JP3593265B2 - 定着装置におけるウエブ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば複写機、ファクシミリ又はプリンタ等の画像形成装置に用いられる定着装置におけるウエブ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の定着装置におけるウエブ装置について、図4に示す例をあげて説明する。この例において、1は熱源となる定着ヒータ3を有する定着ローラ、2は定着ローラ1に押圧される加圧ローラ、4は定着ローラ軸と平行方向に設けられた巻出軸、5は同じく巻取軸、6は両端がそれぞれ巻出軸4及び巻取軸5に取付けられるウエブ、7は巻出軸4と巻取軸5との中間においてウエブ6の背面に配置されて、ウエブ6を定着ローラ1に押圧する押圧ローラ、21は押圧ローラをウエブ6に押圧する加圧部材、15は巻取軸5に取付けられた歯車、16は駆動モータをそれぞれ示す。なおウエブ6には通常シリコンオイル等の離型剤又はクリーニング剤が含浸されている。
【0003】
このような定着装置において、定着作業が開始されると、定着ローラ1と加圧ローラ2とでそのニップ部に供給される画像8を担持している転写紙9を加熱加圧して画像8の定着を行うことになる。そしてその間ウエブ6は巻出軸4から巻出されて巻取軸5に巻取られ、押圧ローラ7によって定着ローラ1に押圧されてその周面をクリーニングし、又は離型剤を塗布することとなる。
【0004】
前記の際のウエブ6の単位時間当たりの巻取量は、定着条件、転写紙の種類、環境、画像等によって、設定されることとなるが、設置部の空間やウエブ6の寿命等の関係から、余り大きくするのは適切ではなく0.5〜2mm程度としている。このようにして巻取量を消化すると、ウエブ6によるクリーニングや離型剤の塗布が不可能となって、短時間で不良画像となってしまうことがあるという問題がある。
【0005】
そこでこのような問題を解消することができるものとして、特公昭58−132770号公報に開示されているようなものが提案されている。これは巻取られているウエブの終端が定着ローラ1から離れる前に、ウエブの終端を検知部材が検知すると、ウエブの巻取りを中止するようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながらこのようなものは、ウエブ巻取り終了時にウエブが定着ローラ1に接触し続けることとなり、所期の目的を達成するためにはその接触長さは2〜3mm程度のものとなる。ところでこの程度の接触長さでは、定着ローラ1上の汚れはウエブをすり抜けて画像汚れとなることを防止することができず、不良画像が発生するという問題がある。
【0007】
そこでこの発明の目的は、前記のような従来の定着装置におけるウエブ装置のもつ問題を解消し、ウエブ巻取り終了時に定着ローラ上の汚れが画像汚れとなることを防止して、不良画像が発生することのないウエブ装置を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明は、前記のような目的を達成するために、ウエブの巻出軸と巻取軸とそれらの中間に配置されて、巻出されるウエブを定着ローラに押圧する押圧ローラとを具えた定着装置におけるウエブ装置において、巻取り終了後のウエブの表面を押圧ローラに接触させたまま、押圧ローラの表面を定着ローラに接触させることを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1,2には、この発明の実施形態が示されており、これらの実施形態において前記従来例と同様の部分には同一の符号を付して説明を省略し、主として異なる部分について説明する。
【0010】
この実施形態においては、巻取軸5、歯車15、駆動モータ16は定着ローラ1の放射方向に一体として移動可能となっており、当初は図1に示すように、装置枠との間に介装した加圧部材11による加圧によって、巻取軸5で押圧ローラ7を加圧して、押圧ローラ7を定着ローラに加圧している。実施形態では巻取軸5を加圧部材11によって加圧しているが、図示しない加圧部材を設けて、この加圧部材によって直接押圧ローラ7を加圧するようにしてもよい。
【0011】
このようなものにおいて、その定着作業が開始されると、前記従来のものと同様にして、定着ローラ1と加圧ローラ2とで転写紙9を加熱加圧して画像8の定着を行い、その間ウエブ6は巻出軸4から巻出されて巻取軸5に巻取られ、その間押圧ローラ7によって押圧されるウエブ6によって定着ローラ1の周面をクリーニングし、又は離型剤を塗布することとなる。
【0012】
このようにしてウエブ6の巻取りによって、ウエブ6の直径が増大するにつれて、巻取軸5、歯車15、駆動モータ16は定着ローラ1の放射方向外方に一体として移動し、図2に示すウエブ6の消化位置に変位後、前記従来例と同様に図示を省略した検知部材によって検知して表示するとともに、巻取りを中止してウエブを交換することとなる。そしてこの交換の実施までの時間中は、巻取軸5のつれ回りによりウエブ6が巻取軸5に巻取られて、図3に示すようにその終端が、定着ローラ1及び押圧ローラ7から離間し、押圧ローラ7がウエブ6に接触しながら、定着ローラ1に接触する。
【0013】
そもそもウエブ6に含浸されたオイルは、その送り時にすべて使い切れずに一部が、巻取消化後のウエブ6に残存しているが、この位置においてこの残存オイル13はウエブ6に接触している押圧ローラ7に塗布され、この残存オイル13は、さらに押圧ローラ7に接触している定着ローラ1に転移することとなる。一方定着ローラ1には定着作業時にオフセットによって付着した付着物14がある。
ところでこの実施形態において、離型性能順位についてみると、定着ローラ1が1位でついで押圧ローラ7、巻取られたウエブ6の順となっている。このような離型性能により付着物14は、定着ローラ1から押圧ローラ7を経てウエブ6に転移し、この転移により定着ローラ1のクリーニングが行われることとなる。
【0014】
このようなことからウエブ6の巻取り消化後、巻取りが中止されてウエブを交換するまでの間に、不良画像を生ずることなく定着作業が続行されることとなる。この場合押圧ローラ7の表面は、フッ素樹脂のチューブを巻着しておくことによって、オイルを良好に塗布することができて、押圧ローラ7に付着物14を残存するのを防止することができる。
【0015】
【発明の効果】
この発明は前記のようであって、ウエブの巻出軸と巻取軸とそれらの中間に配置されて、巻出されるウエブを定着ローラに押圧する押圧ローラとを具えた定着装置におけるウエブ装置において、巻取終了後のウエブの表面を押圧ローラに接触させたまま、押圧ローラの表面を定着ローラに接触させるので、ウエブ巻取り終了時に定着ローラ上の汚れが画像汚れとなることを防止して、不良画像が発生することがないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態のウエブ作動時における状態を示す概略正面図である。
【図2】同上のウエブの巻取終了後の状態を示す概略正面図である。
【図3】同上における残存オイル及び付着物の分布状態を示す説明図である。
【図4】この発明と同種の従来の定着装置の他の例の概略正面図である。
【符号の説明】
1 定着ローラ 2 加圧ローラ
3 定着ヒータ 4 巻出軸
5 巻取軸 6 ウエブ
7 押圧ローラ 11 加圧部材
13 残存オイル 14 付着物

Claims (1)

  1. ウエブの巻出軸と巻取軸とそれらの中間に配置されて、巻出されるウエブを定着ローラに押圧する押圧ローラとを具えた定着装置におけるウエブ装置において、巻取終了後のウエブの表面を押圧ローラに接触させたまま、押圧ローラの表面を定着ローラに接触させることを特徴とするウエブ装置。
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