JP3551359B2 - 変調装置、復調装置 - Google Patents
変調装置、復調装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3551359B2 JP3551359B2 JP14457599A JP14457599A JP3551359B2 JP 3551359 B2 JP3551359 B2 JP 3551359B2 JP 14457599 A JP14457599 A JP 14457599A JP 14457599 A JP14457599 A JP 14457599A JP 3551359 B2 JP3551359 B2 JP 3551359B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- output
- codeword
- encoding
- input data
- word
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03M—CODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
- H03M7/00—Conversion of a code where information is represented by a given sequence or number of digits to a code where the same, similar or subset of information is represented by a different sequence or number of digits
- H03M7/30—Compression; Expansion; Suppression of unnecessary data, e.g. redundancy reduction
- H03M7/46—Conversion to or from run-length codes, i.e. by representing the number of consecutive digits, or groups of digits, of the same kind by a code word and a digit indicative of that kind
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03M—CODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
- H03M5/00—Conversion of the form of the representation of individual digits
- H03M5/02—Conversion to or from representation by pulses
- H03M5/04—Conversion to or from representation by pulses the pulses having two levels
- H03M5/14—Code representation, e.g. transition, for a given bit cell depending on the information in one or more adjacent bit cells, e.g. delay modulation code, double density code
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディジタル情報信号を、(1,7)ラン・レングス・リミテッド(以下、「(1,7)RLL」と記す)制限をもつ記録符号系列で光ディスクや磁気ディスクなどの記憶媒体に記録するための変調装置とその復調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、光ディスクあるいは磁気ディスクなどの記録媒体に、一連のディジタル情報信号を記録するための記録変調方式としては、(1,7)RLLがよく使われている。しかし従来から使われている(1,7)RLLでは、直流(DC)付近の信号成分抑圧が困難であり、ビットパタンによっては大きなDC成分を生じ、例えば、サーボ信号帯域に情報信号成分のスペクトルが混入し、サーボ性能に悪影響が及ぶ問題が生ずる事が予想される。
【0003】
これに対して、特開平6−195887号公報「記録符号変調装置」では、特定ビットパタンの繰り返しを防止する事で、DC成分の抑圧を図るための提案がなされている。また、特開平10−340543号公報「エンコード装置、デコード装置、エンコード方法、及びデコード方法」では、(1,7)RLL規則を乱さないように冗長ビットを挿入することで、DC成分の抑圧を図るための提案がなされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
然るに、前者によると、ビット反転や、ランダマイズ等の手段によって特定パタンの繰り返しの低減は図れるものの、十分にDC成分の抑圧をすることは困難である。また、後者によれば、DC成分の抑圧は前者に比べれば大きいものの、冗長ビットの挿入による記録容量の低下が生じてしまう。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたもので、冗長ビットを用いること無しにDC成分の抑圧を図ろうとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために、本発明は、次の(1)〜(3)の構成の変調装置、復調装置を提供する。
(1) 図1に示すように、4ビット単位の入力データ語D(k)(但しkは符号語単位でのある時間点を表す)を6ビット単位の出力符号語C(k)に符号化する変換手段(符号化部)A2を有し、前記変換手段A2は、前記入力データ語D(k)を前記出力符号語C(k)にそれぞれ符号化するための符号化テーブルA2aを複数(図8に示す4つの符号化テーブルS(k)=”0”〜”3”)備えており、前記各符号化テーブルS(k)=”0”〜”3”のそれぞれには前記各入力データ語D(k)に対応する前記各出力符号語C(k)と、次の前記入力データ語D(k+1)を符号化するために使用される符号化テーブルを指定する符号化テーブル指定情報(テーブル選択番号,S(k+1))とを備えており、前記各出力符号語C(k)は2進数の出力データ列として順次直接結合しても(1,7)RLL(ラン・レングス・リミテッド)規則を満足する出力符号語を出力可能な変調装置であって、
前記複数の符号化テーブルS(k)=”0”〜”3”から出力される複数の出力符号語C(k)を選択出力することにより、DSV(ディジタル・サム・バリエーション)制御が可能であることを特徴とする変調装置A。
(2) 図2、 図8に示すように、前記複数の符号化テーブル(S(k)=”0”〜”3”)は、少なくとも第1,第2符号化テーブル(S(k)=”1”,”3”)を備えており、所定の入力データ語D(k+1)=0〜3に対応する前記第1符号化テーブル(S(k)=”3”)上の第1出力符号語C(k+1)=010101,010101,100101,100101と、前記所定の入力データ語D(k+1)=0〜3と同一の入力データ語に対応する前記第2符号化テーブル(S(k)=”1”)上の第2出力符号語C(k+1)=001001,001001,000101,000101とをそれぞれNRZI変調した信号が逆極性であり、かつ出力符号語010000を出力した後に、前記第1,第2出力符号語C(k+1)のいずれを選択しても、選択された出力符号語C(k+1)は(1,7)RLL規則を満足する出力符号語であって、
前記第1、第2出力符号語の選択手段(符号語選択肢有無検出回路)B1と、DSV監視手段(符号化テーブルアドレス演算回路)B2とを具備し、
前記DSV監視手段と前記選択手段とによって前記第1、第2出力符号語のいずれかを選択し、DSV制御を行うことを特徴とする請求項1記載の変調装置。
(3) 図5、図6に示すように、請求項1又は請求項2に記載の変調装置A,Bを用いて符号化された6ビット単位の符号語C(k)を連続化した符号語列を、再生データ列に復調する復調装置Cであって、前記符号語列を6ビット毎の符号語に再構成する手段(シリアル/パラレル変換器C2)と、後続の符号語が前記複数の符号化テーブルのうち、どの符号化テーブルで符号化がなされるかを示す判定情報と、後続の符号語とを基にして、前記符号語列を再生データ列に復調する手段(復号テーブル・符号化テーブル演算器・選択器C4)とを有することを特徴とする復調装置。
【0006】
【発明の実施の態様】
以下、図1〜図10を参照して、本発明の実施形態を説明する。
図1は本発明の変調装置の基本構成図、図2は本発明の変調装置のブロック構成図、図3は図2に示す符号化部周辺のブロック構成図、図4は図2に示す変調装置の符号化動作を説明するためのフローチャート、図5は本発明の復調装置の基本構成図、図6は図5に示す復号テーブル,符号化テーブル演算器,選択器のブロック図、図7は4ビット単位のデシマル入力データ語に対応する6ビット単位のバイナリ出力符号語を表す図、図8は本発明の変調装置に用いられる4つの符号化テーブル”0”〜”3”の各内容を表す図、図9は本発明の変調装置における符号化過程を説明する図、図10は本発明の復調装置に用いられる4つの復号化テーブル”0”〜”3”の各内容を表す図である。
【0007】
さて、(1,7)RLL制限を満足する6ビット単位の出力符号語の種類は図7のようになる。この符号語種類を基にした符号化テーブルA2aの一例としては、図8に示すような4つの符号化テーブル(符号化テーブル番号S(k)=”0”〜”3”)が構成できる。S(k)=”0”〜”3”は、4つの符号化テーブルにそれぞれ割り当てられた符号化テーブル選択番号を表す。また、図8中のS(k+1)は、次の符号化を行うために用いる符号化テーブルを選択する符号化テーブル選択番号を表す。
【0008】
例えば、図8、図9に示すように、4ビット単位の入力データ語D(k)を符号化する場合について具体的に説明する。入力データ語D(k)として「4,5,6,7,8(デシマル)」を用いる。符号化の初期状態では、説明を省略する同期語の挿入などの操作によって、符号化テーブルの初期選択番号を決定し、例えば、符号化テーブルS(k)=”0”が選択される。この符号化テーブルS(k)=”0”に、入力データ語D(k)=4を入力すると、出力符号語C(k)=18(デシマル)が出力され、また、次の符号化テーブル選択番号S(k+1)=”1”が選択される。次に、選択された符号化テーブルS(k)=”1”に、入力データ語D(k)=5を入力すると、出力符号語C(k)=2(デシマル)が出力され、また、次の符号化テーブル選択番号S(k+1)=”2”が選択されることになる。以下同様に、符号化テーブルS(k)=”2”に入力データ語D(k)=6を入力すると、出力符号語C(k)=18が出力され、符号化テーブル選択番号S(k+1)=”3”が選択され、次に符号化テーブルS(k)=”3”に入力データ語D(k)=7を入力すると、出力符号語C(k)=41が出力され、符号化テーブル選択番号S(k+1)=”0”が選択され、そして、符号化テーブルS(k)=”0”に入力データ語D(k)=8を入力すると、出力符号語C(k)=1が出力され、符号化テーブル選択番号S(k+1)=”1”が選択されることになる。
【0009】
この結果、入力データ語D(k)として「4,5,6,7,8(デシマル)」は出力符号語C(k)として「010010,000010,010010,101001,000001(バイナリ)」に符号化されて順次出力される。従って、前記した5つの出力符号語C(k)を順次直接結合した一連の出力符号語列は、
010010000010010010101001000001
となり、(1,7)RLLの制限を満足する出力符号語列を得ることができる。
【0010】
上述した符号化の手法を用いて符号化を行う変調装置が、図1に示す本発明の変調装置である。本発明の変調装置Aは、図1に示すように、記録ブロック構成回路A1、符号化部A2、記録信号メモリA3を有している。符号化部A2は符号化テーブルA2aと1ワード遅延器A2bとを備えている。符号化テーブルA2aは前述した図8に示すような4つの符号化テーブル(符号化テーブル番号S(k)=”0”〜”3”)を備えている。1ワード遅延器A2bは、後述するように符号化の際に選択された符号化テーブル選択番号S(k+1)に基いて、次の符号化を行う際に用いる符号化テーブルを指定する符号化テーブル番号S(k)を生成し、これを符号化テーブルA2aへ出力する。
【0011】
前記した記録ブロック構成回路A1は、連続する2進数の入力データ列を4ビット単位の入力データ語D(k)(但しk=4)に変換して、この入力データ語D(k)を符号化部A2へ出力する。
前記した符号化部A2は、記録ブロック構成回路A1から出力する4ビット単位の入力データ語D(k)を、符号化テーブルA2aを用いて、6ビット単位の出力符号語C(k)に順次符号化した後に、この出力符号語C(k)を記録信号メモリA3へ順次出力する。
この記録信号メモリA3は、符号化テーブルA2aから出力する6ビット単位の出力符号語C(k)を一旦メモリする。そして、記録信号メモリA3の出力側に接続される回路などに応じたデータ転送速度で、6ビット単位の出力符号語C(k)を一連の出力符号語列として外部へ出力される。なお、本例では説明を省略するが、所定ビット単位毎に同期語を挿入する操作は、記録ブロック構成回路A1、符号化部A2でなされているものとする。
【0012】
前記したように第2変換手段A2は、入力データ語D(k)を出力符号語C(k)にそれぞれ符号化するための符号化テーブルA2aを複数(図8に示す4つの符号化テーブルS(k)=”0”〜”3”)備えている。これら各符号化テーブルS(k)=”0”〜”3”のそれぞれには、各入力データ語D(k)に対応する各出力符号語C(k)と、次の入力データ語D(k+1)を符号化するために使用される符号化テーブルを指定する符号化テーブル選択番号S(k+1)とを備えている。また、各符号化テーブルS(k)=”0”〜”3”上における各出力符号語C(k)は、前記した記録信号メモリA3から一連の出力符号語列として出力されて、この出力符号語列が2進数の出力データ列として順次直接結合しても、(1,7)RLL規則を満足する出力符号語である。また、前記符号化テーブル選択番号S(k+1)は符号化する度に1ワード遅延器A2bに供給される。この結果、1ワード遅延器A2bは、4ビット単位の入力データ語D(k)を6ビット単位の出力符号語C(k)に符号化出力する度に、符号化テーブルA2aが更新可能となる。
【0013】
次に、前述した構成を有する本発明の変調装置Aの要部を成す符号化テーブルA2aについて、図8を用いて具体的に説明する。
【0014】
前記した入力データ語D(k)に続く次の入力データ語D(k+1)は、上述した単発的な入力の段階では、入力データ語D(k)によって指定された符号化テーブル選択番号S(k+1)に対応した符号化テーブルを用いて、次の出力符号語C(k+1)を符号化するだけで良い。
【0015】
一方、前記した入力データ語を連続して入力する段階では、後述するように、連続した入力データ語を順次入力して、順次符号化した出力符号語を順次直接結合した状態で外部へ出力する際には、直前に外部へ出力されてしまった出力符号語列の最後端部に位置する出力符号語との整合性(極性の一致)を考慮したDSV制御を行った上で、この最後端部の出力符号語に直接結合する出力符号語を出力することが必要であることは言うまでもない。そこで、この一つの方法としては、入力データ語D(k)に続く次の入力データ語D(k+1)に対応する出力符号語C(k+1)を2つ予め用意しておき、かつこの2つの出力符号語C(k+1)は互いに偶奇の関係(例えば一方の出力符号語C(k+1)には「1」のデータが偶数個あり、他方の出力符号語C(k+1)には「1」のデータが奇数個ある関係)としておく。これによって、直前に外部へ出力されてしまった出力符号語列の最後端部に位置する出力符号語の極性に一致する極性の出力符号語を、前記した2つの出力符号語C(k+1)から択一して、この択一した出力符号語を、この最後端部の出力符号語に直接結合するものである。
【0016】
言い換えるならば、入力データ語D(k)に続く次の入力データ語D(k+1)に対応する出力符号語C(k+1)は2つあり、この2つの出力符号語C(k+1)は互いに偶奇の関係がある。この結果、次の次の入力データ語D(k+2)に対応する2つの出力符号語C(k+2)は、互いに逆極性の関係となるものである(換言すれば、一方の出力符号語C(k+2)の極性は「0」となり、他方の出力符号語C(k+2)の極性は「1」とするものである)。これによって、出力符号語列の最後端部に位置する出力符号語の極性に一致する極性の出力符号語を、2つの出力符号語C(k+1)から択一して、この択一した出力符号語を、この最後端部の出力符号語に直接結合すれば良い。
【0017】
以下、上述したことを具体的に、下記(1)〜(4)に説明する。
(1) 図8において、入力データ語D(k)=15で、符号化テーブルS(k)=”0”又は”3”のとき、出力符号語C(k)=010000をいずれも出力し、またテーブル選択番号S(k+1)はいずれも”3”となる。次の入力データ語D(k+1)に対する次の出力符号語C(k+1)は、いずれもテーブル選択番号S(k)=”3”の符号化テーブルから選択される。一方、符号化テーブルS(k)=”3”における次の入力データ語D(k+1)=0〜3にそれぞれ対応する次の出力符号語C(k+1)は、C(k+1)=010101,010101,100101,100101(いずれも「1」のデータが奇数個)である。他方、符号化テーブルS(k)=”1”における次の入力データ語D(k+1)=0〜3にそれぞれ対応する次の出力符号語C(k+1)は、C(k)=001001,001001,000101,000101(いずれも「1」のデータが偶数個)である。この結果、前述した符号化テーブルS(k)=”3”における入力データ語D(k+1)=0〜3にそれぞれ対応する次の出力符号語C(k+1)と、符号化テーブルS(k)=”1”における入力データ語D(k+1)=0〜3にそれぞれ対応する次の出力符号語C(k+1)とは、前記した偶奇の関係がある。従って、次の次の入力データ語D(k+2)に対応する2つの出力符号語C(k+2)は、互いに逆極性の関係になるのであるから、必要に応じて、互いに極性が異なる2つの出力符号語C(k+1)を入れ替えて出力しても符号化規則は乱れず、ディジタル・サム・バリエーション動作の極性(以下、「DSV極性」と記す)を反転することが可能である。
【0018】
(2) 同様に、入力データ語D(k)=14で、符号化テーブルS(k)=”0”又は”3”のとき、出力符号語C(k)=010000をいずれも出力し、またテーブル選択番号S(k+1)はいずれも”2”となる。次の入力データ語D(k+1)に対する出力符号語C(k+1)は、テーブル選択番号S(k)=”2”の符号化テーブルから選択される。一方、符号化テーブルS(k)=”2”における入力データ語D(k+1)=7〜15にそれぞれ対応する次の出力符号語C(k+1)は、C(k+1)=100100,100100,100100,101010,101010,101010,101000,101000,101000である。他方、符号化テーブルS(k)=”1”における入力データ語D(k+1)=7〜15にそれぞれ対応する出力符号語C(k+1)は、C(k+1)=000100,000100,000100,001010,001010,001010,001000,001000,001000である。この結果、前述した符号化テーブルS(k)=”2”における入力データ語D(k+1)=7〜15にそれぞれ対応する出力符号語C(k+1)と、符号化テーブルS(k)=”1”における入力データ語D(k+1)=7〜15にそれぞれ対応する出力符号語C(k+1)とは、前記した偶奇の関係がある。従って、次の次の入力データ語D(k+2)に対応する2つの出力符号語C(k+2)は、互いに逆極性の関係になるのであるから、必要に応じて、互いに極性が異なる2つの出力符号語C(k+1)を入れ替えて出力しても符号化規則は乱れず、DSV極性を反転することが可能である。
【0019】
(3) 同様に、入力データ語D(k)=13で、符号化テーブルS(k)=”3”のとき、出力符号語C(k)=100000を出力し、またテーブル選択番号S(k+1)は”3”となる。次の入力データ語D(k+1)に対する出力符号語C(k+1)は、テーブル選択番号S(k)=”3”の符号化テーブルから選択される。一方、符号化テーブルS(k)=”3”における入力データ語D(k+1)=0又は1に対応する出力符号語C(k)は、いずれもC(k)=010101である。他方、符号化テーブルS(k)=”1”における入力データ語D(k+1)=0又は1に対応する出力符号語C(k+1)は、いずれもC(k+1)=001001である。この結果、前述した符号化テーブルS(k)=”3”における入力データ語D(k+1)=0又は1に対応する出力符号語C(k+1)と、符号化テーブルS(k)=”1”における入力データ語D(k+1)=0又は1に対応する出力符号語C(k+1)とは、前記した偶奇の関係がある。従って、次の次の入力データ語D(k+2)に対応する2つの出力符号語C(k+2)は、互いに逆極性の関係になるのであるから、必要に応じて、互いに極性が異なる2つの出力符号語C(k+1)を入れ替えて出力しても符号化規則は乱れず、DSV極性を反転することが可能である。
【0020】
(4) 同様に、入力データ語D(k)=12で、符号化テーブルS(k)=”3”のとき、出力符号語C(k)=100000を出力し、またテーブル選択番号S(k+1)は”2”となる。次の入力データ語D(k+1)に対する出力符号語C(k+1)は、テーブル選択番号S(k)=”2”の符号化テーブルから選択される。一方、符号化テーブルS(k)=”2”における入力データ語D(k+1)=10〜15にそれぞれ対応する出力符号語C(k+1)は、C(k+1)=101010,101010,101010,101000,101000,101000である。他方、符号化テーブルS(k)=”1”における入力データ語D(k+1)=10〜15にそれぞれ対応する出力符号語C(k+1)は、C(k+1)=001010,001010,001010,001000,001000,001000である。この結果、前述した符号化テーブルS(k)=”2”における入力データ語D(k+1)=10〜15にそれぞれ対応する出力符号語C(k+1)と、符号化テーブルS(k)=”1”における入力データ語D(k+1)=10〜15にそれぞれ対応する出力符号語C(k+1)とは、前記した偶奇の関係がある。従って、次の次の入力データ語D(k+2)に対応する2つの出力符号語C(k+2)は、互いに逆極性の関係になるのであるから、必要に応じて、互いに極性が異なる2つの出力符号語C(k+1)を入れ替えて出力しても符号化規則は乱れず、DSV極性を反転することが可能である。
【0021】
このように、前記した条件を満たす入力データ語が符号化テーブルA2に連続して供給された場合には、符号化テーブルA2から順次出力する2つの出力符号語のいずれかを選択して(入れ替えて)これを用いることにより、出力符号語列のDSV極性の制御が可能となる。
【0022】
上記した出力符号語列のDSV極性の制御を行うために好適な構成の変調装置が、図2に示す本発明の変調装置である。本発明の変調装置Bは、図2に示すように、符号語選択肢有無検出回路B1、符号化テーブルアドレス演算回路B2、符号化部B3、DSV演算メモリ「0」B4、DSV演算メモリ「1」B5、符号語メモリ「0」B6、符号語メモリ「1」B7、メモリ制御/符号語出力部B8、絶対値比較回路B9を有している。符号化部B3は、図3に示すように、符号化テーブルA2a、1ワード遅延器A2b、出力符号語振分回路B3aとを備えている。前述したものと同一構成部分には同一符号を付しその説明を省略する。
【0023】
出力符号語振分回路B3aは、DSV極性の入れ替えが可能な2つの出力符号語C(k)が符号化テーブルA2aから出力した時点において、この2つの出力符号語C(k)を出力符号語C(k)0、出力符号語C(k)1とに振り分けて出力する。出力符号語C(k)0はDSV演算メモリ「0」B4及び符号語メモリ「0」B6にそれぞれ供給される。出力符号語C(k)1はDSV演算メモリ「1」B5及び符号語メモリ「1」B7にそれぞれ供給される。出力符号語振分回路B3aは、DSV極性の入れ替えが可能な2つの出力符号語C(k)が符号化テーブルA2aから出力されない場合には、1の出力符号語C(k)はDSV演算メモリ「0」B4、DSV演算メモリ「1」B5、符号語メモリ「0」B6、符号語メモリ「1」B7に並列出力される。
【0024】
次に、上述した構成の変調装置Bの動作について説明する。以下の説明においては、上述した(1)「現在の入力データ語がD(k)=15、現在の符号化テーブルがS(k)=”0”,”3”で、かつ次の入力データ語がD(k+1)=0〜3の場合には、次の入力データ語D(k+1)に対応する出力符号語C(k+1)は、符号化テーブルS(k)=”1”,”3”から選択して出力できる」の場合を例にして説明する。ここでは都合上、上述した(1)の場合についてだけ説明するが、上述した(1)の場合と同様に上述した(2)〜(4)の各場合についても行われることは言うまでもない。、
【0025】
まず、初期符号化テーブルとして、符号化テーブルS(k)=”0”を選択する。この符号化テーブル選択番号S(k)=”0”は符号語選択肢有無検出回路B1に入力される。
【0026】
次に、符号語選択肢有無検出回路B1には、出力符号語C(k)の入れ替えが可能な状態を生成するための前記したの条件を満たす各種データが予めメモリされている。例えば(1)の条件を満たす各種のデータとしては、現在の入力データ語D(k)=15のデータ語データD1、現在の符号化テーブルS(k)=”0”,”3”の各テーブル番号データD2,D3、次の入力データ語D(k+1)=0〜3の各データ語データD4〜D7がそれぞれメモリされている。
こうした各種データがメモリされている符号語選択肢有無検出回路B1には、入力データ語がD(k)=15、D(k+1)=0と順次連続してされると、この入力状態は、前記したデータD1,D2,D4に一致することを検知する。この結果、符号語選択肢有無検出回路B1は、この入力状態は前記した(1)の条件に一致し、「符号語選択肢有」であることを検出する。
この結果、符号語選択肢有無検出回路B1は、前記した(1)の条件を検出した旨の選択肢検出結果信号を符号化テーブルアドレス演算回路B2及び絶対値比較回路B9にそれぞれ出力する。
【0027】
符号化テーブルアドレス演算回路B2は、符号語選択肢有無検出回路B1から供給される選択肢検出結果信号に基いて、2つの符号化テーブルS(k)=”1”,”3”からそれぞれ出力符号語C(k)を読み出すための、次の入力データ語D(k+1)=0及び符号化テーブルS(k)=”1”,”3”をテーブルアドレスとして、符号部B3へ出力する。
【0028】
符号部B3の符号化テーブルA2aは、このテーブルアドレスに基いて、2つの符号化テーブルS(k)=”1”,”3”に入力データ語D(k+1)=0をそれぞれ入力して、これにより得た出力符号語C(k+1)=001001,010101を出力符号語振分回路B3aへ出力する。また、次の符号化テーブルS(k+1)=”2”を符号語選択肢有無検出回路B1へ出力する。
【0029】
前記した出力符号語振分回路B3aは、DSV極性の入れ替えが可能な2つの出力符号語C(k+1)=001001,010101が符号化テーブルA2aから出力した時点において、この2つの出力符号語C(k+1)を出力符号語C(k)0、出力符号語C(k)1とに振り分けて出力する。ここで、出力符号語C(k+1)=001001を出力符号語C(k)0、出力符号語C(k+1)=010101を出力符号語C(k)1とする。
【0030】
出力符号語振分回路B3aから出力する出力符号語C(k)0は、DSV演算メモリ「0」B4及び符号語メモリ「0」B6にそれぞれ供給される。また、出力符号語C(k)1はDSV演算メモリ「1」B5及び符号語メモリ「1」B7にそれぞれ供給される。
【0031】
DSV演算メモリ「0」,「1」B4,B5では、出力符号語C(k)0,C(k)1が入力される毎に、6ビット単位毎の出力符号語のコードワード・ディジタル・サム(以下、「CDS」と記す)を演算して、この演算結果を順次加算してメモリの内容を更新する。こうして、DSV演算メモリ「0」,「1」B4,B5からそれぞれ出力するDSV出力は絶対値比較回路B9に送出される。絶対値比較回路B9は前記した選択肢検出結果として、「選択肢有り」なる情報が送出されたときに、この2つのDSV出力の絶対値の大小を比較し、この比較結果をメモリ制御/符号語出力部B8に送出する。
【0032】
メモリ制御/符号語出力部B8には、DSV演算メモリ「0」,「1」B4,B5から出力する2出力のうち、絶対値が小さいDSV出力を選択して出力するように、常時、絶対値が小さいDSV出力側に切り換え制御される。この結果、メモリ制御/符号語出力部B8の出力である出力符号語列には、DC成分が低減されたデータとなるのである。具体的には、例えば、DSV演算メモリ「0」B4から絶対値が小さいDSV出力がある場合に、次の出力符号語C(k)0をCDS演算する前迄に、DSV演算メモリ「1」B5のメモリ内容(DSV出力)をDSV演算メモリ「0」B4のメモリ内容(DSV出力)に置き換えると共に、符号語メモリ「1」B7のメモリ内容を符号語メモリ「0」B6のメモリ内容に置き換えるのである。本動作によって、符号語選択肢が有る毎に、符号語メモリ「0」,「1」B6,B7に蓄積されている出力符号語はDSVの小なる系列が選択され、その結果、出力符号語系列のDC成分の充分な抑圧ができる。
【0033】
図4は、上記変調装置Bの符号化動作の流れを示したフローチャートである。図4に示すように、まず初期符号化テーブル(S(k)=”0”)を選択する(ステップB10)。次に入力データ語D(k)を入力する(ステップB20)。次に、特定の入力データ語D(k)に対応する符号化テーブルA2aにおいて、出力符号語C(k)を入れ替え可能な関係が存在する場合は、DSV演算メモリ「0」,「1」を参照して、DSV出力の絶対値の小さい方を出力する(ステップB30,B40)。次にDSV出力の絶対値が大きくて出力しない側の符号語メモリの内容をDSV出力の絶対値が小さい側の符号語メモリの内容に置き換えると共に、DSV出力の絶対値が大きくて出力しない側のDSV演算メモリの内容をDSV出力の絶対値が小さい側のDSV演算メモリの内容に置き換える(ステップB50)。次に、1の入力データ語に対応する一方及び他方の符号化テーブルから2つの出力符号語を選択して出力する(ステップB60)。次に符号語メモリ「0」,「1」に出力符号語C(k)0,1をそれぞれ付加する(ステップB70)。そして、出力符号語C(k)0,1にそれぞれCDSを演算した後、DSV演算メモリ「0」,「1」に加算する(ステップB80)。一方、(ステップB30)で、特定の入力データ語D(k)に対応する符号化テーブルA2aにおいて、出力符号語C(k)を入れ替え可能な関係が存在しない場合には、(ステップB70)へフローする。この後、再び次のサイクルとして、ステップB10へ戻る。
【0034】
次に本発明の復調装置について、図5を参照して説明をする。本発明の復調装置Cは、同期検出手段C1、シリアル/パラレル変換器C2、復号テーブル参照アドレス生成手段C3、復号テーブル・符号化テーブル演算器・選択器C4から構成される。復号テーブル・符号化テーブル演算器・選択器C4は図6に示すように、復号テーブルC4a、1ワード遅延手段C4b,C4d、選択器C4c、符号化テーブル演算器C4eから構成される。
【0035】
図5に示すように、上述した本発明の変調装置A,Bを用いて入力データ列を出力符号語列として変調して図示せぬ記憶媒体に記録し、そしてこの記憶媒体から再生された再生信号は、図示せぬ信号処理手段によって、二進系列である符号語系列に変換されると共に、この符号語系列に同期したビットクロックが生成されて、これら符号語系列とビットクロックとは前記した復調装置Cに入力される。符号語系列は同期検出手段C1によって同期語が検出され、符号語単位のワードクロックが生成される。シリアル/パラレル変換器C2ではワードクロックと、ビットクロックと、符号語系列とから6ビット単位の符号語に再構成されて、復号テーブル参照アドレス生成手段C3に入力される。
【0036】
復号テーブル参照アドレス生成手段C3では例えば、図10に示す復号テーブルにおいて、参照アドレスとして6ビット符号語を、復号テーブル・符号化テーブル演算器・選択器C4に出力をし、復号テーブル・符号化テーブル演算器・選択器C4から復調された再生データ系列が出力される。図10に示す復号テーブルはROMの構成を取っており、参照アドレスは符号語C(k)、データ領域にはC(k)に対する判定情報と、次の符号語が前述した図8の符号化テーブルのどのテーブルによって符号化がなされたかによって決定する復調データ語が記憶されている。本例ではROMの構成による説明を行うが、ROM以外にもハードウエアによる論理回路等での構成も可能である。
【0037】
判定情報とは、次に続く符号語がどのテーブルによって符号化がなされているかを示す情報であり、本例では「0」、「1」、「2」の3通りが存在する。「0」の場合は、次に続く符号語が符号化テーブル”0”または”1”で符号化がなされており、「1」の場合は”1”または”2”または”3”で符号化がなされている。同様に「2」は”2”または”3”の符号化テーブルで符号化がなされていることを示し、次に続く符号語がどの符号化テーブルで符号化がなされたかによって、データ語が復調できる。
【0038】
例えば、前出の符号化の動作例で示した符号語系列が復調装置Cに入力された場合、18・2・18・41・1(・は符号語の6ビット毎の接続を示す。)なるそれぞれ6ビットの符号語系列について、18に対して判定情報は1であり、次の符号語は”1”、”2”、”3”の符号化テーブルの何れかで符号化がなされている事を意味し、それぞれの場合について、データ語は4,5,6となる。本例では次の符号語の2は”1”によって符号化がなされているから、データ語は4に復調される。同様に次の符号語は2で判定情報は1で続く符号語は”2”の符号化テーブルで符号化がなされており、データ語は5。同様に6、7と復調ができ、入力データ系列と一致する事がわかる。
【0039】
以上説明をした復調のアルゴリズムについて、下記する(式1)にC言語の文法に従って示す。同式中、D(k)0,D(k)1,D(k)2はデータ語の候補を意味する記号である。なお、式1の判定情報が2の場合はDSV制御のための符号語の入れ替えがなされている場合があり、この場合の復調の条件も本式は含んでいる。
【0040】
【0041】
参照アドレスは前述した復号テーブル・符号化テーブル演算器・選択器C4(図6)を構成する復号テーブルC4aと符号化テーブル演算器C4eとに入力される。この符号化テーブル演算器C4eには、1ワード遅延手段C4dを介して、復号テーブルC4aからの1ワード遅延された判定情報が入力される。この結果、この符号化テーブル演算器C4eは、後続データと判定情報とをもとに、(式1)で示した演算によって、復号テーブルC4aから出力される符号語の候補D(k)0,D(k)1、D(k)2のどれを選択するかの演算結果を選択器C4cに送り、符号語の選択を行う。復号テーブルC4aと選択器C4cとの間の1ワード遅延手段C4bは前記した演算結果と復号テーブルの出力とのタイミングを修正するためのものである。
【0042】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、連続する2進数のデータ系列を4ビット単位の入力データ語に変換した後に、(1,7)RLL規則を満足する6ビット単位の出力符号語列に変換が可能であり、また、出力符号語列に冗長ビットを加えることなくDSV制御が可能でるから、出力符号語列のDC成分の効果的な抑圧が可能である変調装置とその復調装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の変調装置の基本構成図である。
【図2】本発明の変調装置のブロック構成図である。
【図3】図2に示す符号化部周辺のブロック構成図である。
【図4】図2に示す変調装置の符号化動作を説明するためのフローチャートである。
【図5】本発明の復調装置の基本構成図である。
【図6】図4に示す復号テーブル,符号化テーブル演算器,選択器のブロック図である。
【図7】4ビット単位のデシマル入力データ語に対応する6ビット単位のバイナリ出力符号語を表す図である。
【図8】本発明の変調装置に用いられる4つの符号化テーブル0〜3の各内容を表す図である。
【図9】本発明の変調装置における符号化過程を説明する図である。
【図10】本発明の復号装置に用いられる4つの復号化テーブル0〜3の各内容を表す図である。
【符号の説明】
A2 符号化部(変換手段)、
A2a,”1”〜”3” 符号化テーブル
A,B 変調装置。
B1 符号語選択肢有無選択肢回路
B2 符号化テーブルアドレス演算回路
B4,B5 DSV演算メモリ(DSVメモリ手段)
B6,B7 符号語メモリ(出力符号語メモリ手段)
B8 メモリ制御/符号語出力部
B9 絶対値比較回路
C 復調装置
C2 シリアル/パラレル変換器
C4 復号テーブル・符号化テーブル演算器・選択器
Claims (3)
- 4ビット単位の入力データ語を6ビット単位の出力符号語に符号化する変換手段を有し、
前記変換手段は、前記入力データ語を前記出力符号語にそれぞれ符号化するための符号化テーブルを複数備えており、前記各符号化テーブルのそれぞれには前記各入力データ語に対応する前記各出力符号語と、次の前記入力データ語を符号化するために使用される符号化テーブルを指定する符号化テーブル指定情報とを備えており、前記各出力符号語は2進数の出力符号語列として順次直接結合しても(1,7)RLL(ラン・レングス・リミテッド)規則を満足する出力符号語を出力可能な変調装置であって、
前記複数の符号化テーブルから出力される複数の出力符号語を選択出力することにより、DSV(ディジタル・サム・バリエーション)制御が可能であることを特徴とする変調装置。 - 前記複数の符号化テーブルは、少なくとも第1,第2符号化テーブルを備えており、
所定の入力データ語に対応する前記第1符号化テーブル上の第1出力符号語と、前記所定の入力データ語と同一の入力データ語に対応する前記第2符号化テーブル上の第2出力符号語とをそれぞれNRZI変調した信号が逆極性であり、かつ、ある特定の出力符号語を出力した後に、前記第1,第2出力符号語のいずれを選択しても、選択された出力符号語は(1,7)RLL規則を満足する出力符号語であって、
前記第1、第2出力符号語の選択手段と、DSV監視手投とを具備し、
前記DSV監視手段と前記選択手段とによって前記第1、第2出力符号語のいずれかを選択し、DSV制御を行うことを特徴とする請求項1記載の変調装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の変調装置を用いて符号化された6ット単位の符号語を連続化した符号語列を、再生データ列に復調する復調装置であって、
前記符号語列を6ビット毎の符号語に再構成する手段と、
後続の符号語が前記複数の符号化テーブルのうち、どの符号化テーブルで符号化がなされるかを示す判定情報と、後続の符号語とを基にして、前記符号語列を再生データ列に復調する手段とを有することを特徴とする復調装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14457599A JP3551359B2 (ja) | 1999-05-25 | 1999-05-25 | 変調装置、復調装置 |
US09/551,835 US6300886B1 (en) | 1999-05-25 | 2000-04-18 | Four-to-six code table, modulation using same but no merging bit, their application to optical disc recording or playing systems |
DE60038333T DE60038333T2 (de) | 1999-05-25 | 2000-05-05 | Vier-zu-sechs Kodierungstabelle, Modulation die diese anwendet, aber ohne Vereinigungsbit ,sowie ihre Anwendung für optische Plattenaufzeichnungs- oder Wiedergabesysteme |
EP00303810A EP1056209B1 (en) | 1999-05-25 | 2000-05-05 | Four-to-six code table, modulation using same but no merging bit, their application to optical disc recording or playing systems |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14457599A JP3551359B2 (ja) | 1999-05-25 | 1999-05-25 | 変調装置、復調装置 |
Related Child Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004012092A Division JP3903989B2 (ja) | 2004-01-20 | 2004-01-20 | 変調方法、復調方法 |
JP2004012093A Division JP3903990B2 (ja) | 2004-01-20 | 2004-01-20 | 情報記録媒体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000332613A JP2000332613A (ja) | 2000-11-30 |
JP3551359B2 true JP3551359B2 (ja) | 2004-08-04 |
Family
ID=15365375
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14457599A Expired - Fee Related JP3551359B2 (ja) | 1999-05-25 | 1999-05-25 | 変調装置、復調装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6300886B1 (ja) |
EP (1) | EP1056209B1 (ja) |
JP (1) | JP3551359B2 (ja) |
DE (1) | DE60038333T2 (ja) |
Families Citing this family (24)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6297753B1 (en) * | 1999-01-29 | 2001-10-02 | Victor Company Of Japan, Ltd. | Eight-to-fifteen modulation using no merging bit and optical disc recording or reading systems based thereon |
US6445313B2 (en) * | 2000-02-07 | 2002-09-03 | Lg Electronics Inc. | Data modulating/demodulating method and apparatus for optical recording medium |
KR100726083B1 (ko) * | 2000-04-14 | 2007-06-08 | 엘지전자 주식회사 | 광기록매체와 그의 데이터 변/복조 방법 및 장치 |
KR20010096009A (ko) * | 2000-04-15 | 2001-11-07 | 박순배 | 통신 및 멀티미디어를 위한 변조코드 |
JP3664091B2 (ja) * | 2001-01-12 | 2005-06-22 | 日本ビクター株式会社 | 変調方法、変調装置、復調方法、復調装置、情報記録媒体に記録する方法、情報伝送方法および情報伝送装置 |
US6853320B2 (en) | 2001-01-16 | 2005-02-08 | Victor Company Of Japan, Ltd. | Modulation system |
JP2002304859A (ja) * | 2001-02-02 | 2002-10-18 | Victor Co Of Japan Ltd | 同期信号生成方法、記録装置、伝送装置、記録媒体及び伝送媒体 |
JP2002271205A (ja) | 2001-03-09 | 2002-09-20 | Victor Co Of Japan Ltd | 変調方法、変調装置、復調方法、復調装置、情報記録媒体、情報伝送方法および情報伝送装置 |
KR100531781B1 (ko) * | 2001-03-26 | 2005-11-29 | 엘지전자 주식회사 | 디지털 데이터 변조 방법/장치 및 이를 이용하여 생성된변조된 데이터 기록매체 |
CN100456640C (zh) | 2001-06-07 | 2009-01-28 | 日本胜利株式会社 | 调制和解调方法与装置、信息传输方法和装置 |
JP3964634B2 (ja) | 2001-06-14 | 2007-08-22 | 株式会社東芝 | 同期コード生成方法、情報記録方法、情報再生方法、情報再生装置及び情報記憶媒体 |
CN100428633C (zh) * | 2001-06-29 | 2008-10-22 | 日本胜利株式会社 | 数字信号的调制方法及调制装置 |
JP2003085898A (ja) | 2001-09-12 | 2003-03-20 | Toshiba Corp | 情報記憶媒体、情報記録装置、情報記録方法、情報再生装置、及び情報再生装置 |
JP2003168222A (ja) | 2001-09-20 | 2003-06-13 | Victor Co Of Japan Ltd | 情報記録担体及び情報記録担体の再生方法及び情報記録担体の再生装置 |
US7177262B2 (en) | 2002-04-19 | 2007-02-13 | Victor Company Of Japan, Ltd. | Reproducing system and corresponding information recording medium having wobbled land portions |
JP2004013947A (ja) | 2002-06-04 | 2004-01-15 | Victor Co Of Japan Ltd | 情報記録担体、再生装置、記録装置、記録再生装置、再生方法、記録方法及び記録再生方法 |
US8139452B2 (en) * | 2002-11-05 | 2012-03-20 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Record carrier comprising an additional sync-color pattern and method and device for use with such record carrier |
JP3957679B2 (ja) | 2002-12-18 | 2007-08-15 | 日本電気株式会社 | 符号化変調方法および変調装置、復調方法および復調装置、情報記録媒体 |
JP2004213767A (ja) | 2002-12-27 | 2004-07-29 | Toshiba Corp | データ変換装置及びデータ変換方法 |
US7557739B1 (en) * | 2006-10-17 | 2009-07-07 | Marvell International Ltd. | Four-to-six modulation encoder |
JP5284069B2 (ja) | 2008-12-11 | 2013-09-11 | 株式会社東芝 | メモリシステム及びメモリアクセス方法 |
JP2011238301A (ja) * | 2010-05-06 | 2011-11-24 | Sony Corp | 符号化装置、符号化方法、記録装置、記録方法、光記録媒体、復号装置、復号方法 |
JP5563125B2 (ja) * | 2013-05-29 | 2014-07-30 | 株式会社東芝 | メモリアクセス装置 |
US20240070138A1 (en) * | 2022-08-25 | 2024-02-29 | Databricks Inc. | Efficient merge of tabular data with deletion indications |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57176866A (en) * | 1981-04-24 | 1982-10-30 | Sony Corp | Encoder of binary signal |
US4547890A (en) * | 1982-09-28 | 1985-10-15 | Abraham M. Gindi | Apparatus and method for forming d.c. free codes |
US4684921A (en) * | 1985-06-13 | 1987-08-04 | International Business Machines Corporation | RLL (1,7) encoder with single state bit |
JPH01286626A (ja) * | 1988-01-18 | 1989-11-17 | Hitachi Ltd | データ符号化方式 |
JP3334810B2 (ja) * | 1992-02-14 | 2002-10-15 | ソニー株式会社 | 符号化方法、再生方法、および、再生装置 |
JP3224418B2 (ja) * | 1992-05-21 | 2001-10-29 | パイオニア株式会社 | 記録データ列2次変調方法 |
JPH0612449A (ja) * | 1992-06-29 | 1994-01-21 | Canon Inc | 機械翻訳装置及びその方法 |
JP2768174B2 (ja) | 1992-10-13 | 1998-06-25 | 日本電気株式会社 | 記録符号変調装置 |
JP3541439B2 (ja) * | 1994-07-08 | 2004-07-14 | ソニー株式会社 | 信号変調方法及び装置、並びに信号復調装置及び方法 |
JPH10340543A (ja) | 1997-04-08 | 1998-12-22 | Sony Corp | エンコード装置、デコード装置、エンコード方法、及びデコード方法 |
US5969649A (en) * | 1998-02-17 | 1999-10-19 | International Business Machines Corporation | Run length limited encoding/decoding with robust resync |
-
1999
- 1999-05-25 JP JP14457599A patent/JP3551359B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2000
- 2000-04-18 US US09/551,835 patent/US6300886B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2000-05-05 EP EP00303810A patent/EP1056209B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2000-05-05 DE DE60038333T patent/DE60038333T2/de not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE60038333T2 (de) | 2009-04-30 |
DE60038333D1 (de) | 2008-04-30 |
EP1056209B1 (en) | 2008-03-19 |
EP1056209A3 (en) | 2002-04-17 |
US6300886B1 (en) | 2001-10-09 |
EP1056209A2 (en) | 2000-11-29 |
JP2000332613A (ja) | 2000-11-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3551359B2 (ja) | 変調装置、復調装置 | |
US6690308B2 (en) | Computer program for implementing a modulation method and a demodulation method therefor | |
KR100352353B1 (ko) | 신호변조방법,신호변조장치,신호복조방법및신호복조장치 | |
US7218262B2 (en) | Modulation system | |
JP3227901B2 (ja) | 変調方法及び復調装置 | |
JPH10508456A (ja) | mビットの情報語の系列を変調信号に変換する方法、記録キャリアを製造する方法、コード装置、装置、記録装置、信号及び記録キャリア | |
JP4138031B2 (ja) | n−ビットソースワードから対応したm−ビットチャネルワードへの符号化装置、並びに、逆向きの復号化装置 | |
JP3935217B2 (ja) | mビット情報ワードのシーケンスから変調信号への変換 | |
JPS583350A (ja) | 2進デ−タのコ−ド化方法 | |
JP3482212B2 (ja) | (n−1)−ビット情報ワードをn−ビットチャネルワードに符号化する符号化装置および方法並びにチャネルワードを情報ワードに復号化する復号化装置および方法 | |
US6670896B2 (en) | Method and apparatus for modulating and demodulating digital data | |
JP2003532338A (ja) | nビットのソースワードをmビットの対応するチャネルワード(およびこの逆)に符号化/復号化するための装置 | |
JP3903989B2 (ja) | 変調方法、復調方法 | |
JP3903990B2 (ja) | 情報記録媒体 | |
JP4059253B2 (ja) | 変調方法、変調装置および情報記録媒体 | |
JP4059252B2 (ja) | 変復調方法、及び変復調装置 | |
JP4059211B2 (ja) | 復調方法、および復調装置 | |
JPH11154873A (ja) | 符号化回路、符号化方法、ディジタル信号伝送装置およびディジタル磁気記録装置 | |
JP4059212B2 (ja) | 変調方法、および変調装置 | |
JP3692974B2 (ja) | 符号化方法、符号化装置、記録媒体及びプログラム | |
JP4059210B2 (ja) | 情報記録媒体 | |
JP4059254B2 (ja) | 復調方法及び復調装置 | |
JPH02119434A (ja) | 符合化回路及び復合化回路 | |
KR0185944B1 (ko) | (1,7)변조코드를 이용하는 복호화방법 및 그 장치 | |
JP2002216435A (ja) | 変調方法、変調装置、復調方法、復調装置、情報記録媒体、情報伝送方法および情報伝送装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040120 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040213 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040318 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040402 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040415 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090514 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090514 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100514 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110514 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120514 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120514 Year of fee payment: 8 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120514 Year of fee payment: 8 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120514 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130514 Year of fee payment: 9 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |