JP3585685B2 - 通信システムおよびインターネットファクシミリ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ローカルエリアネットワークまたはインターネットを介し、ローカルエリアネットワークまたはインターネットに接続されているWWWサーバとの間でデータのやりとりを行う機能および公衆網を介してファクシミリ装置との間でファクシミリ伝送手順によるファクシミリデータのやりとりを行う機能を備えたインターネットファクシミリ装置と、公衆網を伝送路として用いるファクシミリ装置からなる通信システム、および、ローカルエリアネットワークまたはインターネットを介し、ローカルエリアネットワークまたはインターネットに接続されているWWWサーバとの間でデータのやりとりを行う機能および公衆網を介してファクシミリ装置との間でファクシミリ伝送手順によるファクシミリデータのやりとりを行う機能を備えたインターネットファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、いわゆるインターネットの利用形態は、ファイル共有や、電子掲示板、または、ネットニュースなどのメッセージ交換が主なものであったが、近年では、ハイパーテキストを用いた多彩な情報交換が可能なWWW(World Wide Web)が適用されることで、より自由度が高いメッセージ交換がされるようになってきている。
【0003】
WWWは、スイスのヨーロッパ素粒子物理学研究所(CERN)で開発された広域情報システムであり、サーバ/クライアント型のシステムで構成される。WWWサーバは、HTML言語というハイパーテキスト用の言語で記載されたWWW文書(以下、HTMLファイルという)を保存し、WWWクライアント(WWWブラウザ)は、WWWサーバよりHTMLファイルを受信して、ハイパーテキストで記載された情報を表示する。
【0004】
ここで、ハイパーテキストとは、同一文書内に、他の文書を参照する情報を埋め込むことで、1つの文書から他の文書を動的に参照することのできるテキスト形式をいう。
【0005】
また、1つのHTML言語では、参照するリンク先のファイル(文書)として、種々のメディア(音声、画像、動画など)のファイルを指定することができ、それにより、いわゆるマルチメディア通信が可能となる。
【0006】
また、このようにして、WWWによるマルチメディア通信が可能になったことから、最近ではインターネットを利用するユーザ数が増大し、また、インターネット全体として蓄積しているHTMLファイルの数も膨大な数となっている。
【0007】
ところで、現在広く普及しており、公衆網を伝送路として用いるファクシミリ装置は、公衆網を用いてファクシミリ通信機能を利用して画情報をやりとりする機能のみ備えているため、上述したHTMLファイルをアクセスすることができない。
【0008】
そこで、公衆網に接続されているファクシミリ装置が、インターネット上のWWW文書を読み出すことができるように、かかるファクシミリ装置とWWWサーバとの間で通信を仲介するインターネットファクシミリ装置の実用が考えられている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上述したように、HTML文書には、他の文書へのリンク情報が埋め込まれることがあるので、このリンク情報を適切に取り扱う必要がある。
【0010】
本発明は、かかる実情に鑑みてなされたものであり、公衆網に接続されているファクシミリ装置から、インターネット上のWWWを読み出す際の不都合を解消することのできる通信システム、および、インターネットファクシミリ装置を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ローカルエリアネットワークまたはインターネットを介し、ローカルエリアネットワークまたはインターネットに接続されているWWWサーバとの間でデータのやりとりを行う機能および公衆網を介してファクシミリ装置との間でファクシミリ伝送手順によるファクシミリデータのやりとりを行う機能を備えたインターネットファクシミリ装置と、公衆網を伝送路として用いるファクシミリ装置からなる通信システムにおいて、上記ファクシミリ装置は、インターネットファクシミリ装置に対して、指定されたURLを通知し、上記インターネットファクシミリ装置は、公衆網を介して上記ファクシミリ装置よりURLが通知されると、ローカルエリアネットワークまたはインターネットを介し、WWWサーバに対して、上記通知されたURLのファイルを要求し、そのURLのファイルを受信すると、その受信ファイルの表示画像を形成して、その表示画像を第1のファクシミリ画情報に変換するとともに、その受信ファイルに含まれているリンク情報の一覧表示情報を形成して、その一覧表示情報を第2のファクシミリ画情報に変換し、URLの送信元の上記ファクシミリ装置に対し、公衆網を介して上記第1および第2のファクシミリ画情報を送信し、上記ファクシミリ装置は、上記インターネットファクシミリ装置より上記第1および第2のファクシミリ画情報を受信すると、それらの第1および第2のファクシミリ画情報の画像を記録出力するようにしたものである。
【0012】
また、ローカルエリアネットワークまたはインターネットを介し、ローカルエリアネットワークまたはインターネットに接続されているWWWサーバとの間でデータのやりとりを行う機能および公衆網を介してファクシミリ装置との間でファクシミリ伝送手順によるファクシミリデータのやりとりを行う機能を備えたインターネットファクシミリ装置と、公衆網を伝送路として用いるファクシミリ装置からなる通信システムにおいて、上記ファクシミリ装置は、インターネット上のURLを指定するための複数のワンタッチキーと、受信した画情報に対応した画像データに含まれている図形文字を認識する光学的文字読取手段を備え、上記ファクシミリ装置は、上記インターネットファクシミリ装置に対して、指定されたURLを通知し、上記インターネットファクシミリ装置は、公衆網を介して上記ファクシミリ装置よりURLが通知されると、ローカルエリアネットワークまたはインターネットを介し、WWWサーバに対して上記通知されたURLのファイルを要求し、そのURLのファイルを受信すると、その受信ファイルの表示画像を形成して、その表示画像を第1のファクシミリ画情報に変換するとともに、その受信ファイルに含まれているリンク情報とそのリンク情報に割り当てる上記ワンタッチキーの種別をあらわす一覧表示情報を形成して、その一覧表示情報を第2のファクシミリ画情報に変換し、URLの送信元の上記ファクシミリ装置に対し、公衆網を介して上記第1および第2のファクシミリ画情報を送信し、上記ファクシミリ装置は、上記インターネットファクシミリ装置より上記第1および第2のファクシミリ画情報を受信すると、それらの第1および第2のファクシミリ画情報の画像を記録出力するとともに、受信した上記第2のファクシミリ画情報の画像データを上記光学的文字読取手段によって処理してその画像データに含まれている図形文字を認識し、その図形文字の認識結果に基づいて上記一覧表示情報を形成し、その形成した一覧表示情報に基づいて上記複数のワンタッチキーに対するURLの割当を行うようにしたものである。
【0013】
また、ローカルエリアネットワークまたはインターネットを介し、ローカルエリアネットワークまたはインターネットに接続されているWWWサーバとの間でデータのやりとりを行う機能および公衆網を介してファクシミリ装置との間でファクシミリ伝送手順によるファクシミリデータのやりとりを行う機能を備えたインターネットファクシミリ装置と、公衆網を伝送路として用いるファクシミリ装置からなる通信システムにおいて、上記ファクシミリ装置は、インターネット上のURLを指定するための複数のワンタッチキーと、受信した画情報に対応した画像データに含まれている図形文字を認識する光学的文字読取手段を備え、上記ファクシミリ装置は、上記インターネットファクシミリ装置に対して、指定されたURLを通知し、上記インターネットファクシミリ装置は、公衆網を介して上記ファクシミリ装置よりURLが通知されると、ローカルエリアネットワークまたはインターネットを介し、WWWサーバに対して上記通知されたURLのファイルを要求し、そのURLのファイルを受信すると、その受信ファイルの表示画像を形成して、その表示画像をファクシミリ画情報に変換するとともに、その受信ファイルに含まれているリンク情報とそのリンク情報に割り当てる上記ワンタッチキーの種別をあらわす一覧表示情報を形成し、URLの送信元の上記ファクシミリ装置に対し、公衆網を介して上記ファクシミリ画情報を送信するとともに、上記一覧表示情報をテキストモードで送信し、上記ファクシミリ装置は、上記インターネットファクシミリ装置より上記ファクシミリ画情報および一覧表示情報を受信すると、そのファクシミリ画情報の画像および一覧表示情報の表示画像を記録出力するとともに、受信した一覧表示情報に基づいて上記複数のワンタッチキーに対するURLの割当を行うようにしたものである。
また、ローカルエリアネットワークまたはインターネットを介し、ローカルエリアネットワークまたはインターネットに接続されているWWWサーバとの間でデータのやりとりを行う機能および公衆網を介してファクシミリ装置との間でファクシミリ伝送手順によるファクシミリデータのやりとりを行う機能を備えたインターネットファクシミリ装置において、公衆網を介していずれかのファクシミリ装置よりURLが通知されると、ローカルエリアネットワークまたはインターネットを介し、WWWサーバに対して、上記通知されたURLのファイルを要求し、そのURLのファイルを受信すると、その受信ファイルの表示画像を形成して、その表示画像を第1のファクシミリ画情報に変換するとともに、その受信ファイルに含まれているリンク情報の一覧表示情報を形成して、その一覧表示情報を第2のファクシミリ画情報に変換し、URLの送信元の上記ファクシミリ装置に対し、公衆網を介して上記第1および第2のファクシミリ画情報を送信する通信制御手段を備えたものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0015】
図1は、本発明の一実施例にかかる通信システムの概要を示している。
【0016】
この通信システムは、公衆網PSTNに接続されているグループ3ファクシミリ装置FXt、公衆網PSTNとインターネットINETの双方に接続されているインターネットファクシミリ装置FXiからなり、インターネットINETには、WWWサーバ装置WSが接続されている。
【0017】
また、インターネットファクシミリ装置FXiは、公衆網PSTNを介してグループ3ファクシミリ装置FXtに接続し、所定のグループ3ファクシミリ伝送手順処理に従ってグループ3ファクシミリ装置FXtとの間でファクシミリ伝送を行う通信機能と、インターネットINETを介してWWWサーバ装置WSとの間で所定のプロトコルを実行し、HTML文書を受信する通信機能を備えている。
【0018】
ここで、インターネットファクシミリ装置FXiおよびWWWサーバ装置WSのインターネットINETへの接続形態は、インターネットINETのネットワークサービスプロバイダに対して直接接続する接続形態、あるいは、インターネットファクシミリ装置FXiおよびWWWサーバ装置WSがローカルエリアネットワークに接続され、このローカルエリアネットワークがインターネットINETのネットワークサービスプロバイダに対して接続されている接続形態のいずれをも適用することができる。
【0019】
図2は、グループ3ファクシミリ装置FXtの構成の一例を示している。
【0020】
同図において、システム制御部1は、このグループ3ファクシミリ装置FXtの各部の制御処理、および、ファクシミリ伝送制御手順処理を行うものであり、システムメモリ2は、システム制御部1が実行する制御処理プログラム、および、処理プログラムを実行するときに必要な各種データなどを記憶するとともに、制御部1のワークエリアを構成するものであり、パラメータメモリ3は、このグループ3ファクシミリ装置FXtに固有な各種の情報を記憶するためのものであり、時計回路4は、現在時刻情報を出力するためのものである。
【0021】
スキャナ5は、所定の解像度で原稿画像を読み取るためのものであり、プロッタ6は、所定の解像度で画像を記録出力するためのものであり、操作表示部7は、このファクシミリ装置を操作するためのもので、各種の操作キー、および、各種の表示器からなる。
【0022】
符号化復号化部8は、画信号を符号化圧縮するとともに、符号化圧縮されている画情報を元の画信号に復号化するためのものであり、画像蓄積装置9は、符号化圧縮された状態の画情報を多数記憶するためのものである。
【0023】
グループ3ファクシミリモデム10は、グループ3ファクシミリのモデム機能を実現するためのものであり、伝送手順信号をやりとりするための低速モデム機能(V.21モデム)、および、おもに画情報をやりとりするための高速モデム機能(V.17モデム、V.34モデム、V.29モデム、V.27terモデムなど)を備えている。
【0024】
網制御装置11は、このグループ3ファクシミリ装置FXtを公衆網PSTNに接続するためのものであり、自動発着信機能を備えている。
【0025】
これらの、システム制御部1、システムメモリ2、パラメータメモリ3、時計回路4、スキャナ5、プロッタ6、操作表示部7、符号化復号化部8、画像蓄積装置9、グループ3ファクシミリモデム10、および、網制御装置11は、内部バス12に接続されており、これらの各要素間でのデータのやりとりは、主としてこの内部バス12を介して行われている。
【0026】
また、網制御装置11とグループ3ファクシミリモデム10との間のデータのやりとりは、直接行なわれている。
【0027】
図3は、インターネットファクシミリ装置FXiの概略構成の一例を示している。
【0028】
同図において、システム制御部21は、このインターネットファクシミリ装置FXiの各部の制御処理、および、ファクシミリ伝送制御手順処理などの各種制御処理を行うものであり、システムメモリ22は、システム制御部21が実行する制御処理プログラム、および、処理プログラムを実行するときに必要な各種データなどを記憶するとともに、システム制御部21のワークエリアを構成するものであり、パラメータメモリ23は、このファクシミリ装置に固有な各種の情報を記憶するためのものであり、時計回路24は、現在時刻情報を出力するものである。
【0029】
スキャナ25は、所定の解像度で原稿画像を読み取るためのものであり、プロッタ26は、所定の解像度で画像を記録出力するためのものであり、操作表示部27は、このファクシミリ装置を操作するためのもので、各種の操作キー、および、各種の表示器からなる。
【0030】
符号化復号化部28は、画信号を符号化圧縮するとともに、符号化圧縮されている画情報を元の画信号に復号化するためのものであり、画像蓄積装置29は、符号化圧縮された状態の画情報を多数記憶するためのものである。
【0031】
グループ3ファクシミリモデム60は、グループ3ファクシミリのモデム機能を実現するためのものであり、伝送手順信号をやりとりするための低速モデム機能(V.21モデム)、および、おもに画情報をやりとりするための高速モデム機能(V.17モデム、V.34モデム、V.29モデム、V.27terモデムなど)を備えている。
【0032】
網制御装置31は、このインターネットファクシミリ装置FXiを公衆網PSTNに接続するためのものであり、自動発着信機能を備えている。
【0033】
インターネットインターフェース回路32は、このインターネットファクシミリ装置FXiをインターネットINETに接続するためのものであり、インターネット伝送制御部33は、インターネットINETを介して、WWWサーバ装置WS等の他のデータ端末装置との間で種々のデータをやりとりするための各種所定のプロトコルスイートの通信制御処理を実行するためのものである。
【0034】
これらの、システム制御部21、システムメモリ22、パラメータメモリ23、時計回路24、スキャナ25、プロッタ26、操作表示部27、符号化復号化部28、画像蓄積装置29、グループ3ファクシミリモデム60、網制御装置31、および、インターネット伝送制御部33は、内部バス34に接続されており、これらの各要素間でのデータのやりとりは、主としてこの内部バス34を介して行われている。
【0035】
また、網制御装置31とグループ3ファクシミリモデム60との間のデータのやりとりは、直接行なわれている。
【0036】
さて、本実施例において、基本的には、インターネットINETに接続されている端末相互間でのデータのやりとりは、いわゆるTCP/IPと呼ばれるトランスポートレイヤまでの伝送プロトコルと、それ以上の上位レイヤの通信プロトコルとの組み合わせ(いわゆるプロトコルスイート)が適用して行われる。例えば、HTML文書のデータのやりとりでは上位レイヤの通信プロトコルとしてHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)という通信プロトコルが適用される。
【0037】
また、TCP/IP,HTTPなどの通信プロトコル、および、HTML文書のデータ形式やデータ構造などについては、それぞれIETF(Internet Engineering Task Force)というインターネットに関する技術内容をまとめている組織から発行されているRFC(RequestFor Comments)文書により規定されている。例えば、TCPはRFC793、IPはRFC793、HTTPはRFC1945、HTML文書はRF1867などでそれぞれ規定されている。
【0038】
さて、WWWにおけるHTML文書には、特定のURL(Uniform Resource Locator)が付されて、インターネット上でおのおののHTML文書が識別される。
【0039】
このURLの一般的な記述形式を次に示す。
【0040】
アクセス方法://サーバ名称[:ポート番号]/パス名
【0041】
ここで、「アクセス方法」には、さまざまなプロトコルを指定することができる。「サーバ名称」には、ドメインアドレスで示されるサーバ名称を、また、「パス名」には具体的なファイル名などを指定することができる。また、「ポート番号」は、おのおののプロトコルに対応した標準ポート番号を用いているときには、省略することができる。なお、「ポート番号」とは、TCPにおいてサービスやコネクションを区別するために用いられる番号である。
【0042】
例えば、www.aaa.co.jpという名称のWWWサーバ上のindex.htmlというパス名のHTMLファイルのURLは、次のように記述される。
【0043】
http://www.aaa.co.jp/index.html
【0044】
ここで、「http」は、WWWサーバとWWWクライアント(WWWブラウザ)との間でのデータ通信に用いられるプロトコルであるHTTPをあらわす文字列である。なお、この場合の標準ポート番号は「80」である。
【0045】
ところで、上述したように、HTML文書には、参照する文書、すなわち、リンクする文書の文書名が記述される。その記述方法の一例を次に示す。
【0046】
<A HREF=”パス名”>
【0047】
ここで、「パス名」は、同一WWWサーバ装置WSに蓄積している文書のパス名でもよいし、他のWWWサーバ装置WSに蓄積されているHTML文書を示すURLであってもよい。また、「パス名」は、「ディレクトリ(フォルダー)名/文書名」の形式で記述することができ、また、「ディレクトリ(フォルダー)名」は、複数階層のディレクトリまたはフォルダーを記述することができる。
【0048】
例えば、同一ディレクトリのsample1.gifという画像文書を参照するときには、次のように記述される。
【0049】
<A HREF=”sample1.gif”>
【0050】
また、現在のHTML文書の1つ下位のディレクトリのtextディレクトリのsample2.txtというテキスト文書を参照するときには、次のように記述される。
【0051】
<A HREF=”text/sample2.txt”>
【0052】
また、sample2.txtの1つ下位のディレクトリのdocディレクトリのsample3.htmlというHTML文書を参照するときには、次のように記述される。
【0053】
<A HREF=”text/doc/sample3.html”>
【0054】
また、他のWWWサーバ装置WSに蓄積されているHTML文書を参照するときには、次のように記述される。
【0055】
<A HREF=”http://www.bbb.co.jp/sample4.txt”>
【0056】
ここで、おのおのの文書名には、その文書の属性をあらわす拡張子が付される。上述の例でいえば、GIFフォーマットの画像データは、*.gifという文書名となり、gifという拡張子が付される。同様に、テキストデータの文書名は、*.txtであり、JPEGフォーマットの画像データの文書名は、*.jpgである。さらに、音声データや動画データにも、それぞれ固有の拡張子が付される。
【0057】
図4は、インターネットファクシミリ装置FXiとWWWサーバ装置WSとの間におけるデータ伝送のプロトコルHTTPの一例を示している。このHTTPでは、通信単位はリクエストとレスポンスからなり、この通信単位で独立していて、1回毎に接続は切断される。
【0058】
図4の場合では、インターネットファクシミリ装置FXiが「/*****.html」というパス名のHTML文書を受信要求する場合を示しており、インターネットファクシミリ装置FXiは、WWWサーバ装置WSに接続要求した後に、リクエスト「GET /*****.html」を送出する。
【0059】
WWWサーバ装置WSは、リクエスト「GET /*****.html」を受信すると、対応するパス名のHTML文書を読み出して、インターネットファクシミリ装置FXiに対して送信し、その後、インターネットファクシミリ装置FXiに対して切断要求して、一連のデータ伝送が終了する。
【0060】
以上の構成で、グループ3ファクシミリ装置FXtがHTML文書を得る場合、まず、グループ3ファクシミリ装置FXtのユーザは、受信するHTML文書のURLを指定するとともに、インターネットファクシミリ装置FXiの電話番号を指定した状態で、HTML文書の受信を指令する。
【0061】
これにより、グループ3ファクシミリ装置FXtは、インターネットファクシミリ装置FXiへ発呼し、所定のグループ3ファクシミリ伝送手順を実行し、その伝送前手順において、自端末の電話番号と、HTML文書の受信要求をあらわすとともに、受信するHTML文書のURLを通知する。自端末の電話番号の通知には、例えば、手順信号TSI(送信端末識別子)を適用することができ、また、HTML文書の受信要求をあらわすとともに、受信するHTML文書のURLの通知には、例えば、手順信号NSF(非標準機能識別子)の情報フィールドを適用することができる。
【0062】
インターネットファクシミリ装置FXiは、このようにして、グループ3ファクシミリ装置FXtよりHTML文書の受信要求が通知されると、WWWサーバ装置WSに対して接続要求し、指定されたURLのHTML文書を受信するリクエストを送出する。
【0063】
これにより、WWWサーバ装置WSは、要求されたURLのHTML文書を取り出してインターネットファクシミリ装置FXiへ送信し、切断要求して、一連のHTML文書の伝送が終了する。
【0064】
このようにして、HTML文書を受信したインターネットファクシミリ装置FXiは、そのHTML文書の表示情報を形成し、その表示情報を符号化復号化部28で符号化圧縮して、ファクシミリ画情報を形成する。また、受信したHTML文書に含まれるリンク情報を探し出して、その一覧情報(図5参照)を形成し、その一覧情報の表示情報を作成した後に、その表示情報を符号化復号化部28で符号化圧縮して、ファクシミリ画情報を形成する。このようにして、形成したHTML文書のファクシミリ画情報を1ページ目に配置するとともに、リンク情報の一覧情報の画情報を2ページ目に配置して、グループ3ファクシミリ装置FXtに送信する送信画情報を形成する。
【0065】
次いで、インターネットファクシミリ装置FXiは、網制御装置31によりグループ3ファクシミリ装置FXtへ発呼し、所定のファクシミリ伝送手順を実行して、要求されたHTML文書とリンク情報の一覧情報からなる送信画情報をグループ3ファクシミリ装置FXtへ送信する。
【0066】
グループ3ファクシミリ装置FXtでは、受信した画情報を符号化復号化部8でページ単位に順次復号化し、それによって形成された画像データをプロッタ6より記録出力する。
【0067】
これにより、グループ3ファクシミリ装置FXtでは、HTML文書の表示画像が記録された原稿と、このHTML文書に含まれるリンク情報の一覧表示画像が記録された原稿がそれぞれ記録出力される。
【0068】
ユーザは、記録出力されたHTML文書を確認し、リンク先のHTML文書を必要とするときには、リンク情報の一覧表示を確認して、必要なHTML文書のURLを得て、そのURLを受信するHTML文書のURLとして指定するとともに、インターネットファクシミリ装置FXiの電話番号を指定した状態で、HTML文書の受信を再度指令する。
【0069】
このようにして、グループ3ファクシミリ装置FXtのユーザは、インターネットINETのWWWサーバ装置WSから所望のHTML文書を受信することができるとともに、そのHTML文書に含まれるリンク情報を視覚的に確認できるので、所望するリンク先のHTML文書を適切に、同様な操作で受信することができる。
【0070】
図6(a),(b)は、公衆網PSTNから発呼された際のインターネットファクシミリ装置FXiの処理例を示している。
【0071】
インターネットファクシミリ装置FXiは、着信検出すると、着信応答し(処理101)、所定の伝送前手順を実行して使用する伝送機能の設定等を行う(処理102)。また、相手端末から通知された電話番号、および、受信要求されたHTML文書のURL等は、保存する。
【0072】
そして、そのときに設定したモデム速度でモデムトレーニング手順を実行して使用するモデム速度を決定し(処理103)、所定のファイル(画情報等)受信手順を実行して、相手端末からのファイルを受信する(処理104)。ファイル受信を終了すると、所定の伝送後手順を実行し(処理105)、回線を復旧して(処理106)、受信動作を終了する。
【0073】
次いで、このときにHTML文書の受信要求がされ、URLを受信しているかどうかを調べる(判断107)。URLを受信していない場合で、判断107の結果がNOになるときには、そのときに受信した他の情報に従って、受信画情報を処理し(処理108)、この動作を終了する。なお、この処理108では、例えば、受信画情報を指定された端末へ転送する、あるいは、受信画情報の画像を記録出力する等の処理がある。
【0074】
また、URLを受信している場合には、HTTPプロトコルを開始し(処理109)、WWWサーバ装置WSへ接続要求し(処理110)、指定されたURLのHTML文書を受信要求して(処理111)、WWWサーバ装置WSよりそのHTML文書を受信して保存し(処理112)、HTTPプロトコルを終了して(処理113)、指定されたURLのHTML文書の受信動作を行う。
【0075】
次いで、受信したHTML文書から、埋め込まれているリンク情報を全て抽出し(処理114)、そのHTML文書データについて所定のHTMLインタプリタ処理を適用して、HTML文書の表示情報を作成し(処理115)、そのHTML表示情報を符号化復号化部28で符号化圧縮してHTML画情報を形成する(処理116)。
【0076】
次に、抽出したリンク情報の一覧表示情報を作成し(処理117)、そのリンク一覧表示情報を符号化復号化部28で符号化圧縮してリンク一覧画情報を形成する(処理118)。
【0077】
このようにして、送信画情報の作成を終了すると、HTML文書の要求元の電話番号を得て(処理119)、その要求元へ発呼する(処理120)。相手端末が着信応答すると、所定の伝送前手順を実行し(処理121)、所定のモデムトレーニング手順を実行した後に(処理122)、所定の画情報送信手順によりHTML画情報とリンク一覧画情報を送信し(処理123)、その画情報を終了すると、所定の伝送終了手順を実行し(処理124)、回線を復旧して(処理125)、この処理を終了する。
【0078】
ところで、上述した実施例では、グループ3ファクシミリ装置FXtは、最初に要求したHTML文書のリンク情報に従って、リンク先のHTML文書を要求する場合、そのHTML文書のURLを手操作で入力する必要があり、手間がかかる。
【0079】
このような手間を省くには、例えば、URL入力のためのワンタッチキーを設けて、インターネットファクシミリ装置FXiより通知されたリンク情報をワンタッチキーに割り当て、ユーザがワンタッチキーを操作するだけでそのリンク情報のURLを指定できるようにするとよい。
【0080】
このように、リンク情報のURLの指定の手間を省くことのできる本発明の他の実施例にかかるグループ3ファクシミリ装置FXtの構成例を、図7に示す。なお、同図において図2と同一部分および相当する部分には、同一符号を付している。
【0081】
同図において、システム制御部1は、このグループ3ファクシミリ装置FXtの各部の制御処理、および、ファクシミリ伝送制御手順処理を行うものであり、システムメモリ2は、システム制御部1が実行する制御処理プログラム、および、処理プログラムを実行するときに必要な各種データなどを記憶するとともに、制御部1のワークエリアを構成するものであり、パラメータメモリ3は、このグループ3ファクシミリ装置FXtに固有な各種の情報を記憶するためのものであり、時計回路4は、現在時刻情報を出力するためのものである。
【0082】
スキャナ5は、所定の解像度で原稿画像を読み取るためのものであり、プロッタ6は、所定の解像度で画像を記録出力するためのものであり、操作表示部7は、このファクシミリ装置を操作するためのもので、各種の操作キー、および、各種の表示器からなる。
【0083】
符号化復号化部8は、画信号を符号化圧縮するとともに、符号化圧縮されている画情報を元の画信号に復号化するためのものであり、画像蓄積装置9は、符号化圧縮された状態の画情報を多数記憶するためのものである。
【0084】
グループ3ファクシミリモデム10は、グループ3ファクシミリのモデム機能を実現するためのものであり、伝送手順信号をやりとりするための低速モデム機能(V.21モデム)、および、おもに画情報をやりとりするための高速モデム機能(V.17モデム、V.34モデム、V.29モデム、V.27terモデムなど)を備えている。
【0085】
網制御装置11は、このグループ3ファクシミリ装置FXtを公衆網PSTNに接続するためのものであり、自動発着信機能を備えている。
【0086】
また、光学的文字読取処理部13は、画像データに含まれている図形文字を光学的に読み取り認識するためのものである。
【0087】
これらの、システム制御部1、システムメモリ2、パラメータメモリ3、時計回路4、スキャナ5、プロッタ6、操作表示部7、符号化復号化部8、画像蓄積装置9、グループ3ファクシミリモデム10、網制御装置11、および、光学的文字読取処理部13は、内部バス12に接続されており、これらの各要素間でのデータのやりとりは、主としてこの内部バス12を介して行われている。
【0088】
また、網制御装置11とグループ3ファクシミリモデム10との間のデータのやりとりは、直接行なわれている。
【0089】
図8は、操作表示部7の一例を示している。
【0090】
同図において、スタートキー7aは、送受信動作等の開始を指令操作するためのものであり、ストップキー7bは、実行中の動作の停止を指令操作するためのものであり、テンキー7cは、電話番号等の数値情報を操作入力するためのものであり、キャンセルキー7dは、テンキー7cより入力した数値を取り消すためのものである。
【0091】
ファンクションキー7eは、URLの選択操作やワンタッチダイアル等の種々の機能を実現するためのものであり、URLキー7fは、ファンクションキー7eの機能を、URLの選択モードに設定するためのものであり、ランプ7gは、URLの選択モードになっている場合に点灯表示するものである。また、URLの選択モードは、URLキー7gをオン操作する度に有効/無効が切り換わり変化する。
【0092】
液晶表示器7hは、種々の情報を表示するためのものであり、カーソルキー7iは、液晶表示器7hに表示されたカーソルを移動するためのものであり、YESキー7jは、液晶表示器7hに表示されたガイダンスメッセージに対して、肯定的な応答を操作入力するためのものであり、NOキー7kは、液晶表示器7hに表示されたガイダンスメッセージに対して、否定的な応答を操作入力するためのものである。
【0093】
この場合において、公衆網PSTNから発呼された際のインターネットファクシミリ装置FXiの処理例を図9(a),(b)に示す。
【0094】
インターネットファクシミリ装置FXiは、着信検出すると、着信応答し(処理201)、所定の伝送前手順を実行して使用する伝送機能の設定等を行う(処理202)。また、相手端末から通知された電話番号、および、受信要求されたHTML文書のURL等は、保存する。
【0095】
そして、そのときに設定したモデム速度でモデムトレーニング手順を実行して使用するモデム速度を決定し(処理203)、所定のファイル(画情報等)受信手順を実行して、相手端末からのファイルを受信する(処理204)。ファイル受信を終了すると、所定の伝送後手順を実行し(処理205)、回線を復旧して(処理206)、受信動作を終了する。
【0096】
次いで、このときにHTML文書の受信要求がされ、URLを受信しているかどうかを調べる(判断207)。URLを受信していない場合で、判断207の結果がNOになるときには、そのときに受信した他の情報に従って、受信画情報を処理し(処理208)、この動作を終了する。なお、この処理208では、例えば、受信画情報を指定された端末へ転送する、あるいは、受信画情報の画像を記録出力する等の処理がある。
【0097】
また、URLを受信している場合には、HTTPプロトコルを開始し(処理209)、WWWサーバ装置WSへ接続要求し(処理210)、指定されたURLのHTML文書を受信要求して(処理211)、WWWサーバ装置WSよりそのHTML文書を受信して保存し(処理212)、HTTPプロトコルを終了して(処理213)、指定されたURLのHTML文書の受信動作を行う。
【0098】
次いで、受信したHTML文書から、埋め込まれているリンク情報を全て抽出し(処理214)、そのHTML文書データについて所定のHTMLインタプリタ処理を適用して、HTML文書の表示情報を作成し(処理215)、そのHTML表示情報を符号化復号化部28で符号化圧縮してHTML画情報を形成する(処理216)。
【0099】
次に、抽出したリンク情報について、おのおののリンク情報に対するファンクションキー7eの割り当ての一覧をあらわすリンクFキー割当一覧表示情報(図11参照)を作成し(処理217)、そのリンクFキー割当一覧表示情報を符号化復号化部28で符号化圧縮してリンクFキー割当一覧画情報を形成する(処理218)。
【0100】
このようにして、送信画情報の作成を終了すると、HTML文書の要求元の電話番号を得て(処理219)、その要求元へ発呼する(処理220)。相手端末が着信応答すると、所定の伝送前手順を実行し(処理221)、所定のモデムトレーニング手順を実行した後に(処理222)、所定の画情報送信手順によりHTML画情報とリンク一覧画情報を送信し(処理223)、その画情報を終了すると、所定の伝送終了手順を実行し(処理224)、回線を復旧して(処理225)、この処理を終了する。
【0101】
図11(a)、(b)は、この場合に、グループ3ファクシミリ装置FXtが着信時に実行する処理の一例を示している。
【0102】
グループ3ファクシミリ装置FXtは、着信検出すると、着信応答し(処理301)、所定の伝送前手順を実行し(処理302)、所定のモデムトレーニング手順を実行した(処理303)後に、画情報受信手順を実行して(処理304)、画情報を受信して画像蓄積装置9に保存する。画情報受信を終了すると、所定の伝送後手順を実行し(処理305)、回線を復旧する(処理306)。
【0103】
次に、画像蓄積装置9に保存した画情報ファイルから処理ページを選択し(処理307)、そのページの画情報を符号化復号化部8で元の画像データに復号化し(処理308)、それによって得た画像データをプロッタ6に転送して、そのページの受信画像を記録出力する(処理309)。
【0104】
そして、そのときの処理ページが最終ページであるかどうかを調べ(判断310)、判断310の結果がNOになるときには、後続ページの画像を記録出力するために処理307に戻る。
【0105】
また、判断310の結果がYESになるときには、最終ページの画像データ、すなわち、リンクFキー割当一覧表示情報について、光学的文字読取処理部13による処理を実行し、リンクFキー割当一覧表示情報を構成する文字コード情報を得る(処理311)。
【0106】
そして、その文字コード情報に基づいて、ファンクションキー7eへのリンク情報の割り当ての内容を認識し(処理312)、その認識して得たリンク情報とファンクションキー7eの関係を保存する(処理313)。
【0107】
図12および図13は、グループ3ファクシミリ装置FXtのファンクションキー7eとURLキー7fに関する処理例を示している。なお、以下の説明で、URLモードとは、ファンクションキー7eを操作するとURLが選択されるファンクションキー7eの動作モードであり、非URLモードとは、ファンクションキー7eのそれ以外の動作モードである。
【0108】
グループ3ファクシミリ装置FXtでは、URLキー7fがオンされるか、あるいは、ファンクションキー7eがオンされることを監視しており(判断401,402のNOループ)、URLキー7fがオンされた場合で、判断401の結果がYESになるときには、URLモードになっていることを記憶するためのフラグFurlがセットされているかどうかを調べる(判断403)。
【0109】
フラグFurlがセットされていない場合で、判断403の結果がNOになるときには、非URLモードからURLモードに移行する場合であるので、フラグFurlをセットして(処理404)、この処理を終了する。
【0110】
また、判断403の結果がYESになるときには、URLモードから非URLモードに移行する場合であるので、フラグFurlをリセットして(処理405)、ファンクションキー7eのモードを元の状態に復帰して(処理406)、この処理を終了する。
【0111】
また、ファンクションキー7eが操作された場合で、判断402の結果がYESになるときには、フラグFurlがセットされているかどうかを調べる(判断407)。
【0112】
判断407の結果がNOになるときには、非URLモードであるから、そのときに操作されたファンクションキー7eの内容に従った処理を実行して(処理408)、この処理を終了する。
【0113】
また、判断407の結果がYESになるときには、URLモードであるから、そのときに操作されたファンクションキー7eに割り当てられているリンク情報のURLを読み出して(処理409)、その内容を表示し(処理410)、表示したURLを採用するか否かを問い合わせる確認ガイダンスメッセージを表示する(処理411)。
【0114】
ユーザがこの確認ガイダンスメッセージに対して、YESキー7jを操作して肯定的な応答を操作入力するか、あるいは、NOキー7kを操作して否定的な応答を操作入力するまで待ち(判断412,413のNOループ)、NOキー7kを操作して否定的な応答を操作入力した場合で、判断413の結果がYESになるときには、表示内容をクリアして(処理414)、この処理を終了する。
【0115】
また、YESキー7jを操作して肯定的な応答を操作入力した場合で、判断412の結果がYESになるときには、インターネットファクシミリ装置FXiの宛先番号を入力要求するガイダンスメッセージを表示し(処理415)、それに応答してユーザが宛先を操作入力するための宛先操作入力処理を、スタートキー7aが操作されるまで実行する(処理416、判断417のNOループ)。
【0116】
スタートキー7aがオンされて、判断417の結果がYESになるときには、指定された宛先のインターネットファクシミリ装置FXiへ発呼して、指定されたリンク情報のURLのHTML文書を受信要求するためのリンク情報送信処理を実行して(処理418)、この処理を終了する。
【0117】
ところで、上述した実施例では、インターネットファクシミリ装置FXiからグループ3ファクシミリ装置FXtにリンクFキー割当一覧表示情報の画像データを送信し、グループ3ファクシミリ装置FXtで、その画像データを光学的文字読取処理してリンクFキー割当一覧表示情報の文字コード情報を形成するようにしているが、この光学的文字読取処理でエラーを生じると、その部分のリンク情報が正確に再現されないという事態を生じる。
【0118】
かかる不具合を解消するためには、インターネットファクシミリ装置FXiからグループ3ファクシミリ装置FXtにリンクFキー割当一覧表示情報の文字コード情報を直接送信するとよい。この文字コード情報の送信には、グループ3ファクシミリ伝送手順におけるキャラクタモードの伝送モードを使用することができる。
【0119】
この場合において、公衆網PSTNから発呼された際のインターネットファクシミリ装置FXiの処理例を図14(a),(b)および図15に示す。
【0120】
インターネットファクシミリ装置FXiは、着信検出すると、着信応答し(処理501)、所定の伝送前手順を実行して使用する伝送機能の設定等を行う(処理502)。また、相手端末から通知された電話番号、および、受信要求されたHTML文書のURL等は、保存する。
【0121】
そして、そのときに設定したモデム速度でモデムトレーニング手順を実行して使用するモデム速度を決定し(処理503)、所定のファイル(画情報等)受信手順を実行して、相手端末からのファイルを受信する(処理504)。ファイル受信を終了すると、所定の伝送後手順を実行し(処理505)、回線を復旧して(処理506)、受信動作を終了する。
【0122】
次いで、このときにHTML文書の受信要求がされ、URLを受信しているかどうかを調べる(判断507)。URLを受信していない場合で、判断507の結果がNOになるときには、そのときに受信した他の情報に従って、受信画情報を処理し(処理508)、この動作を終了する。なお、この処理508では、例えば、受信画情報を指定された端末へ転送する、あるいは、受信画情報の画像を記録出力する等の処理がある。
【0123】
また、URLを受信している場合には、HTTPプロトコルを開始し(処理509)、WWWサーバ装置WSへ接続要求し(処理510)、指定されたURLのHTML文書を受信要求して(処理511)、WWWサーバ装置WSよりそのHTML文書を受信して保存し(処理513)、HTTPプロトコルを終了して(処理514)、指定されたURLのHTML文書の受信動作を行う。
【0124】
次いで、受信したHTML文書から、埋め込まれているリンク情報を全て抽出し(処理515)、そのHTML文書データについて所定のHTMLインタプリタ処理を適用して、HTML文書の表示情報を作成し(処理516)、そのHTML表示情報を符号化復号化部28で符号化圧縮してHTML画情報を形成する(処理517)。
【0125】
次に、抽出したリンク情報について、おのおののリンク情報に対するファンクションキー7eの割り当てをあらわすリンクFキー割当情報(文字コード情報)を作成する(処理518)。
【0126】
このようにして、送信画情報およびリンクFキー割当情報の作成を終了すると、HTML文書の要求元の電話番号を得て(処理519)、その要求元へ発呼する(処理520)。
【0127】
相手端末が着信応答すると、所定の伝送前手順を実行し(処理521)、所定のモデムトレーニング手順を実行した後に(処理522)、所定の画情報送信手順によりHTML画情報を送信する(処理523)。
【0128】
この画情報送信を終了すると、伝送モードをキャラクタモードへ変更する所定のモード変更手順を実行し(処理524)、所定のモデムトレーニング手順を実行した後に(処理525)、所定のキャラクタモードの伝送手順によりリンクFキー割当情報を送信する(処理526)。
【0129】
この送信処理を終了すると、所定の伝送終了手順を実行し(処理527)、回線を復旧して(処理528)、この処理を終了する。
【0130】
図16は、この場合にグループ3ファクシミリ装置FXtが着信時に実行する処理の一例を示している。
【0131】
グループ3ファクシミリ装置FXtは、着信検出すると、着信応答し(処理601)、所定の伝送前手順を実行し(処理602)、所定のモデムトレーニング手順を実行した(処理603)後に、画情報受信手順を実行して(処理604)、画情報を受信して画像蓄積装置9に保存する。画情報受信を終了すると、所定の伝送後手順を実行し(処理605)、この伝送後手順において、伝送モードの変更がされたかどうかを調べる(判断606)。
【0132】
伝送モードが変更された場合で、判断606の結果がYESになるときには、所定のモデムトレーニング手順を実行した(処理607)後に、キャラクタモードの伝送手順を実行して(処理608)、リンクFキー割当情報を受信して保存する。画情報受信を終了すると、所定の伝送後手順を実行し(処理609)、回線を復旧する(処理610)。
【0133】
また、判断606の結果がNOになるときには、後続ページがあることが通知されたかどうかを調べ(判断611)、判断611の結果がYESになるときには、処理604に戻り、次のページの画情報を受信する。
【0134】
また、グループ3ファクシミリ装置FXtは、受信した画情報を記録出力するとともに、受信したキャラクタデータ(リンクFキー割当情報)の表示情報を形成して、その画像を記録出力する。
【0135】
なお、上述した実施例においては、公衆網に接続されるファクシミリ装置としてグループ3ファクシミリ装置を適用した場合について説明したが、公衆網をISDNに置き換えて、グループ4ファクシミリ装置を適用することもできる。
【0136】
また、上述した実施例では、HTML文書の内容が表示できるようなタイプの情報である場合について説明しているが、リンク先のHTML文書の内容がそれ以外のタイプの情報、例えば、音声データ、動画データなどの場合には、例えば、インターネットファクシミリ装置側で「データタイプが不一致のために受信できない」旨をあらわすエラーレポートを作成して、HTML文書の要求元へ通知するようにしてもよい。なお、音声データについては、いわゆるボイスメール機能を用いれば要求元へ送信することもできる。
【0137】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、HTML文書のリンク情報の一覧表示情報を、HTML文書の要求元のファクシミリ装置に対して送信するので、ファクシミリ装置のユーザは、受信したHTML文書に含まれているリンク情報の内容を確実に知ることができ、リンク情報を適宜に取り寄せることができるので、非常に便利になるという効果を得る。
【0138】
また、ファクシミリ装置側で、受信したリンクFキー(ワンタッチキー)一覧表示情報を文字認識し、その結果に得られたリンク情報を指定されたファンクションキー(ワンタッチキー)へ割り当てるので、ファクシミリ装置のユーザは、ファンクションキー(ワンタッチキー)を操作するのみでリンク情報のURLを入力でき、非常に便利であるという効果を得る。また、操作時の誤入力も防止できるという効果を得る。
【0139】
また、インターネットファクシミリ装置が、リンクFキー割当情報を文字コード情報の状態でファクシミリ装置に送信するので、文字認識時の誤認識の影響を受けず、信頼性の高い通信が可能となるという効果も得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかる通信システムの概要を示したブロック図。
【図2】グループ3ファクシミリ装置FXtの構成の一例を示したブロック図。
【図3】インターネットファクシミリ装置FXiの概略構成の一例を示したブロック図。
【図4】インターネットファクシミリ装置FXiとWWWサーバ装置WSとの間におけるデータ伝送のプロトコルHTTPの一例を示している。
【図5】リンク情報の一覧情報の一例を示した概略図。
【図6】公衆網PSTNから発呼された際のインターネットファクシミリ装置FXiの処理例を示したフローチャート。
【図7】本発明の他の実施例にかかるグループ3ファクシミリ装置FXtの構成例を示したブロック図。
【図8】図7のグループ3ファクシミリ装置FXtの操作表示部7の一例を示した概略構成図。
【図9】公衆網PSTNから発呼された際のインターネットファクシミリ装置FXiの他の処理例を示したフローチャート。
【図10】リンクFキー割当一覧表示情報の一例を示した概略図。
【図11】グループ3ファクシミリ装置FXtが着信時に実行する処理の他の例を示したフローチャート。
【図12】グループ3ファクシミリ装置FXtのファンクションキー7eとURLキー7fに関する処理例の一部を示したフローチャート。
【図13】グループ3ファクシミリ装置FXtのファンクションキー7eとURLキー7fに関する処理例の他の部分を示したフローチャート。
【図14】グループ3ファクシミリ装置FXtのファンクションキー7eとURLキー7fに関する処理例の残りの部分を示したフローチャート。
【図15】公衆網PSTNから発呼された際のインターネットファクシミリ装置FXiのさらに他の処理例を示したフローチャート。
【図16】グループ3ファクシミリ装置FXtが着信時に実行する処理の別の例を示したフローチャート。
【符号の説明】
FXt グループ3ファクシミリ装置
FXi インターネットファクシミリ装置
WS WWWサーバ装置
PSTN 公衆網
INET インターネット
7e ファンクションキー
7f URLキー
Claims (4)
- ローカルエリアネットワークまたはインターネットを介し、ローカルエリアネットワークまたはインターネットに接続されているWWWサーバとの間でデータのやりとりを行う機能および公衆網を介してファクシミリ装置との間でファクシミリ伝送手順によるファクシミリデータのやりとりを行う機能を備えたインターネットファクシミリ装置と、公衆網を伝送路として用いるファクシミリ装置からなる通信システムにおいて、
上記ファクシミリ装置は、インターネットファクシミリ装置に対して、指定されたURLを通知し、
上記インターネットファクシミリ装置は、公衆網を介して上記ファクシミリ装置よりURLが通知されると、ローカルエリアネットワークまたはインターネットを介し、WWWサーバに対して、上記通知されたURLのファイルを要求し、そのURLのファイルを受信すると、その受信ファイルの表示画像を形成して、その表示画像を第1のファクシミリ画情報に変換するとともに、その受信ファイルに含まれているリンク情報の一覧表示情報を形成して、その一覧表示情報を第2のファクシミリ画情報に変換し、URLの送信元の上記ファクシミリ装置に対し、公衆網を介して上記第1および第2のファクシミリ画情報を送信し、
上記ファクシミリ装置は、上記インターネットファクシミリ装置より上記第1および第2のファクシミリ画情報を受信すると、それらの第1および第2のファクシミリ画情報の画像を記録出力することを特徴とする通信システム。 - ローカルエリアネットワークまたはインターネットを介し、ローカルエリアネットワークまたはインターネットに接続されているWWWサーバとの間でデータのやりとりを行う機能および公衆網を介してファクシミリ装置との間でファクシミリ伝送手順によるファクシミリデータのやりとりを行う機能を備えたインターネットファクシミリ装置と、公衆網を伝送路として用いるファクシミリ装置からなる通信システムにおいて、
上記ファクシミリ装置は、インターネット上のURLを指定するための複数のワンタッチキーと、受信した画情報に対応した画像データに含まれている図形文字を認識する光学的文字読取手段を備え、
上記ファクシミリ装置は、上記インターネットファクシミリ装置に対して、指定されたURLを通知し、
上記インターネットファクシミリ装置は、公衆網を介して上記ファクシミリ装置よりURLが通知されると、ローカルエリアネットワークまたはインターネットを介し、WWWサーバに対して上記通知されたURLのファイルを要求し、そのURLのファイルを受信すると、その受信ファイルの表示画像を形成して、その表示画像を第1のファクシミリ画情報に変換するとともに、その受信ファイルに含まれているリンク情報とそのリンク情報に割り当てる上記ワンタッチキーの種別をあらわす一覧表示情報を形成して、その一覧表示情報を第2のファクシミリ画情報に変換し、URLの送信元の上記ファクシミリ装置に対し、公衆網を介して上記第1および第2のファクシミリ画情報を送信し、
上記ファクシミリ装置は、上記インターネットファクシミリ装置より上記第1および第2のファクシミリ画情報を受信すると、それらの第1および第2のファクシミリ画情報の画像を記録出力するとともに、受信した上記第2のファクシミリ画情報の画像データを上記光学的文字読取手段によって処理してその画像データに含まれている図形文字を認識し、その図形文字の認識結果に基づいて上記一覧表示情報を形成し、その形成した一覧表示情報に基づいて上記複数のワンタッチキーに対するURLの割当を行うことを特徴とする通信システム。 - ローカルエリアネットワークまたはインターネットを介し、ローカルエリアネットワークまたはインターネットに接続されているWWWサーバとの間でデータのやりとりを行う機能および公衆網を介してファクシミリ装置との間でファクシミリ伝送手順によるファクシミリデータのやりとりを行う機能を備えたインターネットファクシミリ装置と、公衆網を伝送路として用いるファクシミリ装置からなる通信システムにおいて、
上記ファクシミリ装置は、インターネット上のURLを指定するための複数のワンタッチキーと、受信した画情報に対応した画像データに含まれている図形文字を認識する光学的文字読取手段を備え、
上記ファクシミリ装置は、上記インターネットファクシミリ装置に対して、指定されたURLを通知し、
上記インターネットファクシミリ装置は、公衆網を介して上記ファクシミリ装置よりURLが通知されると、ローカルエリアネットワークまたはインターネットを介し、WWWサーバに対して上記通知されたURLのファイルを要求し、そのURLのファイルを受信すると、その受信ファイルの表示画像を形成して、その表示画像をファクシミリ画情報に変換するとともに、その受信ファイルに含まれているリンク情報とそのリンク情報に割り当てる上記ワンタッチキーの種別をあらわす一覧表示情報を形成し、URLの送信元の上記ファクシミリ装置に対し、公衆網を介して上記ファクシミリ画情報を送信するとともに、上記一覧表示情報をテキストモードで送信し、
上記ファクシミリ装置は、上記インターネットファクシミリ装置より上記ファクシミリ画情報および一覧表示情報を受信すると、そのファクシミリ画情報の画像および一覧表示情報の表示画像を記録出力するとともに、受信した一覧表示情報に基づいて上記複数のワンタッチキーに対するURLの割当を行うことを特徴とする通信システム。 - ローカルエリアネットワークまたはインターネットを介し、ローカルエリアネットワークまたはインターネットに接続されているWWWサーバとの間でデータのやりとりを行う機能および公衆網を介してファクシミリ装置との間でファクシミリ伝送手順によるファクシミリデータのやりとりを行う機能を備えたインターネットファクシミリ装置において、
公衆網を介していずれかのファクシミリ装置よりURLが通知されると、ローカルエリアネットワークまたはインターネットを介し、WWWサーバに対して、上記通知されたURLのファイルを要求し、そのURLのファイルを受信すると、その受信ファイルの表示画像を形成して、その表示画像を第1のファクシミリ画情報に変換するとともに、その受信ファイルに含まれているリンク情報の一覧表示情報を形成して、その一覧表示情報を第2のファクシミリ画情報に変換し、URLの送信元の上記ファクシミリ装置に対し、公衆網を介して上記第1および第2のファクシミリ画情報を送信する通信制御手段を備えたことを特徴とするインターネットファクシミリ装置。
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