JP3567785B2 - 写真処理装置 - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、複数のコマ画像を含んだ写真フィルムを処理する装置において、前記写真フィルムのコマ画像の長さが所定の長さに足らない場合の処理機能を備えた写真処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
複数のコマ画像を含んだ写真フィルムを印画紙等の感光材料に焼き付ける場合、特に焼き増しの場合等においては、前記写真フィルムの先端もしくは後端等の端部においては1コマ分の長さがなく、コマの途中で切れている場合がある。
自動的な写真処理装置で前記のような写真フィルムを処理する場合には、例えば1コマの半分の長さを判断基準として、それより長い場合は焼き付けし、短い場合は焼き付けしないというように自動的に判断して処理する機能を備えているものがある。
このような装置でも、1コマの半分以下の場合でも焼き付けしたい場合には、オペレータが、当該写真フィルムを写真処理装置に再度セットして、手動操作等の特別なモードに切り替える等して焼き付け処理していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、1コマの半分以下のコマを焼き付けしたい場合にオペレータが再度セットしなおして手動操作等することは、作業の能率が悪いという問題があった。
【0004】
そこで、本発明は、1コマ分の長さに足りないコマを処理するか否かの判断基準を自由に設定可能な写真処理装置を提供することを目的としてなされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明にかかる請求項1の写真処理装置においては、複数のコマ画像を含んだ写真フィルムを処理する処理手段と、処理条件等の入力を行う入力手段とを備えた写真処理装置において、1コマ分の長さに足りないコマ画像を処理するか否かの判断基準長さが記憶された記憶手段と、前記写真フィルムの先端もしくは後端のコマ画像の長さを検出する検出手段と、検出したコマ画像の長さを前記判断基準長さと比較して、判断基準長さ以上であるか否かを判断する判断手段と、
判断基準長さ以上であれば前記処理手段における処理を行い、判断基準長さ未満であれば前記処理手段における処理を行わないように制御する制御手段と、
前記記憶手段に記憶された判断基準長さを前記入力手段を用いて変更する変更手段と、を備えるという手段を講じた。
【0006】
請求項2においては、写真処理装置には画像モニターを備えると共に、1コマ分の長さに足りないコマ画像の画像イメージを前記画像モニターに表示する表示手段を備えた。
請求項3においては、請求項1の制御手段は、1コマ分の長さに足りないコマ画像の場合は判断要求信号を出力し、入力手段からの判断指令に基づいて前記処理手段における処理を行うか否かの制御をするものとした。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明にかかる写真処理装置を、その実施の形態を示した図面に基づいて詳細に説明する。
【0008】
1は写真処理装置であり、11はネガフィルムFを1コマづつ順次搬送するオートネガマスク、12は各コマ画像を1コマづつ読み取るスキャナ、13はネガフィルムFの各コマの画像を露光して印画紙Pに焼き付ける露光部、14は前記印画紙Pを現像処理する現像部である。
15はコマ画像の長さを検知するセンサーであり、前記オートネガマスク11の入り口側に配設されている。コマ画像の濃度を検知している時間と、そのときの搬送速度や搬送モータ用のパルスの数等に基づいてコマ画像の長さを検知する。
なお、ネガフィルムFの先端もしくは後端にスプライシングテープが貼付されている場合には、スプライシングテープの部分はコマ画像が欠けているものと判断する。
このセンサー15は、コマ画像を検出する画像センサーや濃度センサーを利用することも可能である。
【0009】
20は制御部であり、前記スキャナ12で読み取ったコマ画像のイメージを露光条件に基づいて処理して画像モニター30に表示する画像処理手段21と、キーボード部40を用いて入力された補正条件に従って前記露光条件を補正する露光条件補正手段22と、判断基準長さが記憶された記憶手段23と、前記処理手段における処理を行うか否かを指定する制御信号を出力する判断手段24と、前記記憶手段に記憶された判断基準長さを前記キーボード部40の操作に基づいて変更する変更手段25と、を備えている。
【0010】
なお、以上において、請求項に記載した構成に相当するものは同じ名称を用いたが、それ以外の異なる名称を用いたもに関しては以下のように対応している。即ち、ネガフィルムFは写真フィルムに相当し、印画紙Pは感光材料に相当し、制御部20は制御手段に相当し、キーボード部40は入力手段に相当し、露光部13と現像処理部14は処理手段に相当し、センサー15は検出手段に相当し、画像処理手段21は請求項2の表示手段に相当するものである。
【0011】
オペレータは、画像モニター30に表示されたコマ画像を見ながらキーボード部40の所定のキーやスイッチ等を操作して、露光条件等の入力もしくは補正等を行い、「プリントキー」41を押して当該コマ画像の焼き付けと露光した印画紙の現像処理を行う。
ネガフィルムFの先端もしくは後端以外のコマの場合には、従来通りに通常の焼き付け現像処理が自動的に行われるが、ネガフィルムFの先端もしくは後端の場合には、以下の場合分けによる制御が行われる。
このようなネガフィルムの先端もしくは後端の検出は、前記センサー15でも可能であるが、検知レバーを備えたリミットスイッチのような機械的な検出手段や光学的な検出手段を備えてもよい。
【0012】
図4に示したような拡張機能選択画面でキーボード部40を操作して、矢線Cで示したように、「有効画面長さの機能の使用」の設定項目を「使用する」または「使用しない」の何れかに設定しておく。「使用する」と設定された場合は判断手段は後述するように自動的に焼き付けするか否かを判断し、「使用しない」と設定された場合には判断手段は後述するようにオペレータの判断を要求する。なお、前記記憶手段23には判断基準長さL1と無条件パス長さL2と最大長さLmax が記憶されているものとする。
なお、図4に示したような拡張機能選択画面でキーボード部40を操作して、矢線Dで示したように、前記判断基準長さL1を例えば18mm〜Lmax (≧36mm)の間で任意に設定できる。また、無条件パス長さL2も例えば0mm〜18mmの間で任意に設定できるようにしてもよい。
また、前記判断基準長さL1の設定は、図4のような設定画面ではなく、図5に示したようなグラフィック画面で設定してもよい。この場合には、グラフィック画面上にオートネガマスクの開口部に対応した領域Eを表示するとともに、判断基準長さL1に相当する領域Fを矩形表示するようにしてもよい。カーソルキー等を操作して前記領域Fを拡張/縮小して所望の長さに設定する。このようなグラフィック画面によって設定すると設定ミスが少なくできる。
【0013】
以上の条件において、まず、センサー15によって検出した端部のコマのコマ画像の長さWを、前記記憶手段23に記憶されている最大長さLmax,判断基準長さL1, 及び無条件パス長さL2と比較し、以下の場合に分けて制御する。
a)0<W<L2の場合
そのコマは無条件でパスして処理しない。
b)L2≦W<L1の場合
「有効画面長さの機能の使用」という設定項目が「使用する」となって いた場合には、そのコマはパスして焼き付けしない。
「有効画面長さの機能の使用」という設定項目が「使用しない」となっ ていた場合には、図3のように、前記画像モニター30に、当該コマ 画像31と、設定されている判断基準長さL1に対応した長さの帯3 2とを表示するとともに、判断要求信号を出力して、前記画像モニタ ー30の画面の一部に「ネガ位置を確認して下さい。」等のメッセー ジ33を表示する。
オペレータはキーボード部40の「前進/後退キー」42を操作し て、ネガフィルムを移動させて、オートネガマスクの位置が一点鎖線 Aから一点鎖線Bの状態になるように調節してから、「プリントキー 」41を押して焼き付け/現像処理を行う。
または、オペレータはキーボード部40の「パスキー」43を操作 して、そのコマの処理を行わないことも可能である。
c)L1≦W≦Lmax 場合
そのコマは無条件でスキャナで画像を読み取って露光条件の補正等を 行って焼き付けを行う。
【0014】
なお、ネガフィルムの先端のコマの場合の判断基準長さと、後端のコマの場合の判断基準長さとを異なる値に設定してもよい。
【0015】
前記記憶手段23に記憶されている判断基準長さL1、無条件パス長さL2、及び最大長さLmax は、キーボード部40のアップ/ダウンキーやテンキーを操作することによって、前記変更手段25を介して変更することができる。
従って、自動的に焼き付けるかパスするかの基準を、キーボード部を操作して自由に設定することができるので、焼き増しの依頼者の要求等に個別に対応することが容易になる。
【0016】
【発明の効果】
このようにして、請求項1の発明によれば、記憶手段に記憶された判断基準長さを入力手段を用いて変更できるように構成したので、依頼者の要求に個々に対応することが可能となる。
【0017】
請求項2の発明によれば、1コマ分の長さに足りないコマ画像の画像イメージを画像モニターに表示するので、自動的に処理する場合でもオペレータが指定する場合でも間違いなく処理できるようになる。
請求項3の発明によれば、1コマ分の長さに足りないコマ画像の場合は、処理手段における処理を行うか否かの判断を要求するので、さらに細かい対応が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる写真処理装置の全体の概略構成図である。
【図2】前記写真処理装置の要部のブロック構成図である。
【図3】前記写真処理装置の設定画面の表示例である。
【図4】前記写真処理装置の設定画面の表示例である。
【図5】前記写真処理装置の設定画面の別の表示例である。
【符号の説明】
F ネガフィルム
P 印画紙
1 写真処理装置
11 オートネガマスク
12 スキャナ
13 露光部
14 現像部
15 センサー
20 制御部
21 画像処理手段
22 露光条件補正手段
23 記憶手段
24 判断手段
25 変更手段
30 画像モニター
40 キーボード部
【産業上の利用分野】
本発明は、複数のコマ画像を含んだ写真フィルムを処理する装置において、前記写真フィルムのコマ画像の長さが所定の長さに足らない場合の処理機能を備えた写真処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
複数のコマ画像を含んだ写真フィルムを印画紙等の感光材料に焼き付ける場合、特に焼き増しの場合等においては、前記写真フィルムの先端もしくは後端等の端部においては1コマ分の長さがなく、コマの途中で切れている場合がある。
自動的な写真処理装置で前記のような写真フィルムを処理する場合には、例えば1コマの半分の長さを判断基準として、それより長い場合は焼き付けし、短い場合は焼き付けしないというように自動的に判断して処理する機能を備えているものがある。
このような装置でも、1コマの半分以下の場合でも焼き付けしたい場合には、オペレータが、当該写真フィルムを写真処理装置に再度セットして、手動操作等の特別なモードに切り替える等して焼き付け処理していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、1コマの半分以下のコマを焼き付けしたい場合にオペレータが再度セットしなおして手動操作等することは、作業の能率が悪いという問題があった。
【0004】
そこで、本発明は、1コマ分の長さに足りないコマを処理するか否かの判断基準を自由に設定可能な写真処理装置を提供することを目的としてなされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明にかかる請求項1の写真処理装置においては、複数のコマ画像を含んだ写真フィルムを処理する処理手段と、処理条件等の入力を行う入力手段とを備えた写真処理装置において、1コマ分の長さに足りないコマ画像を処理するか否かの判断基準長さが記憶された記憶手段と、前記写真フィルムの先端もしくは後端のコマ画像の長さを検出する検出手段と、検出したコマ画像の長さを前記判断基準長さと比較して、判断基準長さ以上であるか否かを判断する判断手段と、
判断基準長さ以上であれば前記処理手段における処理を行い、判断基準長さ未満であれば前記処理手段における処理を行わないように制御する制御手段と、
前記記憶手段に記憶された判断基準長さを前記入力手段を用いて変更する変更手段と、を備えるという手段を講じた。
【0006】
請求項2においては、写真処理装置には画像モニターを備えると共に、1コマ分の長さに足りないコマ画像の画像イメージを前記画像モニターに表示する表示手段を備えた。
請求項3においては、請求項1の制御手段は、1コマ分の長さに足りないコマ画像の場合は判断要求信号を出力し、入力手段からの判断指令に基づいて前記処理手段における処理を行うか否かの制御をするものとした。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明にかかる写真処理装置を、その実施の形態を示した図面に基づいて詳細に説明する。
【0008】
1は写真処理装置であり、11はネガフィルムFを1コマづつ順次搬送するオートネガマスク、12は各コマ画像を1コマづつ読み取るスキャナ、13はネガフィルムFの各コマの画像を露光して印画紙Pに焼き付ける露光部、14は前記印画紙Pを現像処理する現像部である。
15はコマ画像の長さを検知するセンサーであり、前記オートネガマスク11の入り口側に配設されている。コマ画像の濃度を検知している時間と、そのときの搬送速度や搬送モータ用のパルスの数等に基づいてコマ画像の長さを検知する。
なお、ネガフィルムFの先端もしくは後端にスプライシングテープが貼付されている場合には、スプライシングテープの部分はコマ画像が欠けているものと判断する。
このセンサー15は、コマ画像を検出する画像センサーや濃度センサーを利用することも可能である。
【0009】
20は制御部であり、前記スキャナ12で読み取ったコマ画像のイメージを露光条件に基づいて処理して画像モニター30に表示する画像処理手段21と、キーボード部40を用いて入力された補正条件に従って前記露光条件を補正する露光条件補正手段22と、判断基準長さが記憶された記憶手段23と、前記処理手段における処理を行うか否かを指定する制御信号を出力する判断手段24と、前記記憶手段に記憶された判断基準長さを前記キーボード部40の操作に基づいて変更する変更手段25と、を備えている。
【0010】
なお、以上において、請求項に記載した構成に相当するものは同じ名称を用いたが、それ以外の異なる名称を用いたもに関しては以下のように対応している。即ち、ネガフィルムFは写真フィルムに相当し、印画紙Pは感光材料に相当し、制御部20は制御手段に相当し、キーボード部40は入力手段に相当し、露光部13と現像処理部14は処理手段に相当し、センサー15は検出手段に相当し、画像処理手段21は請求項2の表示手段に相当するものである。
【0011】
オペレータは、画像モニター30に表示されたコマ画像を見ながらキーボード部40の所定のキーやスイッチ等を操作して、露光条件等の入力もしくは補正等を行い、「プリントキー」41を押して当該コマ画像の焼き付けと露光した印画紙の現像処理を行う。
ネガフィルムFの先端もしくは後端以外のコマの場合には、従来通りに通常の焼き付け現像処理が自動的に行われるが、ネガフィルムFの先端もしくは後端の場合には、以下の場合分けによる制御が行われる。
このようなネガフィルムの先端もしくは後端の検出は、前記センサー15でも可能であるが、検知レバーを備えたリミットスイッチのような機械的な検出手段や光学的な検出手段を備えてもよい。
【0012】
図4に示したような拡張機能選択画面でキーボード部40を操作して、矢線Cで示したように、「有効画面長さの機能の使用」の設定項目を「使用する」または「使用しない」の何れかに設定しておく。「使用する」と設定された場合は判断手段は後述するように自動的に焼き付けするか否かを判断し、「使用しない」と設定された場合には判断手段は後述するようにオペレータの判断を要求する。なお、前記記憶手段23には判断基準長さL1と無条件パス長さL2と最大長さLmax が記憶されているものとする。
なお、図4に示したような拡張機能選択画面でキーボード部40を操作して、矢線Dで示したように、前記判断基準長さL1を例えば18mm〜Lmax (≧36mm)の間で任意に設定できる。また、無条件パス長さL2も例えば0mm〜18mmの間で任意に設定できるようにしてもよい。
また、前記判断基準長さL1の設定は、図4のような設定画面ではなく、図5に示したようなグラフィック画面で設定してもよい。この場合には、グラフィック画面上にオートネガマスクの開口部に対応した領域Eを表示するとともに、判断基準長さL1に相当する領域Fを矩形表示するようにしてもよい。カーソルキー等を操作して前記領域Fを拡張/縮小して所望の長さに設定する。このようなグラフィック画面によって設定すると設定ミスが少なくできる。
【0013】
以上の条件において、まず、センサー15によって検出した端部のコマのコマ画像の長さWを、前記記憶手段23に記憶されている最大長さLmax,判断基準長さL1, 及び無条件パス長さL2と比較し、以下の場合に分けて制御する。
a)0<W<L2の場合
そのコマは無条件でパスして処理しない。
b)L2≦W<L1の場合
「有効画面長さの機能の使用」という設定項目が「使用する」となって いた場合には、そのコマはパスして焼き付けしない。
「有効画面長さの機能の使用」という設定項目が「使用しない」となっ ていた場合には、図3のように、前記画像モニター30に、当該コマ 画像31と、設定されている判断基準長さL1に対応した長さの帯3 2とを表示するとともに、判断要求信号を出力して、前記画像モニタ ー30の画面の一部に「ネガ位置を確認して下さい。」等のメッセー ジ33を表示する。
オペレータはキーボード部40の「前進/後退キー」42を操作し て、ネガフィルムを移動させて、オートネガマスクの位置が一点鎖線 Aから一点鎖線Bの状態になるように調節してから、「プリントキー 」41を押して焼き付け/現像処理を行う。
または、オペレータはキーボード部40の「パスキー」43を操作 して、そのコマの処理を行わないことも可能である。
c)L1≦W≦Lmax 場合
そのコマは無条件でスキャナで画像を読み取って露光条件の補正等を 行って焼き付けを行う。
【0014】
なお、ネガフィルムの先端のコマの場合の判断基準長さと、後端のコマの場合の判断基準長さとを異なる値に設定してもよい。
【0015】
前記記憶手段23に記憶されている判断基準長さL1、無条件パス長さL2、及び最大長さLmax は、キーボード部40のアップ/ダウンキーやテンキーを操作することによって、前記変更手段25を介して変更することができる。
従って、自動的に焼き付けるかパスするかの基準を、キーボード部を操作して自由に設定することができるので、焼き増しの依頼者の要求等に個別に対応することが容易になる。
【0016】
【発明の効果】
このようにして、請求項1の発明によれば、記憶手段に記憶された判断基準長さを入力手段を用いて変更できるように構成したので、依頼者の要求に個々に対応することが可能となる。
【0017】
請求項2の発明によれば、1コマ分の長さに足りないコマ画像の画像イメージを画像モニターに表示するので、自動的に処理する場合でもオペレータが指定する場合でも間違いなく処理できるようになる。
請求項3の発明によれば、1コマ分の長さに足りないコマ画像の場合は、処理手段における処理を行うか否かの判断を要求するので、さらに細かい対応が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる写真処理装置の全体の概略構成図である。
【図2】前記写真処理装置の要部のブロック構成図である。
【図3】前記写真処理装置の設定画面の表示例である。
【図4】前記写真処理装置の設定画面の表示例である。
【図5】前記写真処理装置の設定画面の別の表示例である。
【符号の説明】
F ネガフィルム
P 印画紙
1 写真処理装置
11 オートネガマスク
12 スキャナ
13 露光部
14 現像部
15 センサー
20 制御部
21 画像処理手段
22 露光条件補正手段
23 記憶手段
24 判断手段
25 変更手段
30 画像モニター
40 キーボード部
Claims (3)
- 複数のコマ画像を含んだ写真フィルムを処理する処理手段と、処理条件等の入力を行う入力手段とを備えた写真処理装置において、
1コマ分の長さに足りないコマ画像を処理するか否かの判断基準長さが記憶された記憶手段と、
前記写真フィルムの先端もしくは後端のコマ画像の長さを検出する検出手段と、検出したコマ画像の長さを前記判断基準長さと比較して、判断基準長さ以上であるか否かを判断する判断手段と、
判断基準長さ以上であれば前記処理手段における処理を行い、判断基準長さ未満であれば前記処理手段における処理を行わないように制御する制御手段と、
前記記憶手段に記憶された判断基準長さを前記入力手段を用いて変更する変更手段と、
を備えたことを特徴とする写真処理装置。 - 写真処理装置には画像モニターを備えると共に、
1コマ分の長さに足りないコマ画像の画像イメージを前記画像モニターに表示する表示手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の写真処理装置。 - 制御手段は、
1コマ分の長さに足りないコマ画像の場合は、判断要求信号を出力し、入力手段からの判断指令に基づいて前記処理手段における処理を行うか否かの制御をすることを特徴とする請求項1または2に記載の写真処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07187699A JP3567785B2 (ja) | 1999-03-17 | 1999-03-17 | 写真処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07187699A JP3567785B2 (ja) | 1999-03-17 | 1999-03-17 | 写真処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000267197A JP2000267197A (ja) | 2000-09-29 |
JP3567785B2 true JP3567785B2 (ja) | 2004-09-22 |
Family
ID=13473169
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07187699A Expired - Lifetime JP3567785B2 (ja) | 1999-03-17 | 1999-03-17 | 写真処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3567785B2 (ja) |
-
1999
- 1999-03-17 JP JP07187699A patent/JP3567785B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000267197A (ja) | 2000-09-29 |
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TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040607 |
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