JP2594797Y2 - スプリングブレーキ装置 - Google Patents

スプリングブレーキ装置

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JP2594797Y2
JP2594797Y2 JP1993002128U JP212893U JP2594797Y2 JP 2594797 Y2 JP2594797 Y2 JP 2594797Y2 JP 1993002128 U JP1993002128 U JP 1993002128U JP 212893 U JP212893 U JP 212893U JP 2594797 Y2 JP2594797 Y2 JP 2594797Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、車両用シートのシー
トリフタ又はウインドレギュレータ等に使用されるスプ
リングブレーキ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シートリフタ等に使用されるスプ
リングブレーキ装置としては、例えば図6に示すものが
挙げられる。すなわち、図6に示した従来例において
は、ブレーキドラム1内にトーションスプリング2が、
ブレーキドラム1の内壁1aに圧接する如く配設されて
おり、ドライブギヤ側からの回転力に対しては、ドライ
ブギヤと一体に設けられた爪部材3がトーションスプリ
ング2のフック部2a,2bを押圧し、トーションスプ
リング2の外径を拡げるため、トーションスプリング2
とブレーキドラム1の内壁1aとの圧接力が強くなり、
ドライブギヤの回転が阻止されるようになっている
【0003】一方、操作ハンドル軸4に設けられたコア
5側からの回転力に対しては、コア5に形成した切欠凹
部5aの側端部5b,又は5cによってトーションスプ
リング2のフック部2a又は2bが押圧され、トーショ
ンスプリング2が外径を縮める方向に力を受け、これに
よってコア5は回転可能となる。従って、トーションス
プリング2及び爪部材3を介してドライブギヤを回転さ
せることができる。即ち、操作ハンドル軸4側からは回
転を伝達できるが、ドライブギヤ側からは回転を伝達で
きないようになっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところで、このスプリ
ングブレーキ装置においては、トーションスプリング2
のフック部2a又は2bを爪部材3で押圧してトーショ
ンスプリング2の外径を広げてドライブギヤの回転を阻
止している。このためトーションスプリング2の外径を
広げる量に相当する隙間をコア5の切欠凹部5aの側
端部5b,5cとトーションスプリング2のフック部2
a,2bとの間にそれぞれ持たせておく必要がある。ま
た、製品加工誤差吸収用の隙間についても設けておく必
要がある。
【0005】しかし、これらの隙間は操作ハンドル軸4
の遊び代となり、操作ハンドル軸4に取付けられる操作
ハンドルの回転方向の動きにガタを生じさせ、操作フィ
ーリングを悪化させていた。
【0006】そこで、本出願人は、上記不具合を解決し
たものとして、特公平3−28607号公報記載のスプ
リングブレーキ装置をすでに提案しているが、その後の
検討によれば、この提案にもさらに改良すべき点のある
ことが判明した
【0007】この考案は、上記公報記載のスプリングブ
レーキ装置をさらに改良したもので、その目的とすると
ころは、操作ハンドル側の遊び代を可及的に少なくし、
操作ハンドルの操作フィーリングをより一層向上できる
スプリングブレーキ装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この考案のスプリングブレーキ装置では、外側に操
作ハンドルを有し、内側にドライブギヤを有し、さら
に、この操作ハンドルとドライブギヤとの間にコアを有
する操作ハンドルユニットを、そのコアがブレーキドラ
ム部の内側にあるようブレーキドラムに装着し、さら
に、このブレーキドラム部とコアとの間に、トーション
スプリングを、その外周で前記ブレーキドラム部に圧接
するよう配置すると共に、このトーションスプリングの
両端に形成したフック部を、前記コアの外周面に形成し
た切欠凹部内に臨まして構成され、前記操作ハンドルを
回転させることにより前記トーションスプリングを縮径
させ前記ドライブギヤを回転できるようにしたスプリン
グブレーキ装置であって、弾性体からなるスペーサの舌
片部を、前記コアの切欠凹部内に、前記トーションスプ
リングの少なくとも一方のフック部との間に隙間をもっ
対向するよう介在せしめたことを特徴としている。
【0009】
【作用】操作ハンドルを回転させると、スペーサを撓ま
せながらトーションスプリングを縮径させるので、操作
ハンドルの遊び角度を少なくすることができる。これに
よって、操作ハンドルに生じるガタを大幅に減少させる
ことができる。
【0010】
【実施例】以下、この考案を図面に示す実施例に基づい
て説明する。
【0011】図1乃至図5はこの考案の実施例に係り、
図1はスプリングブレーキ装置の分解斜視説明図、図2
は同じく要部の破断正面説明図、図3は図2のIII −II
I 矢視断面説明図、図4は操作ハンドル軸に固定された
コアの断面説明図、図5は図4のV 矢視説明図である。
【0012】図において、Eはスプリングブレーキ装置
で、外側に操作ハンドル11を有し、内側にドライブギ
ヤ12を有し、さらに、この操作ハンドル11とドライ
ブギヤ12との間にコア14を有する操作ハンドルユニ
ット10を、そのコア14がブレーキドラム部21の内
側にあるようブレーキドラム20に装着し、さらに、こ
のブレーキドラム部21とコア14との間に、トーショ
ンスプリング30を、その外周ブレーキドラム部21
の内壁に圧接するよう配置すると共に、このトーション
スプリング30の両端に形成したフック部30a,30
bを、コア14の外周面に形成した切欠凹部14a内に
臨まして構成され、操作ハンドル11を回転させること
によりコア14を介してトーションスプリング30を縮
径させドライブギヤ12を回転できるようにしてある。
【0013】そしてこの考案、特に、弾性体からなる
スペーサ40の舌片部40bを、コア14の切欠凹部1
内に、トーションスプリング30の少なくとも一方
のフック部、例えばフック部30bが当接するよう介在
せしめたことを特徴としている。
【0014】さらに、この考案の構造を詳細に説明す
る。
【0015】ブレーキドラム20はブレーキドラム部2
1と、フランジ部22とからなり、フランジ部22は例
えばシートリフタのシートサイドフレーム23に固定さ
れている。ブレーキドラム部21には、内周壁を利用し
た第1制動面21aと、この第1制動面21aの内側に
形成された筒状の第2制動面21bが形成されている。
また、ブレーキドラム部21内には、外周面に切欠凹部
14aを形成したコア14と、第1制動面21aに圧接
するトーションスプリング30と、第2制動面21bに
圧接するサブトーションスプリング31がそれぞれ収納
され、トーションスプリング30及びサブトーションス
プリング31のそれぞれの両端に形成したフック部30
a,30b及び31a,31bはコア14の切欠凹部1
4a内に形成した側端部14c,14dに臨んでいる。
【0016】コア14はブレーキドラム20より外方へ
延びる操作ハンドル軸15に固定され、この操作ハンド
ル軸15には操作ハンドル11が装着されている。ま
た、コア14には、操作ハンドル軸15と反対側にコア
軸16が突出して設けられており、このコア軸16にド
ライブギヤ12が回転自在に軸支されている。
【0017】ドライブギヤ12には、コア14の切欠凹
部14a内で、かつ、トーションスプリング30の両フ
ック部30a,30bの間に臨む舌片状の係合突起体1
7が一体的に固着されると共に、この係合突起体17に
形成した係合溝17aにサブトーションスプリング31
の一方のフック部31aが係合している。このフック部
31aは、ドライブギヤ12側からの回転入力時に、サ
ブトーションスプリング31の巻き方向に作用し、その
外径が縮径するようになっている。
【0018】スペーサ40は弾性材、例えば合成樹脂材
又はゴムで形成され、取付部40aと、舌片部40bと
からなり、取付部40aはコア14のコア軸16側端面
にコア軸16の軸心を中心として円弧状に形成された凹
部14bに圧入されている。舌片部40bは、取付部4
0aの先端から折曲して形成され、トーションスプリン
グ30のフック部30bに対向する位置まで延出してお
り、トーションスプリング30のフック部30bから隙
間aをもって配置されている。
【0019】なお、符号24扇状に形成されたリフタ
機構25のセクタギヤを示しており、ドライブギヤ12
と常時噛み合い、ドライブギヤ12の正転又は逆転でシ
ートリフタのシートフレームを上下動するように構成さ
れている。
【0020】つぎに、この考案の実施例の作用を説明す
る。
【0021】操作ハンドル11の操作により操作ハンド
ル軸15を図2において反時計方向に回転させると、ス
ペーサ40の舌片部40bによりトーションスプリング
30のフック部30bを押圧してトーションスプリング
30が縮径して第1制動面21aに対して緩む方向に作
用すると共に、サブトーションスプリング31のフック
部31bも押圧され、係合突起体17によりサブトーシ
ョンスプリング31が拡径して第2制動面21bに対し
て緩む方向に作用する。これによって、操作ハンドル軸
15の回転動力は、コア14及び係合突起体17を介し
てドライブギヤ12に伝達される。
【0022】つぎに、操作ハンドル11の操作により操
作ハンドル軸15を図2において時計方向に回転させる
と、コア14の切欠凹部14aの側端部14によりト
ーションスプリング30のフック部30aが押圧され、
これに伴ってフック部30bがスペーサ40の舌片部4
0bに当接して押圧され、トーションスプリング30が
縮径して第1制動面21aに対して緩む方向に作用す
る。その他の作用は、操作ハンドル軸15の反時計方向
への回転の場合と同様である。
【0023】上記のように、操作ハンドル軸15を時計
方向又は反時計方向に回転させたとき、スペーサ40の
舌片部40bは隙間aを縮小させながら撓む。このた
、隙間aが単に小さくなるだけではなく、操作ハンド
ル軸15がフリーで動く範囲少なくるが、スペーサ
40の舌片部40bを圧縮することで必要な隙間を確保
している。従って、ドライブギア12からの入力に対し
てはトーションスプリング30の外径を広げるに必要な
量が確保されていて、かつ、操作ハンドル15の遊びに
ついてもフリーで動く範囲が少なくなるため操作フィー
リングが向上する(途中からはスペーサ40が圧縮され
るためフリーで動くのとフィーリングが異なってく
る)。
【0024】つぎに着座時において、乗員の荷重がセク
タギヤ24を介してドライブギヤ12側に回転動力とし
て図2において矢印方向に入力されると、ドライブギ
ヤ12と一体の係合突起体17を介してサブトーション
スプリング31は縮径し、第2制動面21bに対して強
く圧接して制動作用が働くようになる。つまり、サブト
ーションスプリング31のスプリング力により制動力が
働き、ドライブギヤ12の回転を阻止することができ
る。また、このとき係合突起体17はサブトーションス
プリング31と係合しているため遊びがなくドライブギ
ヤ12のガタを防ぐことができる。
【0025】また、過大負荷(サブトーションスプリン
グ31の制動力を超えた荷重)がドライブギヤ12に入
力されると、ドライブギヤ12と一体の係合突起体17
は矢印イ方向(図2参照)に回動し、サブトーションス
プリング31と同時にトーションスプリング30のフッ
ク部30aを押圧するため、サブトーションスプリング
31は縮径し、トーションスプリング30は拡径して第
1、第2の制動面21a,21bに対して強く圧接し、
制動作用が働くようになる。この結果、過大負荷の時
は、トーションスプリング30とサブトーションスプリ
ング31の両方の制動力が同時に得られるようになる。
【0026】なお、上記実施例においては、トーション
スプリング30とサブトーションスプリング31を併用
したが、トーションスプリング30のみを使用したスプ
リングブレーキ装置にも勿論適用することができる。ま
た、スペーサ40はコア14の切欠凹部14aの一方側
の側端部14にのみ設けたが、他方側の側端部14
に設けるようにしてもよい。
【0027】
【考案の効果】上述した通り、この考案によれば、弾性
体からなるスペーサにより操作ハンドル軸がフリーで動
く範囲を少なくするが、スペーサの舌片部を圧縮するこ
とで必要な隙間を確保している。よって、ドライブギヤ
からの入力に対してはトーションスプリングの外径を広
げるに必要な量が確保されていて、かつ操作ハンドルの
遊び角度を少なくし、操作ハンドルに生じるガタを大幅
に減少させることができる。これによって、操作ハンド
ルの操作性をより一層向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例に係るスプリングブレーキ装
置の分解斜視説明図である。
【図2】同じく要部の破断正面説明図である。
【図3】図2のIII −III 矢視断面説明図である。
【図4】操作ハンドル軸に固定されたコアの断面説明図
である。
【図5】図4のV 矢視説明図である。
【図6】従来例に係る図2に相当する破断正面説明図で
ある。
【符号の説明】
E スプリングブレーキ装置 10 操作ハンドルユニット 11 操作ハンドル 12 ドライブギヤ 14 コア 14a 切欠凹部 15 操作ハンドル軸 16 コア軸 17 係合突起体 17a 係合溝 20 ブレーキドラム 21 ブレーキドラム部 22 フランジ部 30 トーションスプリング 30a フック部 30b フック部 31 サブトーションスプリング 31a フック部 31b フック部 40 スペーサ 40a 取付部 40b 舌片部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16D 63/00 F16D 49/02 F16D 51/02 B60J 1/17 E05F 11/50

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外側に操作ハンドルを有し、内側にドラ
    イブギヤを有し、さらに、この操作ハンドルとドライブ
    ギヤとの間にコアを有する操作ハンドルユニットを、そ
    のコアがブレーキドラム部の内側にあるようブレーキド
    ラムに装着し、さらに、このブレーキドラム部とコアと
    の間に、トーションスプリングを、その外周で前記ブレ
    ーキドラム部に圧接するよう配置すると共に、このトー
    ションスプリングの両端に形成したフック部を、前記コ
    アの外周面に形成した切欠凹部内に臨まして構成され、
    前記操作ハンドルを回転させることにより前記トーショ
    ンスプリングを縮径させ前記ドライブギヤを回転できる
    ようにしたスプリングブレーキ装置であって、弾性体か
    らなるスペーサの舌片部を、前記コアの切欠凹部内に、
    前記トーションスプリングの少なくとも一方のフック部
    との間に隙間をもって対向するよう介在せしめたことを
    特徴とするスプリングブレーキ装置。
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