JP3539246B2 - 内燃機関の排気還流装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、自動車用ディーゼル機関のような内燃機関において、排気の一部を還流排気として吸気系へ還流するようにした排気還流装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
低負荷域での燃費の改善やNOxの低減のために、排気の一部を吸気系へ戻す排気還流装置が従来から知られている。この排気還流装置においては、多気筒内燃機関に適用する場合に、各気筒への還流排気の分配を均一化する必要があり、従来から種々の工夫がなされている。
【0003】
例えば、実開平3−114563号公報には、吸気系のサージタンクとスロットルボディとの間に介在するインシュレータに、吸気通路の中心に向かって開口する一対の排気導入口を設け、180°離れた2カ所から還流排気を導入するようにした構成が開示されている。
【0004】
また、実開平3−114564号公報には、吸気通路を囲むように環状の通路を設け、ここに還流排気を案内するとともに、この環状通路と吸気通路とを複数の孔によって連通し、これらの複数の孔を通して還流排気を吸気中に導入するようにした構成が開示されている。
【0005】
さらに、特開平5−106519号公報には、各気筒毎に、排気ポートと吸気ポートとを連通する連通孔をシリンダヘッド内に貫通形成した構成が開示されている。そして、このものでは、吸気ポートの断面形状の接線方向に沿って上記連通孔が形成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
例えば、図17は、直列4気筒ディーゼル機関の吸気系の一例を示しており、細長い吸気コレクタ51の一方の側面に、#1気筒〜#4気筒の4本の分岐通路52a〜52dがそれぞれ接続されているとともに、該吸気コレクタ51の一端部、詳しくは#4気筒側の端部に設けられた吸気入口に、吸気通路53が接続されている。そして、吸気通路53の側面、特に各分岐通路52a〜52dと同じ向きの側面に、該吸気通路53の中心に向かって開口する排気導入口54が設けられている。
【0007】
このような構成において、吸気通路53内を流れる吸気(新気)の流速が比較的小さい場合には、排気導入口54から出た還流排気(EGRガス)は、破線矢印で示す新気の主流に押されて、実線矢印で示すように、吸気通路53内壁面に沿って流れる。つまり、吸気通路53内に導入された直後の還流排気は、十分に拡散することなく偏流となり、最も上流に位置する#4気筒の分岐通路52dに大量に流入する。また、下流へ向かうに従って、還流排気の絶対量が少なくなる上に拡散が進むので、最も下流に位置する#1気筒の排気濃度が最も低下する。従って、図18に示すように、排気還流率に、大きな気筒間ばらつきが発生する。
【0008】
また、図19は、吸気通路53の特に各分岐通路52a〜52dと反対側の側面に、該吸気通路53の中心に向かって開口する排気導入口54が設けられている例を示している。
【0009】
このような構成において、吸気通路53内を流れる吸気(新気)の流速が比較的小さい場合には、排気導入口54から出た還流排気(EGRガス)は、破線矢印で示す新気の主流に押されて、実線矢印で示すように、吸気通路53の各分岐通路52a〜52dと反対側の内壁面に沿って流れるので、この場合は、偏流となった還流排気が、最も下流に位置する#1気筒の分岐通路52aに大量に流入する。つまり、図20に示すように、図18とは逆の特性でもって、排気還流率に大きな気筒間ばらつきが発生する。
【0010】
また、図21は、吸気通路53の中心まで排気導入口54をパイプ状に突出させた例である。また、これは、図17もしくは図19のもので、吸気通路53内の新気の流速が速い場合にも相当する。
【0011】
このような場合は、排気導入口54から出た還流排気(EGRガス)は、吸気通路53内を流れる新気に周囲を囲まれた形で下流へ流れる。図17や図19の場合に比べて拡散性はやや向上するものの、やはり偏流となっているので、図22に示すように、特定の気筒に、還流排気が多く分配される特性となる。しかも、運転条件によって分配特性が変化し、安定しない。
【0012】
このように、吸気通路の中心へ向けて排気導入口から還流排気を導入する構成では、仮に、実開平3−114563号公報や実開平3−114564号公報のように、排気導入口を複数設けたとしても、還流排気は十分に拡散せずに偏流となり、特定の分岐通路に直線的に流れ込むため、気筒間の排気濃度ばらつきが発生しやすい。これは、特に、吸気通路内の流れが整流に近くなるスロットルバルブを具備しないディーゼルエンジンにおいて一層顕著となる。
【0013】
また、特開平5−106519号公報のようにシリンダヘッド内に微細な連通孔を設けたのでは、大量の排気還流を行うことはできず、また、新気との混合が十分に行われないまま燃焼室内に排気が流入し、燃焼が悪化するとともに、排気還流率が機関運転条件に左右され、安定しない。
【0014】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、コレクタから各気筒へ分岐通路を介して吸気が供給されるとともに、上記コレクタよりも上流側の吸気通路に、排気系から還流通路を介して還流排気が導入される内燃機関の排気還流装置において、上記還流通路と上記吸気通路との接続部となる排気導入口を、上記吸気通路の流れと直交する通路断面の円周接線方向に沿って形成し、上記排気導入口の先端開口を吸気の流れ方向に沿って長くなった長円形に形成し、上記吸気通路の内壁面に、上記排気導入口の上流側に隣接し、かつ該吸気通路の流れと直交する方向に沿って延びたリブを設け、このリブの高さが、上記先端開口の高さと同一であることを特徴としている。
【0015】
本発明は、特に、請求項2のように、吸気系にスロットルバルブを具備しない内燃機関、例えば過給式ディーゼルエンジンに好適である。
【0016】
そして、請求項3のように、上記排気導入口が位置する吸気通路の部分で、内部の吸気の流れが実質的に整流となっている場合に好適である。
【0017】
上記過給式ディーゼルエンジンのように吸気系にスロットルバルブを具備しないものでは、一般に、吸気通路内部の吸気の流れが実質的に整流となっている。
【0018】
また請求項1〜請求項3の発明をさらに具体化した請求項4の発明では、上記コレクタは、複数の分岐通路が一方の側面にそれぞれ接続された細長い形状をなし、その一端部に、上記吸気通路が接続されている。
【0019】
すなわち、本発明では、吸気通路の流れと直交する通路断面の円周接線方向から還流排気が導入されることから、還流排気は、吸気通路内壁面に沿って旋回流となり、新気の流れに対し外周側から内周側へ拡散していく。また、乱流の少ない吸気通路内の新気流れに対し、直交する方向から還流排気が流入することにより、吸気通路内に乱流が発生し、その乱流エネルギによって、排気と新気との混合が促進される。これにより、コレクタの上流側で排気と新気との混合ならびに濃度の均一化が図れ、排気還流率の気筒間ばらつきが低減する。
【0020】
また、本発明では、上記排気導入口の先端開口が、吸気の流れ方向に沿って長くなった長円形をなしている。
【0021】
これにより、吸気通路内の新気の流れに対し、排気導入口から出た排気の流れが直接的に接触する接触面積は狭められ、それだけ新気流れに押し流されにくくなる。従って、吸気通路内壁面に沿う排気の旋回流をさらに確実に形成できることになり、新気の流れに対し外周側から内周側へ拡散していく効果が強まる。
【0022】
また、上記のように、上記吸気通路の内壁面に、上記排気導入口の上流側に隣接し、かつ該吸気通路の流れと直交する方向に沿って延びたリブが設けられている。
【0023】
この構成により、排気導入口から吸気通路の接線方向に流れ出た排気流が、上記リブの下流側の面に沿って流れる。そのため、吸気通路内を流れる新気の流れに押し流されることがなく、吸気通路内壁面に沿う排気の旋回流を確実に形成できる。
【0024】
また、請求項5の発明は、上記排気導入口が、上記通路断面の略半周離れた2カ所に、それぞれ同一旋回方向を指向するように設けられているとともに、上記還流通路が2つの分岐還流通路に分岐して、各排気導入口に連通していることを特徴としている。
【0025】
この構成では、各排気導入口から出た排気が、同一の方向に旋回するようにそれぞれ接線方向に流れるので、吸気通路内壁面に沿う排気の旋回流を確実に形成できるとともに、2カ所から排気が導入されることで、排気と新気との混合が一層均一となる。
【0026】
この請求項5の発明をさらに具体化した請求項6の発明は、分岐還流通路の一方が、吸気通路外周に沿って環状に構成され、かつ2つの分岐還流通路は、それぞれ、各排気導入口へ向かって断面積および断面積形状が変化していることを特徴としている。
【0027】
この構成では、一方の排気導入口からは、環状に延びた分岐還流通路を通して排気が流れ出る。そして、それぞれの断面積および断面形状を通路長方向に沿って適宜に変化させることで、低排気還流率の下でも、慣性過給的効果と相俟って、排気導入口から流れ出る排気の流速を十分に高く確保できる。
【0028】
また、請求項5および請求項6に従属する請求項7に係る発明は、2つの排気導入口の開口面積がそれぞれ異なっていることを特徴としている。
【0029】
これにより、各分岐還流通路の流量割合が適宜に調節される。
【0030】
さらに、請求項8の発明では、上記分岐還流通路の通路途中の位置と上記吸気通路とを連通する連通孔が複数設けられていることを特徴としている。
【0031】
従って、一部の還流排気は、上記連通孔を通して吸気通路内に噴出し、吸気通路内の乱流エネルギを高める。これにより、排気と新気との混合が促進される。
【0032】
【発明の効果】
この発明に係る内燃機関の排気還流装置によれば、還流排気が吸気通路内壁面に沿う旋回流となって新気の流れに対し外周側から内周側へ拡散していき、かつ吸気通路内の乱流エネルギを高めて排気と新気との混合が促進される。従って、過給式ディーゼルエンジン等において大量の排気還流を行うような場合に、排気還流率の気筒間ばらつきが低減し、安定した燃焼が可能となる。
【0033】
また、排気導入口の先端開口を吸気の流れ方向に沿って長くなった長円形に形成したことで、排気導入口から出た排気の流れが新気流れに押し流されにくくなり、吸気通路内壁面に沿う排気の旋回流をさらに確実に形成できる。
【0034】
さらに、排気導入口から吸気通路の接線方向に流れ出た排気流が、リブの下流側の面に沿って流れ、吸気通路内を流れる新気の流れに押し流されにくくなる。従って、吸気通路内壁面に沿う排気の旋回流を確実に形成できる。
【0035】
また、請求項5の発明によれば、各排気導入口から出た排気が、同一の方向に旋回するようにそれぞれ接線方向に流れるので、吸気通路内壁面に沿う排気の旋回流を確実に形成できるとともに、2カ所から排気が導入されることで、排気と新気との混合が一層均一となる。従って、排気還流率の気筒間ばらつきが一層低減する。
【0036】
また、請求項6の発明によれば、低排気還流率の下でも、排気導入口から流れ出る排気の流速を十分に高く確保して、良好な混合が図れ、排気還流率の気筒間ばらつきを抑制することができる。
【0037】
さらに、請求項7の発明によれば、各分岐還流通路の流量割合が適宜に調節され、旋回流をバランスよく生成することができる。
【0038】
さらに、請求項8の発明によれば、一部の還流排気が連通孔を通して吸気通路内に噴出し、吸気通路内の乱流エネルギを高めることにより、排気と新気との混合が一層促進される。
【0039】
【発明の実施の形態】
図1は、この発明に係る排気還流装置を、過給式ディーゼルエンジンに適用した実施の形態を示している。この例では、エンジン本体1は、直列4気筒の構成であって、一方の側面に吸気マニホルド2が、他方の側面に排気マニホルド3が、それぞれ取り付けられている。上記吸気マニホルド2は、気筒列方向に沿って細長い吸気コレクタ4を有し、該吸気コレクタ4の一方の側面に、#1気筒〜#4気筒の4本の分岐通路5a〜5dがそれぞれ接続されている。そして、上記吸気コレクタ4の#4気筒側の端部に吸気通路6が接続されている。この吸気通路6は、図示せぬ上流側が、エアクリーナを介して大気に開放されている。
【0040】
上記排気マニホルド3は、4本の通路を1本に集合させた形となっており、その集合部に、例えば金属配管等からなる還流通路7の基端が接続されている。そして、この還流通路7の先端は、上記吸気通路6に接続されている。これにより、エンジン本体1から排出された排気の一部が吸気系へ還流される。なお、上記還流通路7の通路途中には、一般に、排気還流率を制御するための排気還流制御弁等が設けられているが、図1では、図示省略されている。
【0041】
図2は、上記還流通路7先端が吸気通路6に接続されている部分の要部断面図を示している。図示するように、吸気通路6は、例えばアルミニウム合金の鋳造品からなる吸気管によって構成されており、断面略円形をなしている。そして、還流通路7の接続部となる排気導入口8が、吸気通路6の流れと直交する通路断面の円周接線方向に沿って形成されている。この排気導入口8は、吸気通路6の円周上のどの位置にあってもよい。なお、この図2の例では、排気導入口8部分が吸気管と一体のボス状に形成され、ここに還流通路7を構成する金属配管が接続固定されるようになっている。
【0042】
図3および図4は、上記のように構成された排気導入口8から吸気通路6に流入した還流排気の挙動を示している。スロットルバルブを具備しないディーゼルエンジンにおいては、吸気通路6内を流れる吸気(新気)の流れは、破線矢印で示すように、実質的に整流となる。還流通路7を経て排気導入口8から導入された還流排気は、実線矢印で示すように、吸気通路6の接線方向へ向かうので、内壁面に沿って螺旋状に進む旋回流となる。このように還流排気が旋回流となることにより、排気は、中心の新気の流れに対し外周側から内周側へ拡散していく。また、乱流の少ない吸気通路6内の新気流れに対し、直交する断面に沿って還流排気が流入することにより、吸気通路6内に乱流が発生し、その乱流エネルギによって、排気と新気との混合が促進される。これにより、コレクタ4の上流側で排気と新気とが良好に混合して、排気濃度の均一化が図れ、図5に示すように、排気還流率の気筒間ばらつきが低減する。
【0043】
次に、図6は、この発明の第2の実施の形態を示している。この実施の形態では、2つの排気導入口8,9を備えており、還流通路7を分岐してなる一対の分岐還流通路7a,7bがそれぞれ接続されている。各排気導入口8,9は、吸気通路6の通路断面の略半周離れた位置にそれぞれ配置され、かつ、通路断面の円周接線方向に沿って形成されているとともに、同一旋回方向を指向している。
【0044】
なお、この実施の形態では、吸気通路6の同一の断面の上に両排気導入口8,9が配置されているが、吸気通路6の長手方法の位置が多少オフセットしていてもよい。
【0045】
この構成によれば、各排気導入口8,9から出た排気が、同一の方向に旋回するようにそれぞれ接線方向に流れるので、吸気通路6内壁面に沿う排気の旋回流を一層確実に形成できるとともに、2カ所から排気が導入されることで、排気と新気との混合が一層均一となる。
【0046】
図7は、同様に2つの排気導入口8,9を備えた第3の実施の形態(参考例)を示している。上記排気導入口8,9は、吸気通路6の通路断面の略半周離れた位置にそれぞれ配置され、かつ、通路断面の円周接線方向に沿って形成されているとともに、同一旋回方向を指向している。そして、還流通路7を分岐してなる分岐還流通路7a,7bの中で、一方の分岐還流通路7aは略直線状の短い通路として排気導入口8に接続されており、また排気導入口9に接続される他方の分岐還流通路7bは吸気通路6外周に沿って環状に構成されている。ここで、分岐還流通路7a,7bは、図中にS1〜S7として示すように、断面積および断面形状が各排気導入口8,9へ向かって適宜に変化している。具体的には、排気導入口8,9へ向かって徐々に断面積が縮小している。
【0047】
なお、上記分岐還流通路7a,7bは、鋳造される吸気管と一体に形成されており、かつフランジ部10に1本の外部配管が接続されることによって、ここで分岐されている。
【0048】
この図7の構成では、一方の排気導入口9に接続される分岐還流通路7bが環状に長く延びていることから、慣性過給的効果が得られる。そして、分岐還流通路7a,7bの断面積および断面形状を通路長方向に沿って適宜に変化させることで、排気流量が少ない場合でも、排気導入口8,9から流れ出る排気の流速を十分に高く確保できる。従って、低排気還流率のときにも、良好な分配特性が得られる。
【0049】
次に、図8〜図10は、第3の実施の形態に類似した第4の実施の形態を示している。この実施の形態においては、分岐還流通路7a,7bが、吸気通路6の長手方向に沿って細長くなった偏平形状をなしており、かつその先端の排気導入口8,9も、吸気の流れ方向に沿って長くなった長円形に開口している。
【0050】
従って、吸気通路6内の新気の流れに対し、排気導入口8,9から出た排気の流れが直接的に接触する接触面積が狭くなり、それだけ新気流れに押し流されにくくなる。従って、吸気通路6内壁面に沿う排気の旋回流をさらに確実に形成できる。
【0051】
また、図11〜図13は、排気導入口8の開口面積と排気導入口9の開口面積とを互いに異ならせた第5の実施の形態を示している。この例では、分岐点からの通路長が長くなる排気導入口9の方が排気導入口8よりも大きく設定されている。
【0052】
このように排気導入口8,9の開口面積を異ならせることで、各分岐還流通路7a,7bの流量割合が適宜に調節され、旋回流をバランスよく生成することができる。
【0053】
また、図14は、第4の実施の形態をさらに変更した第6の実施の形態を示している。この実施の形態においては、各分岐還流通路7a,7bの通路途中の位置から吸気通路6へ向けて複数の連通孔11が形成されている。なお、これらの連通孔11は、分岐還流通路7a,7b内の排気の流れに沿うように斜めに設けられている。
【0054】
この構成においては、一部の還流排気が、複数の連通孔11を通して吸気通路6内に噴出し、吸気通路6内の乱流エネルギを高める。これにより、排気と新気との混合が促進される。また、吸気通路6内に円周方向の複数箇所から排気が流入することにより、排気濃度が一層均一化しやすいものとなる。
【0055】
次に、図15および図16は、同じく第4の実施の形態をさらに変更した第7の実施の形態を示している。この実施の形態は、特に本発明の要部を示すものであって、吸気通路6の内壁面の2カ所に、内周側へ突出したリブ12,13が設けられている。これらのリブ12,13は、図16に示すように、それぞれ排気導入口8,9の上流側に隣接して位置し、かつ吸気通路6の新気の流れと直交する方向に沿って延びている。特に、図示例では、リブ12,13の端縁12a,13aが排気導入口8,9開口幅と同一の高さ位置(図16参照)に沿って、排気導入口8,9と同じく接線方向に延びている。つまり、リブ12,13は、略三日月形に形成されている。
【0056】
この構成では、排気導入口8,9から吸気通路6の接線方向に流れ出た排気流が、リブ12,13の下流側の面に沿って流れる。つまり、図16に破線矢印で示すように流れてくる新気と排気流との衝突がリブ12,13によって抑制される。そのため、吸気通路6内を流れる新気の流れに押し流されにくくなり、吸気通路6内壁面に沿う排気の旋回流を一層確実に形成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る排気還流装置の全体的な構成を示す構成説明図。
【図2】還流通路が接続された吸気通路の要部を示す第1の実施の形態の断面図。
【図3】この排気還流装置における新気と排気の流れを示す説明図。
【図4】吸気通路内での排気の流れを示す説明図。
【図5】第1の実施の形態における還流排気の分配特性を示す特性図。
【図6】この発明の第2の実施の形態を示す吸気通路の断面図。
【図7】第3の実施の形態を示す吸気通路の断面図。
【図8】第4の実施の形態を示す吸気通路の断面図。
【図9】図8のA−A線に沿った断面図。
【図10】図8のB−B線に沿った断面図。
【図11】第5の実施の形態を示す吸気通路の断面図。
【図12】図11のC−C線に沿った断面図。
【図13】図11のD−D線に沿った断面図。
【図14】第6の実施の形態を示す吸気通路の断面図。
【図15】第7の実施の形態を示す吸気通路の断面図。
【図16】図15のE−E線に沿った断面図。
【図17】従来の排気還流装置における新気と排気の流れを示す説明図。
【図18】この従来における還流排気の分配特性を示す特性図。
【図19】従来の他の構成例における新気と排気の流れを示す説明図。
【図20】図19の構成例における還流排気の分配特性を示す特性図。
【図21】従来のさらに他の構成例における新気と排気の流れを示す説明図。
【図22】図21の構成例における還流排気の分配特性を示す特性図。
【符号の説明】
1…エンジン本体
4…吸気コレクタ
5a〜5d…分岐通路
6…吸気通路
7…還流通路
8,9…排気導入口
12,13…リブ
Claims (8)
- コレクタから各気筒へ分岐通路を介して吸気が供給されるとともに、上記コレクタよりも上流側の吸気通路に、排気系から還流通路を介して還流排気が導入される内燃機関の排気還流装置において、上記還流通路と上記吸気通路との接続部となる排気導入口を、上記吸気通路の流れと直交する通路断面の円周接線方向に沿って形成し、上記排気導入口の先端開口を吸気の流れ方向に沿って長くなった長円形に形成し、上記吸気通路の内壁面に、上記排気導入口の上流側に隣接し、かつ該吸気通路の流れと直交する方向に沿って延びたリブを設け、このリブの高さが、上記先端開口の高さと同一であることを特徴とする内燃機関の排気還流装置。
- 上記内燃機関が、吸気系にスロットルバルブを具備しないものであることを特徴とする請求項1記載の内燃機関の排気還流装置。
- 上記排気導入口が位置する吸気通路の部分では、内部の吸気の流れが実質的に整流となっていることを特徴とする請求項1記載の内燃機関の排気還流装置。
- 上記コレクタは、複数の分岐通路が一方の側面にそれぞれ接続された細長い形状をなし、その一端部に、上記吸気通路が接続されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の内燃機関の排気還流装置。
- 上記排気導入口が、上記通路断面の略半周離れた2カ所に、それぞれ同一旋回方向を指向するように設けられているとともに、上記還流通路が2つの分岐還流通路に分岐して、各排気導入口に連通していることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の内燃機関の排気還流装置。
- 分岐還流通路の一方が、吸気通路外周に沿って環状に構成され、かつ2つの分岐還流通路は、それぞれ、各排気導入口へ向かって断面積および断面積形状が変化していることを特徴とする請求項5記載の内燃機関の排気還流装置。
- 2つの排気導入口の開口面積がそれぞれ異なっていることを特徴とする請求項5または6に記載の内燃機関の排気還流装置。
- 上記分岐還流通路の通路途中の位置と上記吸気通路とを連通する連通孔が複数設けられていることを特徴とする請求項5〜7のいずれかに記載の内燃機関の排気還流装置。
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