOSメモリセル108Bに電荷が蓄積されている場合には電流Idsが流れないことになる。
【0056】
ここで、データ読み出し時には、不純物層110[i](サブビット線BL[i])をセンスアンプに接続し、不純物層110[i+1](サブビット線BL[i+1])の電位VD[i+1]を1.5Vに設定しておく。こうすると、MONOSメモリセル108Bに電荷が蓄積されていない場合には電流Idsが流れるため、オン状態のトランジスタT1,T2を介して、サブビット線BL[i]に例えば25μA以上の電流が流れる。これに対し、MONOSメモリセル108Bに電荷が蓄積されている場合には電流Idsが流れないため、トランジスタT1,T2がオン状態であっても、サブビット線BL[i]に流れる電流は例えば10nA未満となる。よって、サブビット線BL[i]に流れる電流をセンスアンプにて検出することで、ツインメモリセル100[i]のMONOSメモリ素子108B(選択セル)からのデータ読み出しが可能となる。
【0057】
なお、メモリセル100[i+1]でもトランジスタT1,T2はオンしているが、トランジスタT3のコントロールゲート電位VCGは0Vとされ、図3の2つのしきい値電圧Vlow,Vhighの双方より電位VCGが低いので、メモリセル100[i+1]にてソース−ドレイン電流は流れることがない。よって、メモリセル100[i+1]でのデータ蓄積状況が、メモリセル100[i]からのデータ読み出しに悪影響を与えることがない。
【0058】
メモリセル100[i]の左側のMONOSメモリセル108Aからデータを読み出すには、メモリセル100[i−1],[i]の各所の電位を、上記と同様に設定すればよい。
【0059】
(メモリセルのプログラミング)
図5は、メモリセル100[i]のワードゲード104の右側のMONOSメモリセル108Bのデータプログラミングについて説明する図である。なお、このデータプログラミング動作の前には、後述するデータ消去動作が実施されている。
【0060】
図5では、図3と同じく、サブコントロールゲート線CG[i]の電位はオーバライド電位(例えば5V)とされ、サブコントロールゲート線CG[i+2]の電位は0Vとされている。しかし、各ワードゲート104の電位は、ワード線WLにより例えば0.77〜1V程度に設定される。また、メモリセル100[i]の右側のコントロールゲート108Bの電位は、サブコントロールゲート線CG[i+1]を介して、図4に示す書き込み電位Vwrite(例えば5〜6V)に設定され、[i+1]番目の不純物層110[i+1](ビット線BL[i+1])の電位VD[i+1]は、サブビット線BL[i+1]を介して例えば4.5〜5Vに設定される。
【0061】
こうすると、メモリセル100[i]のトランジスタT1,T2がそれぞれオンして、不純物層110[i]に向けて電流Idsが流れる一方で、MONOSメモリセル108BのONO膜109にはチャンネルホットエレクトロン(CHE)がトラップされる。こうして、MONOSメモリセル108Bのプログラミング動作が実施されて、データの「0」または「1」が書き込まれる。
【0062】
(メモリセルのデータ消去)
図6は、ワード線WLに接続された2つのメモリセル100[i],[i+1]のデータ消去について説明する図である。
【0063】
図6では、各ワードゲート104の電位は、ワード線WLによって例えば0Vに設定され、サブコントロールゲート線CG[i],[i+1],[i+2]によって、コントロールゲート106A,106Bの電位は例えば−5〜−6V程度に設定される。さらに、サブビット線BL[i],[i+1],[i+2]によって、不純物層(ビット線)110[i],[i+1],[i+2]の各電位は3〜4V(P型ウェル電位と等しい)に設定される。
【0064】
こうすると、各MONOSメモリセル108A,108BのONO膜109にトラップされていた電子は、金属(M)に印加された−5〜−6Vと、シリコン(S)に印加された3〜4Vとで形成される電界により、トンネル効果により抜かれて消去される。これにより、複数メモリセルにて同時にデータ消去が可能となる。なお、消去動作としては、上述のものとは異なり、ビットとなる不純物層の表面のバンド−バンドトンネリングによりホットホールを形成し、蓄えられていたエレクトロンを消去するものであっても良い。
【0065】
(不揮発性半導体記憶装置の全体構成)
上述のメモリセル100を用いて構成される不揮発性半導体記憶装置について、図7及び図8を参照して説明する。
【0066】
図7は不揮発性半導体記憶装置の平面レイアウト図であり、メモリ領域200は例えば32個のメモリブロック201に分割されている。このメモリ領域200の第1の方向Aの一端にはメインコントロールゲート線ドライバ202が、第1の方向Aの他端にはメインビット線ドライバ204及びセンスアンプ206がそれぞれ設けられている。また、メモリ領域200の第2の方向Bの一端にはワード線ドライバ208が設けられている。
【0067】
メインコントロールゲート線ドライバ202は、ブロックNo.0〜No.31の各メモリブロック201に亘って第1の方向Aに沿って延びる例えば第3層の金属配線層から成るメインコントロールゲート線MCG0,MCG1,…を駆動するものである。
【0068】
同様に、メインビット線ドライバ204は、ブロックNo.0〜No.31の各メモリブロック201に亘って第1の方向Aに沿って延びる例えば第3層の金属配線層から成るメインビット線MBL0,MBL1,…を駆動するものである。
【0069】
図8は、2つのメモリ領域200A,200Bを有する不揮発性半導体記憶装置を示している。このとき、メモリ領域200Aに対してメインコントロールゲート線ドライバ202A,メインビット線ドライバ204A及びセンスアンプ206Aを設け、メモリ領域200Bに対してメインコントロールゲート線ドライバ202B,メインビット線ドライバ204B及びセンスアンプ206Bを設けている。ワード線ドライバ208は2つのメモリ領域200A,200Bの間に配置されて、両メモリ領域200A,200Bに共用することができる。
【0070】
図7及び図8のレイアウトに限らず、種々の変形実施が可能である。例えばメモリ領域200での記憶容量を16Mbitとした時、4つのメモリ領域200を有する不揮発性半導体記憶装置の記憶容量は16×4=64Mbitとなる。
【0071】
16Mbitの記憶容量を持つメモリ領域200が32分割された各メモリブロック201は、1ワード線WLに2k個(4kbit)のメモリセル100が接続され、各メモリブロックには128本のワード線WLが配置される。従って、各メモリブロック201は32kword=64kbyteの記憶容量を有する。なお、図7及び図8の各メモリ領域200(200A,200B)では、出力端子D0〜D15より、各1ビット計16ビットのデータを同時にリードまたはライトすることができる。
【0072】
(メモリブロックの構成)
次に、メモリ領域200を例えば32分割した1メモリブロック201の構成について、図9を参照して説明する。
【0073】
図9は、図7及び図8に示す1メモリブロック201内の平面レイアウトを示している。図9において、メモリブロック201は相交差する第1及び第2の方向A,Bにそれぞれメモリセル100を複数配列してなるメモリセルアレイ領域210を有する。また、メモリセルアレイ領域を挟んだ両側であって、第1の方向Aの両端には、第1の選択領域220と第2の選択領域222とが設けられている。第1の選択領域220は、奇数サブコントロールゲート選択回路212と、偶数サブビット選択回路216の各領域に分割されている。同様に、第2の選択領域222は、偶数サブコントロールゲート選択回路214と、奇数サブビット選択回路218の各領域に分割されている。
【0074】
メモリブロック201内のメモリセルアレイ領域210の詳細を図10〜図13に示す。図10〜図13において、メモリセルアレイ領域210内には、第2の方向Bに向けて延びる例えば256本のワード線WL0〜WL255が設けられ、例えばポリサイドにて形成されている。
【0075】
図10に示すように、各サブビット線BL0,BL1,…の両側には、コントロールゲート線106A,106Bが配置されている。従って、コントロールゲート線106A,106Bの総数は、サブビット線BL0,BL1…の総数のほぼ2倍となる。
【0076】
また、図12において、偶数のサブビット線BL0,BL2,BL4,…は、第1の方向Aの一端側に配置された第1の領域220の偶数サブビット選択回路216まで延長形成されている。奇数のサブビット線BL1,BL3,BL5,…は、第1の方向Aの他端側に配置された第2の選択領域222の奇数サブビット選択回路218まで延長形成されている。
【0077】
偶数のサブコントロールゲート線CG0,CG2,…の各々は、図13に示すように第2の選択領域222の偶数サブコントロールゲート選択回路214の領域まで延長形成されている。奇数のサブコントロールゲート線CG1,CG3,…の各々は、図13に示すように第1の選択領域220の奇数サブコントロールゲート選択回路212の領域まで延長形成されている。
【0078】
第1の選択領域220に設けられた偶数サブビット選択回路216は、図12に示すように、偶数のサブビット線BL0,BL2のいずれか一方を、選択信号線SEL(BL)0,SEL(BL)2の電位に基づいて、第3層の金属配線層であるメインビット線MBL0に切り換え接続するトランジスタ230,232を有する。トランジスタ234,236は、偶数のサブビット線BL4,BL6のいずれか一方をメインビット線MBL2に接続する。
【0079】
また、第2の選択領域222に設けられた奇数サブビット選択回路218は、図12に示すように、奇数のサブビット線BL1,BL3のいずれか一方を、選択信号線SEL(BL)1,SEL(BL)3の電位に基づいて、第3層の金属配線層であるメインビット線MBL1に切り換え接続するトランジスタ240,242を有する。トランジスタ244,246は、奇数のサブビット線BL5,BL7のいずれか一方をメインビット線MBL3に接続する。
【0080】
第1の選択領域220に設けられた奇数サブコントロールゲート選択回路212は、図13に示すように、奇数のサブコントロールゲート線CG1,CG3のいずれか一方を、選択信号線SEL(CG)1,SEL(CG)3の電位に基づいて、第3層の金属配線層であるメインコントロールゲート線MCG1に切り換え接続するトランジスタ250,252を有する。トランジスタ254,256は、奇数のサブコントロールゲート線CG5,CG7のいずれか一方をメインコントロールゲート線MCG3に接続する。
【0081】
また、第2の選択領域222に設けられた偶数サブコントロールゲート選択回路214は、図13に示すように、偶数のサブコントロールゲート線CG0,CG2のいずれか一方を、選択信号線SEL(CG)0,SEL(CG)2の電位に基づいて、第3層の金属配線層であるメインコントロールゲート線MCG0に切り換え接続するトランジスタ260,262を有する。トランジスタ264,266は、偶数のサブコントロールゲート線CG4,CG6のいずれか一方をメインコントロールゲート線MCG2に接続する。
【0082】
このように、メインコントロール線ドライバ202及びメインビット線ドライバ204にてメインコントロールゲート線MCG及びメインビット線MBLを駆動しながら、奇数・偶数サブコントロールゲート選択回路212,214、奇数・偶数サブビット選択回路216,218にてメイン−サブの接続を切り換えることで、上述したメモリセル100に対するデータ読み出し、データ書き込み(プログラム)及びデータ消去を実施することができる。
【0083】
なお図12において、例えば選択信号線SEL(BL)0を、トランジスタ230,234のゲートに共通接続したが、2本の選択信号線SEL(BL)を用いても良い。他の選択信号線SEL(BL)1〜線SEL(BL)3及び図13に示す選択信号線SEL(CG)0〜SEL(CG)3も、それぞれの2本の選択信号線に分けることができる。
【0084】
(配線レイアウト)
図11に示すように、第2の方向Bでの複数のメモリセル100間の各境界を挟んで隣り合う各2本のコントロールゲート線106B,106Aは、線間の幅がW1と広い線間幅広領域107Aと、2本が1本に共通接続される共通接続領域107Bと、線間幅広領域107A及び共通接続領域107B以外の領域に配置された線間の幅がW2と狭い線間幅狭領域107Cと有する。
【0085】
ここで、第2の方向Bでの複数のメモリセル100間の各境界を挟んで隣り合う各2本のコントロールゲート線106B,106Aが、各1本のサブコントロールゲート線CG0,CG1,CG2,CG3,…に、共通接続領域107Bに設けられた接続部107Dを介して接続される(図10及び図11参照)。
【0086】
ここで、各2本のコントロールゲート線106B,106Aに接続される各1本のサブコントロールゲート線CG0,CG1,CG2,CG3,…は第2層の金属配線である。よって、接続部107Dの位置には、共通接続領域107Bと第1層の金属配線とを接続するコンタクトと、島状の第1層の金属配線と、この第1層の金属配線とサブコントロールゲート線とを接続するビアとを有する。
【0087】
ビット線110[0]は、共通接続領域107Bと上下で対向する不連続領域107Eを挟んで複数に分断され、図11では2つのビット分割線110[0]−1,110[0]−2が図示されている。この2つのビット分割線110[0]−1,110[0]−2は不純物層で形成されるが、その低抵抗化を目的として、不純物層表面にシリサイドを形成しても良い。そして、1本のビット線110[0]を構成する例えば2つのビット分割線110[0]−1,110[0]−2は、1本のサブビット線BL0にそれぞれ接続されている。
【0088】
ここで、ビット分割線110[0]−2は、線間幅広領域107Aと上下で対向する領域にて線幅が幅W2より幅W1へと広がる線幅拡大領域111を有し、この線幅拡大領域111に設けられたコンタクト107Fを介してサブビット線BL0に接続される。ビット分割線110[0]−1とサブビット線BLとの接続は図示されていないが、メモリセル100が形成される領域外に配置される線幅拡大領域111(図示せず)に設けたコンタクト107F(図示せず)を介して接続すればよい。
【0089】
このように、複数例えば2つに分断されたビット線110[0]−1,110[0]−2は、第1の方向Aに沿って延びるサブビット線BL0によって裏打ちされているので、共に同電位に設定することができる。
【0090】
上述したビット線110[0]についての構造及びサブビット線BL0との接続については、他の全てのビット線100[1],100[2],100[3],…についても同様に適用される。
【0091】
図11に示すように、第2の方向Bにて、共通接続領域107Bを挟んだ両側に線間幅広狭領域107A,107Aが配置されている。
【0092】
このために、メモリセルアレイ領域210には、第1の方向Aで離れた位置に第1,第2の配線専用領域211A,211Bが設けられている(図10〜図13参照)。そして、図10に示すように、第1の配線専用領域211Aには、奇数のサブコントロールゲート線CG1,CG3,CG5,CG7,…に接続される各2本のコントロールゲート線の線間幅広領域107Aと、偶数のサブコントロールゲート線CG0,CG2,CG4,CG6,…に接続される各2本のコントロールゲート線の共通接続領域107Bとが設けられる。
【0093】
第2の配線専用領域211Bには、偶数のサブコントロールゲート線線CG0,CG2,CG4,CG6,…に接続される各2本のコントロールゲート線の線間幅広領域107Aと、奇数のサブコントロールゲート線線CG1,CG3,CG5,CG7,…に接続される各2本のコントロールゲート線の共通接続領域107Bとが設けられる。
【0094】
ここで、図10及び図11に示すように、サブコントロールゲート線CGに接続される接続部107Dと、そのサブコントロールゲート線CGの隣のサブビット線BLに接続されるコンタクト107Fとは、第1の方向Aに沿って延びるほぼ同一線上に存在している。このため、サブビット線BLは、図10及び図12に示すように、第1の配線専用領域211Aまたは第2の配線専用領域211Bにて、接続部107Dの位置を避けるように例えば右側に迂回形成されている。
【0095】
なお、サブビット線BLが右側に迂回形成された位置の隣では、このサブビット線BLとの間のスペースを確保するために、サブコントロールゲートCGも少し右側に迂回するように形成されている。この理由は、図10では、2本のコントロールゲート線106B,106Aの線間のセンターから右側にシフトした位置に共通接続領域107Bを設けたからである。もし、2本のコントロールゲート線106B,106Aの線間のセンターに共通接続領域107Bを設ければ、サブコントロールゲートCGを迂回させる必要はない。
【0096】
ここで、図11に示すように、第2の方向Bにて、共通接続領域107Bを挟んだ両側に線間幅広狭領域107A,107Aが配置されている理由は下記の通りである。
【0097】
すなわち、偶数のビット分割線110[0]−2,110[0]−2にコンタクト107Fを設ける第2の配線専用領域211Bでは、コンタクト107Fとの接続領域を確保するために、ビット分割線の線幅を幅W2から幅W1へと広げる必要がある。このとき、偶数のビット分割線110[0]−1,110[0]−2の各線幅拡大領域111,111間に、奇数のビット線110[1]を設けたとすると、各ビット線のピッチを広げなければならない。こうすると、メモリセルの集積度を高くすることができない。
【0098】
そこで、偶数のビット分割線110[0]−1,110[0]−2の各線幅拡大領域111,111間には、ビット線110[1]の不連続領域107Eを配置し、各ビット線のピッチを最小に設定している。
【0099】
また、偶数のビット分割線110[0]−1,110[0]−2の各線幅拡大領域111,111では、コントロールゲート線の線間幅広領域107A,107Aがそれぞれ配置される。この2つの線間幅広領域107A,107A間は幅が狭いので、その幅狭の領域にコントロールゲート線106B,106Aの共通接続領域107Bを配置している。こうして、隣り合うコントロールゲート線間にスペースを確保できるようにしている。
【0100】
同様に、第1の配線専用領域211Aでも、奇数のビット分割線の各線幅拡大領域107A,107A間には、偶数のビット線の不連続領域107Eを設け、その領域を2本のコントロールゲート線106B,106Aの共通接続領域107Bとしている。
【0101】
なお、本発明は上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。
【0102】
例えば、不揮発性メモリ素子108A,108Bの構造については、MONOS構造に限定されるものではない。1つのワードゲート104と2つのコントロールゲート106A,106Bにより、2箇所にて独立して電荷をトラップできる他の種々のメモリセルを用いた不揮発性半導体記憶装置に、本発明を適用することができる。
【0103】
また、図10ではサブビット線BLの延長方向を、偶数、奇数で交互に逆方向としたが、偶数及び奇数共に同一方向にすることもできる。この場合、第1,第2の選択領域220,222の一方にサブビット選択回路216,218を設け、その他方にサブコントロールゲート選択回路212,214を設ければよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る不揮発性半導体記憶装置に用いられるメモリセルの断面図である。
【図2】図1に示すメモリセルの等価回路図である。
【図3】図1に示す不揮発性半導体記憶装置でのデータ読み出し動作を説明するための概略説明図である。
【図4】図1に示すメモリセルでのコントロールゲート電圧VCGとソース−ドレイン電流Idsとの関係を示す特性図である。
【図5】図1に示す不揮発性半導体記憶装置でのデータ書き込み(プログラム)動作を説明するための概略説明図である。
【図6】図1に示す不揮発性半導体記憶装置でのデータ消去動作を説明するための概略説明図である。
【図7】図1に示す不揮発性半導体記憶装置全体の平面レイアウト図である。
【図8】図1に示す不揮発性半導体記憶装置全体の他の例を示す平面レイアウト図である。
【図9】図7または図8に示すメモリブロックの詳細を示す概略説明図である。
【図10】図9に示すメモリブロック内のメモリセルアレイ領域の配線図である。
【図11】図10に示すメモリセルアレイ領域のビット線とコントロールゲート線の配線レイアウトの一例を示す配線図である。
【図12】図10に示すメモリセルアレイ内でのサブビット線と、メインビット線との関係を示す配線図である。
【図13】図10に示すメモリセルアレイ内でのサブコントロールゲート線と、メインコントロールゲート線との関係を示す配線図である。
【符号の説明】
100 メモリセル
102 シリコン基板
104 ワードゲート
106A,106B コントロールゲート(線)
107A 線間幅広領域
107B 共通接続領域
107C 線間幅狭領域
107D 接続部
107E 不連続領域
107F コンタクト
108A,108B 不揮発性メモリ素子(MONOSメモリセル)
109 ONO膜
110 不純物層(ビット線)
111 線幅拡大領域
200,200A,200B メモリ領域
201 メモリブロック
202,202A,202B メインコントロールゲート線ドライバ
204,204A,204B メインビット線ドライバ
206,206A,206B センスアンプ
208 ワード線ドライバ
210 メモリセルアレイ領域
211A 第1の配線専用領域
211B 第2の配線専用領域
212 奇数サブコントロールゲート選択回路
214 偶数サブコントロールゲート選択回路
216 偶数サブビット選択回路
218 奇数サブビット選択回路
220 第1の選択領域
222 第2の選択領域
230〜236 偶数サブビット選択回路内のトランジスタ
240〜246 奇数サブビット選択回路内のトランジスタ
250〜256 奇数サブコントロールゲート選択回路内のトランジスタ
260〜266 偶数サブコントロールゲート選択回路内のトランジスタ
WL ワード線
BL サブビット線(第1層金属配線)
CG サブコントロールゲート線(第2層金属配線)
MBL メインビット線(第3層金属配線)
MCG メインコントロールゲート線(第3層金属配線)
T1〜T3 トランジスタ

Claims (19)

  1. 1つのワードゲートと、2つのコントロールゲートにより制御される2つの不揮発性メモリ素子を有するメモリセルを、相交差する第1及び第2の方向にそれぞれ複数配列してなるメモリセルアレイ領域を有し、
    前記メモリセルアレイ領域は、
    前記第1の方向に沿って配列された各列の前記メモリセルの各々の前記コントロールゲートを、前記第1の方向に沿って接続して形成される複数のコントロールゲート線と、
    前記複数のコントロールゲート線の上層にて前記第1の方向に沿って延び、前記複数のコントロールゲート線の半数のサブコントロールゲート配線と、
    を有し、
    前記第2の方向での前記複数のメモリセル間の各境界を挟んで隣り合う各2本の前記コントロールゲート線が、各1本の前記サブコントロールゲート線に共通接続され、
    前記各2本のコントロールゲート線は、線間の幅が広い線間幅広領域と、2本が1本に共通接続される共通接続領域と、前記線間幅広領域及び前記共通接続領域以外の領域に配置された線間の幅が狭い線間幅狭領域と有し、
    前記第2の方向にて、前記共通接続領域を挟んだ両側に前記線間幅広領域が配置されていることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  2. 請求項1において、
    前記共通接続領域の線幅は、前記線間幅広領域での前記各2本のコントロールゲート線の各線幅よりも幅広に形成されていることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  3. 請求項2において、
    前記各2本のコントロールゲート線は、幅広の前記共通接続領域を介して前記各1本のサブコントロールゲート線と接続されることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれかにおいて、
    前記メモリセルアレイ領域には、前記第1の方向で離れた位置に第1,第2の配線専用領域が設けられ、
    前記第1の配線専用領域には、偶数のサブコントロールゲート線に接続される前記各2本のコントロールゲート線の共通接続領域と、奇数のサブコントロールゲート線に接続される前記各2本のコントロールゲート線の前記線間幅広領域とが設けられ、
    前記第2の配線専用領域には、奇数のサブコントロールゲート線に接続される前記各2本のコントロールゲート線の共通接続領域と、偶数のサブコントロールゲート線に接続される前記各2本のコントロールゲート線の前記線間幅広領域とが設けられていることを特徴とする不揮発性半導体装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれかにおいて、
    前記各2本のコントロールゲート線の間にそれぞれ配置され、前記第1の方向に沿って延びる不純物層から成る複数のビット線と、
    前記複数のビット線の上層にて前記第1の方向に沿って延び、前記複数のビット線の各々に接続された、前記複数のビット線と同数の複数のサブビット線と、
    をさらに有し、
    前記複数のビット線の各々は、前記共通接続領域と上下で対向する不連続領域を挟んで複数のビット分割線に分断され、
    前記複数のサブビット線の各1本と、各1本のビット線を構成する前記複数のビット分割線とがそれぞれ接続されていることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  6. 請求項5において、
    前記複数のビット線の各々は、前記各2本のコントロールゲート線の前記線間幅広領域と上下で対向する領域にて線幅が広がる線幅拡大領域を有し、前記線幅拡大領域を介して前記複数のサブビット線の各々に接続されることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  7. 請求項6において、
    前記複数のサブビット線は、第1層の金属配線層であることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  8. 請求項7において、
    前記複数のサブコントロールゲート線は、第2層の金属配線層であることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  9. 請求項8において、
    前記複数のビット線の各々と前記複数のサブビット線の各々とは、前記線幅拡大領域に設けられたコンタクトを介して接続され、
    前記各2本のコントロールゲート線と前記各1本のサブコントロールゲート線とは、前記共通接続領域に設けられた接続部を介して接続されていることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  10. 請求項9において、
    前記接続部は、コンタクト、島状の第1層の金属配線及びビアから成ることを
    特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  11. 請求項9または10において、
    前記コンタクトと前記接続部とは、前記第1の方向に沿った実質的に同一線上に設けられ、前記複数のサブビット線の各々は、前記接続部を迂回して配線されていることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  12. 請求項5乃至11のいずれかにおいて、
    前記メモリセルアレイ領域と前記第1の方向にて隣接して配置された選択領域と、
    前記選択領域及び前記メモリセルアレイ領域上にて前記第1の方向に沿って延び、前記複数のサブコントロールゲート線より少ない複数のメインコントロールゲート線と、
    前記選択領域及び前記メモリセルアレイ領域上にて前記第1の方向に沿って延び、前記複数のサブビット線より少ない複数のメインビット線と、
    をさらに有し、
    前記選択領域は、
    前記複数のサブコントロールゲート線を前記複数の前記メインコントロールゲート線に選択して接続するサブコントロールゲート選択回路と、
    前記複数のサブビット線を前記複数のメインビット線に選択して接続するサブビット選択回路と、
    を有することを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  13. 請求項12において、
    前記複数のメインビット線及び前記複数のメインコントロールゲート線は、第3層の金属配線層であることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  14. 請求項12または13において、
    前記選択領域は、前記第1の方向にて前記メモリセルアレイ領域を挟んだ両側に設けられた第1及び第2の選択領域を有し、
    前記第1の選択領域は、
    偶数連番の2本のサブビット線の一方を選択して、前記複数のメインビット線に接続する第1のサブビット選択回路と、
    奇数連番の2本のサブコントロールゲート線の一方を選択して、前記複数のメインコントロールゲート線に接続する第1のサブコントロールゲート選択回路と、
    を有し、
    前記第2の選択領域は、奇数連番の2本のサブビット線の他方を選択して、前記複数のメインビット線に接続する第2のサブビット選択回路と、
    偶数連番の2本のサブコントロールゲート線の他方を選択して、前記複数のメインコントロールゲート線に接続する第2のサブコントロールゲート選択回路と、
    を有することを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  15. 請求項14において、
    前記メモリセルアレイ領域及びその両側の前記第1,第2の選択領域にて1単位のメモリブロックが構成され、複数のメモリブロックが前記第1の方向に沿って配列されていることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  16. 請求項15において、
    前記複数のメモリブロックの前記第1の方向の一端には、前記複数のメインビット線を駆動するメインビット線ドライバが設けられ、
    前記複数のメモリブロックの前記第1の方向の他端には、前記複数のメインコントロールゲート線を駆動するメインコントロールゲート線ドライバが設けられていることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  17. 請求項15または16において、
    前記複数のメモリブロックの第2の方向の一端には、前記ワード線を駆動するワード線ドライバが設けられていることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  18. 請求項17において、
    前記第2の方向にて前記ワード線ドライバを挟んだ両側に、前記複数のメモリブロックがそれぞれ配置されていることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  19. 請求項1乃至18のいずれかにおいて、
    前記2つの不揮発性メモリ素子は、酸化膜(O)、窒化膜(N)及び酸化膜(O)からなるONO膜を電荷のトラップサイトとして有することを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
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