JP3539018B2 - 硬化性オルガノポリシロキサン組成物の製造方法 - Google Patents

硬化性オルガノポリシロキサン組成物の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は湿気硬化および光硬
化の両硬化機構により硬化し得るオルガノポリシロキサ
ン組成物の製造方法に関するものであり、特に非常に低
粘度であり、湿気硬化性および光硬化性に優れ、しかも
製造が非常に簡単な硬化性オルガノポリシロキサン組成
物の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】シリコーンは柔軟な硬化物とその弾性に
富んだ性能をいかし耐衝撃性、耐振動性、耐熱応力性な
ど産業的利用価値の高い物質である。従来、空気中の水
分と接触することにより室温でエラストマー状になる室
温硬化性オルガノポリシロキサン組成物はいろいろなタ
イプのものが公知であるが、とりわけアルコールを放出
して硬化するタイプのものは不快臭がないこと、金属類
を腐食しないことが特徴となって電気電子機器類等のシ
ーリング用、接着用、コーティング用に好んで使用され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このタイプの代表例と
しては、従来の一液タイプのシリコーン組成物があるが
湿気により縮合反応して硬化するため、完全硬化するの
にかなりの時間を要するという大きな問題もある。
【0004】そのため、近年では光照射にて硬化するシ
リコーン組成物が開発されている。例えば、特公昭57
−34849号公報では末端シラノールオルガノポリシ
ロキサンをアミノアルコキシシランで処理し、末端をア
ミノ基にかえてグリシジル(メタ)アクリレートを付加
させ光硬化性にしたものがある。しかし、このグリシジ
ル基とアミノ基の反応性は悪く、反応に際し高温にて長
時間加熱する必要があった。また、グリシジル(メタ)
アクリレートの付加反応に関してはグリシジル基とアク
リル基の反応性が似ているためにアクリル基とアミノ基
がマイケル付加反応して光硬化性が付与されないことが
ある。
【0005】また、特開昭61−145227号公報で
はアミノ基を側鎖に有するシリコーンオイルとビニル基
含有イソシアネートを反応させている、しかし、側鎖型
のため硬化物が非常に硬く、コーティング等の用途には
優れているがポッティングや接着には不向きである。ま
た、ビニル基含有イソシアネートとアミノ基末端や側鎖
のシリコーンオイルとの反応でアミノ基が1級アミノ基
であるとウレア結合になるので水素結合が増大して粘度
が非常に高くなり取扱いが非常に困難であるという問題
がある。
【0006】一方、特開平6−345974号公報では
2級のアミノ基を有するオルガノポリシロキサンを用い
ることで低粘度化しているが、製造方法が複雑で長時間
の加熱を必要とするという欠点がある。
【0007】また、特開昭61−127718号公報で
は水酸基両末端封鎖オルガノポリシロキサンとアクリロ
キシ基を有するアルコキシシランを有機チタンで反応さ
せるものが記載されているがこれは製造途中に粘度が極
端に上昇してゲル化し、その後低下してくるがその反応
時間が非常に長いため加熱を必要としていた。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の目的はかかる従
来技術の欠点を解消することにあり湿気硬化、光硬化の
何れの硬化方法を行い得る硬化性オルガノポリシロキサ
ン組成物製造方法に関するものであり、特に非常に低
粘度で光硬化性および湿気硬化性に優れ、しかも製造が
非常に簡単な硬化性オルガノポリシロキサン組成物の製
造方法に関するものである。
【0009】これを説明すると、 (A) 一般式
【0010】
【化1】
【0011】(式中、Rは一価の炭化水素基であり、n
は25℃での粘度が10mPa・s〜1000Pa・s
の範囲になる数値)で表される分子鎖両末端が水酸基で
封鎖されたジオルガノポリシロキサン100重量部 (B) 一般式
【0012】
【化2】
【0013】(式中R は二価の炭化水素基、R
は一価の炭化水素基、R は水素または一価の炭
化水素基、mは0〜4の整数、aは0〜1である)で示
される1分子中にアルコキシシリル基の加水分解基を2
個または3個もち、他の反応基としてアミノ基をもつ反
応性シラン化合物0.5〜20重量部 (C)ビニル基含有イソシアネート0.5〜30重量部 (E)一般式
【0014】
【化4】
【0015】(式中、Rは炭素原子数10までの脂肪
族炭化水素基である)で示されるチタン化合物および/
またはチタンキレート化合物0.1〜10重量部 (F)光重合開始剤0.1〜10重量部 からなる硬化性オルガノポリシロキサン組成物を得る方
法において、前記(A)と前記(B)を混合し撹拌した
後、前記(E)を添加し室温で混合してその後前記
(C)と前記(F)を混合することを特徴とする硬化性
オルガノポリシロキサン組成物の製造方法である。
【0016】さらに本組成物は (D)一般式
【0017】
【化3】
【0018】(式中R は一価の炭化水素基、R
一価の炭化水素基またはアルコキシ基置換炭化水素基、
bは0〜2である)で示されるアルコキシシラン化合物
及びその部分加水分解縮合物から選ばれる化合物0.5
〜20重量部をさらに添加することができ、その場合、
前記(A)と前記(B)および前記(D)成分を混合し
撹拌した後、前記(E)を添加し室温で混合してその後
前記(C)と前記(F)を混合することにより製造する
ことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】(A)成分としてのオルガノポリ
シロキサンは一般式(1)で示されるものであって、R
で示される一価の炭化水素基としてはメチル基、エチル
基、プロピル基、ブチル基などのアルキル基、ビニル
基、アリル基などのアルケニル基、フェニル基、トリル
基などのアリール基、またこれらの基の炭素原子に結合
した水素原子の一部あるいは全部をハロゲン原子、シア
ノ基等で置換したトリフルオロプロピル基、クロロメチ
ル基、シアノメチル基等から選ばれる同一または異種の
置換または非置換一価炭化水素基などである。(A)成
分の25℃での粘度は10mPa・s〜1000Pa・
sの範囲であり、より好ましくは100mPa・s〜1
00Pa・sである。10mPa・sより小さいと硬化
後の物性が悪くなり、特に柔軟性と伸び性が悪くなる。
1000Pa・sより大きいと組成物の粘度が悪くなり
製造や施工時の作業性が著しく悪くなる。
【0020】(B)成分としては一般式(2)で表され
るものであり、1分子中にアルコキシ基を2個または3
個もち、さらにアミノ基をもつシラン化合物である。具
体的には、(β−アミノエチル)−β−アミノエチルト
リアルコキシシラン、(β−アミノエチル)−γ−アミ
ノプロピルトリアルコキシシラン、(γ−アミノプロピ
ル)−β−アミノエチルトリアルコキシシラン、(γ−
アミノプロピル)−γ−アミノプロピルトリアルコキシ
シラン、アミノプロピルトリアルコキシシラン、アミノ
プロピルメチルジアルコキシシラン、N−メチルアミノ
プロピルトリメトキシシラン、N−ベンジルアミノプロ
ピルトリメトキシシラン等の2級アミンのシラン化合
物、3−アミノプロピルトリメトキシシラン、(β−ア
ミノエチル)−γ−アミノプロピルトリアルコキシシラ
ン、(γ−アミノプロピル)−β−アミノエチルトリア
ルコキシシラン、(γ−アミノプロピル)−γ−アミノ
プロピルトリアルコキシシラン、アミノプロピルトリア
ルコキシシラン、アミノプロピルメチルジアルコキシシ
ラン等の1級アミンのシラン化合物が挙げられる。
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】アルコキシ基は加水分解性基であり、メト
キシ基、エトキシ基、プロポキシ基、プロペノキシ基な
どが挙げられる。(B)成分のアミノ基とアルコキシ基
をもつ反応性シラン化合物の添加量は(A)成分100
重量部に対して通常0.5〜20重量部の範囲であり、
好ましくは1〜20である。0.5重量部より少ないと
光硬化性が悪くなるばかりでなく、保存安定性が悪くな
り保存中に増粘やゲル化を起こしたりする。また、20
重量部より多いと湿気硬化性が悪くなる。また、価格も
高くなり経済的に不利益である。
【0025】(C)成分としてはビニル基含有イソシア
ネートであり、1分子中に光硬化官能基であるビニル基
を少なくとも1個とイソシアネート基を少なくとも1個
もつ化合物である。(C)成分のイソシアネート基は
(B)成分のアミノ基と反応する。(C)成分の具体例
はメタクリロイルイソシアネート,2−イソシアネート
エチルメタクリレート、また、2,4−トリレンジイソ
シアネート、2,6−トリレンジイソシアネート、1,
5−ナフタレンジイソシアネート等のイソシアネート基
を2つ以上有する化合物と2−ヒドロキシエチルメタク
リレート、2−ヒドロキシプロピルメタクリレート等の
水酸基を有する(メタ)アクリレートを反応させて得ら
れるイソシアネート含有(メタ)アクリレートなどが挙
げられる。
【0026】(C)成分のビニル基含有イソシアネート
の添加量は(A)成分100重量部に対して0.5〜3
0重量部であり、好ましくは1〜30重量部である。
0.5より少ないと光硬化性が悪くなる。また30より
多くても過剰量であり経済的に不利となるので好ましく
ない。
【0027】(D)成分としては一般式
【0028】
【化3】
【0029】で表されるアルコキシシラン化合物及びそ
の部分加水分解縮合物から選ばれる化合物である。式中
のR は一価の炭化水素基、R は一価の炭化水素基
またはアルコキシ基で置換された炭化水素基、bは0〜
2である。(D)成分は本組成物の湿気硬化の架橋剤と
して作用し、組成物が硬化してゴム弾性となる。(D)
成分の具体例はテトラメトキシシラン、テトラエトキシ
シラン、メチルセロソルブオルソシリケート等の4官能
アルコキシシラン、メチルトリメトキシシラン等の3官
能アルコキシシラン及びそれらの部分加水分解縮合物が
挙げられる。これらは単独で用いてもよくまた、2種以
上を混合してもよい。また、硬化後のゴム弾性対に低モ
ジュラス性を付与するためにジフェニルジメトキシシラ
ン、ジメチルジメトキシシラン等の2官能アルコキシシ
ランを添加してもよい。
【0030】(D)成分の添加量は(A)成分100重
量部に対して0.5〜20重量部であり好ましくは1〜
10重量部である。
【0031】(E)成分としては一般式
【0032】
【化4】
【0033】で表されるチタン化合物および/またはチ
タンキレート化合物であり、式中のR は炭素数10
までの脂肪族炭化水素基である。具体例として、テトラ
イソプロポキシチタン、テトラ−(2−エチルヘキシ
ル)チタネート、ジイソプロポキシビス(アセト酢酸エ
チル)チタン、ジイソプロポキシビス(アセチルアセト
ン)チタン、ジブトキシビス(アセト酢酸メチル)チタ
ン等が挙げられる。チタン化合物は室温硬化性の触媒で
あり、添加量は(A)成分100重量部に対し、0.1
10重量部の範囲であり、好ましくは1〜10重量部
の範囲である。
【0034】(F)成分は光重合開始剤であり光により
ラジカルが発生して不飽和ビニル化合物を重合するもの
が使用される。例えば、アセトフェノン、プロピオフェ
ノン、ベンゾフェノン、キサントール、フルオレイン、
ベンズアルデヒド、アントラキノン、カンファーキノ
ン、2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニルフォ
スフィンオキサイド、トリフェニルアミン、カルバゾー
ル、3−メチルアセトフェノン、4−メチルアセトフェ
ノン、3−ペンチルアセトフェノン、4−メトキシアセ
トフェノン、3−ブロモアセトフェノン、p−ジアセチ
ルベンゼン、4−アリルアセトフェノン、4−メチルベ
ンゾフェノン、4−クロロ−4’−ベンジルベンゾフェ
ノン、3−クロロキサントン、3,9−ジクロロキサン
トン、3−クロロ−8−ノニルキサントン、ベンゾイ
ル、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインメチルエー
テル、ビス(4−ジメチルアミノフェニル)ケトン、ベ
ンジルメトキシケタール、2−クロロチオキサントン等
が挙げられる。
【0035】(F)成分の添加量は(A)成分100重
量部に対して0.1〜10重量部であり、好ましくは
0.3〜5重量部である。
【0036】本発明の硬化性オルガノポリシロキサン組
成物の製造方法は前記(A)と(B)を混合し撹拌した
後、(E)を添加し室温で混合してその後(C)と
(F)を混合することにより製造することができる。
(A)ヒドロキシ化ポリシロキサンと(E)テトラアル
コキシチタン化合物を最初に混合すると粘度が増大して
ゲル化する。しかし、ヒドロキシ化ポリシロキサンにア
ミノシラン化合物やアルコキシシランを混合してこれに
チタン化合物を混合すると増粘しないで混合することが
できる。その後、ビニル基含有イソシアネートと光重合
開始剤を添加することにより、光硬化および室温効果の
何れの硬化方法を行い得る硬化性オルガノポリシロキサ
ン組成物が得られる。
【0037】また、副生成物であるアルコールは系内に
残存しても良いし減圧除去して取り除いても良い。本発
明の組成物を得るための混合温度は室温でよい。
【0038】本組成物にはさらに、必要に応じて硬化前
の流れ特性を改善し、硬化後のゴム状弾性体に機械的性
質を付与するために微粉末状の無機質充填剤を添加する
ことができる。無機質充填剤としてはフュームドシリ
カ、石英微粉末、炭酸カルシウム、煙霧質二酸化チタ
ン、珪藻土、水酸化アルミニウム、微粒子状アルミナ、
マグネシア、酸化亜鉛、炭酸亜鉛等が挙げられる。また
前記無機質充填剤はそれらの表面をシラン類、シラザン
類、低重合度シロキサン類、有機化合物等で処理してあ
るものも望ましい。
【0039】また、有機溶剤、難燃剤、可塑剤、チクソ
性付与剤、接着力付与剤、硬化促進剤、顔料などを添加
することができる。また、ラジカル重合触媒として、熱
重合開始剤やレゾクッス重合開始剤なども併用して、熱
重合、レゾックス重合などを付与することもできる。さ
らに、粘度調節のためにジメチルシリコーンオイルや反
応性希釈剤などを添加しても良い。反応性希釈剤として
は不飽和二重結合を有する化合物や加水分解可能な基を
含有する化合物があり例えば、イソボルニルアクリレー
ト、ジシクロペンテニルアクリレート、フェノキシエチ
ルアクリレート等の(メタ)アクリル三エステル類、−
(メタ)アクリロイルプロピルトリメトキシシラン、3
−(メタ)アクリロイルプロピルジメトキシメチルシラ
ン等の不飽和炭化水素含有シランが挙げられる。
【0040】本発明の組成物は(A)〜(F)各成分お
よび必要に応じて各種添加剤を、湿気を遮断した状態で
前述した工程で混合することにより得られる。得られた
組成物は密閉容器中でそのまま保存し、使用時に光照射
するか、または、空気中の水分に暴露することによりゴ
ム状弾性体に硬化する。
【0041】
【実施例】以下実施例により本発明をさらに詳細に説明
する。ただし、本発明はこの実施例に限定されないもの
とする。
【0042】実施例1 水酸基両末端封鎖ジメチルポリシロキサン(粘度100
mPa・s)100重量部にN−メチルアミノプロピル
トリメトキシシラン6重量部とメチルトリメトキシシラ
ン4重量部を添加して均一に撹拌した。次にテトライソ
プロポキシチタン1重量部を添加して撹拌した。この混
合物は一度急激に粘度が上昇するが撹拌を続けるにした
がって粘度は徐々に低下した。30分間撹拌をした後、
2−イソシアネートエチルメタクリレート4重量部およ
び2,2−ジエトキシアセトフェノン1重量部を配合し
て硬化性組成物を調製した。
【0043】
【表1】
【0044】実施例2〜3 実施例1と同様の手順で表1のようにジイソプロポキシ
ビス(アセト酢酸エチル)チタンを2重量部、N−ベン
ジルアミノプロピルトリメトキシシラン6重量部、テト
ラブトキシチタンを1重量部を用いて硬化性組成物を調
製した。
【0045】比較例1〜6 表1のような組成物を実施例1と同じ手順で調製した。
比較例6は混合中に粘度が上昇してゲル化した。
【0046】
【発明の効果】本発明の組成物を使用することにより従
来では製造過程に加熱が必要であったり、反応時間が非
常に長かったオルガノポリシロキサンが簡便に、しかも
硬化物の物性が優れている湿気硬化、光硬化の何れの硬
化方法を行い得る硬化性オルガノポリシロキサンを得る
ことができる。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI // C08F 299/08 C08F 299/08 C08G 77/388 C08G 77/388 (56)参考文献 特開 平1−282263(JP,A) 特開 平5−295271(JP,A) 特開 平6−345974(JP,A) 特開 平7−33987(JP,A) 特開 平6−88029(JP,A) 特開 平8−295847(JP,A) 特開 平7−224133(JP,A) 特開 昭61−127718(JP,A) 特開 平5−295272(JP,A) 特開 平5−320517(JP,A) 特開 平6−158024(JP,A) 特開 平5−331447(JP,A) 特開 平1−318028(JP,A) 特開 平7−145323(JP,A) 米国特許5409963(US,A) 米国特許5405888(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08L 83/00 - 83/16 C09D 183/00 - 183/16 C09J 183/00 - 183/16 C08F 290/00 - 290/14 C08F 299/00 - 299/08 CA(STN) REGISTRY(STN)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記(A)と下記(B)を混合し撹拌した
    後、下記(E)を添加し室温で混合してその後下記
    (C)と下記(F)を混合することを特徴とする硬化性
    オルガノポリシロキサン組成物の製造方法。 (A)一般式 【化1】 (式中、Rは一価の炭化水素基であり、nは25℃での
    粘度が10mPa・s〜1000Pa・sの範囲になる
    数値)で表される分子鎖両末端が水酸基で封鎖されたジ
    オルガノポリシロキサン100重量部 (B)一般式 【化2】 (式中R は二価の炭化水素基、R 、R は一価
    の炭化水素基、R は水素または一価の炭化水素基、
    mは0〜4の整数、aは0〜1である)で示される1分
    子中にアルコキシシリル基の加水分解基を2個または3
    個もち、他の反応基としてアミノ基をもつ反応性シラン
    化合物0.5〜20重量部 (C)ビニル基含有イソシアネート0.5〜30重量部 (E)一般式 【化4】 (式中、R は炭素原子数10までの脂肪族炭化水素
    基である)で示されるチタン化合物および/またはチタ
    ンキレート化合物0.1〜10重量部 (F)光重合開始剤0.1〜10重量部
  2. 【請求項2】前記(A)と前記(B)にさらに下記
    (D)成分を混合し撹拌した後、前記(E)を添加し室
    温で混合してその後前記(C)と前記(F)を混合する
    ことを特徴とする請求項1に記載の硬化性オルガノポリ
    シロキサン組成物の製造方法。 (D)一般式 【化3】 (式中R は一価の炭化水素基、R は一価の炭化水
    素基またはアルコキシ基置換炭化水素基、bは0〜2で
    ある)で示されるアルコキシシラン化合物及びその部分
    加水分解縮合物から選ばれる化合物0.5〜20重量部
  3. 【請求項3】前記(E)のチタン化合物がテトラアルキ
    ルチタネートであり、アルキル基の炭素数が4以下の脂
    肪族炭化水素基である請求項1または請求項2の硬化性
    オルガノポリシロキサン組成物の製造方法。
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