JP3541019B2 - 調節機構 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は調節機構に関し、特に乗物用シートの調節機構に関する。
【0002】
特に、本発明は、
固定された支持部と、
支持部に対してピボット軸線を中心としてピボット運動するように取り付けられ、停止位置に向かって弾性的に付勢され、第1の角度範囲にわたって停止位置から第1の角度方向に移動可能であり、第2の角度範囲にわたって停止位置から前記第1の方向と逆の第2の角度方向に移動可能である入口部材と、
ピボット軸線を中心として回転するように取り付けられている伝達部材と、
駆動ステージを有し、
駆動ステージは、
伝達部材に固定されており、ピボット軸線を中心とする回転面の形状をしており、入口部材と協働して中空で環状の中間空間を形成する支持面であって、入口部材が、中間空間に突出して、この環状の中間空間内に第1および第2のくさび形領域を各々が形成する複数(n)個(ここでnは2未満ではない)の突起部を有し、第1および第2のくさび形領域が第1および第2の角度方向にそれぞれ広がっている支持面と、
環状の中間空間の中で、入口部材の突起部の間に配置されているn個の圧縮ばねと、
入口部材の別個の突起部にそれぞれ対応し、第1および第2の剛体の割込み体を各々が有するn対の割込み体であって、第1および第2の割込み体が、環状の中間空間内に配置され、対応する突起部に向かって、第1の割込み体対の第1の割込み体と、隣接する第2の割込み体対の第2の割込み体とに各々が当っている前記圧縮ばねのうちの2つによって付勢され、したがって第1の対の第1および第2の割込み体が、第1の突起部によって形成された第1および第2のくさび形領域に向かって前記第1の突起部と伝達部材の支持面との間に嵌め込まれるように付勢されるn対の割込み体と、
少なくとも第1および第2の指部を有し、支持部に固定されて、前記環状の中間空間内に配置されているn個の固定された指部であって、入口部材の突起部は、前記入口部材がその停止位置にあるときに、固定された指部とそれぞれ位置が合うように配置され、また、固定された指部は入口部材がその停止位置にあるときに、入口部材がその停止位置に向かって割込み体の第1および第2のばねによって付勢されるように、対応する割込み体対の2つの割込み体が前記第1の指部に接触するのに十分な幅をピボット軸線を中心として円周方向に有する、n個の固定された指部を含む調節機構に関する。
【0003】
【従来の技術】
EPO特許出願明細書第0 631 901号には、そのような調節機構の種々の例が記載されている。
【0004】
この種の機構は、出口部材によって駆動される構成要素を、第1の角度範囲内で入口部材の停止位置からある方向に移動させるために、または、出力部によって駆動される構成要素を、第2の角度範囲内で逆方向に移動させるために、1回または複数回の往復する「ポンプ」運動を実行することによって、前述の駆動部材に連結されている出口部材によって駆動される構成要素に対する連続した調節を行なうことができる。
【0005】
例として、そのような機構は、特に乗物用シートの座部の高さを調節するために使用できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前述の文献では、入口部材は、駆動ステージのばねによってその停止位置に向かって付勢されている。それにもかかわらず、入口部材の停止位置において、すべての割込み体が理論的には、入口部材の突起部の近傍の固定された指部と接触状態にあるはずだが、製造許容差を考えると、
割込み体は、入口部材がその停止位置にあるときに、入口部材の突起部と接触するが、固定された指部とは接触しないか(この場合、入口部材の正確な停止位置に関して不確実性が存在する)、または、
割込み体は、入口部材がその停止位置にあるときに、固定された指部と接触するが突起部とは接触せず、それにより、駆動部材を移動させ始める前に、入口部材に、その停止位置から角度方向の付加的な空運動が生じる。
【0007】
本発明の具体的な目的は、これらの欠点を軽減することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この目的のために、本発明において、当該種類の調節機構は、第1の指部と対応する突起部が、入口部材がその停止位置にある間対応する割込み体が第1の指部と接触し、それによって対応する割込み体が対応する突起部と伝達部材の支持面との間には押し込められないように形作られ、
第2の指部と対応する突起部が、入口部材がその停止位置にあるときに前記第2の指部が対応する割込み体に干渉せずに、これら割込み体が対応する突起部と伝達部材の支持面との間にはまるように形作られていることを特徴とする。
【0009】
これらの特徴により、第1の指部は、入口部材が同じ停止位置に常に正確に戻ることを保証し、一方、別の固定された指部は、入口部材がその停止位置に入るとすぐに少なくとも2つの割込み体が入口部材の対応する突起部に対してはめ込まれるが、入口部材が動かされると、入口部材の動きによって、実質的にどのような空運動も、すなわちごく小さい空運動もなしに、すぐに駆動部材が動き始めることを保証する。
【0010】
本発明の好適な実施態様では、1つまたは複数の下記の特徴を任意に使用できる。
【0011】
第2の指部が、第1の指部の幅より狭い幅を有し、突起部がすべて同一の状態である。
【0012】
nが3であり、固定された指部が第3の指部を含んでおり、前記第3の指部は、入口部材がその停止位置にあるときに、対応する割込み体に干渉せずに、これら割込み体が対応する突起部と伝達部材の支持面との間に確実にはまるのに十分に小さい幅を有する。
【0013】
調節機構が、
支持部に固定されており、ピボット軸線と中心が合っている回転面の形をしている固定面と、
ピボット軸線を中心として回転するように取り付けられており、固定面と協働して、それぞれ第1および第2の角度方向に広がっている第1および第2のくさび形空間を含む少なくとも1つのくさび形空間対を形成するように形づくられている出口部材と、
伝達部材を出口部材に連結する固定用ステージをさらに有し、
固定用ステージは、
第1および第2のくさび形空間にそれぞれ配置され、それぞれ第1および第2の角度方向に弾性的に付勢されて出口部材と固定面との間にはめ込まれる第1および第2の剛体の締付体を含む少なくとも1つの締付体対と、
伝達部材に固定されており、それぞれ第1および第2の角度方向にそれぞれ向けられている少なくとも第1および第2の剛体の接触面であって、第1の接触面は、伝達部材が第1の角度方向へ回転するときに、第1の締付体と接触して第1の締付体を解放するようになっており、第2の接触面は、伝達部材が第2の角度方向に回転するときに、第2の締付体と接触して第2の締付体を解放するようになっており、第1および第2の接触面は、第1および第2の締付体に対してある大きさの角度間隙を有している少なくとも第1および第2の剛体の接触面と、
出口部材に固定されている少なくとも第1および第2の押圧面であって、第1の押圧面は、第1の接触面が第1の締付体を解放できるほど遠くまで第1の締付体を移動させた後に、出口部材から伝達部材によって駆動できるように、第1の角度方向への出口部材に対する伝達部材の運動を制限し、第2の押圧面は、第2の接触面が第2の締付体を解放できるほど遠くまで第2の締付体を移動させた後に、出口部材が伝達部材によって駆動させられるように、第2の角度方向への出口部材に対する伝達部材の運動を制限する、少なくとも第1および第2の押圧面とを含む。
【0014】
各締付体対の第1および第2の締付体が圧縮ばねによって互いに離れるように付勢されて、伝達部材に固定されている第1および第2の軸線方向の指部を有する一対の軸線方向の指部の間に配置されており、第1および第2の軸線方向の指部は、それぞれ第1および第2の押圧面を含み、出口部材の第1の押圧面が、伝達部材が第1の角度方向に移動するときに伝達部材の第2の軸方向の指部に接触するようになっており、出口部材の第2の押圧面が、伝達部材が第2の角度方向に移動するときに伝達部材の第1の軸方向の指部に接触するようになっている。
【0015】
伝達部材は、固定用ステージが固定された後に入口部材がその停止位置に戻る各戻り動作の間伝達部材を停止状態に維持するのに十分な制動トルクによって、出口部材に対して制動され、締付体に加えられる弾性的な付勢は、固定用ステージが固定されている間前記制動トルクに打勝つのに十分なものである。
【0016】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0017】
図面中、全く同じまたは同様の構成要素を示すために同一の参照符号が使用されている。
【0018】
図1は、例えば前後方向のランナー5によって乗物の床部4にそれ自体が取り付けられている座部3に支えられている背もたれ2を有する乗物用シート1を示している。
【0019】
座部3は、座部3の高さ調節を可能にする従来の高さ上昇機構(図示せず)を介してランナー5に連結されている。この高さ上昇機構は、横方向の水平なピボット軸線Xを中心としてピボット運動するように取り付けられている操作レバー7(または別の形状のハンドル)によってそれ自体が駆動される不可逆的調節機構6によって駆動される。
【0020】
レバー7は、レバー7が、例えば、ほぼ水平な状態になれる休止位置に向かって弾性的に付勢されている。レバー7はこの休止位置から開始して、休止位置Nと第1の接触位置B1との間に延びる第1の角度領域9における第1の角度方向と、休止位置Nと第2の接触位置B2との間に形成された第2の角度領域11における第2の角度方向とに移動可能である。
【0021】
図2から6に示されているように、不可逆的調整機構6は、図示の例では、溶接または他の何らかの手段によって組み立てられて、例えば、ネジ、リベット等によって座部3の構造部に固定されている2つの薄板シェル12と13かならるハウジングである、固定された支持部を有している。
【0022】
また、調節機構6は、半径方向外側に突出する3つの突起部15を構成する丸い頂点を備えたほぼ三角形の外形を有する金属製の環状の入口カムである入口部材14も有している(図3参照)。
【0023】
例として、この入力カム14は、ハウジングのシェル12に隣接し、かつ前述のレバー7に固定するためのねじまたはリベット17によって固定される半径方向の板金プレート16(図2)に固定できる。
【0024】
さらに、調節機構6は、ピボット軸線X(図3)に心合わせされた金属のリングを有する伝達部材20、すなわち動力伝動部も有している。このリング21は、軸Xを中心とする回転面である内側円筒面すなわち円筒状支持面21aを有し、リング21は、金属プレート16と接触するように配置されている。
【0025】
円筒状の支持面21aは、入口カム14と半径方向に協働して、プレート16の方へ薄い金属のワッシャ19で覆われ、かつ第1および第2の角度方向8および10にそれぞれ広がっている第1および第2のくさび形領域22aおよび22bを入口カムの各突起部15の両側に形成する、環状の中間空間22(図3参照)を画定する。
【0026】
伝達部材20は、軸線Xと平行にハウジングのシェル13に向かって延びる3対の軸方向の指部24、25も有する。
【0027】
環状の中間空間22は、特に、ハウジングのシェル12に切込みを入れて、前記ハウジングの内側に向かって折り返された舌状部によって構成できる固定された軸方向の3つの指部26を収容している。固定された指部26は、前述の金属プレート16に形成された切欠部27を通り抜ける。入口カム14の休止位置において、その突起部15は、固定された軸方向の3つの指部26とそれぞれ位置が合うように配置されている。
【0028】
図4に示されているように、調節機構6は、シェル13に固定され、軸線Xに中心が合わせられている環の形をしており、前記軸線Xを中心とする回転面である円筒形の内面34、すなわち「固定用の」円筒面を有する固定されたリング33も含んでいる。
【0029】
この固定されたリング33の内側に出口部材35すなわち出口カムが配置されており、出口カムは、座部3の高さを調節するための持上機構を駆動するシャフト63用の中央の溝付き穴36を有する。
【0030】
また、出口カム35の外側には、固定用円筒面34と接触させるために外方向に突出し、互いに120ーの角度で配置されている半径方向の3つの指部37がある。
【0031】
各指部37は、第2の角度方向10および第1の角度方向にそれぞれ面している第1および第2の押圧面38と39によって横方向に形成されている。
【0032】
出力カム35の外周面は、隣接する2つの突出した指部37の近傍で、ほぼ軸線Xを中心とする円弧の形をしている2つの丸くなった領域41に連なっている中央の平坦部40をそれぞれ有する3つの後退領域も有する。各平坦部40は、円筒固定面34と協働して、第1および第2の角度方向8、10にそれぞれ広がっている第1および第2のくさび形空間42、43を形成する。
【0033】
前述の機構6は、入口カム14を伝達部材20に連結する駆動ステージ44と、伝達部材20を出口カム35に連結する固定用ステージ48とによって作動する。
【0034】
図3に示されているように、駆動ステージ44は、入口カム14の各突起部15の両側に位置する第1および第2のくさび形領域22a、22bのそれぞれの環状の中間空間22にそれぞれ位置している、3対の第1および第2の剛体の割込み体45と46、詳細にはスチール製のホイールとボールを有している。
【0035】
入口カムの隣接する突起部15に対応する各第1の割込み体45と第2の割込み体46の間には、割込み体をくさび形領域22a、22bに向かって付勢するように、やはり環状の中間空間22に収容されている圧縮ばね47が置かれている。
【0036】
また、固定された指部26の1つは、2つの対応する割込み体45と46がくさび形領域22a、22bにはまらずに前記指部に接触する程度に大きい幅e1を円周方向に有し、他の2つの指部26は、対応する割込み体45と46がこれら2つの指部26と接触する代わりに、くさび形領域22a、22bに固定されるように、e1よりも小さい幅e2をそれぞれ有する。幅e1とe2の差は、例えば、約1ミリメートル(mm)にすることもできる。
【0037】
このように、幅e1の指部26の両側にある2つのばね47は、レバー7をその休止位置7に向かって付勢し、レバー7がこの休止位置に正確に位置決めされることを保証する。
【0038】
操作レバー7がその休止位置Nから一方または他方の角度方向8、10に動かされるとき、レバー7が第1の角度方向8に動かされた場合は、入口カム14の突起部15が第1の割込み体45を支持面21aに対して強く固定し、レバー7が第2の角度方向10に動かされた場合は、入力カム14が第2の割込み体46を支持面21aに対して固定する。その後、レバー7がごく小さい量の角度方向の空運動(この空運動は例えば約1であることが可能)をした後、入口カム14が伝達部材20を駆動する。この動きの間、他のすべての割込み体は、固定された指部26に接触したままである。前述の空運動の小ささは、レバー7の休止位置において、割込み体45、46のうちの4つが対応するくさび形領域22a、22bにはめ込まれることによって保証される(最小でも、少なくとも2つの割込み体45、46が対応するくさび形領域22a、22bに固定される必要がある)。
【0039】
それぞれの操作後にユーザがレバー7を離すと、レバー7は、駆動ステージのばね47によってその休止位置Nに戻される。休止位置への戻り運動の間、入口カム14によって動かさせられていた割込み体45、46は入口カム14とともに、リング21の内面21aをこすりながらその初期位置に戻る。それにもかかわらず、このこすりは、以下に記載の制動部材60による伝達部材20の戻り移動の発生を防止し、好都合である。
【0040】
また、図4に示されるように、固定用ステージ48は、第1および第2のくさび形空間42、43にそれぞれ配置され、休止位置において、締付体49、50は、固定面34に対するはめ込みによって出力カム35を動かないようにするように、圧縮バネ51によって相互に遠ざかる方向に付勢された3対の第1および第2の締付体49、50(例えば、スチール製のホイールまたはボール)を有している。
【0041】
また、出口カム35の半径方向の2つの指部27の間に位置する各対の締付体49、50の第1および第2の締付体49、50は、角度方向にある大きさの間隙を残しながら伝達部材20の第1および第2の軸線方向の指部対24、25の2つの指部の間にある。
【0042】
より詳細には、
第1の軸方向の各指部24が第1の締付体49のいずれかと、対応する第2の押圧面39との間に配置されており、第1の指部24は、対応する第1の締付体を移動させるのに適した第1の接触面を有しており、
第2の軸方向の各指部25が第2の締付体50のいずれかと、対応する第1の押圧面38との間に配置されており、第2の指部25は、対応する第2の締付体を移動させるのに適した第2の接触面を有している。
【0043】
また、固定用ステージ48は、有利なことに、出口カム35と伝達部材20との間の摩擦によって制動力を発生する、例えば、エラストマーまたは他の物質で作られた摩擦リング60によって構成できる少なくとも1つの制動部材を含むことができる。このリング60は、伝達部材20に面する出口カム45の面をくりぬいた円筒形のハウジング61の中に位置しているのが有利である。図示の例では、このハウジング61とリング60は薄い板金62で覆われており、この板金は、伝達部材20の2つの指部24、25の間にそれぞれ係合している前記板金の3つの半径方向の指部62aによって伝達部材20に対して回転しないようになっている。
【0044】
シート62は、リング60に係合する折りたたみ式の内側の環状縁部62bを有し、それによって前記リングを、出口カムの溝付き穴36と係合する溝付きシャフト63から分離することが有利である。
【0045】
リング60は、出口カム35に対して0.2ニュートンメートル(Nm)〜1Nm、例えば約0.5Nmに設定することができる制動トルクを伝達部材20上に発生する。
【0046】
これによって伝達部材20の不意の動きが防止される。
【0047】
それにもかかわらず、ばね51は、ユーザが機構を操作するのを止めたときに出口カム35を自動的にロックできるように、リング60によって生じる制動力に打勝つのに十分な強さを備えている。
【0048】
ユーザによってレバー7が作動させられ、例えば休止位置Nから第2の角度方向10に(すなわち、第2の角度範囲11の内部で)上に説明したように伝達部材20がピボット運動すると、伝達部材20の各指部25の接触面は、第2の締付体50の1つを第2の角度方向10に移動させ、これによって第2の締付体のロックを解除する。
【0049】
前記レバー7を第1の角度範囲9に操作した後に、第2の角度範囲11内で初めてレバー7を操作する間、指部25と締付体50との間の接触は、指部24、25と締付体49、50との間の間隙によりある量の角度的空運動が生じた後にのみ生じる。
【0050】
第2の締付体50のロックが解除された後、第1の締付体49は、ばね51の作用を受けて出力カム35を方向10に付勢する。この付勢は、特に機構6がいかなる荷重も受けずに、すなわちどのような反対トルクも受けずに作動するときに出口カム35を回転させるのに足るものとなり得る。
【0051】
これに対し、機構6が荷重を受けて作動するとき、伝達部材20がピボット運動しても、伝達部材の第1の軸方向の指部24が出力カム35の第2の押圧面39と接触するまで、すなわち、レバー7が、例えば約2ーである付加的な空運動を移動した後でなければ、出口カム35の角度方向10の回転は生じない。
【0052】
レバー7の作動の終わりで、伝達部材20が出口カム35に対してリング60によって停止状態に保たれることにより、第2の軸方向の指部25は第2の締付体に接触したままである。すなわちユーザが第2の角度方向11にレバー7を何回か「ポンプ」運動させても、指部24、24と締付体49、50との間に間隙を取る必要が無いので、それぞれのポンプ運動の開始時のレバー7の角度方向の空運動が大幅に減少させられる。これは、指部26の形状が駆動ステージ44の角度方向の空運動をも最小化するときに特に有利である。
【0053】
本装置は、第1の角度領域9内で繰り返してレバー7が作動される場合、必要に応じて変更を加えて同様に作動する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の調節機構によって座部の高さが調節できる乗物用シートの概略図である。
【図2】本発明の一実施形態を構成する、図1のシートの高さを調節するのに適した調節機構の軸線方向の断面図である。
【図3】図2の線III−IIIついての部分断面図である。
【図4】図2の線IV−IVについての部分断面図である。
【図5】図2の調節機構をある角度から見たときの分解斜視図である。
【図6】図2の調節機構を、図5とは異なる角度から見たときの分解斜視図である。
【符号の説明】
1 乗物用シート
2 背もたれ
3 座部
4 床部
5 ランナー
6 調節機構
7 操作レバー
8 第1の角度方向
9 第1の角度範囲
10 第2の角度方向
11 第2の角度方向
12,13 薄板シェル
14 入口部材/入力カム
15 突起部
16 プレート
17 リベント
19 ワッシャ
20 伝達部材
21 リング
22 中間空間
22a,22b くさび形領域
24〜6 指部
27 切欠部
33 リング
34 固定面
35 出口部材/出口カム
36 穴
37 指部
38 押圧面
39 押圧面
40 平坦部
42 くさび形空間
43 くさび形空間
44 駆動ステージ
45 第1の割込み体
46 第2の割込み体
48 固定用ステージ
49 第1の締付体
50 第2の締付体
51 圧縮バネ
60 リンダ
61 ハウジング
62 シート
N 入口部材の停止位置
X ピボット軸線
Claims (6)
- 固定された支持部(12、13)と、
前記支持部に対してピボット軸線(X)を中心としてピボット運動するように取り付けられ、停止位置(N)に向かって弾性的に付勢され、第1の角度範囲(9)にわたって前記停止位置から第1の角度方向(8)に移動可能であり、第2の角度範囲(11)にわたって前記停止位置から前記第1の方向と逆の第2の角度方向(10)に移動可能である入口部材(14)と、
前記ピボット軸線(X)を中心として回転するように取り付けられている伝達部材(20)と、
駆動ステージ(44)を有し、
前記駆動ステージ(44)は、
前記伝達部材(20)に固定されており、前記ピボット軸線(X)を中心とする回転面の形状をしており、前記入口部材(14)と協働して中空で環状の中間空間(22)を形成する支持面(21a)であって、前記入口部材が、前記中間空間に突出して、前記中間空間内に第1および第2のくさび形領域(22a、22b)を各々が形成する複数(n)個(nは2未満ではない)の突起部(15)を有し、前記第1および第2のくさび形領域は第1および第2の角度方向(8、10)にそれぞれ広がっている支持面(21a)と、
環状の中間空間(22)の中で、前記入口部材の突起部(15)の間に配置されているn個の圧縮ばね(47)と、
前記入口部材の別個の突起部(15)にそれぞれ対応し、第1および第2の剛体の割込み体を各々が有するn対の割込み体(45、46)であって、前記第1および第2の割込み体が環状の前記中間空間内に配置され、対応する突起部(15)に向かって、第1の割込み体対の第1の割込み体(45)と、隣接する第2の割込み体対の第2の割込み体(46)とに各々が当っている前記圧縮ばね(47)のうちの2つによって付勢され、したがって第1の対の第1および第2の割込み体(45、46)が、第1の突起部(15)によって形成された第1および第2のくさび形領域(22a、22b)に向かって、前記第1の突起部と前記伝達部材の支持面(21a)との間にはめ込まれるように付勢されるn対の割込み体(45、46)と、
少なくとも第1および第2の指部を有し、前記支持部(12、13)に固定されて、前記環状の中間空間内に配置されているn個の固定された指部(26)であって、前記入口部材の突起部(15)は、前記入口部材がその停止位置(N)にあるときに、前記固定された指部(26)とそれぞれ位置が合うように配置され、また、前記固定された指部(26)は、前記入口部材(14)がその停止位置にあるときに、前記入口部材がその停止位置に向かって前記割込み体の第1および第2のばね(47)によって付勢されるように、対応する割込み体対の2つの割込み体(45、46)が前記第1の指部に接触するのに十分な幅(e1)を前記ピボット軸線(X)を中心として円周方向に有する、n個の固定された指部(26)を含む調節機構において、
第1の指部(26)と対応する突起部(15)が、前記入口部材(14)がその停止位置(N)にある間対応する割込み体(45、46)が前記第1の指部と接触し、それによって前記対応する割込み体(45、46)が対応する突起部(15)と前記伝達部材の支持面(21a)との間には押し込められないように形作られ、
第2の指部(26)と対応する突起部(15)が、前記入口部材(14)がその停止位置(10)にあるときに前記第2の指部が対応する割込み体(45、16)に干渉せずに、これら割込み体が対応する突起部(15)と前記伝達部材の支持面(21a)との間にはまるように形作られていることを特徴とする調節機構。 - 第2の指部(26)が、第1の指部の幅(e1)より狭い幅(e2)を有し、突起部(15)がすべて同一である、請求項1に記載の調節機構。
- nが3であり、固定された指部(26)が第3の指部を含んでおり、前記第3の指部は、前記入口部材(14)がその停止位置(N)にあるときに、対応する割込み体(45、46)に干渉せず、これら割込み体が対応する突起部(15)と伝達部材の支持面(21a)との間に確実にはまるのに十分に小さい幅(e2)を有する、請求項1または請求項2に記載の調節機構。
- 前記支持部に固定されており、前記ピボット軸線(X)と中心が合っている回転面の形をしている固定面(34)と、
前記ピボット軸線(X)を中心として回転するように取り付けられており、前記固定面(34)と協働して、それぞれ第1および第2の角度方向(8、10)に広がっている第1および第2のくさび形空間(42、43)を含む少なくとも1つのくさび形空間対(42、43)を形成するように形づくられている出口部材(35)と、
前記伝達部材を前記出口部材に連結する固定用ステージ(48)をさらに有し、
該固定用ステージ(48)は、
第1および第2のくさび形空間(42、43)にそれぞれ配置され、それぞれ第1および第2の角度方向(8、10)に弾性的に付勢されて前記出口部材(35)と前記固定面(34)との間にはめ込まれる第1および第2の剛体の締付体を含む少なくとも1つの締付体対(49、50)と、
前記伝達部材(20)に固定されており、それぞれ第1および第2の角度方向(8、10)に向けられている少なくとも第1および第2の剛体の接触面(24、25)であって、第1の接触面(24)は、前記伝達部材が第1の角度方向(8)へ回転するときに、第1の締付体(49)と接触して第1の締付体を解放するようになっており、第2の接触面(25)は、前記伝達部材が第2の角度方向に回転するときに、前記第2の締付体(50)と接触して第2の締付体を解放するようになっており、第1および第2の接触面は、第1および第2の締付体に対してある大きさの角度間隙を有している、少なくとも第1および第2の剛体の接触面(24、25)と、
前記出口部材(35)に固定されている少なくとも第1および第2の押圧面(38、39)であって、前記第1の押圧面(38)は、前記第1の接触面(24)が前記第1の締付体(49)を解放できるほど遠くまで前記第1の締付体を移動させた後に、前記出口部材が前記伝達部材によって駆動できるように、第1の角度方向(8)への前記出口部材(35)に対する前記伝達部材(20)の移動を制限し、前記第2の押圧面(39)は、前記第2の接触面が前記第2の締付体(50)を解放できるほど遠くまで第2の締付体を移動させた後に、前記出口部材が前記伝達部材によって駆動させられるように、第2の角度方向(10)への前記出口部材(35)に対する前記伝達部材(20)の運動を制限する、少なくとも第1および第2の押圧面(38、39)とを有する、請求項1から3のいずれか1項に記載の調節機構。 - 各締付体対の第1および第2の締付体(49、50)が圧縮ばね(51)によって互いに離れるように付勢され、前記伝達部材に固定されている第1および第2の軸線方向の指部(24、25)を有する一対の軸線方向の指部の間に配置されており、前記第1および第2の軸線方向の指部はそれぞれ、第1および第2の押圧面を含み、前記出口部材の第1の押圧面(38)は、前記伝達部材が前記第1の角度方向(8)に移動するときに前記伝達部材の第2の軸方向の指部(25)に接触するようになっており、前記出口部材の第2の押圧面(39)は、前記伝達部材が第2の角度方向(10)に移動するときに前記伝達部材の第1の軸方向(24)の指部に接触するようになっている、請求項4に記載の調節機構。
- 前記伝達部材(20)は、前記固定用ステージ(44)が固定された後に前記入口部材(14)がその停止位置に戻る各戻り動作の間前記伝達部材(20)を停止状態に維持するのに十分な制動トルクによって、前記出口部材(35)に対して制動され、前記締付体(49、50)に加えられる弾性的な付勢は、前記固定用ステージが固定されている間前記制動トルクに打勝つのに十分なものである、請求項4または請求項5に記載の機構。
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