JP2013060926A - 内燃機関 - Google Patents

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Abstract

【課題】EGR装置付き内燃機関において、新気と還流排気ガスの混合性を高めて燃焼効率をアップさせる。
【解決手段】還流排気ガスは、排気ガス還流管15から排気ガス導入通路17及び連通穴18を経由して吸気管8の内部に流入する。吸気管8の外周面には、連通穴18に連続したガイド溝19が形成されている。ガイド溝19は新気の流れ方向に向かって連通穴18の手前に位置しており、かつ、吸気管8の軸線に対して傾斜している。連通穴18を通って吸気管8の内部に流入するにおいて、ガイド溝19によって還流排気ガスに斜め方向に流れる方向性が付与されるため、還流排気ガスによって旋回流が生成され、このため新気との混合性が向上する。
【選択図】図3

Description

本願発明は、EGR装置(排気ガス還流装置)付きの内燃機関に関するものである。
内燃機関において、排気ガス中のNOx低減等の目的で、排気通路と吸気通路とを排気ガス還流管(EGRガス導入管)で繋いで、排気ガスの一部を吸気系に還流(循環)させることが行われている。
さて、吸気管に還流した排気ガスは新気とまんべんなく混ざり合うのが望ましい。そこで特許文献1では、吸気管の外側に環状のEGRガス導入室を形成し、このEGRガス導入室にEGRガス導入管を接続すると共に、吸気管のうちEGRガス導入室で囲われた部位に、EGRガス供給口(連通穴)を、吸気管の軸線及び接線に対して傾斜した姿勢で設けることが記載されている。
特許文献1では、還流排気ガスは吸気管の外周方向に流れる傾向を呈しつつ吸気管の内部に流入するが、吸気管の内部では新気が軸心方向に流れているため、新気と還流排気ガスとの流れがミックスされて旋回流が発生する。すなわち、直進する新気の流れと還流排気ガスの周方向の流れとの合成作用によって旋回流が発生する。
特開平05−223016号公報
特許文献1ではEGRガス供給口はドリルを使用した切削加工で形成することになるが、ドリルは、吸気管の外周面に対して、接線と直交した方向に対して斜めの姿勢で当たるため、ドリルの刃先が滑る現象が生じて、ドリルの折損が頻発するおそれがある。すなわち、特許文献1は加工が厄介であるという問題がある。また、EGRガス供給口は単に吸気管に貫通しているに過ぎず、EGRガス供給口の開口縁は全周が角張ったエッジになっているため、EGRガス導入室に流れ込んだ還流排気ガスをEGRガス供給口の内部に向かうように方向変換させにくくて、このため流入効率が悪いと推測される。
また、特許文献1において還流排気ガスに強い方向性を付与するには、EGRガス供給口の長さをできるだけ長くせねばならず、そのためには吸気管の厚さを厚くせねばならないが、かくすると吸気管が必要な強度を超えて厚くなるため無駄が生じるのみならず、機関の重量も増加してしまう。
更に、新気と還流排気ガスとの混合性をアップさせると共に混合ガスの流れをスムースにするには、吸気管の内部に流入した還流排気ガスそれ自体に旋回機能を発揮させるのが好ましいが、特許文献1では、還流排気ガスは吸気管の内周面に沿って流れる傾向を呈するに過ぎず、新気によって吸気管の軸方向に押されることで初めて旋回流を生成するものであるため、旋回生成機能が弱いと解される。
本願発明は、このような現状を改善すべく成されたものである。
本願発明の内燃機関は、内部を新気が流れる吸気管の中途部の外側に、当該吸気管の中途部を囲う排気ガス導入部が周方向に延びるように形成されており、前記排気ガス導入部に排気ガス還流管の終端部が接続されている一方、前記吸気管のうち前記排気ガス導入部で囲われた部位に、還流排気ガスを吸気管の内部に流入させる複数個の連通穴が周方向に沿って飛び飛びに形成されている基本構成である。
そして、請求項1の発明では、前記吸気管の外周面のうち前記排気ガス導入部で囲われた部位でかつ新気の流れ方向に向かって前記連通穴の手前側に位置した各部位に、前記連通穴に連続したガイド溝を、前記吸気管の軸線に対して交差した姿勢で延びるように形成している。
請求項2の発明は請求項1の発明を好適に展開したものであり、この発明では、前記各ガイド溝は前記吸気管の軸線に対して傾斜した姿勢であって、このガイド溝は前記吸気管の肉を内側に膨出させる押し曲げ加工で形成されており、このため、前記吸気管の内部には前記ガイド溝に対応したリブが内向きに突出している。
本願発明によると、排気ガス導入部に流入した還流排気ガスの一部はガイド溝を通って連通穴から吸気管の内部に流入するが、ガイド溝を通るにおいて、ガイド溝のガイド作用により、吸気管の軸線と交差した方向に向かって流れるように方向性が付与され、方向性を付与された状態で吸気管の内部に流入する。これにより、新気と還流排気ガスとの混合ガスに旋回流を付与できる。
そして、本願発明では吸気管の外周面にガイド溝を形成することで還流排気ガスに旋回流生成のための方向性を付与するものであるが、ガイド溝は、プレスによる圧縮加工や押し曲げ加工、或いは、グラインダーを使用した切削加工によって簡単に後加工することができる。また、吸気管をアルミダイキャスト品のような成形品とする場合も、単純な構造の金型でガイド溝を形成できる。従って、加工性を向上できる。
また、ガイド溝の長さや幅は任意に設定できるため、吸気管が例えば薄鋼板製であっても還流排気ガスに適切な方向性を付与できるのであり、従って、機関の重量増大も回避できる。更に、ガイド溝の誘い込み作用(エア・ファンネル効果)により、還流排気ガスの流入抵抗を著しく抑制して吸気管への吸い込み効率も向上できる。
ガイド溝は吸気管の周方向のみに向かう姿勢とすることも可能であるが、請求項2のように吸気管の軸線に対して傾斜させると、還流排気ガス自体が旋回流生成機能を発揮するため、混合ガスにより強い旋回流を付与することができて、新気と還流排気ガスとの混合性をより一層向上できると共に、流れのスムース性も向上できる。その結果、燃焼効率をより一層向上させて燃費アップに貢献し得る。
更に、請求項2のようにガイド溝を押し曲げによって形成して吸気管に内向きのリブを設けると、リブも吸気管の軸線に対して傾斜しているため、新気もリブによって旋回作用を受ける。このため、混合ガスの混合性と流れのスムース性とを更に高めることができる。
実施形態に係る車両搭載式内燃機関の模式的な概略平面図である。 要部の斜視図である。 (A)は要部の破断平面図、(B)は(A)のB−B視断面図である。 吸気管の部分展開図である。 (A)は図3(A)の VA-VA視断面図、(B)(C)は別例図である。 作用を説明するための模式図である。 (A)〜(C)は第2実施形態の異なる態様の外観図、(D)は(A)のD−D視断面図である。 第3実施形態を示す図で、(A)は(B)のA−A視断面図、(B)は部分外観図、(C)は(B)のC−C視概略断面図である。 (A)は第4実施形態の外観図、(B)は第5実施形態の外観図である。 第6実施形態の断面図である。
次に、本願発明の実施形態を図面に基づいて説明する。まず、図1〜6に示す第1実施形態から説明する。
(1).第1実施形態の構造
図1に示すように、本実施形態の内燃機関1は3気筒タイプであり、車両(乗用車)2の前部に設けたエンジンルーム3に、クランク軸を左右方向に向けた横置き方式で搭載されている。内燃機関1は、シリンダブロックとシリンダヘッドとを主要部材とする機関本体4を有しており、機関本体4の一方の側面(前側面)に吸気マニホールド5が取り付けられ、機関本体4の他方の側面(後ろ側面)に排気マニホールド6が取り付けられている。吸気マニホールド5には吸気管8が接続され、排気マニホールド6には排気管9が接続されている。
本実施形態の内燃機関1は排気ガスで駆動される排気ターボ過給機10を有しており、排気ターボ過給機10のタービン室10aが排気管9に介挿され、排気ターボ過給機10の圧縮室10bが吸気管8に介挿されている。吸気管8のうち排気ターボ過給機10よりも上流側にはエアクリーナ11を設け、排気ターボ過給機10よりも下流側にはインタークーラ12を設けている。
排気管9のうち排気ターボ過給機10よりも下流側には触媒等を内蔵したガス浄化装置13が配置されており、吸気管8のうちインタークーラ12の下流側の部位に排気ガス導入部14を設け、この排気ガス導入部14と排気管9のうちガス浄化装置13よりも下流側の部位とが、排気ガス還流管15で接続されている。排気ガス還流管15には水冷式のEGRクーラ16が介挿されている。
図2,3に示すように、排気ガス導入部14は球状の薄板状部材で構成されており、排気ガス導入部14で吸気管8の中途部の全周が覆われていることにより、環状の排気ガス導入通路17が形成されており、排気ガス導入部14に排気ガス還流管15の終端が接続されている。従って、排気ガス還流管15を流れてきた還流排気ガスは二手に分かれて排気ガス導入通路17に流入する。なお、排気ガス導入部14と排気ガス還流管15とを一体化することも可能である。
吸気管8のうち排気ガス導入部14で囲われた部位には、還流排気ガスを吸気管8の内部に流入させるための円形の連通穴18が周方向に沿って飛び飛びで多数空いていると共に、連通穴18に繋がったガイド溝19が形成されている。ガイド溝19は連通穴18の内径とおおよそ同じ程度の溝幅であり、吸気管8を流れる新気の流れ方向(矢印Yの方向)に向かって手前側に位置して細長く延びている。便宜的に、ガイド溝19のうち連通穴18に繋がっている端部を終端と呼んで符号19aを付し、ガイド溝19と反対側の端部を始端と呼んで符号19bを付す。ガイド溝19は細長いため、連通穴18の開口面積の数倍以上の面積がある。
本実施形態では、ガイド溝19には連通穴18を囲う補助凹部19cが形成されており、このため、ガイド溝19は全体として鍵穴状の形態を成している。また、ガイド溝19の始端19bは半円状に形状になっている。
そして、ガイド溝19は、吸気管8の軸線O1に対してある角度θ1だけ傾斜している。換言すると、各ガイド溝19は吸気管8の外周に巻かれた螺旋の一部を構成する状態になっており、従って、各ガイド溝19の延長線の束によって多条螺旋が構成される状態になっている。
吸気管8の外周面を通る接線O2との関係で見ると、接線O2に対する傾斜角度θ2は(90°−θ1)になる。なお、吸気管8の軸線は無数に存在するが、ガイド溝19の姿勢を特定するための軸線O1は、吸気管8の外周のうちガイド溝19の箇所に位置した軸線である(接線O2と交わる軸線ということも可能である。)。図示の実施形態では、θ1(リード角)を45°程度に設定しているが、傾斜角度θ1は0より大きくて90°までの範囲で任意に設定できる(θ2を見ると90°未満)。
図4に示すように、ガイド溝19は始端と圃場凹部19cとを除いて等幅に設定されていると共に、図5(A)に示すように、深さは全体にわたって等しい深さに設定されている。ガイド溝19を、始端から終端に向けて幅寸法が広がるテーパ状に形成することも可能である。また、図5(B)(C)に示すように、ガイド溝19を、始端19bから終端19aに向けて深さが徐々に深くなる傾斜底に構成することも可能である。図5のうち(B)では補助凹部19cを設けているが、(C)では補助凹部19cは設けていない(従って、ガイド溝19は小判形になっている。)。
(2).第1実施形態のまとめ
図6(B)に示すように、還流排気ガスは、吸気管8の外周方向(R1方向)に流れることで、排気ガス導入通路17の内部に等しい圧力で充満すると共に、吸気管8の軸心O3の方向(R2の方向)に向いて流れることにより、連通穴18から吸気管8の内部に流れる。この場合、還流排気ガスはガイド溝19の内部を伝って連通穴18に到るが、ガイド溝19は軸線O1に対して傾斜していて還流排気ガスに螺旋方向に向いて流れる方向性が付与されているため、連通穴18を通過した還流排気ガスは吸気管8の軸心O3回りに旋回する傾向を呈する。
このため、図6(A)に示すように、各連通穴18から吸気管8に流入する還流排気ガスに旋回流が付与され、還流排気ガスの旋回流に新気が合流することにより、新気と還流排気ガスとの混ざり合いは著しく促進される。その結果、新気と還流排気ガスとの混合性を格段に向上して燃焼効率のアップに貢献できる。
また、ガイド溝19は吸気管8の外周面から段落ちしているため、還流排気ガスは面積が大きいガイド溝19でガイドされながら連通穴18に流入するため、還流排気ガスの流入効率を向上できる。つまり、ガイド溝19の漏斗作用により、還流排気ガスを吸気管8に効率良くスムースに流入させることができる。図5(B)(C)のようにガイド溝19の底面を傾斜させると、還流排気ガスの流れをより一層スムース化できるといえる。
さて、各連通穴18の開口面積の総和が排気ガス還流管15の横断面積よりも小さいと、各連通穴18を通過する還流排気ガスの流速は、排気ガス還流管15の内部を流れる還流排気ガスの流速よりも速くなる。従って、各連通穴18の開口面積の総和を排気ガス還流管15の断面積よりも少し小さくしておくことにより、吸気管8の内部に還流排気ガスの強い旋回流を生成させることができる。
(3).第2実施形態(図7)
第1実施形態のガイド溝19は、吸気管8が鋼板製である場合は、グラインダーを使用した切削やプレス装置を使用した圧縮加工で設けることができる。また、吸気管8がアルミダイキャスト品のような成形品である場合は、ガイド溝19を有する状態に製造することができる。
図7に示す第2実施形態は、吸気管8が鋼板製のような金属板製である場合に好適な例であり、ガイド溝19は、プレス装置を使用した押し曲げ加工によって膨出形成されている。従って、吸気管8の内周面には、放射方向に開口したガイド溝19を有するリブ20が内向きに突出している。図7のうち(A)に示す例では連通穴18のうちガイド溝19と反対側の部位は円弧形状になっており、(B)に示す例では連通穴18は四角形になっている。また、(C)に示す例ではガイド溝19は始端19bから終端19aに向けて溝幅が広がる銅鐸形に形成されている。
この実施形態では、金属板製の吸気管8にガイド溝19を簡単に加工できる。また、各リブ29は軸線O1に対して傾斜しているため、吸気管8の内部を直進してきた新気はリブ20の群によって旋回流を付与されることになり、このため、新気と還流排気ガスとの混合性をより一層向上させることができる。
(D)に一点鎖線で示すように、ガイド溝19を始端19bから終端19aに向けて徐々に深さが深くなる形態とすることも可能である。また、連通穴18は、(A)〜(C)では吸気管8の放射方向に大きく開口しているが、(D)に一点鎖線で示すように、連穴18を主として周方向に開口させることも可能である。この場合は、還流排気ガスに方向性が強く付与されるため、旋回流生成機能もよりアップする。
(4).第3実施形態(図8)
図8に示す第3実施形態は上記した第2実施形態の変形例であり、この実施形態では、吸気管8に装着したホースバンド状のリング21により、各ガイド溝19は始端19bの側の部分を除いて塞がれている。従って、ガイド溝19の箇所にトンネル状の空気通路が形成されており、連通穴18は吸気管8の内周と平行な方向に開口している。このため、還流排気ガスにはより強い方向性が付与されており、その結果、旋回流生成機能も格段に高くなっている。
リング21はステンレス板のようなばね性を有する金属板で製造しており、一端21aと他端21bとは離反している。従って、リング21は、一端21aと他端21bとが広がるように変形させることで吸気管8に簡単に装着できる
(5).第4〜第6実施形態(図9〜図10)
図9(A)に示す第4実施形態では、断面角形のドーナツ状に形成されており、その一部に排気ガス還流管15が接続されている。本実施形態では排気ガス還流管15は吸気管8よりもやや小径に設定されている。
図9(B)に示す第5実施形態では、ガイド溝19は周方向のみに向かう姿勢に設定しており、かつ、ガイド溝19の列は3列形成している。この例から、理解できるように、ガイド溝19は必ずしも軸線O1に対して傾斜させる必要はない。また、ガイド溝19を軸方向に隔てて複数列形成することも可能である。複数列形成する場合、軸方向に隣り合ったガイド溝19を周方向にずらすことも可能である。
第1実施形態では、排気ガス還流管15の内部の還流排気ガスは二手に分かれて排気ガス導入通路17に入り込んでいたが、図10に示す第6実施形態では、排気ガス導入通路17に仕切り板22を設けることで当該排気ガス導入通路17を非連続形状と成し、その一端部に排気ガス還流管15を接続している。
従って、この実施形態では、排気ガス導入通路17の内部の還流排気ガスには、吸気管8の軸心回りの一方方向にだけ流れる方向性が付与されるため、旋回流の生成機能向上に貢献できるといえる。この場合は、ガイド溝19は、還流排気ガスの流れ方向に向いて、始端19bが後ろで終端19aが前方に位置するように傾斜させるべきである。
(6).その他
本願発明は上記の実施形態の他にも様々に具体化できる。例えば排気ガス導入通路は吸気管の全周を覆う形態する必要はないのであり、例えば半周程度を覆う態様であってもよい。
本願発明は、ガソリンエンジンやディーゼルエンジンのような内燃機関に実際に適用できる。従って、産業上、利用できる。
1 内燃機関
2 車両
4 機関本体
8 吸気管
9 排気管
14 排気ガス導入部
15 排気ガス還流管
17 排気ガス導入通路
18 連通穴
19 ガイド溝
19a 始端
19b 終端
20 リブ

Claims (2)

  1. 内部を新気が流れる吸気管の中途部の外側に、当該吸気管の中途部を囲う排気ガス導入部が周方向に延びるように形成されており、前記排気ガス導入部に排気ガス還流管の終端部が接続されている一方、前記吸気管のうち前記排気ガス導入部で囲われた部位に、還流排気ガスを吸気管の内部に流入させる複数個の連通穴が周方向に沿って飛び飛びに形成されている構成であって、
    前記吸気管の外周面のうち前記排気ガス導入部で囲われた部位でかつ新気の流れ方向に向かって前記連通穴の手前側に位置した各部位に、連通穴に連続したガイド溝を、前記吸気管の軸線に対して交差した姿勢で延びるように形成している、
    内燃機関。
  2. 前記各ガイド溝は前記吸気管の軸線に対して傾斜した姿勢であって、このガイド溝は前記吸気管の肉を内側に膨出させる押し曲げ加工で形成されており、このため、前記吸気管の内部には前記ガイド溝に対応したリブが内向きに突出している、
    請求項1に記載した内燃機関。
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