JPH04236567A - フアクシミリ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、ワンタッチダイヤル機
能や短縮ダイヤル機能のように相手先の電話番号の全て
の数字をダイヤルすることなく少ない入力操作で発信す
るオートダイヤル機能を有するファクシミリ装置に関す
る。

【０００２】

【従来の技術】一般に、この種のファクシミリ装置は、
通常のダイヤル用のテンキーとは別のワンタッチダイヤ
ル用のキーと、このワンタッチダイヤルキーと相手側電
話番号等を予め対応して記憶するためのメモリを備え、
ワンタッチダイヤルキーが操作されると相手先電話番号
を読み出し、自動ダイヤルするように構成されている。 また、短縮キーと例えば１桁又は２桁の短縮番号と相手
側電話番号等を予め対応して記憶するためのメモリを備
え、短縮キーが操作された後テンキーを介して短縮番号
が入力すると相手先電話番号を読み出し、自動ダイヤル
するように構成されている。

【０００３】この場合、従来、この種のファクシミリ装
置は、ワンタッチダイヤルキーや短縮番号と相手側電話
番号を対応して登録する場合、所定の登録モードキーが
押下された後ワンタッチダイヤルキーや短縮番号と相手
側電話番号が入力されると、そのワンタッチダイヤルキ
ーや短縮番号と相手側電話番号等を対応してメモリに登
録するように構成されている。また、表示器を備えてい
るファクシミリ装置は、所定の登録モードキーが押下さ
れた後ワンタッチダイヤルキーや短縮番号と相手側電話
番号場合の他に相手側の名前が入力すると、そのワンタ
ッチダイヤルキーや短縮番号と相手側の電話番号及び名
前を対応させてメモリに登録するように構成されている
。

【０００４】このようなファクシミリ装置は、ワンタッ
チダイヤルや短縮ダイヤルにより発信する場合、ワンタ
ッチダイヤルキーが操作されたり、短縮キーが操作され
た後短縮番号が入力すると、メモリに登録された電話番
号を読み出して回線閉結後にダイヤルパルスやＤＴＭＦ
信号で自動発信し、また、表示器を備えている場合には
相手側の名前を表示する。したがって、利用者は、発呼
頻度が高い相手側情報を予め登録することにより相手側
の電話番号をダイヤルすることなくワンタッチダイヤル
キーや短縮番号で発信することができ、また、表示器を
備えている場合にはワンタッチダイヤルや短縮ダイヤル
の際に相手側の名前を確認することができる。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のファクシミリ装置では、ワンタッチダイヤルキーや
短縮ダイヤルと相手側電話番号を対応して登録する場合
、利用者が所定の登録　　モードキーを押下した後ワン
タッチダイヤルキーや短縮番号と相手側電話番号を入力
しなければならず、したがって、入力操作が面倒である
という問題点があ　　る。

【０００６】また、相手側の名前を登録して表示するフ
ァクシミリ装置では、文字入力キーを通常備えていない
ので、各文字を数桁の数字に予め対応させて文字毎に数
字を入力したり、文字を表示器に表示させてスクロール
により選択させることにな　　り、入力操作が更に面倒
になる。

【０００７】更に、一旦登録されたワンタッチダイヤル
キーや短縮ダイヤルと相手側電話番号を消去する場合に
は登録操作と同様に面倒な消去操作を行わなければなら
ず、また、この消去操作を行わない場合には、発呼頻度
が少なくなった相手側データが継続して登録されるとい
う問題点がある。

【０００８】本発明は上記従来の問題点に鑑み、ワンタ
ッチダイヤルや短縮ダイヤルの登録操作や消去操作を簡
略化することができるファクシミリ装置を提供すること
を目的とする。

【０００９】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第１の手段は、オートダイヤル用のキーと相手先電
話番号を対応して記憶するための記憶手段と、発信の際
に入力した相手先の電話番号と前記キーを前記記憶手段
に選択的に登録する登録手段と、発信時に前記キーが操
作された場合に前記記憶手段から当該電話番号を読み出
し、自動ダイヤルする自動ダイヤル手段とを備えたこと
を特徴とする。

【００１０】上記目的を達成するために、第２の手段は
、発信の際に相手先からの名前を受信する受信手段を備
え、第１の手段の登録手段が発信の際に入力した相手先
の電話番号及び名前と前記キーを前記記憶手段に選択的
に登録し、発信時に前記キーが操作された場合に第１の
手段の自動ダイヤル手段が記憶手段から当該電話番号と
名前を読み出し、電話番号により自動ダイヤルするとと
もに、相手先の名前を表示するように制御することを特
徴とする。

【００１０】上記目的を達成するために、第３の手段は
、第１又は第２の手段の記憶手段に記憶された情報のリ
ストを記録紙に記録して出力することを特徴とする。

【００１１】

【作用】第１の手段では、発信の際に入力した相手先の
電話番号とオートダイヤル用のキーが対応して選択的に
登録されるので、従来例のように特別なオートダイヤル
の登録操作や消去操作が不要になり、したがって、ワン
タッチダイヤルや短縮ダイヤルの登録操作や消去操作を
簡略化することができる。

【００１２】第２の手段では、発信の際に相手先から受
信した相手先の名前が選択的に登録され、したがって、
相手先の名前の特別な登録操作や消去操作が不要になる
。

【００１３】第３の手段では、ワンタッチダイヤルや短
縮ダイヤルのリストが出力され、利用者にとって登録情
報を確認することができる。

【００１４】

【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図１は、本発明に係るファクシミリ装置の一実施
例を備えた画像記録装置を示すブロック図、図２は、図
１の画像記録装置の操作／表示部を示す説明図、図３は
、図１のファクシミリ装置の動作を示すフローチャート
である。

【００１５】図１において、ファクシミリモードでは送
信原稿の画像はスキャナ１により読み取られ、受信画像
はレーザプリンタ２により記録紙に記録される。また、
コ　　ピーモードでは、スキャナ１により読み取られた
画像は、画像Ｉ／Ｆ（インタ　　フェース）部３を介し
てレーザプリンタ２に直接送出され、記録紙に記録され
　　る。すなわち、本実施例の画像記録装置は、通常の
複写機とファクシミリ装置の両方の機能を備えている。

【００１６】ファクシミリモードにおいてスキャナ１に
より読み取られた送信画像は、画像Ｉ／Ｆ部３を介して
取り込まれて画像圧縮伸長部４により圧縮され、ファク
シミリＩ／Ｆ部１０に出力される。他方、プリンタ２に
より記録紙に記録される受信画像は、ファクシミリＩ／
Ｆ部１０から画像圧縮伸長部４に取り込まれて伸長され
、画像Ｉ／Ｆ部３を介してプリンタ２に出力される。 これらの制御はメインシステム制御ＣＰＵ（中央処理装
置）５により行われ、このメインシステム制御ＣＰＵ５
のプログラム等はシステムメモリ６に格納されている。 システムメモリ６はまた、図２に示すように操作／表示
部２０の例えば２０個のワンタッチダイヤルキー２６と
相手側の電話番号及び名前をそれぞれ対応して記憶する
ためのエリアを有する。

【００１７】ファクシミリＩ／Ｆ部１０の網制御部（Ｎ
ＣＵ）１１は、呼の設定や回線回線確立のフェーズＡと
呼の復旧や回線切断のフェーズＥの伝送制御手順を実行
し、モデム１２は、トレーニング等のフェーズＢの伝送
制御手順を実行し、また、受信原稿画像を復調したり、
送信原稿画像を変調する。通信制御部１３は、ＩＤの確
認等のフェーズＢと、情報伝送等のフェーズＣと受信完
了確認等のフェーズＤの伝送制御手順を実行する。ＳＡ
Ｆメモリ１４は、メモリ蓄積モードが設定されている場
合には受信画像を記憶し、操作／表示部２０を介して出
力操作が行われると受信画像をデュアルポートメモリ１
５を介して画像圧縮伸長部４に出力す　　る。ファクシ
ミリＩ／Ｆ部１０のシステムメモリ１６には、このよう
な制御を行うためのプログラムや、後述するようなワン
タッチダイヤルの登録処理や消去処理を行うためのプロ
グラム等が予め格納され、ファクシミリ（ＦＡＸ）Ｉ／
Ｆ制御ＣＰＵ１７がこれらの制御を実行する。

【００１８】操作／表示部２０は、図２に示すようにコ
ピーモードとファクシミリ送信モードを切り替えるため
の切替キー２１と、コピー開始やファクシミリ送信開始
用のスタートキー２２と、コピーモードとファクシミリ
モードの通常モード以外の特殊モードを設定するための
プログラムキー２３と、コピー枚数やダイヤル番号等の
数字を入力するためのテンキー２４と、各種ガイダンス
を表示するためのＬＣＤ２５と、２０個のワンタッチダ
イヤルキー２６の他、通常の複写機とファクシミリ装置
に必要な各種キーを備えている。

【００１９】上記構成において、通常のファクシミリ受
信の場合には、ＮＣＵ１１に自動着信して回線を確立し
、通信制御部１３が受信側との間でフェーズＢの伝送制
御手順を完了し、受信画像を回線、ＮＣＵ１１を介して
受信し、モデム１２により復調される。そして、メモリ
蓄積モードが設定されている場合には通信制御部１３を
介してＳＡＦメモリ１４に格納され、他方、メモリ蓄積
モードが設定されていない場合にはデュアルポートメモ
リ１５を介して画像圧縮伸長部６に送出され、伸長され
た後画像Ｉ／Ｆ部３を介してプリンタ２に出力される。 尚、メモリ蓄積モードが設定されている場合であって操
作／表示部２０により画像出力操作が行われると、ＳＡ
Ｆメモリ１４に格納された受信画像が読み出されてデュ
アルポートメモリ１５を介して画像圧縮伸長部６に送出
され、伸長された後画像Ｉ／Ｆ部３を介してプリンタ２
に出力される。画像の受信を完了すると、通信制御部１
　　３、ＮＣＵ１１がそれぞれフェーズＤ、Ｅの手順を
行う。

【００２０】次に、図３を参照してファクシミリ送信の
動作を説明する。ステップＳ１１において操作／表示部
２０の切替キー２１によりファクシミリ送信モードが設
定されるとステップＳ１２以下の処理を実行する。ステ
ップＳ１２においてテンキー２４又はワンタッチダイヤ
ルキー２６により相手側電話番号が設定され、ステップ
Ｓ１３においてスタートキー２２が押下されると、ＮＣ
Ｕ１１が回線を閉結して宛先に発信する。相手先が話中
でなく、回線が確立するとステップＳ１４からステップ
Ｓ１５以下に進み、他方、相手先が話中である場合には
ステップＳ２３に分岐して発呼動作を停止する。ステッ
プＳ１５において、通信制御部１３が受信側との間でフ
ェーズＢの伝送制御手順を完了すると、送信画像がスキ
ャナ１により読み取られて画像Ｉ／Ｆ部３を介して画像
圧縮伸長部４により圧縮された後ファクシミリＩ／Ｆ部
１０のデュアルポートメモリ１５、通信制御部１３、モ
デム１２、ＮＣＵ１１、回線を介して相手側に送信され
る。また、画像の送信を完了すると、通信制御部１３、
ＮＣＵ１１がそれぞれフェーズＤ、Ｅの手順を行　　う
。

【００２１】このステップＳ１５におけるフェーズＢの
伝送制御手順において、相手先の名前を示すＲＴＩ信号
を相手側ファクシミリ装置から受信すると、ステップＳ
１６においてその相手先の名前をＬＣＤ２５に表示させ
、また、ステップＳ１７において「相手先の電話番号を
ワンタッチダイヤルとして登録しますか」等のガイダン
スをＬＣＤ２５に表示させる。続くステップＳ１８にお
いて、プログラムキー等のＹＥＳキーが操作されるとス
テップＳ１９以下に進み、他方、ＹＥＳキーが操作され
ない場合には処理を終了する。

【００２２】ステップＳ１９において、ワンタッチダイ
ヤルキー２６が操作されるか、又はワンタッチダイヤル
キー２６の番号がテンキー２４を介して入力すると、そ
のワンタッチダイヤルキー２６とステップＳ１２におい
て設定された電話番号を対応してシステムメモリ６に登
録する。また、続くステップＳ２０では、「相手先の名
前（ＲＴＩ）を登録しますか」等のガイダンスをＬＣＤ
２５に表示させ、ス　　テップＳ２１においてＹＥＳキ
ーが操作されるとステップＳ２２に進み、上記ワンタッ
チダイヤルキー２６及び相手先の電話番号と名前を対応
してシステムメモリ６に登録する。尚、ステップＳ２１
においてＹＥＳキーが操作されない場合には処理を終了
し、したがって、相手先の名前を登録しない。

【００２３】したがって、上記実施例では、テンキー２
４やワンタッチダイヤルキー２６により発信する際にこ
の電話番号とワンタッチダイヤルキー２６を対応して登
録、消去することができるので、従来例のように特別な
登録操作や消去操作が不要になる。また、発信の際に相
手先から受信した名前（ＲＴＩ）をワンタッチダイヤル
情報として登録するので、従来例のように相手先の名前
の各文字を入力する操作が不要になり、また、相手先の
電話番号と名前の誤入力を防止することができる。

【００２４】また、図３に示す処理を終了した後、シス
テムメモリ６に登録されているワンタッチダイヤル情報
を読み出してそのリストをレーザプリンタ２により記録
することが可能になり、この場合には、利用者は、登録
情報を確認したり、未登録のワンタッチダイヤル情報を
登録することができる。尚、上記実施例では、ワン　　
タッチダイヤル情報を登録する場合について説明したが
、短縮ダイヤル等のオートダイヤル情報を登録する場合
にも適用することができることは勿論である。

【００２５】

【発明の効果】以上説明したように、請求項１記載の発
明は、オートダイヤル用のキーと相手先電話番号を対応
して記憶するための記憶手段と、発信の際に入力した相
手先の電話番号と前記キーを前記記憶手段に選択的に登
録する登録手段と、発信時に前記キーが操作された場合
に前記記憶手段から当該電話番号を読み出し、自動ダイ
ヤルする自動ダイヤル手段とを備えたので、特別なオー
トダイヤルの登録操作や消去操作が不要になり、したが
って、ワンタッチダイヤルや短縮ダイヤルの登録操作や
消去操作を簡略化することができる。

【００２６】請求項２記載の発明は、発信の際に相手先
からの名前を受信する受信手段を備え、発信の際に入力
した相手先の電話番号及び名前と前記キーを前記記憶手
段に選択的に登録し、発信時に前記キーが操作された場
合に記憶手段から当該電話番号を読み出し、電話番号に
より自動ダイヤルするとともに、相手先の名前を表示す
るので、相手先の名前の特別な登録操作や消去操作が不
要になる。

【００２７】請求項３記載の発明は、ワンタッチダイヤ
ルや短縮ダイヤルのリストを出力するので、利用者にと
って登録情報を確認することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明に係るファクシミリ装置の一実施例を備
えた画像記録装置を示すブロック図である。

【図２】図１の画像記録装置の操作／表示部を示す説明
図である。

【図３】図１のファクシミリ装置の動作を示すフローチ
ャートである。

【符号の説明】

２　　レーザプリンタ ５　　メインシステム制御ＣＰＵ ６　　システムメモリ １１　　網制御部（ＮＣＵ） １３　　通信制御部

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　オートダイヤル用のキーと相手先電話
   番号を対応して記憶するための記憶手段と、発信の際に
   入力した相手先の電話番号と前記キーを前記記憶手段に
   選択的に登録する登録手段と、発信時に前記キーが操作
   された場合に前記記憶手段から当該電話番号を読み出し
   、自動ダイヤルする自動ダイヤル手段と、を備えたファ
   クシミリ装置。
2. 【請求項２】　　発信の際に相手先からの名前を受信す
   る受信手段を備え、前記登録手段は、発信の際に入力し
   た相手先の電話番号及び名前と前記キーを前記記憶手段
   に選択的に登録し、前記自動ダイヤル手段は、発信時に
   前記キーが操作された場合に前記記憶手段から当該電話
   番号と名前を読み出し、電話番号により自動ダイヤルす
   るとともに、相手先の名前を表示するように制御するこ
   とを特徴とする請求項２記載のファクシミリ装置。
3. 【請求項３】　　前記記憶手段に記憶された情報のリス
   トを記録紙に記録して出力することを特徴とする請求項
   １又は２記載のファクシミリ装置。