JP2000147690A - 写真処理装置 - Google Patents
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- JP2000147690A JP2000147690A JP10316080A JP31608098A JP2000147690A JP 2000147690 A JP2000147690 A JP 2000147690A JP 10316080 A JP10316080 A JP 10316080A JP 31608098 A JP31608098 A JP 31608098A JP 2000147690 A JP2000147690 A JP 2000147690A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 カーソルを、プリント処理不要なコマの画像
を飛ばして、プリント処理を行うコマの画像に自動的に
移動させることが出来る写真処理装置を提供する。 【解決手段】 画像読取機構で読み取ったフィルムの各
コマの画像を、画像表示機能により表示装置の画面に表
示して、マニュアル補正機能により補正可能としている
写真処理装置において、表示装置の画面に表示されてい
る複数コマの画像の一つにカーソルを表示するカーソル
表示機能と、画像読取機構で読み取ったフィルムの各コ
マの画像からプリント不要なコマの画像を判定するプリ
ント画像判定機能と、カーソル表示機能により表示され
るカーソルを、該プリント画像判定機能で判定されたプ
リント不要なコマの画像を飛ばしてプリントが必要なコ
マの画像に移動させるカーソル移動機能とを設けて、画
像マニュアル補正機能による画像の補正時、表示装置の
画面に表示されるカーソルを、プリントが必要なコマの
画像に自動的に移動させるようにした。
を飛ばして、プリント処理を行うコマの画像に自動的に
移動させることが出来る写真処理装置を提供する。 【解決手段】 画像読取機構で読み取ったフィルムの各
コマの画像を、画像表示機能により表示装置の画面に表
示して、マニュアル補正機能により補正可能としている
写真処理装置において、表示装置の画面に表示されてい
る複数コマの画像の一つにカーソルを表示するカーソル
表示機能と、画像読取機構で読み取ったフィルムの各コ
マの画像からプリント不要なコマの画像を判定するプリ
ント画像判定機能と、カーソル表示機能により表示され
るカーソルを、該プリント画像判定機能で判定されたプ
リント不要なコマの画像を飛ばしてプリントが必要なコ
マの画像に移動させるカーソル移動機能とを設けて、画
像マニュアル補正機能による画像の補正時、表示装置の
画面に表示されるカーソルを、プリントが必要なコマの
画像に自動的に移動させるようにした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、写真処理装置、詳
しくは、画像読取機構で読み取ったフィルムの画像を表
示装置のモニター画面に表示し、オペレーターが前記モ
ニター画面を見ながらマニュアル補正機能により画像の
色や濃度等を補正出来るようにしている写真処理装置に
関する。
しくは、画像読取機構で読み取ったフィルムの画像を表
示装置のモニター画面に表示し、オペレーターが前記モ
ニター画面を見ながらマニュアル補正機能により画像の
色や濃度等を補正出来るようにしている写真処理装置に
関する。
【０００２】
【従来の技術】一般にこの種の写真処理装置は、装置本
体に、現像済のフィルムの画像を読み取る画像読取機構
としてのスキャナーと、このスキャナーで読み取った複
数コマの画像を表示装置の画面に表示する画像表示機能
と、画像読取機構で読み取った画像を入力手段としての
キーボードを介してマニュアル補正する画像マニュアル
補正機能と、該画像を印画紙にプリントするプリント処
理機構とを備えて成り、スキャナーで読み取ったフィル
ムのコマの画像を、表示装置の画面に表示して、マニュ
アル補正機能により補正した後、プリント処理機構によ
りプリントを仕上げるようにしている。
体に、現像済のフィルムの画像を読み取る画像読取機構
としてのスキャナーと、このスキャナーで読み取った複
数コマの画像を表示装置の画面に表示する画像表示機能
と、画像読取機構で読み取った画像を入力手段としての
キーボードを介してマニュアル補正する画像マニュアル
補正機能と、該画像を印画紙にプリントするプリント処
理機構とを備えて成り、スキャナーで読み取ったフィル
ムのコマの画像を、表示装置の画面に表示して、マニュ
アル補正機能により補正した後、プリント処理機構によ
りプリントを仕上げるようにしている。
【０００３】また以上の写真処理装置において、マニュ
アル補正機能による画像の補正処理開始時には、表示装
置の画面に表示される複数コマの画像中の先頭のコマ画
像にカーソルが表示されるようにして、該カーソルが表
示された画像から補正処理が行えるようにしている。
アル補正機能による画像の補正処理開始時には、表示装
置の画面に表示される複数コマの画像中の先頭のコマ画
像にカーソルが表示されるようにして、該カーソルが表
示された画像から補正処理が行えるようにしている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、現像処
理されたフィルム中には、スヌケやカブリなどプリント
を必要としない画像が含まれていることがあり、また焼
き増し時においては、特定のコマだけをプリント処理す
る必要もあるが、従来の写真処理装置では、カーソルの
初期位置が、スキャナーで読み取って表示装置の画面に
表示される複数コマの画像中の先頭のコマ画像から常に
スタートするため、マニュアル補正機能による画像の補
正処理に際して、オペレータは、その都度、キーボード
のキー操作により、複数コマの画像中の先頭のコマ画像
に表示されているカーソルを、プリントを行うコマ画像
まで移動させる操作を必要とし、そのため作業性が悪
く、ともすると、カーソルの移動操作を間違えたり、あ
るいはプリント処理を行わないコマの画像の補正等を不
用意に行ってしまうなどの人為的なミスを招く不具合も
ある。
理されたフィルム中には、スヌケやカブリなどプリント
を必要としない画像が含まれていることがあり、また焼
き増し時においては、特定のコマだけをプリント処理す
る必要もあるが、従来の写真処理装置では、カーソルの
初期位置が、スキャナーで読み取って表示装置の画面に
表示される複数コマの画像中の先頭のコマ画像から常に
スタートするため、マニュアル補正機能による画像の補
正処理に際して、オペレータは、その都度、キーボード
のキー操作により、複数コマの画像中の先頭のコマ画像
に表示されているカーソルを、プリントを行うコマ画像
まで移動させる操作を必要とし、そのため作業性が悪
く、ともすると、カーソルの移動操作を間違えたり、あ
るいはプリント処理を行わないコマの画像の補正等を不
用意に行ってしまうなどの人為的なミスを招く不具合も
ある。
【０００５】本発明は以上の実情に鑑みて開発したもの
であって、目的とするところは、カーソルを、プリント
処理不要なコマの画像を飛ばして、プリント処理を行う
コマの画像に自動的に移動させることが出来る写真処理
装置を提供するにある。
であって、目的とするところは、カーソルを、プリント
処理不要なコマの画像を飛ばして、プリント処理を行う
コマの画像に自動的に移動させることが出来る写真処理
装置を提供するにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに請求項１記載の発明は、現像済フィルムの画像を読
み取る画像読取機構と、画像読取機構で読み取った複数
コマの画像を表示装置の画面に表示する画像表示機能
と、画像読取機構で読み取った画像を入力手段を介して
マニュアル補正する画像マニュアル補正機能とを備え、
画像読取機構で読み取ったフィルムの各コマの画像を、
画像表示機能により表示装置の画面に表示して、マニュ
アル補正機能により補正可能としている写真処理装置に
おいて、表示装置の画面に表示されている複数コマの画
像の一つにカーソルを表示するカーソル表示機能と、画
像読取機構で読み取ったフィルムの各コマの画像からプ
リント不要なコマの画像を判定するプリント画像判定機
能と、カーソル表示機能により表示されるカーソルを、
該プリント画像判定機能で判定されたプリント不要なコ
マの画像を飛ばしてプリントが必要なコマの画像に移動
させるカーソル移動機能とを設けて、画像マニュアル補
正機能による画像の補正時、表示装置の画面に表示され
るカーソルを、プリントが必要なコマの画像に自動的に
移動させるようにしたのである。
めに請求項１記載の発明は、現像済フィルムの画像を読
み取る画像読取機構と、画像読取機構で読み取った複数
コマの画像を表示装置の画面に表示する画像表示機能
と、画像読取機構で読み取った画像を入力手段を介して
マニュアル補正する画像マニュアル補正機能とを備え、
画像読取機構で読み取ったフィルムの各コマの画像を、
画像表示機能により表示装置の画面に表示して、マニュ
アル補正機能により補正可能としている写真処理装置に
おいて、表示装置の画面に表示されている複数コマの画
像の一つにカーソルを表示するカーソル表示機能と、画
像読取機構で読み取ったフィルムの各コマの画像からプ
リント不要なコマの画像を判定するプリント画像判定機
能と、カーソル表示機能により表示されるカーソルを、
該プリント画像判定機能で判定されたプリント不要なコ
マの画像を飛ばしてプリントが必要なコマの画像に移動
させるカーソル移動機能とを設けて、画像マニュアル補
正機能による画像の補正時、表示装置の画面に表示され
るカーソルを、プリントが必要なコマの画像に自動的に
移動させるようにしたのである。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる写真処理機
の実施形態を図面に基づいて説明する。
の実施形態を図面に基づいて説明する。
【０００８】図１は、本発明を適用する写真処理装置を
概略的に示したものであって、この写真処理装置は、基
本的には、現像済フィルムＦをセットするネガマスク１
０と、現像済フィルムＦの各コマの画像を読み取る画像
読取機構としてのスキャナー１と、スキャナー１で読み
取った画像をカラーモニターの画面２０に表示する表示
装置２と、同じくスキャナー１で読み取った画像を印画
紙Ｐにプリントするプリント処理機構３と、これら各構
成部材１・２・３を制御するための制御装置４と、この
制御装置４に各種情報等を入力するための入力手段とし
てのキーボード５とを備え、前記ネガマスクユニット１
０には、フイルムＦの画像の濃度を検出する濃度センサ
ー１１を搭載している。
概略的に示したものであって、この写真処理装置は、基
本的には、現像済フィルムＦをセットするネガマスク１
０と、現像済フィルムＦの各コマの画像を読み取る画像
読取機構としてのスキャナー１と、スキャナー１で読み
取った画像をカラーモニターの画面２０に表示する表示
装置２と、同じくスキャナー１で読み取った画像を印画
紙Ｐにプリントするプリント処理機構３と、これら各構
成部材１・２・３を制御するための制御装置４と、この
制御装置４に各種情報等を入力するための入力手段とし
てのキーボード５とを備え、前記ネガマスクユニット１
０には、フイルムＦの画像の濃度を検出する濃度センサ
ー１１を搭載している。
【０００９】そして制御装置４には、スキャナー１で読
み取った画像の濃度や色を自動的に補正するための画像
自動補正機能４１と、スキャナー１で読み取って画像自
動補正機能４１により補正されたフィルムのコマ画像を
表示装置２の画面２０に複数コマ同時に表示（実施形態
では、６コマの画像を同時に表示）するための画像表示
機能４２と、スキャナー１で読み取って画像自動補正機
能４１により補正された画像を、キーボード５を介して
更にマニュアル補正するための画像マニュアル補正機能
４３とを構築し、スキャナー２で読み取ったフィルムの
各コマの画像を、画像自動補正機能４１により補正した
上で、画像表示機能４２により表示装置２の画面２０に
表示し、オペレータによるキーボード５の操作により、
画像マニュアル補正機能４３を介して画像の色や濃度を
補正可能としている。
み取った画像の濃度や色を自動的に補正するための画像
自動補正機能４１と、スキャナー１で読み取って画像自
動補正機能４１により補正されたフィルムのコマ画像を
表示装置２の画面２０に複数コマ同時に表示（実施形態
では、６コマの画像を同時に表示）するための画像表示
機能４２と、スキャナー１で読み取って画像自動補正機
能４１により補正された画像を、キーボード５を介して
更にマニュアル補正するための画像マニュアル補正機能
４３とを構築し、スキャナー２で読み取ったフィルムの
各コマの画像を、画像自動補正機能４１により補正した
上で、画像表示機能４２により表示装置２の画面２０に
表示し、オペレータによるキーボード５の操作により、
画像マニュアル補正機能４３を介して画像の色や濃度を
補正可能としている。
【００１０】プリント処理機構３は、スキャナー１で読
み取ったフィルムＦの各コマの画像を印画紙Ｐに焼き付
けるためのデジタル式の露光装置３ａと、露光装置３ａ
で露光済の印画紙Ｐを現像処理するための現像処理装置
３ｂとを備え、露光機構３ａにより、スキャナー１で読
み取った各画像を印画紙Ｐに焼き付けた後、この印画紙
Ｐを現像処理装置３ｂで現像して、プリントを仕上げる
ようにしている。
み取ったフィルムＦの各コマの画像を印画紙Ｐに焼き付
けるためのデジタル式の露光装置３ａと、露光装置３ａ
で露光済の印画紙Ｐを現像処理するための現像処理装置
３ｂとを備え、露光機構３ａにより、スキャナー１で読
み取った各画像を印画紙Ｐに焼き付けた後、この印画紙
Ｐを現像処理装置３ｂで現像して、プリントを仕上げる
ようにしている。
【００１１】制御装置４は、マイクロコンピュータを搭
載し、該マイクロコンピュータのプログラム上に、前記
した画像自動補正機能４１、画像表示機能４２及び画像
マニュアル補正機能４３に加えて、図に示す実施形態で
は、表示装置２の画面２０に表示されている複数コマの
画像Ｆ１〜Ｆ６の一つに枠状のカーソルＣを表示して、
画像マニュアル補正機能４３による補正が可能なコマ画
像を指示するカーソル表示機能４４と、スキャナー１で
読み取ったフィルムの各コマの画像からプリント不要な
コマの画像を判定するプリント画像判定機能４５と、カ
ーソル表示機能４４により表示されるカーソルＣを、前
記プリント画像判定機能４５で判定されたプリント不要
なコマの画像を飛ばしてプリントが必要なコマの画像に
移動させるカーソル移動機能４６とを構築している。
載し、該マイクロコンピュータのプログラム上に、前記
した画像自動補正機能４１、画像表示機能４２及び画像
マニュアル補正機能４３に加えて、図に示す実施形態で
は、表示装置２の画面２０に表示されている複数コマの
画像Ｆ１〜Ｆ６の一つに枠状のカーソルＣを表示して、
画像マニュアル補正機能４３による補正が可能なコマ画
像を指示するカーソル表示機能４４と、スキャナー１で
読み取ったフィルムの各コマの画像からプリント不要な
コマの画像を判定するプリント画像判定機能４５と、カ
ーソル表示機能４４により表示されるカーソルＣを、前
記プリント画像判定機能４５で判定されたプリント不要
なコマの画像を飛ばしてプリントが必要なコマの画像に
移動させるカーソル移動機能４６とを構築している。
【００１２】そして、画像マニュアル補正機能４３によ
る画像の補正時、表示装置２の画面２０に表示されるカ
ーソルＣを、プリント画像判定機能４５により判定され
たプリントが必要なコマの画像にカーソル移動機能４６
でもって自動的に移動させ、該カーソルＣにより指示さ
れている画像を、キーボード５中の所定のキー操作によ
り画像マニュアル補正機能４３を介して補正出来るよう
にしている。
る画像の補正時、表示装置２の画面２０に表示されるカ
ーソルＣを、プリント画像判定機能４５により判定され
たプリントが必要なコマの画像にカーソル移動機能４６
でもって自動的に移動させ、該カーソルＣにより指示さ
れている画像を、キーボード５中の所定のキー操作によ
り画像マニュアル補正機能４３を介して補正出来るよう
にしている。
【００１３】また制御装置４のプログラムに、「プレジ
ャッジプリント」モードを構築し、制御装置４を「プレ
ジャッジプリント」モードに切り替えるに伴い、ネガマ
スク１０に設けた濃度センサー１１で検出された各コマ
の画像の濃度より、前記プリント画像判定機能４５に
て、スヌケ若しくはカブリが生じたプリント不要なコマ
画像を判定するようにしている。
ャッジプリント」モードを構築し、制御装置４を「プレ
ジャッジプリント」モードに切り替えるに伴い、ネガマ
スク１０に設けた濃度センサー１１で検出された各コマ
の画像の濃度より、前記プリント画像判定機能４５に
て、スヌケ若しくはカブリが生じたプリント不要なコマ
画像を判定するようにしている。
【００１４】また更に制御装置４のプログラムに、「プ
リントの焼き増し」モードを構築すると共に、フィルム
のコマごとの焼き増し枚数が入力可能な焼き増し枚数入
力画面Ｄを設定して、キーボード５のキー操作により、
制御装置４を「プリントの焼き増し」モードに切り換え
るに伴い、表示装置２の画面２０に、図２に示すプリン
トの焼き増し枚数入力画面Ｄが表示されるようにしてい
る。
リントの焼き増し」モードを構築すると共に、フィルム
のコマごとの焼き増し枚数が入力可能な焼き増し枚数入
力画面Ｄを設定して、キーボード５のキー操作により、
制御装置４を「プリントの焼き増し」モードに切り換え
るに伴い、表示装置２の画面２０に、図２に示すプリン
トの焼き増し枚数入力画面Ｄが表示されるようにしてい
る。
【００１５】表示装置２の画面に表示される焼き増し枚
数入力画面Ｄは、図３に示すごとく、６コマ分のコマナ
ンバー表示欄Ｓ１と、このコマナンバー表示欄Ｓ１に対
応して、各コマ毎の焼き増し枚数を表示するプリント枚
数欄Ｓ２とが表示されるようにしている。
数入力画面Ｄは、図３に示すごとく、６コマ分のコマナ
ンバー表示欄Ｓ１と、このコマナンバー表示欄Ｓ１に対
応して、各コマ毎の焼き増し枚数を表示するプリント枚
数欄Ｓ２とが表示されるようにしている。
【００１６】そして制御装置４を「プリントの焼き増
し」モードに切り替えて、キーボード５のキー操作によ
り、焼き増し枚数入力画面Ｄ中のプリント枚数欄Ｓ２へ
の入力操作に伴い、プリント枚数欄Ｓ２においてプリン
ト枚数が０と表示されたコマナンバーの画像を、プリン
ト画像判定機能４５にて、プリント不要なコマの画像と
判定するようにしている。
し」モードに切り替えて、キーボード５のキー操作によ
り、焼き増し枚数入力画面Ｄ中のプリント枚数欄Ｓ２へ
の入力操作に伴い、プリント枚数欄Ｓ２においてプリン
ト枚数が０と表示されたコマナンバーの画像を、プリン
ト画像判定機能４５にて、プリント不要なコマの画像と
判定するようにしている。
【００１７】一方、キーボード５は、図１に概略的に示
すように、ＭＥＮＵキー５ａ、ＳＨＩＦＴキー５ｂ、Ｐ
ＡＳＳキー５ｃ、ＳＴＡＲＴキー５ｄ、ＳＴＯＰキー５
ｅ、イエロー補正キー５ｆ、マゼンタ補正キー５ｇ、シ
アン補正キー５ｈ、補正値を増減する複数の数値入力キ
ー５ｉ等を備え、スキャナー１で読み取った画像の色補
正をオペレータが行うときには、各色の補正キーと数値
入力キー等を操作することで、制御装置４の画像マニュ
アル補正機能４３に補正指示を入力するようにしてい
る。以上の写真処理機により、通常のプリント処理を行
う場合には、制御装置４を「プレジャッジプリント」モ
ードに切り替えて、現像済フィルムＦをネガマスクユニ
ット１０にセットし、キーボード５のＳＴＡＲＴキー５
ｄを押すと、現像済フィルムＦの各コマの画像がスキャ
ナ１で読み取られて、画像自動補正機能４１により、こ
れら各コマの画像が自動的に補正された後、図２に示す
ように、表示装置２の画面２０に６コマ分の画像Ｆ１〜
Ｆ６が表示されるのである。
すように、ＭＥＮＵキー５ａ、ＳＨＩＦＴキー５ｂ、Ｐ
ＡＳＳキー５ｃ、ＳＴＡＲＴキー５ｄ、ＳＴＯＰキー５
ｅ、イエロー補正キー５ｆ、マゼンタ補正キー５ｇ、シ
アン補正キー５ｈ、補正値を増減する複数の数値入力キ
ー５ｉ等を備え、スキャナー１で読み取った画像の色補
正をオペレータが行うときには、各色の補正キーと数値
入力キー等を操作することで、制御装置４の画像マニュ
アル補正機能４３に補正指示を入力するようにしてい
る。以上の写真処理機により、通常のプリント処理を行
う場合には、制御装置４を「プレジャッジプリント」モ
ードに切り替えて、現像済フィルムＦをネガマスクユニ
ット１０にセットし、キーボード５のＳＴＡＲＴキー５
ｄを押すと、現像済フィルムＦの各コマの画像がスキャ
ナ１で読み取られて、画像自動補正機能４１により、こ
れら各コマの画像が自動的に補正された後、図２に示す
ように、表示装置２の画面２０に６コマ分の画像Ｆ１〜
Ｆ６が表示されるのである。
【００１８】ところで表示装置２の画面２０に表示され
る画像中に、例えば図２の１コマ目の画像Ｆ１のように
スヌケ若しくはカブリが生じた画像があると、ネガマス
ク１０の濃度センサー１１による各画像Ｆ１〜Ｆ６の検
出結果に基づいて、プリント画像判定機能４５により、
スヌケ若しくはカブリが生じている１コマ目の画像Ｆ１
がプリント不要なコマの画像と判定されて、カーソル移
動機能４６により、表示装置２の画面２０上のカーソル
Ｃが、図２に示すごとく、プリント不要な１コマ目の画
像Ｆ１を飛んでプリントを必要とする２コマ目の画像Ｆ
２に自動的に移動するのである。
る画像中に、例えば図２の１コマ目の画像Ｆ１のように
スヌケ若しくはカブリが生じた画像があると、ネガマス
ク１０の濃度センサー１１による各画像Ｆ１〜Ｆ６の検
出結果に基づいて、プリント画像判定機能４５により、
スヌケ若しくはカブリが生じている１コマ目の画像Ｆ１
がプリント不要なコマの画像と判定されて、カーソル移
動機能４６により、表示装置２の画面２０上のカーソル
Ｃが、図２に示すごとく、プリント不要な１コマ目の画
像Ｆ１を飛んでプリントを必要とする２コマ目の画像Ｆ
２に自動的に移動するのである。
【００１９】従ってオペレータは、従来のようにカーソ
ルＣの移動操作を行う必要がなくなり、直ちにキーボー
ド５の各色の補正キーと数値入力キー等の操作にかかっ
て、制御装置４の画像マニュアル補正機能４３に補正指
示を入力することが出来、画像マニュアル補正機能４３
による２コマ目の画像Ｆ２の補正が行われると、その画
像が、プリント処理機構３によりプリント処理されるの
である。
ルＣの移動操作を行う必要がなくなり、直ちにキーボー
ド５の各色の補正キーと数値入力キー等の操作にかかっ
て、制御装置４の画像マニュアル補正機能４３に補正指
示を入力することが出来、画像マニュアル補正機能４３
による２コマ目の画像Ｆ２の補正が行われると、その画
像が、プリント処理機構３によりプリント処理されるの
である。
【００２０】また一方、以上の写真処理装置によりプリ
ントの焼き増しを行う場合には、キーボード５のキー操
作により、制御装置４を「プリントの焼き増し」モード
に切り換えるのであって、「プリントの焼き増し」モー
ドへの切り替えに伴い、表示装置２の画面２０には、図
３に示すごとく、焼き増し枚数入力画面Ｄが表示され
る。
ントの焼き増しを行う場合には、キーボード５のキー操
作により、制御装置４を「プリントの焼き増し」モード
に切り換えるのであって、「プリントの焼き増し」モー
ドへの切り替えに伴い、表示装置２の画面２０には、図
３に示すごとく、焼き増し枚数入力画面Ｄが表示され
る。
【００２１】オペレータは、この焼き増し枚数入力画面
Ｄを見ながら、焼き増しを必要とするコマナンバーに、
その焼き増し枚数をキーボード５により入力した後、焼
き増し処理を行う現像済フィルムＦをネガマスクユニッ
ト１０にセットし、キーボード５のＳＴＡＲＴキー５ｄ
を押すと、現像済フィルムＦの各コマの画像がスキャナ
ー１で読み取られて、画像自動補正機能４１により、こ
れら各コマの画像が自動的に補正された後、図４に示す
ように、表示装置２の画面２０に６コマ分の画像Ｆ１〜
Ｆ６が表示される一方、プリント枚数欄Ｓ２においてプ
リント枚数を０に設定したコマナンバーの画像Ｆ１・Ｆ
２・Ｆ４・Ｆ６が、プリント画像判定機能４５によりプ
リント不要なコマの画像と判定され、カーソル移動機能
４６により、表示装置２の画面２０上に表示されるカー
ソルＣが、プリントを行う最初のコマの画像、即ち３コ
マ目の画像Ｆ３に自動的に移動するのである。
Ｄを見ながら、焼き増しを必要とするコマナンバーに、
その焼き増し枚数をキーボード５により入力した後、焼
き増し処理を行う現像済フィルムＦをネガマスクユニッ
ト１０にセットし、キーボード５のＳＴＡＲＴキー５ｄ
を押すと、現像済フィルムＦの各コマの画像がスキャナ
ー１で読み取られて、画像自動補正機能４１により、こ
れら各コマの画像が自動的に補正された後、図４に示す
ように、表示装置２の画面２０に６コマ分の画像Ｆ１〜
Ｆ６が表示される一方、プリント枚数欄Ｓ２においてプ
リント枚数を０に設定したコマナンバーの画像Ｆ１・Ｆ
２・Ｆ４・Ｆ６が、プリント画像判定機能４５によりプ
リント不要なコマの画像と判定され、カーソル移動機能
４６により、表示装置２の画面２０上に表示されるカー
ソルＣが、プリントを行う最初のコマの画像、即ち３コ
マ目の画像Ｆ３に自動的に移動するのである。
【００２２】従ってオペレータは、前記と同様、カーソ
ルＣの移動操作を行う必要がなくなり、直ちにキーボー
ド５の各色の補正キーと数値入力キー等の操作にかかっ
て、制御装置４の画像マニュアル補正機能４３に補正指
示を入力することが出来るのであって、画像マニュアル
補正機能４３による３コマ目の画像Ｆ３の補正が行われ
ると、その画像が、プリント処理機構３によりプリント
処理される一方、３コマ目の画像Ｆ３に表示されていた
カーソルＣが、カーソル移動機能４６により、４コマ目
の画像Ｆ４を飛び越えて、次にプリントを５コマ目の画
像Ｆ５に自動的に移動するのである。
ルＣの移動操作を行う必要がなくなり、直ちにキーボー
ド５の各色の補正キーと数値入力キー等の操作にかかっ
て、制御装置４の画像マニュアル補正機能４３に補正指
示を入力することが出来るのであって、画像マニュアル
補正機能４３による３コマ目の画像Ｆ３の補正が行われ
ると、その画像が、プリント処理機構３によりプリント
処理される一方、３コマ目の画像Ｆ３に表示されていた
カーソルＣが、カーソル移動機能４６により、４コマ目
の画像Ｆ４を飛び越えて、次にプリントを５コマ目の画
像Ｆ５に自動的に移動するのである。
【００２３】以降、前記した画像Ｆ３と同様に、かかる
画像Ｆ５の補正をキーボード５の操作により行えばよ
い。
画像Ｆ５の補正をキーボード５の操作により行えばよ
い。
【００２４】
【発明の効果】以上のごとく本発明にかかる写真処理装
置によれば、表示装置の画面に表示されている複数コマ
の画像の一つにカーソルを表示するカーソル表示機能
と、画像読取機構で読み取ったフィルムの各コマの画像
からプリント不要なコマの画像を判定するプリント画像
判定機能と、カーソル表示機能により表示されるカーソ
ルを、該プリント画像判定機能で判定されたプリント不
要なコマの画像を飛ばしてプリントが必要なコマの画像
に移動させるカーソル移動機能とを設けて、画像マニュ
アル補正機能による画像の補正時、表示装置の画面に表
示されるカーソルを、プリントが必要なコマの画像に自
動的に移動させるようにしたことにより、画像マニュア
ル補正機能による画像の補正に際して、表示装置の画面
に表示されるカーソルが、プリント処理不要なコマの画
像を飛んで、プリント処理を行うコマの画像まで自動的
に移動するので、従来のようにカーソルを移動させる操
作が省かれて、直ちに、入力手段により、画像の補正処
理を行うことが出来る。
置によれば、表示装置の画面に表示されている複数コマ
の画像の一つにカーソルを表示するカーソル表示機能
と、画像読取機構で読み取ったフィルムの各コマの画像
からプリント不要なコマの画像を判定するプリント画像
判定機能と、カーソル表示機能により表示されるカーソ
ルを、該プリント画像判定機能で判定されたプリント不
要なコマの画像を飛ばしてプリントが必要なコマの画像
に移動させるカーソル移動機能とを設けて、画像マニュ
アル補正機能による画像の補正時、表示装置の画面に表
示されるカーソルを、プリントが必要なコマの画像に自
動的に移動させるようにしたことにより、画像マニュア
ル補正機能による画像の補正に際して、表示装置の画面
に表示されるカーソルが、プリント処理不要なコマの画
像を飛んで、プリント処理を行うコマの画像まで自動的
に移動するので、従来のようにカーソルを移動させる操
作が省かれて、直ちに、入力手段により、画像の補正処
理を行うことが出来る。
【図１】 本発明にかかる写真処理装置の構成図。
【図２】 「プレジャッジプリント」モードに切り替え
た表示装置に表示される画面の一例を示す説明図。
た表示装置に表示される画面の一例を示す説明図。
【図３】 「プリントの焼き増し」モードに切り替えた
表示装置に表示される焼き増し枚数入力画面を示す説明
図。
表示装置に表示される焼き増し枚数入力画面を示す説明
図。
【図４】 「プリントの焼き増し」モードに切り替えた
表示装置に表示される画面の一例を示す説明図。
表示装置に表示される画面の一例を示す説明図。
１ スキャナー（画像読取機） ２ 表示装置 ２０ 画面 ４１ 画像自動補正機能 ４２ 画像表示機能 ４３ 画像マニュアル補正機能 ４４ カーソル表示機能 ４５ プリント画像判定機能 ４６ カーソル移動機能
Claims (1)
- 【請求項１】現像済フィルムの画像を読み取る画像読取
機構と、画像読取機構で読み取った複数コマの画像を表
示装置の画面に表示する画像表示機能と、画像読取機構
で読み取った画像を入力手段を介してマニュアル補正す
る画像マニュアル補正機能とを備え、画像読取機構で読
み取ったフィルムの各コマの画像を、画像表示機能によ
り表示装置の画面に表示して、マニュアル補正機能によ
り補正可能としている写真処理装置において、表示装置
の画面に表示されている複数コマの画像の一つにカーソ
ルを表示するカーソル表示機能と、画像読取機構で読み
取ったフィルムの各コマの画像からプリント不要なコマ
の画像を判定するプリント画像判定機能と、カーソル表
示機能により表示されるカーソルを、該プリント画像判
定機能で判定されたプリント不要なコマの画像を飛ばし
てプリントが必要なコマの画像に移動させるカーソル移
動機能とを設けて、画像マニュアル補正機能による画像
の補正時、表示装置の画面に表示されるカーソルを、プ
リントが必要なコマの画像に自動的に移動させるように
していることを特徴とする写真処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10316080A JP2000147690A (ja) | 1998-11-06 | 1998-11-06 | 写真処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10316080A JP2000147690A (ja) | 1998-11-06 | 1998-11-06 | 写真処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000147690A true JP2000147690A (ja) | 2000-05-26 |
Family
ID=18073039
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10316080A Pending JP2000147690A (ja) | 1998-11-06 | 1998-11-06 | 写真処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000147690A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006058749A (ja) * | 2004-08-23 | 2006-03-02 | Noritsu Koki Co Ltd | 写真処理装置 |
-
1998
- 1998-11-06 JP JP10316080A patent/JP2000147690A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006058749A (ja) * | 2004-08-23 | 2006-03-02 | Noritsu Koki Co Ltd | 写真処理装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050808 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060626 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080401 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080602 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20081224 |