JP3573222B2 - 突き合わせ溶接のワーク突き合わせ位置検出方法 - Google Patents

突き合わせ溶接のワーク突き合わせ位置検出方法 Download PDF

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    • B23K26/21Bonding by welding
    • B23K26/24Seam welding
    • B23K26/26Seam welding of rectilinear seams

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、2つのワークの端面を接触させてレーザビームにより溶接する突き合わせ溶接に係り、特にシャーやプレスなどにより切断されたワークを突き合わせ溶接するのに好適なワーク突き合わせ位置の検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
レーザ溶接は、レーザ光を細いビームに絞って溶接をおこなうもので、特に板厚が2mm以下の薄板を高精度で溶接するのに適している。ところが、レーザ光による突き合わせ溶接においては、板厚が1.6mm以下の場合、突き合わせ位置に対するレーザビームの位置ずれの許容限界が±0.2mmであり、ビームのずれ量がこれより大きくなると溶接不良を生ずる原因となる。このため、従来からワークの突き合わせ位置を検出する方法が各種提案されており、代表的なものとして次のものがある。
【0003】
(1)突き合わせ部の裏面から圧縮ガスを吹き付け、突き合わせ部を通過したガスを表面側において検知して突き合わせ位置、すなわち溶接線の位置を検出する方法(特開昭59−150685号公報)。
(2)ワークの裏側に配置した発光装置により突き合わせ部に光を照射し、突き合わせ部を透過した光を表面側で検出して突き合わせ位置を検知する方法(特開昭61−123494号公報等)。
(3)突き合わせ部をCCDカメラによって撮像し、その明暗を画像処理して突き合わせ位置や突き合わせギャップを検出する方法(特公平3−50635号公報、特開平1−99791号公報等)。
(4)突き合わせ部に渦電流を発生させ、これを磁力線式センサを用いて検出して突き合わせ部の位置を求めたり、電流接触抵抗の変化により突き合わせ位置を求める方法(特開昭59−101295号公報、特開昭59−150686号公報等)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、圧縮ガスや光を透過させる方法は、突き合わせ部にギャップが存在しないと突き合わせ位置を検出することができない。ところが、レーザ溶接される薄板は、シャーやプレスによって切断加工される場合が多く、このように切断したワークを突き合わせすると、突き合わせギャップを生じないのが普通であるため、圧縮ガスや光を透過させる方法を適用することができない。
【0005】
また、突き合わせ位置を撮像して検出する方法は、CCDカメラにより撮像した画像を処理してその濃淡から突き合わせ部である溶接線とそうでない部分とを識別して溶接線を抽出するものであるが、シャーやプレスによって切断したワークのように、端部に「だれ」を有している場合、その部分は暗部となり、ある幅をもつ暗部から±0.2mm以内の精度で実際の溶接線を検出することは極めて困難である。さらに、画像処理による突き合わせ部の検出は、ワークの表面に傷があった場合に誤判定をしやすく、また処理速度が遅いためにサイクルタイムが長くなる欠点がある。一方、渦電流を検出する方法や電流接触抵抗による方法においても、上記した精度をもって突き合わせ位置を検出することは困難であり、また検出システムが高価となる欠点がある。
【0006】
本発明は、前記従来技術の欠点を解消するためになされたもので、端部に面取りや「だれ」を有するワークの突き合わせ位置を高精度で検出することができる突き合わせ溶接のワーク突き合わせ位置検出方法を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明に係る突き合わせ溶接のワーク突き合わせ位置検出方法は、表面の端部が漸次低くなっているワークに照射した光ビームを溶接線と交差させて走査し、その反射光から前記ワークの表面位置を求めて前記漸次低くなっているワーク端を検出することを特徴としている。光ビームは、通常の光またはレーザ光を用いて形成できるが、拡散の少ない安定した細いビームが得られるとともに、外乱の影響を受けにくいところから、レーザ光を用いることが望ましい。また、光ビームを走査する場合、溶接線と任意の角度で交差させてもよいが、交差位置の算出が容易であるところから、ビームの走査ラインと溶接線とを直交させるとよい。
【0008】
凹処を検出する場合、ワークの上面より低い位置に凹処検出ラインを設定し、検出した表面位置が凹処検出ラインと交差した場合に、交差した2点間の検出表面の最も低い位置の点を突き合わせ位置とすることができる。そして、検出した表面位置が予め定めた下限値となった場合、この下限値の検出された長さが予め定めた値以下であるときには、下限値検出長さを予め定めた比に按分する点を突き合わせ位置とする。しかし、検出した表面位置が予め定めた下限値となった場合において、この下限値の検出された長さが予め定めた値より大きいときは、溶接不可とする。
【0009】
また、凹処検出ラインの下方の予め定めた位置にギャップ検出ラインを設定し、検出した表面位置がギャプ検出ラインと交差しなかった場合に、検出表面位置と凹処検出ラインとの交差した2点間における検出表面位置の最も低い位置の点を突き合わせ位置とする。さらに、凹処検出ラインの下方の予め定めた位置にギャップ検出ラインを設定し、検出した表面位置がギャプ検出ラインと交差しなかった場合に、検出表面位置が凹処検出ラインと交差した2点間の距離を求め、この検出距離を予め定めた比に按分する点を突き合わせ位置とすることもできる。
【0010】
検出した表面位置が前記ギャプ検出ラインと交差した場合、検出表面とギャプ検出ラインとの交差した2点間の距離を求め、この検出距離が予め定めた下限距離と上限距離との間にあるときには、検出距離を予め定めた比に按分する点を突き合わせ位置とする。しかし、検出した表面位置がギャプ検出ラインと交差した場合に、検出表面とギャプ検出ラインとの交差した2点間の距離が予め定めた上限距離より大きいときには、溶接不可とする。さらに、検出した表面位置がギャプ検出ラインと交差した場合に、検出表面とギャプ検出ラインとの交差した2点間の距離が予め定めた下限距離より小さいときには、交差した2点間における検出表面位置の最も低い位置の点を突き合わせ位置とする。
【0011】
なお、凹処検出ラインは、突き合わせした2つのワークごとに独立して設定することができる。また、検出した表面位置が凹処検出ラインを上から下に横切る場合、光ビームの予め定めた走査距離の間に、検出表面位置が凹処検出ラインを下から上に横切ったときは、先の上から下への交差を無視し、検出した表面位置が凹処検出ラインを下から上に横切る場合、光ビームの予め定めた走査距離の間に、検出表面位置が凹処検出ラインを上から下に横切ったときは、先の下から上への交差を無視するとよい。
【0012】
【作用】
上記のごとく構成した本発明は、本発明によれば、光ビームを溶接線と交差させて走査してワークの表面位置を求め、シャーやプレスなどによって切断したワーク端部の「だれ」による突き合わせ部の凹処を検出してワーク端部の位置を求めるようにしているため、正確な突き合わせ位置を容易に検出することができる。この場合、ワークの表面は、微小な凹凸が存在するので、「だれ」による凹処を検出するための基準線を設定する必要があり、検出したワーク表面位置を「だれ」による凹処検出の基準線とすると、ワークが傾いているときなどの場合、基準線がワークと交わらず、「だれ」による凹処を検出することができないことがあるので、ワークの上面より下方に凹処検出ラインを設定し、検出したワークの表面位置が凹処検出ラインと交差した2点間において、最も低い位置となった点をワーク端、すなわち突き合わせ位置とする。なお、凹処検出ラインは、光ビームを走査したときに、最初と最後の部分における予め定めた検出数から最小二乗法により上面位置の回帰直線を求め、これをワークの深さ方向(マイナスZ方向)に予め定めた量だけ平行移動させて設定する。
【0013】
検出した表面位置が予め定めた下限値となったときには、突き合わせしたワーク間に突き合わせギャップが発生していると見なせるため、突き合わせ位置を特定することができない。そこで、このような場合、そのギャップ長を検出し、検出ギャップ長が所定値以下であれば、検出ギャップ長を所定の比に按分する点を突き合わせ位置とすることにより、ギャップが存在していても正確な突き合わせ位置を求めることができる。そして、下限値の検出される長さが所定値を超える場合、突き合わせギャップが溶接に不適切な大きさであるとして溶接不可と判断し、溶接不良の発生を未然に防止する。なお、按分比は、突き合わせた2つのワークの切断加工方法が同じ(例えば、シャーとシャー、プレスとプレス)であれば、「だれ」の状態が同じであるため1対1にする。2つのワーク間において切断加工方法がシャーとプレスのように異なっている場合には、「だれ」の状態が異なるので、実験等によって予め按分比を定める。
【0014】
突き合わせギャップの存在の有無は、凹処検出ラインの下方にギャプ検出ラインを設定し、検出表面位置がこのギャプ検出ラインと交差したか否かによっても判断することができる。このようにすると、下限値を検出する不安定さをなくして突き合わせギャプを容易に検出することができる。そして、検出表面位置がギャプ検出ラインと交差しない場合、突き合わせギャップは存在しないので、検出表面位置が凹処検出ラインと交差する2点間の距離を予め定めた比に按分する点、または検出表面位置の最も低い点を突き合わせ位置とする。この検出表面位置の最も低い点を突き合わせ位置とすると、一方のワークが新しい刃によって切断され、他方のワークが古い刃によって切断されたような場合、加工方法が同じでも「だれ」の状態に相違が生じて按分法を適用することができない場合であっても、突き合わせ位置を正確に求めることができる。
【0015】
一方、検出表面位置がギャプ検出ラインと交差する場合、突き合わせギャップが存在すると判断し、交差する2点間の距離が予め定めた下限距離と上限距離との間にあれば、この距離を予め定めた比に按分する点を突き合わせ位置とすることにより、突き合わせギャップが存在していても突き合わせ位置を求めることができる。しかし、ギャプ検出ラインと検出表面位置との2つの交差間距離が上限距離(例えば0.15mm)より大きいときには、突き合わせギャップが溶接可能なギャップより大きいため、溶接不可とする。逆に、ギャプ検出ラインと検出表面位置との2つの交差間距離が下限距離(例えば、0.05mm)より小さいときには、突き合わせギャップは小さいので、検出表面位置の最も低い位置を突き合わせ位置として差し支えない。なお、厚さの異なる2つのワークを突き合わせ溶接する場合があるので、各ワークの厚さに応じて凹処検出ラインを異ならせて設定する。また、ワークの微小な凹凸や外乱によるノイズが測定値に含まれる場合があるので、検出した表面位置と凹処検出ラインとの連続した2つの交差位置間の距離が予め定めた基準値以下である場合には、これら2点においてワークの表面が凹処検出ラインと交差しなかったものとして検出値を無視し、ノイズの影響を排除する。
【0016】
【実施例】
本発明に係る突き合わせ溶接のワーク突き合わせ位置検出方法の好ましい実施例を、添付図面に従って詳細に説明する。
図2は、本発明の実施例に係る突き合わせ溶接のワーク突き合わせ位置検出方法が適用されるレーザ溶接装置の概略を示す正面図であり、図3はその平面図である。
【0017】
これらの図において、上面に溶接するワーク1、2、3を配置したベッド10の両側にサポート12、14が設けてあり、これらのサポート12、14間にガイドビーム16が渡してある。そして、ガイドビーム16の上部には、アーム17を介してレーザ溶接トーチ18を取りつけたガイドブロック20が配設してある。このブロック20は、ワーク1、2、3を突き合わせた溶接線4、5に沿ってトーチ18を案内するもので、下部がビーム16に摺動自在に嵌合しており、上部がねじ軸22と螺合している。そして、このねじ軸22の両端は、サポート12、14に軸支されているとともに、一端がサポート14にブラケット23を介して取り付けたモータ24に接続してあり、モータ24が回転することによって回転させられ、ガイドブロック20を介してレーザ溶接トーチ18を図の左右方向に移動させる。また、アーム17は、レーザ溶接トーチ18をガイドブロック20に対して進退させ、トーチ18を溶接線4、5と直交した方向に移動させる。
【0018】
一方、ガイドビーム16の下部には、カム装置26が設けてある。このカム装置26は、ブラケット28を介して取り付けたレーザ位置センサ30を、図2の紙面と直交した方向に直線的に往復動させるもので、例えば円筒カムによって構成してある。そして、カム装置26は、上端部がビーム16の下部に摺動自在に嵌合し、ビーム16に沿って図の左右方向に案内されるようになっている。さらに、カム装置26は、サポート12、14に軸支してあるねじ軸32と螺合しており、ねじ軸32が回転することによってガイドビーム16に沿って案内され、図の左右方向に移動するようになっている。そして、ねじ軸32は、サポート14にブラケット34を介して取り付けたモータ36に接続され、モータ36によって回転させられるようになっている。なお、図3に示した符号38は、カム装置26を駆動してレーザ位置センサ30を往復動させる駆動モータである。
【0019】
レーザ位置センサ30は、例えば図4のように構成してあり、傾斜面が受光部42および発光部44となっている。そして、発光部44が投光したレーザビームのワークからの反射光を受光部42で受け、散乱光を集光した位置のずれ検知することにより、ワークの高さの変位を検出するようになっている。なお、レーザ位置センサ30を往復動させる機構は、前記のカム装置26に限定されず、シリンダやねじ軸等によって行ってもよい。
【0020】
溶接線4、5の検出は、図5(1)のようにレーザ位置センサ30を矢印50のように溶接線4、5と直交した方向に移動させることにより行う。そして、ワーク1とワーク2との溶接線4を求める場合、ワーク2の幅方向両端近くのA、Bにおいてレーザビーム52を走査し、例えば0.01mmごとにワークの表面位置を検出し、これらのA、Bの位置における2つのワーク1、2の突き合わせ位置を検出して溶接線を決定する。
【0021】
すなわち、溶接するワーク1をシャーによって切断加工し、ワーク2、3をプレスによって切断加工した場合、図5(2)に示したように、切断部であるワークの端部が漸次低くなる、いわゆるだれ46、47を生じ、突き合わせ位置48において深さδの微小な凹みを形成する。従って、このだれ46、47の端部を検出することにより、突き合わせ位置48を求めることができる。この突き合わせ位置48の検出は、レーザ位置センサ30の検出信号をコンピュータなどの信号処理装置に入力して行われる。
【0022】
すなわち、突き合わせ位置を含むZ方向(ワークの厚さ方向)のレーザ位置センサ30の検出データ、すなわちワーク1、2の表面位置のデータを所定の走査ピッチごとに信号処理装置に入力し、突き合わせ位置48を算出させる。実施例においては、レーザ位置センサ30の走査長さを6mmで、0.01mmごとにデータの取り込みを行った。このようにして得たデータによるワークの表面形状の一例を図6(1)の実線に示した。
【0023】
次に、ワーク1、2の突き合わせ部の微小な凹みの幅を検出するための基準線を設定する。この基準線は、まず、取り込んだデータから最小二乗法によりワークの上面の回帰直線を演算することにより求める。この回帰直線の演算は、レーザ位置センサ30による走査の開始部と終了部の予め定めた複数個のデータ、例えば開始時の20個と終了時の20個のデータを用いて行う。図6(1)に示した破線60は、このようにして得た回帰直線である。
【0024】
ところで、図6(2)のようにワークが傾いている場合、あるいは図6(3)のように突き合わせをした2つのワークの間に厚さの相違がある場合、回帰直線60が一方のワークと交差せず、突き合わせ部の凹み幅を検出することができなくなる。そこで、図6(1)に示したように、回帰直線60を予め定めた距離だけ下方(マイナスZ方向)に平行移動して凹処検出ライン62を設定する。そして、一般的には、検出したワークの表面位置がこの凹処検出ライン62と交差した2点a、b間の幅dを求め、この幅dを予め定めた比m:nに按分する点を突き合わせ位置48とする。これは、次の理由による。
【0025】
例えば、ワーク1をシャーによって切断し、ワーク2をプレスによって切断した場合、一般にシャーはプレスよりシャープな切断ができるため、図5(2)に示したように、ワーク1のだれ46とワーク2のだれ47とではその形状が異なる。このため、図7(1)に拡大して示したように、ワーク1が凹処検出ライン62と交差した点aから突き合わせ位置48までの距離と、ワーク2が凹処検出ライン62と交差した点bから突き合わせ位置48までの距離とが異なることになり、検出幅dの中間点を突き合わせ位置としたのでは、実際の突き合わせ位置48とずれるためである。この按分する比m:nは、切断方法、ワークの材質、板厚等に応じて予め実験などによって定めておく。また、突き合わせ溶接する2つのワークの切断加工方法がシャーとシャー、プレスとプレスのように同じであれば、m:nは1:1とする。
【0026】
また、図6(1)に示したように、検出したワークの表面位置の最も低い点(最下点)cを検出することによっても突き合わせ位置48をもとめることができる。この最下点cを検出して合わせ位置48を求める利点は、図7(2)のような場合である。すなわち、溶接する2つのワーク1、2の切断加工方法が同じであったとしても、例えはワーク1を使い古した刃によって切断し、ワーク2を新しい刃によって切断したとすると、古い刃による切断は「だれ」が大きくなるため、突き合わせ面に段差を生ずる。このため、検出幅dの中心位置eを突き合わせ位置とすると、実際の突き合わせ位置48からずれてしまう。そこで、このような場合、最下点cを検出することにより、正確な突き合わせ位置48を求めることができる。
【0027】
なお、図6(3)に示したように、突き合わせた2つのワーク間において厚さが相違している場合、図8に示したように凹処検出ラインの位置をワークの厚さに応じて異ならせる。すなわち、前記したようにレーザ位置センサ30を走査して取り込んだデータからワーク1に対する回帰直線60aと、ワーク2に対する回帰直線60bとを求め、これらの回帰直線60a、60bを予め定めた値ZだけマイナスZ方向にシフトさせて凹処検出ライン62a、62bを設定する。そしてワーク表面の検出値が上方から下方に(または下方から上方に)に凹処検出ライン62aを切った点と、凹処検出ライン62bを下方から上方に(または上方から下方に)切った点とを検出し、この2点間の幅dを予め求めた比m:nに按分する点を突き合わせ位置48とする。
【0028】
ところで、レーザ位置センサ30を走査した位置において、突き合わせたワーク1、2との間にギャップが存在する場合、最下点cを検出して突き合わせ位置48を求めようとしても、ギャップの存在によって最下点cを得ることができない。すなわち、突き合わせたワーク間にギャップが存在すると、図9のように検出したワーク表面位置が通常の検出値よりはるかに低い値となる。そこで、ワークの厚さを考慮した下限値を設定しておき、検出値がこの下限値になった場合、突き合わせギャップが存在すると判断する。そして、設定した下限値が得られる範囲を突き合わせギャップGとして検出し、このギャップGを予め定めた比m:nに按分する点を突き合わせ位置48とする。
【0029】
なお、例えば図10(1)の左から右方向にレーザ位置センサ30を走査したときに、ワークの凹凸や外乱により、符号P、Qのように数個の検出値を得る間に、検出表面位置が凹処検出ライン62と複数回交差するような場合がある。そして、破線qの位置が本来の交差位置であるのに、実線pの位置を交差位置としてしまうと、検出幅d’が実際の幅dより広くなり、これをm:nに按分した点fは、実際の突き合わせ位置48とずれてしまう。そこで、このような不都合を避けるため、検出値が凹処検出ライン62を上から下に横切る場合、予め定めた検出数(例えば10個)以内に再び測定値が凹処検出ライン62を上方に横切ったときは、外乱であるとして最初に上から下に横切った位置を幅dの検出に採用しないようにする。最下点cの右側において、検出値が凹処検出ライン62を下から上に横切る場合も同様である。
【0030】
また、最下点cを求める場合、やはり外乱により、検出値の1つまたは2〜3個が凹処検出ライン62を下回り、しかも図10(2)の符号sに示したように、最下点cを下回る場合がある。そこで、このような場合の最下点cの誤検出を避けるため、最下点cを求める場合、検出値が所定個数(例えば10個)連続して凹処検出ライン62a、62bを下回っている検出値群の中の最も小さな検出値を、突き合わせ位置48を示す最下点cとする。
【0031】
図1は、上記の突き合わせ位置の検出方法の実施例の具体的な手順を示すフローチャートである。なお、このフローチャートは凹処検出ラインとギャップラインの両者を用いる場合を示している。
まず、ステップ101に示したように、レーザ位置センサ30を溶接線に直交させて走査する。そして、図示しない信号処理装置は、レーザ位置センサ30の所定走査ピッチごとにワーク表面の位置データをセンサ30から取り込む(ステップ102)。次に、信号処理装置は、取り込んだデータの始めのN個と終わりのN個のデータを用い、最小二乗法によってワークの上面に対応した回帰直線60を演算する(ステップ103)。その後、信号処理装置は、突き合わせギャップGを検出するために、図11に示したように、回帰直線60をマイナスZ方向にZ(例えば0.1mm)だけ平行移動させ、ギャプ検出ライン70を設定する(ステップ104)。なお、このギャプ検出ライン70は、後述するように、凹処検出ライン62よりも低い位置に設定される。
【0032】
次に、信号処理装置は、検出したワークの表面位置がギャプ検出ライン70と交差しているか否かを調べる(ステップ105)。そして、信号処理装置は、検出表面位置がギャプ検出ライン70と交差していない場合、ステップ106に示したように、回帰直線60をZ(例えば0.02mm)だけ下方にシフトさせて凹処検出ライン62を作成する。その後、信号処理装置は、ワーク表面の検出値と凹処検出ライン62とを比較し、前記した外乱による誤検出を避けるため、連続している凹処検出ライン62を下回っている検出値群のうち、最もマイナス方向、すなわち最も低い表面位置(最下点c)を選びだし、これを突き合わせ位置48とする(ステップ107)。なお、この場合、検出したワーク表面位置と凹処検出ラインとの2つの交差位置間を予め定めた比に按分する点を突き合わせ位置としてもよい。
【0033】
一方、信号処理装置は、検出したワークの表面位置がギャプ検出ライン70と交差する場合には、ステップ105からステップ108に進み、検出表面位置がギャプ検出ライン70と交差する2点Y、Y間の距離をギャップ量Gとして求める。この検出されたギャップ量Gは、予め定めてある下限距離G(例えば0.05mm)と上限距離G(例えば0.15)と比較される(ステップ109)。そして、G≦G≦Gであれば、この検出ギャップ量Gを予め定めた比m:nに按分する点を突き合わせ位置とする(ステップ110)。
【0034】
しかし、ステップ109において比較した結果、検出ギャップ量が上限距離より大きくG>Gである場合には、検出ギャップ量Gが溶接を行うのに不適切なほど大きいために溶接不可と判断し、判断結果を溶接制御装置(NC本体)に送出し、アラームなどを発生させて溶接不可を告知する(ステップ111)。また、信号制御装置は、ステップ109において検出ギャップ量が下限距離より小さくG<Gとなった場合には、ステップ109からステップ106に進み、凹処検出ライン62を設定して検出したワーク表面位置の最も低い値(最下点c)を突き合わせ位置48と定める(ステップ107)。
以上は、突き合わせ位置の検出に凹処検出ラインとギャップラインの両者を用いる場合を示したが、ギャップラインを用いない場合ある。
【0035】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明によれば、光ビームを溶接線と交差させて走査してワークの表面位置を求め、シャーやプレスなどによって切断したワーク端部の「だれ」による突き合わせ部の凹処を検出してワーク端部の位置を求めるようにしているため、正確な突き合わせ位置を容易に検出することができる。この場合、検出したワーク表面位置を「だれ」による凹処検出の基準線とすると、ワークが傾いているときなどの場合、基準線がワークと交差せず、「だれ」による凹処を検出することができないことがあるので、ワークの上面より下方に凹処検出ラインを設定し、検出したワークの表面位置が凹処検出ラインと交差した2点間において、最も低い位置となった点をワーク端、すなわち突き合わせ位置とし、突き合わせ位置を確実に検出できるようにしている。
【0036】
検出した表面位置が予め定めた下限値となったときには、下限値の検出される長さを検出し、その長さが所定値以下であれば、検出長を所定の比に按分する点を突き合わせ位置とすることにより、突き合わせギャップが存在していても正確な突き合わせ位置を求めることができる。しかも、下限値の検出される長さが所定値を超える場合、突き合わせギャップが溶接に不適切な大きさであるとして溶接不可と判断するようにしており、溶接不良の発生を避けることができる。
【0037】
また、本発明は、下限値の検出による突き合わせギャップの検出の不安定さをなくすため、突き合わせギャップの存在の有無を、凹処検出ラインの下方にギャプ検出ラインを設定し、検出表面位置がこのギャプ検出ラインと交差したか否かによって判断しており、ギャップの検出が容易である。そして、検出表面位置がギャプ検出ラインと交差しない場合、突き合わせギャップは存在しないので、検出表面位置が凹処検出ラインと交差する2点間の距離を予め定めた比に按分する点、または検出表面位置の最も低い点を突き合わせ位置とすることにより、突き合わせ位置を確実に検出できる。この検出表面位置の最も低い点を突き合わせ位置とすると、一方のワークが新しい刃によって切断され、他方のワークが古い刃によって切断されたような場合、加工方法が同じでも「だれ」の状態に相違が生じて按分法を適用することができない場合であっても、突き合わせ位置を正確に求めることができる。
【0038】
検出表面位置がギャプ検出ラインと交差する場合、突き合わせギャップが存在すると判断し、交差する2点間の距離が予め定めた下限距離と上限距離との間にあれば、この距離を予め定めた比に按分する点を突き合わせ位置とすることにより、ギャップの存在下に置いても突き合わせ位置を求められる。また、ギャプ検出ラインと検出表面位置との2つの交差間距離が上限距離より大きいときには、溶接に不適当であるために溶接不可としたことにより、溶接不良の発生を未然に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る突き合わせ溶接のワーク突き合わせ位置検出方法の手順を示すフローチャートである。
【図2】本発明の突き合わせ溶接のワーク突き合わせ位置検出方法が適用されるレーザ溶接装置の概略を示す正面図である。
【図3】本発明の突き合わせ溶接のワーク突き合わせ位置検出方法が適用されるレーザ溶接装置の概略を示す平面図である。
【図4】実施例に係るレーザ位置センサの斜視図である。
【図5】本発明に係る突き合わせ溶接のワーク突き合わせ位置検出方法の原理の説明図である。
【図6】実施例に係る突き合わせ位置検出方法のワーク上面の回帰直線とワークとの関係を示す図である。
【図7】実施例に係る突き合わせ位置の求め方の説明図である。
【図8】突き合わせした2つのワークの板厚が異なる場合の凹処検出ラインの設定方法の説明図である。
【図9】2つのワーク間に突き合わせギャップが存在する場合の突き合わせ位置の求め方の説明図である。
【図10】実施例に係る突き合わせ位置検出方法における外乱による影響を除去する方法の説明図である。
【図11】実施例に係る凹処検出ラインとギャプ検出ラインとの関係を示す図である。
【符号の説明】
1、2、3 ワーク
4、5 溶接線
18 レーザトーチ
20 ガイドブロック
22、32 ねじ軸
26 カム装置
30 レーザ位置センサ

Claims (11)

  1. 表面の端部が漸次低くなっているワークに照射した光ビームを溶接線と交差させて走査し、その反射光から前記ワークの表面位置を求めて、前記ワークの上面より低い位置に凹処検出ラインを設定し、検出した表面位置が前記凹処検出ラインと交差した場合に、交差した2点間の検出表面位置の最も低い位置の点を突き合わせ位置とすることを特徴とする突き合わせ溶接のワーク突き合わせ位置検出方法。
  2. 表面の端部が漸次低くなっているワークに照射した光ビームを溶接線と交差させて走査し、その反射光から前記ワークの表面位置を求めて、前記ワークの上面より低い位置に凹処検出ラインを設定し、検出した表面位置が前記凹処検出ラインと交差した場合に、交差した2点間の距離を求め、この検出距離を予め定めた比に按分する点を突き合わせ位置とすることを特徴とする突き合わせ溶接のワーク突き合わせ位置検出方法。
  3. 前記凹処検出ラインの下方の予め定めた位置にギャップ検出ラインを設定し、前記検出した表面位置が前記ギャップ検出ラインと交差した場合に、検出表面位置と前記ギャップ検出ラインとの交差した2点間の距離を求め、この検出距離が予め定めた下限距離と上限距離との間にあるときには、検出距離を予め定めた比に按分する点を突き合わせ位置とすることを特徴とする請求項1または2に記載の突き合わせ溶接のワーク突き合わせ位置検出方法。
  4. 前記凹処検出ラインの下方の予め定めた位置にギャップ検出ラインを設定し、前記検出した表面位置が前記ギャップ検出ラインと交差した場合に、検出表面位置と前記ギャップ検出ラインとの交差した2点間の距離を求め、この検出距離が予め定めた上限距離より大きいときには、溶接不可とすることを特徴とする請求項1または2に記載の突き合わせ溶接のワーク突き合わせ位置検出方法。
  5. 前記凹処検出ラインの下方の予め定めた位置にギャップ検出ラインを設定し、前記検出した表面位置が前記ギャップ検出ラインと交差した場合に、検出表面位置と前記ギャップ検出ラインとの交差した2点間の距離を求め、この検出距離が予め定めた下限距離より小さいときには、交差した2点間における検出表面位置の最も低い位置の点を突き合わせ位置とすることを特徴とする請求項1または2に記載の突き合わせ溶接のワーク突き合わせ位置検出方法。
  6. 前記凹処検出ラインは、突き合わせした2つのワークごとに設定することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の突き合わせ溶接のワーク突き合わせ位置検出方法。
  7. 前記検出した表面位置が前記凹処検出ラインを上から下に横切る場合、前記光ビームの予め定めた走査距離の間に、検出表面位置が前記凹処検出ラインを下から上に横切ったときは、先の上から下への交差を無視し、前記検出した表面位置が前記凹処検出ラインを下から上に横切る場合、前記光ビームの予め定めた走査距離の間に、検出表面位置が前記凹処検出ラインを上から下に横切ったときは、先の下から上への交差を無視することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の突き合わせ溶接のワーク突き合わせ位置検出方法。
  8. 前記検出した表面位置が予め定めた下限値となった場合において、この下限値の検出された長さが予め定めた値以下であるときは、下限値検出長さを予め定めた比に按分する点を突き合わせ位置とすることを特徴とする請求項1または2に記載の突き合わせ溶接のワーク突き合わせ位置検出方法。
  9. 前記検出した表面位置が予め定めた下限値となった場合において、この下限値の検出された長さが予め定めた値より大きいときは、溶接不能とすることを特徴とする請求項1または2に記載の突き合わせ溶接のワーク突き合わせ位置検出方法。
  10. 表面の端部が漸次低くなっているワークに照射した光ビームを溶接線と交差させて走査し、その反射光から前記ワークの表面位置を求めて、検出した表面位置が予め定めた下限値となった場合において、この下限値の検出された長さが予め定めた値以下であるときは、前記長さを予め定めた比に按分する点を突き合わせ位置とすることを特徴とする突き合わせ溶接のワーク突き合わせ位置検出方法。
  11. 表面の端部が漸次低くなっているワークに照射した光ビームを溶接線と交差させて走査し、その反射光から前記ワークの表面位置を求めて、検出した表面位置が予め定めた下限値となった場合において、この下限値の検出された長さが予め定めた値より大きいときは、溶接不能とすることを特徴とする突き合わせ溶接のワーク突き合わせ位置検出方法。
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