JP3263068B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP3263068B2
JP3263068B2 JP22834490A JP22834490A JP3263068B2 JP 3263068 B2 JP3263068 B2 JP 3263068B2 JP 22834490 A JP22834490 A JP 22834490A JP 22834490 A JP22834490 A JP 22834490A JP 3263068 B2 JP3263068 B2 JP 3263068B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、同一宛先が設定されている1つ以上の蓄積
送信ファイルを、1回の送信動作で送信する列信機能を
備えたファクシミリ装置に関する。
[従来の技術] 一般に、グループ3ファクシミリ装置では、おのおの
の送信原稿ごとに宛先が指定され、それらの送信原稿の
送信動作は独立して行なわれている。
一方、グループ3ファクシミリ装置では、画情報を送
信する前に、相手装置との間で、モデム速度など使用す
る伝送機能、画像サイズ、または、画像の読取線密度な
どを交渉しており、この交渉のための情報のやりとり
は、低速モデム機能(CCITT勧告V.21モデム;データ速
度が300bps)を用いて行なわれるため、その情報のやり
とりに比較的長い時間がかかる。
また、相手装置を発呼するときの発呼動作にも時間が
かかるため、1回の送信動作に要する時間に、実際の画
情報を送信している以外の時間が占める割合が比較的大
きい。
ところで、運用上、同一宛先への画情報送信が多数行
なわれる場合があり、また、通常、画情報送信の緊急性
は、それほど高くない。
そこで、従来、送信原稿の画像を蓄積し、同一宛先が
設定されている1つ以上の蓄積送信ファイルを、1回の
送信動作で送信する列信機能を備えているファクシミリ
装置が実用されている。
この列信機能を使用すると、同一宛先に対する複数の
送信ファイルを、1回の送信動作で送信することができ
るので、独立してそれぞれの送信動作を繰り返す場合に
比べて、発呼動作のための時間および相手装置との交渉
に要する時間を削減できるので、全体の送信時間を短縮
することができる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来装置には、次のような
不都合を生じていた。
すなわち、連続する送信ファイルの原稿モードが異な
る場合、1つの送信ファイルの画情報送信を終了して、
次の送信ファイルの画情報送信に切り換わるとき、原稿
モードを変更するための交渉動作が行なわれるので、列
信機能の効果が顕著にあらわれないという不都合を生じ
ていた。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであ
り、列信機能を有効に活用できるファクシミリ装置を提
供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 本発明は、同一宛先が設定されている蓄積送信ファイ
ルを、1回の送信動作で規定数まで送信する列信機能を
備えたファクシミリ装置において、最初に選択した送信
ファイルと同一宛先が設定されている蓄積送信ファイル
を、最初に選択した送信ファイルを含めて規定数選択す
るとともに、その選択した複数の送信ファイルについ
て、同一原稿モードの送信ファイルが連続するように送
信順序を変更する送信順序変更手段を備えたものであ
る。
また、同一宛先が設定されている1つ以上の蓄積送信
ファイルを、1回の送信動作で送信する列信機能を備え
たファクシミリ装置において、おのおのの送信ファイル
について、その送信ファイルを構成するページ間で原稿
モードの変更の有無を記憶した原稿モード変更記憶手段
と、最初に選択した送信ファイルと同一宛先で、かつ、
上記原稿モード変更記憶手段に原稿モードの変更がない
旨が記憶されている送信ファイルを選択する送信ファイ
ル選択手段と、上記送信ファイル選択手段が選択した複
数の送信ファイルを同一原稿モードが連続するように送
信ファイルの送信順序を設定する送信順序設定手段を備
えたものである。
また、同一宛先が設定されている1つ以上の蓄積送信
ファイルを、1回の送信動作で送信する列信機能を備え
たファクシミリ装置において、おのおのの送信ファイル
について、その送信ファイルを構成するページ間で原稿
モードの変更の有無を記憶した原稿モード変更記憶手段
と、最初に選択した送信ファイルと同一宛先で、かつ、
上記原稿モード変更記憶手段に原稿モードの変更がない
旨が記憶されている送信ファイルを、最初に選択した送
信ファイルを含めて規定数選択する送信ファイル選択手
段と、上記送信ファイル選択手段が選択した複数の送信
ファイルについて、同一原稿モードが連続するように送
信ファイルの送信順序を設定する送信順序設定手段を備
えたものである。
[作用] したがって、同一原稿モードの送信ファイルが連続す
るように、送信ファイルの送信順序が変更されるので、
原稿モード変更の回数を削減することができ、列信機能
を有効に活用することができる。
[実施例] 以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施例を詳
細に説明する。
第1図は、本発明の一実施例にかかるグループ3ファ
クシミリ装置を示している。
同図において、制御部1は、このファクシミリ装置の
各部の制御処理、および、ファクシミリ伝送制御手順処
理を行うものであり、システムメモリ2は、制御部1が
実行する制御処理プログラム、および、処理プログラム
を実行するときに必要な各種データなどを記憶するとと
もに、制御部1のワークエリアを構成するものであり、
パラメータメモリ3は、このグループ3ファクシミリ装
置に固有な各種の情報を記憶するためのものである。
スキャナ4は、所定の解像度で原稿画像を読み取るた
めのものであり、プロッタ5は、所定の解像度で画像を
記録出力するためのものであり、操作表示部6は、この
ファクシミリ装置を操作するためのもので、各種の操作
キー、および、各種の表示器からなる。
符号化復号化部7は、画信号を符号化圧縮するととも
に、符号化圧縮されている画情報を元の画信号に復号化
するためのものであり、画像蓄積装置8は、符号化圧縮
された状態の画情報を多数記憶するためのものである。
グループ3ファクシミリモデム9は、グループ3ファ
クシミリのモデム機能を実現するためのものであり、伝
送手順信号をやりとりするための低速モデム機能(V.21
モデム)、および、おもに画情報をやりとりするための
高速モデム機能(V.29モデム、V.27terモデム)を備え
ている。
網制御装置10は、このファクシミリ装置を公衆電話回
路網に接続するためのものであり、自動発着信機能を備
えている。
これらの、制御部1、システムメモリ2、パラメータ
メモリ3、スキャナ4、プロッタ5、操作表示部6、符
号化復号化部7、画像蓄積装置8、グループ3ファクシ
ミリモデム9、および、網制御装置10は、システムバス
11に接続されており、これらの各要素間でのデータのや
りとりは、主としてこのシステムバス11を介して行われ
ている。
また、網制御装置10とグループ3ファクシミリモデム
9との間のデータのやりとりは、直接行なわれている。
第2図は、操作表示部6の一例を示している。
同図において、スタートキー6aは、このファクシミリ
装置の送受信動作の開始を指令入力するためのものであ
り、ストップキー6bは、このファクシミリ装置の動作の
停止を指令入力するためのものであり、テンキー6cは、
電話番号などの数字(数値)情報を入力するためのもの
である。
機能キー6dは、ワンタッチダイアル機能へのデータ登
録など、このファクシミリ装置の種々の機能を指定する
ためのものであり、メモリキー6eは、メモリ送信動作を
指定するためのものであり、ワンタッチダイアルキー6f
は、1つのキー操作で宛先を指定するワンタッチダイア
ル機能の操作を行うためのものである。
液晶表示器6gは、このファクシミリ装置からオペレー
タへの種々のメッセージを表示するためのものであり、
YESキー6hは、液晶表示器6gに表示されたガイダンスメ
ッセージに対する肯定的な回答を入力するためのもので
あり、NOキー6iは、液晶表示器6gに表示されたガイダン
スメッセージに対する否定的な回答を入力するためのも
のである。
この実施例では、送信画情報を画像蓄積装置8に蓄積
すると、制御部1は、第3図(a)に示すようなファイ
ル管理テーブルFMTを形成して、システムメモリ2に記
憶する。
このファイル管理テーブルFMTは、送信ファイルを識
別するための文書番号BN、指定された宛先を記憶するた
めの相手先情報CN、指定された送信モードを記憶するた
めの伝送モードMD、送信指定時刻を記憶するための送信
指定時刻TM、送信結果を記憶するための送信結果RZ、ペ
ージ数を記憶するためのページ数MP、および、第1ペー
ジの送信画情報を管理しているページ管理テーブルをあ
らわす先頭ページポインタFPからなる。
ここで、相手先情報CNとしては、短縮ダイアル機能ま
たはワンタッチダイアル機能が使用されて宛先が指定さ
れたときには、その操作されたダイアルコードが、ま
た、直接テンキー6cが使用された場合には、そのテンキ
ー6cの操作内容が記憶される。また、伝送モードMDとし
ては、親展送信、時刻指定送信、または、同報送信など
をあらわす情報が記憶される。また、送信結果RZとして
は、送信待機、送信OK、送信NGなどをあらわす情報が記
憶され、通常、このファイル管理テーブルFMTが生成さ
れた時点では、送信待機をあらわす情報が記憶される。
また、送信画情報を画像蓄積装置8に蓄積するとき、
制御部1は、おのおののページごとに同図(b)に示す
ようなページ管理テープルPMTを形成して、システムメ
モリ2に記憶する。
このページ管理テーブルPMTは、おのおののページ管
理テーブルPMTを識別するためのID情報PID、そのページ
管理テーブルPMTが管理しているページの参照番号を記
憶するためのページ参照番号情報PPN、画情報の線密度
を記憶するための線密度情報PLD、画像のサイズを記憶
するためのサイズ情報SZ、画像蓄積装置8において画情
報が占める記憶領域の先頭をあらわす先頭アドレス情報
AD、その記憶領域の大きさをあらわすデータ量情報PD
T、および、次のページの画情報を管理しているページ
管理テーブルPMTをあらわす次ページポインタPNPからな
る。
ここで、線密度情報PLDには、標準の線密度(STD)で
ある3.85(本/mm)をあらわす情報、または、オプショ
ンの線密度(DTL)である7.7(本/mm)をあらわす情報
がセットされる。また、サイズ情報SZには、A4サイズ、
または、B4サイズをあらわす情報がセットされる。ま
た、それぞれの送信ファイルについて最終ページの画情
報を管理するページ管理テーブルPMTの次ページポイン
タPNPには、最終ページであることをあらわす情報がセ
ットされる。
同図(c)は、1回の送信動作で、同一宛先に複数の
送信ファイルを送信する列信機能時に参照する列信管理
テーブルLMTを示している。なお、この実施例では、1
回の列信送信時に4つまでの送信ファイルを送信するこ
とができる。
この列信管理テーブルLMTは、送信宛先をあらわす相
手先情報CAL、1〜4までの順序をあらわす順序情報OR
D、それぞれの順序に送信する送信ファイルをあらわす
文書番号BNo、その送信ファイルの画情報の線密度をあ
らわす線密度情報LDN、その送信ファイルの画情報のサ
イズをあらわすサイズ情報SZおよびその他のモード情報
をあらわす他モード情報EMDからなる。
第4図は、制御部1が待機時に実行する処理例を示し
ている。
待機時では、システムメモリ2に記憶しているファイ
ル管理テーブルFMTを調べて、送信結果情報RZに送信待
機をあらわす情報がセットされており、かつ、送信指定
時刻情報TMに現在時刻よりも前の時刻がセットされてい
るもの、すなわち、送信可能状態になっている送信ファ
イルがあるか、あるいは、着信検出したか、操作表示部
6が操作入力されたかを監視している(判断101,102,10
3)。
判断101の結果がYESになるときには、所定の送信処理
を開始し、判断102の結果がYESになるときには、所定の
着信時処理を開始し、判断103の結果がYESになるときに
は、その入力された操作に対する処理を実行する(判断
104)。
第5図は、送信時の処理例を示している。
まず、制御部1は、列信管理テーブルLMTを形成する
ための列信管理テーブル作成処理(処理201)を実行す
る。
この列信管理テーブル作成処理では、第6図に示すよ
うに、まず、変数nに1を代入して(処理301)送信可
能状態になっている送信ファイルとして判定したファイ
ル管理テーブルFMT(以下、特定ファイル管理テーブル
という)の項目を、列信管理テーブルLMTの1番目(=
n番目)の要素の対応する項目にセットする(処理30
2)。
すなわち、特定ファイル管理テーブルFMTの相手先情
報CNの内容を列信管理テーブルLMTの相手先情報CALに、
特定ファイル管理テーブルFMTの文書番号BNの内容、特
定ファイル管理テーブルFMTの先頭ページポインタFPに
対応するページ管理テーブルPMTの線密度PLDの内容およ
びサイズPSZの内容を、順序情報ORDが1の要素の文書番
号情報BNo、線密度情報LDNおよびサイズ情報SSZに、そ
れぞれセットする。
次いで、特定ファイル管理テーブルFMTの相手先情報C
Nと同じ内容が、相手先情報CNにセットされている他の
ファイル管理テーブルFMTがあるかどうかを探し(処理3
03)、そのようなファイル管理テーブルFMT(以下、従
属ファイル管理テーブルという)があった場合(判断30
4の結果がYES)、変数nの値を1つ増やして(処理30
5)、その従属ファイル管理テーブルFMTの項目を、上述
と同様にして、列信管理テーブルLMTのn番目の要素の
対応する項目にセットする(処理306)。
次いで、変数nの値が、1回の列信動作で送信するフ
ァイル数の最大値をあらわす規定値NMに等しいかどうか
を調べて(判断307)、判断307の結果がNOになるときに
は、処理303に戻り、次の従属ファイル管理テーブルFMT
を探す。
同一宛先の送信ファイルについての処理が終了して、
判断304の結果がNOになるとき、あるいは、列信管理テ
ーブルLMTの全ての要素に必要な情報がセットされて、
判断307の結果がYESになるときには、変数nの値が2以
上になっているかどうかをしらべ(判断308)、判断308
の結果がYESになるときには、列信管理テーブルLMTの2
番目以降に、1番目と同じ原稿モードの要素が連続する
ように列信管理テーブルLMTの各要素の順序を変更する
(処理309)。判断308の結果がNOになるときには、処理
309を行なわない。
このようにして、列信管理テーブルLMTを形成する
と、列信管理テーブルLMTの相手先情報CALの宛先を発呼
し(処理202)、相手装置から応答される非標準機能識
別信号NSFおよびデジタル識別信号DISを受信する(処理
203)。
次いで、変数nの値を1にセットし(処理204)、列
信管理テーブルLMTの1番目(=n番目)の要素を取り
出し(処理205)、原稿モードを判定する。
その判定した原稿モードと、相手装置から通知された
識別情報、および、自端末に装備されている伝達機能に
基づいて、そのときに使用する伝送機能(送信モード)
を決定し、その決定内容を通知するための非標準機能設
定信号NSSを形成して相手装置に送出する(処理206)。
そして、そのときに設定したモデム速度で所定のモデ
ムトレーニング手順を実行し(処理207)、列信管理テ
ーブルLMTのn番目の要素に対応したファイル管理テー
ブルFMTの先頭ページポインタFPで参照されるページ管
理テーブルPMTを基点とするページ管理テーブルPMTのチ
ェーンをたどり、1ページ分の画情報を送信する(処理
208)。
次に、そのときに送信した画情報に対応するページ管
理テーブルPMTの次ページポインタPNPの内容に基づい
て、次のページの画情報があるかどうかを調べ(判断20
9)、判断209の結果がYESになるときには、その次ペー
ジポインタPNPに対応したページ管理テーブルPMTを読み
出して、次のページの原稿モードが直前のページの原稿
モードと同一であるかどうかを調べる(判断210)。
判断210の結果がYESになるときには、メッセージ後信
号としてマルチページ信号MPSを送出し(所理211)、相
手装置からの応答信号を受信した後に(処理212)、処
理208に戻って次のページの画情報を送信する。
判断210の結果がNOになるときには、メッセージ後信
号としてメッセージ終了信号EOMを送出し(処理213)、
相手装置からの応答信号を受信した後に(処理214)、
相手装置から送出されてくる非標準機能識別信号NSFお
よびデジタル識別信号DISを受信し(処理215)、処理20
6に戻り、次ページの画情報を送信する。
判断209の結果がNOになるときには、そのときに送信
終了した文書が、列信管理テーブルLMTの最後の要素の
ものであるかどうかを調べる(判断216)。
判断216の結果がNOになるときには、変数nの値を1
つ増やし(処理217)、列信管理テーブルLMTのn番目の
要素に対応したファイル管理テーブルFMTの先頭ページ
ポインタFPで参照されるページ管理テーブルPMTの線密
度PLDおよびサイズPSZに基づいて原稿モードを判定し、
その判定した原稿モードが直前のページの原稿モードと
同一であるかどうかを調べる(判断219)。
判断219の結果がYESになるときには、メッセージ後信
号としてマルチページ信号MPSを送出し(所理220)、相
手装置からの応答信号を受信した後に(処理221)、そ
のときの送信結果を対応するファイル管理テーブルFMT
の送信結果RZにセットし(処理222)、処理208に戻って
次の送信ファイルの1ページ目の画情報を送信する。
判断219の結果がNOになるときには、メッセージ後信
号としてメッセージ終了信号EOMを送出し(処理223)、
相手装置からの応答信号を受信し(処理224)、そのと
きの送信結果を対応するファイル管理テーブルFMTの送
信結果RZにセットし(処理225)、相手装置から送出さ
れてくる非標準機能識別信号NSFおよびデジタル識別信
号DISを受信し(処理226)、処理206に戻り、次の送信
ファイルの1ページ目の画情報を送信する。
列信管理テーブルLMTの全ての送信ファイルの送信を
終了して、判断216の結果がYESになるときには、メッセ
ージ後信号として手順終了信号EOPを送出し(処理22
7)、相手装置からの応答信号を受信し(処理228)、そ
のときの送信結果を対応するファイル管理テーブルFMT
の送信結果情報RZにセットし(処理229)、切断命令信
号DCNを送出して(処理230)、回線を復旧し(処理23
1)、列信管理テーブルLMTを消去する(処理232)。
このようにして、列信機能を用いた画情報送信が行な
われる。
例えば、第7図(a)に示すように、送信先情報CNに
「短10(短縮ダイアル機能の10)」がセットされている
文書番号BNoがB01,B02,B03,B04,B05,B06の6つの送信フ
ァイルが画像蓄積装置8に蓄積されており、それぞれの
サイズ情報SSZがA4,B4,A4,B4,A4,A4で、全ての線密度情
報LDNがSTDの場合、文書番号BNoがB01のファイル管理テ
ーブルFMTが送信可能状態になったとき、この場合に
は、文書番号BNoがB01のファイル管理テーブルFMTが特
定ファイル管理テーブルFMTとして判定され、文書番号B
NoがB02,B03,B04のファイル管理テーブルFMTが従属ファ
イル管理テーブルFMTとして選択される。
また、文書番号BNoがB01の送信ファイルの原稿モード
と同一の原稿モードが文書番号B03なので、この場合、
同図(b)に示すように、最初の4つの送信ファイルに
関する列信管理テーブルLMT1が形成される。
すなわち、この場合、列信管理テーブルLMT1の要素の
順序は、文書番号BNoがB01,B03,B02,B04の順に並び替え
られる。
したがって、画情報を送信するとき、まず、「短10」
に登録されている宛先が発呼された後、文書番号BNoがB
01の画情報の原稿モードに基づいて伝送機能が設定さ
れ、その画情報が送信され、続いて、文書番号BNoがB03
の画情報が送信される。
次に送信する文書番号BNoがB02の画情報の原稿モード
が異なるため、この場合は、原稿モードを変更するため
にメッセージ終了信号EOMが送出される。そして、改め
て文書番号BNoがB02の画情報の原稿モードに基づいて伝
送機能が設定され、文書番号BNoがB02の画情報が送信さ
れた後に、文書番号BNoがB04の画情報が送信される。
また、この列信管理テーブルLMT1の画情報送信が終了
すると、列信管理テーブルLMT1が消去され、次いで、同
図(c)に示すように、同一宛先の残りの送信ファイル
について列信管理テーブルLMT2が形成される。
そして、上述と同様にして、列信管理テーブルLMT2に
登録された送信ファイルの画情報送信が行なわれる。
このように、本実施例では、列信機能で複数の送信フ
ァイルを送信するとき、最初の送信ファイルと原稿モー
ドが同じ送信ファイルを連続して送信するようにしてい
るので、モード変更の回数が減少し、したがって、画情
報送信に要する時間を短縮することができる。
ところで、第7図(a)のような送信ファイルが画像
蓄積装置8に蓄積されているとき、最初の文書と同じ原
稿モードの文書が他に3つあるので、これらを1回の列
信送信で送信できると、より送信時間を短縮できる。
この場合には、例えば、同図(d),(e)に示すよ
うに、文書番号BNoがB01,B03,B05,B06の送信ファイルを
最初の列信管理テーブルLMT1'に登録し、他の送信ファ
イルを次の列信管理テーブルLMT2'に登録すると良い。
このような列信管理テーブルの要素の並び替えを行な
うことができる本発明の他の実施例にかかる列信管理テ
ーブル作成処理の一例を第8図に示す。
この列信管理テーブル作成処理では、まず、変数nに
1を代入して(処理401)、特定ファイル管理テーブル
の項目を、列信管理テーブルLMTの1番目(=n番目)
の要素の対応する項目にセットする(処理402)。
次いで、従属ファイル管理テーブルFMTがあるかどう
かを探し(処理403)、従属ファイル管理テーブルがあ
った場合(判断404の結果がYES)、その探し出した従属
ファイル管理テーブルの項目に基づいて、第3図(d)
に示すような列信文書候補情報RDTを形成する(処理40
5)。
この列信文書候補情報RDTは、文書番号BNo、線密度LD
N、サイズSSZ、1つの文書中で原稿モードが変更されて
いることをあらわす変更フラグCFLおよびその他のモー
ド情報EMDからなる。
そして、その従属ファイル管理テーブルの先頭ページ
ポインタFPで参照されるページ管理テーブルPMTを基点
とするページ管理テーブルPMTのチェーンをたどり、そ
の送信ファイル中で原稿モードが変更されるかどうかを
調べ(判断406)、判断406の結果がYESになるときに
は、列信文書候補情報RDTの変更フラグCFLをセットする
(処理407)。次いで、変数nの値を1つ増やして(処
理408)、処理403に戻り、次の従属ファイル管理テーブ
ルを探す。
新たな従属ファイル管理テーブルが見つからずに、判
断404の結果がNOになるときには、変数nの数が規定値N
Mよりも大きいかどうかを調べ(判断409)、判断409の
結果がYESになるときには、列信文書FMTの項目を、上述
と同様にして、列信文書候補情報RDTのうち、変更フラ
グCFLがセットされていないものを(NM−1)個選択し
て列信管理テーブルLMTの2番目以降の各要素に登録す
る(処理410)。
そして、列信管理テーブルLMTの2番目以降に1番目
と同じ原稿モードの要素が連続するように列信管理テー
ブルLMTの各要素の順序を変更し(処理411)、そのとき
の列信管理テーブルLMTに登録した列信文書候補情報RDT
を消去する(処理412)。
また、判断409の結果がNOになるときには、列信文書
候補情報RDTを列信管理テーブルLMTの2番目以降の各要
素に登録し(処理413)、列信文書候補情報RDTを消去し
(処理414)、列信管理テーブルLMTの2番目以降に1番
目と同じ原稿モードの要素が連続するように列信管理テ
ーブルLMTの各要素の順序を変更する(処理415)。
この処理により、例えば、第9図(a)に示すように
同一宛先の6つの送信ファイルが画像蓄積装置8に蓄積
されている場合、最初に同図(b)に示すような列信管
理テーブルLMT3が形成され、次に、同図(c)に示すよ
うな列信管理テーブルLMT4が形成される。
したがって、同一宛先に対する送信ファイルが、1回
の列信送信で送信可能な数以上ある場合、最初の列信送
信時でモード変更が生じないように送信ファイルがまと
められるので、送信効率が向上する。
ところで、第10図(a)に示すように、画像蓄積装置
8に同一宛先の6つの送信ファイルが蓄積されていて、
それぞれ3つの送信ファイルの原稿モードが同じ場合、
それぞれの原稿モードについて、同図(b),(c)に
示すような列信管理テーブルLMT5,LMT6を形成すれば、
さらに列信送信の送信効率を向上することができる。
また、上述した実施例では、1回の列信送信で送信可
能な送信ファイルの最大値を4に設定しているが、さら
に多くの送信ファイルを1回の列信送信で送信できる場
合についても、本発明を同様にして適用することができ
る。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、同一宛先が設
定されている蓄積送信ファイルを、1回の送信動作で規
定数まで送信する列信機能を備えたファクシミリ装置に
おいて、最初に選択した送信ファイルと同一宛先が設定
されている蓄積送信ファイルを、最初に選択した送信フ
ァイルを含めて規定数選択するとともに、その選択した
複数の送信ファイルについて、同一原稿モードの送信フ
ァイルが連続するように送信順序を変更する送信順序変
更手段を備えたので、1回の列信動作で送信される送信
ファイルの数が規定され、それにより、例えば、受信側
で受信する受信原稿のページ数が多すぎて、用紙切れを
起こしたり、代行受信用の画像メモリにあふれが生じる
などの不具合が発生することが抑制されるという効果も
得る。
また、同一宛先が設定されている1つ以上の蓄積送信
ファイルを、1回の送信動作で送信する列信機能を備え
たファクシミリ装置において、おのおのの送信ファイル
について、その送信ファイルを構成するページ間で原稿
モードの変更の有無を記憶した原稿モード変更記憶手段
と、最初に選択した送信ファイルと同一宛先で、かつ、
上記原稿モード変更記憶手段に原稿モードの変更がない
旨が記憶されている送信ファイルを選択する送信ファイ
ル選択手段と、上記送信ファイル選択手段が選択した複
数の送信ファイルを同一原稿モードが連続するように送
信ファイルの送信順序を設定する送信順序設定手段を備
えたので、列信動作により送信される送信ファイルが同
一原稿モードのもののみからなり、その結果、原稿モー
ド変更のための伝送手順を省略でき、より円滑に列信動
作を行うことができるという効果も得る。
また、同一宛先が設定されている1つ以上の蓄積送信
ファイルを、1回の送信動作で送信する列信機能を備え
たファクシミリ装置において、おのおのの送信ファイル
について、その送信ファイルを構成するページ間で原稿
モードの変更の有無を記憶した原稿モード変更記憶手段
と、最初に選択した送信ファイルと同一宛先で、かつ、
上記原稿モード変更記憶手段に原稿モードの変更がない
旨が記憶されている送信ファイルを、最初に選択した送
信ファイルを含めて規定数選択する送信ファイル選択手
段と、上記送信ファイル選択手段が選択した複数の送信
ファイルについて、同一原稿モードが連続するように送
信ファイルの送信順序を設定する送信順序設定手段を備
えたので、列信動作により送信される送信ファイルが同
一原稿モードのもののみからなり、その結果、原稿モー
ド変更のための伝送手段を省略でき、より円滑に列信動
作を行うことができるという効果も得る。また、1回の
列信動作で送信される送信ファイルの数が規定されるの
で、例えば、受信側で受信する受信原稿のページ数が多
すぎて、用紙切れを起こしたり、代行受信用の画像メモ
リにあふれが生じるなどの不具合が発生することが抑制
されるという効果も得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例にかかるグループ3ファクシ
ミリ装置を示すブロック図、第2図は操作表示部の一例
を示す概略図、第3図(a)はファイル管理テーブルの
一例を示す概略図、同図(b)はページ管理テーブルの
一例を示す概略図、同図(c)は列信管理テーブルの一
例を示す概略図、同図(d)は列信文書候補情報の一例
を示す概略図、第4図は待機時の処理例を示すフローチ
ャート、第5図は送信時の処理例を示すフローチャー
ト、第6図は列信管理テーブル作成処理の一例を示すフ
ローチャート、第7図(a)は画像蓄積装置に蓄積され
た送信ファイルの一例を示す概略図、同図(b)は列信
管理テーブルの一例を示す概略図、同図(c)は同図
(b)の列信管理テーブルに続いて形成される列信管理
テーブルを例示した概略図、同図(d)は列信管理テー
ブルの他の例を示す概略図、同図(e)は同図(d)の
列信管理テーブルに続いて形成される列信管理テーブル
を例示した概略図、第8図は列信管理テーブル作成処理
の他の例を示すフローチャート、第9図(a)は画像蓄
積装置に蓄積された送信ファイルの他の例を示す概略
図、同図(b)は列信管理テーブルのさらに他の例を示
す概略図、同図(c)は同図(b)の列信管理テーブル
に続いて形成される列信管理テーブルを例示した概略
図、第10図(a)は画像蓄積装置に蓄積された送信ファ
イルのさらに他の例を示す概略図、同図(b)は列信管
理テーブルの別な例を示す概略図、同図(c)は同図
(b)の列信管理テーブルに続いて形成される列信管理
テーブルを例示した概略図である。 1……制御部、2……システムメモリ、8……画像蓄積
装置。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】同一宛先が設定されている蓄積送信ファイ
    ルを、1回の送信動作で規定数まで送信する列信機能を
    備えたファクシミリ装置において、 最初に選択した送信ファイルと同一宛先が設定されてい
    る蓄積送信ファイルを、最初に選択した送信ファイルを
    含めて規定数選択するとともに、その選択した複数の送
    信ファイルについて、同一原稿モードの送信ファイルが
    連続するように送信順序を変更する送信順序変更手段を
    備えたことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】同一宛先が設定されている1つ以上の蓄積
    送信ファイルを、1回の送信動作で送信する列信機能を
    備えたファクシミリ装置において、 おのおのの送信ファイルについて、その送信ファイルを
    構成するページ間で原稿モードの変更の有無を記憶した
    原稿モード変更記憶手段と、 最初に選択した送信ファイルと同一宛先で、かつ、上記
    原稿モード変更記憶手段に原稿モードの変更がない旨が
    記憶されている送信ファイルを選択する送信ファイル選
    択手段と、 上記送信ファイル選択手段が選択した複数の送信ファイ
    ルを同一原稿モードが連続するように送信ファイルの送
    信順序を設定する送信順序設定手段を備えたことを特徴
    とするファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】同一宛先が設定されている1つ以上の蓄積
    送信ファイルを、1回の送信動作で送信する列信機能を
    備えたファクシミリ装置において、 おのおのの送信ファイルについて、その送信ファイルを
    構成するページ間で原稿モードの変更の有無を記憶した
    原稿モード変更記憶手段と、 最初に選択した送信ファイルと同一宛先で、かつ、上記
    原稿モード変更記憶手段に原稿モードの変更がない旨が
    記憶されている送信ファイルを、最初に選択した送信フ
    ァイルを含めて規定数選択する送信ファイル選択手段
    と、 上記送信ファイル選択手段が選択した複数の送信ファイ
    ルについて、同一原稿モードが連続するように送信ファ
    イルの送信順序を設定する送信順序設定手段を備えたこ
    とを特徴とするファクシミリ装置。
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