JP3544443B2 - ミスト式浴室暖房装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ミストノズルを用いて浴室内の空間及び洗い場の床を暖房するための装置であって、更に詳しくは、熱源機とミストノズル間に専用の配管工事を行うことなく設置できるミスト式浴室暖房装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のミスト式浴室暖房装置の場合は、例えば図5に示すように、浴室100外に設置した熱源機102とノズルユニット101間に専用の配管103を施工する必要があることから、新築工事の場合及びリフォーム等に際して、外壁に接近した隣接物があると、施工が出来ない場合がある。また、この施工ができる場合でも、配管工事に多大な手数と経費がかかるという問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、ミスト式浴室暖房装置において、専用の配管工事を行う必要がないようにして施工上の問題と経費上の問題の解消を図ることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決し、更にミスト式浴室暖房装置の性能と使用勝手を良くするために提案する本発明の構成は次のとおりである。
【0005】
1.浴室内に配管された温水配管から分岐配管を経由して給湯を受けるミストノズルと、
前記分岐配管からミストノズルに至る給湯を制御する給湯制御手段と、
から成るミスト式浴室暖房装置。
【0006】
2.浴室内の空気を素早く加熱する上向きミストノズルと、浴室の床を素早く加熱する下向きミストノズルから成る前記1に記載のミスト式浴室暖房装置。
3.ミストノズルの向きが可変に構成されていることを特徴とする前記2に記載のミスト式浴室暖房装置。
【0007】
4.ミストの粒子径が100〜150μとなるチップを使用し、これにより温水ミストと浴室内の空気との熱交換を促進することにより、浴室内を効果的に加温することを特徴とする前記2又は3に記載のミスト式浴室暖房装置。
【0008】
5.下向きミストノズルの噴出流量を上向きミストノズルの噴出流量より多くなるように設定したことを特徴とする前記2乃至4に記載の何れかに該当するミスト式浴室暖房装置。
【0009】
6.下向きミストノズルから噴出するミストの粒径を、上向きミストノズルから噴出するミストの粒径よりも大きくなるようなチップを使用して成る前記2乃至5に記載の何れかに該当するミスト式浴室暖房装置。
【0010】
7.下向きミストノズルにはフラットスプレーノズルを使用し、このフラットスプレーノズルからの温水噴射を排水溝から最も遠い位置とすることにより排水溝まで流れつく対流時間を稼ぎ、浴室床面を効果的に加温することができるように構成して成る前記2乃至6に記載の何れかに該当するミスト式浴室暖房装置。
【0011】
8.ノズル詰まりの防止のため、ミストノズルの手前側に、フィルターを取り付けたことを特徴とする前記1乃至7に記載の何れかに該当するミスト式浴室暖房装置。
【0012】
9.ミスト噴霧量を適当な量に調節するため、ミストノズルの手前側に、ガバナー機構を取り付けたことを特徴とする前記1乃至8に記載の何れかに該当するミスト式浴室暖房装置。
【0013】
10.制御手段をユニット本体に内蔵し、浴室外のリモコンによって当該給湯制御手段の制御を行うことができるように構成して成る前記1乃至9に記載の何れかに該当するミスト式浴室暖房装置。
【0014】
11.ユニット本体に赤外線もしくは電波信号の受信部を有し、浴室外のワイヤレスリモコンによって給湯制御手段の制御を行うことができるように構成して成る前記1乃至9に記載の何れかに該当するミスト式浴室暖房装置。
【0015】
12.ユニット本体に壁固定部を設けると共に、この壁固定部に複数の穴をあけて浴室内の任意の位置にユニット本体を固定できるように構成して成る前記10又は11に記載のミスト式浴室暖房装置。
【0016】
13.壁固定部に固定穴を設けると共にこの穴ピッチを10mm間隔、もしくは20mm間隔もしくは25mmもしくは50mm間隔とすることを特徴とする前記12に記載のミスト式浴室暖房装置。
【0017】
14.壁固定部に対して、ユニット本体を側面、もしくは上面から固定することにより施工・メンテナンスを容易にした前記12又は13に記載の何れかに該当するミスト式浴室暖房装置。
【0018】
15.ユニット本体を浴槽のエプロンに取り付けて成る前記10乃至14に記載の何れかに該当するミスト式浴室暖房装置。
16.分岐配管は、洗い場側の混合水栓に至る温水配管から分岐するように構成して成る前記1乃至15に記載の何れかに該当するミスト式浴室暖房装置。
【0019】
17.分岐配管は、浴槽用混合水栓に至る温水配管から分岐するように構成して成る前記1乃至15に記載の何れかに該当するミスト式浴室暖房装置。
18.分岐配管を金属フレキシブル管で構成して成る前記1乃至17に記載の何れかに該当するミスト式浴室暖房装置。
【0020】
19.ユニット本体内にタイマーを所有させて運転開始から一定時間が経過すると運転を停止するように構成して成る前記1乃至18に記載の何れかに該当するミスト式浴室暖房装置。
【0021】
20.ユニット本体内において、ミストノズルに至る配管に排水管を取り付けて給湯温度が設定温度以下の場合にはこの排水管側から冷たい水を排水し、設定温度に達したときにミストノズル側に切り換るように構成して成る前記1乃至19に記載のミスト式暖房装置。
【0022】
21.ユニット内の配管に水温検出手段を取り付けてこの水温検出手段で検出される水温が設定値以下の場合は、排水管に取り付けた自動弁を開に制御し、設定値以上の場合には閉に制御する制御回路を設けて成る前記20に記載のミスト式浴室暖房装置。
【0023】
22.ユニット本体内の排水管の分岐部に三方弁を取り付けてこの三方弁をミストノズル側又は排水管側に切り換えて暖房又は排水を制御できるように構成して成る前記20に記載のミスト式浴室暖房装置。
【0024】
23.ミストノズルを水平軸及び垂直軸方向に回転できる軸本体で構成すると共にこれら水平軸及び垂直軸方向に本体を回転させるときに、クリック感を生じる手段を各回転軸に構成して成る前記1乃至22に記載のミスト式暖房装置。
【0025】
【作用】
上記本発明において、熱源機で発生した温水は、浴室内又は浴槽の給湯栓(混合水栓)に至る温水配管を経由したあと、浴室内において分岐された分岐配管を経由してミストノズルに至り、ここから浴室内の空間及び洗い場の床に向けてミスト化されて噴出し、浴室内及び洗い場の床を加温するものである。
【0026】
【発明の実施の形態】
本発明のミスト式浴室暖房装置は、熱源機から浴室内に向けて配管される給湯配管を、浴室内又は浴室の壁内において分岐するため、ミストノズル用としての特別な配管は行わず、前記分岐したところからミストノズルまでのみ分岐配管を行う。この分岐配管は、浴室の壁内をノズルユニットまで配管してもよいし、リフォーム等であって、壁内配管が困難な場合には、フレキシブル管等を用いて配管してもよく、この配管手段は問わない。
【0027】
ノズルユニットは、浴室の壁や浴槽のエプロン等に自由に固定できる構造となし、又、ミストノズルは、上向きと下向きのミストノズルの組み合わせを基本とするが、ノズルユニットを取り付ける位置によっては、例えば洗い場の床に近い位置に取り付ける場合には、下向きのミストノズルでは床全体に温水ミストが到達しにくいので、横又は水平に近い角度に設置することが必要である。この意味で浴室の状況と取り付け位置に応じて最も効率的に暖房を行うことができるように、ミストノズルの向きは自由に変更できる方がよい。又、床側に向けてミストを噴出する下向きミストノズルにあっては、出来るだけ遠くまで温水ミストを到達させて床を広く加温できるように、上向きミストノズル側よりも温水ミストの発生量を多くするか、粒径の大きいミストを噴射できるチップのものを用いるとよい。これは粒径があまりに小さいと、床の場合は熱負荷が大きいため、直ぐにドレン化してしまうか、反対に霧状に立ちこめてしまうことがあったり、床に広く拡散しない場合があるからである。又、ミストノズルの向きを変える場合に、クリック感を出すようにすると、使い勝手上便利である。
【0028】
ミストノズルの場合、水圧によりその発生量に大きな変化があるので、これを調整するために、ミストノズルの手前にガバナーを取り付けて浴室の広さに合った温水ミストが発生するように、水圧を調整できるようにすると便利である。又、フィルターを取り付けてミストチップの目詰まり等の発生を防止するようにしてもよい。
【0029】
ミスト暖房の運転制御は、ワイヤレスリモコンを用いることができるようにすると便利であるが、直接手で触れて操作ボタンを操作できるようにしてもよい。又、タイマーを所有させて、一定時間以上運転した場合には自動的に停止するようにしてもよい。このようにすると、入浴しようとして暖房運転を行いながら、途中で入浴を中止し、暖房運転の停止ボタンの操作を忘れたような場合に有効である。
【0030】
次に給湯水温が高いと、ミストノズルの位置によっては火傷の心配があるので、ミストノズルが使用されているときに供給される水温は、50℃〜60℃前後となるように熱源機側を制御すると安全である。一方、運転開始直後であって、熱源機が他で運転中でない場合にあっては、未だ熱源機が立ち上がっていなく、冷水が噴出することになるので、これを防止するために配管中に排水管を分岐しておき、水温が低い場合にはミストノズルから冷ミストを噴出しないように、排水管側に排水して設定温度に上昇するまで待機するようにすると便利である。
【0031】
【実施例1】
本実施例は、洗い場の混合水栓まで配管された温水配管を分岐してノズルユニット本体を洗い場の壁面に取り付けた実施例であって、図1に基づいて詳述する。
1は浴室の壁に対して固定穴2を用いて固定されたノズルユニット本体、3はこのノズルユニット本体1において、上向きに取り付けられた上向きミストノズルであって、この上向きミストノズル3は水平回転軸5と垂直回転軸6から成るノズルホルダー4で保持されている。
【0032】
7はノズルユニット本体1において、下向きに取り付けられた下向きミストノズルであって、この下向きミストノズル7の場合も、水平回転軸9と垂直回転軸10から成るノズルホルダー8で保持されている。
【0033】
なお、上記ノズルホルダー4と8の回転部分には、クリック感を出すための所謂ノック機構が組み込まれている。
11はノズルユニット本体1の下部に設けた分岐配管接続口であって、この配管接続口11は、途中出湯温サーミスタ13、三方弁14を経由して前記上向きミストノズル3と下向きミストノズル7にユニット配管12を経由して接続されている。15は前記三方弁14で分岐された排水管である。
【0034】
16は前記分岐配管接続口11から途中フィルタ17、水抜き栓18を経由して混合水栓20に至る給湯配管19に接続された分岐配管である。図2はこの分岐配管16が給湯配管19から分岐される部分の説明図であって、21は分岐継手である。
【0035】
22はノズルユニット本体1に内蔵された制御回路、23は電源、24は制御信号受信部である。
なお、前記実施例において、水圧制御用のガバナーを取り付ける場合には、図1において、点線25で示す位置である。勿論、ノズルユニット本体1に内蔵することも可能である。
26は給水配管である。
【0036】上記実施例のミスト式浴室暖房装置にあっては、熱源機(図示せず)から供給される温水は、浴室までは混合水栓20に至る給湯配管19を経由して送られて来て、浴室内で分岐継手21により分岐されて分岐配管16内を通り、ユニット配管12から上向きミストノズル3と下向きミストノズル7に分配され、夫々のミストノズル3、7からミスト化されて浴室内及び床側に向けて噴出し、これにより浴室及び床を加温する。
【0037】
上記実施例にあっては、ワイヤレスリモコン(図示せず)から制御信号受信部24にON信号が入ると、三方弁14が駆動してユニット配管12内を開通し、これにより分岐配管16を経由して温水がミストノズル3、7に供給され、OFF信号が入ると三方弁14が駆動してユニット配管12内を閉止し、ミストノズル3、7からのミスト噴出を止める。フィルタ17は、温水中の不純物を除去し、ガバナー25は水圧を調整して温水ミストの発生量を制御する。
【0038】
制御回路22は、上記制御に併せて、次の制御を行う。
出湯温サーミスタ13で検出される水温が設定値以下の場合には、三方弁14を排水管15側に切り換えてミストノズル3、7側への流れを止め、水温が設定値になると三方弁14をミストノズル3、7側に切り換えて暖房を行う。
又、タイマー回路を所有し、運転開始時から設定時間を経過した場合には、自動的に三方弁14を閉じて運転を停止する。なお、この設定時間は手動により任意に設定することができる。
【0039】
本発明においては、上向きミストノズル3と下向きミストノズル7の向きを可変に構成して、取り付け条件に合わせてミストノズルの向きを調整できるようにしている。
また、本発明においては、ミストの粒子径が100〜150μとなるチップを使用して、温水ミストと浴室内の空気との熱交換を促進させて浴室内を効果的に加温することができるようにしている。
【0040】
また、本発明においては、下向きミストノズル7の噴出流量を上向きミストノズル3の噴出流量より多くなるように設定したり、下向きミストノズル7から噴出するミストの粒径を、上向きミストノズル3から噴出するミストの粒径よりも大きくなるように設定して、暖房効果をより高めることができるようにしている。
【0041】
また、本発明においては、下向きミストノズル7にはフラットスプレーノズルを使用し、このフラットスプレーノズルからの温水噴射を排水溝から最も遠い位置とすることにより、排水溝まで流れつく対流時間を稼ぎ、これにより浴室床面を効果的に加温することができるようにしている。
【0042】
また、本発明においては、ノズルユニット本体1の壁固定部1aの固定穴2の穴ピッチを10mm間隔、もしくは20mm間隔もしくは25mmもしくは50mm間隔とすることにより、これらの穴間隔を任意に選ぶことにより、タイル壁等に対する取り付けが便利になるようにしている。
【0043】
また、本発明においては、壁固定部1aに対して、ノズルユニット本体1を側面、もしくは上面から固定することができるようにして、施工・メンテナンスが容易になるようにしている。
また、本発明においては、ノズルユニット本体1を浴槽のエプロンに取り付けるようにすることにより、壁に取り付けることができないような場合に対応できるようにしている。
【0044】
また、本発明においては、分岐配管16を浴槽用混合水栓(図示せず)に至る給湯配管19から分岐することにより、施工条件上、洗い場の混合水栓20側から分岐できない場合に対応できるようにしている。
また、本発明においては、分岐配管16に金属フレキシブル管を用いることにより、施工の多様化を図ることができるようにしている。
【0045】
【実施例2】
本実施例は、図3に示すように、ノズルホルダー4、8の位置関係と形状を変更した実施例であって、ノズルホルダー4、8はノズルユニット本体1の外に出ていて、その形状は、手で廻し易いように八角形をしており、ミストノズル3、7は手で摘んで垂直回転軸6、10を中心に方向調整が可能で、水平回転軸5、9はノズルホルダー4、8を摘んで方向調整が可能である。28はワックスサーモエレメントで給湯温度が適温以下の時は排水管15より排水を行うもので、排水弁31の代用例である。
【0046】
【実施例3】
本実施例は、図4に示すように、ノズルホルダー4、8をノズルユニット本体1の上下面に夫々取り付けてこのノズルホルダー4、8とユニット配管12をOリング27で接続して垂直回転軸6、10を中心として回転することができ、一方、ミストノズル3、7は水平回転軸5、9により回転(角度)調整できるように構成した実施例である。
【0047】
【実施例4】
本実施例は、図5に示すように、ノズルユニット本体1内において、図1の三方弁14に代えて、運転制御用電磁弁30と排水弁31を夫々取り付けた実施例であって、電磁弁30は運転開始、停止時にON、OFF制御され、排水弁31は適温以外の場合にONに制御される。
【0048】
【発明の効果】
本発明は以上のように、ノズルユニット本体に空間加温用の上向きミストノズルと床加温用の下向きミストノズルを取り付けると共に、これらミストノズルに至る温水配管(分岐管)は専用配管からではなく、浴室内又は浴槽用の混合水栓等に至る温水配管から分岐するようにした。この結果、次の効果を奏する。
【0049】
1.ミスト暖房用の専用配管工事を行う必要がないので、設置のための工事費を大巾に削減できる。
2.既設浴室の場合に、浴室内において分岐配管を混合水栓の温水配管に接続するだけのため、工事が出来ないと云った問題がなくなる。
3.ミストノズルを上下に向けたことにより、浴室内と床を効率的に加温することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る暖房装置の説明図。
【図2】分岐継手の説明図。
【図3】実施例2の説明図。
【図4】実施例3の説明図。
【図5】実施例4の説明図。
【図6】従来のミスト式浴室暖房側の説明図。
【符号の説明】
1 ノズルユニット本体
3 上向きミストノズル
7 下向きミストノズル
12 ユニット配管
14 三方弁
15 排水管
16 分岐配管
20 混合水栓
22 制御回路
23 電源
24 制御信号受信部

Claims (23)

  1. 浴室内に配管された温水配管から分岐配管を経由して給湯を受けるミストノズルと、
    前記分岐配管からミストノズルに至る給湯を制御する給湯制御手段と、
    から成るミスト式浴室暖房装置。
  2. 浴室内の空気を素早く加熱する上向きミストノズルと、浴室の床を素早く加熱する下向きミストノズルから成る請求項1に記載のミスト式浴室暖房装置。
  3. ミストノズルの向きが可変に構成されていることを特徴とする請求項2に記載のミスト式浴室暖房装置。
  4. ミストの粒子径が100〜150μとなるチップを使用し、これにより温水ミストと浴室内の空気との熱交換を促進することにより、浴室内を効果的に加温することを特徴とする請求項2又は3に記載のミスト式浴室暖房装置。
  5. 下向きミストノズルの噴出流量を上向きミストノズルの噴出流量より多くなるように設定したことを特徴とする請求項2乃至4に記載の何れかに該当するミスト式浴室暖房装置。
  6. 下向きミストノズルから噴出するミストの粒径を、上向きミストノズルから噴出するミストの粒径よりも大きくなるようなチップを使用して成る請求項2乃至5に記載の何れかに該当するミスト式浴室暖房装置。
  7. 下向きミストノズルにはフラットスプレーノズルを使用し、このフラットスプレーノズルからの温水噴射を排水溝から最も遠い位置とすることにより排水溝まで流れつく対流時間を稼ぎ、浴室床面を効果的に加温することができるように構成して成る請求項2乃至6に記載の何れかに該当するミスト式浴室暖房装置。
  8. ノズル詰まりの防止のため、ミストノズルの手前側に、フィルターを取り付けたことを特徴とする請求項1乃至7に記載の何れかに該当するミスト式浴室暖房装置。
  9. ミスト噴霧量を適当な量に調節するため、ミストノズルの手前側に、ガバナー機構を取り付けたことを特徴とする請求項1乃至8に記載の何れかに該当するミスト式浴室暖房装置。
  10. 制御手段をユニット本体に内蔵し、浴室外のリモコンによって当該給湯制御手段の制御を行うことができるように構成して成る請求項1乃至9に記載の何れかに該当するミスト式浴室暖房装置。
  11. ユニット本体に赤外線もしくは電波信号の受信部を有し、浴室外のワイヤレスリモコンによって給湯制御手段の制御を行うことができるように構成して成る請求項1乃至9に記載の何れかに該当するミスト式浴室暖房装置。
  12. ユニット本体に壁固定部を設けると共に、この壁固定部に複数の穴をあけて浴室内の任意の位置にユニット本体を固定できるように構成して成る請求項10又は11に記載のミスト式浴室暖房装置。
  13. 壁固定部に固定穴を設けると共にこの穴ピッチを10mm間隔、もしくは20mm間隔もしくは25mmもしくは50mm間隔とすることを特徴とする請求項12に記載のミスト式浴室暖房装置。
  14. 壁固定部に対して、ユニット本体を側面、もしくは上面から固定することにより施工・メンテナンスを容易にした請求項12又は13に記載の何れかに該当するミスト式浴室暖房装置。
  15. ユニット本体を浴槽のエプロンに取り付けて成る請求項10乃至14に記載の何れかに該当するミスト式浴室暖房装置。
  16. 分岐配管は、洗い場側の混合水栓に至る温水配管から分岐するように構成して成る請求項1乃至15に記載の何れかに該当するミスト式浴室暖房装置。
  17. 分岐配管は、浴槽用混合水栓に至る温水配管から分岐するように構成して成る請求項1乃至15に記載の何れかに該当するミスト式浴室暖房装置。
  18. 分岐配管を金属フレキシブル管で構成して成る請求項1乃至17に記載の何れかに該当するミスト式浴室暖房装置。
  19. ユニット本体内にタイマーを所有させて運転開始から一定時間が経過すると運転を停止するように構成して成る請求項1乃至18に記載の何れかに該当するミスト式浴室暖房装置。
  20. ユニット本体内において、ミストノズルに至る配管に排水管を取り付けて給湯温度が設定温度以下の場合にはこの排水管側から冷たい水を排水し、設定温度に達したときにミストノズル側に切り換るように構成して成る請求項1乃至19に記載のミスト式暖房装置。
  21. ユニット内の配管に水温検出手段を取り付けてこの水温検出手段で検出される水温が設定値以下の場合は、排水管に取り付けた自動弁を開に制御し、設定値以上の場合には閉に制御する制御回路を設けて成る請求項20に記載のミスト式浴室暖房装置。
  22. ユニット本体内の排水管の分岐部に三方弁を取り付けてこの三方弁をミストノズル側又は排水管側に切り換えて暖房又は排水を制御できるように構成して成る請求項20に記載のミスト式浴室暖房装置。
  23. ミストノズルを水平軸及び垂直軸方向に回転できる軸本体で構成すると共にこれら水平軸及び垂直軸方向に本体を回転させるときに、クリック感を生じる手段を各回転軸に構成して成る請求項1乃至22に記載のミスト式暖房装置。
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