JPH11202669A - クリーニングウェブを備えたクリーニング装置 - Google Patents

クリーニングウェブを備えたクリーニング装置

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JPH11202669A
JPH11202669A JP800798A JP800798A JPH11202669A JP H11202669 A JPH11202669 A JP H11202669A JP 800798 A JP800798 A JP 800798A JP 800798 A JP800798 A JP 800798A JP H11202669 A JPH11202669 A JP H11202669A
Authority
JP
Japan
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shaft
web
cleaning
take
bearing
Prior art date
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Pending
Application number
JP800798A
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English (en)
Inventor
Kenichi Hasegawa
健一 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH11202669A publication Critical patent/JPH11202669A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユニット状態でのクリーニングウェブの弛み
を防止ししつつ、ウェブのみの交換の際にもその操作性
を向上させる。 【解決手段】 送り出し軸6から送り出され巻き取り軸
7に巻き取られるようになったクリーニングウェブ5と
当該クリーニングウェブを被クリーニング部材に押圧す
る押圧部材8とを備えたクリーニング装置において、ク
リーニングウェブとその送り出し軸と巻き取り軸並びに
その支持部材たる軸受14とが、被クリーニング部材に
着脱可能なユニットとして形成され、上記軸受14が送
り出し軸6と巻き取り軸7に対して直接的に摺動抵抗を
与えるように構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、レーザプ
リンタ、ファクシミリ等の画像形成装置においてクリー
ニングウェブを備え、当該ウェブを用いてローラなどを
クリーニングするための装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば電子写真方式において、転写紙上
に転写された未定着トナー画像は、一般的に熱ローラ定
着装置を用いて転写紙上に定着される。この熱ローラ定
着装置は、加熱された定着ローラと当該ローラに圧接回
転する加圧ローラとからなり、この2個のローラの圧接
部、いわゆるニップ部に転写紙が通過することで当該転
写紙上のトナーに熱と圧力を加えて定着を行うものであ
る。このような熱ローラ定着装置では、転写紙上のトナ
ーの一部が定着ローラに移り、再度当該転写紙又は別の
転写紙に再付着する、いわゆる「オフセット」の問題を
有している。
【0003】そのために、定着ローラの汚れを除去する
目的でウェブクリーニング方式が採用されている。これ
は、クリーニングウェブと称されるシート状体の両端に
それぞれ送り出し軸と巻き取り軸が取り付けられ、最初
は当該クリーニングウェブが送り出し軸にロール状に巻
き付けられ、送り出し軸と巻き取り軸の間で張力を掛け
られて定着装置に対向し、押圧ローラによって定着ロー
ラに押圧されて当該定着ローラをクリーニングし、クリ
ーニングして汚れたクリーニングウェブが駆動手段によ
って巻き取り軸へ微少量ずつ巻き取られているクリーニ
ング方式である。この方式においては、ジャム処理時に
定着ローラを手動で回転すると、上記押圧ローラが従動
回転するにすぎず、押圧部でウェブを引き出す力が働
き、巻き取り軸側では駆動手段と連結しているので制動
力が働いているものの、送り出し軸側ではそのような制
動力が働いていないためにウェブが弛む不具合がある。
そこで送り出し軸にも、このような引き出し力、即ち、
送り出し軸側ウェブの外径位置に作用する回転トルクに
対して充分なブレーキ手段を設ける必要がある。
【0004】そこで例えば特開平3−267978号で
は、上記クリーニングウェブとブレーキ手段とをカセッ
ト化し、しかもジャム処理時のような大きな力に対応す
るために各軸の夫々のギヤ(大径部)に対してブレーキ
部材が追加されており、このような構成によって、ウェ
ブのテンションに弛みが発生する事態、ユニット交換の
際のウェブの弛みを防止する提案がなされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、カセッ
トごと交換する形式では未だ使用可能な部材も取り替え
ることになり、省資源化、低コスト化の要請の点からは
不十分で、ユニット内のクリーニングウェブのみを交換
できるようにすることが求められつつある。上記特開平
3−267978号公報に示された構成では、クリーニ
ングウェブのみを交換することを考慮していないようで
あるが、仮に当該構成においてウェブ交換しようにする
と、交換時にブレーキ部材の着脱作業も必要とならざる
をえないという問題が発生する。
【0006】そこで本発明は、ユニット状態でのクリー
ニングウェブの弛みを防止ししつつ、ウェブのみの交換
の際にもその操作性を向上させることを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題は、本発明にし
たがって、送り出し軸から送り出され巻き取り軸に巻き
取られるようになったクリーニングウェブを備えたクリ
ーニング装置において、クリーニングウェブとその送り
出し軸と巻き取り軸並びにその支持部材たる軸受とが、
被クリーニング部材に着脱可能なユニットとして形成さ
れ、上記軸受が送り出し軸と巻き取り軸に対して直接的
に摺動抵抗を与えるように構成されることで、解決され
る。
【0008】上記軸受がその材質特性、特に弾性を利用
して送り出し軸と巻き取り軸に同時に摺動抵抗を与える
ようになっているのが、好適である。具体的には、例え
ば上記軸受が弾性樹脂プレートでなり、送り出し軸と巻
き取り軸のための空所を備え、それら空所の間隔が両軸
の設置間隔よりも小さく設定されているのが良い。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の詳細を、図に示された例
に基づいて説明する。図1にクリーニングウェブを取り
付けた定着装置を示す。内部にヒータ2を有する定着ロ
ーラ1は所定温度に制御されている。この定着ローラ1
と圧接回転する加圧ローラ3との間に形成されるニップ
部を、トナーが付着した転写紙4が通過することによっ
て、熱と圧力の作用でトナーが転写紙4に定着される。
定着ローラ表面は、溶融トナーがオフセットしないよう
に、離型性の高いフッ素樹脂やシリコーンゴムで構成さ
れるが、僅かながら当該トナーは定着ローラ表面にオフ
セットしてしまう。
【0010】クリーニングウェブ5は送り出し軸6に巻
きつけられており、その先端で巻き取り軸7を構成す
る。巻き取り軸7と送り出し軸6の間には、耐熱性弾性
押圧ローラ8、例えばシリコーンゴムを素材とするスポ
ンジローラを配し、スプリング作用によって定着ローラ
1にクリーニングウェブ5を押圧させている。このニッ
プ部、即ち、弾性押圧ローラ8と定着ローラ1の間にお
いて上記オフセットトナーはクリーニングウェブ5でク
リーニングされる。
【0011】図2で認識できるように、巻き取り軸7の
端部には巻き取りギヤ10が備えられ、例えばモータと
減速機構からなる不図示の駆動手段(その出力ギヤ11
のみ示している)によって常時又は間欠的に微小ずつ回
転し、汚れたクリーニングウェブを巻き取る。送り出し
軸6の端部にも送り出しギヤ9が設けられ、定着装置側
に取り付けられた弛み防止用の板バネ12の先端と係合
している。この係合により働く送り出しギア、したがっ
て送り出し軸に対する回転抑止力は、ジャム処理時のウ
ェブ引き出し力よりも大きくなるように設定されてい
る。
【0012】上記駆動手段の動作時には、当該駆動手段
の駆動力が、ジャム処理時のウェブ引き出し力よりも相
当に大きく、したがって板バネ12の回転抑止力よりも
大きく、その結果、当該抑止力に抗して送り出し軸6は
従動回転される。駆動手段停止時には、巻き取り軸7が
駆動手段によって、送り出し軸6は板バネ12によっ
て、それぞれ制動力が掛かっているので、ジャム処理時
に定着ローラを回転させても、上記押圧ローラでの押圧
位置においてクリーニングウェブの弛みは発生しない。
【0013】図3はウェブユニットの部分的な分解組み
立て図である。ブラケット13には、押圧ローラ8とク
リーニングウェブ5と送り出し軸6と巻き取り軸7が内
設され、当該ブラケットの両端には軸受プレート14が
ビス等により取り付けられている。更にブラケット13
の一端には送り出しギヤ9と巻き取りギヤ10が外設さ
れており、これらをユニットとして、定着装置に対し容
易に着脱自在としている。図2に示された板バネ12や
出力ギヤ11は定着装置側に設けられている。軸受プレ
ート14は弾性を有する樹脂からなり、各々の軸に回転
抵抗を与えるような構成、即ち、ブラケットによってほ
ぼ相対的位置が定まる送り出し軸と巻き取り軸の間隔よ
りも狭くなった各軸用配置空所を備えている(図2参
照)。このような狭めの空所間隔を引き延ばすようにし
て当該軸受プレートに各軸を係合させると、各軸には回
転摺動抵抗が生じることとなる。樹脂プレートの代わり
に、各軸を支承する軸受の両軸間にゴム部分を設けて、
その弾性力を利用して両軸に摺動抵抗を与えるようにし
てもよい。このような摺動抵抗は、ジャム処理時のウェ
ブ引き出し力よりもかなり小さな(押圧ローラによる)
ウェブテンション力より大きく、ウェブを張った状態に
維持することが可能である。この軸受抵抗は例えばφ6
程度の小径部に作用しているので、抵抗力はさほど大き
くなく、ジャム処理時のウェブ引き出し力に対しての制
動とはなり得るものではないが、ウェブを張った状態に
維持するので、ユニット全体として定着装置からウェブ
ユニットを着脱するにあたり、その操作性に寄与するも
のである。即ち、定着装置からウェブユニットを取り出
す際、軸受プレートの変形による各軸に対する制動によ
ってクリーニングウェブはテンションを掛けられたまま
なので取り出し易い。定着装置から取り出したウェブユ
ニットから更にクリーニングウェブのみを交換するに
は、送り出しギヤ9、巻き取りギヤ10、及び2枚の軸
受プレート14を取り外しさえすれば簡単に可能であ
る。そして、新しいクリーニングウェブの送り出し軸と
巻き取り軸を軸受プレートでブラケットに留めると、当
該ウェブにテンションを掛けて、そのテンションの掛か
った状態で定着装置に戻すことができ、改めてテンショ
ンを掛ける煩わしさもない。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、クリーニングウェブと
その送り出し軸と巻き取り軸並びにその支持部材たる軸
受とが、被クリーニング部材に着脱可能なユニットとし
て形成され、上記軸受が送り出し軸と巻き取り軸に対し
て直接的に摺動抵抗を与えるように構成されているの
で、即ち、送り出し軸と巻き取り軸にとって必須の軸受
を利用して各軸に摺動抵抗を与えているので、クリーニ
ング装置をユニット化した場合でも、新規部材を追加す
ることなく、ウェブを張った状態に維持できる。新規部
材の追加を要しないということは、ウェブユニットから
ウェブのみを交換する時において、着脱部品が少なくて
済むこととなり、交換性に優れる。またウェブユニット
としてウェブを張った状態に維持できるので、ウェブユ
ニットの被クリーニング部材、例えば定着装置への着脱
作業が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】クリーニングウェブを取り付けた定着装置の概
略断面図である。
【図2】ウェブユニットの送り出し軸と巻き取り軸と軸
受プレートの位置関係を示す概念側面図である。
【図3】ウェブユニットの部分的な分解組立図である。
【符号の説明】
5 クリーニングウェブ 6 送り出し軸 7 巻き取り軸 8 押圧ローラ 9 送り出しギヤ 10 巻き取りギヤ 13 ブラケット 14 軸受プレート

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送り出し軸から送り出され巻き取り軸に
    巻き取られるようになったクリーニングウェブを備えた
    クリーニング装置において、 クリーニングウェブとその送り出し軸と巻き取り軸並び
    にその支持部材たる軸受とが、被クリーニング部材に着
    脱可能なユニットとして形成され、 上記軸受が送り出し軸と巻き取り軸に対して直接的に摺
    動抵抗を与えるように構成されていることを特徴とする
    クリーニング装置。
  2. 【請求項2】 上記軸受がその材質特性を利用して送り
    出し軸と巻き取り軸に同時に摺動抵抗を与えることを特
    徴とする請求項1に記載のクリーニング装置。
  3. 【請求項3】 上記軸受が弾性樹脂プレートでなり、送
    り出し軸と巻き取り軸のための空所を備え、それら空所
    の間隔が両軸の設置間隔よりも小さく設定されているこ
    とを特徴とする請求項1に記載のクリーニング装置。
JP800798A 1998-01-19 1998-01-19 クリーニングウェブを備えたクリーニング装置 Pending JPH11202669A (ja)

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JP800798A JPH11202669A (ja) 1998-01-19 1998-01-19 クリーニングウェブを備えたクリーニング装置

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JP800798A JPH11202669A (ja) 1998-01-19 1998-01-19 クリーニングウェブを備えたクリーニング装置

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JPH11202669A true JPH11202669A (ja) 1999-07-30

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ID=11681309

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JP800798A Pending JPH11202669A (ja) 1998-01-19 1998-01-19 クリーニングウェブを備えたクリーニング装置

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