JPS6339383Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6339383Y2
JPS6339383Y2 JP1982069980U JP6998082U JPS6339383Y2 JP S6339383 Y2 JPS6339383 Y2 JP S6339383Y2 JP 1982069980 U JP1982069980 U JP 1982069980U JP 6998082 U JP6998082 U JP 6998082U JP S6339383 Y2 JPS6339383 Y2 JP S6339383Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder
intake
pipe
swirl
same direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1982069980U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58172013U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP6998082U priority Critical patent/JPS58172013U/ja
Publication of JPS58172013U publication Critical patent/JPS58172013U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6339383Y2 publication Critical patent/JPS6339383Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、直列3気筒内燃機関において、一つ
の気化器からの混合気を各気筒に対して分配する
ための吸気装置における吸気スワールの改善に関
するものである。
従来、直列3気筒機関における各気筒に一つの
気化器からの混合気を分配するには、第1図に示
すように、気化器Dが取付く集合管部Cc4から3
本の吸気管Cc1,Cc2,Cc3を、機関Aの各気筒
A1,A2,A3における吸気ポートB1,B2,B3
向つて平面視で左右対称形に分岐して成る吸気マ
ニホールドCcが使用されており、この場合、第
2気筒A2への吸気管Cc2は気筒列に対して直角で
あるが、第1気筒A1用の吸気管Cc1と第3気筒A3
の吸気管Cc3とは逆方向に傾斜している。
一方最近の内燃機関においては、燃焼室内での
吸気混合気の着火燃焼を促進するために、吸気ポ
ートから燃焼室への吸気混合気にスワールを付与
することが行なわれており、この吸気スワール方
式を直列第3気筒機関に適用する場合、各気筒
A1,A2,A3での吸気スワールの旋回方向は、吸
気ポート及び排気ポートの設計上の観点から、第
1図矢印Eで示すように同じ方向(例えば時計方
向)に設定されるので、これに前記した従来の吸
気マニホールドCcで吸気したのでは、第3気筒
A3への吸気には、当該第3気筒A3への傾斜状吸
気管Cc3を通るときにその傾斜のガイド作用によ
つて矢印Fで示すように吸気ポートB3の燃焼室
中心より遠い側の内壁面B3′に向う流れ慣性が付
与されて、遠い側の内壁面B3′に沿つて主流が流
れるため、第3気筒A3での吸気スワールは吸気
管Cc3の傾斜によつてむしろ助長される傾向にあ
るが、第1気筒A1においては、当該第1気筒A1
への吸気が、第3気筒用吸気管Cc3とは逆向きに
傾斜する第1気筒A1用吸気管Cc1を通るときのガ
イド作用にて、矢印Gで示すように吸気ポート
B1の燃焼室中心寄りの内壁面B1′に向うように流
れ慣性が付与されて、当該内壁面B1′に沿つて主
流が流れるから、第1気筒A1での吸気スワール
は吸気管Cc1の傾斜によつて減殺されて弱くなる
傾向にある。このため、各気筒についての吸気ス
ワールは第1気筒と第3気筒の間で著しい強弱が
生じて、各気筒についての着火燃焼が不揃になる
のであつた。
本考案は、このように各気筒に同一方向の吸気
スワールを生じるようにした直列3気筒機関にお
いて、その各気筒に一つの気化器からの吸気混合
気を吸気マニホールドにて分配するに際し、吸気
マニホールドにおける集合部を、前記のように吸
気スワールが弱くなる傾向にある気筒側、第1図
の場合では第1気筒A1側にずらせて、当該集合
部から第2気筒に向つて分岐する吸気管を第3気
筒の吸気管と同方向に傾斜させることができるよ
うにする一方、集合部から第1気筒に向つて分岐
する吸気管を、気筒列に対して直角にするか、或
いは第3気筒の吸気管と同方向に傾斜させること
により、第2気筒及び第3気筒での吸気スワール
を特に強くして、各気筒についての吸気スワール
の平均化と向上とを図つたものである。
以下本考案を実施例の図面(第2図)について
説明すると、図においてAは第1気筒A1、第2
気筒A2および第3気筒A3を直列に配設して成る
直列3気筒機関を示し、各気筒A1,A2,A3にお
ける吸気ポートB1,B2,B3は、当該各吸気ポー
トからの吸気が各気筒の燃焼室内で矢印E方向に
旋回するような方向に設定されている。
Caは吸気マニホールドで、該吸気マニホール
ドCaは気化器Dが取付く集合管部Ca4と、該集合
管部Ca4から各気筒A1,A2,A3の吸気ポートB1
B2,B3に向つて分岐する3本の吸気管Ca1
Ca2,Ca3を備え、前記集合管部Ca4を平面視にお
いて第2気筒A2の中心より適宜寸法eだけ第1
気筒A1側にずらせて、第3気筒A3への吸気管
Ca3の気筒列に沿う長手中心線Hに対する傾斜角
θ3を小さくする一方、第2気筒A2への吸気管Ca2
を前記第3気筒A3用吸気管Ca3と同方向に適宜角
度θ2傾斜し、且つ第1気筒A1への吸気管Ca1を前
記長手中心線Hに対して直角にするか、又は前記
第3気筒A3用吸気管Ca3と同方向に適宜角度θ1
斜して成るものである。
このように、各気筒における吸気スワールが時
計方向に旋回するようにした直列3気筒機関Aに
おいて、吸気マニホールドCaにおける集合管部
Ca4を、当該集合管部Ca4から分岐する第1気筒
A1用吸気管Ca1が、気筒列と直角になるか或いは
第3気筒A3用吸気管Ca3と同じ方向に傾斜する所
まで第1気筒A1側にずらせたことにより、第1
気筒A1においては当該第1気筒A1への吸気管を
前記第1図の従来の吸気マニホールドCcのよう
に第3気筒用吸気管と逆方向に傾斜した場合のよ
うな吸気スワールの低下現象が発生しないから、
第1気筒A1における吸気スワールを著しく強化
できる一方、集合管部Ca4を第1気筒A1側にずら
せたことにより、第3気筒A3用吸気管Ca3の傾斜
角θ3が小さくなると共に、第2気筒A2用吸気管
Ca2を第3気筒用吸気管A3と同方向に傾斜させる
ことができるから、第3気筒A3及び第2気筒A3
への吸気は、これらの吸気管Ca3,Ca2を通ると
きに各吸気ポートB3,B2の燃焼室中心より遠い
側の内壁面B3′,B2′に向うように流れ慣性が付与
されることになつて、第3気筒A3及び第2気筒
A2における吸気スワールを強化できるのである。
また、吸気スワールを発生する手段として、第
3図及び第4図に示すように各気筒A1,A2,A3
における吸気ポートB1,B2,B3を接線方向に湾
曲させる一方、燃焼室の内面には前記吸気ポート
の外周の一部を囲うようにしたガイド壁面1,
2,3を形成して、吸気弁4が開いたとき当該箇
所からの吸気の流入を阻止して吸気を主として切
線方向に導入させることにより、矢印E′方向に旋
回させるようにした場合、これに二点鎖線で示す
従来の吸気マニホールドCcを適用すると、第1
気筒A1への吸気がその吸気管を通るときに付与
される流れ慣性の方向と、吸気スワールの旋回方
向とが同方向であるため、吸気はその流れ慣性が
ガイド壁面によつて減殺されることなく導入され
て強い吸気スワールが得られるが、第3気筒A3
では、当該第3気筒への吸気がその吸気管を通る
ときに付与される流れ慣性の方向と旋回方向とが
逆向きであるために、その流れ慣性はガイド壁面
3への衝突によつて著しく減殺されることになつ
て、第3気筒における吸気スワールが著しく弱く
なるから、この場合の吸気マニホールドCbは、
その集合管部Cb4を、当該集合管部Cb4から分岐
する第3気筒用吸気管Cb3が、気筒列と直角にな
るか、或いは第1気筒用吸気管Cb1と同じ方向に
傾斜する所まで第3気筒用吸気管Cb2側にずらせ
るのである。
すると、第3気筒A1において吸気がガイド壁
面3に衝突することによる吸気スワールの低下現
象は発生せず、第3気筒の吸気スワールを著しく
強化できる一方、第1気筒用吸気管Cb1の傾斜角
θ1の減小及び第2気筒用吸気管Cb2を第1気筒用
吸気管Cb1と同方向に傾斜させることができるこ
とによつて、第1気筒A1及び第2気筒A2におけ
る吸気スワールを強化できるのである。
以上要するに本考案は、各気筒にその吸気ポー
トからの吸気が同一方向の吸気スワールを生じる
ように構成した直列3気筒内燃機関における各気
筒に、1つの気化器が取付く集合管部から分岐す
る3本の吸気管を接続して成る吸気マニホールド
において、該吸気マニホールドにおける集合管部
を、当該集合管部から分岐する第1気筒又は第3
気筒用吸気管が平面視で気筒列と直角になるか、
機関の他の気筒への吸気管の傾斜と同方向に傾斜
する所まで第1気筒又は第3気筒側にずれた位置
に設けて成るもので、これにより、各気筒におけ
る吸気スワールを強化できると共に、各気筒にお
ける吸気スワールを平均化できるから、各気筒で
の着火燃焼を向上できると共に各気筒における着
火燃焼も平均化して、機関の静粛性と出力とを向
上できる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来装置の平面図、第2図は本考案の
第1実施例装置の平面図、第3図は本考案の第2
実施例装置の平面図、第4図は第3図の−視
拡大断面図である。 A……3気筒機関、A1,A2,A3……気筒、
B1,B2,B3……吸気ポート、D……気化器、
Ca,Cb……吸気マニホールド、Ca4,Cb4……集
合管部、Ca1,Cb1,Ca2,Cb2,Ca3,Cb3……吸
気管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 各気筒にその吸気ポートからの吸気が同一方向
    の吸気スワールを生じるように構成した直列3気
    筒内燃機関における各気筒に、一つの気化器が取
    付く集合管部から分岐する3本の吸気管を接続し
    て成る吸気マニホールドにおいて、該吸気マニホ
    ールドにおける集合管部を、当該集合管部から分
    岐する第1気筒又は第3気筒用吸気管が平面視で
    気筒列と直角になるか、機関における他の気筒へ
    の吸気管の傾斜と同方向に傾斜する所まで第1気
    筒又は第3気筒側にずれた位置に設けたことを特
    徴とする内燃機関の吸気装置。
JP6998082U 1982-05-12 1982-05-12 内燃機関の吸気装置 Granted JPS58172013U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6998082U JPS58172013U (ja) 1982-05-12 1982-05-12 内燃機関の吸気装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6998082U JPS58172013U (ja) 1982-05-12 1982-05-12 内燃機関の吸気装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58172013U JPS58172013U (ja) 1983-11-17
JPS6339383Y2 true JPS6339383Y2 (ja) 1988-10-17

Family

ID=30079678

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6998082U Granted JPS58172013U (ja) 1982-05-12 1982-05-12 内燃機関の吸気装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58172013U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10408174B2 (en) 2013-11-27 2019-09-10 Mitsubishi Heavy Industries Engine & Turbocharger, Ltd. Internal combustion engine and method for manufacturing the same

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5293811A (en) * 1976-01-30 1977-08-06 Nissan Motor Co Ltd High-tension ignition type internal combustion engine

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5293811A (en) * 1976-01-30 1977-08-06 Nissan Motor Co Ltd High-tension ignition type internal combustion engine

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58172013U (ja) 1983-11-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3539246B2 (ja) 内燃機関の排気還流装置
JPS5932648B2 (ja) 内燃機関の吸気通路構造
JPS6339383Y2 (ja)
JPS58135321A (ja) 内燃機関の吸気装置
JPS6073051A (ja) 内燃機関の吸気装置
JPH022934Y2 (ja)
JPH0329572Y2 (ja)
JPS6338353Y2 (ja)
JPS6123650Y2 (ja)
JPS6033330Y2 (ja) 吸気マニホルド
JPS6115244Y2 (ja)
JPS6123649Y2 (ja)
JPS5852367Y2 (ja) 燃料噴射式エンジンの吸気装置
JP2666135B2 (ja) 燃料噴射式エンジンの吸気装置
JPS6212862Y2 (ja)
JPS6129958Y2 (ja)
JP2528171B2 (ja) インテ―ク・マニホ―ルド
JP3143687B2 (ja) 多気筒エンジンの吸気マニホールド
JPS6210457Y2 (ja)
JPH0746768Y2 (ja) 多気筒内燃機関における吸気装置
JPH0754604Y2 (ja) 三気筒内燃機関における吸気装置
JP2802308B2 (ja) 4気筒エンジンの吸気装置
JPH10252577A (ja) 内燃機関のegr分配装置
JP2510100Y2 (ja) 内燃機関の吸気装置
JP2516474Y2 (ja) 内燃機関の吸気コレクタ