JP3724225B2 - 画像形成材料除去装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真方式あるいは熱転写方式などにより熱溶融性樹脂を含む画像形成材料により画像形成された記録媒体と表面に画像剥離部材の画像剥離層を設けた画像剥離ベルトとを圧接し、その後前記記録媒体から画像形成材料を剥離し、前記記録媒体の再利用を可能とする画像形成材料除去装置であって、稼動開始からの前記画像剥離ベルトの前記画像剥離層の温度上昇に応じて前記画像剥離ベルトの速度を徐々に増加させることにより、画像剥離層が固化状態で稼動した場合、層厚規制部材が第1加熱ローラーに当接している位置で前記画像剥離層が前記画像剥離ベルトから剥脱せず、前記画像剥離層の表面平滑性が維持できる画像形成材料除去装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、環境問題への関心から、複写機、プリンタ等で使用される大量の用紙を再利用しようという試みがなされてきている。一度利用した用紙を古紙として回収して、製紙工場でいったん繊維に叩解しトナーやインクを除去した後、再び用紙として抄紙する方法が現在では一般的である。しかしながらこの方法では、新たに紙を製造するのと同等のエネルギーが必要になる上、輸送に伴うエネルギーやコストが上乗せされるため、環境にとって必ずしも負荷が低いものであるとは言い難い。
【0003】
このような問題を解決する装置として、画像形成材料が溶融固着した記録用紙と表面に画像剥離部材の画像剥離層を設けた画像剥離ベルトとを圧接し、その後前記記録用紙から画像形成材料を剥離する画像形成材料除去装置が、従来から知られている。
【0004】
前記画像形成材料除去装置を連続使用していくと、画像剥離層表面に凹凸が発生し、記録用紙との接触が不均一になり、剥離不良の原因となる。このような現象に対しては画像剥離層の表面に層厚規制部材を押し当て、トナーの凹凸を平滑化するようにしていた。
【0005】
また像形成物質除去装置(特開平8−137352)は、図2に示すように、接触部を加熱してもその熱が液Fに吸収されてしまって剥離部材としてのオフセットベルトOの温度が上昇せず、該オフセットベルトOの像形成物質に対する充分な付着力が確保されないので、像形成物質除去不良につながるため、シートの搬送が開始してから一定時間、オフセットベルトOが転写紙Pを搬送する速度を通常の速度より遅くすることにより、前記液Fに吸収される熱量を少なくするものであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の画像形成材料除去装置は、装置の稼動前の状態では加熱手段を備えた第1加熱ローラーおよび第2加熱ローラーがともに加熱されておらず、前記画像剥離ベルトの表面に設けた前記画像剥離部材の画像剥離層は固化状態になっている。
【0007】
そのため、上述の状態で上記従来の画像形成材料除去装置を稼動させると、前記層厚規制部材が前記第1加熱ローラーに当接している位置で固化状態の前記画像剥離層が前記画像剥離ベルトから剥脱し、前記画像剥離層は表面平滑性が損なわれ、画像剥離不良を起こすことがあるという問題があった。
【0008】
上記従来の画像形成材料除去装置において、この解決手段は、従来から特に考慮されておらず、前記画像剥離層が加熱され、前記画像剥離層が軟化また溶融状態になるまで前記画像剥離ベルトから剥脱し続けていた。剥脱した画像剥離部材は、使用者または第三者によって回収されていた。
【0009】
また上記従来の像形成物質除去装置は、シートの搬送が開始してから一定時間、オフセットベルトOが転写紙Pを搬送する速度を通常の速度より遅くすることにより、液Fに吸収される熱量を少なくするので、加熱ローラRと加熱用ブロックBとからオフセットベルトOへ伝わる熱が減少することによる、オフセットベルトOの表面の温度低下を防止することが出来るが、通常の搬送速度より遅いとはいっても上記目的達成のために速度が決定されるものであるため、固化状態の前記画像剥離層が前記画像剥離ベルトから剥脱し、前記画像剥離層は表面平滑性が損なわれ、画像剥離不良をおこす可能性があるという問題があった。
【0010】
そこで本発明者は、表面に画像剥離材より成る画像剥離層を設けた画像剥離ベルト内に、前記画像剥離層を溶融状態に加熱する第1加熱ローラーと前記画像剥離層を記録媒体と接触させる第2加熱ローラーと前記画像剥離ベルトを屈曲させ前記記録媒体を分離する分離部材を配置するとともに、前記第1加熱ローラーに当接して前記画像剥離ベルトの前記画像剥離層の厚さを規制する層厚規制部材を配置した画像形成材料除去装置において、稼動開始からの前記画像剥離ベルトの前記画像剥離層の温度上昇に応じて前記画像剥離ベルトの速度を徐々に増加させるという本発明の技術的思想に着眼し、更に研究開発を重ねた結果、画像剥離層が固化状態で稼動した場合、層厚規制部材が第1加熱ローラーに当接している位置で前記画像剥離層が前記画像剥離ベルトから剥脱せず、前記画像剥離層の表面平滑性が維持できるという目的を達成する本発明に到達した。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明(請求項1に記載)の画像形成材料除去装置は、
表面に画像剥離材より成る画像剥離層を設けた画像剥離ベルト内に、前記画像剥離層を溶融状態に加熱する第1加熱ローラーと前記画像剥離層を記録媒体と接触させる第2加熱ローラーと前記画像剥離ベルトを屈曲させ前記記録媒体を分離する分離部材を配置するとともに、前記第1加熱ローラーに巻装された前記画像剥離ベルトの前記画像剥離層に当接して前記画像剥離ベルトの前記画像剥離層の厚さを規制する層厚規制部材を配置した画像形成材料除去装置において、
稼動開始からの前記画像剥離ベルトの前記画像剥離層の温度上昇に応じて前記画像剥離ベルトの速度を徐々に増加させるベルト速度制御手段を備えている
ものである。
【0012】
(発明の作用)
上記構成より成る本発明の画像形成材料除去装置は、前記ベルト速度制御手段が、稼動開始からの前記画像剥離ベルトの前記画像剥離層の温度上昇に応じて前記画像剥離ベルトの速度を徐々に増加させるので、稼動直後の前記画像剥離ベルトの前記画像剥離層がその温度が低く固化状態である間においては前記画像剥離ベルトの速度が最も低く設定されるため、固化状態の前記画像剥離層が層厚規制部材に係合しても、該層厚規制部材の後退動作を可能にするものである。
【0013】
【発明の効果】
上記作用を奏する本発明の画像形成材料除去装置は、前記ベルト速度制御手段が、稼動開始からの前記画像剥離ベルトの前記画像剥離層の温度上昇に応じて前記画像剥離ベルトの速度を徐々に増加させるので、稼動直後の前記画像剥離ベルトの前記画像剥離層がその温度が低く固化状態である間においては前記画像剥離ベルトの速度が最も低く設定されるため、固化状態の前記画像剥離層が層厚規制部材に係合しても、該層厚規制部材の後退動作を可能にするので、前記層厚規制部材が第1加熱ローラーに当接している位置で前記画像剥離層が前記画像剥離ベルトから剥脱せず、前記画像剥離層の表面平滑性が維持できるという効果を奏する。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態につき、図面を用いて説明する。
【0015】
(実施形態)
本実施形態の画像形成材料除去装置は、図1に示されるように表面に画像剥離材より成る画像剥離層を設けた画像剥離ベルト1内に、前記画像剥離層を溶融状態に加熱する第1加熱ローラー2と前記画像剥離層を記録媒体と接触させる第2加熱ローラー3と前記画像剥離ベルト1を屈曲させ前記記録媒体を分離する分離部材5を配置するとともに、前記第1加熱ローラー2に当接して前記画像剥離ベルト1の前記画像剥離層の厚さを規制する層厚規制部材10を配置した画像形成材料除去装置において、前記画像剥離ベルトの前記画像剥離層の温度を検出する温度センサー4と、該温度センサー4によって検出された前記画像剥離層の温度に基づき稼動開始からの前記画像剥離ベルト1の前記画像剥離層の温度上昇に応じて前記画像剥離ベルト1の速度を徐々に増加させるベルト速度制御手段9を備えているものである。
【0016】
本実施形態の画像形成材料除去装置は、図1の概略構成図に示されるように表面に画像剥離材の画像剥離層を設けた画像剥離ベルト1が、前記第1加熱ローラー2と前記第2加熱ローラー3と分離部材5としての分離ローラーの間で張架されており、図示しない加圧機構によって前記第1加熱ローラー2を介して張力が付与されるように構成されている。
【0017】
前記第1加熱ローラー2と前記第2加熱ローラー3の内部には各々加熱源としてハロゲンランプ6が軸芯に配置されており、また前記第1加熱ローラー2と前記第2加熱ローラー3の前記画像剥離ベルト1と接触していない表面には、前記画像剥離ベルト1の前記画像剥離層の温度を検出するための各々温度センサ4が接触している。
【0018】
前記第2加熱ローラー3の軸方向片側にはギア93が取り付けられており、該ギア93に係合しているギア94を介して駆動装置95により、前記第2加熱ローラー3に駆動力が伝達され、前記画像剥離ベルト1を搬送させるように構成されている。
【0019】
前記第1加熱ローラー2と前記第2加熱ローラー3は、図1に示されるように前記温度センサ4によって計測された前記画像剥離ベルト1の前記画像剥離層の温度信号に基づき、コントローラ90および温度コントローラ92から出力される温度制御信号によって前記ハロゲンランプ6がフィードバック制御され、稼動後一定時間経過した後においては所定の温度に保持されるように構成されている。
【0020】
前記画像剥離ベルト1は、図1に示されるように前記温度センサ4によって計測された前記画像剥離ベルト1の前記画像剥離層の温度信号に基づき、ベルト速度制御手段9を構成するコントローラ90および速度コントローラ91から出力される速度制御信号によって前記駆動装置95の回転数が制御され、稼動開始からの前記画像剥離ベルト1の前記画像剥離層の温度上昇に応じて前記画像剥離ベルト1の速度を徐々に増加させるべく増速するとともに、前記画像剥離ベルト1の前記画像剥離層が溶融状態の所定の温度に到達したら正規の速度に保持されるように構成されている。
【0021】
すなわち前記ベルト速度制御手段9を構成するコントローラ90および速度コントローラ91は、前記温度センサ4によって計測された前記画像剥離ベルト1の前記画像剥離層の温度が前記画像剥離ベルト1の前記画像剥離層が溶融状態の所定の温度との差が大きい間は極低速の速度制御信号が出力され、上記差が小さくなるに従い徐々に速度を増加させる速度制御信号が出力され、上記差が0になったらその時の速度制御信号が維持され、その速度が正規の速度に保持されるようにフィードバック制御されるように構成されている。
【0022】
圧接部材8は、図1に示されるように前記第2加熱ローラー3に対向して配設され、加圧機構81によって前記第2加熱ローラー3に向かって圧接されるように構成されている。
【0023】
前記層厚規制部材10は、図1に示されるように前記第1加熱ローラー2に巻装された前記画像剥離ベルト1の前記画像剥離層に対して一定の間隔を保持するように前記第1加熱ローラー2に対向して配設され、バネ部材より成る当接機構101の所定の付勢力によって前記画像剥離ベルト1の前記画像剥離層に当接するように構成されている。
【0024】
前記当接機構101のバネ定数は、前記画像剥離層の層厚規制時において、前記画像剥離ベルト1の溶融状態の前記画像剥離層から前記層厚規制部材10に荷重が作用しても、前記当接機構101を構成するバネ部材の付勢力が勝り、前記画像剥離ベルト1の前記画像剥離層から離れる方向に移動することなく、前記画像剥離層の厚さを規制するように設定されている。
【0025】
また前記画像剥離ベルト1の前記画像剥離層が固化した状態において稼動された場合には、前記画像剥離ベルト1が極低速で搬送され、該画像剥離ベルト1の固化状態の前記画像剥離層が前記層厚規制部材10に当接係合して、その抵抗によって前記画像剥離ベルト1の前記画像剥離層から前記層厚規制部材10に一定値以上の荷重が作用した時には、前記層厚規制部材10が前記当接機構101を構成するバネ部材の付勢力に抗して前記画像剥離ベルト1の前記画像剥離層から離れる後退方向の移動を可能にするものである。
【0026】
前記分離部材5は、所定の曲率半径を持ったローラー部材であり、曲面に沿ってなめらかに前記画像剥離ベルト1が搬送され、前記記録媒体としてのトナー71が熱貼着された用紙7を分離するように構成されている。
【0027】
上記構成より成る本実施形態の画像形成材料除去装置の作用について、以下に説明する。
前記画像形成材料除去装置において、稼動前の状態では前記第1加熱ローラー2および前記第2加熱ローラー3はいずれも加熱されておらず、前記画像剥離ベルト1の表面に設けた前記画像剥離材の画像剥離層は固化状態になっている。
【0028】
前記画像剥離ベルト1の前記画像剥離層が固化した状態において稼動された場合には、前記ハロゲンランプ6による加熱効果が直ちにはあらわれないので、前記画像剥離ベルト1の前記画像剥離層の温度が低いために前記温度センサ4によって計測された前記画像剥離層の低い温度信号に基づき、ベルト速度制御手段9を構成するコントローラ90および速度コントローラ91から出力される速度制御信号によって前記駆動装置95の回転数が極低速に抑制される。
【0029】
該画像剥離ベルト1の固化状態の前記画像剥離層が前記層厚規制部材10に当接係合しても、前記画像剥離ベルト1が極低速で搬送されるので、衝撃的な係合が回避され、その緩やかなすなわちゆっくりと作用する抵抗によって前記画像剥離ベルト1の前記画像剥離層から前記層厚規制部材10に一定値以上の荷重が作用するため、前記層厚規制部材10が、前記当接機構101を構成するバネ部材の付勢力に抗して前記画像剥離ベルト1の前記画像剥離層から離れる後退方向に移動するものである。
【0030】
稼動開始以後の前記第1および第2の加熱ローラー2、3内に介挿された前記ハロゲンランプ6の加熱により、前記画像剥離ベルト1の表面に設けられた画像剥離材の画像剥離層にその熱が伝わり、前記画像剥離層の表面が固化状態であっても、ベルトに接している内周側の部分は固化から軟化の遷移状態になり、前記層厚規制部材10が前記第1加熱ローラー2に当接している位置で前記画像剥離層が前記画像剥離ベルト1から剥脱するのが防止される。
【0031】
その後、前記画像剥離ベルト1が十分加熱され、前記画像剥離層が固化状態から軟化状態に変化するに伴いすなわち前記画像剥離層の温度が上昇するに伴い、速度を徐々に増速し、前記第1加熱ローラー2と第2加熱ローラー3に接触している温度センサ4が前記画像剥離層が軟化または溶融状態になる温度に達したことを検知した後、正規の速度に維持する速度制御が行われる。
【0032】
すなわち前記コントローラ90および前記温度コントローラ92から出力される温度制御信号によって前記ハロゲンランプ6がフィードバック制御され、稼動後一定時間経過した後においては所定の温度に保持される。
【0033】
前記画像剥離ベルト1は、図1に示されるように前記温度センサ4によって計測された前記画像剥離ベルト1の前記画像剥離層の温度信号に基づき、ベルト速度制御手段9を構成するコントローラ90および速度コントローラ91から出力される速度制御信号によって前記駆動装置95の回転数が制御され、稼動開始からの前記画像剥離ベルト1の前記画像剥離層の温度上昇に応じて前記画像剥離ベルト1の速度を徐々に増加させるべく増速するとともに、前記画像剥離ベルト1の前記画像剥離層が溶融状態の所定の温度に到達したら正規の速度に保持される。
【0034】
前記画像剥離層が溶融状態の所定の温度に到達した後の前記画像剥離層の層厚規制時において、前記画像剥離ベルト1の溶融状態の前記画像剥離層から前記層厚規制部材10に荷重が作用しても、前記当接機構101を構成するバネ部材の付勢力が勝り、前記画像剥離ベルト1の前記画像剥離層から離れる方向に移動することなく、前記画像剥離層の厚さを規制するものである。
【0035】
本実施形態の画像形成材料除去装置は、上述の作用によって、前記画像剥離層が前記画像剥離ベルト1から剥脱せず、前記画像剥離層の表面平滑性が維持でき、安定した画像形成材料除去性能を実現するものである。
【0036】
上記作用を奏する本実施形態の画像形成材料除去装置は、前記画像剥離ベルト1の表面に設けた画像剥離材の画像剥離層が固化状態で稼動した場合、前記画像剥離層の温度が低い時はに応じて前記画像剥離ベルト1を極低速で搬送させ、その後前記画像剥離層の温度上昇に応じて徐々に増速させ、前記画像剥離層が軟化または溶融状態に達した後、正規の速度で搬送させる速度制御手段9を備えることにより、前記層厚規制部材10が前記第1加熱ローラー2に当接している位置で前記画像剥離層が前記画像剥離ベルト1から剥脱せず、前記画像剥離層の表面平滑性が維持でき、画像形成材料除去性能の安定化を実現するという優れた効果を奏する。
【0037】
また本実施形態の画像形成材料除去装置は、前記画像剥離ベルト1の前記画像剥離層が固化状態で稼動した場合、前記画像剥離ベルト1を屈曲させる位置で画像剥離層に割れが発生することがあったが、前記速度制御手段9を備えることにより、熱が前記画像剥離ベルト1に伝達され易く、前記割れを防止できる優れた効果を奏する。
【0038】
さらに本実施形態の画像形成材料除去装置は、前記第1加熱ローラー2と前記第2加熱ローラー3内に介挿された前記ハロゲンランプ6を加熱制御するのに用いる温度センサ4を用いるとともに前記駆動装置95も既存のもので本制御用に追加したものではなく、コントローラ90および速度コントローラ92はそのプログラムを変更するに過ぎないものであり、コストアップの要因が無いとともに、プログラムの変更が自在であることからフレキシブルなシステムであるという効果を奏する。
【0039】
上述の実施形態は、説明のために例示したもので、本発明としてはそれらに限定されるものでは無く、特許請求の範囲、発明の詳細な説明および図面の記載から当業者が認識することができる本発明の技術的思想に反しない限り、変更および付加が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の画像形成材料除去装置の概略を示す概略構成図である。
【図2】従来の像形成物質除去装置の概略を示す概略構成図である。
【符号の説明】
1 画像剥離ベルト
2 第1加熱ローラー
3 第2加熱ローラー
4 温度センサー
5 分離部材
9 ベルト速度制御手段
10 層厚規制部材
Claims (1)
- 表面に画像剥離材より成る画像剥離層を設けた画像剥離ベルト内に、前記画像剥離層を溶融状態に加熱する第1加熱ローラーと前記画像剥離層を記録媒体と接触させる第2加熱ローラーと前記画像剥離ベルトを屈曲させ前記記録媒体を分離する分離部材を配置するとともに、前記第1加熱ローラーに巻装された前記画像剥離ベルトの前記画像剥離層に当接して前記画像剥離ベルトの前記画像剥離層の厚さを規制する層厚規制部材を配置した画像形成材料除去装置において、
稼動開始からの前記画像剥離ベルトの前記画像剥離層の温度上昇に応じて前記画像剥離ベルトの速度を徐々に増加させるベルト速度制御手段を備えている
ことを特徴とする画像形成材料除去装置。
Priority Applications (1)
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JP28325898A JP3724225B2 (ja) | 1998-09-18 | 1998-09-18 | 画像形成材料除去装置 |
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JP3724225B2 true JP3724225B2 (ja) | 2005-12-07 |
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ID=17663134
Family Applications (1)
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JP28325898A Expired - Fee Related JP3724225B2 (ja) | 1998-09-18 | 1998-09-18 | 画像形成材料除去装置 |
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JP (1) | JP3724225B2 (ja) |
-
1998
- 1998-09-18 JP JP28325898A patent/JP3724225B2/ja not_active Expired - Fee Related
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