JP3557878B2 - ダイヤル番号登録機能を有するファクシミリ装置 - Google Patents

ダイヤル番号登録機能を有するファクシミリ装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はファクシミリ装置に関する。特に、メモリ送受信機能を供え、送信予約等により送信宛先を所定のメモリに記憶させることが可能な装置であり、また任意のダイヤル番号を短縮ダイヤルに登録、あるいは任意の短縮ダイヤルを複数抽出してさらにグループダイヤルとして登録する等、任意のダイヤル番号を装置中に登録し、登録番号を指定して文書送信が可能な構成を有するファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
送付文書を画像記憶領域等に記憶し、また文書送付宛先ダイヤルをメモリ中に記憶させて送信の予約が可能なメモリ送受信機能を有し、さらに文書送付先であるダイヤル番号を短縮ダイヤルとして登録できるファクシミリ装置が広く普及している。しかし、従来のこのような短縮ダイヤル登録機能を有するファクシミリ装置は、ユーザが文書の送信設定を行う場合、送信設定時に短縮ダイヤルにより指示された送信宛先指示情報は、短縮ダイヤル番号をメモリに蓄積するのみで、短縮ダイヤルに関連づけられた「ダイヤル番号」や「通信モード」などの展開情報と併せて一括して記憶することはしない。なぜなら、数多くの宛先情報を記憶する必要がある同報送信のような場合、送信設定または予約時に大容量の宛先指示情報の格納エリアを装備する必要があるからである。
【0003】
そこで多くのファクシミリ装置では、短縮ダイヤルにより送信指示された宛先情報や、グループダイヤルにより送信指示された宛先情報は、短縮番号やグループ番号のまま格納され、指示された短縮ダイヤルに対して、送信を開始する段階で、あらかじめ所定の記憶領域にその短縮ダイヤル番号に関連づけられて記憶された「ダイヤル番号」や「通信モード」をアクセスしてデータ展開し、展開情報に従って送信を実行する。すなわち、送信開示時に、その都度、送信設定の際に指定された短縮ダイヤルの関連情報を引き出して情報の展開処理を行って送信を実行している。
【0004】
しかしながら、あるユーザが短縮ダイヤルを使用した宛先指定を行って送信設定、または予約した後に、その設定された文書の送信が完了する以前に、他のユーザがその短縮ダイヤルやグループダイヤルの登録内容を変更するようなことがあると、送信設定ユーザが宛先指示の際に指定した短縮ダイヤルは、送信時にはすでに登録内容が変更されていることになる。しかし、ファクシミリ装置は、その送信時において短縮ダイヤルに関連付けられたダイヤル番号、および送信モード等の情報を引き出し、その情報に従って文書送信を実行するので、結果として送信先が送信を設定したユーザの意図した宛先とは異なってしまうといった問題が発生する。
【0005】
ユーザによる文書送信設定時に送信宛先を確認可能としたファクシミリ装置として、特公平7−112225号に記載の装置がある。ここに開示された装置はユーザによる宛先指示の途中で指示宛先が複数の宛先すなわち同報送信の設定になったときに[宛先確認]のボタンをディスプレイ上に表示し、このボタンを押下するとユーザによって指定された宛先の一覧を表示する機能を有するものである。しかし、ここに記載のファクシミリ装置は、文書送信を行おうとするユーザが宛先指定の段階で宛先指示操作が正しく行われたか否かを確認することを可能とするのみであり、送信宛先設定後、ファクシミリ装置中に多量の送信待ちの蓄積文書がある場合や、装置が文書の受信中である場合、あるいは設定した宛先が通話中等、送信設定から送信が開始されるまでに間隔があり、その間に他のユーザが短縮ダイヤルの設定変更、削除等、登録内容の変更を行おうとする場合の問題を解決するものではない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明のファクシミリ装置は、上述のような送信宛先の登録と短縮ダイヤルやグループダイヤルの登録内容の変更処理との間で発生する問題点を解決するものであり、登録内容を変更しようとしている短縮ダイヤルやグループダイヤルが、すでに送信指示済の宛先として設定されているが送信が完了していない場合、変更処理の操作者に通知し、誤った宛先に対する送信を防止することを可能としたファクシミリ装置を提供することを目的とする。
【0007】
さらに、本発明のファクシミリ装置は、宛先情報蓄積部に登録される短縮ダイヤル、あるいは送信設定の際の指示宛先を記憶する宛先指示情報蓄積部の各蓄積情報にデータ登録日時を記録することにより、各データ間の登録の前後関係を明確にし、送信設定以後の登録変更データを容易に判別可能とした構成を有するファクシミリ装置を提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述の目的を達成するものであり、送信宛先情報および送信文書情報を蓄積し、該蓄積情報に基づいて文書送信を実行するメモリ送受信機能を有するファクシミリ装置において、任意のダイヤル番号を短縮ダイヤル番号に対応させて登録する宛先情報蓄積部と、操作部における送信指示において指定される宛先情報を記憶する宛先指示情報蓄積部と、宛先情報蓄積部に登録された短縮ダイヤル情報の変更または削除の実行開始時に宛先指示情報蓄積部に記憶された送信予約中の宛先情報を検索し、変更または削除の対象として指定された短縮ダイヤル番号と一致する短縮ダイヤル番号が送信予約中の宛先として使用されているか否かを検出する宛先情報検索部と、宛先情報検索部が変更または削除の対象として指定された短縮ダイヤル番号と一致する短縮ダイヤル番号が送信予約中の宛先として使用されていることを検出した場合に、該変更または削除の対象である短縮ダイヤル番号は送信予約中である旨の表示を操作部の表示手段に表示する制御を行う実行制御手段とを有することを特徴とする。
【0009】
また、本発明のファクシミリ装置は、短縮ダイヤル番号中、少なくとも下1ケタの値を任意の値として設定するワイルドカードを用いて短縮ダイヤル番号指定が可能なワイルドカードダイヤル指定機能を有し、宛先情報検索部は、宛先情報蓄積部に登録された短縮ダイヤル番号情報の変更または削除の実行開始時に宛先指示情報蓄積部に記憶された送信予約中の宛先情報を検索し、変更または削除の対象として指定された短縮ダイヤル番号が含まれる短縮ワイルドカードダイヤル番号が送信予約中の宛先として使用されているか否かを検出する構成を有し、宛先情報検索部が変更または削除の対象として指定された短縮ダイヤル番号が含まれる短縮ワイルドカードダイヤル番号が送信予約中の宛先として使用されていることを検出した場合に、実行制御手段は、該変更または削除の対象である短縮ダイヤル番号は送信予約中である旨の表示を操作部の表示手段に表示する制御を行うことを特徴とする。
【0010】
また、本発明のファクシミリ装置は、送信宛先情報および送信文書情報を蓄積し、該蓄積情報に基づいて文書送信を実行するメモリ送受信機能と、複数宛先を指定して同一文書を送付する同報送信機能と、複数の短縮ダイヤルをグループダイヤルとして登録し、該グループダイヤルの指定によって宛先の指示が可能なグループダイヤル機能を有するファクシミリ装置において、グループダイヤル番号を短縮ダイヤル番号に対応させて登録する宛先情報蓄積部と、操作部において実行された送信指示に際して指定された宛先情報を記憶する宛先指示情報蓄積部と、宛先情報蓄積部に登録されたグループダイヤル情報の変更または削除の実行開始時に宛先指示情報蓄積部に記憶された送信予約中の宛先情報を検索し、変更または削除の対象として指定されたグループダイヤル番号と一致するグループダイヤル番号が送信予約中の宛先として使用されているか否かを検出する宛先情報検索部と、宛先情報検索部が変更または削除の対象として指定されたグループダイヤル番号と一致するグループダイヤル番号が送信予約中の宛先として使用されていることを検出した場合に、該変更または削除の対象であるグループダイヤル番号は送信予約中である旨の表示を操作部の表示手段に表示する制御を行う実行制御手段とを有することを特徴とする。
【0011】
また、本発明のファクシミリ装置において、実行制御手段は、送信予約中の短縮ダイヤル番号またはグループダイヤル番号の登録内容の変更または削除の実行を示す信号を操作部から受領したことを条件として、宛先指示情報蓄積部に蓄積済みの対応送信指示データに関連づけた識別フラグを設定し、該送信指示データの送信実行に先立って行われるデータ展開の際に、識別フラグを検出し、データ展開および送信を中止する構成を有することを特徴とする。
【0012】
また、本発明のファクシミリ装置において、操作部の表示手段における変更または削除の対象である短縮ダイヤル番号またはグループダイヤル番号は送信予約中である旨の表示は、登録内容の変更または削除の実行または中止を選択可能な構成を有することを特徴とする。
【0013】
また、本発明のファクシミリ装置は、送信予約中の宛先に使用されている短縮ダイヤルまたはグループダイヤルの登録内容を削除または変更したことを理由として送信を中止した場合、該理由で送信を中止したことを示す表示を操作部の表示手段に表示する構成を有することを特徴とする。
【0014】
また、本発明のファクシミリ装置は、送信予約中の宛先に使用されている短縮ダイヤルまたはグループダイヤルの登録内容を削除または変更したことを理由として送信を中止した場合、該理由で送信を中止したことを示すレポートを出力する構成を有することを特徴とする。
【0015】
また、本発明のファクシミリ装置は、宛先情報蓄積部に蓄積された各データには更新日時データが付加され、宛先指示情報蓄積部に蓄積された各データには指示日時データが付加された構成を有することを特徴とする。
【0016】
また、本発明のファクシミリ装置は、操作部において送信指示がなされた文書の送信エラー後に該送信文書の記憶済みのイメージ及び送信指示情報記憶部に記憶された送信指示データに基づいて再び送信を実行する再送機能を有し、宛先情報検索部は、宛先情報蓄積部の更新日時データ、および宛先指示情報蓄積部の指示日時データに基づいて、前回の送信指示から再送指示までの間に宛先指示に使用している宛先が変更または削除されていることを検出する構成を有し、実行制御手段は、宛先情報検索部による検出がなされた場合に操作手段の表示手段に宛先情報が変更または削除されている旨の表示を実行することを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
図1に本発明のファクシミリ装置のブロック図を示す。図1に示すように本発明のファクシミリ装置は、実行制御部101、画像記憶部102、送受信部103、画像読み取り部104、操作部105、画像形成部106、宛先情報蓄積部(短縮ダイヤルメモリー等を蓄積する)107、宛先指示情報蓄積部(送信待ちジョブの宛先情報を蓄積する)108、および宛先情報検索部109を有するメモリ送受信機能を備えたファクシミリ装置である。
【0018】
図1に示すファクシミリ装置における各構成要素の機能について説明する。実行制御部101は、システムの統括ソフトウエアによって各ファクシミリ装置中のハードウエアと各サブソフトウエアモジュールを制御する。画像記憶部102は、送信待ちのあるいは受信した画像イメージデータを格納するメモリ領域(RAM)である。送受信部103は、公衆回線網へ接続するための装置であり、自動発着信機能を備えている。画像読み取り部104は、画像イメージデータを読み込む装置(スキャナ)である。操作部105は、入力のためのキーボードあるいはタッチパネルなどの入力用デバイス、LED,LCDなどの表示用デバイスをもつ装置であり、文書送付先の指定等、ユーザによる各種操作が可能である。画像形成部106は、画像イメージデータをマーキングする装置(プリンタ)である。宛先情報蓄積部107は、短縮ダイヤル、グループダイヤルに登録される宛先情報を格納するメモリ領域である。宛先指示情報蓄積部108は、送信指示された宛先情報を格納するメモリ領域である。宛先情報検索部109は、宛先指示情報から宛先情報を検索し、実際に送信される宛先を検索したり、グループ指示を展開したりする機能を備えている。
【0019】
図2に本発明に係るファクシミリ装置の実行制御部101の詳細機能ブロック図を示す。実行制御部101はシステムバス201によって接続されたCPU、RAM、DMAC、および各種の機能制御部を有し、宛先情報蓄積部107に対する宛先情報制御、宛先指示情報蓄積部108に対する指示情報制御、宛先情報検索部109に対する検索情報制御、画像読み取り部104に対する画像読取制御、画像記憶部102に対する画像記憶制御、画像形成部106に対する画像形成制御、操作部105に対する操作表示制御、送受信部103に対する送受信制御を実行する。
【0020】
CPUは中央処理装置であり、ファクシミリ装置の各機能を実行するプログラムに従って各構成要素における処理を統括制御する。RAMは、システムデータの記憶領域、および各種の制御ソフトウエアの実行時にCPUが使用する作業メモリ領域となる。DMACはメモリアクセスに対する制御を実行する。本実施例のファクシミリ装置は、デジタル網およびアナログ網を介してのデータ送受信が可能である。
【0021】
ここで説明する本発明のファクシミリ装置は、いわゆるテンキーなどの数値キーによる直接的なダイヤル指示の他、任意のダイヤル番号を予め登録した短縮ダイヤル、任意の短縮ダイヤルを複数組み合せて登録されたグループダイヤル、及び任意の数値を示すワイルドカードを含んだ短縮ダイヤル番号指定によるワイルドカードグループダイヤルの各ダイヤル機能を有する。ユーザはこれら各種のダイヤル機能からいずれか一つの機能を使用して単数または複数(同報送信)の文書送付先を指定するか、または複数のダイヤル機能を組み合わせて使用することによって複数の文書送信の宛先を指定することが可能である。
【0022】
以下に本発明のファクシミリ装置における送信相手先設定の際に実行される各ダイヤル指示の操作例を示す。以下に説明する実施例では、テンキーフルダイヤルを除いた短縮系ダイヤルは、各ダイヤル指示を行う場合のケタ数が3ケタに設定されているものとして説明する。まず、各ダイヤル形態の概略について説明する。
【0023】
1) テンキーフルダイヤル
ハードキーとして提供されるテンキーなどの数値キーにより相手先番号を直接、番号入力により指示するものである。
【0024】
実行制御部101は操作部105からの受領信号が、数値キー(テンキー)の列によって行われた場合は、テンキーフルダイヤルによる宛先指示と判断する。実行制御部101は、この宛先指示情報を宛先指示情報蓄積部108に蓄積する。宛先指示情報蓄積部108に蓄積される情報は、例えば図5の「送信指示1」に示すものとなる。図5のデータについては後段で詳細に説明する。
【0025】
2) 短縮ダイヤル
例えば「001」から「999」までの番号に対し任意の相手先番号を対応させて登録し、登録番号である3ケタの短縮番号により送信先を指示するもの。登録された短縮番号「001」から「999」それぞれに対応する単一のハードキーを持たせることにより、その単一ハードキーを押下することによるワンタッチダイヤルによる送信相手先指示も可能である。3ケタの短縮番号により送信先を指示する場合はフルダイヤルと区別するための短縮ダイヤル開始指示を行う。なお、ここでは、上述のように3ケタの短縮ダイヤルが設定可能なものとして説明するが、短縮ダイヤルの桁数は2ケタでも4ケタでも本発明のファクシミリ装置の適用は可能である。
【0026】
実行制御部101は操作部105からの受領信号が、短縮ダイヤル開始信号に続く所定数の数値キー(テンキー)あるいは、あらかじめ短縮番号に対応するように登録された単一ハードキーの押下に基づく信号であった場合は、短縮ダイヤルによる宛先指示であると判断する。実行制御部101は、この宛先指示情報を宛先指示情報蓄積部108に蓄積する。宛先指示情報蓄積部108に蓄積される情報は、例えば図5の「送信指示2」に示すものとなる。
【0027】
3) グループダイヤル
例えば2ケタのグループ番号「01」から「99」に対し、例えば任意の複数の相手先番号または短縮番号をグループのメンバーとして登録する。グループダイヤルを使用した宛先の指示の際には短縮番号と区別するための識別子を入力する。例えばグループ番号に先だって「#」の識別子と2ケタのグループ番号を組み合せて「#28」などのように指示する。
【0028】
実行制御部101は操作部105からの受領信号が、「#」の識別子と2ケタのグループ番号の組み合わせであった場合は、宛先指示がグループダイヤルによって行われたと判断し、上述の短縮ダイヤルと同様、宛先指示情報として宛先指示情報蓄積部108に蓄積する。宛先指示情報蓄積部108に蓄積される情報は、例えば図5の「送信指示4」に示すものとなる。
【0029】
4) ワイルドカードダイヤル
短縮番号「001」から「999」の下1桁、あるいは2桁、あるいは全桁を「*」などにより指示することで、「*」に該当する桁には「0」から「9」までのすべての数字が指示されたものと見なすもの。例えば「02*」の設定は、「020、021、022、023、024、025、026、027、028、029」の短縮番号を指示したのと同等の意味を持つ。「1**」の設定は、「100」から「199」を指示したのと同等の意味となる。但し、登録されていない短縮番号は指示されていないものとして扱われる。
【0030】
実行制御部101は操作部105からの受領信号が、「*」を含む所定桁数のテンキー列であった場合は、宛先指示がワイルドカードによって行われたと判断し、上述と同様、この指示されたワイルドカードを含む番号列を宛先指示情報として宛先指示情報蓄積部108に蓄積する。宛先指示情報蓄積部108に蓄積される情報は、例えば図5の「送信指示5」に示すものとなる。
【0031】
以下、本発明のファクシミリ装置において短縮ダイヤル、グループダイヤルの登録を行った場合、宛先情報蓄積部107において蓄積されるデータの構成例を図3および図4を用いて説明する。
【0032】
図3は短縮ダイヤルの登録例を示したものである。短縮番号「001」以下の3桁の短縮番号個々に対して「宛先名」、「電話番号」および「モード」が登録されている。宛先情報蓄積部107はこれらの情報を蓄積し、ユーザによる送信設定の際に登録済みの短縮ダイヤルを使用した宛先指定が行われると、指定短縮番号に対応する各データが抽出され、各データに基づいてダイヤルが実行され、モード指定が行われて文書の送信がなされる。ユーザは任意の時点でこれらの情報の書き換え、追加、削除等が可能である。
【0033】
図4はグループダイヤルの宛先情報蓄積部107における登録データ例を示したものである。図4に示す例では、グループダイヤルの「#01」にグループ名「社内関東営業所」、および短縮番号「021、022、023」が登録されている。ユーザによる送信設定の際にこれらの登録済みのグループダイヤルを使用した宛先指定が行われると、指定グループに対応する短縮番号が選択され、選択された短縮番号に基づいて図3の各データがさらに抽出されてダイヤル指定、モード指定が行われて文書の送信がなされる。グループダイヤル登録情報についても上述の短縮ダイヤルと同様、ユーザは任意の時点で情報の書き換え、追加、削除等が可能である。
【0034】
次にファクシミリ装置において文書送信の際、宛先指示を行った場合、宛先指示情報蓄積部108に蓄積されるデータの例について図5を用いて説明する。ユーザによる送信指示には送信文書および宛先指定が必須となる。さらに、オプションとして送信モード、画質等も指定することが可能であり、指定しない場合は自動設定される。図5には、送信指示1〜5の5つの送信が指定されており、それぞれフルダイヤル、短縮ダイヤル、グループダイヤル、短縮ワイルドカードを使用したダイヤル指定が行われている。「属性」の欄にこれらダイヤル形態が記録され、「指示番号」の欄に、それぞれの番号が記録され、「モード」の欄にユーザ指定の送信モードが記録されている。「送信状態」の欄には、各送信指示の送信が完了したか、待ち状態にあるかが記録される。
【0035】
図6に本発明のファクシミリ装置において短縮ダイヤルの変更および削除を行う場合のフローを示す。ステップ601の開始後ステップ602において、送信指示を実行すると、ステップ603,604において送信文書の読み込みおよび送信文書登録が実行される。送信指示は図1の操作部105において実行され、実行制御部101が操作信号から判定する。送信指示には、文書の送信先を指定する宛先指示が含まれており、この宛先指示情報は宛先指示情報蓄積部108に蓄積される。この場合の蓄積情報が図5に示すものである。送信文書の読み込みおよび送信文書登録は、図1の画像読取り部104および画像記憶部102において、実行制御部102の制御のもとに実行される。ステップ602において送信指示でないと判定した場合、またはステップ604の送信待ち文書の登録が終了すると、ステップ605において、短縮ダイヤルの変更または削除の指示が実行されたか否かが判定される。短縮ダイヤルの変更または削除の指示であるかの判定も操作部105から実行制御部101が受領した信号から判定する。
【0036】
ステップ605において短縮ダイヤルの変更または削除の指示であると判定されるとステップ606で短縮ダイヤルの変更または削除モードに入る。この判定は操作部105から実行制御部101が受領した信号に基づいて行われ、受領信号が短縮ダイヤルの変更または削除を指示する信号であった場合、実行制御部101は操作部105の表示手段に図7および図8の上段に示す表示を行う。図7および図8から明らかなように、変更または削除を指定する短縮ダイヤル番号、そしてこの短縮番号に対応して登録されたファクス番号、回線、宛先名等が表示される。ユーザはこれらの各項目を変更することが可能であり、また「登録内容の削除」ボタンによりその短縮番号に対して登録された内容の削除が可能である。
【0037】
図7および図8の上段に示す画面においてユーザが新たな登録あるいは登録内容の変更を行うと、その情報は操作部105から実行制御部101を介して実行制御部105の制御のもとで宛先情報蓄積部107に蓄積される。その蓄積データ例は図3に示すデータである。
【0038】
ステップ606の変更/削除モード切り替えの後、ステップ607において、変更または削除の対象としている短縮番号がすでに送信予約され送信完了していない番号として使用されているかが判定される。この判定は宛先指示情報蓄積部108の蓄積データ、すなわち図5に示すデータ中、属性が短縮ダイヤルで指示番号が変更または削除の対象としてユーザが選択した番号と一致するかを検出することによって実行される。この検出は、宛先情報検索部109によって実行される。宛先情報検索部109は、宛先情報蓄積部107中に蓄積された登録内容を削除または変更しようとしたとき、宛先指示情報蓄積部108に該当する短縮ダイヤルが使用されているか否かを検出する。
【0039】
宛先情報検索部109は、図5に示す宛先指示情報蓄積部108の蓄積データ中の「属性」が短縮ダイヤル、かつ「指示番号」が削除または変更しようとする番号と一致するもの、かつ送信状態が送信済みでないという条件を満足するデータ、および「属性」が短縮ワイルドカードダイヤル、かつ「指示番号」が削除または変更しようとする番号と一致する可能性のあるもの、すなわち削除または変更しようとする番号が例えば「001」で指示番号が「00*」であり、さらに送信状態が送信済みでないという条件を満足するデータを抽出する検索を実行する。
【0040】
上述の条件を満足するデータが宛先指示情報蓄積部108に蓄積されていることを宛先情報検索部109が検出した場合は、送信予約に使用されていると判定され、ステップ608に進み、実行制御部101は操作部105の表示手段に変更または削除する短縮番号が送信予約に使用されていることを示す画面を表示する。この表示画面が図7および図8の下段に示すものである。図7は登録内容の削除を指示した場合、図8は登録内容の変更を指示した場合の表示画面である。ユーザは、これらの画面表示によって送信予約がなされていることを確認した上で、削除または変更手続きを続行するか中止するかを判定することができる。ステップ609において変更/削除を行うと判断した場合は図7および図8の下段の表示画面において「はい」を押下し、削除または変更を実行(ステップ610)する。ステップ607において、変更または削除する短縮番号が送信予約に使用されていない場合は、ステップ607からステップ610に進み、同様に削除または変更を実行する。
【0041】
ステップ610終了するとステップ611において送信可能か否かが判定される。送信可能と判断されると、ステップ612において送信が実行される。送信は以下の手順によって行われる。送信指示の際に操作部105において指定され、宛先指示情報蓄積部108に蓄積された短縮ダイヤル番号情報(図5参照)に基づいて、宛先情報蓄積部107に蓄積された対応短縮ダイヤル番号情報(図3)が、宛先情報検索部109によって抽出される。この抽出された情報に基づいて実ダイヤル番号、宛先名、送信モード等の登録情報に展開され、展開された送信情報に基づいて送信が実行される。
【0042】
ステップ611において実行される送信可能性は、宛先指示情報蓄積部108に蓄積された先行する送信指示の処理が終了し、該当する送信指示に基づくダイヤル番号等、送信に必要な情報が獲得されたことを条件として送信可能と判断されることとなる。本発明のファクシミリ装置では、ユーザがステップ607〜609において送信予約に使用されていることを確認の上、ステップ610において短縮番号の変更または削除を実行した場合、変更または削除が実行された短縮ダイヤル番号が指示番号中に含まれることを示す識別フラグを宛先指示情報蓄積部108の該当する送信指示データに関連づけて設定し、ステップ611での送信可能性の判断の際に該識別フラグを検出し、送信不可の判定をするようにして送信を中止するように構成することができる。
【0043】
短縮ダイヤル番号が指示番号中に含まれることを示す識別フラグの設定は、操作部105において、図7または図8の下段に示す表示画面に対してユーザが変更、削除の実行を示す「はい(変更するまたは削除する)」スイッチを押下し、その押下信号を実行制御部101が受領したことを条件として行う。実行制御部101が変更、削除実行を示す信号を操作部105から受領すると、宛先情報蓄積部108の対応送信指示データに関連付けた識別フラグを設定し、その送信実行に先立って行われるデータ展開の際に設定識別フラグを検出し、送信中止とすることができる。
【0044】
また、上述のように送信予約中の宛先に使用されている短縮ダイヤルの登録内容が削除または変更されたことを理由に送信が中止された場合は、該理由で送信を中止したことを操作部105の表示手段に表示するかまたはレポートに記録して送信指示者に伝えるように構成することで、送信指示者は送信中止の事実と、登録内容の変更または削除が実行された事実とを併せて知ることが可能となり、送信指示者が、その後、同一の短縮ダイヤルを使用して誤送信を行ってしまう可能性を未然に防止することができる。
【0045】
ステップ612の送信は、実行制御部101制御の元に送受信部103を介して実行される。この送信ステップで送信エラーが発生した場合、あるいはステップ611において送信可能でないと判定された場合は、ステップ613の送信終了判定においてNoの判定となり、ステップ602に戻る。ステップ612の送信実行が成功するとステップ613の送信終了判定がYesとなり、ステップ614に進み、ユーザが送信指示の際に指定した送信宛先である宛先指示情報の削除可能性を判定した後、削除可能である場合はステップ615で宛先指示情報が宛先指示情報蓄積部108から削除される。ステップ614の判定がNoである場合はステップ615をスキップし、ステップ602に戻る。
【0046】
図9はグループダイヤルの変更または削除が実行される場合のフローを示したものである。グループダイヤルの変更または削除の場合も短縮ダイヤルの変更または削除の場合とほぼ同様のステップであり、ステップ601〜604はステップ901〜904に対応する。ステップ905ではグループダイヤルの変更または削除の指示であるかが判定される。このステップにおいてYesの場合はステップ906でグループダイヤルの変更または削除モードに入る。このモードにより表示される画面が図10および図11の上段に示す図である。
【0047】
図10および図11に示すように表示画面にはグループ番号#01から順にそれぞれのグループ番号に登録された短縮ダイヤル番号が表示されている。ユーザはこの画面において任意のグループ番号を選択し、短縮ダイヤル番号を入力または変更または削除することが可能である。
【0048】
ステップ906のグループダイヤルの変更または削除モードへ切り替え後、ステップ907の送信予約の有無の判定がなされる。宛先情報検索部109は、宛先情報蓄積部107中に蓄積された登録内容を削除または変更しようとしたとき、宛先指示情報蓄積部108に該当するグループダイヤルが使用されているか否かを検出する。
【0049】
宛先情報検索部109は、図5に示す宛先指示情報蓄積部108の蓄積データ中の「属性」がグループダイヤル、かつ「指示番号」が削除または変更しようとする番号と一致するもの、かつ送信状態が送信済みでないという条件を満足するデータを検索する。
【0050】
上述の条件を満足するデータが宛先指示情報蓄積部108に蓄積されていることを宛先情報検索部109が検出した場合は、変更または削除しようとしたグループダイヤルが送信予約に使用されていると判定され、ステップ908に進み、実行制御部101は操作部105の表示手段に変更または削除するグループダイヤルが送信予約に使用されていることを示す画面を表示する。
【0051】
この時の表示画面が図10および図11の下段に示す画面である。図10が登録内容の削除時、図11が登録内容の変更時である。ユーザは、この表示画面において、登録内容の変更または削除を実行するか中止するかを決定し、その決定に従って、「はい」、「いいえ」のいずれかの応答をする。以後のステップ909〜915は図6の対応するステップ609〜615と同様のステップであるので説明を省略する。
【0052】
このように、本発明のファクシミリ装置においては送信予約されている指示宛先中の短縮ダイヤル、グループダイヤル、およびワイルドカード指定による短縮ダイヤル、またはグループダイヤルが変更または削除を試みようとする短縮ダイヤル、グループダイヤルと一致する場合にユーザに警告を表示し、その変更、削除の続行を注しすることを可能とし、その後に実行される送信において誤った宛先への文書送付を防止することができる。
【0053】
次に本発明のファクシミリ装置における第2の実施例について説明する。第2の実施例におけるファクシミリ装置の基本構成は図1に示すものと同様である。ただし、宛先情報蓄積部107には、登録変更した日時が合わせて登録される。また、宛先指示情報蓄積部108にも送信指示した日時が合わせて登録される。
【0054】
図12は短縮ダイヤルの登録例を示したものである。短縮番号「001」以下の3桁の短縮番号個々に対して「宛先名」、「電話番号」、「モード」および「更新日時」が登録される。「001」の「更新日時」の欄には、1997.10.01.13.25が登録されている。これは1997年10月01日13時25分に短縮ダイヤル「001」の登録がなされたことを示す。
【0055】
図13はグループダイヤルの登録データ例を示したものである。図13に示す例では、グループダイヤルの「#01」にグループ名「社内関東営業所」、および短縮番号「021、022、023」が登録され、さらに「更新日時」として、1997.09.12.15.42が登録されている。これは1997年9月12日15時23分にグループダイヤル「#01」の登録がなされたことを示す。
【0056】
図14は、宛先指示情報蓄積部108に蓄積されるデータの例である。図15に示すデータ中には、送信を指示した日時が「指示日時」として記録される。
【0057】
ユーザは短縮ダイヤルまたはグループダイヤルの変更または削除を行う際に登録ダイヤルの登録日時を確認することが可能となる。また、リダイヤルオーバー、その他の送信エラーなどにより設定した送信予約の送信が完了しなかった文書イメージを、再読み込みなしに宛先を指示時のままで再び送信を行う、いわゆる再送指示によって送信を実行する場合、実行制御部101は、操作部105からの再送指示信号受領により、宛先情報蓄積部107の蓄積データと宛先指示情報蓄積部108の蓄積データの登録日時および指示日時の前後関係を宛先情報検索部109の検索に基づいて検出し、最初の指示から再送指示までの間に宛先指示に使用している宛先情報として指定した短縮ダイヤルまたはグループダイヤルが変更されていると判断した場合は、これを検出して操作部105の表示手段にその旨を表示して、再送指示者に警告することが可能となる。
【0058】
【発明の効果】
以上説明したように本発明のファクシミリ装置によれば、短縮ダイヤルまたはグループダイヤル登録機能を有するファクシミリ装置において、登録内容を変更する場合に、送信指示済の宛先のなかに変更または削除しようとしている短縮番号やグループ番号が含まれる場合を検知し、ユーザに対して変更または削除処理の実行および中止を選択可能とすることにより、登録内容の変更で発生する誤送信を低減したファクシミリ装置を提供することができる。
【0059】
また、本発明のファクシミリ装置は、送信指示済の宛先のなかに変更または削除の対象となる短縮番号やグループ番号が含まれ、ユーザに警告後、ユーザがこれらの登録内容を変更または削除した場合、送信を中止する機能を有するので、誤送信の未然防止が可能となる。
【0060】
また、本発明のファクシミリ装置によれば、短縮ダイヤルまたはグループダイヤル登録機能を有するファクシミリ装置において、登録内容変更日時、および送信指示日時をデータとして記憶することにより、再送指示による送信宛先のなかに変更または削除済みの短縮番号やグループ番号が含まれる場合を検知し、ユーザに対して誤送信の可能性を警告し、登録内容の変更で発生する誤送信を低減したファクシミリ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のファクシミリ装置を示すブロック図である。
【図2】本発明のファクシミリ装置における実行制御部の詳細を示す図である。
【図3】本発明のファクシミリ装置における宛先情報蓄積部の蓄積データ(短縮ダイヤル)の例を示す図である。
【図4】本発明のファクシミリ装置における宛先情報蓄積部の蓄積データ(グループダイヤル)の例を示す図である。
【図5】本発明のファクシミリ装置における宛先指示情報蓄積部の蓄積データの例を示す図である。
【図6】本発明のファクシミリ装置における送信指示と短縮ダイヤルの変更または削除処理のフローを示す図である。
【図7】本発明のファクシミリ装置における短縮ダイヤルの登録削除時の表示画面を示す図である。
【図8】本発明のファクシミリ装置における短縮ダイヤルの登録変更時の表示画面を示す図である。
【図9】本発明のファクシミリ装置における送信指示とグループダイヤルの変更または削除処理のフローを示す図である。
【図10】本発明のファクシミリ装置におけるグループダイヤルの登録削除時の表示画面を示す図である。
【図11】本発明のファクシミリ装置におけるグループダイヤルの登録変更時の表示画面を示す図である。
【図12】本発明のファクシミリ装置の第2実施例における宛先情報蓄積部の蓄積データ(短縮ダイヤル)の例を示す図である。
【図13】本発明のファクシミリ装置の第2実施例における宛先情報蓄積部の蓄積データ(グループダイヤル)の例を示す図である。
【図14】本発明のファクシミリ装置の第2実施例における宛先指示情報蓄積部の蓄積データの例を示す図である。
【符号の説明】
101 実行制御部
102 画像記憶部
103 送受信部
104 画像読み取り部
105 操作部
106 画像形成部
107 宛先情報蓄積部
108 宛先指示情報蓄積部
109 宛先情報検索部
201 システムバス

Claims (9)

  1. 送信宛先情報および送信文書情報を蓄積し、該蓄積情報に基づいて文書送信を実行するメモリ送受信機能を有するファクシミリ装置において、
    任意のダイヤル番号を短縮ダイヤル番号に対応させて登録する宛先情報蓄積部と、
    操作部における送信指示において指定される宛先情報を記憶する宛先指示情報蓄積部と、
    前記宛先情報蓄積部に登録された短縮ダイヤル情報の変更または削除の実行開始時に前記宛先指示情報蓄積部に記憶された送信予約中の宛先情報を検索し、変更または削除の対象として指定された短縮ダイヤル番号と一致する短縮ダイヤル番号が送信予約中の宛先として使用されているか否かを検出する宛先情報検索部と、
    前記宛先情報検索部が変更または削除の対象として指定された短縮ダイヤル番号と一致する短縮ダイヤル番号が送信予約中の宛先として使用されていることを検出した場合に、該変更または削除の対象である短縮ダイヤル番号は送信予約中である旨の表示を前記操作部の表示手段に表示する制御を行う実行制御手段と、を有することを特徴とするダイヤル番号登録機能を有するファクシミリ装置。
  2. 短縮ダイヤル番号中、少なくとも下1ケタの値を任意の値として設定するワイルドカードを用いて短縮ダイヤル番号指定が可能なワイルドカードダイヤル指定機能を有し、
    前記宛先情報検索部は、前記宛先情報蓄積部に登録された短縮ダイヤル番号情報の変更または削除の実行開始時に前記宛先指示情報蓄積部に記憶された送信予約中の宛先情報を検索し、変更または削除の対象として指定された短縮ダイヤル番号が含まれる短縮ワイルドカードダイヤル番号が送信予約中の宛先として使用されているか否かを検出する構成を有し、
    前記宛先情報検索部が変更または削除の対象として指定された短縮ダイヤル番号が含まれる短縮ワイルドカードダイヤル番号が送信予約中の宛先として使用されていることを検出した場合に、前記実行制御手段は、該変更または削除の対象である短縮ダイヤル番号は送信予約中である旨の表示を前記操作部の表示手段に表示する制御を行うことを特徴とする請求項1記載のダイヤル番号登録機能を有するファクシミリ装置。
  3. 送信宛先情報および送信文書情報を蓄積し、該蓄積情報に基づいて文書送信を実行するメモリ送受信機能と、複数宛先を指定して同一文書を送付する同報送信機能と、複数の短縮ダイヤルをグループダイヤルとして登録し、該グループダイヤルの指定によって宛先の指示が可能なグループダイヤル機能を有するファクシミリ装置において、
    グループダイヤル番号を短縮ダイヤル番号に対応させて登録する宛先情報蓄積部と、操作部において実行された送信指示に際して指定された宛先情報を記憶する宛先指示情報蓄積部と、前記宛先情報蓄積部に登録されたグループダイヤル情報の変更または削除の実行開始時に前記宛先指示情報蓄積部に記憶された送信予約中の宛先情報を検索し、変更または削除の対象として指定されたグループダイヤル番号と一致するグループダイヤル番号が送信予約中の宛先として使用されているか否かを検出する宛先情報検索部と、前記宛先情報検索部が変更または削除の対象として指定されたグループダイヤル番号と一致するグループダイヤル番号が送信予約中の宛先として使用されていることを検出した場合に、該変更または削除の対象であるグループダイヤル番号は送信予約中である旨の表示を前記操作部の表示手段に表示する制御を行う実行制御手段と、を有することを特徴とするダイヤル番号登録機能を有するファクシミリ装置。
  4. 前記実行制御手段は、送信予約中の短縮ダイヤル番号またはグループダイヤル番号の登録内容の変更または削除の実行を示す信号を前記操作部から受領したことを条件として、前記宛先指示情報蓄積部に蓄積済みの対応送信指示データに関連づけた識別フラグを設定し、該送信指示データの送信実行に先立って行われるデータ展開の際に、前記識別フラグを検出し、データ展開および送信を中止する構成を有することを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載のダイヤル番号登録機能を有するファクシミリ装置。
  5. 前記操作部の表示手段における変更または削除の対象である短縮ダイヤル番号またはグループダイヤル番号は送信予約中である旨の表示は、登録内容の変更または削除の実行または中止を選択可能な構成を有することを特徴とする請求項1乃至4いずれかに記載のダイヤル番号登録機能を有するファクシミリ装置。
  6. 送信予約中の宛先に使用されている短縮ダイヤルまたはグループダイヤルの登録内容を削除または変更したことを理由として送信を中止した場合、該理由で送信を中止したことを示す表示を前記操作部の表示手段に表示する構成を有することを特徴とする請求項1乃至5いずれかに記載のダイヤル番号登録機能を有するファクシミリ装置。
  7. 送信予約中の宛先に使用されている短縮ダイヤルまたはグループダイヤルの登録内容を削除または変更したことを理由として送信を中止した場合、該理由で送信を中止したことを示すレポートを出力する構成を有することを特徴とする請求項1乃至5いずれかに記載のダイヤル番号登録機能を有するファクシミリ装置。
  8. 前記宛先情報蓄積部に蓄積された各データには更新日時データが付加され、前記宛先指示情報蓄積部に蓄積された各データには指示日時データが付加された構成を有することを特徴とする請求項1乃至7いずれかに記載のダイヤル番号登録機能を有するファクシミリ装置。
  9. 前記操作部において送信指示がなされた文書の送信エラー後に該送信文書の記憶済みのイメージ及び送信指示情報記憶部に記憶された送信指示データに基づいて再び送信を実行する再送機能を有し、前記宛先情報検索部は、前記宛先情報蓄積部の更新日時データ、および前記宛先指示情報蓄積部の指示日時データに基づいて、前回の送信指示から再送指示までの間に宛先指示に使用している宛先が変更または削除されていることを検出する構成を有し、前記実行制御手段は、前記宛先情報検索部による前記検出がなされた場合に前記操作手段の表示手段に宛先情報が変更または削除されている旨の表示を実行することを特徴とする請求項8に記載のダイヤル番号登録機能を有するファクシミリ装置。
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