JP2003348292A - ネットワークファクシミリ装置 - Google Patents

ネットワークファクシミリ装置

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JP2003348292A
JP2003348292A JP2002155837A JP2002155837A JP2003348292A JP 2003348292 A JP2003348292 A JP 2003348292A JP 2002155837 A JP2002155837 A JP 2002155837A JP 2002155837 A JP2002155837 A JP 2002155837A JP 2003348292 A JP2003348292 A JP 2003348292A
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JP2002155837A
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Shigeru Katsuragi
茂 桂木
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使い勝手の良好なネットワークファクシミリ
装置を提供することを目的としている。 【解決手段】 ネットワークに接続された他の端末よ
り、操作情報を受信するとともに、その受信した操作情
報に対応した通信動作を行うようにしているので、ユー
ザの送信操作(例えば、宛先の指定操作等)の自由度を
高く設計することができ、非常に便利であるという効果
を得る。また、送信予約中には、ローカルな送信操作を
禁止するので、送信予約にかかる送信動作が優先され、
ネットワークファクシミリ装置の使い勝手が向上すると
いう効果も得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、公衆網を介してフ
ァクシミリ伝送手順を用い、相手端末との間で画情報を
やりとりするファクシミリ通信機能と、ネットワークへ
接続し、所定の通信プロトコルを用いて種々の情報をや
りとりするネットワーク通信機能を備えたネットワーク
ファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、公衆網を介してファクシミリ
伝送手順を用い、相手端末との間で画情報をやりとりす
るファクシミリ通信機能と、ネットワークへ接続し、所
定の通信プロトコルを用いて種々の情報をやりとりする
ネットワーク通信機能を備えたネットワークファクシミ
リ装置が実用されている。
【0003】例えば、特開平9―284431号公報に
は、パーソナルコンピュータ装置による遠隔操作可能な
ファクシミリ装置で、パーソナルコンピュータ装置から
原稿読取が指示されると指示された読取モード情報を記
憶し、「スキャン」キーが押下されるまでスタンバイ状
態を保ち、操作部から別の動作を指示するするキーが入
力されたらそれに応じた動作を実行し、「スキャン」キ
ーが押下されたら記憶された読取モード情報に従って原
稿読み取りを実行するようにしたものが開示されてい
る。また、外部制御機器接続部はI/Oポートで直接接
続される。また、他の実施形態として宛先データを送信
しその宛先に送信する。また、他の実施形態として、ロ
ーカルエリアネットワークではファクシミリサーバを介
してファクシミリ装置と接続される。また、特開平11
―296468号公報には、パーソナルコンピュータ装
置からアクセスされると、自端末のウェブサーバ処理部
から自端末の制御用に作られたHTMLで記述された表
示データと状態監視用スクリプトファイルを、パーソナ
ルコンピュータ装置に転送し、転送されたスクリプトフ
ァイルはWebブラウザ上に展開表示され、監視用スク
リプトが動作して装置の状態を表示するようにしたもの
が開示されている。また、表示画面にはボタンが設定さ
れ、選択するとどのボタンが選ばれたかを通知し通知の
あったボタンに対応した動作をする。また、対象となる
装置は、画像処理装置、ファクシミリ装置、複写装置、
スキャナ装置である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来装置には、次のような不具合を生じていた。
【0005】すなわち、特開平9―284431号公報
に開示されたものの場合、ファクシミリ装置にローカル
エリアネットワークへの接続手段が無いため、ローカル
エリアネットワークに接続するにはファクシミリサーバ
が必要となる。また、パーソナルコンピュータ装置側に
宛先情報記憶のアドレス帳が無いため、その都度アドレ
スを入力しなければならない。また、送信モードを宛先
に関連付けるワンタッチ機能を備えていないため、その
都度送信モードを指定しなければならない。
【0006】また、特開平11―296468号公報に
開示されたものの場合、装置とパーソナルコンピュータ
装置の間で交信されるデータの内容は状態表示とボタン
情報だけである。そのため、例えば、宛先入力操作の際
に手間がかかるという事態を生じる。
【0007】本発明は、かかる実情に鑑みてなされたも
のであり、使い勝手の良好なネットワークファクシミリ
装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、公衆網を介し
てファクシミリ伝送手順を用い、相手端末との間で画情
報をやりとりするファクシミリ通信機能と、ネットワー
クへ接続し、所定の通信プロトコルを用いて種々の情報
をやりとりするネットワーク通信機能を備えたネットワ
ークファクシミリ装置において、ネットワークに接続さ
れた他の端末より、操作情報を受信するとともに、その
受信した操作情報に対応した通信動作を行うようにした
ものである。
【0009】また、公衆網を介してファクシミリ伝送手
順を用い、相手端末との間で画情報をやりとりするファ
クシミリ通信機能と、ネットワークへ接続し、他の端末
装置に対してWebサービスを提供するWebサーバ通
信機能を備えたネットワークファクシミリ装置におい
て、上記Webサーバ通信機能は、ネットワークに接続
された他の端末に対して、ファクシミリ操作画面を提供
するとともに、上記他の端末よりファクシミリ操作情報
を受信すると、その受信した操作情報に対応した通信動
作を行うようにしたものである。また、前記Webサー
バ機能による操作情報を受信して通信動作が設定された
後は、ローカル操作を禁止する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0011】図1は、本発明の一実施例にかかるネット
ワークシステムを示している。
【0012】同図において、ローカルエリアネットワー
クLANには、複数のワークステーション装置WS1〜
WSn、メールサーバ装置SM、および、ネットワーク
ファクシミリ装置FXが接続されているとともに、ルー
タ装置RTを介してインターネットへ接続されている。
したがって、ワークステーション装置WS1〜WSn、
メールサーバ装置SM、および、ネットワークファクシ
ミリ装置FXは、インターネットを介し、他の適宜な端
末装置との間でデータをやりとりすることができる。
【0013】ここで、メールサーバ装置SMは、ローカ
ルエリアネットワークLANに接続されているワークス
テーション装置WS1〜WSnを利用するユーザ、およ
び、ネットワークネットワークファクシミリ装置FXに
対して、周知の電子メールの収集および配布のサービス
を提供するものである。
【0014】また、ローカルエリアネットワークLAN
は、ルータ装置RTを介して、インターネットへと接続
され、それにより、ワークステーション装置WS1〜W
Sn、メールサーバ装置SM、および、ネットワークフ
ァクシミリ装置FXは、他のローカルエリアネットワー
ク等に接続されているホスト装置等との間で種々のデー
タのやりとりが可能である。
【0015】また、ワークステーション装置WS1〜W
Snには、ファクシミリ画情報を作成および表示出力す
るファクシミリアプリケーションソフトウェア、およ
び、ローカルエリアネットワークLANを介して種々の
データのやりとりを行うための種々のソフトウェアなど
の種々のプログラムが導入されており、特定のユーザに
より使用されるものである。ここで、特定のユーザは、
一人または複数人のユーザであってよい。
【0016】また、ネットワークファクシミリ装置FX
は、画情報や各種レポートなどを電子メールとしてやり
とりするための電子メール処理機能、および、アナログ
公衆回線網PSTNに接続し、この公衆網を伝送路とし
て用いてグループ3ファクシミリ伝送手順による画情報
伝送を行う伝送機能を備えている。
【0017】図2は、ネットワークファクシミリ装置F
Xの構成例を示している。
【0018】同図において、システム制御部1は、この
ネットワークファクシミリ装置FXの各部の制御処理、
および、ファクシミリ伝送制御手順処理などの各種制御
処理を行うものであり、システムメモリ2は、システム
制御部1が実行する制御処理プログラム、および、処理
プログラムを実行するときに必要な各種データなどを記
憶するとともに、システム制御部1のワークエリアを構
成するものであり、パラメータメモリ3は、このネット
ワークファクシミリ装置FXに固有な各種の情報を記憶
するためのものであり、時計回路4は、現在時刻情報を
出力するものである。
【0019】スキャナ5は、所定の解像度で原稿画像を
読み取るためのものであり、プロッタ6は、所定の解像
度で画像を記録出力するためのものであり、操作表示部
7は、このネットワークファクシミリ装置FXを操作す
るためのもので、各種の操作キー、および、各種の表示
器からなる。
【0020】符号化復号化部8は、画信号を符号化圧縮
するとともに、符号化圧縮されている画情報を元の画信
号に復号化するためのものであり、磁気ディスク装置9
は、符号化圧縮された状態の画情報、後述するWebサ
ーバ機能で使用されるWebサーバデータ等を記憶する
ためのものである。
【0021】グループ3ファクシミリモデム10は、グ
ループ3ファクシミリのモデム機能を実現するためのも
のであり、伝送手順信号をやりとりするための低速モデ
ム機能(V.21モデム)、および、おもに画情報をや
りとりするための高速モデム機能(V.17モデム、
V.34モデム、V.29モデム、V.27terモデ
ムなど)を備えている。
【0022】網制御装置11は、このネットワークファ
クシミリ装置FXをアナログ公衆回線網PSTNに接続
するためのものであり、自動発着信機能を備えている。
【0023】ローカルエリアネットワークインターフェ
ース回路12は、このネットワークファクシミリ装置F
XをローカルエリアネットワークLANに接続するため
のものであり、ローカルエリアネットワーク伝送制御部
13は、ローカルエリアネットワークLANを介して、
他のデータ端末装置との間で種々のデータをやりとりす
るための各種所定のプロトコルスイートの通信制御処理
を実行するためのものである。
【0024】これらの、システム制御部1、システムメ
モリ2、パラメータメモリ3、時計回路4、スキャナ
5、プロッタ6、操作表示部7、符号化復号化部8、磁
気ディスク装置9、グループ3ファクシミリモデム1
0、網制御装置11、および、ローカルエリアネットワ
ーク伝送制御部13は、内部バス14に接続されてお
り、これらの各要素間でのデータのやりとりは、主とし
てこの内部バス14を介して行われている。
【0025】また、網制御装置11とグループ3ファク
シミリモデム10との間のデータのやりとりは、直接行
なわれている。
【0026】ここで、本実施例において、基本的には、
ローカルエリアネットワークLANに接続されている端
末相互間でのデータのやりとりは、いわゆるTCP/I
Pと呼ばれるトランスポートレイヤまでの伝送プロトコ
ルと、それ以上の上位レイヤの通信プロトコルとの組み
合わせ(いわゆるプロトコルスイート)が適用して行わ
れる。例えば、電子メールのデータのやりとりでは上位
レイヤの通信プロトコルとしてSMTP(Simple
Mail Transfer Protocol)と
いう通信プロトコルが適用される。
【0027】また、各端末がメールサーバ装置SMに対
して、ユーザ宛の電子メールの受信確認や取得要求など
のために適用するプロトコルとしては、いわゆるPOP
(Post Office Protocol)などを
適用することができる。
【0028】また、TCP/IP,SMTP,POPな
どの通信プロトコル、および、電子メールのデータ形式
やデータ構造などについては、それぞれIETFから発
行されているRFC文書により規定されている。例え
ば、TCPはRFC793、IPはRFC793、SM
TPはRFC821、電子メールの形式は、RFC82
2,RFC1521,RFC1522(MIME(Mu
lti PurposeMail Extensio
n)形式)などでそれぞれ規定されている。
【0029】そして、ネットワークファクシミリ装置F
Xは、読み取った原稿画像を公衆網PSTNを介して他
のグループ3ファクシミリ装置へ、または、ローカルエ
リアネットワークLAN(さらには、インターネット)
を介してワークステーション装置WS1〜WSnのユー
ザや他のネットワークファクシミリ装置FXへ送信する
とともに、アナログ公衆回線網PSTNを介して他のグ
ループ3ファクシミリ装置より受信した画情報を、その
ときに指定されたサブアドレスに対応したユーザに対し
て、電子メールを用いて転送したり、あるいは、ローカ
ルエリアネットワークLANのワークステーションWS
より(電子メールで)受信した画情報を、指定されたア
ナログ公衆回線網PSTNのグループ3ファクシミリ装
置へ転送する転送サービス機能等を備えている。
【0030】また、自端末宛に受信した電子メールにつ
いては、本文情報に配置される画情報を取り出して、記
録出力するようにしている。
【0031】ここに、ファクシミリ画情報はバイナリデ
ータであり、電子メールには、直接バイナリデータを含
ませることができないので、所定の変換方法(例えば、
Base64符号化方法)を適用して可読情報(7ビッ
トのキャラクタコード)に変換した状態で、電子メール
に含められる。このような電子メールの本文情報の形式
をMIME形式という。
【0032】さて、本実施例では、ネットワークファク
シミリ装置FXは、Webサーバ機能を備えており、こ
のWebサーバ機能を利用して、ワークステーション装
置WS1〜WSnより、ネットワークファクシミリ装置
FXに対して、送信動作の予約操作を行うことができ
る。
【0033】このために、ネットワークファクシミリ装
置FXの磁気ディスク装置9は、図3に示すように、画
像データを蓄積するための画像領域と、Webサーバ機
能で使用するWebサーバデータを蓄積するためのWe
bサーバデータ領域が設けられている。
【0034】また、送信予約を管理するために、ネット
ワークファクシミリ装置FXには、図4(a)に示すよ
うな送信予約ジョブテーブルが形成されて保存されてい
る。この送信予約ジョブテーブルは、ワークステーショ
ン装置WS1〜WSnから受信したそれぞれの送信予約
を管理するための送信予約情報が多数記憶される。
【0035】また、この送信予約情報は、図4(b)に
示すように、それぞれの送信予約を識別するための予約
ジョブ番号、送信予約時に指定された1つ以上の宛先を
記憶した宛先情報、送信予約時に指定された線密度、読
取濃度、写真原稿選択、時刻指定送信、親展送信等の通
信モードに関する通信モード情報、当該送信予約の実行
状況をあらわす送信結果情報、および、当該送信予約で
送信する蓄積文書をあらわす送信文書情報からなる。
【0036】また、ワークステーション装置WS1〜W
Snには、図5(a)に示すようなアドレス帳情報が記
憶されている。このアドレス帳情報には、複数のアドレ
ス情報が登録されている。それぞれのアドレス情報は、
同図(b)に示すように、おのおののアドレス情報を識
別するための識別情報ID、登録された名称をあらわす
宛先名称、宛先への通信種別(ファクシミリ装置/電子
メール)をあらわす宛先種別、宛先情報(ファクシミリ
番号/電子メールアドレス)、および、送信条件情報か
らなる。
【0037】以上の構成で、ワークステーション装置W
S1〜WSnのユーザが、ネットワークファクシミリ装
置FXに対して、送信予約を行う場合、図6に示すよう
に、まず、Webブラウザを起動し(処理101)、ネ
ットワークファクシミリ装置FXの送信予約ページのU
RLを入力して、ネットワークファクシミリ装置FXに
対して接続要求する(処理102)。
【0038】これにより、Webブラウザには、ネット
ワークファクシミリ装置FXの送信予約ページが表示さ
れるので、線密度、読取濃度、写真原稿選択、時刻指定
送信をするか否か、親展送信をするか否か等の通信モー
ドに関する操作を行う(処理103)。
【0039】それにより、Webブラウザからは、処理
103における操作情報がネットワークファクシミリ装
置FXのWebサーバへと適宜に送信され、ネットワー
クファクシミリ装置FXに送信予約情報として保持され
る。
【0040】次に、ユーザは、宛先入力画面へ進み、1
つ以上の送信宛先を入力する(処理104)。また、こ
の処理104では、ユーザは、上述したアドレス帳情報
を参照して、宛先入力操作を行うことができる。また、
この処理104において入力された1つ以上の宛先情報
は、ネットワークファクシミリ装置FXのWebサーバ
へと適宜に送信され、ネットワークファクシミリ装置F
Xに宛先情報として保持される。
【0041】このようにして、一連の送信予約操作を終
了すると、ユーザは、Webブラウザを終了する(処理
105)。
【0042】また、上述した一連の送信予約操作中、ネ
ットワークファクシミリ装置FXでは、受け付けた送信
予約について、識別情報IDを付与し、その識別情報I
Dを相手側へ応答する。
【0043】したがって、ワークステーション装置WS
1〜WSnのユーザは、受信した識別情報IDを控えて
おく。そして、ネットワークファクシミリ装置FXまで
送信原稿を携えて赴き、ネットワークファクシミリ装置
FXの操作表示部7を操作して、控えておいた識別情報
IDの送信予約ジョブを指定し、スキャナ5に送信原稿
をセットし、送信動作をスタートさせる。
【0044】それにより、ネットワークファクシミリ装
置FXは、スキャナ5にセットされた送信原稿を1枚ず
つ読み取り、それによって得た画像データを符号化複号
化部8で符号化圧縮し、それによって得た画情報を磁気
ディスク装置9に一旦蓄積する。
【0045】次いで、ユーザにより選択された識別情報
IDの送信予約ジョブの送信予約情報を読み出して、蓄
積した画情報を、指定されたそれぞれの宛先へ送信す
る。このとき、宛先種別がファクシミリ装置になってい
る場合には、網制御装置11を用いて宛先へ発呼し、所
定のグループ3ファクシミリ送信手順に従って、蓄積し
た画情報を送信する。また、宛先種別が電子メールにな
っている場合には、その宛先の電子メールアドレスに対
して画情報を運ぶ電子メールを作成し、その電子メール
を送信する。
【0046】また、ネットワークファクシミリ装置FX
は、送信動作を終了すると、送信予約情報の送信結果情
報を、その送信結果に応じて適宜に更新する。なお、送
信前の状態では、送信結果情報の内容は「送信待機」を
あらわす値となっている。
【0047】図7および図8は、ネットワークファクシ
ミリ装置FXの処理の一例を示している。
【0048】ネットワークファクシミリ装置FXは、操
作表示部7がユーザにより操作されるか、あるいは、ロ
ーカルエリアネットワークLANを介して、他の端末
(この場合は、ワークステーション装置WS1〜WS
n)から送信予約に関する接続要求があるかどうかを監
視している(判断201,202のNOループ)。
【0049】ユーザ操作が検出された場合で、判断20
1の結果がYESになるときには、送信予約ジョブテー
ブルに、送信結果情報が「送信待機」になっている1つ
以上の送信予約情報が登録されているかどうかを調べる
(判断203)。
【0050】判断203の結果がNOになるときには、
ユーザの通常操作を許可する(処理204)。それによ
り、ユーザは、線密度、読取濃度、写真原稿選択、時刻
指定送信をするか否か、親展送信をするか否か等の通信
モードに関する操作を適宜に行うことができる(処理2
05)。
【0051】次に、ユーザが送信スタートを指令するま
で待つ(処理206)。ユーザにより送信開始が指令さ
れると、スキャナ5にセットされている送信原稿を1枚
ずつ読み取り(処理206)、それによって得た画像デ
ータを符号化複号化部8で符号化圧縮し、それによって
得た画情報を磁気ディスク装置9に蓄積する(処理20
7)。
【0052】ここで、全ての送信原稿の読み取り蓄積動
作が終わったかどうかを調べ(判断208)、判断20
8の結果がNOになるときには、処理206へ戻り、残
りの送信原稿について、読み取り蓄積動作を行う。
【0053】また、判断208の結果がYESになると
きには、そのとき指定された1つ以上の宛先から1つを
選択し(処理209)、蓄積した画情報を送信する(処
理210)。また、この送信処理の際、選択した宛先の
宛先情報がファクシミリ番号の場合には、網制御装置1
1を用いて宛先へ発呼し、所定のグループ3ファクシミ
リ送信手順に従って、蓄積した画情報を送信する。ま
た、選択した宛先の宛先情報が電子メールになっている
場合には、その宛先の電子メールアドレスに対して画情
報を運ぶ電子メールを作成し、その電子メールを送信す
る。
【0054】次に、全ての宛先への送信動作が終了した
かどうかを調べ(判断211)、判断211の結果がN
Oになるときには、処理209へ戻り、残りの宛先につ
いて送信動作を行う。
【0055】また、判断211の結果がYESになると
きには、このときの送信動作を終了する。
【0056】また、ローカルエリアネットワークLAN
を介して、他の端末(この場合は、ワークステーション
装置WS1〜WSn)から送信予約に関する接続要求を
検出した場合で、判断202の結果がYESになるとき
には、接続要求元に対して、ファクシミリ操作画面ファ
イルを送出し(処理215)、ファクシミリ操作情報を
受信して、ファクシミリ送信予約を受け付ける(処理2
16)。また、これに引き続いて、宛先情報も受信し
て、保存する。
【0057】次いで、受付ジョブ番号を適宜な方法で生
成し、それを識別情報IDとして、接続要求元へ送信す
る(処理217)。そして、上述した送信予約情報を作
成し、送信予約ジョブテーブルへ保存する(処理21
8)。
【0058】一方、ユーザ操作を検出した場合で、判断
201の結果がYESになり、そのときに送信結果情報
が「送信待機」になっている1つ以上の送信予約情報が
登録されていて、判断203の結果がYESになるとき
には、操作表示部7に、例えば、「現在送信予約がされ
ています。一覧を表示して送信予約の原稿を読み取りま
すか?」という操作ガイダンスメッセージを表示し(処
理220)、ユーザが送信予約操作を選択するかどうか
を調べる(判断221)。
【0059】判断221の結果がNOになるときには、
例えば、「現在送信予約中なので、送信操作を行うこと
ができません。」という送信操作不可メッセージを表示
して(処理222)、送信操作を拒否する。
【0060】一方、ユーザが送信予約操作を行う場合
で、判断221の結果がYESになるときには、送信予
約ジョブテーブルから、送信結果情報が「送信待機」に
なっている送信予約情報を全て読み出して、その識別情
報IDの一覧を表示し(処理223)、いずれかの送信
予約ジョブを選択させる(処理224)。
【0061】次いで、送信原稿をスキャナ5にセットし
て、スタートキーをオンするように、操作ガイダンスメ
ッセージを表示する(処理225)。それ以降は、処理
206へ移行し、それ以降の送信動作を行う。
【0062】このようにして、本実施例では、ワークス
テーション装置WS1〜WSnでネットワークファクシ
ミリ装置FXの送信予約操作を行うことができるので、
ユーザの送信操作(例えば、宛先の指定操作等)の自由
度を高く設計することができ、非常に便利である。ま
た、送信予約中には、ローカルな送信操作を禁止するの
で、送信予約にかかる送信動作が優先され、ネットワー
クファクシミリ装置FXの使い勝手が向上する。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ネットワークに接続された他の端末より、操作情報を受
信するとともに、その受信した操作情報に対応した通信
動作を行うようにしているので、ユーザの送信操作(例
えば、宛先の指定操作等)の自由度を高く設計すること
ができ、非常に便利であるという効果を得る。
【0064】また、送信予約中には、ローカルな送信操
作を禁止するので、送信予約にかかる送信動作が優先さ
れ、ネットワークファクシミリ装置の使い勝手が向上す
るという効果も得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかるネットワークシステ
ムを示したブロック図。
【図2】ネットワークファクシミリ装置FXの構成例を
示したブロック図。
【図3】磁気ディスク装置9の記憶領域の分割について
例示した概略図。
【図4】送信予約ジョブテーブルおよび送信予約情報の
一例を示した概略図。
【図5】アドレス帳情報およびアドレス情報の一例を示
した概略図。
【図6】ワークステーション装置WS1〜WSnのユー
ザが、ネットワークファクシミリ装置FXに対して、送
信予約を行う場合の動作を説明するためのフローチャー
ト。
【図7】ネットワークファクシミリ装置FXの処理の一
例を示したフローチャート。
【図8】ネットワークファクシミリ装置FXの処理の一
例を示したフローチャート(続き)。
【符号の説明】
FX ネットワークファクシミリ装置 WS1〜WSn ワークステーション装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 公衆網を介してファクシミリ伝送手順を
    用い、相手端末との間で画情報をやりとりするファクシ
    ミリ通信機能と、ネットワークへ接続し、所定の通信プ
    ロトコルを用いて種々の情報をやりとりするネットワー
    ク通信機能を備えたネットワークファクシミリ装置にお
    いて、 ネットワークに接続された他の端末より、操作情報を受
    信するとともに、その受信した操作情報に対応した通信
    動作を行うようにしたネットワークファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 公衆網を介してファクシミリ伝送手順を
    用い、相手端末との間で画情報をやりとりするファクシ
    ミリ通信機能と、ネットワークへ接続し、他の端末装置
    に対してWebサービスを提供するWebサーバ通信機
    能を備えたネットワークファクシミリ装置において、 上記Webサーバ通信機能は、ネットワークに接続され
    た他の端末に対して、ファクシミリ操作画面を提供する
    とともに、上記他の端末よりファクシミリ操作情報を受
    信すると、その受信した操作情報に対応した通信動作を
    行うようにしたネットワークファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 前記Webサーバ機能による操作情報を
    受信して通信動作が設定された後は、ローカル操作を禁
    止することを特徴とする請求項2記載のネットワークフ
    ァクシミリ装置。
JP2002155837A 2002-05-29 2002-05-29 ネットワークファクシミリ装置 Pending JP2003348292A (ja)

Priority Applications (1)

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JP2002155837A JP2003348292A (ja) 2002-05-29 2002-05-29 ネットワークファクシミリ装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019047518A (ja) * 2018-11-21 2019-03-22 キヤノン株式会社 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム

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