JPH10171311A - プレビュ機能付複写機 - Google Patents

プレビュ機能付複写機

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JPH10171311A
JPH10171311A JP8335519A JP33551996A JPH10171311A JP H10171311 A JPH10171311 A JP H10171311A JP 8335519 A JP8335519 A JP 8335519A JP 33551996 A JP33551996 A JP 33551996A JP H10171311 A JPH10171311 A JP H10171311A
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JP8335519A
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Naoki Ito
直樹 伊藤
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複写画像の大きさ等から適切なサイズの記録
紙を選択する作業を簡便にする。 【解決手段】 画像表示部4と、画像読取部で読取った
原稿画像41を記憶する画像記憶部とを設ける。そし
て、画像記憶部に記憶した原稿画像41を画像表示部4
に表示させる。このとき、給紙部から供給可能な記録紙
のサイズを表わす枠画像42,43,44を画像表示部
4に原稿画像41に重ねて表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写する原稿画像
を前もって確認するプレビュ機能を有した複写機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】サイズの異なる複数種類の記録紙を供給
可能な給紙部を装備した従来の複写機は、記録紙の種類
を選択する記録紙選択手段,複写倍率を設定する倍率設
定手段等を有しており、スタートキーの入力により原稿
の複写開始が指令されると、記録紙選択手段によって選
択された種類の記録紙を給紙部から印刷部に供給すると
共に原稿の画像を画像読取部で読取り、その原稿画像を
倍率設定手段により設定された倍率で編集した後印刷部
により記録紙に印刷して、原稿画像を任意のサイズの用
紙に任意の倍率で複写するものとなっていた。
【0003】このような複写機において、プレビュモー
ドと複写モードの2つのモードを有し、複写モードにお
いては前述したように画像読取部で読取った原稿の画像
を記録紙に即時印刷し、プレビュモードにおいては原稿
読取部で読取った原稿の画像をCRTディスプレイ等の
画像表示部に一旦表示させて、オペレータが複写画像の
大きさ等を印刷前に確認できるようにしたプレビュ機能
付のものが知られていた(特開昭63−174076号
公報等参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
プレビュ機能付複写機においては、オペレータが複写画
像等の大きさ等を印刷前に確認できるものの、記録紙と
してどのサイズのものを選択するのが適切なのかを判断
するのが面倒であった。そこで本発明は、複写画像の大
きさ等から適切なサイズの記録紙を選択する作業を簡便
にできるプレビュ機能付複写機を提供しようとするもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、画像表示部
と、画像読取部で読取った原稿画像を記憶する画像記憶
部とを設け、画像記憶部に記憶した原稿画像を画像表示
部に表示させるプレビュ機能付複写機であって、特に、
給紙部から供給可能な記録紙のサイズを表わす枠画像を
前記画像表示部に原稿画像に重ねて表示させるようにし
たものである。
【0006】このものにおいて、画像表示部に原稿画像
と各種記録紙の枠画像が表示されている状態で記録紙選
択手段により1種類の記録紙が選択されると、その選択
された記録紙に対応する枠画像の表示を他の記録紙に対
応する枠画像の表示と異ならせるようにすると好都合で
ある。また、プレビュモードを指定するプレビュキーを
設け、このプレビュキーが入力された場合に原稿表示制
御手段及び枠画像表示制御手段を動作させるようにする
とよい。また、複写開始を指令するスタートキーを設
け、原稿表示制御手段により画像表示部に原稿画像を表
示させた状態でスタートキーが入力されると、画像記憶
部に記憶した原稿画像を記録紙選択手段により選択され
給紙部から供給される記録紙に印刷部にて印刷するよう
にしてもよい。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を用いて説明する。なお、この実施の形態では、3段
トレイ式のディジタル複写機に本発明のプレビュ機能を
適用した場合について説明する。図1はかかるディジタ
ル複写機の要部構成を示すブロック図である。同図にお
いて、符号1は制御部本体を構成するCPU(Centrl P
rocessing Unit)であり、このCPU1に、ROM(Re
ad Only Memoly)2及びRAM(Random AccessMemol
y)3のメモリ部と、画像表示部としてのCRTディス
プレイ4を制御するCRTコントローラ5と、キーボー
ド6からの信号を取込むキーボードコントローラ7と、
画像読取部8,印刷部9及び用紙搬送部10の複写機構
部と、3段記録紙トレイT1,T2,T3にそれぞれ対
応した入力ポート11,12,13とを、バスライン1
4で接続している。
【0008】前記入力ポート11,12,13は、それ
ぞれ対応する記録紙トレイT1,T2,T3に設けられ
た記録紙サイズセンサS1,S2,S3と記録紙有無セ
ンサP1,P2,P3からの信号を入力するものであ
る。前記画像読取部8は、原稿台に載置された原稿の面
に光を走査させ、その反射光をCCD(Charge Coupled
Device )等の光電変換手段により受光しディジタルな
画像データに変換して取込むものである。
【0009】前記印刷部9は、前記画像読取部8で読取
った原稿の画像データをもとに感光面に露光により像を
形成し、この像をトナーで現像した後、用紙搬送部10
によって搬送される記録紙に定着させて印刷を行うもの
である。前記用紙搬送部10は、前記3段記録紙トレイ
T1,T2,T3のうちの1段から記録紙をピックアッ
プして前記印刷部9に供給し、印刷後、記録紙受け台に
排出するものである。ここに、各段の記録紙トレイT
1,T2,T3及び用紙搬送部10は、サイズの異なる
複数種類の記録紙を択一的に供給する給紙部を構成す
る。
【0010】前記キーボード6は、図2に示すように、
複写倍率を±1%単位で任意に設定する倍率設定キー6
1、複写枚数を1枚単位で設定する枚数設定キー62、
印刷開始を指令するスタートキー63、プレビュモード
を指令するプレビュキー64第1の記録紙トレイT1に
セットされた記録紙を選択するトレイ1選択キー65、
第2の記録紙トレイT2にセットされた記録紙を選択す
るトレイ2選択キー66、第3の記録紙トレイT3にセ
ットされた記録紙を選択するトレイ3選択キー67等の
各種キーを配設したものである。ここに、トレイ1選択
キー65,トレイ2選択キー66及びトレイ3選択キー
67は、前記給紙部から供給する記録紙の種類を選択す
る記録紙選択手段を構成する。
【0011】前記RAM3は、図3に示すように、前記
原稿読取部8で読取った原稿1頁分の画像を記憶する画
像記憶部としての画像メモリ31、各段の記録紙トレイ
T1,T2,T3を識別するデータに対応して、そのト
レイに収納された記録紙のサイズ情報(B5,A4,B
4,A3等)と、記録紙有無を判別する有無フラグ(有
り=0,無し=1)と、対応する記録紙トレイT1,T
2,T3に収納された記録紙が選択されたか否かを判別
する選択フラグ(未選択=0,選択=1)を記憶するト
レイ管理テーブル32、複写枚数X(枚)を記憶する複
写枚数メモリ33、複写倍率Y(%)を記憶する複写倍
率メモリ34、印刷枚数N(枚)を計数する印刷枚数カ
ウンタ35等の各種メモリエリアを形成したものであ
る。
【0012】ここで、複写枚数メモリ33における複写
枚数X(枚)のプリセット値は“1”であり、複写倍率
メモリ34における複写倍率Y(%)のプリセット値は
“100”(等倍)である。また、トレイ管理テーブル
32における各記録紙トレイT1,T2,T3の有無フ
ラグ及び選択フラグのプリセット値は“0”である。前
記ROM2は、前記CPU1の動作を制御するプログラ
ム等の固定的データを予め格納したものである。
【0013】しかして、前記CPU1は、前記ROM2
内のプログラムに基づいて次の如く動作するものとなっ
ている。すなわち、アイドル状態では、入力ポート11
〜13にそれぞれ入力される記録紙サイズセンサS1,
S2,S3からの信号を監視し、トレイ管理テーブル3
2に各記録紙トレイT1,T2,T3にそれぞれ収納さ
れた記録紙のサイズ情報をセットする。因みに、この実
施の形態では、記録紙トレイT1にA4サイズの記録紙
を収納し、記録紙トレイT2にB5サイズの記録紙をセ
ットし、記録紙トレイT3にB4サイズの記録紙を収納
するものとする。また、入力ポート11〜13にそれぞ
れ入力される記録紙有無センサP1,P2,P3からの
信号を監視し、記録紙無しを検知するとトレイ管理テー
ブル32における該当トレイの記録紙有無フラグを
“1”にセットする。
【0014】この状態で、枚数設定キー62の入力によ
り複写枚数xが入力されると、複写枚数メモリ33の値
Xを入力値xに変更する。また、倍率設定キー61の入
力により複写倍率yが入力されると、複写倍率メモリ3
4の値Yを入力値yに変更する。さらに、トレイ1キー
65の入力により記録紙トレイT1が選択されると、そ
の記録紙トレイT1に記録紙が収納されているか否かを
トレイ管理テーブル32における該当記録紙トレイT1
の有無フラグから判断し、収納されている場合(有無フ
ラグ=0)にはトレイ管理テーブル32における該当記
録紙トレイT1の選択フラグを“1”にセットするとと
もに他の記録紙トレイT2,T3の選択フラグを“0”
にリセットする。同様に、トレイ2キー66の入力によ
り記録紙トレイT2が選択されると、その記録紙トレイ
T2に記録紙が収納されているか否かをトレイ管理テー
ブル32における該当記録紙トレイT2の有無フラグか
ら判断し、収納されている場合にはトレイ管理テーブル
32における該当記録紙トレイT2の選択フラグを
“1”にセットするとともに他の記録紙トレイT1,T
3の選択フラグを“0”にリセットし、トレイ3キー6
7の入力により記録紙トレイT3が選択されると、その
記録紙トレイT3に記録紙が収納されているか否かをト
レイ管理テーブル32における該当記録紙トレイT3の
有無フラグから判断し、収納されている場合にはトレイ
管理テーブル32における該当記録紙トレイT3の選択
フラグを“1”にセットするとともに他の記録紙トレイ
T1,T2の選択フラグを“0”にリセットする。
【0015】なお、キーボード6のキー入力が一定時間
途絶えるか、図示しないリセットボタンによりリセット
がかけられると、複写枚数メモリ33及び複写倍率メモ
リ34の値x,yを前記プリセット値X,Yに戻す。ま
た、前記トレイ管理テーブル32における各記録紙トレ
イT1,T2,T3の選択フラグを全て“0”にリセッ
トする。
【0016】前記CPU1は、スタートキー63の入力
を検知すると、図4の流れ図に示す処理を実行する。先
ず、ST(ステップ)1としてトレイ管理テーブル32
の選択フラグを調べて、各記録紙トレイT1,T2,T
3のうちのいずれか1つの記録紙トレイが選択されてい
ること、つまりはいずれか1つの記録紙トレイに対応す
る選択フラグが“1”にセットされているを確認する。
なお、各記録紙トレイT1,T2,T3の選択フラグが
全て“0”にリセットされている場合には、いずれか1
つの記録紙トレイに対応する選択フラグが“1”にセッ
トされるのを待機する。
【0017】ST1にていずれか1つの記録紙トレイが
選択されていることを確認したならば、ST2として印
刷枚数カウンタ35のカウント値Nを“0”にクリアす
る。しかる後、ST3として印刷部9を起動させる。ま
た、ST4として用紙搬送部10を起動させて、選択さ
れた記録紙トレイに収納されている記録紙を1枚ピック
アップし、印刷部9に供給する。さらに、ST5として
画像読取部8を起動させる。そして、ST6としてこの
画像読取部8で読取った原稿の画像データを複写倍率メ
モリ34に設定されている複写倍率Yで編集したなら
ば、ST7としてその編集した原稿画像データを印刷部
9に転送する。
【0018】こうして、ST8として原稿の画像読取り
を終了したならば、ST9として画像読取部8を停止さ
せる。また、ST10として用紙搬送部10を停止させ
る。しかる後、ST11として前記印刷枚数カウンタ3
5のカウント値Nを+1だけカウントアップしたなら
ば、ST12としてこのカウント値Nが複写枚数メモリ
33に設定されている複写枚数Xに一致するか否かを判
断する。そして、一致しない場合にはST4に戻り、S
T4〜ST11の処理を繰返す。ST12にて印刷枚数
カウンタ35のカウント値Nが複写枚数Xに一致したな
らば、ST13として印刷部9を停止させる。しかる
後、ST14として画像メモリ31をクリアしたなら
ば、このスタートキー処理を終了する。
【0019】前記CPU1は、プレビュキー64の入力
を検知すると、図5の流れ図に示す処理を実行する。先
ず、ST1として画像読取部8を起動させる。そして、
ST2としてこの画像読取部8で読取った原稿の画像デ
ータを複写倍率メモリ34に設定されている複写倍率Y
で編集したならば、ST3としてその編集した原稿画像
データを画像メモリ31に転送する(原稿表示制御手
段)。こうして、ST4として原稿の画像読取りを終了
したならば、ST5として画像読取部8を停止させる。
【0020】次に、ST6としてトレイ管理テーブル3
2の記録紙トレイT1に対応した有無フラグを調べて記
録紙トレイT1に記録紙が収納されているか否かを判断
する。そして、収納されている場合には、ST7として
トレイ管理テーブル32の記録紙トレイT1に対応した
記録紙サイズ情報をもとに当該記録紙のサイズを示す枠
画像(この場合はA4サイズの記録紙の縁を示す細破線
画像)を画像メモリ31に上書きする。また、ST8と
してトレイ管理テーブル32の記録紙トレイT2に対応
した有無フラグを調べて記録紙トレイT2に記録紙が収
納されているか否かを判断する。そして、収納されてい
る場合には、ST9としてトレイ管理テーブル32の記
録紙トレイT2に対応した記録紙サイズ情報をもとに当
該記録紙のサイズを示す枠画像(この場合はB5サイズ
の記録紙の縁を示す細破線画像)を画像メモリ31に上
書きする。さらに、ST10としてトレイ管理テーブル
32の記録紙トレイT3に対応した有無フラグを調べて
記録紙トレイT3に記録紙が収納されているか否かを判
断する。そして、収納されている場合には、ST11と
してトレイ管理テーブル32の記録紙トレイT3に対応
した記録紙サイズ情報をもとに当該記録紙のサイズを示
す枠画像(この場合はB4サイズの記録紙の縁を示す細
破線画像)を画像メモリ31に上書きする(枠画像表示
制御手段)。しかる後、ST12として画像メモリ31
の内容、つまりは画像読取部8で読取った原稿の画像
に、各記録紙トレイT1,T2,T3にそれぞれ収納さ
れている記録紙のサイズを示す枠画像を重ねた画像をC
RTディスプレイ4に表示させる(原稿表示制御手段,
枠画像表示制御手段)。この状態で、ST13として倍
率設定キー61の入力により設定倍率Yが変更された場
合には、ST14として画像メモリ31に記憶している
原稿画像のデータの倍率を変更後の倍率に修正するべく
画像データの編集を行う。そして編集後、ST12に戻
って画像メモリ31の内容をCRTディスプレイ4に表
示させる。
【0021】また、ST15としてトレイ1キー65,
トレイ2キー66及びトレイ3キー67のうちのいずれ
か1キーの入力により各記録紙トレイT1,T2,T3
のうちの1つが選択された場合には、ST16としてそ
の選択された記録紙トレイに収納されている記録紙の枠
画像が太線になるように画像メモリ31に記憶している
該当枠画像データを修正する。そして修正後、ST12
に戻って画像メモリ31の内容をCRTディスプレイ4
に表示させる(選択枠表示制御手段)。
【0022】さらに、ST17としてスタートキー63
のキー入力により複写開始が指令された場合には、前述
したスタートキー処理(図4参照)のST1〜ST14
と同様の処理を実行する。そして、ST14にて画像メ
モリ31をクリアしたならば、このプレビュキー処理を
終了する。なお、CPU1は、前記プレビュキー処理に
おけるST1〜ST17の処理をを実行中に図示しない
リセットボタンによりリセットがかけられると、その実
行中の処理を中止してアイドル状態に戻るようになって
いる。
【0023】このように構成された本実施の形態の複写
機を使用する場合において、オペレータがプレビュ機能
を用いる場合には、先ず、原稿を原稿台にセットすると
ともに、複写倍率が等倍で無ければ所望する複写倍率を
倍率設定キー61により設定し、複写枚数が2枚以上で
あれば所望する複写枚数を枚数設定キー62により設定
した後、プレビュキー64を入力する。そうすると、画
像読取部8が起動して原稿の画像が読取られ、その原稿
画像データが画像メモリ31に転送される。このとき、
複写倍率が等倍でなければ原稿画像データは設定倍率で
縮小または拡大されて画像メモリ31に転送される。
【0024】原稿の画像読取りが完了すると、画像読取
部8が停止し、CRTディスプレイ4の画面40に、図
6(a)に示す如く、原稿画像41が表示される。ま
た、記録紙トレイT1にA4サイズの記録紙が収納され
ている場合には、このA4サイズの記録紙の縁を細線破
線で示す枠画像42が原稿画像41に重ねて表示され、
記録紙トレイT2にB5サイズの記録紙が収納されてい
る場合には、このB5サイズの記録紙の縁を細線破線で
示す枠画像43が原稿画像41に重ねて表示され、記録
紙トレイT3にB4サイズの記録紙が収納されている場
合には、このB4サイズの記録紙の縁を細線破線で示す
枠画像44が原稿画像41に重ねて表示される。
【0025】したがって、オペレータはCRTディスプ
レイ4の画面40を見ることによって、原稿画像41は
A4サイズの記録紙が適当であると判断できる。そこ
で、オペレータはトレイ1キー65を入力して、A4サ
イズの記録紙が収納された記録紙トレイT1を選択す
る。そうすると、図6(b)に示す如く、A4サイズの
記録紙の縁を示す枠画像42が太線破線に修正され、A
4サイズの記録紙を選択したことが明確になる。
【0026】そこで、オペレータは、スタートキー63
を入力して複写開始を指令する。そうすると、印刷部9
が起動するとともに用紙搬送部10が動作して、記録紙
トレイT1に収納されているA4サイズの用紙が1枚ピ
ックアップされる。また、画像読取部8が再度起動して
原稿の画像が読取られ、その原稿画像データが印刷部9
に転送される。このとき、複写倍率が等倍でなければ原
稿画像データは設定倍率で縮小または拡大されて印刷部
9に転送される。これにより、印刷部9によって当該原
稿の画像が記録紙トレイT1からピックアップされたA
4サイズの記録紙に印刷され、印刷後、記録紙受け台に
排出される。こうして、設定枚数だけ原稿画像の複写が
行われたならば、画像読取部8,印刷部9及び用紙搬送
部10が停止する。
【0027】なお、例えば記録紙トレイT1に収納され
ていたA4サイズの記録紙がなくなると、図6(a)に
示すプレビュー画面40にA4サイズの記録紙の枠画像
42が表示されなくなる。同様に、記録紙トレイT2に
収納されていたB5サイズの記録紙がなくなるとB5サ
イズの記録紙の枠画像43が表示されなくなり、記録紙
トレイT3に収納されていたB4サイズの記録紙がなく
なるとB4サイズの記録紙の枠画像44が表示されなく
なる。また、例えば記録紙トレイT3にB4サイズでな
く43サイズの記録紙を収納すると、図6(a)に示す
プレビュー画面40からB4サイズの記録紙の枠画像4
4が表示されなくなり、その代りにA3サイズの記録紙
の枠画像が表示される。
【0028】このように、本実施の形態によれば、プレ
ビュ機能を利用することによってオペレータが複写画像
等の大きさ等を印刷前に確認できる上、現時点で選択可
能な記録紙のなかでどのサイズのものを選択するのが適
切なのかをその記録紙の枠画像42,43,44から容
易に判断することができる。したがって、複写画像の大
きさ等から適切なサイズの記録紙を選択する作業が簡便
になる。その結果、例えばコンビニエンスストアに設置
されている複写機のように当該複写機の操作に慣れてい
ない客がセルフで使用する場合でも複写ミスが少なくな
り、記録紙の無駄が大幅に低減される。
【0029】なお、本発明は前記一実施の形態に限定さ
れるものではない。例えば、前記一実施の形態ではプレ
ビュ画面40が表示された状態でいずれか1種類の記録
紙が選択されると、その選択された記録紙のサイズに対
応する枠画像42を太線破線に切り換えることによって
選択されなかった記録紙のサイズに対応する枠画像4
3,45と異ならせたが、枠画像を異ならせる手段はこ
れに限定されるものではない。例えば、選択されなかっ
た記録紙のサイズに対応する枠画像43,45を消去
し、選択された記録紙のサイズに対応する枠画像42を
画面に残すことによって異ならせてもよい。また、選択
された記録紙のサイズに対応する枠画像42を実線にし
て異ならせることも可能である。
【0030】また、前記一実施の形態ではプレビュ機能
の実行により原稿の画像を読取り、その画像データを画
像メモリ31に転送してCRTディスプレイ4に表示さ
せた後、スタートキー63の入力により複写開始が指令
されると、再度原稿読取部8を動作させて原稿画像を読
取り、その画像データを印刷部9に転送して記録紙に印
刷したが、スタートキー63の入力により複写開始が指
令されると、画像メモリ31内の画像データを印刷部9
に転送して記録紙に印刷するようにしてもよい。
【0031】この場合におけるCPU1の処理手順を図
7に示す。なお、図7は図5に示したプレビュキー処理
のST17においてスタートキー63の入力を検知した
後の処理を示している。すなわちCPU1は、図5のS
T17にてスタートキー63のキー入力を検知すると、
ST18として各記録紙トレイT1,T2,T3のうち
のいずれか1つのトレイが選択されていることを確認し
たならば、ST19として印刷枚数カウンタ35のカウ
ント値Nを“0”にクリアする。次に、ST20として
印刷部9を起動させる。また、ST21として用紙搬送
部10を起動させて、選択されたトレイに収納されてい
る記録紙を1枚ピックアップし、印刷部9に供給する。
【0032】しかる後、ST22として画像メモリ31
に記憶した原稿画像データを印刷部9に順次転送する。
そして、ST23として原稿画像データを全て転送し終
えたならば、ST24として用紙搬送部10を停止させ
る。次に、ST25として前記印刷枚数カウンタ35の
カウント値Nを+1だけカウントアップしたならば、S
T26としてこのカウント値Nが複写枚数メモリ33に
設定されている複写枚数Xに一致するか否かを判断す
る。そして、一致しない場合にはST21に戻り、ST
21〜ST26の処理を繰返す。
【0033】ST26にて印刷枚数カウンタ35のカウ
ント値Nが複写枚数Xに一致したならば、ST27とし
て印刷部9を停止させる。しかる後、ST28として画
像メモリ31をクリアしたならば、この処理をプレビュ
キー処理を終了する。以上のようにCPU1が実行する
処理を変更することによって、原稿画像のプレビュ後に
スタートキー63により複写開始を指令すると、画像メ
モリ31内の画像データが印刷部9に転送されて記録紙
に印刷されるので、画像読取部8の稼働率を抑制でき、
長寿命化を図り得る。この他、本発明の要旨を逸脱しな
い範囲で種々変形実施可能であるのは勿論である。
【0034】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
複写画像の大きさ等から適切なサイズの記録紙を選択す
る作業を簡便にでき、複写ミスによる記録紙の無駄をな
くすことができるプレビュ機能付複写機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態であるプレビュ機能付
複写機の要部ブロック図。
【図2】 同プレビュ機能付複写機のキーボードを概略
的に示す図。
【図3】 同プレビュ機能付複写機のRAMエリアを概
略的に示す図。
【図4】 同プレビュ機能付複写機のCPUが実行する
スタートキー処理の要部を示す流れ図。
【図5】 同プレビュ機能付複写機のCPUが実行する
プレビュキー処理の要部を示す流れ図。
【図6】 同プレビュ機能付複写機におけるプレビュ画
面の一表示例を示す図。
【図7】 同プレビュ機能付複写機のCPUが実行する
プレビュキー処理の他の例を示す流れ図。
【符号の説明】
1…CPU 2…ROM 3…RAM 4…CRTディスプレイ 6…キーボード 8…画像読取部 9…印刷部 10…用紙搬送部 T1〜T3…記録紙トレイ S1〜S3…記録紙サイズセンサ P1〜P3…記録紙有無センサ 31…画像メモリ 32…トレイ管理テーブル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サイズの異なる複数種類の記録紙を択一
    的に供給する給紙部、この給紙部から供給する記録紙の
    種類を選択する記録紙選択手段、原稿の画像を読取る画
    像読取部、この画像読取部で読取った原稿画像を前記記
    録紙選択手段により選択され給紙部から供給される記録
    紙に印刷する印刷部を備えたプレビュ機能付複写機にお
    いて、 画像表示部と、前記画像読取部で読取った原稿画像を記
    憶する画像記憶部と、この画像記憶部に記憶した原稿画
    像を前記画像表示部に表示させる原稿表示制御手段と、
    前記給紙部から供給可能な記録紙のサイズを表わす枠画
    像を前記画像表示部に前記原稿画像に重ねて表示させる
    枠画像表示制御手段とを具備したことを特徴とするプレ
    ビュ機能付複写機。
  2. 【請求項2】 サイズの異なる複数種類の記録紙を択一
    的に供給する給紙部、この給紙部から供給する記録紙の
    種類を選択する記録紙選択手段、原稿の画像を読取る画
    像読取部、この画像読取部で読取った原稿画像を前記記
    録紙選択手段により選択され給紙部から供給される記録
    紙に印刷する印刷部を備えたプレビュ機能付複写機にお
    いて、 画像表示部と、前記画像読取部で読取った原稿画像を記
    憶する画像記憶部と、この画像記憶部に記憶した原稿画
    像を前記画像表示部に表示させる原稿表示制御手段と、
    前記給紙部から供給可能な記録紙のサイズを表わす枠画
    像を前記画像表示部に前記原稿画像に重ねて表示させる
    枠画像表示制御手段と、前記画像表示部に原稿画像と各
    種記録紙の枠画像が表示されている状態で前記記録紙選
    択手段により1種類の記録紙が選択されるとその選択さ
    れた記録紙に対応する枠画像の表示を他の記録紙に対応
    する枠画像の表示と異ならせる選択枠表示制御手段とを
    具備したことを特徴とするプレビュ機能付複写機。
  3. 【請求項3】 プレビュモードを指定するプレビュキー
    を設け、このプレビュキーが入力された場合に原稿表示
    制御手段及び枠画像表示制御手段を動作させることを特
    徴とする請求項1または2記載のプレビュ機能付複写
    機。
  4. 【請求項4】 複写開始を指令するスタートキーを設
    け、原稿表示制御手段により画像表示部に原稿画像を表
    示させた状態で前記スタートキーが入力されると、画像
    記憶部に記憶した原稿画像を記録紙選択手段により選択
    され給紙部から供給される記録紙に印刷部にて印刷する
    ようにしたことを特徴とする請求項1または2記載のプ
    レビュ機能付複写機。
JP8335519A 1996-12-16 1996-12-16 プレビュ機能付複写機 Pending JPH10171311A (ja)

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