JP3558719B2 - クロックスプリング接続器 - Google Patents

クロックスプリング接続器 Download PDF

Info

Publication number
JP3558719B2
JP3558719B2 JP02567295A JP2567295A JP3558719B2 JP 3558719 B2 JP3558719 B2 JP 3558719B2 JP 02567295 A JP02567295 A JP 02567295A JP 2567295 A JP2567295 A JP 2567295A JP 3558719 B2 JP3558719 B2 JP 3558719B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
rotor cover
clockspring
backbone
locking means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP02567295A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07263103A (ja
Inventor
エイ. ボーレン パトリック
Original Assignee
メソッド エレクトロニクス インコーポレイテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from US08/196,311 external-priority patent/US5460535A/en
Application filed by メソッド エレクトロニクス インコーポレイテッド filed Critical メソッド エレクトロニクス インコーポレイテッド
Publication of JPH07263103A publication Critical patent/JPH07263103A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3558719B2 publication Critical patent/JP3558719B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R16/00Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for
    • B60R16/02Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R16/00Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for
    • B60R16/02Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements
    • B60R16/023Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements for transmission of signals between vehicle parts or subsystems
    • B60R16/027Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements for transmission of signals between vehicle parts or subsystems between relatively movable parts of the vehicle, e.g. between steering wheel and column
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R35/00Flexible or turnable line connectors, i.e. the rotation angle being limited
    • H01R35/04Turnable line connectors with limited rotation angle with frictional contact members
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R35/00Flexible or turnable line connectors, i.e. the rotation angle being limited
    • H01R35/02Flexible line connectors without frictional contact members
    • H01R35/025Flexible line connectors without frictional contact members having a flexible conductor wound around a rotation axis

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Steering Controls (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Lock And Its Accessories (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)
  • Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)
  • Electric Cable Arrangement Between Relatively Moving Parts (AREA)

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、導電ケーブルを囲繞すると共に、回動自在な電気装置と固定された電気装置とを電気的に接続するクロックスプリング接続器に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車の増加はエアバッグ衝撃システムを生ぜしめた。かかるエアバッグは、一般にドライバーと対面するステアリングホイール上に配置されている。このエアバッグは、自動車の本体に取り付けられたセンサとの間で常時電気的な接続がなされていなければならない。このセンサは、エアバッグアセンブリに電気信号を供給し、これにより衝突の際エアバッグは瞬時に膨張せしめられる。
【0003】
従って、ステアリングホイールに取り付けられるエアバッグアセンブリの回動部分と、自動車本体に固定されたアセンブリの残りの部分とは、電気的に接続されていることが必要である。回動部分と固定部分とを電気的に接続することは良く知られている。典型的なものとして、電気ブラシが導電リング上に位置付けられ、導電リングの一部が回動自在となっており、回動しつつ電気的接続が得られるようになっている。しかしながら、これにおいては、特に事故の衝撃によりブラシとリングとの電気的接続が一次的に断線することでエアバッグシステム全体が不能状態になる、という危険性を有している。
【0004】
それ故、クロックスプリング接続器として、外側ハウジング、ロータ部材、部材を囲繞しかつ接続するための多数の中間ハウジング部材とを有し、ハウジングとロータ部材とは複数の軸受面にて相互が回動自在に係合されているものが既に開発されている。クロックスプリング(clockspring)は接続器の内側に位置している。このクロックスプリングは、平坦な導電ケーブルであり、エアバッグとセンサとを接続すべく接続器から外へ延びる導電ワイヤに電気的に接続される2つの端部を有している。接続器はステアリングコラム上に取り付けられ、又、ステアリングホイールはいずれの方向にも回転しうるようになっており、その一方で、エアバッグとセンサとの間における連続的な電気的接続がクロックスプリング接続器を介して得られるようになっている。
【0005】
従来のクロックスプリング接続器は、エアバッグあるいは回動コラム上の他のデバイスと回路の固定部分とを常時電気的に接続するには有効であるが、装置が取り付けられる前に完全にきつく巻き付いてしまう場合があった。この問題は、場合によってはクロックスプリング接続器が取り付け前に回転するのを防止する装置を備えたクロックスプリングアセンブリを採用することで解決されていた。
【0006】
このようなロック機構が、米国特許第4,722,690号に開示されている。かかる特許においては、ロータ部材の回転を防止すべく、ロータ部材の非円形孔に係合する突起を含んだクロックスプリング接続器を開示している。この突起は、クロックスプリングの中心孔内に手を伸ばすことによってその取り外しが行えるものである。
【0007】
かかる設計手法によれば、非円形の中心孔を設けなければならず、又、突起を掴んで取り外せるようクロックスプリングの中心孔を露出させなければならないという欠点が存在する。ステアリングホイールとステアリングコラムにクロックスプリングが組み付けられた後は、かかるロック用突起はステアリングホイールハウジングとステアリングコラムハウジングとに囲繞されるため、その取り外しが不可能な場合がある。
【0008】
従って、ステアリングホイールハウジングとステアリングコラムハウジングとにクロックスプリングが組み付けられた後、取り外し可能な外部ロック手段が露出せしめられることが必要である。また、このような従来のロック機構では、クロックスプリングを組み付ける前にステアリングコラムアセンブリをロックするための別個のロック機構が必要となる。組み付け後露出するように改良された外部ロック手段では、ステアリングコラムロック機構のために余分な部分を削除することができる。
【0009】
米国特許第5,171,157号には、ロータの内側ハブにその一部としてのスプリングにより付勢されたロック用ペグ(釘)を含んだクロックスプリング接続器が示されている。この特許に開示のロック用ペグは、上方から直接垂直方向の力が加えられたときにのみ押し下げられるものである。かかる設計手法においては、クロックスプリングの中心を通して挿入されるコラムが、コラムの挿入通路に直角な方向においてクロックスプリング内に突出する突出部を有し、かつ、垂直方向においてロック用ペグと係合する表面を提供することが要求される。このような構成にあっては、クロックスプリング内に挿入されるハブは、その突出部分がロック用ペグに係合する一方で、クロックスプリングを通してのコラムの挿入及びステアリングアセンブリの完全な組み付けを許容するように設計されねばならないという不便さがある。従って、特別なコラムの設計を要することなく、係合されるロック用ペグが望まれている。
【0010】
米国特許第5,059,134号には、射出成形された保護鎧装によってとり囲まれたクランプ本体に対して導電ワイヤの導電端部を係合することにより、平坦なリボンケーブルの導電体が接続導電ワイヤに接続されるその接続位置が開示されている。かかる手法では組み付けが困難でかつコストが高くなる。導電ワイヤに対するクランプ本体の位置を定めるために、クランプ本体に対する保護鎧装の射出成形はクロックスプリングハウジング内の平坦ケーブルのアセンブリから分離して行われることが要求される。
【0011】
従って、クロックスプリング全体のアセンブリが外部ケーブルの取り付け前に行えるよう、単純で安価にして平坦ケーブルの導電体に外部導電ワイヤを瞬時に取り付けることのできる改良された構造が望まれている。
一般に、クロックスプリングは、少なくとも3つの要素の組み合わせからなることが知られている。
【0012】
米国特許第4,607,898号には、第1半体と表面板によって組み付けられる第2半体とを有するクロックスプリングが開示されている。3つあるいはそれ以上の部分を有するクロックスプリングのアセンブリは、高価で時間がかかりかつノイズを引き起こす軸受面の数が増加する複数の部分を製造かつ組み付けなければならないという点で不利である。従って、2つの部分と1つの軸受面のみからなり、容易にかつ迅速に組み付けられるクロックスプリングが必要とされている。上述の如き利点の全てを満たすアセンブリは、1つのクロックスプリングアセンブリにあるいは分離したクロックスプリングアセンブリの個々の要素に本発明の構造を組み入れることによって可能となる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、迅速にかつ安価に組み付けられるクロックスプリング構造を採用することによって、従来の欠点を解消することにある。
本発明の他の目的は、ステアリングコラムに取り付けられるまで固定されるようなクロックスプリングアセンブリを提供することにある。
【0014】
本発明の他の目的は、ステアリングコラムシャフトから一度離されると不動となるクロックスプリングアセンブリを提供することにある。
本発明の他の目的は、ステアリングコラムに組み付けられた後不動状態が保持されるが、ステアリングコラムに調節された後ステアリングハウジングとステアリングホイールの内からクロックスプリングを取り外すことなく、クロックスプリングに移動性をもたせることのできるクロックスプリングアセンブリを提供することにある。
【0015】
本発明の他の目的は、迅速かつ容易に組み付けが行える2つの部分からなるクロックスプリングを提供することにある。
本発明の他の目的は、外部ケーブルを取り付ける前にクロックスプリングを完全に組み付けることができるクロックスプリング構造を提供することにある。
本発明のさらなる目的は、クロックスプリング自身の組み付け後、迅速かつ容易に外部ケーブルの取り付けが行えるクロックスプリングアセンブリを提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明のクロックスプリング接続器は、室を形成するハウジングと、前記ハウジングに取り付けられるロータカバーと、前記室内に巻回配置されかつ前記ロータカバーに接続される第1端部及び前記ハウジングに接続される第2端部を有する平坦導電ケーブルと、
前記ロータカバーが180°を越えて回転するのを防止すると共に一度取り外した後は再度組み付けることのできない非再置型ロック手段と、を有し、
前記非再置型ロック手段は、それが取り外された後スロット内に保持される固定タブを有する、ことを特徴としている。
【0017】
すなわち、上述目的と利点は、その中を延在する室を形成するハウジングと、このハウジングに取り付けられるロータカバーとを有するクロックスプリング接続器によって得られる。コイル状平坦ケーブルは、ロータカバーの周りに位置する室内に保持される。平坦ケーブルは、ロータカバーの第1コネクタに取り付けられる第1端部とハウジングの第2コネクタに取り付けられる第2端部とを有している。
【0018】
ロータカバーは、上部開口と底部開口を有する中心孔を形成する。かかる孔の外部直径の部位には、底部開口に隣接してロータカバーから延出するフランジを有している。このフランジは、リムを滑って通過する角度をもった傾斜面と、ハウジングのリムと係合すると共にロータカバーをハウジングに固定する突出面を有している。
【0019】
平坦ケーブルの第1及び第2端部は、その端部を受け入れるバックボーンを含んでいる。バックボーンは、第1接続位置のあるロータカバーから突出している。また、バックボーンは第2接続位置のあるハウジングから突出している。このバックボーンは、平坦ケーブルの導体部を配置するための平行な溝を有している。バックボーンのかかる溝同士は、リブによって分離されている。又、溝は平坦リボンケーブルの導体部に隣接している。位置決めリブは、端部が絶縁されておらず導通状態にある絶縁ワイヤを受け入れる。そして、このワイヤは位置決めリブ間において圧着せしめられ、導体部は整列せしめられる。位置決めリブは、溝内にワイヤが配置された状態でそれを固定すべく加熱棒により変形せしめられる。ワイヤの導通端部は平坦ケーブルの導体部に溶着せしめられる。バックボーンカバーはバックボーンに取り付けられる。バックボーンは溝を横切る方向に延びるギャップを有している。又、バックボーンカバーはリブを有している。バックボーンに絶縁ワイヤが挿入された状態でバックボーンカバーが取り付けられると、リブがワイヤの絶縁された部分に係合する。バックボーンカバーは、バックボーンカバーとバックボーンとを挿通するリベットによって、バックボーンに固着される。
【0020】
自動ロック解除手段が、ロータカバーに含まれている。このロック解除手段は、押し下げられたロック解除の位置と、押し下げられていないロック状態の位置と、を有する。ロック装置は、ハウジングのリムに沿ったリセスに係合する回り止め部を有するロックアセンブリを付勢する圧縮スプリングを含んでいる。ステアリングコラム上にクロックスプリングを組み付けると、ロック解除手段は押し下げられ、ロック手段の回り止め部がハウジングのリセスから離脱し、ロータカバーは回転可能となる。
【0021】
ロック手段には、ハウジングの溝内に配置される掛け金部(ラッチ部)を有している。そして、係止頭部がこのラッチ部から突出している。係止頭部は、ロータカバーの係止翼状部に係合する。係止翼状部は首部を有している。かかる首部の幅を狭くするとロータカバーは350°内の範囲で回転可能となり、係止頭部が係止翼状部の首部に係合することにより、ロータカバーが完全に一回転するのが防止される。引張りタブはラッチ部に連結されており、ハウジングの側壁に対して垂直方向に突出している。引張りタブは、クロックスプリングがステアリングホイールハウジングとステアリングコラムハウジング内に組み付けられた後、把持されるに十分突出した長さのアームを含んでいる。引張りタブが十分な力で引張られると、ハウジングの溝からラッチ部が離脱せしめられ、かつ係止頭部がその位置から取り除かれ、ロータカバー(係止翼状部)は自由に回転できるようになる。
【0022】
本発明のさらなる実施例においては、ロータカバーが180°以上回転するのを防止し、かつ取り外し後再び取り付けることのできない非再置型ロック手段が設けられている。この非再置型ロック手段は、これが取り除かれた後スロット内に残される固定タブを有している。又、この非再置型ロック手段はロータカバーに取り付けられている。
【0023】
クロックスプリング接続器はハウジングから突出するリップを含んでいる。又、ハウジングから突出する突起はリップから所定の間隔を隔てて位置している。非再置型ロック手段に取り付けられている係止タブは、それが第1方向へ回転したときにリップに当接し、第2方向へ回転したときに突起に当接する。クロックスプリング接続器は、非再置型ロック手段に取り付けられた把持部材を含んでいる。これら把持部材、係止タブ、及び固定タブは完全に結合されている。
【0024】
固定タブは、非再置型ロック手段からこの固定タブを分離するための分離手段を有している。この分離手段は、固定タブから非再置型ロック手段を引き裂いて分離することのできる切り欠き部を含んでいる。かかる非再置型ロック手段を取り除くことにより、ロータカバーは180°以上回転することが可能となる。
【0025】
【実施例】
本発明のクロックスプリング接続器は、種々の外観が示された図1ないし14を参照することによってより良い理解が得られる。図1に示されるように、クロックスプリング10は、側壁14を有したハウジング12を含んでいる。ハウジング12の上方を封じているのはロータカバー16である。かかるロータカバー16は、従来分離されていたロータと必要不可欠な要素の1つであるカバーとを結合したものである。ロータカバー16は、これ自体がハウジング12にスナップフィット(snap−fit)されるようにフランジ(不図示)を含んでいる。従って、クロックスプリング10の主な要素は、ロータカバー16とハウジング12のみである。ハウジング12の室18を封じる部材は必要ではなく、又、クロックスプリング10を保持する部分も必要ではない。この設計手法によれば、2つの部分のみからなるためコストを最小にすることができ、又、2つの要素は迅速にかつ容易に組み付けることができ、さらに、労力、保管、加工等のコストを抑えることができる。また、かかる独特の設計手法では、ロータカバー16の上面部17がギャップ15を隔ててハウジング12から分離され、この領域で支持しないようにするため、フランジの取り付け手段の位置にて1つの軸受け表面を有している。
【0026】
ロータカバー16は、上部開口21と底部開口22を有する孔20を含んでいる。この孔は内側壁24を有している。ロータカバー16の内側壁24周囲には、自動ロック解除手段30が配置されており、ロータカバーがハウジング12上を自由に回転できるようにロータカバー16のロックを解除できるようになっている。この自動ロック解除手段30は、スライド面31が形成された押しボタン35を有し、シェル32内に受け入れられている。押しボタン35は、押し下げられていない状態で、クロックスプリング10をステアリングアセンブリに組み込む前のロック状態が示されている。ステアリングアセンブリとロータカバー16の孔20を通るステアリングホイールの挿入部分とを組み立てる際、ステアリングホイールはスライド面31に係合して押しボタン35をステアリングホイールの挿入方向に対して直角方向の矢印33の方向に移動せしめる。矢印33の方向への押しボタン35の移動により、この押しボタン35はシェル32内へ退き、その前面34が孔20の内側壁24と同一面上に位置するようになる。また、矢印33方向への押しボタン35の移動により、ハウジング12の凹部(リセス)から押しボタン35の回り止め(不図示)が離れ、ロータカバー16はハウジング12に対して自由に回転できるようになる。かかる自動ロック解除手段30の採用により、それがロック状態にある間はクロックスプリングの船積輸送を可能とし、船積輸送中におけるハウジング12の室18内に配置された平坦ケーブルが解き放れるのを防止し、又、ハウジング12とロータカバー16との調整がずれるのを防止することができる。ステアリング機構にクロックスプリングが組み込まれた状態においては、クロックスプリングが各々の方向(右回りと左回り)において少なくとも2回半回転できるようにすることは必須のことである。従って、クロックスプリングがステアリング機構に組み付けられる場合は、その中心を位置付けることが必要である。このようにすれば、クロックスプリングが正確に機能するのに必要とされる十分な回転が得られる。クロックスプリングの中心の位置合わせが正確になされずに組み込まれると、ロータカバーが回動できなくなったり、あるいは一方向に過度に回転した際にクロックスプリングの平坦ケーブルが破断することがある。
【0027】
好適な実施例においては、自動ロック解除手段30は、摺動により係合し、ステアリングホイールの挿入方向と直角な方向に離脱するものである。また、自動ロック解除手段30は、修理等の為にステアリングアセンブリからクロックスプリングを取り外すことを可能とし、その一方で平坦ケーブルの解き外れあるいはハウジング12に対するロータカバー16のずれを防止している。従って、修理作業者はステアリングアセンブリからクロックスプリング10を容易に取り外すことができ、この取り外しにより押しボタン35はシェル32から離れてその回り止めはハウジング12の凹部(リセス)に係合する。この自動ロック解除手段30により、クロックスプリング10が取り外されている間中、ロータカバー16がハウジング12に対して位置決めされる。
【0028】
かかる自動ロック解除手段30は、クロックスプリングの寿命を通して回転を防止する手段を提供するものであるが、より一時的な機構をなすものはロック手段40である。このロック手段40は、手で取り除かれなければならず、又、ステアリングアセンブリに組み付けられ、解除手段30が押されてロックが解除された後でさえも、クロックスプリング10をロックすることができるものである。
【0029】
しかしながら、このロック手段40については、各々が独立した機能を有することから、自動ロック解除手段30とは切り離して述べることにする。ロック手段40は、ハウジング12の外壁14に沿って形成された溝42に取り付けられる掛け金部(ラッチ部)41を有している。このロック手段40は、溝42の下部(シル)44に係合して掛け金部の基部43が摩擦係合するように溝42に取り付けられる。掛け金部(ラッチ部)41の一部をなすものは、ロータカバー16の面の上方に突出する頭部45(stop head)である。この頭部45は、ロータカバー16の一部をなす翼状部48(stop wing)を案内して係合せしめるものである。この翼状部48は、首部49を有している。ロータカバー16が反時計回りに回転すると、翼状部48の首部49はロック手段40の頭部45に接触する。又、ロータカバー16が時計回りに回転せしめられても、ロータカバー16は完全に1回転することができず、すなわち、翼状部48の首部49が頭部45の反対側の側面に接触してさらなる回転が抑制される。本発明の好適な実施例においては、首部49は十分拡く形成されて回転を350°に制限している。首部49の幅を大きくすると、ロータカバー16の回転量が減少する。逆に、首部49の幅を小さくすると、ロータカバー16の回転量が増加する。例えば、本発明の他の実施例においては、かかる首部49がロータカバー16の回転方向180°(中心角180°)を占めるように形成される。これによれば、ロータカバーは翼状部48の首部49に接しない範囲で180°回転することができる。
【0030】
必要とされる回転の量は、要求される組み付け手順に依存する。好適な実施例では、クロックスプリング10はステアリングアセンブリ上に組み付けられて、ロータカバー16はステアリングホイールハウジングに囲まれ、又、ハウジング12の下部はステアリングコラムハウジングに囲まれる。しかしながら、ステアリングアセンブリにクロックスプリング10が組み込まれた後でさえも、ステアリングコラムの状況によっては、駆動機構の組み付けがさらに要求される。ステアリングコラムを構成する多数のパーツを組み付けるにあたり、その組み付けが容易に行えるよう回転範囲を大きくすることが要求される。しかしながら、この組み付けの間中は、クロックスプリングはその中心の位置付けが保持されなければならない。このようなステアリングコラムの組み付けの間、正確なロック機構がなければ、クロックスプリングはその中心がずれ、一方向へ過度に回転し、ステアリングコラム機構が最終的に完全に取り付けられた際、クロックスプリングは調整位置から外れることになる。
【0031】
さらに、クロックスプリング10が自動ロック解除手段30を有していれば、上述の如く、クロックスプリングが組み付けられることでロック状態を解除し、ハウジング12上でロータカバー16は完全に回転できるようになる。このような状態において、組み付けが完了し、ステアリングホイールが回転操作されると、一方向への回転で平坦ケーブルが破断し、一方、他方向へは2回転半を越えて回転し得るような状態があり得る。従って、ロータカバー16が360°以上回転しないように翼状部48の首部49に頭部45が係合することにより、クロックスプリングの回転が制限され、ステアリングコラムに正確に組み付けされる。このような組み付けをし、ステアリングホイールを中心位置に戻した後、ロック手段40が取り除かれる。この利点は、クロックスプリングがステアリングコラムに組み付けられた後ステアリング機構が組み付けられるところにおいてのみロック手段40及び自動ロック解除手段30を共に有するクロックスプリングのロック手段40により十分理解される。
【0032】
引張りタブ46がハウジング12の側壁14に対して直角方向に突出すべく設けられている。この引張りタブ46は、側壁14上に垂直方向に位置しており、ステアリングホイールハウジングがその上から組み付けられ、かつ、ステアリングコラムハウジングがその下から組み付けられた際に形成されるギャップから突出するようになっている。引張りタブ46のアーム47の長さは、ステアリングホイールハウジングとステアリングコラムハウジングとがクロックスプリング10から突出するそのオーバハング量に依存する。引張りタブ46は把持部78を有し、これにより引張りタブ46を容易に引張って、溝42からロック手段40を取り除くことができる。フィンガ49は溝42内にロック手段40の掛け金部41を保持するものであるが、引張りタブ46が引張られると、掛け金部の基部43はフィンガ49を乗り越えて、溝42からの取り除きが可能となる。引張りタブ46が引張られると、頭部45はハウジングの側壁14を滑り落ち、引張りタブはステアリングホイールハウジングとステアリングコラムハウジングにより形成されるギャップの間から引き出される。ロック手段40が取り除かれると、クロックスプリング10は自由に回転できるようになる。ロック手段40が一度取り除かれると、それを再び溝42に戻すことはできず、従って、一時的なロック手段としての役割を成すものである。
【0033】
ハウジング12は平坦ケーブルを収納する室18を形成する。この平坦ケーブルはロータカバーの内側壁24の周囲に沿って曲げられる。平坦ケーブルは第1端部と第2端部を有している。好適な実施例においては、第1端部は第1接続位置50においてロータカバー16に接続される。第1接続位置50にはバックボーン(背骨部)51があり、これは通路58内に挿入され、ロータカバー16の上面から突出している。第1接続位置50にはバックボーン51上に近づける方向から平坦ケーブルの導線が取り付けられている。クロックスプリング10が完全に組み付けられると、外部ケーブル60,61が迅速かつ容易にバックボーン51に取り付けられる。外部ケーブル60,61は、ステアリングホイール内の制御部あるいはエアバッグを作動せしめるイグナイターに接続するスキッブコネクタ(squibb connector)62に取り付けられる。平坦ケーブルの第2端部は、第1接続位置と同様の構造を有しかつ検知装置あるいは自動車のエンジン領域内の動力源に接続される外部ワイヤ63を有する第2接続位置55に取り付けられる。
【0034】
図2においては、図1に示すクロックスプリング10の側面図が示されている。これによれば、ハウジング12とロータカバー16との間に存在するギャップ15を確認することができる。クロックスプリング10がギャップ15を形成するように組み付けられることで、過度のノイズや摩擦を生ずるすり合い面を有することなく、ロータカバー16はハウジング12上を回転することができる。ギャップ15により軸受面が大いに減少せしめられ、クロックスプリング10はより容易に回転することができるようになる。
【0035】
第1接続位置50には、バックボーンカバー52により囲まれたバックボーン51とそこから遠ざかるワイヤ53とが示されている。リップ54はロータカバー16の一部として形成されており、バックボーン51のまわりを保護するバックボーンカバー52がすべり込んで当接する表面を提供している。ロック手段40は掛け金部41と頭部45とを有している。第2接続位置55には平坦ケーブルの第2端部が接続されている。ハウジング12の一部にはスナップ係止部11が形成され、これによってステアリングコラムハウジングに対するハウジング12のスナップフィット取り付けが行えるようになっている。また、ハウジング12には位置決め突起13が設けられており、ステアリングコラムハウジングに対してハウジング12を取り付ける際の補助をなしている。
【0036】
図3においては、クロックスプリング10の平面図が示されている。ロータカバー16は孔20を有している。また、ロータカバー16にはその上に第1接続位置50と自動ロック解除手段30が設けられている。ロック手段40はハウジング12に取り付けられた状態で示されている。係止翼状部48は係止頭部45に係合すべくロータカバー16の一部として形成されている。
【0037】
図4においては、図3中のA−A線部における側部断面図が示されている。好適な実施例においては、ロータカバー16はハウジング12に対して直接組み付けられる。このハウジング12には室18が形成され、その中に平坦ケーブル(不図示)が収納される。ロータカバー16は孔20を形成する。この孔20は、上部開口21と底部開口22を有している。ロータカバー16は、上面部17と内側壁24を有している。内側壁24はその外部表面において孔20を画定し、その内部表面上においてクロックスプリングが回されるロータを提供している。内側壁24の一部をなすものはフランジ25である。
【0038】
ハウジング12は中心孔(くぼみ)26を有し、その中へ孔20を形成する内側壁24が挿入されるようになっている。ロータカバー16のフランジ25をハウジング12のリム27に係合させることにより、ハウジング12に対するロータカバーの取り付けが完了する。フランジ25は傾斜面28と突出面29を有している。ロータカバー16は硬くかつ柔軟性を有するポリマー材料により形成される。フランジ25がハウジングの中心孔26に挿入されると、フランジ25の傾斜面28がリム27の上部表面に接触する。そして、フランジは内側に向けて付勢されリム27をすべって通過する。フランジがハウジング12の中心孔に完全に挿入されると、フランジは外側へ向けて広がりリム27の下方の突出面29に係合する。好適な実施例においては、ロータカバー16の底部開口22の回りには8個のフランジが設けられており、ハウジング12のリム27に対して各々45°の間隔をもって係合するようになっている。
【0039】
このような組み付けによれば、ロータカバー16とハウジング12とを永久的に連結させることができ、又、ハウジング12に対してロータカバー16がスムーズに回転することができる。しかしながら、4個のフランジとしても同様の機能が得られる。ロータカバー16の肩部31により隙間のない組み付けがなされ、もってロータカバー16とハウジング12との結合においてがたつきが生じないようになっている。ロータカバー16の肩部31とハウジング12のリム27とは、本発明の唯一の軸受面を形成しており、これによりハウジング12に対してロータカバー16が回転する際のノイズが低減されている。
【0040】
ハウジング12の室18内には、遮断部材70が配置されている。この遮断部材70は平坦ケーブルがすり合う面を提供するものである。ロータカバー16が回転し、平坦ケーブルが移動した際、平坦ケーブルの回転によって生じるすり減りやノイズが減少せしめられる。好適な実施例においては、遮断部材としては、多孔性かつ柔軟性のあるポリ塩化ビニル(CH−CHCL)を含むビニル発泡テープ(Great Lakes Tape & Label, Inc.)により仕上げられたマットが用いられる。このビニル発泡テープの一方の面にはアクリル性接着剤が塗布されており、ハウジングに容易に貼り付けることができる。このような遮断部材はロータカバー16の下側面71にも取り付けられる。遮断部材によって得られる消音作用は、一部においては平坦ケーブルがすり合う遮断部材70の粗い表面によるものである。また、第1接続位置50と第2接続位置55が示されている。
【0041】
図5では、図1に示したクロックスプリングの底面図が示されている。ハウジング12は中心孔26を有している。ロータカバーの孔20の底部開口22には、ハウジング12のリム27上に拡がるフランジ25が形成されている。
図6においては、図5中のB−B線部における第2接続位置の側部断面図が示されている。図6ないし図11には、平坦リボンケーブルの端部を接続すると共に外部ケーブルを容易かつ迅速に取り付けることのできるワイヤハーネスコネクタの好適な実施例が示されている。図6ないし図11に係る第2接続位置55は、第1接続位置と同様の構造をなし、このような構造は両位置の取り換えを可能とする。第2接続位置55は側壁14に隣接したハウジングの基部に位置している。ロータカバー16の上面部17はハウジング12の上方に位置している。ハウジング12は室18を形成し、その中には平坦導電ケーブルがロータカバー16の内壁まわりに巻回されている。平坦ケーブルはロータカバーの第1接続位置にて接続される第1端部とハウジング12の第2接続位置にて接続される第2端部とを有している。
【0042】
第2接続位置55はバックボーン51からなっている。好適な実施例では、バックボーン51は第1側部63と第2側部64を有している。平坦リボンケーブル65の第2端部は、バックボーン51の第1側部63に受け入れられる。平坦リボンケーブルの端部は横方向からバックボーン51に接近する。そして、バックボーン51の第1側部63に対向し、第2側部64上においてバックボーン51のまわりに折り曲げられている。平坦ケーブル56はその長手方向においてほぼ90°の変化をなす角度にて折り曲げられている。
【0043】
平坦リボンケーブルの端部56から延出する部分は、電気導線57であり、これは導通されかつ平坦ケーブル56端部のラテックスコーティングから延出している。導線57はバックボーン51の溝内に保持される。バックボーンは平坦ケーブルを適所に保持留めるピンを有している。平坦リボンケーブルを接続すべくバックボーンに平坦リボンケーブルを取り付ける工程は、クロックスプリング10を組み付ける間に生じる。上述の如くバックボーンに平坦ケーブルを接続しかつハウジングの通路58内にバックボーンを挿入するための単純にして迅速な手順が、アセンブリの全てにおいて要求される。クロックスプリングのさらなる組み付けが、クロックスプリングに外部ケーブルを取り付けることがなくても生じる場合がある。
【0044】
すなわち、組み立てライン上で、クロックスプリングの迅速な取り扱いを妨げるような余分なあるいは取り扱いにくい外部ワイヤあるいはハーネスがなければ、クロックスプリング10は容易にかつ迅速に取り扱われ得る。また、ハーネスの組み付けが複雑かつタイムリーな工程である場合、そのような組み付けをクロックスプリングから完全に分離することは有用であり、又、厄介でかつタイムリーな取り扱いの原因となるこれらの取り付けを除いてこれらクロックスプリングの組み付けを完成させることは有利なことである。バックボーン51に平坦ケーブルを接続し、ハウジングから突出するバックボーンを有し、外部ケーブルをさらに取り付けるべく露出した導線57を有する手法は、コストのより大きな低減になる。
【0045】
クロックスプリング10の完全な組み付けとロータカバー16とハウジング12の組み付けの後、外部ケープルが取り付けられる。平坦ケーブルの露出された導線57は、バックボーン51の溝内に絶縁ワイヤ53を送り込むことによって、迅速かつ容易に外部ケーブルに接続される。各溝間のリブはワイヤ53の絶縁部を溝内に案内する。絶縁されていない導通ワイヤ62は導線57に隣接すべく配置されている。ワイヤ53はバックボーン51に取り付けられ、又、導通ワイヤ62は以下に述べる如く導線に半田付けされる。バックボーンカバー52はバックボーン51に取り付けられて、接続された導線及びワイヤを保護する。また、バックボーンカバー52はリブ66を有しており、点81の位置において絶縁ワイヤ53に係合する。このリブ66は絶縁ワイヤ53をギャップ76内に押圧して、このワイヤ53を90°をなす4個のエルボ(曲げ部)を形成するように変形せしめる。リブ66が絶縁ワイヤと係合することによって、絶縁ワイヤ53がバックボーン51から引き外されるのを防止することができる。
【0046】
図7においては、リブ66を有したバックボーンカバー52が示されている。このバックボーンカバー52は、バックボーンの外側をスライドし、リブ66が絶縁ワイヤに接して押圧し、もって引き外れ防止機構を提供する。図8はリブ66を有するバックボーンカバー52の側面図である。
図9においては、その第2側部64が露出されたバックボーン51が示されている。平坦リボンケーブルの端部65はバックボーン51の第1側部63に挿入される。平坦リボンケーブルはバックボーン51の長手方向に直角な方向からバックボーン51の第1側部63上に配置される。平坦ケーブル65は第1折り重ね部67において第2側部65上でバックボーン51のまわりに折り曲げられる。平坦ケーブルの端部56は、第2折り重ね部68において曲げられて、90°方向が変えられ、端部56はバックボーン51の長手方向と平行な方向に向けられる。
【0047】
溝71は、バックボーン51の第2側部64内に形成されている。平坦ケーブル56の導線57は溝71に挿入される。平坦ケーブルは、バックボーンの側部から突出し、その下部に平坦ケーブル55,65が位置するようなピン73によって、バックボーン51上に保持される。バックボーン51のピン73の下部に平坦ケーブル56,65を位置付け、第1折り重ね部67と第2折り重ね部68の位置にて平坦ケーブルを折り曲げることによって、平坦ケーブルは確実にバックボーン51に取り付けられる。バックボーン上に接続される平坦ケーブルのこの組み付けは、クロックスプリング自身の組み付けのために要求されるものである。アセンブリされたバックボーンはハウジング12の通路58内に挿入される。バックボーン51の使用によって、即平坦ケーブルに外部ケーブルを取り付ける必要なく、平坦ケーブル56,65を単純に接続することができる。本発明によれば、ロータカバー、ハウジング、内部コネクタ、外部コネクタ、平坦ケーブル等からなるサブアセンブリを最終工程で取り付けられるハーネスから分離せしめることができる。この場合、クロックスプリング10は厄介な外部ケーブルやハーネスが取り付けられることなく、その組み立てが行われる。
バックボーン51はリブ75によって分離される複数の溝71を有する。また、溝76がバックボーン51に形成されて、バックボーンカバーが取り付けられた際絶縁ワイヤが押圧されて入り込む領域を提供している。位置決めリブ77がバックボーン51の端部に十分な幅をもって形成され、この位置決めリブ77の間に絶縁ワイヤ(不図示)が圧着されている。また、これらの位置決めリブ77は、溝71内に挿入されたワイヤを固定すべく加熱棒を接触させることによって溶融される。
【0048】
図10には、絶縁されていない導通ワイヤ62に接続された導線57を有するところの完全にアセンブリされたバックボーン51の端面図が示されている。図11には、溝71内において絶縁されていない導線57を有する平坦ケーブル56と共に完全にアセンブリされたバックボーン51の上面図が示されている。クロックスプリングが完全に組み付けられた後、外部ハーネス60が、溝71内の各々の絶縁ワイヤ53を整列させるようにクロックスプリングに取り付けられる。絶縁ワイヤ53はリブ75と位置決めリブ77の間に挿入され、絶縁されていない導通部80は平坦ケーブル56の導線57に対して一直線に並べられる。絶縁ワイヤは位置決めリブ77間にて圧着せしめられ、又、バックボーン51に対してその位置で保持される。そして、位置決めリブ77は加熱棒を接触させて溶融せしめられ、絶縁ワイヤ53のまわりには1つの均一な層が形成され、位置決めリブ77に隣接する開口が閉塞されて、ワイヤは溝71内に固定される。
【0049】
ワイヤ53を平坦ケーブル56の導線57に接続するのに好ましい手法としては、絶縁されていないワイヤ80が導線57に対して超音波溶着される方法がある。バックボーンカバー52はバックボーン51の外側をスライドせしめられて、接続された導線あるいはワイヤの端部を保護する。バックボーンカバー52は、領域81において絶縁ワイヤ53に接触すると共に、ワイヤを溝76に押し込んで、ワイヤ53を図6に示すように変形せしめるリブ66を有している。ワイヤ53にリブ66が係合することで、ワイヤ53の絶縁領域においてその引き外れ防止機能が得られる。バックボーンカバー52は、手段を問わずバックボーン51に固着される。好適な実施例においては、かかるカバーの固着のためにリベットが用いられる。ここでは、一実施例によってのみ詳細な接続手段及び方法が示されたが、他の手段及び方法も含まれていることは当然に予想されることである。
【0050】
図12においては、図3中のD−D線部における側部断面図が示されている。クロックスプリング10は、ロータカバー16とハウジング12を有している。ロック手段40が、ステアリングホイールハウジング85とステアリングコラムハウジング86との間を、組み付けられたクロックスプリング10から突出している。ロック手段40は、ハウジング12の側壁14に沿う点87にてハウジング12から直角方向に突出する引張りタブ46を有し、これはステアリングハウジング85の下方でかつステアリングコラムハウジング86の上方に位置するように方向付けられている。
【0051】
これらのハウジング85,86内にクロックスプリングが組込みまれると、引張りタブ46が突出し得るギャップ90が形成される。この引張りタブ46は溝42内に位置付けられる掛け金部(ラッチ部)41に結合されている。係止頭部45はラッチ部41の一部をなすものであり、ロータカバー16の面から上方に突出している。係止翼状部48は係止頭部45に係合して、ロータカバー16が350°を越えて回転するのを防止している。
【0052】
図13においては、自動ロック解除手段30が示されている。このロック解除手段30は押し下げられていないロックの状態が示されている。この図は図3中のC−C線部における側部断面を示している。押しボタン35はスライド面31と回り止め部36を有している。押しボタン35はロータカバー16の底部開口22に隣接すると共にシェル32内に位置するように配置されている。U形状スプリング部材38は、押しボタン35をクロックスプリング10の中心39に向けて付勢するものである。スプリング部材38は、これとシェル32内の押しボタン35を保持するタブ91に接触する。ロックされた状態では、回り止め部36がハウジング12のリセス37内に向けて付勢されている。回り止め部36の側部はリセス37の内壁に係合し、ハウジング12に対してロータカバー16が回転するのを防止している。好適な実施例においては、回り止め部36はリセス37のテーパ壁に係合する傾斜エッジを有している。かかる傾斜エッジは、回り止め部36がリセス37から離脱しないようにするものである。さらに、リセスは回り止め部36の両側にギャップができるように幅広く形成され、回り止め部36がリセス37内に係合した場合であっても、ロータカバー16が10°(各々の方向に5°)の範囲で回転し得るようになっている。
【0053】
図14においては、押しボタン35が押し下げられてロックが解除された状態が示されている。ステアリングアセンブリ内にクロックスプリング10が組み込まれると、ステアリングホイールの部分が矢印90の方向においてロータカバー16の上部開口21内に挿入せしめられ、押しボタン35のスライド面31に接触する。クロックスプリング10内に向けてステアリングホイールがさらに挿入されると、押しボタン35は中心39から遠ざかる方向に移動し、ステアリングホイールの一部が押しボタン35の前面34に沿ってすべり、スプリング部材38は押されて、ボタンはシェル32内に移動し、回り止め部36はリセス37の外へ移動する。回り止め部36がリセス37から離脱することで、ロータカバー16はハウジング12に対して自由に回転できるようになる。このように、ステアリングアセンブリにクロックスプリングを組み付けると、ロータカバーの自由な回転を許容する自動ロック解除手段30に係合することになる。
【0054】
図15においては、本発明の変形例を示す上面図が示されている。ロータカバー116は孔120を有し、又、その上には第1接続位置150が形成されている。再びもとの位置に戻すことのできない非再置型ロック100の特徴は、把持部材101,固定タブ102,係止タブ103を有する点にある。好適な実施例においては、非再置型ロック100はミンロン(minlon)あるいはヒトレル(hytrel)のようなポリマー材料から成っている。固定タブ102はロータカバー116の一部として形成される挿入スロット105内に挿入される。クロックスプリングの変形例では、固定されたハウジングカバー120を有している。このハウジングカバー120は、リップ121と突起122を有している。ロータカバー116が回転すると、非再置型ロック100はロータカバー116に取り付けられており、ロータカバー116と共に回転する。図15に示される位置から第1方向(反時計回り)に約90°回転すると、係止タブ103はハウジングカバー120のリップ121に当接する。この当接により、ロータカバー116がさらに反時計回りに回転するのが防止される。図15に示される位置から、ロータカバー116が第2方向(時計回り)に約90°回転すると、係止タブ103は突起122に当接する。突起122に係止タブ103が当接することで、ロータカバー116がさらに時計回りに回転するのが防止される。
【0055】
図12に示されるロック手段40と類似した非再置型ロック100は、一時的なロック手段としての役割を成し、これはロータカバー116の回転を制限してステアリングアセンブリにクロックスプリングを完全に挿入する際に必要とされる移動を許容すると共にクロックスプリングの中心位置がずれるのを防止する。好適な実施例においては、リップ121と突起122とは、ロータカバー116の約180°の回転が許容されて、クロックスプリングをステアリングコラムに最終的に組み付けることが容易に達成されかつクロックスプリングの中心の位置決めが維持されるように配置される。好適な実施例では、組み付ける前にはクロックスプリングの回転を防止し、ステアリングコラムにクロックスプリングを組み付けた状態では回転を許容するもの(米国特許第5,171,157号参照)、ステアリングコラムにクロックスプリングを組み付けた後回転を規制する非再置型ロックを取り去るが、ステアリングアセンブリに完全に組み付ける間ステアリングコラムの付加的な調整を許容するもの、等その他のロック手段が存在する。ステアリングアセンブリに対してクロックスプリングが完全に組み付けられた後、非再置型ロック100は把持部材101を掴んでクロックスプリングから容易に取り外すことができる。把持部材101は固定タブ102から分離されると、その位置へ再び戻すことはできない。
【0056】
図16においては、図15中のE−E線部における断面が示されている。非再置型ロック100はロータカバー116の上に取り付けられている。固定タブ102がスロット105内に挿入されて、摩擦係合によりその中に保持されている。スロット105は角度の付いた傾斜壁105aを有し、これにより固定タブ102はスロット105中に完全に挿入された状態となるように押圧せしめられる。係止タブ103は、非再置型ロック100から固定タブ102とは反対側に突出している。この係合タブ103は、ハウジング120の側壁114と平行になっている。ハウジング120とロータカバー116は室118を形成し、その中にはクロックスプリングの導電ケーブルが配置されている。
【0057】
溝105は、ロータカバー116にその一部として形成され、ランプ部(傾斜部)106を有している。このランプは固定タブ102を溝(スロット)105内に挿入するのを容易にするものである。また、非再置型ロック100はノブ(突部)108を有し、これはロータカバーの凹部109に係合せしめられている。このノブ108は非再置型ロック100の第2の組み付け係合点となるものであり、これにより動いたり、揺動したり、又、固定タブ102の軸方向に外れたりするのを防止している。しかしながら、スロット105内に固定タブ102を組み付けた際の摩擦係合力の方が凹部109内にノブ108を組み付けた際の摩擦係合力よりもかなり大きいことに注意すべきである。
【0058】
非再置型ロック100がその上に取り付けられたクロックスプリングが搬送された後、このクロックスプリングはステアリングアセンブリに組み込まれる。このようなクロックスプリングの最終的な組み付けでは、ロータハウジング16が回転し得るようにすることが必要である。上述の如き実施例では、非再置型ロック100によって180°の回転が許容される。この回転の間、ハウジング120は固定され、ロータカバー116は回転する。また、この回転により、非再置型ロック100と係止タブ103とが回転方向において側壁114に沿って移動する。係止タブ103は回転行程の一端部でリップ121に当接し、回転行程の他端部で突起122に当接する。クロックスプリングがステアリングアセンブリに完全に組み込まれた後、非再置型ロック100が取り除かれる。非再置型ロック100の把持部材101を掴むことにより、非再置型ロック100は上方でかつ矢印110方向のクロックスプリング中心に向けて回転(移動)せしめられる。この動作により、ノブ108が凹部109から離脱せしめられる。固定タブ102は揺動点113となる切り込み部111を有している。非再置型ロック100が揺動点113まわりに回動(揺動)せしめられクロックスプリングの孔120に向けて移動せしめられると、把持部材101は図16で示される初期の位置から90°回転し、ロータカバー116の上面に対して垂直となる。この位置に回転移動せしめられた後、非再置型ロック100は揺動点113にてポリマー材料が破断することによりクロックスプリングから取り除かれ、固定タブ102の基部のみがスロット105内に残される。固定タブ102が2つの部分に分離されると、非再置型ロック100をクロックスプリング上に再び配置することはできない。クロックスプリングの上面に非再置型ロック100を設けるこの手法では、非再置型ロックの取り除きを容易に確認することができる。このことは、ステアリングアセンブリにクロックスプリングが完全に組み込まれたということを表示するものである。ステアリングコラムにクロックスプリングが組み込まれる前に非再置型ロック100が取り除かれた場合は、クロックスプリングは中心の位置付けがされておらず廃却されるべきであることを検査人は知ることができる。 上述内容は実施例についてのみの説明であるが、これは特許請求の範囲に記載された本願発明の範囲を何んら限定するものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】クロックスプリングの斜視図である。
【図2】図1に示すクロックスプリングの側面図である。
【図3】図1に示すクロックスプリングの平面図である。
【図4】図3中のA−A線部における断面図である。
【図5】図1に示すクロックスプリングの底面図である。
【図6】図5中のB−B線部における断面図である。
【図7】バックボーンカバーの端面図である。
【図8】バックボーンカバーの側面図である。
【図9】バックボーンカバーの上面図である。
【図10】組み付けられたバックボーンカバーの端面図である。
【図11】組み付けられたバックボーンカバーの拡大上面図である。
【図12】図3中のD−D線部における断面図である。
【図13】図3中のC−C線部における断面図である。
【図14】図3中のC−C線部における断面図である。
【図15】クロックスプリングの変形例に係る平面図である。
【図16】図15中のE−E線部における拡大断面図である。
【主要部分の符号の説明】
10 クロックスプリング
11 スナップ係止部
12 ハウジング
15 ギャップ
16 ロータカバー
18 室
20 孔
26 中心孔
30 自動ロック解除手段
31 スライド面
32 シェル
35 押しボタン
40 ロック手段
41 掛け金部(ラッチ部)
42 溝
43 基部
45 係止頭部
46 引張りタブ
47 アーム
48 係止翼状部
49 首部
50 第1接続位置
51 バックボーン
52 バックボーンカバー
55 第2接続位置
60,61 外部ケーブル
70 遮断部材
100 非再置型ロック
101 把持部材
102 固定タブ
116 ロータカバー
120 ハウジングカバー

Claims (8)

  1. 室を形成するハウジングと、前記ハウジングに取り付けられるロータカバーと、前記室内に巻回配置されかつ前記ロータカバーに接続される第1端部及び前記ハウジングに接続される第2端部を有する平坦導電ケーブルと、
    前記ロータカバーが180°を越えて回転するのを防止すると共に一度取り外した後は再度組み付けることのできない非再置型ロック手段と、を有し、
    前記非再置型ロック手段は、それが取り外された後スロット内に保持される固定タブを有する、ことを特徴とするクロックスプリング接続器。
  2. 前記非再置型ロック手段が前記ロータカバーに取り付けられている、ことを特徴とする請求項1記載のクロックスプリング接続器。
  3. 前記ハウジングから突出するリップと、前記リップと所定の間隔をおいて前記ハウジングから突出する突起と、前記非再置型ロック手段の一部を成し、第1方向に回転せしめられたときに前記リップに係合し、第2方向に回転せしめられたときに前記突起に係合する係止タブと、を有することを特徴とする請求項記載のクロックスプリング接続器。
  4. 前記非再置型ロック手段は把持部材を有する、ことを特徴とする請求項3記載のクロックスプリング接続器。
  5. 前記把持部材、前記リップ、及び前記固定タブは、完全に結合されている、ことを特徴とする請求項4記載のクロックスプリング接続器。
  6. 前記固定タブは、前記非再置型ロック手段から分離されるための分離手段を含んでいる、ことを特徴とする請求項1記載のクロックスプリング接続器。
  7. 前記分離手段は、前記固定タブから前記非再置型ロック手段を引き裂いて分離することを可能にする切り込み部を含む、ことを特徴とする請求項6記載のクロックスプリング接続器。
  8. 前記非再置型ロック手段を取り外すことにより、前記ロータカバーが180°以上回転可能となる、ことを特徴とする請求項1記載のクロックスプリング接続器。
JP02567295A 1994-02-14 1995-02-14 クロックスプリング接続器 Expired - Fee Related JP3558719B2 (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/196,311 US5460535A (en) 1994-02-14 1994-02-14 Two-piece clockspring with lock and wire harness assembly
US08/196311 1994-08-02
US08/285021 1994-08-02
US08/285,021 US5429517A (en) 1994-02-14 1994-08-02 Two-piece clockspring with lock and wire harness assembly

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07263103A JPH07263103A (ja) 1995-10-13
JP3558719B2 true JP3558719B2 (ja) 2004-08-25

Family

ID=26891812

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP02567295A Expired - Fee Related JP3558719B2 (ja) 1994-02-14 1995-02-14 クロックスプリング接続器

Country Status (9)

Country Link
US (1) US5429517A (ja)
EP (1) EP0667262B1 (ja)
JP (1) JP3558719B2 (ja)
KR (1) KR100352542B1 (ja)
CN (1) CN1045695C (ja)
AT (1) ATE173211T1 (ja)
CA (1) CA2142051C (ja)
DE (1) DE69505861T2 (ja)
ES (1) ES2123906T3 (ja)

Families Citing this family (40)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2710597B1 (fr) * 1993-10-01 1995-11-24 Valeo Electronique Contacteur tournant pour véhicule automobile.
KR0140588B1 (ko) * 1994-03-09 1998-07-01 가다오까 마사다까 회전콘넥터
US6213797B1 (en) 1994-07-19 2001-04-10 Methode Electronics, Inc. Clockspring having non-compliant and compliant roller members
US6012935A (en) * 1994-07-19 2000-01-11 Methode Electronics, Inc. Clockspring connector with carrier member
US6095836A (en) * 1994-07-19 2000-08-01 Methode Electronics, Inc. Clockspring connector with carrier member
US5601437A (en) * 1994-10-17 1997-02-11 Methode Electronics, Inc. Clockspring with centering display device
JP3373966B2 (ja) * 1995-02-10 2003-02-04 アルプス電気株式会社 回転コネクタ
US5810606A (en) * 1995-06-07 1998-09-22 Methode Electronics, Inc. Articulating connector transmission system for signal data and power
JP3637120B2 (ja) * 1995-11-01 2005-04-13 ナイルス株式会社 回転コネクタを備えたコンビネーションスイッチ装置
JP3273540B2 (ja) * 1996-02-07 2002-04-08 アルプス電気株式会社 回転コネクタの取付構造
US6841735B1 (en) * 1996-04-03 2005-01-11 Methode Electronics, Inc. Flat cable and modular rotary anvil to make same
US5749744A (en) * 1996-06-26 1998-05-12 Henderson; Brent E. Electrical connector with EMI/RFI shielding
JP3378194B2 (ja) 1998-05-12 2003-02-17 矢崎総業株式会社 フラットケーブル用接続コネクタ
US6126461A (en) * 1999-03-18 2000-10-03 Methode Electronics, Inc. Sound dampening spring fingers to reduce hub/rotor vibration noise
JP3700484B2 (ja) * 1999-08-18 2005-09-28 松下電器産業株式会社 回転コネクタ
US6253131B1 (en) 1999-09-08 2001-06-26 Paccar Inc Steering wheel electronic interface
US6217355B1 (en) * 1999-12-07 2001-04-17 Methode Electronics, Inc. Compressed air clockspring
JP2001167858A (ja) * 1999-12-13 2001-06-22 Niles Parts Co Ltd 回転コネクタ装置
JP2001326050A (ja) * 2000-05-17 2001-11-22 Sumitomo Wiring Syst Ltd ケーブルリール
JP2001338741A (ja) 2000-05-30 2001-12-07 Alps Electric Co Ltd 回転コネクタ
DE10162127A1 (de) * 2001-12-18 2003-07-03 Nexans, Paris Elektrischer Verbinder zwischen zwei Endstellen
US7452224B1 (en) 2007-07-06 2008-11-18 Bourns, Inc. Clockspring sensor with locking clip and centering mechanism
KR101338207B1 (ko) * 2007-11-13 2013-12-06 기아자동차주식회사 클럭 스프링 유니트의 이물질유입 방지장치
DE102008003881A1 (de) 2008-01-10 2009-07-23 Vola Plast Werner Hoppach Kg Waschanlage für Scheiben und/ oder Scheinwerfer eines Fahrzeugs
DE102008057588A1 (de) * 2008-11-15 2010-05-20 Leopold Kostal Gmbh & Co. Kg Elektrisches Gerät
JP5065508B2 (ja) * 2010-03-30 2012-11-07 古河電気工業株式会社 回転コネクタ装置
CN102790335A (zh) * 2011-05-18 2012-11-21 上海盈智汽车电子有限公司 一种带有3个缓冲支点的轮架机构的转向盘旋转连接器
US9627832B2 (en) * 2014-08-04 2017-04-18 American Furukawa, Inc. Lock member for a rotary connector device
US10614328B2 (en) * 2014-12-30 2020-04-07 Joyson Safety Acquisition LLC Occupant monitoring systems and methods
US9557192B2 (en) * 2015-01-16 2017-01-31 Alps Electric Co., Ltd. Electronic centering indicator for clockspring assembly
DE102015118543A1 (de) * 2015-10-29 2017-05-04 Valeo Schalter Und Sensoren Gmbh Schutzabdeckung für ein Wickelfedergehäuse, Wickelfedergehäuseanordnung und Fahrzeug mit einer solchen Wickelfedergehäuseanordnung
DE102015015450B3 (de) * 2015-12-02 2017-04-20 Trw Automotive Safety Systems Gmbh Kabelführungseinrichtung für Anschlusskabel eines Gassackmoduls und Verkabelung, Gassackmodul sowie Lenkrad oder Fahrzeug mit einer derartigen Kabelführungseinreichtung
CN105416218B (zh) * 2015-12-11 2018-03-13 山西中航锦恒科技有限公司 一种悬浮式时钟弹簧及其调试方法
JP6622105B2 (ja) * 2016-02-10 2019-12-18 スピードファム株式会社 平面研磨装置
CN106168642B (zh) * 2016-07-27 2023-03-14 国网山东省电力公司青岛供电公司 用于高压电力设备电气试验的短接线伸缩器
JP7335888B2 (ja) 2018-10-05 2023-08-30 古河電気工業株式会社 回転コネクタ装置
JP7335890B2 (ja) * 2018-10-17 2023-08-30 古河電気工業株式会社 回転コネクタ装置
CN111169562A (zh) * 2018-11-12 2020-05-19 爱驰汽车有限公司 一种物流拖车
ES2766923B2 (es) * 2018-12-13 2021-10-01 Sedal S L U Cartucho para grifo con enrutado de cable para mando de accionamiento movil manual y grifo con mando electronico que lo contiene
CN112092748B (zh) * 2020-09-25 2021-09-21 东风汽车股份有限公司 一种免对中的螺旋电缆自锁机构

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4722690A (en) * 1987-03-17 1988-02-02 Methode Electronics, Inc. Clock spring interconnector
JPH0412354Y2 (ja) * 1987-12-28 1992-03-25
US4797109A (en) * 1988-02-25 1989-01-10 Methode Electronics, Inc. Coiled wire interconnector
JPH082947Y2 (ja) * 1988-04-18 1996-01-29 アルプス電気株式会社 ケーブルリール
JPH0714304Y2 (ja) * 1988-12-21 1995-04-05 アルプス電気株式会社 ケーブルリール
US4886460A (en) * 1989-02-27 1989-12-12 General Motors Corporation Electrical connector assembly for a steering wheel occupant cushion restraint system
US5171157A (en) * 1990-10-04 1992-12-15 Methode Electronics, Inc. Clock spring interconnector with reusable locking means
JP2524419Y2 (ja) * 1991-02-26 1997-01-29 アルプス電気株式会社 ケーブルリール
JP2524420Y2 (ja) * 1991-03-18 1997-01-29 アルプス電気株式会社 ケーブルリール
JP3050636B2 (ja) * 1991-06-04 2000-06-12 古河電気工業株式会社 コネクタ装置
JP2576602Y2 (ja) * 1991-06-28 1998-07-16 古河電気工業株式会社 自動車用ブラシレス電気信号装置
JP2931131B2 (ja) * 1991-07-09 1999-08-09 古河電気工業株式会社 回転コネクタとハーネスとの接続構造
JP2550413Y2 (ja) * 1991-11-26 1997-10-15 古河電気工業株式会社 回転コネクタ
US5328378A (en) * 1992-03-30 1994-07-12 Kabelmetal Electro Gmbh Device for transferring a signal between two end points which are movable relative to each other
DE4216526A1 (de) * 1992-05-19 1993-11-25 Kabelmetal Electro Gmbh Vorrichtung zur Signalübertragung zwischen zwei relativ zueinander bewegbaren Endstellen
DE4223308C1 (de) * 1992-07-15 1994-02-03 Gore W L & Ass Gmbh Spiralkabeldose

Also Published As

Publication number Publication date
CA2142051A1 (en) 1995-08-15
ES2123906T3 (es) 1999-01-16
DE69505861D1 (de) 1998-12-17
DE69505861T2 (de) 1999-05-12
CN1113042A (zh) 1995-12-06
US5429517A (en) 1995-07-04
KR100352542B1 (ko) 2002-10-31
CA2142051C (en) 2008-01-08
EP0667262B1 (en) 1998-11-11
ATE173211T1 (de) 1998-11-15
CN1045695C (zh) 1999-10-13
EP0667262A1 (en) 1995-08-16
JPH07263103A (ja) 1995-10-13
KR950031678A (ko) 1995-12-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3558719B2 (ja) クロックスプリング接続器
US5460535A (en) Two-piece clockspring with lock and wire harness assembly
JP4929148B2 (ja) クロックスプリング装置
CA2205742C (en) Connector for airbag gas generator
JP3324087B2 (ja) コネクタ組立体およびその取付方法
EP1094570B1 (en) Rotating connector
JPH0778649A (ja) パネル取付コネクタアセンブリ
JP2813620B2 (ja) 防水コネクタ
US4966334A (en) Cable reel
EP0715376A2 (en) Electrical connector
US5980285A (en) Rotary connector apparatus
US5655920A (en) Clock spring connector
JP3700484B2 (ja) 回転コネクタ
JP2006228738A (ja) 電気コネクタ、電気差込み接続構造及び電気コネクタの組立方法
JP4540778B2 (ja) 回転コネクタ装置
JP2000255341A (ja) ワイヤハーネスの支持構造
US6059590A (en) Clockspring tamper proof external lock
JPH07231550A (ja) ケーブル用リール装置
US6428077B1 (en) Securing structure of auxiliary equipment for vehicle
JP2708707B2 (ja) ケーブル用リール装置
JPH07282935A (ja) 回転コネクタ
JP3296662B2 (ja) 仮止め機構付回転コネクタ
JP3034693B2 (ja) ケーブルリール
JP2592719Y2 (ja) 電子機器の操作部着脱機構
JP3188801B2 (ja) ケーブル用リール装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040122

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040202

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040310

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040510

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040519

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080528

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090528

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100528

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees