JP2518470B2 - 熱転写記録方法 - Google Patents

熱転写記録方法

Info

Publication number
JP2518470B2
JP2518470B2 JP2418422A JP41842290A JP2518470B2 JP 2518470 B2 JP2518470 B2 JP 2518470B2 JP 2418422 A JP2418422 A JP 2418422A JP 41842290 A JP41842290 A JP 41842290A JP 2518470 B2 JP2518470 B2 JP 2518470B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
donor sheet
ink donor
ink
sheet
recording
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2418422A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05294038A (ja
Inventor
利治 乾
晴彦 森口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2418422A priority Critical patent/JP2518470B2/ja
Publication of JPH05294038A publication Critical patent/JPH05294038A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2518470B2 publication Critical patent/JP2518470B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明はインクドナーシートを記
録媒体として用いる熱転写記録方法に関する。 【0002】 【従来の技術】熱転写記録装置では記録を行おうとする
用紙をインクドナーシートと重ね合わせ、インクドナー
シートを画情報に応じて選択的に加熱して溶融したイン
クを用紙に転写し、情報の記録を行う。図2は紙管1に
インクドナーシート2をロール状に巻いた供給ロール3
を使用する熱転写記録装置の記録方法を説明するための
ものである。記録操作の開始と共にフィードロール4、
5が駆動され、用紙6が図示しない供給トレイから応力
吸収ロール7の近傍まで送り出される。この時点でドラ
イブロール8が駆動を開始され、インクドナーシート2
は給紙ローラ3、応力吸収ロール7、バックロール9お
よびドライブロール8を経て矢印A方向に走行し、図示
しない巻取ロールに巻き取られる。 【0003】一方、フィールドロール4、5により送り
出された用紙6は、図で点線で示すようにインクドナー
シート2とバックロール9の接触部へ送り込まれる。そ
してバックロール9によりインクドナーシート2を介し
てサーマルヘッド10に押しつけられ、熱転写記録が行
われる。記録終了後の用紙はドライブロール8とバック
ロール9の接触部で点線で表わしたB方向に進行し、イ
ンクドナーシート2から剥離される。そして図示しない
ペーパトレイに排出される。 【0004】ところで従来からインクドナーシート2
は、基紙の片方の面全体に、あるいは紙管に巻き取られ
る終端部分のみを除いてソリッドインクを塗布してい
る。このようなインクドナーシート2は、通常、供給ロ
ール3とドライブロール8との間で走行方向に引っ張ら
れている。この状態で応力吸収ロール7は所定の圧力で
インクドナーシート2と接触することができ、インクド
ナーシート2の走行方向に生じる波打ちを阻止してい
る。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】ところがインクドナー
シート2が残り少なくなりその終端が紙管1から離れる
状態になると、応力吸収ロール7はその役目を果たすこ
とができずインクドナーシート2に波打ちが発生する。
波打ちの発生したインクドナーシートがサーマルヘッド
10に供給されると熱によりしわを発生し、しわの部分
で熱転写記録が不可能となる。従って従来の熱転写記録
方法では、インクドナーシートがなくなる1〜2枚手前
の記録が不可能となる危険性があった。 【0006】本発明は上記した事情に鑑みてなされたも
ので、最後までしわを発生させることなく熱転写記録を
可能にする熱転写記録方法を提供することを目的とす
る。 【0007】 【課題を解決するための手段】特許請求の範囲第1項
載の発明では、画情報に応じて選択的に発熱するサーマ
ルヘッドと、基紙の一面にソリッドインクを塗布したイ
ンクドナーシートを所定の管に巻回した供給ロールと、
この供給ロールからインクドナーシートを繰り出して走
行させる走行手段と、繰り出されたインクドナーシート
を記録紙を介しサーマルヘッドに押しつけるバックロー
ルとを備え、このバックロールによってインクドナーシ
ートに重ね合わされた記録紙に記録を行う熱転写記録方
法において、インクドナーシートとして終端近傍のみ基
紙を露出させたものを用い、インクドナーシートのソリ
ッドインクの最後の部分がサーマルヘッドに到達した
きこのインクドナーシートの終端が管に巻回されてお
り、かつ記録の最後までこのインクドナーシートがバッ
クロールと供給ロールとの間でその走行方向に波打ちを
発生しないようなテンションで走行方向に引っ張られて
おり、インクドナーシートが更に解きほぐされたこの後
の時点でインクドナーシートの終端が供給ロールから離
れるようにしたことを特徴とする。 【0008】すなわち特許請求の範囲第1項記載の発明
では、終端近傍のみ基紙が露出しているインクドナーシ
ートを用いる。このインクドナーシートのソリッドイン
クの最後の部分がサーマルヘッドに到達したときインク
ドナーシートの終端が供給ロールの管に巻回されてお
り、かつ記録の最後までこのインクドナーシートがバッ
クロールと供給ロールとの間でその走行方向に波打ちを
発生しないようなテンションで走行方向に引っ張られて
おり、インクドナーシートが更に解きほぐされたこの後
の時点でインクドナーシートの終端が供給ロールから離
れるようにしているので、ソリッドインクによる熱転写
記録中はインク層に緊張与えられ、しわの発生防止
される。 【0009】特許請求の範囲第2項記載の発明では、前
記した装置構成で熱転写記録を行う熱転写記録方法にお
いて、インクドナーシートとして終端近傍のみ光透過性
の基紙を露出させたものを用い、インクドナーシート
ソリッドインクの最後の部分がサーマルヘッドに至る前
の段階に光学的検出手段を設け、この光学的検出手段が
インクドナーシートの光透過性の基紙を検出したときこ
のインクドナーシートの終端が管に巻回されており、か
つ記録の最後までこのインクドナーシートがバックロー
ルと供給ロールとの間でその走行方向に波打ちを発生し
ないようなテンションで走行方向に引っ張られており、
インクドナーシートが更に解きほぐされたこの後の時点
インクドナーシートの終端が供給ロールから離れるよ
うにしたことを特徴とする。 【0010】すなわち特許請求の範囲第2項記載の発明
では、終端近傍のみ光透過性の基紙が露出しているイン
クドナーシートを用い、また、インクドナーシートのソ
リッドインクの最後の部分がサーマルヘッドに至る前の
段階に光学的検出手段を設けておき、光学的検出手段が
ソリッドインクの終端を検出したときこのインクドナー
シートの終端が管に巻回されており、かつ記録の最後ま
でこのインクドナーシートがバックロールと供給ロール
との間でその走行方向に波打ちを発生しないようなテン
ションで走行方向に引っ張られており、インクドナーシ
ートが更に解きほぐされたこの後の時点でインクドナー
シートの終端が供給ロールから離れるようにして、ソリ
ッドインクによる熱転写記録中はインク層に緊張を与え
てしわの発生を防止するようにする。 【0011】以下、実施例につき本発明を詳細に説明す
る。 【0012】図1はインクドナーシートの残り少なくな
った状態における供給ロールから引き出されたインクド
ナーシートを示したものである。このインクドナーシー
ト2では、紙管1に巻きつけられている終端から1mま
での部分にわたりインク層2Aが存在せず、基紙2Bが
両面に露出している。このようなインクドナーシート2
は基紙の終端部分のみインク層の塗布を省略するか、基
紙2Bの一面全域に一度インク層2Aを塗布し、終端近
傍部分のみこれを用紙に転写させることにより製作する
ことができる。 【0013】このインクドナーシート2を用いると、イ
ンク層2Aの塗布された基紙2Bの最後の部分がサーマ
ルヘッド10(図2)に到達しても、インクドナーシー
トの終端はまだ紙管1に巻回された状態となっている。
従って、記録の最後までインクドナーシート2は、供給
ロール3とドライブロール8との間で走行方向に引っ張
られている。この状態で応力吸収ロール7は所定の圧力
でインクドナーシート2と接触することができる。この
結果、記録の全期間にわたりインクドナーシート2の走
行方向に生じる波打ちが阻止され、記録の障害が発生す
ることはない。 【0014】しかもサーマルヘッド10に到る前の段階
で発光素子11と受光素子12を用いインクドナーシー
ト2の光透過性の有無を調べるようにすれば、熱転写記
録が不可能となる手前の段階でこれを警告表示すること
が可能となる。 【0015】すなわちこれにより記録の中断を生ずるこ
となくインク層の塗布された部分を最大限有効に活用す
ることができる。 【0016】以上説明したように特許請求の範囲第1項
記載の発明によれば、インクドナーシートとして終端近
傍のみ基紙が露出しているインクドナーシートを用い、
インクドナーシートのソリッドインクの最後の部分がサ
ーマルヘッドに到達したときこのインクドナーシートの
終端が供給ロールの管に巻回されており、かつ記録の最
後までこのインクドナーシートがバックロールと供給ロ
ールとの間でその走行方向に波打ちを発生しないような
テンションで走行方向に引っ張られており、インクドナ
ーシートが更に解きほぐされたこの後の時点でインクド
ナーシートの終端が供給ロールから離れるようにしたの
で、ソリッドインクの存在する全域で良好な記録を確保
することができる。 【0017】また特許請求の範囲第2項記載の発明によ
れば、インクドナーシートとして終端近傍のみ基紙が露
出しているインクドナーシートを用いると共に、インク
ドナーシートのソリッドインクの最後の部分がサーマル
ヘッドに至る前の段階に光学的検出手段を設け、この
学的検出手段によってインクドナーシートの終端を検知
するようにしたので、インクドナーシートに非接触でそ
のインク層の終端を検知することができ、マイクロスイ
ッチ等の機械的なスイッチで終端検知を行う場合と比較
してインクドナーシートのしわの発生をより効果的に防
止することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】紙管に巻かれたインクドナーシートの終端近傍
を表わした斜視図である。 【図2】熱転写記録装置の動作を説明するための原理図
である。 【符号の説明】 2 インクドナーシート 2A インク層 2B 基紙 11 発光素子 12 受光素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−179777(JP,A) 特開 昭55−21289(JP,A) 特開 昭49−67603(JP,A) 特開 昭55−97984(JP,A) 実開 昭60−164043(JP,U) 実開 昭52−146307(JP,U) 特公 昭63−42591(JP,B2)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】1. 画情報に応じて選択的に発熱するサーマルヘッド
    と、 基紙の一面にソリッドインクを塗布したインクドナーシ
    ートを所定の管に巻回した供給ロールと、 この供給ロールから前記インクドナーシートを繰り出し
    て走行させる走行手段と、 前記繰り出されたインクドナーシートを記録紙を介し前
    記サーマルヘッドに押しつけるバックロールとを備え、 このバックロールによって前記インクドナーシートに重
    ね合わされた前記記録紙に記録を行う熱転写記録方法に
    おいて、 前記インクドナーシートとして終端近傍のみ基紙を露出
    させたものを用い、 前記インクドナーシートのソリッドインクの最後の部分
    が前記サーマルヘッドに到達したときこのインクドナー
    シートの終端が前記管に巻回されており、かつ記録の最
    後までこのインクドナーシートが前記バックロールと前
    記供給ロールとの間でその走行方向に波打ちを発生しな
    いようなテンションで走行方向に引っ張られており、イ
    ンクドナーシートが更に解きほぐされたこの後の時点で
    インクドナーシートの終端が前記供給ロールから離れる
    ようにしたことを特徴とする熱転写記録方法。2. 画情報に応じて選択的に発熱するサーマルヘッド
    と、 基紙の一面にソリッドインクを塗布したインクドナーシ
    ートを所定の管に巻回した供給ロールと、 この供給ロールから前記インクドナーシートを繰り出し
    て走行させる走行手段と、 前記繰り出されたインクドナーシートを記録紙を介し前
    記サーマルヘッドに押しつけるバックロールとを備え、 このバックロールによって前記インクドナーシートに重
    ね合わされた前記記録紙に記録を行う熱転写記録方法に
    おいて、 前記インクドナーシートとして終端近傍のみ光透過性の
    基紙を露出させたものを用い、 前記インクドナーシートのソリッドインクの最後の部分
    がサーマルヘッドに至る前の段階に光学的検出手段を設
    け、 この光学的検出手段が前記インクドナーシートの光透過
    性の基紙を検出したときこのインクドナーシートの終端
    が前記管に巻回されており、かつ記録の最後までこのイ
    ンクドナーシートが前記バックロールと前記供給ロール
    との間でその走行方向に波打ちを発生しないようなテン
    ションで走行方向に引っ張られており、インクドナーシ
    ートが更に解きほぐされたこの後の時点で前記インクド
    ナーシートの終端が前記供給ロールから離れるようにし
    たことを特徴とする熱転写記録方法。
JP2418422A 1990-12-27 1990-12-27 熱転写記録方法 Expired - Lifetime JP2518470B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2418422A JP2518470B2 (ja) 1990-12-27 1990-12-27 熱転写記録方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2418422A JP2518470B2 (ja) 1990-12-27 1990-12-27 熱転写記録方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05294038A JPH05294038A (ja) 1993-11-09
JP2518470B2 true JP2518470B2 (ja) 1996-07-24

Family

ID=18526259

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2418422A Expired - Lifetime JP2518470B2 (ja) 1990-12-27 1990-12-27 熱転写記録方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2518470B2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5787398A (en) * 1980-11-20 1982-05-31 Fuji Xerox Co Ltd Ink donor sheet

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05294038A (ja) 1993-11-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3348123B2 (ja) サーマルヘッドのクリーニング方法
JP2518470B2 (ja) 熱転写記録方法
US6900823B2 (en) Thermal printer and method of cleaning thermal head
JPS6342591B2 (ja)
JP3129109B2 (ja) 熱転写記録装置
JP2001180019A (ja) 記録方法及び記録装置
JP2900508B2 (ja) 感熱転写装置
JP2001100583A (ja) 画像形成装置
JP2856632B2 (ja) 孔版印刷装置の製版装置
JP3746129B2 (ja) 記録紙搬送装置
JPS60228178A (ja) 感熱転写型プリンタ
JP2693068B2 (ja) インクリボン駆動機構及びその駆動方法
JP2024055575A (ja) 熱転写システム
JPS5955778A (ja) 記録装置
JPH0995018A (ja) プラテンローラー
JP3243964B2 (ja) 熱記録装置
JP3513349B2 (ja) 定着装置
JP2004223738A (ja) オーバーコート層印刷装置
JPS588669A (ja) 転写型感熱記録装置
JP3218336B2 (ja) 感熱孔版印刷原版
JP2692291B2 (ja) 記録装置
JP2004045598A (ja) 回転ドラム用シート材剥離防止装置
JP3724225B2 (ja) 画像形成材料除去装置
JP3228057B2 (ja) オーバーコート装置
JPH11348394A (ja) 塵埃除去装置およびこれを備えた画像・情報記録装置