JP3598459B2 - ファクシミリ装置およびその制御方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、Fコードが登録された1つ以上のボックスを備え、Fコード対応センター装置機能を備えたファクシミリ装置、および、その制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、Fコードが登録された1つ以上のボックスを備え、そのボックスを用いて、親展受信や選択ポーリング送信などの種々のサービスを実行できるようにしたいわゆるFコード対応センター装置が実用されている。
【0003】
このようなFコード対応センター装置を利用すると、親展受信や掲示板などのサービスを、メーカーが異なる異機種のファクシミリ装置(このようなファクシミリ装置を「Fコード対応装置」という)から、親展受信機能や掲示板機能を利用することができるので、幅広いサービスが可能となり、ファクシミリ通信の使い勝手を大幅に向上することができるようになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
さて、このようなFコード対応センター装置において、多数のFコード対応装置からの親展受信要求や、掲示板を使用するための選択ポーリング受信要求を円滑に、かつ、迅速に処理できるようにするためには、複数回線を収容し、それぞれの回線について、通信動作を独立して実行できるようにする機能を備えることが考えられる。
【0005】
一方、従来の複数回線を備えて複数の通信動作を独立して実行できるようなファクシミリセンター装置は、装置構成が非常に大規模で、かつ、専用の制御プログラムなどを備えているため、装置コストが大きく、この従来のファクシミリセンター装置をそのままFコード対応センター装置に流用すると、装置コストが非常に大きくなるという不具合を生じる。
【0006】
それに対し、1回線のみを使用するFコード対応センター装置に対し、複数回線を収容して複数の通信動作を独立して実行できるような機能を追加するには、かなり大規模な制御プログラムの変更が必要となり、この場合も、装置コストが高くなってしまう。
【0007】
本発明は、かかる実情に鑑みてなされたものであり、装置コストをなるべく抑えてFコード対応センター装置を実現できるようにしたファクシミリ装置およびその制御方法を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、画情報を蓄積する1つ以上のボックスを備えたファクシミリ装置において、複数回線を収容するとともに、おのおのの回線について独立したファクシミリ通信が可能な多重通信管理手段と、上記多重通信管理手段による複数のファクシミリ通信で、同一の上記ボックスに対するポーリング受信を可能とするポーリング受信管理手段とを備え、上記ポーリング受信管理手段は、ポーリング受信要求されたボックスに対して、画情報の蓄積が行われていて、その蓄積が終了していないときには、そのポーリング受信要求を拒否するようにしたものである。
【0010】
また、前記ポーリング受信管理手段は、ポーリング受信要求されたボックスに対して、画情報の蓄積が行われていて、その蓄積が終了していないときには、その画情報の蓄積動作に同期して、ポーリング受信要求にかかる画情報読み込み動作を行うようにしたものである。
【0011】
また、画情報を蓄積する1つ以上のボックスを備えたファクシミリ装置において、複数回線を収容するとともに、おのおのの回線について独立したファクシミリ通信が可能な多重通信管理手段と、上記ボックスに画情報を蓄積しているとき、同一のボックスに対して他の蓄積要求が発生したとき、その他の蓄積要求を受け付けない蓄積管理手段を備えたものである。また、前記蓄積管理手段は、前記他の蓄積要求の発行元に対して、エラー通知を行うようにしたものである。
【0012】
また、前記それぞれのボックスについてのアクセス履歴を作成し、ユーザの要求に応じて、あるいは、所定タイミングで、そのアクセス履歴の一覧を示すレポートを可視出力するアクセスログ出力手段をさらに備えたものである。また、前記それぞれのボックスについてのアクセス履歴を作成し、着信時、アクセスログ受信が要求されると、上記アクセス履歴の一覧を示すレポート画像をその要求元へ送信するアクセスログ送信手段をさらに備えたものである。また、前記ボックスには所定のコード番号が登録され、前記アクセスログ受信要求は、所定のコード番号のボックスに対する選択ポーリングにより行われるようにしたものである。
【0015】
また、画情報を蓄積する1つ以上のボックスと、複数回線を収容するとともに、おのおのの回線について独立したファクシミリ通信が可能な多重通信管理手段を備えたファクシミリ装置の制御方法において、上記多重通信管理手段による複数のファクシミリ通信で、同一の上記ボックスに対するポーリング受信が発生した場合に、ポーリング受信要求されたボックスに対して、画情報の蓄積が行われていて、その蓄積が終了していないときには、そのポーリング受信要求を拒否するようにしたものである。
【0016】
また、画情報を蓄積する1つ以上のボックスと、複数回線を収容するとともに、おのおのの回線について独立したファクシミリ通信が可能な多重通信管理手段を備えたファクシミリ装置の制御方法において、上記多重通信管理手段による複数のファクシミリ通信で、同一の上記ボックスに対するポーリング受信が発生した場合に、ポーリング受信要求されたボックスに対して、画情報の蓄積が行われていて、その蓄積が終了していないときには、その画情報の蓄積動作に同期して、ポーリング受信要求にかかる画情報読み込み動作を行うようにしたものである。
【0017】
また、画情報を蓄積する1つ以上のボックスと、複数回線を収容するとともに、おのおのの回線について独立したファクシミリ通信が可能な多重通信管理手段を備えたファクシミリ装置の制御方法において、上記ボックスに画情報を蓄積しているとき、同一のボックスに対して他の蓄積要求が発生したとき、その他の蓄積要求を受け付けないとともに、その他の蓄積要求の発行元に対して、エラー通知を行うようにしたものである。
【0018】
また、さらに、前記それぞれのボックスについてのアクセス履歴を作成し、ユーザの要求に応じて、あるいは、所定タイミングで、そのアクセス履歴の一覧を示すレポートを可視出力するようにしたものである。また、さらに、前記それぞれのボックスについてのアクセス履歴を作成し、着信時、アクセスログ受信が要求されると、上記アクセス履歴の一覧を示すレポート画像をその要求元へ送信するようにしたものである。また、前記ボックスには所定のコード番号が登録され、さらに、前記アクセスログ受信要求は、所定のコード番号のボックスに対する選択ポーリングにより行われるようにしたものである。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0020】
図1は、本発明の一実施例にかかるFコード対応センター装置の構成を示している。
【0021】
同図において、システム制御部1は、このグループ3ファクシミリ装置の各部の制御処理、および、ファクシミリ伝送制御手順処理などの各種制御処理を行うものであり、システムメモリ2は、システム制御部1が実行する制御処理プログラム、処理プログラムを実行するときに必要な各種データなどを記憶するとともに、システム制御部1のワークエリアを構成するものであり、パラメータメモリ3は、このグループ3ファクシミリ装置に固有な各種の情報(例えば、ワンタッチダイアル機能の登録情報など)を記憶するためのものであり、時計回路4は、現在時刻情報を出力するものである。
【0022】
スキャナ5は、所定の解像度で原稿画像を読み取るためのものであり、プロッタ6は、所定の解像度で画像を記録出力するためのものであり、操作表示部7は、このグループ3ファクシミリ装置を操作するためのもので、テンキーやワンタッチダイアルキーなどの各種の操作キー、および、液晶表示器などの各種の表示器からなる。
【0023】
符号化復号化部8は、画信号を符号化圧縮するとともに、符号化圧縮されている画情報を元の画信号に復号化するためのものであり、同時に複数の符号化復号化処理を実行できる機能を備えており、画像蓄積装置9は、符号化圧縮された状態の画情報を多数記憶するためなどに用いられるものであり、上述したボックス機能も実現する。
【0024】
通信制御部10は、複数のグループ3ファクシミリ通信動作を並列的に実行するためのものであり、複数の通信ユニットCU1〜CUmが接続されていて、それぞれの通信ユニットCU1〜CUmを用いたグループ3ファクシミリ通信動作を独立して並列的に行うことができる。通信ユニットCU1〜CUmは、公衆網PSTNの回線を1つずつ収容し、公衆網PSTNを介し、おのおの独立してグループ3ファクシミリ通信動作を行うためのものであり、それぞれグループ3ファクシミリモデムMDM1〜MDMmおよび網制御装置NCU1〜NCUmからなる。
【0025】
グループ3ファクシミリモデムMDM1〜MDMmは、グループ3ファクシミリのモデム機能を実現するためのものであり、伝送手順信号をやりとりするための低速モデム機能(V.21モデム)、および、おもに画情報をやりとりするための高速モデム機能(V.17モデム、V.34モデム、V.29モデム、V.27terモデムなど)を備えている。また、網制御装置NCU1〜NCUmは、それぞれ公衆網PSTNの回線を収容するためのものであり、それぞれが自動発着信機能を備えている。
【0026】
これらの、システム制御部1、システムメモリ2、パラメータメモリ3、時計回路4、スキャナ5、プロッタ6、操作表示部7、符号化復号化部8、画像蓄積装置9、および、通信制御部10は、内部バス11に接続されており、これらの各要素間でのデータのやりとりは、主としてこの内部バス11を介して行われている。
【0027】
また、このFコード対応センター装置には、その画像蓄積装置9を利用して、複数のボックスが設けられており、それぞれのボックスを管理するために、図2(a)に示すようなボックス情報テーブルが作成され、システムメモリ2に記憶されている。また、それぞれのボックス情報は、同図(b)に示すように、そのボックスに割り当てられたボックス番号(Fコード)、および、所定の管理情報からなる。
【0028】
また、画像蓄積装置9に画情報を蓄積するときには、図3(a)に示したようなファイル管理情報が作成されて、システムメモリ2に保存される。このファイル管理情報は、それぞれのファイル管理情報を識別するためのファイル番号、そのファイル管理情報が管理している画情報がボックスに格納される場合に、そのボックス番号の値が登録されるボックス番号、画情報のページ数、および、1ページ目の画情報を管理しているページ管理情報の識別情報(PID)を記憶する1ページのPIDからなる。
【0029】
ページ管理情報は、同図(b)に示すように、それぞれのページ管理情報を識別するためのPID、対応する画情報のページ番号の値が登録されるページ番号、対応する画情報の先頭ブロックを記憶したブロック管理情報のブロック番号の値が登録される先頭ブロック番号、対応する画情報を構成するブロックの数が登録されるブロック数、および、次のページの情報を管理するページ管理情報のPIDの値が登録される次ページPIDからなる。なお、そのページ管理情報が最終ページを管理するものである場合、次ページPIDの値には、無効データ(例えば、16進数で「FF」など)が登録される。
【0030】
ブロック管理情報は、同図(c)に示すように、それぞれのブロック管理情報を識別するためのブロック番号、対応するブロック情報の、画像蓄積装置9における先頭アドレスの値が登録されるデータ格納アドレス、および、次のブロックを管理するブロック管理情報のブロック番号の値が登録される次ブロック番号からなる。ここで、1つのブロックは、例えば、2048バイトなどの固定長である。また、そのブロック管理情報が最終ブロックを管理する場合には、次ブロック番号の値には、無効データ(例えば、16進数で「FF」など)が登録される。
【0031】
したがって、1つの画情報(ファイル)を保存する際、その画情報ファイルの画情報データは、ページ単位に、2048バイトのブロック長のブロックデータに分割されて、そのブロックデータごとに、画像蓄積装置9の空領域に順次保存されるとともに、その保存態様をあらわす複数のブロック管理情報、および、ページ管理情報が作成される。そして、全てのページの画情報の保存が完了すると、ファイル管理情報が作成され、それらのファイル管理情報、ページ管理情報、及び、ブロック管理情報は、それぞれシステムメモリ2または画像蓄積装置9に設けられている管理情報領域(図示略)に保存される。
【0032】
さて、本実施例の場合、画情報ファイルが新たに作成されると、1つのジョブファイルJBFが作成されて、システムメモリ2に保存される(図4参照)。このジョブファイルJBFは、対応する画情報ファイルのファイル番号、その画情報ファイルにかかる通信モード、および、その他その画情報ファイルにかかる通信に必要な各種の情報などからなる。
【0033】
そして、この画情報ファイルにかかる通信動作を実行するための処理タスクを実行するとき、まず、ジョブファイルJBFの内容を全て含むとともに、その通信動作に必要なパラメータ(動作モードや宛先など)を記憶するためのジョブ制御ファイルJCFが作成され、さらに、その処理タスクに必要な通信資源(例えば、符号化復号化部8の処理チャネルや、メモリなど)を獲得し、その獲得した通信資源を記憶するためのジョブ実行ファイルJEF(JEF1)を作成し、そのジョブ実行ファイルJEF1を参照して、1つ目の処理タスク#1が開始される。
【0034】
この状態で、同じジョブファイルJBFにかかる他の通信動作を実行する場合、例えば、1つのボックスに保存している画情報をポーリング送信しているときに、他のFコード対応装置よりポーリング受信要求があり、その2つ目のポーリング送信を行う場合、その2つ目の処理タスクに必要な通信資源を獲得し、その獲得した通信資源を記憶するためのジョブ実行ファイルJEF(JEF2)を作成し、そのジョブ実行ファイルJEF2を参照して、2つ目の処理タスク#2が開始される。
【0035】
図5は、1つの通信動作の処理タスクを開始してから終了するときまでの一連の処理の概略の一例を示している。
【0036】
まず、開始しようとする処理タスクが対象とするジョブファイルJBFに、ジョブ実行ファイルJCFが作成されているかどうかを調べ(判断101)、判断101の結果がNOになるときには、ジョブファイルJBFに対応した所定の内容のジョブ制御ファイルJCFを生成する(処理102)。
【0037】
次いで、対象とする処理タスクに必要な通信資源を獲得し(処理103)、対象とする処理タスクに必要なジョブ実行ファイルJEFを生成し(処理104)、処理タスクの実行を開始させる(処理105)。
【0038】
そして、処理タスクが終了するまで待ち(判断106のNOループ)、処理タスクが終了して判断106の結果がYESになると、対応するジョブ実行ファイルJEFを消去し(処理107)、そのときに獲得していた通信資源を解放して(処理108)、一連の処理を終了する。また、このとき、対応するジョブ制御ファイルJCFに連なる他のジョブ実行ファイルJEFがなくなる場合には、ジョブ制御ファイルJCFを消去する。
【0039】
このようにして、同一画情報ファイルに関わる複数の通信処理タスクを実行する場合、2つ目以降の処理タスクでは、必要な通信資源を獲得してジョブ実行ファイルJEFを作成し、そのジョブ実行ファイルJEFを参照した通信動作の処理タスクを実行しているので、多重通信の管理を比較的単純な機構で実現することができる。
【0040】
すなわち、1つの通信回線のみを使用する場合には、2つ目以降の処理タスクが発生しないので、従来、ジョブファイルJBF、ジョブ制御ファイルJCF、および、ジョブ実行ファイルJEFの系統で処理タスク管理を実現している。本実施例の場合には、このような従来の処理タスク管理に対して、2つ目以降の処理タスクに対する通信資源の割り当てと、処理タスクの実行の部分のソフトウェアを追加することで、多重通信を実現することができ、それにより、多重通信を実現するために要する労力を大幅に軽減することができることとなった。
【0041】
ここで、処理タスクは、通信動作に関わるものだけではなく、各種レポートの作成/送信/記録出力、画情報の蓄積/消去/記録出力、画情報の再送動作、あるいは、送信できなかった画情報を保持して待機する不達保持など、このFコード対応センター装置が実行する全ての画情報に関わる処理タスクが含まれる。
【0042】
したがって、このFコード対応センター装置は、基本的には、指定されたボックスへの画情報の蓄積、画情報送信動作、画情報受信動作、信号SUBにより指定されたFコードのボックスへの親展受信動作、信号SEPにより指定されたFコードのボックスからのポーリング送信動作(選択ポーリング)、または、アクセスログ(後述)の表示/記録出力動作などの各種動作を、同時に複数、並列的に実行することができる。
【0043】
以上の構成で、このFコード対応センター装置では、待機時、図6に示すような処理を実行している。
【0044】
すなわち、ユーザから画情報送信が指令されるか、いずれかの通信ユニットCU1〜CUmが着信検出するか、ユーザによる画情報のローカル登録が指示されたか、ユーザによりアクセスログの出力が要求されるか、アクセスログの出力時刻になるか、または、ユーザによる他の操作が要求されるかを監視している(判断201,202,203,204,205,206のNOループ)。
【0045】
送信要求が発生して、判断201の結果がYESになるときには、所定の送信処理(処理207)を開始し、判断201へ戻る。また、いずれかの通信ユニットCU1〜CUmが着信検出した場合で、判断202の結果がYESになるときには、所定の着信時処理(処理208)を開始し、判断201へ戻る。
【0046】
また、ユーザによる画情報のローカル登録が指示された場合で、判断203の結果がYESになるときには、スキャナ5にセットされた原稿画像を読み取って、指定されたボックスへ登録するローカル登録処理(処理209)を開始し、判断201へ戻る。
【0047】
また、ユーザによりアクセスログの出力が要求された場合で、判断204の結果がYESになるとき、または、アクセスログの出力時刻になった場合で、判断205の結果がYESになるときには、ボックスの画情報に対するアクセス状況をあらわすアクセスログの出力処理(処理210)を開始し、判断201へ戻る。
【0048】
また、ユーザによる他の操作が要求された場合で、判断206の結果がYESになるときには、そのときに要求された操作に対応する処理を開始し(処理211)、判断201へ戻る。
【0049】
図7は、送信処理(処理207)の一例を示している。なお、この送信処理の実行に当たっては、必要に応じ、上述したような処理タスクにかかる資源獲得などの処理が実行される。
【0050】
まず、ユーザに対して宛先を入力させ(処理301)、スタートキーが押されるまで待つ(判断302のNOループ)。ユーザが宛先を入力し、スタートキーを押して、判断302の結果がYESになると、そのときにスキャナ5にセットされている送信原稿の画像を読み込み(処理303)、それによって得た画像データを符号化複号化部8で符号化圧縮し(処理304)、それによって得た画情報データを、画像蓄積装置9に蓄積する(処理305)。この蓄積時には、上述したブロック管理情報、ページ管理情報、および、ファイル管理情報が作成される。
【0051】
画情報の蓄積を終了すると、そのときに蓄積した画情報にかかるジョブファイルJBFを作成する(処理306)。
【0052】
次いで、指定された宛先へ発呼し(処理307)、相手端末との間で所定のグループ3ファクシミリ伝送前手順を実行して使用する伝送機能などを決定し(処理308)、所定のモデムトレーニング手順を実行して使用するモデム速度を決定し(処理309)、そのときに蓄積した画情報を送信し(処理310)、画情報の送信を終了すると、所定の伝送後手順を実行し(処理311)、回線を復旧し(処理312)、送信終了した画情報を消去して(処理313)、対応するジョブファイルを消去し(処理314)、この動作を終了する。
【0053】
図8、図9および図10は、着信時処理(処理208)の一例を示している。なお、この着信時処理の実行に当たっては、必要に応じ、上述したような処理タスクにかかる資源獲得などの処理が実行される。
【0054】
まず、着信応答し(処理401)、相手端末との間で所定のグループ3ファクシミリ伝送前手順を実行する(処理402)。この伝送前手順中で信号SUBを受信したかどうかを調べ(判断403)、判断403の結果がYESになるときには、その信号SUBで指定されたFコードのボックスを検索し(処理404)、対象となるボックスが見つかったかどうかを調べ(判断405)、判断405の結果がYESになるときには、そのボックスに対して、現時点で画情報が登録中であるかどうかを調べる(判断406)。
【0055】
判断406の結果がNOになるときには、モデムトレーニング手順を実行してモデム速度を決定し(処理407)、画情報受信手順を実行して画情報を受信するとともに、そのときに受信した画情報を指定されたボックスへと格納し(処理408)、画情報受信動作を終了すると、所定の伝送後手順を実行し(処理409)、回線を復旧して(処理409)、この着信時処理を終了する。
【0056】
また、その信号SUBで指定されたFコードのボックスを見つけられなかった場合で、判断405の結果がNOになるとき、および、検索して見つけたボックスに対して、現在、ローカルに、あるいは、他の通信により画情報の登録中であり、判断406の結果がYESになるときには、回線を強制的に復旧し(処理411)、エラー理由を通知するためのエラーログを作成し(処理412)、そのエラーログを画情報へ変換し(処理413)、伝送前手順で受信した信号CSIなどで確認できる送信元へ発呼し、エラーログの画情報を送信する(処理414)。
【0057】
また、伝送前手順で信号SUBを受信しなかった場合で、判断403の結果がNOになるときには、伝送前手順で所定のFコード以外を指定した信号SEPを受信したかどうかを調べる(判断415)。
【0058】
判断415の結果がYESになるときには、その信号SEPで指定されたFコードのボックスを検索し(処理416)、対象となるボックスが見つかったかどうかを調べ(判断417)、判断417の結果がYESになるときには、そのボックスに対して、現時点で画情報が登録中であるかどうかを調べる(判断418)。
【0059】
判断418の結果がNOになるときには、指定された選択ポーリング送信動作を行うために、ポーリング送信動作に切換え、対応する伝送前手順を継続実行しそのときの画情報送信に使用する装置機能などを決定し(処理419)、モデムトレーニング手順を実行してモデム速度を決定し(処理420)、指定されたボックスに格納されている画情報を読み出して送信し(処理421)、その画情報送信を終了すると、所定の伝送後手順を実行し(処理422)、回線を復旧して(処理423)、この着信時処理を終了する。
【0060】
一方、その信号SEPで指定されたFコードのボックスを見つけられなかった場合で、判断417の結果がNOになるとき、および、検索して見つけたボックスに対して、現在、ローカルに、あるいは、他の通信により画情報の登録中であり、判断418の結果がYESになるときには、処理411へ移行し、回線を強制的に復旧し、エラー理由を通知するためのエラーログを作成し、そのエラーログを画情報へ変換し、伝送前手順で受信した信号CSIなどで確認できる送信元へ発呼し、エラーログの画情報を送信する。
【0061】
また、判断415の結果がNOになるときには、所定のFコードが指定された信号SEPを受信して、アクセスログ要求がされたかどうかを調べる(判断425)。
【0062】
判断425の結果がYESになるときには、指定されたアクセスログ送信をポーリング送信動作で行うために、ポーリング送信動作に切換え、対応する伝送前手順を継続実行しそのときの画情報送信に使用する装置機能などを決定し(処理426)、モデムトレーニング手順を実行してモデム速度を決定する(処理427)。
【0063】
次いで、そのときの各ボックスに対する送受信などの履歴を一覧表示する所定形式のアクセスログ(図示略)を作成し(処理428)、そのアクセスログの画情報を送信し(処理429)、そのアクセスログの送信を終了すると、所定の伝送後手順を実行し(処理430)、回線を復旧して(処理431)、この着信時処理を終了する。
【0064】
また、判断425の結果がNOになるときには、通常の受信処理を実行し(処理432)、この着信時処理を終了する。
【0065】
このようにして、この着信時処理では、信号SUBを受信して親展受信する場合、指定されたボックスが存在しないか、あるいは、その時点で画情報の登録中である場合には、その親展受信の受付を拒否するとともに、その旨を親展送信元へ通知しているので、無駄な受信動作を抑制するとともに、登録中の画情報が破壊されるような事態を回避でき、さらに、親展受信要求が拒否された原因を送信元のユーザが知ることができる。
【0066】
また、信号SEPを受信して選択ポーリング受信要求がされた場合、指定されたボックスが存在しないか、あるいは、その時点で画情報の登録中である場合には、その親展受信の受付を拒否しているので、無駄なポーリング送信動作を抑制できるとともに、登録中の中途半端な画情報を送信するような事態を回避でき、さらに、選択ポーリング受信要求が拒否された原因を要求元のユーザが知ることができる。
【0067】
また、所定の選択ポーリング受信要求時にFコードが指定されると、アクセスログを送信するようにしているので、このFコード対応センター装置のアクセス状況を、リモートに知ることができる。なお、この場合、アクセスログを要求できるユーザを制限するために、パスワードなどの認証手段を設けることができる。
【0068】
図11は、ローカル登録処理(処理209)の一例を示している。
【0069】
まず、ユーザに登録先のボックス番号を入力させ(処理501)、その入力されたボックス番号のFコードのボックスを検索し(処理502)、対象となるボックスが見つかったかどうかを調べ(判断503)、判断503の結果がYESになるときには、そのボックスに対して、現時点で画情報が登録中であるかどうかを調べる(判断504)。
【0070】
判断504の結果がNOになるときには、スキャナ5にセットされた原稿画像を読み取り(処理505)、それによって得た画像データを符号化複号化部8で符号化圧縮し(処理506)、それによって得た画情報データを、画像蓄積装置9に蓄積する(処理507)。この蓄積時には、上述したブロック管理情報、ページ管理情報、および、ファイル管理情報が作成される。
【0071】
画情報の蓄積を終了すると、そのときに蓄積した画情報にかかるジョブファイルJBFを作成し(処理508)、このローカル登録処理を終了する。
【0072】
また、その入力されたボックス番号のFコードのボックスが見つからなかった場合で、判断503の結果がNOになるとき、または、そのボックスに対して、現時点で、ローカルに、あるいは、通信により画情報が登録中であり、判断504の結果がYESになるときには、そのボックスへは画情報を登録できない旨を、その原因とともにエラー表示し(処理509)、このローカル登録処理を終了する。
【0073】
このようにして、ローカル登録時、指定されたボックスが存在しないか、あるいは、その時点で画情報の登録中である場合には、そのローカル登録の動作を禁止しているので、無駄な登録動作を抑制するとともに、登録中の画情報が破壊されるような事態を回避できる。
【0074】
図12は、アクセスログ出力処理(処理210)の一例を示している。
【0075】
まず、そのときの各ボックスに対する送受信などの履歴を一覧表示する所定形式のアクセスログを作成し(処理601)、そのときに、アクセスログをレポート出力することが、装置に登録されているかどうかを調べる(判断602)。
【0076】
判断602の結果がYESになるときには、処理601で作成したアクセスログの記録データを作成し(処理603)、その記録データをプロッタ6に転送して、アクセスログを記録出力し(処理604)、このアクセスログ出力処理を終了する。
【0077】
また、判断602の結果がNOになるときには、そのときに、アクセスログを表示出力することが、装置に登録されているかどうかを調べ(判断605)、判断605の結果がYESになるときには、処理601で作成したアクセスログを操作表示手段7に表示出力し(処理606)、このアクセスログ出力処理を終了する。
【0078】
また、判断605の結果がNOになるときには、処理603へ移行し、アクセスログの記録データを作成し、クセスログを記録出力して、このアクセスログ出力処理を終了する。すなわち、この場合、デフォルトでは、アクセスログを記録出力するように設定されている。
【0079】
ここで、アクセスログの表示例を図13に、また、アクセスログを記録出力してられるレポートの一例を図14に示す。
【0080】
図15、図16および図17は、着信時処理(処理208)の他の例を示している。なお、この着信時処理の実行に当たっては、必要に応じ、上述したような処理タスクにかかる資源獲得などの処理が実行される。
【0081】
まず、着信応答し(処理701)、相手端末との間で所定のグループ3ファクシミリ伝送前手順を実行する(処理702)。この伝送前手順中で信号SUBを受信したかどうかを調べ(判断703)、判断703の結果がYESになるときには、その信号SUBで指定されたFコードのボックスを検索し(処理704)、対象となるボックスが見つかったかどうかを調べ(判断705)、判断705の結果がYESになるときには、そのボックスに対して、現時点で画情報が登録中であるかどうかを調べる(判断706)。
【0082】
判断706の結果がNOになるときには、モデムトレーニング手順を実行してモデム速度を決定し(処理707)、画情報受信手順を実行して画情報を受信するとともに、そのときに受信した画情報を指定されたボックスへと格納し(処理708)、画情報受信動作を終了すると、所定の伝送後手順を実行し(処理709)、回線を復旧して(処理709)、この着信時処理を終了する。
【0083】
また、その信号SUBで指定されたFコードのボックスを見つけられなかった場合で、判断705の結果がNOになるとき、および、検索して見つけたボックスに対して、現在、ローカルに、あるいは、他の通信により画情報の登録中であり、判断706の結果がYESになるときには、回線を強制的に復旧し(処理711)、エラー理由を通知するためのエラーログを作成し(処理712)、そのエラーログを画情報へ変換し(処理713)、伝送前手順で受信した信号CSIなどで確認できる送信元へ発呼し、エラーログの画情報を送信する(処理714)。
【0084】
また、伝送前手順で信号SUBを受信しなかった場合で、判断703の結果がNOになるときには、伝送前手順で所定のFコード以外を指定した信号SEPを受信したかどうかを調べる(判断715)。
【0085】
判断715の結果がYESになるときには、その信号SEPで指定されたFコードのボックスを検索し(処理716)、対象となるボックスが見つかったかどうかを調べ(判断717)、判断717の結果がYESになるときには、指定された選択ポーリング送信動作を行うために、ポーリング送信動作に切換え、対応する伝送前手順を継続実行しそのときの画情報送信に使用する装置機能などを決定し(処理718)、モデムトレーニング手順を実行してモデム速度を決定する(処理719)。
【0086】
ここで、そのときに指定されたボックスに対して、現時点で画情報が登録中であるかどうかを調べる(判断720)。判断720の結果がNOになるときには、指定されたボックスに格納されている画情報を読み出して送信する(処理721)。
【0087】
一方、判断720の結果がYESになるときには、そのボックスに対する画情報の登録動作と同期を取りながら、画情報を読み出し、その読み出した画情報を送信する(処理722)。
【0088】
そして、その画情報送信を終了すると、所定の伝送後手順を実行し(処理723)、回線を復旧して(処理724)、この着信時処理を終了する。
【0089】
一方、その信号SEPで指定されたFコードのボックスを見つけられなかった場合で、判断717の結果がNOになるときには、処理711へ移行し、回線を強制的に復旧し、エラー理由を通知するためのエラーログを作成し、そのエラーログを画情報へ変換し、伝送前手順で受信した信号CSIなどで確認できる送信元へ発呼し、エラーログの画情報を送信する。
【0090】
また、判断715の結果がNOになるときには、所定のFコードが指定された信号SEPを受信して、アクセスログ要求がされたかどうかを調べる(判断725)。
【0091】
判断725の結果がYESになるときには、指定されたアクセスログ送信をポーリング送信動作で行うために、ポーリング送信動作に切換え、対応する伝送前手順を継続実行しそのときの画情報送信に使用する装置機能などを決定し(処理726)、モデムトレーニング手順を実行してモデム速度を決定する(処理727)。
【0092】
次いで、そのときの各ボックスに対する送受信などの履歴を一覧表示する所定形式のアクセスログ(図示略)を作成し(処理728)、そのアクセスログの画情報を送信し(処理729)、そのアクセスログの送信を終了すると、所定の伝送後手順を実行し(処理730)、回線を復旧して(処理731)、この着信時処理を終了する。
【0093】
また、判断725の結果がNOになるときには、通常の受信処理を実行し(処理732)、この着信時処理を終了する。
【0094】
このようにして、この着信時処理では、信号SUBを受信して親展受信する場合、指定されたボックスが存在しないか、あるいは、その時点で画情報の登録中である場合には、その親展受信の受付を拒否するとともに、その旨を親展送信元へ通知しているので、無駄な受信動作を抑制するとともに、登録中の画情報が破壊されるような事態を回避でき、さらに、親展受信要求が拒否された原因を送信元のユーザが知ることができる。
【0095】
また、信号SEPを受信して選択ポーリング受信要求がされた場合、指定されたボックスが存在しない場合には、その選択ポーリング受信要求の受付を拒否するとともに、その旨を選択ポーリング受信要求元へ通知しているので、無駄なポーリング送信動作を抑制できるとともに、選択ポーリング受信要求が拒否された原因を要求元のユーザが知ることができる。また、指定されたボックスに対し、その時点で画情報の登録中である場合には、画情報の登録に同期して登録されたが情報を読み出し、送信するようにしているので、登録中の中途半端な画情報を送信するような事態を回避できる。
【0096】
また、所定の選択ポーリング受信要求時にFコードが指定されると、アクセスログを送信するようにしているので、このFコード対応センター装置のアクセス状況を、リモートに知ることができる。なお、この場合、アクセスログを要求できるユーザを制限するために、パスワードなどの認証手段を設けることができる。
【0097】
なお、上述した実施例では、通信回線として公衆網PSTNを用いているが、通信回線としてISDNを用いた場合にも、本発明を同様にして適用することができる。
【0098】
【0100】
また、選択ポーリング受信要求がされた場合、指定されたボックスが存在しないか、あるいは、その時点で画情報の登録中である場合には、その親展受信の受付を拒否しているので、無駄なポーリング送信動作を抑制できるとともに、登録中の中途半端な画情報を送信するような事態を回避でき、さらに、選択ポーリング受信要求が拒否された原因を要求元のユーザが知ることができるという効果も得る。
【0101】
また、通信時に要求されると、アクセスログを送信するようにしているので、このFコード対応センター装置のアクセス状況を、リモートに知ることができるという効果も得る。
【0102】
また、選択ポーリング受信要求がされた場合、指定されたボックスに対し、その時点で画情報の登録中である場合には、画情報の登録に同期して登録されたが情報を読み出し、送信するようにしているので、登録中の中途半端な画情報を送信するような事態を回避できるという効果も得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかるFコード対応センター装置の構成を示したブロック図。
【図2】ボックス情報テーブル、および、ボックス情報の一例を示した概略図。
【図3】ファイル管理情報、ページ管理情報、および、ブロック管理情報の一例を示した概略図。
【図4】ジョブファイル、ジョブ制御ファイル、ジョブ実行ファイルの関係を示した概略図。
【図5】1つの通信動作の処理タスクを開始してから終了するときまでの一連の処理の概略の一例を示したフローチャート。
【図6】待機時にFコード対応センター装置が実行する処理の一例を示したフローチャート。
【図7】送信処理(処理207)の一例を示したフローチャート。
【図8】着信時処理(処理208)の一例の一部を示したフローチャート。
【図9】着信時処理(処理208)の一例の他の部分を示したフローチャート。
【図10】着信時処理(処理208)の一例の残りの部分を示したフローチャート。
【図11】ローカル登録処理(処理209)の一例を示したフローチャート。
【図12】アクセスログ出力処理(処理210)の一例を示したフローチャート。
【図13】アクセスログの表示例を示した概略図。
【図14】アクセスログを記録出力してられるレポートの一例を示した概略図。
【図15】着信時処理(処理208)の他の例の一部を示したフローチャート。
【図16】着信時処理(処理208)の他の例の他の部分を示したフローチャート。
【図17】着信時処理(処理208)の他の例の残りの部分を示したフローチャート。
【符号の説明】
1 システム制御部
9 画像蓄積装置
10 通信制御部
CU1〜CUm 通信ユニット

Claims (13)

  1. 画情報を蓄積する1つ以上のボックスを備えたファクシミリ装置において、
    複数回線を収容するとともに、おのおのの回線について独立したファクシミリ通信が可能な多重通信管理手段と、
    上記多重通信管理手段による複数のファクシミリ通信で、同一の上記ボックスに対するポーリング受信を可能とするポーリング受信管理手段とを備え、
    上記ポーリング受信管理手段は、ポーリング受信要求されたボックスに対して、画情報の蓄積が行われていて、その蓄積が終了していないときには、そのポーリング受信要求を拒否することを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 前記ポーリング受信管理手段は、ポーリング受信要求されたボックスに対して、画情報の蓄積が行われていて、その蓄積が終了していないときには、その画情報の蓄積動作に同期して、ポーリング受信要求にかかる画情報読み込み動作を行うことを特徴とする請求項1記載のファクシミリ装置。
  3. 画情報を蓄積する1つ以上のボックスを備えたファクシミリ装置において、
    複数回線を収容するとともに、おのおのの回線について独立したファクシミリ通信が可能な多重通信管理手段と、
    上記ボックスに画情報を蓄積しているとき、同一のボックスに対して他の蓄積要求が発生したとき、その他の蓄積要求を受け付けない蓄積管理手段を備えたことを特徴とするファクシミリ装置。
  4. 前記蓄積管理手段は、前記他の蓄積要求の発行元に対して、エラー通知を行うことを特徴とする請求項3記載のファクシミリ装置。
  5. 前記それぞれのボックスについてのアクセス履歴を作成し、ユーザの要求に応じて、あるいは、所定タイミングで、そのアクセス履歴の一覧を示すレポートを可視出力するアクセスログ出力手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1または請求項2または請求項3または請求項4記載のファクシミリ装置。
  6. 前記それぞれのボックスについてのアクセス履歴を作成し、着信時、アクセスログ受信が要求されると、上記アクセス履歴の一覧を示すレポート画像をその要求元へ送信するアクセスログ送信手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1または請求項2または請求項3または請求項4記載のファクシミリ装置。
  7. 前記ボックスには所定のコード番号が登録され、
    前記アクセスログ受信要求は、所定のコード番号のボックスに対する選択ポーリングにより行われることを特徴とする請求項6記載のファクシミリ装置。
  8. 画情報を蓄積する1つ以上のボックスと、複数回線を収容するとともに、おのおのの回線について独立したファクシミリ通信が可能な多重通信管理手段を備えたファクシミリ装置の制御方法において、
    上記多重通信管理手段による複数のファクシミリ通信で、同一の上記ボックスに対するポーリング受信が発生した場合に、ポーリング受信要求されたボックスに対して、画情報の蓄積が行われていて、その蓄積が終了していないときには、そのポーリング受信要求を拒否することを特徴とするファクシミリ装置の制御方法。
  9. 画情報を蓄積する1つ以上のボックスと、複数回線を収容するとともに、おのおのの回線について独立したファクシミリ通信が可能な多重通信管理手段を備えたファクシミリ装置の制御方法において、
    上記多重通信管理手段による複数のファクシミリ通信で、同一の上記ボックスに対するポーリング受信が発生した場合に、ポーリング受信要求されたボックスに対して、画情報の蓄積が行われていて、その蓄積が終了していないときには、その画情報の蓄積動作に同期して、ポーリング受信要求にかかる画情報読み込み動作を行うことを特徴とするファクシミリ装置の制御方法。
  10. 画情報を蓄積する1つ以上のボックスと、複数回線を収容するとともに、おのおのの回線について独立したファクシミリ通信が可能な多重通信管理手段を備えたファクシミリ装置の制御方法において、
    上記ボックスに画情報を蓄積しているとき、同一のボックスに対して他の蓄積要求が発生したとき、その他の蓄積要求を受け付けないとともに、その他の蓄積要求の発行元に対して、エラー通知を行うようにしたことを特徴とするファクシミリ装置の制御方法。
  11. さらに、前記それぞれのボックスについてのアクセス履歴を作成し、ユーザの要求に応じて、あるいは、所定タイミングで、そのアクセス履歴の一覧を示すレポートを可視出力するようにしたことを特徴とする請求項8または請求項9または請求項10記載のファクシミリ装置。
  12. さらに、前記それぞれのボックスについてのアクセス履歴を作成し、着信時、アクセスログ受信が要求されると、上記アクセス履歴の一覧を示すレポート画像をその要求元へ送信するようにしたことを特徴とする請求項8または請求項9または請求項10記載のファクシミリ装置の制御方法。
  13. 前記ボックスには所定のコード番号が登録され、
    さらに、前記アクセスログ受信要求は、所定のコード番号のボックスに対する選択ポーリングにより行われるようにしたことを特徴とする請求項12記載のファクシミリ装置の制御方法。
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