JP2006230451A - 衛生設備室の散水構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】 取り付けが容易で、意匠外観的に好ましく、さらに低コスト化ができる衛生設備室の散水構造を提供すること。
【解決手段】 浴室ユニット10の床面20cを構成するフロアFの周縁部に沿って形成された立上げ部23,31の外周面に沿って散水用配管22を設置し、立上げ部23,31に複数の穴部31aを設けるとともに、散水用配管22に、各穴部31aを通って浴室ユニット10の内部側に延びる散水口部21を設けた。また、サーモ機構43を設けて、散水口部21から浴室ユニット10内に散水される水の温度を調節可能にした。さらに、散水口部21からの散水を電磁弁42の開閉によって行うようにし、電磁弁42を開閉操作するための外部操作盤44を浴室ユニット10の外部に設けた。また、散水口部21に回転機構21aを設けて散水の方向を変更可能にした。
【選択図】 図2
【解決手段】 浴室ユニット10の床面20cを構成するフロアFの周縁部に沿って形成された立上げ部23,31の外周面に沿って散水用配管22を設置し、立上げ部23,31に複数の穴部31aを設けるとともに、散水用配管22に、各穴部31aを通って浴室ユニット10の内部側に延びる散水口部21を設けた。また、サーモ機構43を設けて、散水口部21から浴室ユニット10内に散水される水の温度を調節可能にした。さらに、散水口部21からの散水を電磁弁42の開閉によって行うようにし、電磁弁42を開閉操作するための外部操作盤44を浴室ユニット10の外部に設けた。また、散水口部21に回転機構21aを設けて散水の方向を変更可能にした。
【選択図】 図2
Description
本発明は、浴室やシャワーユニット等の衛生設備室におけるフロア上に散水するための衛生設備室の散水構造に関する。
従来から、浴室ユニット等においては、浴槽を設置するための浴槽フロアと、洗い場の床面を構成する洗い場フロアとを接続して構成される浴室用フロアが用いられている。このような浴室ユニットの中に、洗い場フロアの床面に、所定の温度に調節された湯を流して、入浴する際に、裸足で床面を歩いたときの不快感を除くようにした床面暖房装置を備えたものがある(例えば、特許文献1参照)。この床面暖房装置を備えた浴室ユニットでは、床面に緩やかな排水勾配が形成されており、その床面の傾斜の下側部分に散湯ノズルが設けられている。そして、この散湯ノズルから床面の傾斜の上側部分に向けて所定温度の湯を吹き付けることにより、湯を床面の上側部分から下側部分に流して、その湯の熱で床面を暖めるようにしている。このため、入浴者は、冷たい床面上を歩くことなく、浴室内に入ることができる。
また、浴槽フロアの床面に散水するための散水管を備え、この散水管から塩素水を浴槽フロアの床面に散水することにより、浴槽フロアに汚れや悪臭が発生することを防止するようにした浴室ユニットもある(例えば、特許文献2参照)。この浴室ユニットは、塩素供給装置を有する浴槽水循環除菌装置を備えており、塩素を供給しながら浴槽内の水を循環させて散水管から散水することにより、浴槽フロアを洗浄する構成になっている。
特開平5−296475号公報
特開2001−61699号公報
しかしながら、前述した従来の浴室ユニットが備える床面暖房装置や散水のための装置は、双方とも設備が大掛かりでコストが高くなるという問題がある。また、このような装置は、浴室ユニットを組み立てたのちに取り付けられるものであるため、施工作業が煩雑になるという問題もある。さらに、床面暖房装置を備えた浴室ユニットでは、散湯ノズル等の装置が、室内側に露出して意匠外観的に好ましくないという問題もある。
本発明は、前述した問題に対処するためになされたもので、その目的は、取り付けが容易で、意匠外観的に好ましく、さらに低コストで実現できる衛生設備室の散水構造を提供することである。
前述した目的を達成するため、本発明に係る衛生設備室の散水構造の構成上の特徴は、衛生設備室のフロアの周縁部に沿って形成された立上げ部の外周面に沿って給湯機や水道等に接続された散水用の配管を設置し、立上げ部に配管に接続しフロア上に散水可能な散水口部を設けたことにある。これによると、浴室やシャワーユニット等の衛生設備室におけるフロアの周縁部に形成されている立上げ部を利用して、フロアに配管を取り付けることができるため、取り付けが容易になるとともに、低コスト化が可能になる。また、立上げ部の外周面に沿って配管を設置するので衛生設備室内に配管が露出せず、意匠外観的にも好ましいものとなる。なお、この配管は、固定部材を介して着脱可能に、立上げ部の外周面に取り付けることが好ましい。これによると、配管が朽ちたり損傷したりした場合の交換作業が容易になる。また、配管を立上げ部に取り付ける際の取付作業も容易になる。
また、本発明に係る衛生設備室の散水構造の他の構成上の特徴は、散水口部を、フロアの周縁部に沿って複数個設けたことにある。これによると、フロアの周縁部全体から散水できるため、フロア全体に渡って散水した水が行き渡るようになる。また、フロアを浴槽フロアと洗い場フロアとで構成した場合には、浴槽フロアと洗い場フロアとの双方に散水して洗浄等を行うことができる。
また、本発明に係る衛生設備室の散水構造のさらに他の構成上の特徴は、配管に、温度調節手段を設け、散水口部からフロアに散水される水の温度を調節可能にしたことにある。これによると、フロアを暖房する場合や、洗浄する場合等の用途に応じて、水温を調節することができる。これによって、使用の態様が大幅に広がる。例えば、冬季の寒い時期には、湯を散水して床面や衛生設備室内を暖めることができ、夏季の暑い時期には、床面や衛生設備室内を冷やすことができる。また、床面の洗浄、汚れ防止、防黴等を行う場合には、適宜適正温度に設定することができる。
また、本発明に係る衛生設備室の散水構造のさらに他の構成上の特徴は、散水口部からの散水を電磁弁の開閉によって行うようにし、電磁弁を開閉操作するための操作部を衛生設備室の内部または衛生設備室の外部における所定の場所に設けたことにある。操作部を衛生設備室の外部に設けた場合には、例えば冬季の寒い時期等に、衛生設備室に入る前に、操作部を操作することによりフロアに湯を流して床面や衛生設備室内を温めることができる。これによって、入浴者が衛生設備室内に入ったときには、衛生設備室内は適温になっており、快適な入浴ができる。また、衛生設備室内を洗浄するときには、操作部を操作して散水することにより遠隔操作ができる。
また、本発明に係る衛生設備室の散水構造のさらに他の構成上の特徴は、散水口部に散水方向変更手段を設けて、散水の方向を変更可能にしたことにある。これによると、回転機構等の散水方向変更手段によって散水方向を任意の方向に変えることができるため、どの方向にでも散水可能になる。また、散水口部を複数個設ける場合には、その個数を小数にすることができる。
以下、本発明に係る衛生設備室の散水構造を図面を用いて説明する。図1は、同実施形態に係る散水構造20を備えた衛生設備室としての浴室ユニット10を示している。この浴室ユニット10は、浴槽11を備えており、浴槽11は、浴槽フロア20a(図2参照)の上面に設置されている。そして、浴槽フロア20aの一方の縁部(浴室ユニット10の中央側に位置する縁部)には、洗い場フロア20bが接続されている。この浴槽フロア20aと洗い場フロア20bとでフロアFが構成され、フロアFの周縁部に壁パネル12a,12b,12c(図1における手前側の壁パネルは図示せず)が設置されている。
そして、壁パネル12a等の上端には、天井パネル(図示せず)が掛け渡されて固定されている。浴室ユニット10を構成する浴槽11、フロアF、天井パネル等は、それぞれ樹脂の成形体で構成されている。また、壁パネル12aには、浴室ユニット10と脱衣室(図示せず)との間を開閉するためのドア12dが設けられている。そして、フロアFの上面における壁パネル12bに沿った部分にカウンター13が設けられ、壁パネル12bにおける浴槽11およびカウンター13の上方に棚14や鏡15が設けられている。
また、カウンター13の上面における浴槽11側部分には、水栓16が設けられている。そして、カウンター13の前側面における壁パネル12a側部分には、シャワー17が設けられ、その先端把持部が壁パネル12aに設けられた支持部17aに着脱可能に保持されている。また、壁パネル12aには、手摺18も設けられている。そして、浴室ユニット10の内壁面における浴槽フロア20aと洗い場フロア20bとの水平面部分で構成される床面20cの近傍部分およびカウンター13の下端側部分に、散水構造20が備えるシャワー状の散水口部21(図2参照)が、所定間隔毎に複数個設けられている。
この散水口部21は、図2に示した浴槽フロア20aと洗い場フロア20bとで構成されるフロアFの外周面および後述するカウンター13を設置するための台部34の下面に取り付けられた散水用配管22,(22c)を介して設置されている。すなわち、浴槽フロア20aは、周縁部に略垂直方向に高く設定された立上げ部23が形成された深い防水パンで構成されており、立上げ部23の上端部には、水平支持部24が形成されている。この水平支持部24は、外側に向かって水平に延びるフランジ状に形成されており、壁パネル12bと、壁パネル12cおよび図1の手前側に設置される壁パネル(図示せず)の一部を支持する。また、水平支持部24における洗い場フロア20bに沿った部分は、洗い場フロア20bの縁部と接続されて接続部25を構成している。
また、水平支持部24における接続部25を除く部分の外周側縁部には、上下に延びる配管取付片26が形成されている。この配管取付片26は、室内側から室外側への水漏れ防止や壁パネル12b等の外側への位置ずれを防止する。また、浴槽フロア20aの内部側底面の四隅近傍には、浴槽11を設置するための台状の設置部27がそれぞれ設けられ、浴槽フロア20aの底部における洗い場フロア20b側部分の略中央には排水口28が形成されている。
洗い場フロア20bは、洗い場の床面を構成するとともにカウンター13を設置するためのフロアである。この洗い場フロア20bは、周縁部が、浴槽フロア20aの立上げ部23よりも低く設定された立上げ部31からなる浅い防水パンで構成されており、立上げ部31における浴槽フロア20aに沿った部分を除く部分の上端部に、水平支持部24と同形の水平支持部32が形成されている。そして、立上げ部31における浴槽フロア20aに沿った部分が、浴槽フロア20aの縁部に接続されて浴槽フロア20aの縁部とともに接続部25を構成している。
また、水平支持部32の上面における外周側縁部に、配管取付片26と同形の配管取付片33が形成されている。この水平支持部32は、壁パネル12a,12b,12c、ドアの取り付け枠等を支持する。また、洗い場フロア20bの底面における壁パネル12b側部分に、カウンター13を設置するための台部34が形成され、台部34に給水管等の配管を通すための穴部35が3個形成されている。また、洗い場フロア20bの床面20cにおける浴槽フロア20a側部分の略中央には排水口用蓋が被せられた排水口36が設けられている。
そして、配管取付片26と配管取付片33とに、図3および図4に示したようにして、散水用配管22が取り付けられている。なお、図3および図4は、洗い場フロア20bの配管取付片33に取り付けられた散水用配管22を示しているが、散水用配管22が取り付けられた浴槽フロア20a側部分と洗い場フロア20b側部分とは、立上げ部23,31の高さが異なること以外は略等しいため、ここでは、洗い場フロア20bに取り付けられた散水用配管22を用いて説明する。
散水用配管22は、所定間隔毎にねじ38によって配管取付片33に固定された固定部材37に取り付けられている。固定部材37は、ねじ挿通穴(図示せず)が形成された平面板状の固定部37aと、固定部37aの下端部に形成されたフック状の把持部37bとで構成されており、把持部37b内に散水用配管22を押し込むことにより散水用配管22を把持している。そして、ねじ38をねじ挿通穴に通して配管取付片33に捩じ込むことにより、散水用配管22を把持している固定部材37を配管取付片33に固定している。
また、立上げ部31には、所定間隔毎に、穴部31aが複数個形成され、散水用配管22における各穴部31aに対応する部分には、穴部31aを挿通する連結管22aがそれぞれ形成されてその先端部が立上げ部31の内面に延びている。そして、連結管22aの先端部に散水口部21が取り付けられている。この連結管22aの先端部と散水口部21との間には本発明に係る散水方向変更手段としての回転機構21aが設けられており、散水口部21は、回転機構21aを中心として任意の方向に回転可能になっている。また、散水口部21の前面(室内側の面)には、複数の散水孔21bが形成されている。さらに、穴部31aの周縁部と、連結管22aとの間には、シール用のパッキン材39が取り付けられて止水されている。
同様にして、浴槽フロア20aの配管取付片26にも散水用配管22が取り付けられている。また、図5に、散水用配管22の配管状態の概略図を示したように、散水用配管22は、フロアFの外周面全体に沿って設けられ、洗い場フロア20bにおける壁パネル12b側の2箇所の部分に、台部34の下面に沿って洗い場フロア20bの中央側に延びる一対の連結管22bが接続されている。そして、両連結管22bの先端部に、台部34の壁部に沿って延びる散水用配管22cが接続されている。この散水用配管22cも前述した固定方法により台部34の壁部に取り付けられている。
また、散水用配管22には、給水管41aおよび給湯管41bを介して、電磁弁42および本発明に係る温度調節手段としてのサーモ機構43が接続されている。さらに、サーモ機構43から給水管41cおよび給湯管41dが図示しない給湯機や水道等に接続されている。また、電磁弁42およびサーモ機構43は、浴室ユニット10の外部に設置された本発明に係る操作部としての外部操作盤44に接続されて、外部から遠隔操作ができるように構成されている。電磁弁42は、外部操作盤44の操作により開閉して、給水管41aや給湯管41bから散水用配管22に給水や給湯をしたり、その給水や給湯の停止をしたりする。
サーモ機構43は、給湯管41b内を通過する水の温度を調節するためのもので、外部操作盤44の操作により、水を所定の温度に調節する。なお、この場合の温度の設定は、外部操作盤44の操作により行われる。また、電磁弁42は、給水管41aから水を散水用配管22に送る場合には、給水管41a側を開けて、給湯管41b側を閉じ、給湯管41bから湯を散水用配管22に送る場合には、給湯管41b側を開けて、給水管41a側を閉じるように制御される。
したがって、外部操作盤44を操作することにより、給水の開始、停止および給水する場合の水の温度調節等を行うことができ、それに応じた水や湯が散水用配管22,22cを介して散水口部21から図5に矢印で示した方向に散水される。また、外部操作盤44はタイマも備えており、このタイマを設定することにより散水時間を任意の時間にすることができる。また、フロアFの下方には排水管(図示せず)が設置されており、浴槽フロア20aの排水口28と、洗い場フロア20bの排水口とは、その排水管を介して外部に接続されている。
本発明に係る散水構造20は、このように構成されているため、浴槽フロア20aや洗い場フロア20bの床面20cを洗浄したり、黴の発生を防止したりする場合には、浴室ユニット10の外部で、外部操作盤44を操作することにより、設定した温度の水を設定した時間だけ散水口部21から散水して浴槽フロア20aや洗い場フロア20bの床面20cに流すことができる。この場合、散水口部21の方向は、手の操作により予め任意の方向に設定しておく。これによって、浴槽フロア20aや洗い場フロア20bの汚れは、それぞれ、散水された水に流されて、排水口28等から排水管に流れて行く。この結果、人手を殆ど使うことなく、浴槽フロア20aや洗い場フロア20bの洗浄や黴の発生を防止するための作業を行える。
また、夏季の暑い時期に、入浴する際には、入浴する前に、予め水を散水口部21から散水して浴槽フロア20aや洗い場フロア20bの床面20cに流しておくことができる。これによると、入浴者が、洗い場フロア20bに入ったときに、床面20cが冷えているため、冷房効果を奏することができる。この場合、換気扇の作動と併用することで、さらにその効果が増すようになる。また、入浴後に、冷水を散水して浴室ユニット10内の各部分を冷却することにより、黴の発生を効果的に抑えることができる。
また、冬季の寒い時期に、入浴する際には、入浴する前に、予め所定温度の湯を散水口部21から散水して浴槽フロア20aや洗い場フロア20bの床面20cに流しておくことができる。これによると、入浴者が、洗い場フロア20bに入ったときに、床面20cが暖められているため、洗い場フロア20b上を歩くときの不快感を軽減することができる。さらに、入浴中に、温度を高くした湯を散水し続けることにより、暖房やサウナとして利用することも可能となる。
このように、本実施形態に係る散水構造20では、フロアFの周縁部に形成された立上げ部23,31を利用して、フロアFの外周面に散水用配管22が取り付けられているため、取り付け作業が容易になるとともに、構造が簡単になるため低コスト化が可能になる。また、浴室内に散水用配管22等が露出せず、露出するのは、散水口部21だけであるため、意匠外観的にも好ましい。さらに、散水用配管22が、固定部材37とねじ38によってフロアFに取り付けられているため、散水用配管22が朽ちたり損傷したりした場合の交換作業が容易になる。
また、散水口部21が、浴槽フロア20aと洗い場フロア20bからなるフロアFの周縁部全体に沿って複数個設けられているため、浴槽フロア20aと洗い場フロア20bとの双方に散水できる。さらに、サーモ機構43を設けて、散水口部21から散水される水の温度を調節可能にしたため、フロアFを暖房する場合や、洗浄する場合等の用途に応じて、水温を調節することができる。また、外部操作盤44が、浴室ユニット10の外部に設けられているため、遠隔操作による散水が可能になる。また、散水口部21に回転機構21aを設けて、散水の方向を変更可能にしたため、どの方向にでも満遍なく散水が可能になる。また、散水口部21の数を少なくすることもができる。
また、本発明は、前述した実施形態に限定するものでなく、適宜、変更実施が可能である。例えば、前述した実施形態では、浴槽フロア20aと洗い場フロア20bとの周囲に設けられた散水用配管22等を介して散水口部21から同時に散水するように構成しているが、本発明に係る散水構造は、これに限定するものでなく、浴槽フロア20aに散水するための散水用配管と洗い場フロア20bに散水するための散水用配管とを別の配管で構成することもできる。これによると、浴槽フロア20aと洗い場フロア20bとの一方だけを選択して散水することが可能になる。
また、散水用配管22は、浴槽フロア20aと洗い場フロア20bとの周囲全体でなく任意の部分だけに設けることもできる。さらに、回転機構を手動式ではなく自動式とし、操作部により操作できる構成としたり、所定の回転動作を連続して行う構成とすることも可能である。また、前述した実施形態では、操作部を外部操作盤44として、浴室ユニット10の外部に設けているが、この操作部は、浴室ユニット10の内部に設けてもよい。さらに、前述した実施形態では、浴槽フロア20aと洗い場フロア20bとからなる浴室ユニット10に適用しているが、浴槽フロアと洗い場フロアとが一体となった浴室ユニットや洗い場フロアと浴槽とが一体となった浴室ユニット等にも適用できる。また、浴室以外の他の衛生設備室、例えば、単一のフロアから構成されるシャワーユニット等にも適用することが可能である。さらに、散水構造を構成するその他の部分の構成についても、本発明の技術的範囲内で適宜変更して実施することができる。
F…フロア、10…浴室ユニット、20…散水構造、20a…浴槽フロア、20b…洗い場フロア、20c…床面、21…散水口部、21a…回転機構、21b…散水孔、22,22c…散水用配管、23,31…立上げ部、26,33…配管取付片、31a…穴部、37…固定部材、37a…固定部、37b…把持部、38…ねじ、42…電磁弁、43…サーモ機構、44…外部操作盤。
Claims (5)
- 衛生設備室のフロアの周縁部に沿って形成された立上げ部の外周面に沿って給湯機や水道等に接続された散水用の配管を設置し、前記立上げ部に前記配管に接続し前記フロア上に散水可能な散水口部を設けたことを特徴とする衛生設備室の散水構造。
- 前記散水口部を、前記フロアの周縁部に沿って複数個設けた請求項1に記載の衛生設備室の散水構造。
- 前記配管に、温度調節手段を設け、前記散水口部から前記フロアに散水される水の温度を調節可能にした請求項1または2に記載の衛生設備室の散水構造。
- 前記散水口部からの散水を電磁弁の開閉によって行うようにし、前記電磁弁を開閉操作するための操作部を前記衛生設備室の内部または前記衛生設備室の外部における所定の場所に設けた請求項1ないし3のうちのいずれか一つに記載の衛生設備室の散水構造。
- 前記散水口部に散水方向変更手段を設けて、散水の方向を変更可能にした請求項1ないし4のうちのいずれか一つに記載の衛生設備室の散水構造。
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JP2009106381A (ja) * | 2007-10-26 | 2009-05-21 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 浴室 |
JP2009119017A (ja) * | 2007-11-14 | 2009-06-04 | Toto Ltd | 浴室殺菌システム |
JP2009160019A (ja) * | 2007-12-28 | 2009-07-23 | Toto Ltd | 浴室殺菌システム |
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