JPS6115244Y2 - - Google Patents

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JPS6115244Y2
JPS6115244Y2 JP16018581U JP16018581U JPS6115244Y2 JP S6115244 Y2 JPS6115244 Y2 JP S6115244Y2 JP 16018581 U JP16018581 U JP 16018581U JP 16018581 U JP16018581 U JP 16018581U JP S6115244 Y2 JPS6115244 Y2 JP S6115244Y2
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JP
Japan
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exhaust gas
carburetor
engine
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intake air
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JP16018581U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は排気還流装置を備える内燃機関の吸気
マニホールドに関する。
従来、内燃機関において排気の一部を吸気中に
還流させる場合、例えば第1図A,B〔日産自動
車発行サービス周報昭和56年3月第436号第58頁
に記載の構造〕に示すように、吸気マニホールド
1における気化器直下の室2から各気筒への分岐
通路3へ分配される吸気(新気)に対し、前記室
2に開口させた排気還流通路4の出口端、即ち還
流排気導入口5より還流排気を導入するようにし
ていた。
しかしながら、このような従来の吸気マニホー
ルドにあつては、吸気の流れ方向に対し直交する
方向に還流排気が導入される構造となつていたた
め、還流排気が吸気の流れの表層に乗り易く、還
流排気が偏つて分配される結果、気筒間でバラツ
キを生じ、機関の性能が低下するという問題点が
あつた。
本考案はこのような従来の問題点を解決するこ
とを目的としてなされたもので、気化器直下の室
から機関への取付面と反対側に集合部を延設し
て、この集合部から機関の各気筒への分岐通路を
分岐させる構造とし、前記集合部に気化器直下の
室からの吸気の流れ方向と対向させて還流排気の
導入口を設けることにより、還流排気と吸気との
衝突によつてこれらの混合を促進し、もつて気筒
間の分配性を向上させたものである。
以下、本考案を図面に基づいて説明する。
第2図及び第3図は本考案の一実施例を示して
いる。
この吸気マニホールド11は、気化器直下の室
12から機関10への取付面と反対側に単一の通
路13によつて集合部14が延設されており、こ
の集合部14から左右に機関10の各気筒に接続
する分岐通路15が分岐形成されている。
また、一方の分岐通路15の外壁に排気還流通
路16が一体に形成されており、その出口側は集
合部14に隔壁17を介して隣接する空間18に
つながつている。そして、隔壁17には排気還流
通路16から集合部14への還流排気導入口19
が穿設されており、この還流排気導入口19は気
化器直下の室12から通路13を経て集合部14
に流入する吸気の流れ方向と対向させてある。
尚、20は排気還流通路16の入口側に形成され
た排気還流制御弁の取付部である。
かかる構成によれば、気化器直下の室12から
通路13を介して集合部14に流入する吸気に対
し、これと反対方向から還流排気導入口19より
還流排気が導入される結果、吸気と還流排気とが
集合部14において衝突し、これらの混合が促進
される。よつて、この集合部14から各気筒への
分岐通路15へ分配される際に還流排気が各気筒
へ均一に分配され、気筒間のバラツキを抑えて、
機関性能を向上させることができる。
また、機関の出力を向上させるべく慣性過給を
狙つて吸気路を長くする場合において、従来の吸
気マニホールドでは気化器の取付部の機関からの
オーバーハング量が大きくなり、気化器は振動に
弱いことから対策を講じる必要があつたが、本考
案による吸気マニホールド11では気化器の取付
部21を機関10に近づけて配置することが可能
となり、気化器の振動を低減させることができ
る。しかも、吸気のUターンさせて機関に導くた
め必然的に吸気路を長くでき、慣性過給効果を高
めることができる。
更に、本実施例においては冷却水による吸気加
熱についても気筒間のバラツキを可及的に低減す
べく工夫が慫らされているので、次にこの点につ
いて述べる。
従来の吸気マニホールド1においては最も外側
の分岐通路3の底壁に冷却水通路を一体に形成し
ており、冷却水の流れは第1図Bに矢印で示され
ている通りである。しかし、かかる構造では吸気
加熱が#1,#4気筒に偏りやすく、#2,#3
気筒の吸気加熱が不充分となつて、気筒間で混合
気の気化状態にバラツキが生じるという問題点が
あつた。
そこで本実施例では第4図に冷却水の流れを矢
印で示してあるように、最も外側の分岐通路15
の底壁に一体に形成される冷却水通路を中間で分
断して、気化器直下の室12の底壁部まで迂回さ
せることは勿論、気化器の取付部21をリブ2
2,23により#2,#3気筒の分岐通路15の
外壁とつなげてある。このため、気化器直下の室
12の底壁部の冷却水通路からリブ22を介して
#2,#3気筒の分岐通路15に熱伝達が行なわ
れ、#2,#3気筒の吸気加熱が補われるのであ
る。尚、第3図で24,25は冷却水通路であ
る。
以上説明したように本考案によれば、気化器直
下の室から機関への取付面と反対側に集合部を延
設し、この集合部に気化器直下の室からの吸気の
流れ方向と対向させて還流排気の導入口を設ける
ようにしたため、還流排気と吸気との混合が促進
され、還流排気が各気筒へ均一に分配される結
果、機関性能を向上させることができるという効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図A,Bは吸気マニホールドの従来例を示
す平面図、第2図は本考案による吸気マニホール
ドの一実施例を示す平面図、第3図は第2図の
−断面図、第4図は同上実施例における吸気加
熱用冷却水の流れを示す平面図である。 10……機関、11……吸気マニホールド、1
2……気化器直下の室、14……集合部、15…
…分岐通路、16……排気還流通路、19……還
流排気導入口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 気化器直下の室から機関への取付面と反対側に
    延設された集合部を有して、この集合部から機関
    の各気筒に接続する分岐通路を分岐させてなり、
    更に前記集合部に気化器直下の室からの吸気の流
    れ方向と対向させて還流排気の導入口を設けてな
    る内燃機関の吸気マニホールド。
JP16018581U 1981-10-29 1981-10-29 内燃機関の吸気マニホ−ルド Granted JPS5866156U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16018581U JPS5866156U (ja) 1981-10-29 1981-10-29 内燃機関の吸気マニホ−ルド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16018581U JPS5866156U (ja) 1981-10-29 1981-10-29 内燃機関の吸気マニホ−ルド

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Publication Number Publication Date
JPS5866156U JPS5866156U (ja) 1983-05-06
JPS6115244Y2 true JPS6115244Y2 (ja) 1986-05-12

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ID=29952606

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JP16018581U Granted JPS5866156U (ja) 1981-10-29 1981-10-29 内燃機関の吸気マニホ−ルド

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08165960A (ja) * 1994-12-15 1996-06-25 Hino Motors Ltd Egr装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5866156U (ja) 1983-05-06

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